JPH07306154A - ウエハの異物検出方法 - Google Patents

ウエハの異物検出方法

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JPH07306154A
JPH07306154A JP11969794A JP11969794A JPH07306154A JP H07306154 A JPH07306154 A JP H07306154A JP 11969794 A JP11969794 A JP 11969794A JP 11969794 A JP11969794 A JP 11969794A JP H07306154 A JPH07306154 A JP H07306154A
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wafer
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light
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JP11969794A
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Takahiro Jingu
孝広 神宮
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種のICチップの配線パターンによる、ス
ポットSP の散乱光を除去して付着異物を良好に検出す
る。 【構成】 複数本の光ファイバ42と、これらに接続され
た複数個の光電変換センサ43よりなる受光系4と、各光
電変換センサ43の検出信号を処理して散乱光データを作
成するMPU61、および各光ファイバ42に対応したメモ
リセルmS を有するMEM61を設け、予め、テストウエ
ハ1’のスポット走査を行い、その配線パターンPTの
散乱光LR ’の輝点データを作成して各msに記憶し、
被検査のウエハ1を走査してえられた散乱光データか
ら、mS に記憶された輝点データに一致するものを除去
し、残りの総和を算出して異物データとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ウエハに付着した異
物の検出方法に関し、詳しくはICチップの配線パター
ンが形成されたウエハ(パターン付きウエハ)を対象と
し、配線パターンによる散乱光を除去してS/N比を向
上した、異物検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はパターン付きのウエハ1の表面の
一部を示し、その表面にはオリフラ(OF)の方向を基
準として、複数のICチップ11が多段階の形成工程によ
り形成されている。各ICチップ11はメモリセルやトラ
ンジスタなどに対する配線パターンPTを有し、これに
異物pが付着するとICチップ11の品質が劣化するの
で、各形成工程ごとに、異物検査装置により異物の有無
が検査されている。
【0003】図4は異物検査装置の基本構成を示す。被
検査のウエハ1はXY移動ステージ2に載置されて吸着
される。これに対して検査光学系3が設けられ、その投
光系31の光源311 よりのレーザビームLT が、集束レン
ズ312 によりスポットSP に集束されてウエハ1の表面
に投射され、ウエハ1のX,Y方向の交互の移動によ
り、表面がスポットSP によりXY走査される。表面の
付着異物pと配線パターンPTによりスポットSP は散
乱し、それぞれの散乱光LR,LR ’は受光系32の集光レ
ンズ321 により集光される。この場合、配線パターンP
Tによる散乱光LR ’はS/N比を悪化して有害である
から、これを除去する必要があり、その一方法として、
集光レンズ321 のフーリェ変換面Fに空間フィルタ322
を設けて散乱光LR ’が除去され、異物pの散乱光LR
はこれを透過して受光器323 に受光され、その受光信号
は図示しない信号処理部により処理されて異物pが検出
される。
【0004】ここで、集光レンズ321 のフーリェ変換面
Fについて付言すると、配線パターンPTには規則的な
配列部分があり、その部分の散乱光LR ’はフーリェ変
換面Fに、やはり規則的に配列された特定のパターンに
分布して結像される。これに対して異物pの散乱光LR
は不規則、またはランダムに分散する特性があり、前記
の空間フィルタ322 は、この特定のパターン分布を遮断
するものを使用して、散乱光LR ’が除去される。ただ
し、ICチップ11には、メモリチップやロジックチップ
などの各種があり、またそれぞれは形成工程により、異
なる配列や寸法の配線パターンPTが形成されるので、
それぞれのフーリェ変換面Fにおける散乱光LR ’のパ
ターン分布も異なり、空間フィルタ322 はこれらに対応
した遮断特性が必要である。しかし実際には、比較的に
簡単なパターン分布に対する空間フィルタ322 が実用さ
れているのが現状である。
【0005】前記は集光レンズ321 のフーリェ変換面F
に着目したものであるが、視点を替えて、配線パターン
PTの散乱光LR ’そのものの分布特性についての測定
が、この発明の発明者らによりなされた。図6はその測
定方法を示すもので、集光レンズ321 の代わりに透明な
ガラス板Gをおき、ウエハ1の表面に対して傾斜角θT
で、かつ配線パターンPTに対して角度θR でスポット
SP を投射して、G面上の散乱光LR ’の分布状態を観
察すると、やはり、各配線パターンPTに対応した特定
のパターンに分布をすることが認められた。
【0006】図7は、例として2種類のICチップをと
り、それぞれのある形成工程における散乱光LR ’のパ
ターン分布を示す。なお点線の円SP ’は、スポットS
P のG面における範囲を示す。図7の(a) は、メモリチ
ップのゲートパターンの形成工程を対象とし、θT =5
°〜30°、θR =0°とした場合で、散乱光LR ’の
パターン分布は、ほぼ等間隔にならんだ比較的に小数の
輝点iよりなる。なお各輝点iは双曲線上に分布してい
るが、これはG面が平面であるために生じた、いわゆる
糸巻き歪みによるものである。これに対して(b) は、ロ
ジックチップのアルミニューム配線工程を対象とし、θ
T =5°、θR =0°,45°または90°とした場合
で、輝点iは間隔が狭くなって個数がかなり増加してい
る。θR =0°と90°では、互いに直角をなして同等
であるが、θR =45°では左半分に輝点iが存在しな
い、すなわちパターン分布は、角度θR によっても変化
することが認められる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、前記は、集光レ
ンズ321 の位置における散乱光LR ’のパターン分布で
あるが、フーリェ変換面Fにおいても、間隔や配列は異
なるとしても、やはり特定のパターン分布をなすので、
これらのそれぞれに対して、空間フィルタ322 を製作し
て準備し、配線パターンPTに応じて取り替えることが
必要であるが、しかし多種類の配線パターンPTに対す
る準備と取り替えは効率的でない。そこで、パターン分
布の各輝点iを除去できる効率的な手段が望まれてい
る。ただしこの手段は、フーリェ変換面Fでなく、集光
レンズ321 の位置に設けてもよい筈である。この発明は
以上に鑑みてなされたもので、各種のICチップのパタ
ーン形成工程における、配線パターンPTの散乱光LR
’を除去して、異物を良好に検出するウエハの効率的
な異物検出方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の目的
を達成するウエハの異物検出方法であって、前記の異物
検査装置において、ウエハの表面に投射されたスポット
に対向して放射状に配列され、スポットの散乱光を受光
する複数本の光ファイバ、および該各光ファイバにそれ
ぞれ接続された複数個の光電変換センサとにより構成さ
れた受光系と、各光電変換センサの検出信号を処理して
散乱光データを作成するマイクロプロセッサ、および各
光ファイバに対応するメモリセルまたはメモリエリアを
有するメモリを設ける。予め、被検査のパターン付きウ
エハまたは同一の配線パターンを有するテストウエハに
対して、スポット走査を行い、配線パターンにより散乱
され、特定のパターンに分布する輝点を各光ファイバの
いずれかに受光し、受光信号が入力した光電変換センサ
の各検出信号を、マイクロプロセッサにより処理して輝
点データを作成し、輝点を受光した光ファイバに対応す
るメモリセルまたはメモリエリアに記憶する。被検査の
パターン付きウエハに対するスポット走査により、異物
と配線パターンとが散乱する散乱光を各光ファイバによ
り受光し、各光電変換センサの検出信号よりえられる散
乱光データのうちの、メモリセルまたはメモリエリアに
記憶された輝点データに一致するものを除去し、残りの
各散乱光データの総和を算出し、算出された総和を異物
データとして出力するものである。
【0009】
【作用】前記の受光系は、スポットに対向し、その散乱
光を受光する複数本の光ファイバを有するので、従来の
集光レンズと受光器は不要である。各光ファイバは、ウ
エハの表面の付着異物と配線パターンによるスポットの
散乱光をそれぞれ受光し、各光電変換センサは各散乱光
を検出して検出信号を出力し、各検出信号はマイクロプ
ロセッサにより処理されて散乱光データが作成され、各
散乱光データは、受光した光ファイバに対応するメモリ
セルに記憶される。異物検査の前に、予め、被検査のパ
ターン付きウエハまたは同一の配線パターンを有するテ
ストウエハを、XY移動ステージに載置してスポット走
査を行う。配線パターンは、その形状と寸法により特定
のパターンに分布した輝点を散乱し、各輝点は光ファイ
バのいずれかに受光されて光電変換センサに入力し、そ
れぞれの検出信号は、マイクロプロセッサにより処理さ
れて輝点データが作成され、これらは、輝点を受光した
光ファイバに対応するメモリセルに記憶される。
【0010】被検査のパターン付きウエハに対してスポ
ット走査を行うと、各光ファイバは異物と配線パターン
とによる散乱光を受光し、それぞれの光電変換センサの
各検出信号がマイクロプロセッサにより処理されて散乱
光データが作成され、これらのうちの、メモリセルに記
憶された輝点データに一致するものは除去され、残りの
各散乱光データの総和を算出し、これが異物データとし
て出力される。前記のように、配線パターンの散乱光
は、マイクロプロセッサのソフト処理により除去される
ので、前記した空間フィルタによる除去方法に比較して
フレキシブルで、任意のICチップと、それぞれの形成
工程における各種の配線パターンに適用することがで
き、それぞれの散乱光が除去されてS/N比が向上し、
異物を良好に検出することができる。
【0011】
【実施例】図1および図2は、この発明の一実施例を示
し、図1は、この発明を適用した異物検査装置10の構
成図、図2は図1の部分図で、(a) は受光系4の各光フ
ァイバ41の配列図、(b) はメモリ62の、各光ファイバ41
に対応するメモリセルmSを有するメモリエリアAの配
列図である。図1において、異物検査装置は、前記した
図4と同一のXY移動ステージ2と投光系31を具備し、
受光系4と信号処理部5およびデータ処理部6を設けて
構成される。
【0012】受光系4は、ウエハ1の表面に投射された
スポットSP に対向して配設され、スポットSP を中心
とする半球面をなす保持具41と、半球面の複数の箇所に
ほぼ均等に配列された複数n本の光ファイバ42-1, 〜42
-n、および各光ファイバ42の端末にそれぞれ接続された
n個の光電変換センサ(S1 〜Sn) 43-1,〜43-nとによ
り構成される。信号処理部5は、各光電変換センサ43に
接続されたn個のA/D変換器 51-1,〜51-nと、これら
が接続されたマルチプレクサ(MPX)52よりなり、デ
ータ処理部6は、マイクロプロセッサ(MPU)61とメ
モリ(MEM)62よりなる。なお光ファイバ42は、微小
な直径の素線を束ねて適当な太さのバンドルとしたもの
を使用し、その本数nは大きいほどよいが、しかし大き
いほど、光電変換センサ43とA/D変換器 51 の個数が
増えるので、これらを勘案すると、例えば数十本程度が
適当である。
【0013】以下図1,2により、前記の異物検査装置
における異物検査手順を説明する。異物検査に先立っ
て、まずテストウエハ1’のテストを行う。テストウエ
ハ1’としては、被検査のパターン付きウエハ1または
同一の配線パターンPTを有し、できるだけ付着異物p
が少ないものを選定し、これをXY移動ステージ2に載
置して、スポットSP によりその表面をXY走査する。
XY走査により、配線パターンPTの散乱光LR ’の各
輝点iは、いずれかの光ファイバ42により受光されて、
それぞれの光電変換センサ43により検出される。各検出
信号はA/D変換器51によりデジタル化され、MPX52
の切り換えにより、MPU61に取り込まれ、その処理に
より輝点データが作成され、各輝点データは、MEM62
の、輝点iを受光した光ファイバ42に対応するメモリセ
ル(mS)に逐次に記憶される。
【0014】図2において、散乱光LR ’の各輝点i
が、前記した図7(a) の場合と同様のパターン分布をな
すときは、各輝点iは、(a) に×印で示す光ファイバ42
にそれぞれ受光され、MPU61により作成された各輝点
データは、受光した光ファイバ42に対応した、(b) に×
印で示すmS に記憶される。この場合、スポットSP の
直径はICチップ11よりかなり小さいので、これをスポ
ットSP の直径程度に区分し、それぞれに対するスポッ
ト走査を行う。またMEM62には、ICチップ11の1個
分のメモリエリアAとり、ICチップ11の全域の走査に
よりえられる各輝点データを各mS に記憶すると準備が
終了する。
【0015】パターン付きウエハ1に対する異物検査に
おいては、前記と同様のスポット走査を行い、各光ファ
イバ42に受光された異物pと配線パターンPTの散乱光
LR,LR ’は、それぞれの光電変換センサ43により検出
され、各検出信号はA/D変換器51によりデジタル化さ
れて、MPX52の切り換えにより、MPU61に取り込ま
れて処理され、散乱光データが作成される。各散乱光デ
ータのうちの、メモリセルmS に記憶されている各輝点
データと一致するものは、配線パターンPTの散乱光L
R ’によるものであるから、これらが除去され、残りの
散乱光データの総和を算出し、これが異物データとして
出力される。
【0016】以上は、配線パターンPTやウエハ上のパ
ターンと一致する散乱光の各輝点データをメモリ上に記
憶してこの記憶データにより不要な前記の散乱光成分の
検出データを除去するものであるが、検査の高速化のた
めに、図5に示すような回路をA/D変換回路の後に設
けるとよい。この回路は、A/D変換回路51(51-1か
ら51-n)の後にあるMPXS2 に換えて減算回路52
(52-1から52-n)と加算回路53を追加したものであ
り、減算回路52は、それぞれレジスタを有していて、
検査の際には、メモリ62からMPU61により読出さ
れた各輝点データが各ファイバ42-1から42-nのそれぞれ
に対応してそれぞれのレジスタに設定される。そして、
各ファイバで検出される散乱光の測定値は、それぞれメ
モリ62に記憶されたそれぞれに対応する輝点データか
らこの減算回路52によりデジタル演算処理により減算
された値が加算回路53にそれぞれ出力される。
【0017】その結果、減算された各ファイバ対応の検
出値が値加算回路53に加えられ、加算回路53は、そ
れぞれの減算回路(52-1から52-n)の値をデジタル値で
加算して、これを現在検査している位置における異物デ
ータとしてMPU61に送出する。MPU61は、これ
をメモリ62の現在の検査位置に対応する所定の領域に
記憶する。この後に、記憶された異物データは、所定の
閾値と比較されて異物か、否か、異物の大きさ等が判定
される。
【0018】以上説明してきたが、実施例では、ファイ
バに対応する記憶エリアあるいはセルを設けてそこに輝
点のデータを記憶するようにしているが、ファイバに対
応する識別コードを付してメモリに記憶するようにすれ
ば、対応したメモリエリアあるいはセルに記憶しなくて
ももよいことはもちろんである。
【0019】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による異
物検出方法においては、複数の光ファイバと光電変換セ
ンサよりなる受光系を設け、予めテストウエハをスポッ
ト走査して、その配線パターンによる散乱光の、特定の
パターンに分布する輝点データをMPUにより作成して
メモリセルに記憶し、被検査のウエハの異物検査におい
ては、MPUにより作成された散乱光データのうちか
ら、メモリセルに記憶された輝点データに一致するもの
を除去し、残りの散乱光データの総和を異物データとす
るもので、配線パターンの散乱光はMPUのソフト処理
により除去されるので、従来の空間フィルタによる除去
方法に比較してフレキシブルで、任意のICチップと、
その形成工程における各種の配線パターンに適用するこ
とができ、それぞれの散乱光が除去されてS/N比が向
上し、異物を良好に検出できる効果には大きいものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例における異物検査
装置の構成図である。
【図2】図2は、図1の部分図を示し、(a) は各光ファ
イバ41の配列図、(b) はメモリ62の各メモリセルmS の
配列図である。
【図3】図3はパターン付きのウエハ1の一部表面図で
ある。
【図4】図4は、パターン付きウエハ1に対する異物検
査装置の基本構成図である。
【図5】図5は、この発明の他の一実施例における異物
検査装置のA/D変換回路の後に設けられる処理回路の
構成図である。
【図6】図6は、配線パターンPTの散乱光のパターン
分布特性の測定方法の説明図である。
【図7】図7は、図6の測定方法によりえられたパター
ン分布特性を例示するパターン図である。
【符号の説明】
1…パターン付きウエハ、1’…テストウエハ、11…I
Cチップ、2…XY移動ステージ、3…従来の検査光学
系、31…投光系、311 …光源、312 …集束レンズ、32…
受光系、321 …集光レンズ、322 …空間フィルタ、323
…受光器、4…この発明の受光系、41…保持具、42…光
ファイバ、43…光電変換センサ、5…信号処理部、51…
A/D変換器、52…マルチプレクサ(MPX)、6…デ
ータ処理部、61…マイクロプロセッサ(MPU)、62…
メモリ(MEM)、OF…オリフラ、p…異物、PT…
配線パターン、SP …レーザのスポット、F…フーリェ
変換面、G…半透明なガラス板、i…散乱光の輝点、A
…メモリエリア、mS …メモリセル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】XY移動ステージに載置された被検査のパ
    ターン付きウエハの表面に対して、レーザスポットを投
    射してXY走査する投光系と、該スポットの散乱光を受
    光する受光器を有する受光系とを具備する異物検査装置
    において、前記ウエハの表面に投射されたスポットに対
    向して放射状に配列され、該スポットの散乱光を受光す
    る複数本の光ファイバ、および該各光ファイバにそれぞ
    れ接続された複数個の光電変換センサとにより構成され
    た前記受光系と、該各光電変換センサの検出信号を処理
    して散乱光データを作成するマイクロプロセッサ、およ
    び前記各光ファイバに対応するメモリセルまたはメモリ
    エリアを有するメモリを設け、 予め、前記被検査のパターン付きウエハまたは同一の配
    線パターンを有するテストウエハに対して、前記スポッ
    ト走査を行い、該配線パターンにより散乱され、特定の
    パターンに分布する輝点を、前記各光ファイバのいずれ
    かに受光し、該受光信号が入力した前記光電変換センサ
    の各検出信号を、前記マイクロプロセッサにより処理し
    て輝点データを作成し、該輝点を受光した光ファイバに
    対応する前記メモリセルまたはメモリエリアに記憶し、 前記被検査のパターン付きウエハに対する前記スポット
    走査により、前記異物と配線パターンとが散乱する各散
    乱光を、前記各光ファイバにより受光し、前記各光電変
    換センサの検出信号よりえられる前記散乱光データのう
    ちの、前記メモリセルまたはメモリエリアに記憶された
    輝点データに一致するものを除去し、残りの各散乱光デ
    ータの総和を算出し、該算出された総和を異物データと
    して出力することを特徴とする、ウエハの異物検出方
    法。
  2. 【請求項2】前記各ファイバの輝点データは、前記各フ
    ァイバの識別コードとともに単にメモリに記憶されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のウエハの異物検出方法。
  3. 【請求項3】XY移動ステージに載置された被検査のパ
    ターン付きウエハの表面に対して、レーザスポットを投
    射してXY走査する投光系と、該スポットの散乱光を受
    光する受光器を有する受光系とを具備する異物検査装置
    において、前記ウエハの表面に投射されたスポットに対
    向して放射状に配列され、該スポットの散乱光を受光す
    る複数本の光ファイバ、および該各光ファイバにそれぞ
    れ接続された複数個の光電変換センサとにより構成され
    た前記受光系と、該各光電変換センサの検出信号を処理
    して散乱光データを作成するマイクロプロセッサ、およ
    び前記各光ファイバに対応するメモリセルまたはメモリ
    エリアを有するメモリを設け、 予め、前記被検査のパターン付きウエハまたは同一の配
    線パターンを有するテストウエハに対して、前記スポッ
    ト走査を行い、該配線パターンにより散乱され、特定の
    パターンに分布する輝点を、前記各光ファイバのいずれ
    かに受光し、該受光信号が入力した前記光電変換センサ
    の各検出信号を、前記マイクロプロセッサにより処理し
    て輝点データを作成し、該輝点を受光した光ファイバに
    対応する前記メモリセルまたはメモリエリアに記憶し、 前記被検査のパターン付きウエハに対する前記スポット
    走査により、前記異物と配線パターンとが散乱する各散
    乱光を、前記各光ファイバにより受光し、前記各光電変
    換センサの検出信号よりえられる前記各ファイバの前記
    散乱光データを前記メモリセルまたはメモリエリアに記
    憶された輝点データから減算した総和を算出し、該算出
    された総和を異物データとして出力することを特徴とす
    る、ウエハの異物検出方法。
  4. 【請求項4】前記各ファイバの輝点データは、前記各フ
    ァイバの識別コードとともに単にメモリに記憶されるこ
    とを特徴とする請求項3記載のウエハの異物検出方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343331A (ja) * 2005-06-06 2006-12-21 Kla Tencor Technologies Corp 試料のエッジ検査のためのシステム及び方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343331A (ja) * 2005-06-06 2006-12-21 Kla Tencor Technologies Corp 試料のエッジ検査のためのシステム及び方法

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