JPH0730614A - 自動試験装置 - Google Patents

自動試験装置

Info

Publication number
JPH0730614A
JPH0730614A JP5153338A JP15333893A JPH0730614A JP H0730614 A JPH0730614 A JP H0730614A JP 5153338 A JP5153338 A JP 5153338A JP 15333893 A JP15333893 A JP 15333893A JP H0730614 A JPH0730614 A JP H0730614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
test
functional unit
rack
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5153338A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Okawa
喜一 大川
Shigetoshi Aisaka
繁利 相坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5153338A priority Critical patent/JPH0730614A/ja
Publication of JPH0730614A publication Critical patent/JPH0730614A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 架構成装置の諸機能を効率よく試験できる自
動試験装置を提供する。 【構成】 架に実装した架構成装置の自動試験装置にお
いて、機能部の種類毎に設けた試験データであって、機
能部の設定又は制御を行う部分の固定データと、実装位
置を特定する部分の変数データとを備えるものを記憶す
る第1の記憶手段1と、実装状態に応じて記述したスケ
ジュールデータであって、試験データ(又は機能部の種
類)を特定する識別IDと実装位置を特定するアドレス
データとを関連付けて備えるものを記憶する第2の記憶
手段2と自動試験を制御する制御部3とを備え、制御部
3は第2の記憶手段2の識別IDに従って第1の記憶手
段1より対応する試験データを呼び出すと共に変数デー
タを第2の記憶手段2の識別IDに関連付けたアドレス
データで置き換えて試験を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動試験装置に関し、更
に詳しくは同一及び又は異なる種類の複数の機能部を架
に実装して成る架構成装置の自動試験装置に関する。今
日、通信設備の普及に伴い、ユーザの通信設備に対する
要求も多様化している。これに対してメーカ側では、例
えば伝送装置を架構成とすると共に、ここに搭載する各
機能部(例えば高/低速の通信用インタフェース部)に
夫々CPUを配置するなどして該機能部の多機能化、高
機能化を図り、こうして1台の伝送装置に高機能/多種
類/多チャネルの通信用インタフェースを任意の実装パ
ターンで搭載できるようにして、ユーザの様々な要求に
応じた自由な装置構成を可能としている。そこで、この
ような自由構成の架構成装置の諸機能を少ない作業工数
で効率よく試験できる自動試験装置の提供が望まれる。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の自動試験装置を説明する図
で、図において30は従来の自動試験装置、41 〜4q
は試験に使用する測定器、5は測定器41 〜4q を収容
するスイッチボックス(スキャナユニット)、61 〜6
j はスイッチボックス5の出力側端子OP1 〜OPj
接続した試験用ケーブル、33はCPUを内蔵すると共
に自動試験制御を行う制御部、7は制御部33に接続し
た試験用ケーブルである。更に、40は伝送装置、41
1 〜41r は低速側IF部、42は多重化部、43は高
速側IF部、44は伝送装置40の主制御を行う装置制
御部、45は通信システム全体の制御・監視を行う外部
制御・監視装置、511 ,512 は端末装置である電話
機、52は同じくパーソナルコンピュータ(PC)、5
3は同じくファクシミリ(FAX)である。
【0003】このような通信システムのユーザへの設置
後は、伝送装置40の低速側IF部411 〜41r の各
チャネルIF部には夫々ユーザ所望の端末装置511
52,…,53,512 が接続され、かつ高速側IF部
43は所定の回線に接続されて、外部制御・監視装置4
5による制御・監視の下で、装置制御部44は各端末装
置の終端及びデータ多重伝送等の制御を行う。
【0004】一方、ユーザへの設置前では、例えば工場
においてこのような伝送装置40の試験を単体で行う必
要があり、このために図示のような自動試験装置30が
必要となる。この例では、外部制御・監視装置45に代
えて自動試験装置30の制御部33を試験用ケーブル7
を介して装置制御部44のインタフェースに接続し、か
つ端末装置511 ,52,…,53,512 に代えてス
イッチボックス5からの各試験用ケーブル61 〜6j
低速側IF部411 〜41r の各チャネルIF部の所要
インタフェースに接続している。この場合に、高速側I
F部43は例えば他の通信システムに接続されており、
これらの連携動作により伝送装置40の試験を行う。
【0005】図7は伝送装置の一例の架構成を説明する
図である。伝送装置40の架は3段のシェルフ1〜3
と、7列のスロット1〜7とを備えており、ユーザの発
注仕様に応じて対応する各種IFカード等が対応する場
所にレイアウトされる。なお、この例では低速側IF部
41を構成する1枚のIFカードは2チャネル分のチャ
ネルIF部CH1,CH2を有している。
【0006】図8は従来の自動試験制御を説明する図で
ある。処理では制御部33は例えばシェルフNo=
2,スロットNo=1,チャネルNo=1を指定するこ
とにより1枚目のIFカードの最初のチャネルIF部C
H1を特定し、ここに試験項目1の実行に必要な動作パ
ラメータ等を設定する。これは好ましくは制御部33か
ら装置制御部44に向けての後述するフォーマットされ
た試験データ(実行データ)の送信によって行われる。
処理では当該チャネルIF部のタイプ(例えば音声=
A,V24データ=B,X21データ=C等)に応じた
試験項目1の実行に必要な測定器4を選択すると共に、
ここに必要な測定パラメータ等の設定制御を行う。処理
ではスイッチボックス5を制御して測定器4をチャネ
ルIF部に接続する。処理では測定(試験)を開始
し、処理では必要な測定値を読み取る。例えば測定器
4が単機能測定器(レベル計等)の場合はその測定値は
単一であるが、複合機能測定器(エラー測定器等)の場
合は得られた多項目の測定値(ビットエラー数,ビット
エラー率,クロックライン周波数等)から試験項目1の
測定に必要な測定値を選択する。そして、処理では測
定結果を判定する。この場合に、良否判定のための規格
値は試験をするチャネルIF部のタイプによっても異な
る。
【0007】次いで同チャネルIF部に対して項目2の
試験を実行し、更に同様にして項目mまでの試験を実行
する。次に、シェルフNo=2,スロットNo=1,チ
ャネルNo=2を指定することにより1枚目のIFカー
ドの2番目のチャネルIF部CH2を特定し、そのタイ
プ(例えばB)に応じた項目1〜jまでの試験を行う。
以下、同様にしてr枚目までのIFカードの試験を行
う。
【0008】このように、チャネルIF部のタイプが同
一でもその実装位置が変わると、制御部33はチャネル
IF部に送出する試験データ(実行データ)のアドレス
情報及びスイッチボックス5の接続制御データ等を変え
る必要がある。従来、このような試験データ(実行デー
タ)の作成方法としては、 制御部33のプログラム言語を使用して作成した制御
プログラムに予めチャネルIF部の実装アドレス情報を
含めた状態でコンパイルする 制御部33の制御プログラムが直接に利用できるよう
なフォーマットで別途にチャネルIF部の実装アドレス
情報を含めた試験データ(実行データ)を作成してお
き、これを制御プログラムの外部に試験データファイル
として配置するの2方法があった。
【0009】前者は、コンパイル等の中間操作を必要
とし、制御プログラムの作成、変更が煩雑となるのであ
まり使用されていない。後者では、作成した試験デー
タ(実行データ)が制御部33によって直接的に使用さ
れる上、ファイルデータの作成、変更が比較的容易であ
ることから、今日、広く一般に採用されている。図9は
従来の試験データファイルを説明する図である。
【0010】従来は、図示の如く試験を行うチャネルI
F部毎にその実装アドレス情報(即ち、シェルフNo,
スロットNo,チャネルNo)を特定した各種タイプの
試験データ(実行データ)A,B,…,C,Aを作成し
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような試
験データファイルのデータ量は一般に膨大なものとな
り、その作成には多大の時間と労力を要する。一例のデ
ータ量を試算すると、1CH当たりの試験機能数(5〜
10)×1IFカード当たりのCH数(2〜6)×1装
置のカード数(10〜50)×1試験機能当たりのデー
タ量(100〜500バイト)=10,000〜1,5
00,000バイトとなり、これは極めて膨大である。
【0012】しかも、伝送装置40の実装パターン(チ
ャネルIF部の種類、数、配置等)はユーザの発注毎に
異なっており、このためにユーザの発注毎に対応する試
験データファイルを作成しなくてはならないが、ユーザ
による最終仕様の決定は、通常、納期の1か月〜1週間
前と短く、このために従来は出荷前に十分な試験を行う
ことが極めて困難であった。
【0013】更に、このような試験データファイルの保
存には大量のフロッピーディスクが必要になる。一例の
フロッピーディスク数を試算すると、例えば装置1台当
たりの試験データ量を500,000バイトとした場合
に、年間出荷代数(500台)÷1フロッピー当たりの
試験データファイル格納数(2)=250枚/年にもな
る。
【0014】上記課題は、伝送装置40の自動試験に限
らず、例えばコンピュータシステムにおけるメインフレ
ーム、I/Oチャネルフレーム等、他の様々な架構成装
置の自動試験においても存在する。従って、本発明の目
的は、簡単で、かつ少ない試験用スケジュールデータの
作成により任意に構成された架構成装置の諸機能を効率
よく試験できる自動試験装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明の自動試験装置は、同
一及び又は異なる種類の複数の機能部を架に実装して成
る架構成装置の自動試験装置において、少なくとも試験
をすべき機能部の種類毎に設けた1又は2以上の試験デ
ータであって、該機能部の設定又は制御を行う部分の固
定データと、該機能部の実装位置を特定する部分の変数
データとを備えるものを記憶する第1の記憶手段1と、
試験をすべき機能部の実装状態に応じて記述したスケジ
ュールデータであって、前記試験データ又は試験をすべ
き機能部の種類を特定する識別IDと該機能部の実装位
置を特定するアドレスデータとを関連付けて備えるもの
を記憶する第2の記憶手段2と、架構成装置の自動試験
を制御する制御部3とを備え、制御部3は試験実行時に
第2の記憶手段2の識別IDに従って第1の記憶手段1
より対応する試験データを呼び出すと共に該試験データ
の変数データを第2の記憶手段2の前記識別IDに関連
付けたアドレスデータで置き換えて試験を実行するもの
である。
【0016】
【作用】図において、第1の記憶手段1は、少なくとも
試験をすべき機能部の種類毎に設けた1又は2以上のオ
リジナルの試験データA〜Kであって、該機能部の設定
又は制御を行う部分の固定データと、該機能部の実装位
置を特定する部分の変数データa〜cとを備えるものを
記憶している。
【0017】一方、第2の記憶手段2は、試験をすべき
機能部の実装状態に応じて記述したスケジュールデータ
であって、前記オリジナルの試験データA〜又はK又は
試験をすべき機能部の種類を特定する識別ID(例えば
A〜又はK)と該機能部の実装位置を特定するアドレス
データ(例えばシェルフNo,スロットNo,チャネル
No)とを関連付けて備えるものを記憶している。
【0018】そして、制御部3は、試験の実行時に、第
2の記憶手段2の識別ID(A〜又はK)に従って第1
の記憶手段1より対応するオリジナルの試験データA〜
又はKを呼び出すと共に、該試験データA〜又はKの変
数データa〜cを第2の記憶手段2の前記識別IDに関
連付けたアドレスデータ(a=シェルフNo,b=スロ
ットNo,c=チャネルNo)で置き換えて実行データ
を作成し、架構成装置全体の試験を自動的に行う。
【0019】このように、本発明によるオリジナルの試
験データA〜Kは、少なくとも試験をすべき機能部の種
類毎にあれば良く、全機能部の試験を行う際にはこれら
を共用できる。従って、このような試験データA〜Kは
一旦作成すれば試験の度に作成する必要は無く、もって
試験のための作業工数が大幅に削減される。また本発明
によるスケジュールデータは、オリジナルの試験データ
(又は試験をすべき機能部)の識別IDと該機能部の実
装位置を特定するアドレスデータ(例えばシェルフN
o,スロットNo,チャネルNo)とを関連付けて記述
するだけの極めて簡単なものである。従って、任意構成
の架構成装置に対してもそのスケジュールデータの作
成、変更を短時間で容易に行える。
【0020】また本発明によれば、架構成装置に実際に
送られる試験データ(即ち、実行データ)は、試験実行
時に、オリジナルの試験データA〜又はKとスケジュー
ルデータのアドレスデータとから自動的に生成される。
従って、従来のように各機能部の実装位置毎にその実装
位置情報を含んだ試験データ(実行データ)を予め生成
しておく必要がないので、本発明によるスケジュールデ
ータとオリジナルの試験データA〜Kは全体として極め
てサイズが小さい。しかも、このような試験用ライブラ
リとしては、架構成装置毎にスケジュールデータのみを
保存しておば良いから、ライブラリの保管、管理が容易
である。
【0021】好ましくは、アドレスデータは機能部を構
成するカードを架構成装置に挿入するためのスロット番
号を含んでいる。また好ましくは、機能部の試験に供す
る1又は2以上の測定器4と、該測定器4を入力側端子
に収容するスイッチボックス5であって、その複数の出
力側端子との間の接続を制御部3により制御されるもの
と、スイッチボックス5の複数の出力側端子と複数の機
能部との間を夫々に接続する試験用ケーブル6とを備
え、スケジュールデータは、試験データ又は試験をすべ
き機能部の種類を特定する識別IDと機能部の実装位置
を特定するアドレスデータとに加え、当該機能部と試験
用ケーブル6との接続情報を更に関連付けて備える。
【0022】例えば図6のような伝送装置40を試験す
る場合には測定器4、スイッチボックス5及びその試験
用ケーブル6等の付帯設備が必要となる。かかる場合で
も、スケジュールデータに試験を行うべき機能部と試験
用ケーブル6との接続情報を予め関連付けて記述してお
けば、試験実行時にはこれらの付帯設備を自動的かつ適
正に制御できる。
【0023】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例の自動試
験装置のブロック図で、図において1はRAM,ROM
又はハードディスク装置等から成る第1の記憶手段、2
はRAM,EPROM又はフロッピーディスク装置等か
ら成る第2の記憶手段、3はCPUを内蔵すると共に自
動試験制御を行う制御部、41 〜4q は試験に使用する
測定器、5は測定器41 〜4q を収容するスイッチボッ
クス(スキャナユニット)、6はスイッチボックス5の
出力側端子OP1 〜OPj に接続した試験用ケーブル、
7は制御部3に接続した試験用ケーブル、20はスケジ
ュールデータを作成するための外部のパーソナルコンピ
ュータである。なお、スケジュールデータの作成は制御
部3自信を使用して行っても良い。
【0024】本実施例の自動試験装置は図6の場合と同
様にして伝送装置40に各試験用ケーブル6,7を接続
し、伝送装置40の自動試験を行う。なお、この場合に
測定器4は低速側IF部のみならず必要なら高速側IF
部、多重化部に接続してこれらの部分の試験を行っても
よい。図3は実施例の試験データを説明する図である。
【0025】本実施例の試験データAは、タイプAのチ
ャネルIF部を試験するためのオリジナルの試験データ
であり、試験項目1〜mを実行するためのフォーマット
された制御データ(固定データ)と、試験を行うべきチ
ャネルIF部の実装位置を特定するためのデータの部分
が変数データa〜c等として定義された部分とを含んで
いる。オリジナルの試験データB〜Kについても同様で
ある。
【0026】図4は実施例のスケジュールデータを説明
する図である。本実施例のスケジュールデータは、例え
ば外部のパーソナルコンピュータ20により予め作成す
る。この例では、予めパーソナルコンピュータ20のス
ケジュールデータ画面の左欄にスイッチボックス5の各
出力ポートOP(即ち、試験用ケーブル6)の番号が順
番に表示されている。従って、オペレータはこの試験用
ケーブル6の番号順に、実際に接続を行ったチャネルI
F部(試験データ)のタイプ(識別ID)と、該チャネ
ルIF部のアドレスデータ(シェルフNo、スロットN
o、チャネルNo)とをキーボード等により単に機械的
に入力すれば良い。そして、この例では試験用ケーブル
6を合計28本しか使用しなかったので、オペレータは
スケジュールデータの出力ポートOP=29となるべき
データ欄に終了コード「FF」を書き込み、これにより
スケジュールデータの終わりを記述している。
【0027】なお、上記のスケジュールデータの作成方
法はほんの一例であり、これに限らない。例えば出力ポ
ートOP(試験用ケーブル)の番号をオペレータが入力
するようにしても良い。この場合は、例えばチャネルI
F部のタイプを上から順にA,A,…,B,B,…,
C,C,…となる如くタイプ毎にまとめて記述すること
も可能である。こうすれば、制御部3では試験実行時に
第1の記憶手段1からオリジナルの試験データA〜Kを
何度もサーチする手間が省ける。
【0028】かくして、どのような実装パターンの伝送
装置40を試験する場合でも、オペレータはこれに対応
する簡単なスケジュールデータを短時間で容易に作成で
きる。この場合に、第2の記憶手段2がRAMの場合は
作成したスケジュールデータをデータ通信用インタフェ
ースを介して該RAMに転送し、またEPROMの場合
は作成したEPROMパッケージを対応するソケットに
挿入し、またフロッピーディスク装置の場合は作成した
フロッピーディスクを該フロッピーディスク装置に挿入
する。
【0029】図5は実施例の自動試験制御のフローチャ
ートである。制御部3は、ステップS1では初期設定を
行う。例えばスケジュールデータの最初の行のデータを
参照できるように不図示のインデックスレジスタを初期
設定する。ステップS2ではスケジュールデータの1行
をリードする。ステップS3ではリードしたスケジュー
ルデータの出力ポートOPの欄が「FF」か否かを判別
する。OP=FFの場合はスケジュールデータの全試験
を終了したので処理終了する。
【0030】OP=FFでない場合は、ステップS4に
進み、リードしたスケジュールデータのIF部のタイプ
の欄に記録されている識別IDに対応するオリジナルの
試験データを第1の記憶手段1からワークエリアに読み
出す。そして、ステップS5ではワークエリアの1項目
分の試験データの各変数a〜cの部分を前記読み出した
スケジュールデータのシェルフNo、スロットNo及び
チャネルNoで夫々置き換える。こうして実行データが
生成され、これが試験用ケーブル7を介して伝送装置4
0の装置制御部44に送られる。装置制御部44では内
蔵のCPUが送られてきた実行データのシェルフNo及
びスロットNoを解析し、試験を行うべき低速側IF部
(カード)への情報転送ルートを確立する。更に低速側
IF部では内蔵のCPUが送られてきた実行データのチ
ャネルNo及び制御データ(固定データ)に従って試験
を行うべきチャネルIF部の動作モード等を設定する。
【0031】ステップS6では例えば項目1の試験に必
要な測定器4の設定制御を行う。ステップS7では前記
読み出したスケジュールデータの出力ポートOPの内容
に従ってスイッチボックス5の入出力ポート間の接続制
御を行う。ステップS8では測定器4等を付勢して試験
及び測定を開始し、ステップS9では測定器4から必要
な測定値を読み取る。そして、ステップS10では得ら
れた測定値を判定する。その際の必要な測定値の選択及
び判定基準の決定等は前記読み出したスケジュールデー
タのチャネルIF部のタイプのデータと制御部3が管理
している試験項目の番号データとに基づいて自動的に行
われる。
【0032】ステップS11では次項目の試験が有るか
否かを判別し、有る場合はステップS13で測定項目の
番号を更新してステップS5に戻る。ステップS5では
例えば試験項目2の実行データを生成してこれにより同
一のチャネルIF部を試験項目2用に再設定する。ステ
ップS6では必要なら項目2の試験に必要な測定器4の
選択及びその設定制御を行う。ステップS7では必要な
らスイッチボックス5の接続を変更する。以下、同様に
して項目2〜mまでの試験を行う。
【0033】やがて、ステップS11の判別で次項目の
試験が無い場合はステップS12でスケジュールデータ
の読出行を更新し、ステップS2に戻る。なお、上記実
施例では架構成装置の一例として伝送装置40の例を示
したがこれに限らない。例えばコンピュータシステムに
おけるメインフレーム、I/Oチャネルフレーム等、他
の様々な架構成装置に対しても本発明を適用できる。
【0034】また、本発明のオリジナルの試験データは
上記実施例の形式のものに限らない。例えば機能部の制
御に係る部分が即実行可能なオブジェクトプログラム形
式で記述(コンパイル)された固定データであり、その
中の機能部の実装位置を特定する部分のデータが変数デ
ータとして定義されているようなものでも良い。また、
上記実施例では1つのチャネルIF部に対して試験項目
1〜mを連続して実行する場合を示したがこれに限らな
い。例えば複数の同一のタイプのチャネルIF部に対し
て夫々にまず試験項目1を順に実行し、次いで同じ複数
のチャネルIF部に対して試験項目2を順に実行するよ
うに制御しても良い。
【0035】また、上記実施例ではチャネルIF部毎に
試験用ケーブル6を接続する場合を示したが、例えばI
Fカード毎に試験用ケーブル6を接続するような構成で
あっても良い。また、上記実施例では制御部3の機能を
内蔵のCPUによる図5の制御プログラムの実行により
実現したが、制御部3を同様に機能するハードウェアで
構成してもよい。
【0036】また、上記一実施例を説明したが、本発明
思想を逸脱しない範囲内で様々な変更が可能である。
【0037】
【発明の効果】以上述べた如く本発明の自動試験装置
は、上記構成であるので、従来のように架構成装置の実
装パターンに応じた複雑かつ膨大な量の試験データ(実
行データ)を一々作成する必要は無く、少量で簡単に作
成できるスケジュールデータの入力により様々な実装パ
ターンの架構成装置の試験が短期間で容易に行える。
【0038】しかも、オリジナルの試験データは1セッ
トあればよく、もって試験実行時に必要なメモリ及び試
験準備のための作業工数が大幅に削減される。更に、オ
リジナルの試験データは固定のため、試験のためのライ
ブラリはスケジュールデータのみを保存すれば良く、こ
れらを保存するためのフロッピーディスク等も大幅に削
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は実施例の自動試験装置のブロック図であ
る。
【図3】図3は実施例の試験データを説明する図であ
る。
【図4】図4は実施例のスケジュールデータを説明する
図である。
【図5】図5は実施例の自動試験制御のフローチャート
である。
【図6】図6は従来の自動試験装置を説明する図であ
る。
【図7】図7は伝送装置の一例の架構成を説明する図で
ある。
【図8】図8は従来の自動試験制御を説明する図であ
る。
【図9】図9は従来の試験データファイルを説明する図
である。
【符号の説明】
10 自動試験装置 1 第1の記憶手段 2 第2の記憶手段 3 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一及び又は異なる種類の複数の機能部
    を架に実装して成る架構成装置の自動試験装置におい
    て、 少なくとも試験をすべき機能部の種類毎に設けた1又は
    2以上の試験データであって、該機能部の設定又は制御
    を行う部分の固定データと、該機能部の実装位置を特定
    する部分の変数データとを備えるものを記憶する第1の
    記憶手段(1)と、 試験をすべき機能部の実装状態に応じて記述したスケジ
    ュールデータであって、前記試験データ又は試験をすべ
    き機能部の種類を特定する識別IDと該機能部の実装位
    置を特定するアドレスデータとを関連付けて備えるもの
    を記憶する第2の記憶手段(2)と、 架構成装置の自動試験を制御する制御部(3)とを備
    え、 制御部(3)は試験実行時に第2の記憶手段(2)の識
    別IDに従って第1の記憶手段(1)より対応する試験
    データを呼び出すと共に該試験データの変数データを第
    2の記憶手段(2)の前記識別IDに関連付けたアドレ
    スデータで置き換えて試験を実行することを特徴とする
    自動試験装置。
  2. 【請求項2】 アドレスデータは機能部を構成するカー
    ドを架構成装置に挿入するためのスロット番号を含んで
    いることを特徴とする請求項1の自動試験装置。
  3. 【請求項3】 機能部の試験に供する1又は2以上の測
    定器(4)と、 該測定器(4)を入力側端子に収容するスイッチボック
    ス(5)であって、その複数の出力側端子との間の接続
    を制御部(3)により制御されるものと、 スイッチボックス(5)の複数の出力側端子と複数の機
    能部との間を夫々に接続する試験用ケーブル(6)とを
    備え、 スケジュールデータは、試験データ又は試験をすべき機
    能部の種類を特定する識別IDと機能部の実装位置を特
    定するアドレスデータとに加え、当該機能部と試験用ケ
    ーブル(6)との接続情報を更に関連付けて備えること
    を特徴とする請求項1の自動試験装置。
JP5153338A 1993-06-24 1993-06-24 自動試験装置 Withdrawn JPH0730614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5153338A JPH0730614A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 自動試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5153338A JPH0730614A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 自動試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0730614A true JPH0730614A (ja) 1995-01-31

Family

ID=15560294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5153338A Withdrawn JPH0730614A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 自動試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0730614A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997009629A1 (fr) * 1995-09-04 1997-03-13 Advantest Corporation Appareil de transfert de dispositifs semi-conducteurs

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997009629A1 (fr) * 1995-09-04 1997-03-13 Advantest Corporation Appareil de transfert de dispositifs semi-conducteurs
US6078188A (en) * 1995-09-04 2000-06-20 Advantest Corporation Semiconductor device transporting and handling apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030189929A1 (en) Electronic apparatus for assisting realization of storage area network system
US7831320B2 (en) Parameter setting device
US7558637B2 (en) Digital mixer capable of programming mixer configuration, mixer configuration editing apparatus, and control application program to control digital mixer
JPS6015739A (ja) 対話型コ−ド変換制御装置
US5225975A (en) Network programmable logic controller system with ladder editor and parallel and synchronous logic and I/O scanning
US6334075B1 (en) Data processor providing interactive user configuration of data acquisition device storage format
WO2006135607A2 (en) Method and system for rapid deployment and development of application and test software and documentation
US5831608A (en) User interface for a remote terminal
US5265201A (en) Master-slave processor human interface system
EP0137189B1 (en) A method and an apparatus for outputting an operation guidance message to terminals in a computer system
JPH0730614A (ja) 自動試験装置
US5404530A (en) Information managing apparatus
JP3383726B2 (ja) ヒューマンマシンインタフェース設計支援装置
US7321967B2 (en) System and method for configuring capabilities of printed circuit boards
JP2725091B2 (ja) 射出成形機の情報管理方式
JP3807580B2 (ja) モジュール計測器
JPH05204573A (ja) 画面表示方式
EP1168122B1 (en) Analyzer system
JP2908003B2 (ja) 制御型プログラム評価システム
EP0386260A1 (en) Sequence program editing system
KR100640460B1 (ko) 키폰시스템에서 유지보수장치를 이용한 카드 인스톨 방법
JP2003101538A (ja) 通信テスト支援装置、プログラムおよびそのプログラムが記録された記録媒体
CN118484355A (zh) 设备指标采集的配置方法、装置、电子设备以及存储介质
RU2154920C2 (ru) Способ управления данными в цифровой сотовой системе
JPH0695320B2 (ja) 入出力シミュレータ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000905