JPH07306033A - ロールプロフィール測定方法及び装置 - Google Patents
ロールプロフィール測定方法及び装置Info
- Publication number
- JPH07306033A JPH07306033A JP6097091A JP9709194A JPH07306033A JP H07306033 A JPH07306033 A JP H07306033A JP 6097091 A JP6097091 A JP 6097091A JP 9709194 A JP9709194 A JP 9709194A JP H07306033 A JPH07306033 A JP H07306033A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- work roll
- profile
- rolls
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワークロール組替時のような短時間で、しか
も大きく変化しないバックアップロールのプロフィール
変化を、ワークロールチョック上に直接変位計を設置し
ワークロール組替毎にバックアップロール面の変位を測
定し、ワークロールのプロフィールをオンラインで把握
する方法およびその装置を提供すること。 【構成】 ワークロールチョック上に変位計を設置し、
該ワークロールの組替毎にワークロールチョックがバッ
クアップロール直下を通過する際に変位計がバックアッ
プロール面の変位を測定するロールプロフィール測定方
法及びその装置。
も大きく変化しないバックアップロールのプロフィール
変化を、ワークロールチョック上に直接変位計を設置し
ワークロール組替毎にバックアップロール面の変位を測
定し、ワークロールのプロフィールをオンラインで把握
する方法およびその装置を提供すること。 【構成】 ワークロールチョック上に変位計を設置し、
該ワークロールの組替毎にワークロールチョックがバッ
クアップロール直下を通過する際に変位計がバックアッ
プロール面の変位を測定するロールプロフィール測定方
法及びその装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバックアップロールのプ
ロフィールをオンラインで把握するロールプロフィール
測定方法及び装置に関するものである。
ロフィールをオンラインで把握するロールプロフィール
測定方法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に圧延機によって板材を得る場合に
は、その平面度が問題になる。特に近年、この平面度の
要求が厳しくなっている。ロールの初期クラウン、サー
マルクラウン、ロールの摩耗等によるロールの変形のた
め圧延された板は板クラウンを生じ完全な平面とはなし
得ないことは周知の通りである。従って、これを極力少
なくする必要があり、従来から様々な工夫がされてい
る。特に熱間圧延においては圧延に用いられるワークロ
ールは熱膨張やロール摩耗による圧延を経るに従ってロ
ールプロフィールが変化するため、例えば特開平３−１
８６７１２号公報のように、ワークロールの軸線方向の
径寸法変化、すなわちロールプロフィルをインラインに
て計測する装置を適用されるロールプロフィール計測方
法が知られている。
は、その平面度が問題になる。特に近年、この平面度の
要求が厳しくなっている。ロールの初期クラウン、サー
マルクラウン、ロールの摩耗等によるロールの変形のた
め圧延された板は板クラウンを生じ完全な平面とはなし
得ないことは周知の通りである。従って、これを極力少
なくする必要があり、従来から様々な工夫がされてい
る。特に熱間圧延においては圧延に用いられるワークロ
ールは熱膨張やロール摩耗による圧延を経るに従ってロ
ールプロフィールが変化するため、例えば特開平３−１
８６７１２号公報のように、ワークロールの軸線方向の
径寸法変化、すなわちロールプロフィルをインラインに
て計測する装置を適用されるロールプロフィール計測方
法が知られている。
【０００３】また、特開平１−１８６２０６号公報のよ
うに、下ロール表面へ接触させる２個のコンタクトから
なる下接触体と上ロール表面へ接触させる２個のコンタ
クトからなる上接触体とを用意し、これらの接触体を支
持部材で下接触体のコンタクトと下ロールとの接触部同
士を結ぶ下連結線と上接触体のコンタクトと上ロールと
の接触部同士を結ぶ上連結線とが平行となるようにし
て、この支持部材に変位計を設置したものが開示されて
いる。
うに、下ロール表面へ接触させる２個のコンタクトから
なる下接触体と上ロール表面へ接触させる２個のコンタ
クトからなる上接触体とを用意し、これらの接触体を支
持部材で下接触体のコンタクトと下ロールとの接触部同
士を結ぶ下連結線と上接触体のコンタクトと上ロールと
の接触部同士を結ぶ上連結線とが平行となるようにし
て、この支持部材に変位計を設置したものが開示されて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平３−１
８６７１２号公報および特開平１−１８６２０６号公報
は、いずれもワークロールのプロフィールについてのオ
ンラインでの測定方法および装置に関するものであっ
て、バックアップロールに関するプロフィールを測定す
る装置ではなく、しかも、これらはスタンド内に大型の
設備を固定設置するために設備上の制約が大きく、か
つ、高価となるというコスト面において問題があった。
８６７１２号公報および特開平１−１８６２０６号公報
は、いずれもワークロールのプロフィールについてのオ
ンラインでの測定方法および装置に関するものであっ
て、バックアップロールに関するプロフィールを測定す
る装置ではなく、しかも、これらはスタンド内に大型の
設備を固定設置するために設備上の制約が大きく、か
つ、高価となるというコスト面において問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上述したような
問題を解決し、ワークロール組替時のような短時間で、
しかも大きく変化しないバックアップロールのプロフィ
ール変化を、ワークロールチョック上に直接変位計を設
置し、ワークロール組替毎にバックアップロール面の変
位を測定し、ワークロールのプロフィールをオンライン
で把握する方法およびその装置を提供せんとするもので
ある。その発明の要旨とするところは、 （１）ワークロールチョック上に変位計を設置し、該ワ
ークロールの組替毎にワークロールチョックがバックア
ップロール直下を通過する際に変位計がバックアップロ
ール面の変位として測定することを特徴とするロールプ
ロフィール測定方法 （２）ワークロールチョック上にロールプロフィール測
定装置から成る変位計を設置し、該ワークロールの組替
毎にワークロールチョックがバックアップロール直下を
通過する際にワークロールチョック上に設けた変位計に
内蔵するセンサーがバックアップロール面に直接接触し
て該バックアップロール面の変位を測定可能に構成した
ことを特徴とするロールプロフィール測定装置にある。
問題を解決し、ワークロール組替時のような短時間で、
しかも大きく変化しないバックアップロールのプロフィ
ール変化を、ワークロールチョック上に直接変位計を設
置し、ワークロール組替毎にバックアップロール面の変
位を測定し、ワークロールのプロフィールをオンライン
で把握する方法およびその装置を提供せんとするもので
ある。その発明の要旨とするところは、 （１）ワークロールチョック上に変位計を設置し、該ワ
ークロールの組替毎にワークロールチョックがバックア
ップロール直下を通過する際に変位計がバックアップロ
ール面の変位として測定することを特徴とするロールプ
ロフィール測定方法 （２）ワークロールチョック上にロールプロフィール測
定装置から成る変位計を設置し、該ワークロールの組替
毎にワークロールチョックがバックアップロール直下を
通過する際にワークロールチョック上に設けた変位計に
内蔵するセンサーがバックアップロール面に直接接触し
て該バックアップロール面の変位を測定可能に構成した
ことを特徴とするロールプロフィール測定装置にある。
【０００６】
【作用】以下本発明について図面に従って詳細に説明す
る。図１は本発明に係るバックアップロール面の変位を
測定する装置を示す全体断面図である。図１に示すよう
に、ミルスタンド１内に上下のワークロール２、３、上
下のバックアップロール４、５、上バックアップロール
４の両端軸を支持しているバックアップロールチョック
６、７ないしは下バックアップロール５の両端軸を支持
しているバックアップロールチョック８、９に圧下力を
作用させ、油圧シリンダを備え圧延材を圧延するように
した油圧式圧延機１０において、上ワークロールチョッ
ク１１上ないしは下ワークロールチョック１２にロール
プロフィール測定装置１３をそれぞれ設置し、ワークロ
ール組替毎にワークロールチョックがバックアップロー
ルのプロフィール被測定面１４を通過する間にロールプ
ロフィール測定装置１３に設置されている変位計がバッ
クアップロール面の変位を測定するものである。
る。図１は本発明に係るバックアップロール面の変位を
測定する装置を示す全体断面図である。図１に示すよう
に、ミルスタンド１内に上下のワークロール２、３、上
下のバックアップロール４、５、上バックアップロール
４の両端軸を支持しているバックアップロールチョック
６、７ないしは下バックアップロール５の両端軸を支持
しているバックアップロールチョック８、９に圧下力を
作用させ、油圧シリンダを備え圧延材を圧延するように
した油圧式圧延機１０において、上ワークロールチョッ
ク１１上ないしは下ワークロールチョック１２にロール
プロフィール測定装置１３をそれぞれ設置し、ワークロ
ール組替毎にワークロールチョックがバックアップロー
ルのプロフィール被測定面１４を通過する間にロールプ
ロフィール測定装置１３に設置されている変位計がバッ
クアップロール面の変位を測定するものである。
【０００７】図２はロールプロフィール測定装置の詳細
図である。図２に示すように、上下のワークロール２及
び３の両端にロールプロフィール測定装置から成る変位
計１５を配設し、上バックアップロール４及び下バック
アップロール５の表面に接触するように、上センサー１
６及び下センサー１７がそれぞれ独立に取付け、上バッ
クアップロール４のプロフィール測定面１４及び下バッ
クアップロール５のプロフィール測定面１４をそれぞれ
独立に計測するように構成されている。そして、ワーク
ロール組替時に上下ワークロールをレール１８上を移動
させて抜き出す時にセンサー１６及び１７が上バックア
ップロール４のプロフィール測定面１４及び下バックア
ップロール５のプロフィール測定面１４に接触して変位
を測定するものである。
図である。図２に示すように、上下のワークロール２及
び３の両端にロールプロフィール測定装置から成る変位
計１５を配設し、上バックアップロール４及び下バック
アップロール５の表面に接触するように、上センサー１
６及び下センサー１７がそれぞれ独立に取付け、上バッ
クアップロール４のプロフィール測定面１４及び下バッ
クアップロール５のプロフィール測定面１４をそれぞれ
独立に計測するように構成されている。そして、ワーク
ロール組替時に上下ワークロールをレール１８上を移動
させて抜き出す時にセンサー１６及び１７が上バックア
ップロール４のプロフィール測定面１４及び下バックア
ップロール５のプロフィール測定面１４に接触して変位
を測定するものである。
【０００８】図３は上バックアップロール軸線方向長さ
とロールプロフィール形状を示す図である。図３に示す
ように、上バックアップロールのロールプロフィール形
状変化をセンサーの移動によって読み取ったロールプロ
フィール形状変化であるが、本発明に係る変位計による
ロールプロフィール形状の測定結果と圧延機組替時の直
接のバックアップロールのプロフィールメーターとの誤
差は最大５μｍ程度であり、高い信頼性が得られること
が確認された。
とロールプロフィール形状を示す図である。図３に示す
ように、上バックアップロールのロールプロフィール形
状変化をセンサーの移動によって読み取ったロールプロ
フィール形状変化であるが、本発明に係る変位計による
ロールプロフィール形状の測定結果と圧延機組替時の直
接のバックアップロールのプロフィールメーターとの誤
差は最大５μｍ程度であり、高い信頼性が得られること
が確認された。
【０００９】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、バ
ックアップロールの摩耗、バックアップロールが実際に
圧延を行っている時の偏平量、すなわち圧延機の断面プ
ロフィールもオンラインで連続的に予測制御を行うこと
が出来、かつ仕上げミル間の制御特性をより正確に安価
な状態によって把握することが出来る優れた効果を奏す
るものである。
ックアップロールの摩耗、バックアップロールが実際に
圧延を行っている時の偏平量、すなわち圧延機の断面プ
ロフィールもオンラインで連続的に予測制御を行うこと
が出来、かつ仕上げミル間の制御特性をより正確に安価
な状態によって把握することが出来る優れた効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るバックアップロール面の変位を測
定する装置を示す全体断面図、
定する装置を示す全体断面図、
【図２】ロールプロフィール測定装置の詳細図
【図３】上バックアップロール軸線方向長さとロールプ
ロフィール形状を示す図である。
ロフィール形状を示す図である。
１ ミルスタンド ２ 上ワークロール ３ 下ワークロール ４ 上バックアップロール ５ 下バックアップロール ６、７ 上バックアップロールチョック ８、９ 下バックアップロールチョック １０ 油圧式圧延機 １１ 上ワークロールチョック １２ 下ワークロールチョック １３ ロールプロフィール測定装置 １４ プロフィール被測定面 １５ 変位計 １６ 上センサー １７ 下センサー １８ レール
Claims (2)
- 【請求項１】 ワークロールチョック上に変位計を設置
し、該ワークロールの組替毎にワークロールチョックが
バックアップロール直下を通過する際に変位計がバック
アップロール面の変位として測定することを特徴とする
ロールプロフィール測定方法。 - 【請求項２】 ワークロールチョック上にロールプロフ
ィール測定装置から成る変位計を設置し、該ワークロー
ルの組替毎にワークロールチョックがバックアップロー
ル直下を通過する際にワークロールチョック上に設けた
変位計に内蔵するセンサーがバックアップロール面に直
接接触して該バックアップロール面の変位を測定可能に
構成したことを特徴とするロールプロフィール測定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6097091A JPH07306033A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ロールプロフィール測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6097091A JPH07306033A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ロールプロフィール測定方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07306033A true JPH07306033A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14182975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6097091A Withdrawn JPH07306033A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ロールプロフィール測定方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07306033A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108759633A (zh) * | 2018-08-13 | 2018-11-06 | 上海宝骜工业技术服务有限公司 | 一种辊型轮廓测量仪 |
| WO2024028978A1 (ja) * | 2022-08-02 | 2024-02-08 | Ｐｒｉｍｅｔａｌｓ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ Ｊａｐａｎ 株式会社 | ロールユニット、ロール設備、データ計測方法、および製品製造方法 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP6097091A patent/JPH07306033A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108759633A (zh) * | 2018-08-13 | 2018-11-06 | 上海宝骜工业技术服务有限公司 | 一种辊型轮廓测量仪 |
| WO2024028978A1 (ja) * | 2022-08-02 | 2024-02-08 | Ｐｒｉｍｅｔａｌｓ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ Ｊａｐａｎ 株式会社 | ロールユニット、ロール設備、データ計測方法、および製品製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |