JPH073057U - 硬貨投入器 - Google Patents

硬貨投入器

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Publication number
JPH073057U
JPH073057U JP2946693U JP2946693U JPH073057U JP H073057 U JPH073057 U JP H073057U JP 2946693 U JP2946693 U JP 2946693U JP 2946693 U JP2946693 U JP 2946693U JP H073057 U JPH073057 U JP H073057U
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JP
Japan
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coin
main body
inserter
coins
tray
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Pending
Application number
JP2946693U
Other languages
English (en)
Inventor
博巳 渡邊
Original Assignee
博巳 渡邊
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Filing date
Publication date
Application filed by 博巳 渡邊 filed Critical 博巳 渡邊
Priority to JP2946693U priority Critical patent/JPH073057U/ja
Publication of JPH073057U publication Critical patent/JPH073057U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定額の有料道路や駐車場、遊園地など、無人
のゲイトに於いて、車の運転席に座ったままで、硬貨を
料金受け皿に瞬時にして確実に投入し、車をスムースに
通過させる。 【構成】 角筒状の投入器本体の一側端を塞ぐと共に、
投入器本体の一部をきり欠いて蓋を軸着し、硬貨室を形
成して硬貨を収納出来るようになし、硬貨室の操作によ
って、投入器本体の出口側から、硬貨受け皿に硬貨が滑
り出るようにした事を特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
低額の有料道路や駐車場、遊園地など、無人のゲイトで、定額料金を支払うに 要する硬貨投入器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年は、道路網の発達や観光施設などの充実に伴って、道路や駐車場などの有 料化が増えてきている。その料金の徴収方法は、人件費の高騰化などから、次第 に無人化しつつある。このときの支払いは、車の窓から手を出して、料金受け皿 に料金を入れる事になる。高速道路の料金所のような徴収員はいないので、受け 皿まで手を差しのべる距離が長くなり、手の届かないときが多く、自ずから投げ 込むようになる。このため、硬貨が料金受け皿に入らず、車下などに転がり落ち る事が多い。このことは、運転席の高いトラックや左ハンドルの外車などの場合 には深刻で、このようなトラブルによって、料金所での渋滞を引き起こし、予期 せぬ争い事の遠因にもなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
車の運転席に座ったままで、料金受け皿に硬貨を確実に投入出来る硬貨投入器 を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
図1〜図3は、上記課題を解決した本考案の一例で、図に基づいて詳述すると 次の如くである。
【0005】 図1に於いて、本考案の硬貨投入器は、角筒状の投入器本体1、硬貨室2、蓋 3、仕切壁4などから構成してある。投入器本体は、押し出し成形などによるプ ラスチックの角筒で、プラスチック平板を適宜のサイズに鋸断して接着し、図2 に示すような、角筒状に形成したものでもよい。投入器本体の一側端を塞ぐと共 に、投入器本体の一部を切り欠いて、蝶番などの金具を用い、蓋を開閉出来るよ うに軸設してあって、硬貨を入れられるようになっている。蓋には仕切壁が立設 してあって、蓋を閉じたときに硬貨室を形成し、投入器本体の他端側、即ち硬貨 の出口側に硬貨が移動しないようになっている。なお、仕切壁は板状で示してあ るが、ピン状のものでも差し支えない。
【0006】 投入器本体の両側面には案内溝5が穿設してある。押し出し成形などによる角 筒の場合には、回転刃物などで穿設するが、平板などによる場合には、図2にみ られる如く、平板の構成の仕方によって、側面板の両側面に同目的の案内溝を形 成する事が出来る。硬貨室の下側付近には、ビスなどを用い、把取6が着脱自在 に取着してある。料金受け皿の位置が高いときには把手を取着して使用するが、 トラックなどのように、運転席が高い場合などには、通常外して使用する。
【0007】 図3は、図1に示す投入器本体に、外筒7を挿着した一例で、伸ばした時の状 態で示してある。運転者と硬貨受け皿間の距離が離れ過ぎている時に好都合であ る。外筒の内側両側面にストッパー8が突設してあって、投入器本体の案内溝に 緩挿し、外筒を投入器本体の長さ方向に沿って摺動させた時、所定の長さで、そ の延伸を停止させる役割をなしている。図3では、外筒の側方に穿孔してストッ パーを嵌入し、立設した状態で示してあるが、図2などの場合には、外筒の内側 に平板を着設しても同一効果が得られる。
【0008】
【作用】
硬貨の出口側が硬貨室よりも低位置にあるとき、硬貨は硬貨出口側に移動しよ うとする作用がある。この状態で、硬貨の出口を硬貨受け皿に合わせ、蓋を開い て硬貨室を開けると、硬貨は硬貨室から硬貨出口に移動する。投入するときの勾 配が大きいほど素早く行われ、ゲイトは一瞬にして開く。把取は、硬貨受け皿が 硬貨室よりも高位置の時に保持すると、投入をより効果的に行う事が出来る。
【0009】
【実施例】 4mm厚のアクリル樹脂板を使用し、図2に示す断面形状の硬貨投入器を試作し た。国産乗用車、左ハンドルの外車、ダンプカーなどを利用し、定額料金の有料 道路の無人ゲイトで試用した。利用料金は定額なので、硬貨は予め準備しておけ ばよく、その結果、何れの場合にも、瞬時にして確実に硬貨を投入し、ゲイトを 開かせる事が出来た。
【0010】
【考案の効果】
各種タイプの車を利用し、試作の硬貨投入器を有料道路のゲイトで試用して、 次の効果を確認した。 利用料金を確実に、しかも瞬時に支払う事が出来る。 硬貨投入の失敗による硬貨の回収や入れ直し作業がなくなり、利用料金の支 払をスムースに行う事が出来る。 硬貨が投入されると、ゲイトは瞬時に開くので、約3秒もあればノンストッ プの状態でゲイトを通過する事が出来、車の渋滞を生じさせない。 ラッシュアワー時などでは、硬貨投入の僅かなもたつきの繰り返しから生じ る渋滞が解消し、後続車のドライバーに焦燥感を生じさせず、ドライバー間のも め事や、交通事故などを未然に防止する事が出来る。 渋滞の割合は、日本道路公団の調査によると、事故渋滞に比べ、自然渋滞が 50%以上という結果が出ており、この硬貨投入器が渋滞解消に役立つものと思わ れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る硬貨投入器の一例で、その概形を
示す斜視図である。
【図2】合成樹脂板などを用いて形成した硬貨投入器の
一例で、図3の硬貨室に於ける拡大断面図である。
【図3】図1に示す硬貨投入器に外筒を挿着したときの
一例で、伸ばしたときの状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
1 投入器本体 2 硬貨室 3 蓋 4 仕切壁 5 案内溝 6 把手 7 外筒 8 ストッパー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角筒状の投入器本体の一側端を塞ぎ、そ
    の付近の本体の一部を切り欠き、仕切壁を立設した蓋を
    軸設して開閉出来るようになし、硬貨室を形成してなる
    硬貨投入器。
  2. 【請求項2】 投入器本体に外筒を挿着し、所定の位置
    でその延伸を停止できるようストッパーを立設、或いは
    着設してなる請求項1記載の硬貨投入器。
JP2946693U 1993-06-03 1993-06-03 硬貨投入器 Pending JPH073057U (ja)

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JP2946693U JPH073057U (ja) 1993-06-03 1993-06-03 硬貨投入器

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JP2946693U JPH073057U (ja) 1993-06-03 1993-06-03 硬貨投入器

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JPH073057U true JPH073057U (ja) 1995-01-17

Family

ID=12276884

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JP2946693U Pending JPH073057U (ja) 1993-06-03 1993-06-03 硬貨投入器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611081B2 (ja) * 1987-05-13 1994-02-09 株式会社村田製作所 誘電体共振器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611081B2 (ja) * 1987-05-13 1994-02-09 株式会社村田製作所 誘電体共振器

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