JP3479901B2 - 自動車ドアミラー - Google Patents
自動車ドアミラーInfo
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は高速自動車道路料金所ゲ
ートの迅速な車両通過の促進を目的とし、運転者銀行等
口座認識カードのバーコード自動読み取りセンサーによ
る高速自動車道路の料金処理に関する。 【0002】 【従来の技術】従来技術例として実開平6−87075
号(以下、引例1と記す)には、ドアミラーの側面にカ
ードトレイ40を内装する点が記載されている。また実
開平4−22343号(以下、引例2と記す)にはイジ
ェクトボタン42よりトレイを開閉する点が記載されて
いる。引例1はプリペイドカードのホルダ等を運転席の
窓ガラスを開けずに車外に出し入れすることを目的とし
て構成された自動車ドアミラーに装備させたカードホル
ダ40の電動式搬送装置が開示されている。しかしなが
ら、引例1のカードホルダ40搬送装置によれば、運転
者は車両が料金所へ着いたら、料金所係員にカードを手
渡すためにカードホルダ搬送装置でカードを挿入させた
ホルダ40をドアミラー側面外へ搬送突出させ、このホ
ルダ内から料金所係員がカードを取り出して機器でチェ
ック後、カードを再びホルダ40内へ挿入させる作業が
必要となる。またそれには、その間車両は料金所で停止
していねばならない。したがって引例1は窓を開けない
でカードを料金係員に渡すことができる等快適性は有す
る。しかしながら従来の料金精算と比較して、作業手間
や時間において差異がなく、、引例1のドアミラーに装
備させたカードホルダ40の電動式搬送装置では料金所
における車両の渋滞を解消させることは極めて困難とな
る等の欠点が生じる。引例2は、左ハンドル車が料金所
で通行料精算する場合、料金の手渡しが反対側になって
しまうので、反対側ドアミラーで前カバーを固定し、こ
の前カバーに金銭ボックスを設け、通常は後カバーでこ
れを覆設させながら走行し、料金所では、この後カバー
を開いて露見させた金銭ボックス内から料金所係員の手
によって料金を授受してもらう精算装置であり、この装
置の開閉動作は運転者の手の届く位置に設けられた開閉
スイッチ42のON、OFF操作で行うと記載されてい
る。引例2で記載されているように高速道路料金所にお
ける左ハンドルの運転者に対する通行料金の精算装置と
して利便性は有するが、従来の手渡し現金精算と比較し
て、料金所の係員の作業手間、停止時間において差異は
なく、引例2で料金所における車両の渋滞の解消はでき
ない等の難点がある。また、引例2の開閉操作スイッチ
42に関する事項では例えば「運転手の手の届く位置に
設けられた開閉スイッチのON、OFF、・・・・・
・」と漠然と記載されているが、そもそも運転手が操作
できるスイッチは手の届く位置になければならず、この
記載に関しては極めて一般的に表現された開閉スイッチ
であり、普通、一般常識的には操縦席パネル面にあるス
イッチと理解される。それに対し、本発明では 【図面】 【図4】で示すように具体的に運転席側フロントピラー
面に装備したイジェクトボタン9と特定されている。と
いうのは、 運転者は走行中、車両の安全運転には十分
注意せねばならない義務が課せられているので、引例2
のスイッチ42の場合、特に走行中に操作する必要もな
く、料金所で停止精算中のスイッチであり、例えば可倒
式ドアミラーボタンのように停止中に操作されるもので
あるから、装備位置が安全運転上、特に優先的に重視、
配慮されねばならないスイッチではないと思われる。そ
れに対し、本発明による運転席側フロントピラー面に装
備したイジェクトボタンのように低速とはいえ走行中に
操作する必要があるため、安全運転上、その装備位置は
他の操作スイッチ等と紛らわしくないよう明確にしてお
く必要があり、特に優先的に重視され、運転者が前方視
界から視線を外さないように、また手指がストレスを感
じないでハンドルからスムースに移動し易い位置に配慮
され、操縦パネル面よりやや高めの運転者視線の高さに
近いフロントピラー面に装備するよう特化させたボタン
である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】高速道路料金所におけ
る、車両の渋滞を解消するために、現行では料金所にゲ
ートを設置しながら、いわゆるETCによる電波操作で
通行料金精算方式が導入され、政府はじめ道路公団等関
係当局もその普及振興に傾注しているが、その合理性、
利便性にもかかわらず車載器が高価である等の理由かど
うか、いまいち利用者数が伸びなやんでいるのが現状で
ある。いろいろ原因はあるであろうが、例えば料金所は
ETCで気持ちよくスルーしても、まもなくすぐブレー
キペダルを踏まねばならないほど渋滞が始まっていた
り、あるいはETCを利用する前から道路が完全に長々
と渋滞してしまっている(注、最近の首都圏では多い)
場合、皮肉なことにせっかくのETCシステムもそんな
にありがたいものでもなくなってしまうとか、例えば一
般道路走行時には不要なモノなのにその車載器がいつも
運転者の目前のダッシュパネル面にあって目障りである
とか、加えて陽光の角度によっては車載器が反射してフ
ロントガラスにくっきり写って前方視界の妨げとなった
りして余計煩わしいモノになるとか、その車載器の設定
位置のレイアウトがいまいちなのではないかと思われ
る。一般にドライバー心理として、ダッシュパネル上
は、いつもすっきりとシンプルにしておきながらハンド
ル操作をしたいという願望があるということをもっと重
視されねばなりません。かといって程良い加減の渋滞で
あれば、道路料金所では車載器は便利だし、せっかく取
り付けたモノを外すわけにもいかず・・・、今後はこの
気むずかしいドライバー心理を重視してつまり、ダッシ
ュパネル上ではなく必要な時に、料金所の電波発信機に
対応しやすい最もふさわしい車両のどこかへ設定場所を
選択変更する必要があるのではないかと思われる。それ
から、都内はともかく高速道路は常に渋滞しているわけ
でもない、通常は、さほどの渋滞でない時間帯の方が多
いのである。渋滞中とそうでない時もあるのであるか
ら、TPO的に対応できることも考慮する必要がある。
道路がカラっと空いているのであれば、狭い料金所ゲー
トは暴走させないで、むしろ安全に速度を落として程良
い速度で通過できれば良いのである。一日24時間を全
国的でみれば、むしろ空いてる時間帯の道路の方が多い
とするなら、常に適宜速度の車両ノンストップで確実に
読み取り、性能アップした最新型高速読み取りバーコー
ドによる口座カード精算のほうが、ETCのように高価
な車載器は不要であり、登録利用者も負担が軽くなり、
登録利用者数の増加がもっと急速に見込まれる。もっと
現実の実状に合致した可能なシステムへと見直す必要が
あるのではないかと思われる。また高速道路料金所に限
らず、バーコード読み取り方式は明細情報にも正確に対
応できる等汎用性に富んでおり、一般駐車場料金ゲート
やガソリンスタンド料金精算等にも活用されやすい観点
でも有利である。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の実情に鑑み、下記
のような解決手段を提案する。自動車運転席側フロント
ピラー面に装備させたイジェクトボタン9操作で自動車
ドアミラー本体1側面外へCD−ROM状に開閉動作す
る、バーコード読み取りカード提示イジェクト・トレイ
3を本体1に内装させてなる自動車ドアミラーにより構
成される。 【0005】 【作用】即ち、利用する運転者は料金所を通過する際、
車両を停止させずに適宜速度で通過しながら、料金所側
のバーコード装置によってドアミラー側面外に突出させ
たトレイ内の提示カードが瞬時に読み取られ、その後通
行料金は例えば銀行口座で精算させることが可能とな
る。 【0006】 【実施例】本発明を図示に基づいて説明すると図1は運
転席側のドアミラー本体外観をやや後方から見た様子を
示す斜視図である。 1は、自動車ドアミラー本体 2は、ミラー面 4は、イジェクト口 6は、運転席側フロ
ントピラー ドアミラー本体側面の上方にはCD−ROM状にイジェ
クト口を有する。 【0007】図2は図1の、イジェクト・口4から銀行
口座認識カード5を載置させたカード提示イジェクト・
トレイ3がCD−ROM状に1、自動車ドアミラー本体
側面外に突出されている状態を示す斜視図である。運転
者は道路料金所を適宜速度で通過する際には、予め、運
転席側フロントピラー面に装備されたイジェクト・ボタ
ン9を指先で軽くプッシュすると、図4のようにドアミ
ラー1側面のイジェクト・口4からCD−ROM状にカ
ード提示イジェクト・トレイ3がドアミラー本体1側面
外へ突出され、該トレイ3内に口座認識カード5を提示
させながら料金所側のバーコード操作により瞬時の読み
取り動作で認識音が鳴り、これを聞きながら、運転者は
再度ボタン9操作で自動車ドアミラー本体1内へそのま
まCD−ROM状にカード提示イジェクト・トレイ3を
収納させたら速度をアップして路線に合流する。通行料
金はその後口座で精算記帳される。 【0008】図3は、カード提示イジェクト・トレイ3
を自動車ドアミラー本体1側面下方部から側面外へCD
−ROM状に突出させた場合の様子を示す斜視図であ
る。 このようにドアミラー側面1下方部面外へ出し入
れしてもよい 【0009】図4は、図3のカード提示イジェクト・ト
レイ3を自動車ドアミラー本体1側面下方部から側面外
へCD−ROM状に突出させた場合の様子を運転席側か
ら見た状態を示した斜視図である。 【0010】図4の斜視図の中で、イジェクト・ボタン
9の装備位置を運転席側フロントピラー面下方部に特定
させた理由は、運転者は、車両走行中、前方視界から常
に視線を外さないよう、安全に注意しながら運転をしな
ければならない義務が課せられているのである。したが
って走行中に操作されるイジェクト・ボタン9は他のス
イッチ類と紛らわしくならないよう、ハンドルを操作す
る運転者の視線と同じ高さで且つ、ストレスを感じさせ
ないでスムースに手指が伸ばせる位置へ明確に特化ボタ
ンとしてレイアウトされる必要がある。 【0011】図5は、自動車の運転席側ドアミラー1を
やや後方から見た様子を示す斜視図である。 【0012】図5の自動車ドアミラー本体1ミラー面2
の下方には手動式引き出しトレイ7が、運転席からドラ
イバーが簡便に手を伸ばして開閉できるように設けられ
ている。8は、取っ手例えば、小銭を入れておけば、ガ
ソリンスタンドや道路料金所とか有料駐車場ゲートでも
簡便に精算しやすくその手で釣り銭、領収書もそのまま
収納できるので便利である。 【0013】図6は図5の引き出しトレイ7を開けた様
子を示す斜視図である。 【0014】運転者は有料道路料金所を通過する際、あ
るいは有料駐車場さらにガソリンスタンド等で当然、図
6のように引き出し7を開けて中に口座認識カード5等
を提示させながら通過すれば、上方からのバーコード操
作で瞬時に読み取り精算も可能である。 【0015】 【発明の効果】以上要するに本発明によれば、有料道路
料金所では、高価な車載器なしでも料金所側のバーコー
ド読み取り装置により瞬時にノンストップで料金精算通
過が可能となるので車両の渋滞が解消され、また現金精
算の場合でもスムーズ簡便に対応が可能であり、有料道
路のドライブが快適となり、有料道路以外にも有料駐車
場やガソリンスタンドでの料金精算に対しても簡便快適
に対応させて使用できる等の顕著な効果を奏するもので
ある。
ートの迅速な車両通過の促進を目的とし、運転者銀行等
口座認識カードのバーコード自動読み取りセンサーによ
る高速自動車道路の料金処理に関する。 【0002】 【従来の技術】従来技術例として実開平6−87075
号(以下、引例1と記す)には、ドアミラーの側面にカ
ードトレイ40を内装する点が記載されている。また実
開平4−22343号(以下、引例2と記す)にはイジ
ェクトボタン42よりトレイを開閉する点が記載されて
いる。引例1はプリペイドカードのホルダ等を運転席の
窓ガラスを開けずに車外に出し入れすることを目的とし
て構成された自動車ドアミラーに装備させたカードホル
ダ40の電動式搬送装置が開示されている。しかしなが
ら、引例1のカードホルダ40搬送装置によれば、運転
者は車両が料金所へ着いたら、料金所係員にカードを手
渡すためにカードホルダ搬送装置でカードを挿入させた
ホルダ40をドアミラー側面外へ搬送突出させ、このホ
ルダ内から料金所係員がカードを取り出して機器でチェ
ック後、カードを再びホルダ40内へ挿入させる作業が
必要となる。またそれには、その間車両は料金所で停止
していねばならない。したがって引例1は窓を開けない
でカードを料金係員に渡すことができる等快適性は有す
る。しかしながら従来の料金精算と比較して、作業手間
や時間において差異がなく、、引例1のドアミラーに装
備させたカードホルダ40の電動式搬送装置では料金所
における車両の渋滞を解消させることは極めて困難とな
る等の欠点が生じる。引例2は、左ハンドル車が料金所
で通行料精算する場合、料金の手渡しが反対側になって
しまうので、反対側ドアミラーで前カバーを固定し、こ
の前カバーに金銭ボックスを設け、通常は後カバーでこ
れを覆設させながら走行し、料金所では、この後カバー
を開いて露見させた金銭ボックス内から料金所係員の手
によって料金を授受してもらう精算装置であり、この装
置の開閉動作は運転者の手の届く位置に設けられた開閉
スイッチ42のON、OFF操作で行うと記載されてい
る。引例2で記載されているように高速道路料金所にお
ける左ハンドルの運転者に対する通行料金の精算装置と
して利便性は有するが、従来の手渡し現金精算と比較し
て、料金所の係員の作業手間、停止時間において差異は
なく、引例2で料金所における車両の渋滞の解消はでき
ない等の難点がある。また、引例2の開閉操作スイッチ
42に関する事項では例えば「運転手の手の届く位置に
設けられた開閉スイッチのON、OFF、・・・・・
・」と漠然と記載されているが、そもそも運転手が操作
できるスイッチは手の届く位置になければならず、この
記載に関しては極めて一般的に表現された開閉スイッチ
であり、普通、一般常識的には操縦席パネル面にあるス
イッチと理解される。それに対し、本発明では 【図面】 【図4】で示すように具体的に運転席側フロントピラー
面に装備したイジェクトボタン9と特定されている。と
いうのは、 運転者は走行中、車両の安全運転には十分
注意せねばならない義務が課せられているので、引例2
のスイッチ42の場合、特に走行中に操作する必要もな
く、料金所で停止精算中のスイッチであり、例えば可倒
式ドアミラーボタンのように停止中に操作されるもので
あるから、装備位置が安全運転上、特に優先的に重視、
配慮されねばならないスイッチではないと思われる。そ
れに対し、本発明による運転席側フロントピラー面に装
備したイジェクトボタンのように低速とはいえ走行中に
操作する必要があるため、安全運転上、その装備位置は
他の操作スイッチ等と紛らわしくないよう明確にしてお
く必要があり、特に優先的に重視され、運転者が前方視
界から視線を外さないように、また手指がストレスを感
じないでハンドルからスムースに移動し易い位置に配慮
され、操縦パネル面よりやや高めの運転者視線の高さに
近いフロントピラー面に装備するよう特化させたボタン
である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】高速道路料金所におけ
る、車両の渋滞を解消するために、現行では料金所にゲ
ートを設置しながら、いわゆるETCによる電波操作で
通行料金精算方式が導入され、政府はじめ道路公団等関
係当局もその普及振興に傾注しているが、その合理性、
利便性にもかかわらず車載器が高価である等の理由かど
うか、いまいち利用者数が伸びなやんでいるのが現状で
ある。いろいろ原因はあるであろうが、例えば料金所は
ETCで気持ちよくスルーしても、まもなくすぐブレー
キペダルを踏まねばならないほど渋滞が始まっていた
り、あるいはETCを利用する前から道路が完全に長々
と渋滞してしまっている(注、最近の首都圏では多い)
場合、皮肉なことにせっかくのETCシステムもそんな
にありがたいものでもなくなってしまうとか、例えば一
般道路走行時には不要なモノなのにその車載器がいつも
運転者の目前のダッシュパネル面にあって目障りである
とか、加えて陽光の角度によっては車載器が反射してフ
ロントガラスにくっきり写って前方視界の妨げとなった
りして余計煩わしいモノになるとか、その車載器の設定
位置のレイアウトがいまいちなのではないかと思われ
る。一般にドライバー心理として、ダッシュパネル上
は、いつもすっきりとシンプルにしておきながらハンド
ル操作をしたいという願望があるということをもっと重
視されねばなりません。かといって程良い加減の渋滞で
あれば、道路料金所では車載器は便利だし、せっかく取
り付けたモノを外すわけにもいかず・・・、今後はこの
気むずかしいドライバー心理を重視してつまり、ダッシ
ュパネル上ではなく必要な時に、料金所の電波発信機に
対応しやすい最もふさわしい車両のどこかへ設定場所を
選択変更する必要があるのではないかと思われる。それ
から、都内はともかく高速道路は常に渋滞しているわけ
でもない、通常は、さほどの渋滞でない時間帯の方が多
いのである。渋滞中とそうでない時もあるのであるか
ら、TPO的に対応できることも考慮する必要がある。
道路がカラっと空いているのであれば、狭い料金所ゲー
トは暴走させないで、むしろ安全に速度を落として程良
い速度で通過できれば良いのである。一日24時間を全
国的でみれば、むしろ空いてる時間帯の道路の方が多い
とするなら、常に適宜速度の車両ノンストップで確実に
読み取り、性能アップした最新型高速読み取りバーコー
ドによる口座カード精算のほうが、ETCのように高価
な車載器は不要であり、登録利用者も負担が軽くなり、
登録利用者数の増加がもっと急速に見込まれる。もっと
現実の実状に合致した可能なシステムへと見直す必要が
あるのではないかと思われる。また高速道路料金所に限
らず、バーコード読み取り方式は明細情報にも正確に対
応できる等汎用性に富んでおり、一般駐車場料金ゲート
やガソリンスタンド料金精算等にも活用されやすい観点
でも有利である。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の実情に鑑み、下記
のような解決手段を提案する。自動車運転席側フロント
ピラー面に装備させたイジェクトボタン9操作で自動車
ドアミラー本体1側面外へCD−ROM状に開閉動作す
る、バーコード読み取りカード提示イジェクト・トレイ
3を本体1に内装させてなる自動車ドアミラーにより構
成される。 【0005】 【作用】即ち、利用する運転者は料金所を通過する際、
車両を停止させずに適宜速度で通過しながら、料金所側
のバーコード装置によってドアミラー側面外に突出させ
たトレイ内の提示カードが瞬時に読み取られ、その後通
行料金は例えば銀行口座で精算させることが可能とな
る。 【0006】 【実施例】本発明を図示に基づいて説明すると図1は運
転席側のドアミラー本体外観をやや後方から見た様子を
示す斜視図である。 1は、自動車ドアミラー本体 2は、ミラー面 4は、イジェクト口 6は、運転席側フロ
ントピラー ドアミラー本体側面の上方にはCD−ROM状にイジェ
クト口を有する。 【0007】図2は図1の、イジェクト・口4から銀行
口座認識カード5を載置させたカード提示イジェクト・
トレイ3がCD−ROM状に1、自動車ドアミラー本体
側面外に突出されている状態を示す斜視図である。運転
者は道路料金所を適宜速度で通過する際には、予め、運
転席側フロントピラー面に装備されたイジェクト・ボタ
ン9を指先で軽くプッシュすると、図4のようにドアミ
ラー1側面のイジェクト・口4からCD−ROM状にカ
ード提示イジェクト・トレイ3がドアミラー本体1側面
外へ突出され、該トレイ3内に口座認識カード5を提示
させながら料金所側のバーコード操作により瞬時の読み
取り動作で認識音が鳴り、これを聞きながら、運転者は
再度ボタン9操作で自動車ドアミラー本体1内へそのま
まCD−ROM状にカード提示イジェクト・トレイ3を
収納させたら速度をアップして路線に合流する。通行料
金はその後口座で精算記帳される。 【0008】図3は、カード提示イジェクト・トレイ3
を自動車ドアミラー本体1側面下方部から側面外へCD
−ROM状に突出させた場合の様子を示す斜視図であ
る。 このようにドアミラー側面1下方部面外へ出し入
れしてもよい 【0009】図4は、図3のカード提示イジェクト・ト
レイ3を自動車ドアミラー本体1側面下方部から側面外
へCD−ROM状に突出させた場合の様子を運転席側か
ら見た状態を示した斜視図である。 【0010】図4の斜視図の中で、イジェクト・ボタン
9の装備位置を運転席側フロントピラー面下方部に特定
させた理由は、運転者は、車両走行中、前方視界から常
に視線を外さないよう、安全に注意しながら運転をしな
ければならない義務が課せられているのである。したが
って走行中に操作されるイジェクト・ボタン9は他のス
イッチ類と紛らわしくならないよう、ハンドルを操作す
る運転者の視線と同じ高さで且つ、ストレスを感じさせ
ないでスムースに手指が伸ばせる位置へ明確に特化ボタ
ンとしてレイアウトされる必要がある。 【0011】図5は、自動車の運転席側ドアミラー1を
やや後方から見た様子を示す斜視図である。 【0012】図5の自動車ドアミラー本体1ミラー面2
の下方には手動式引き出しトレイ7が、運転席からドラ
イバーが簡便に手を伸ばして開閉できるように設けられ
ている。8は、取っ手例えば、小銭を入れておけば、ガ
ソリンスタンドや道路料金所とか有料駐車場ゲートでも
簡便に精算しやすくその手で釣り銭、領収書もそのまま
収納できるので便利である。 【0013】図6は図5の引き出しトレイ7を開けた様
子を示す斜視図である。 【0014】運転者は有料道路料金所を通過する際、あ
るいは有料駐車場さらにガソリンスタンド等で当然、図
6のように引き出し7を開けて中に口座認識カード5等
を提示させながら通過すれば、上方からのバーコード操
作で瞬時に読み取り精算も可能である。 【0015】 【発明の効果】以上要するに本発明によれば、有料道路
料金所では、高価な車載器なしでも料金所側のバーコー
ド読み取り装置により瞬時にノンストップで料金精算通
過が可能となるので車両の渋滞が解消され、また現金精
算の場合でもスムーズ簡便に対応が可能であり、有料道
路のドライブが快適となり、有料道路以外にも有料駐車
場やガソリンスタンドでの料金精算に対しても簡便快適
に対応させて使用できる等の顕著な効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車ドアミラー側面に設けられたイジェクト
・口の状態をあらわす部分斜視図。 【図2】自動車ドアミラーからイジェクトされた銀行等
口座認識カード提示トレイの部分斜視図。 【図3】自動車ドアミラーの側面下方からイジェクトさ
れた銀行等口座認識カード提示トレイの部分斜視図。 【図4】自動車内運転席からみたイジェクト・ボタンの
位置を示す部分斜視図。 【図5】自動車ドアミラー本体下方に設けられた引き出
しトレイの部分斜視図。 【図6】 【図5】の引き出しを開けた状態をあらわす部分斜視
図。 【符号の説明】 1 自動車ドアミラー本体 2 ミラー面 3 カード提示イジェクト・トレイ 4 イジェクト・口 5 銀行等口座認識カード 6 運転席側フロントピラー 7 手動式引き出しトレイ 8 取っ手 9 イジェクト・ボタン
・口の状態をあらわす部分斜視図。 【図2】自動車ドアミラーからイジェクトされた銀行等
口座認識カード提示トレイの部分斜視図。 【図3】自動車ドアミラーの側面下方からイジェクトさ
れた銀行等口座認識カード提示トレイの部分斜視図。 【図4】自動車内運転席からみたイジェクト・ボタンの
位置を示す部分斜視図。 【図5】自動車ドアミラー本体下方に設けられた引き出
しトレイの部分斜視図。 【図6】 【図5】の引き出しを開けた状態をあらわす部分斜視
図。 【符号の説明】 1 自動車ドアミラー本体 2 ミラー面 3 カード提示イジェクト・トレイ 4 イジェクト・口 5 銀行等口座認識カード 6 運転席側フロントピラー 7 手動式引き出しトレイ 8 取っ手 9 イジェクト・ボタン
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】自動車の運転席側フロントピラー面に装備
させたイジェクトボタン9操作で自動車ドアミラー本体
1側面外へCD−ROM状に開閉動作するバーコード読
み取りカード提示イジェクト・トレイ3を本体1に内装
させたことを特徴とする自動車ドアミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10528498A JP3479901B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 自動車ドアミラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10528498A JP3479901B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 自動車ドアミラー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11255031A JPH11255031A (ja) | 1999-09-21 |
JP3479901B2 true JP3479901B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=14403387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10528498A Expired - Fee Related JP3479901B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 自動車ドアミラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3479901B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100774726B1 (ko) * | 2006-07-10 | 2007-11-08 | 현대자동차주식회사 | 톨게이트 통과 시 요금 정산방법 및 그 장치 |
KR100873341B1 (ko) | 2007-03-30 | 2008-12-11 | 정태진 | 통행권 전달장치 |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP10528498A patent/JP3479901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11255031A (ja) | 1999-09-21 |
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