JPH07303855A - 材料塗布方法及び塗布装置 - Google Patents
材料塗布方法及び塗布装置Info
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- JPH07303855A JPH07303855A JP12317894A JP12317894A JPH07303855A JP H07303855 A JPH07303855 A JP H07303855A JP 12317894 A JP12317894 A JP 12317894A JP 12317894 A JP12317894 A JP 12317894A JP H07303855 A JPH07303855 A JP H07303855A
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- nozzle
- coating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 セルフロッキング剤等の材料をナットのねじ
領域に効率よく一定量塗布すること。 【構成】 ナット(11)がワーク供給手段(10)か
ら連続的に供給され、供給されたナットは、ワークタク
ト調整手段(12)を介して材料塗布位置(P)で一時
的に停止される。材料塗布位置(P)には材料塗布手段
(15)のノズル(14)が進退可能に設けられてお
り、ナット停止時にノズル(14)の先端側が進入して
開口部(14A)より噴出される材料がナット内に塗布
される。ノズル(14)が後退する時に、塗布が完了し
たナット(11)は反転装置(50)で反転されて搬送
手段(16)に送られる一方、次に塗布されるナット
(11)が塗布位置に到達してノズル(14)が同様の
塗布を行う。搬送手段(16)でのナット搬送中は、塗
布された材料の乾燥処理が行われる。
領域に効率よく一定量塗布すること。 【構成】 ナット(11)がワーク供給手段(10)か
ら連続的に供給され、供給されたナットは、ワークタク
ト調整手段(12)を介して材料塗布位置(P)で一時
的に停止される。材料塗布位置(P)には材料塗布手段
(15)のノズル(14)が進退可能に設けられてお
り、ナット停止時にノズル(14)の先端側が進入して
開口部(14A)より噴出される材料がナット内に塗布
される。ノズル(14)が後退する時に、塗布が完了し
たナット(11)は反転装置(50)で反転されて搬送
手段(16)に送られる一方、次に塗布されるナット
(11)が塗布位置に到達してノズル(14)が同様の
塗布を行う。搬送手段(16)でのナット搬送中は、塗
布された材料の乾燥処理が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は材料塗布方法及び塗布装
置に係り、更に詳しくは、セルフロッキング剤等の液体
材料をナットの内面ねじ領域に塗布するに好適に用いら
れる材料塗布方法及び塗布装置に関するものである。
置に係り、更に詳しくは、セルフロッキング剤等の液体
材料をナットの内面ねじ領域に塗布するに好適に用いら
れる材料塗布方法及び塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、締結されるねじの緩み等を防
止するため、ボルト或はナットのねじ領域に、液状のセ
ルフロッキング剤からなる材料を塗布するという手法が
採用されている。
止するため、ボルト或はナットのねじ領域に、液状のセ
ルフロッキング剤からなる材料を塗布するという手法が
採用されている。
【0003】特開平4−349968号公報には、前述
の液状セルフロッキング剤としての材料をナットのねじ
領域に塗布する方法及び装置が開示されている。この装
置は、ナットを所定の姿勢に保持するナット保持手段
と、ナットに対して進退可能に設けられるとともに、当
該ナット内に入り込むことができる筒状部材を備えて構
成されている。筒状部材は、後退位置でセルフロッキン
グ剤を収容したタンク内に浸漬されており、それによっ
て筒状部材の上端開口部内に一定量の材料を受容できる
ようになっている。材料の塗布は、筒状部材の開口部が
ナット内に進入したときに、当該筒状部材内のプランジ
ャを軸方向へ駆動させて前記開口部より材料を湧出すこ
とによって行われる。
の液状セルフロッキング剤としての材料をナットのねじ
領域に塗布する方法及び装置が開示されている。この装
置は、ナットを所定の姿勢に保持するナット保持手段
と、ナットに対して進退可能に設けられるとともに、当
該ナット内に入り込むことができる筒状部材を備えて構
成されている。筒状部材は、後退位置でセルフロッキン
グ剤を収容したタンク内に浸漬されており、それによっ
て筒状部材の上端開口部内に一定量の材料を受容できる
ようになっている。材料の塗布は、筒状部材の開口部が
ナット内に進入したときに、当該筒状部材内のプランジ
ャを軸方向へ駆動させて前記開口部より材料を湧出すこ
とによって行われる。
【0004】このような塗布方法及び装置によれば、従
来採用されていた材料の刷毛塗り等に比べて塗布効率が
改善され、かつ、必要な部位にのみ材料を塗布すること
が可能となる。
来採用されていた材料の刷毛塗り等に比べて塗布効率が
改善され、かつ、必要な部位にのみ材料を塗布すること
が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
塗布方法及び塗布装置にあっては、筒状部材の開口部に
収容された材料をプランジャで押し出すことによって塗
布する方式であるため、筒状部材の昇降手段の他、プラ
ンジャ駆動手段をも別途併設しなければならず、構造的
な複雑化が余儀なくされるという不都合があった。
塗布方法及び塗布装置にあっては、筒状部材の開口部に
収容された材料をプランジャで押し出すことによって塗
布する方式であるため、筒状部材の昇降手段の他、プラ
ンジャ駆動手段をも別途併設しなければならず、構造的
な複雑化が余儀なくされるという不都合があった。
【0006】また、筒状部材は、非塗布時にタンク内に
浸漬されて材料を開口部内に収容させるものでありた
め、タンク内の液面高さは必然的に開口部よりも上方位
置に維持する必要上、タンク自体の深さも要求される結
果、装置小型化には自ずと限界があった。
浸漬されて材料を開口部内に収容させるものでありた
め、タンク内の液面高さは必然的に開口部よりも上方位
置に維持する必要上、タンク自体の深さも要求される結
果、装置小型化には自ずと限界があった。
【0007】さらに、前記従来方式にあっては、ナット
の内面に塗布された材料のうち、残りの材料を再度開口
部内に戻すという方式を採用するものであり、従って、
材料の粘度によっては、余分な材料がねじ領域に付着し
たまま戻すことができなくなる可能性もある。この場合
には、必要量以上の材料塗布が行われることとなり、均
一なるセルフロッキング効果の維持に支障をきたす虞も
あり、かつ、その後の搬送過程における液ダレ要因とも
なる。
の内面に塗布された材料のうち、残りの材料を再度開口
部内に戻すという方式を採用するものであり、従って、
材料の粘度によっては、余分な材料がねじ領域に付着し
たまま戻すことができなくなる可能性もある。この場合
には、必要量以上の材料塗布が行われることとなり、均
一なるセルフロッキング効果の維持に支障をきたす虞も
あり、かつ、その後の搬送過程における液ダレ要因とも
なる。
【0008】また、前記ナット保持手段は、複数単位毎
のナットを保持するようになっており、各ナット相互間
隔等を一定に保つための構造を採用する他、ナット保持
手段へのナット供給状態を監視するためのセンサ等も必
要とし、この点からも構造が複雑になるという不都合が
あった。
のナットを保持するようになっており、各ナット相互間
隔等を一定に保つための構造を採用する他、ナット保持
手段へのナット供給状態を監視するためのセンサ等も必
要とし、この点からも構造が複雑になるという不都合が
あった。
【0009】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合を改善
するために案出されたものであり、その目的は、材料の
塗布手段自体の構造を極めて簡単なものとして構成する
ことができるとともに、必要量以上の材料を物理的に掻
き出すことができるようにして一定量の材料塗布を行う
ことができ、かつ、塗布装置全体としての構造も既存構
造に比べて簡易化することが可能な材料塗布方法及び塗
布装置を提供することにある。
するために案出されたものであり、その目的は、材料の
塗布手段自体の構造を極めて簡単なものとして構成する
ことができるとともに、必要量以上の材料を物理的に掻
き出すことができるようにして一定量の材料塗布を行う
ことができ、かつ、塗布装置全体としての構造も既存構
造に比べて簡易化することが可能な材料塗布方法及び塗
布装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ナットを一定姿勢に保持しつつ当該ナッ
トの内面側に所定の材料を塗布する方法において、前記
ナットを連続的に移動させながら供給するとともに、所
定の塗布位置でナットの移動を一時的に停止させ、この
停止時に前記塗布位置に向かって進退可能に設けたノズ
ルをナット内に進入させるとともに、ノズルの開口部か
ら材料を噴出させてナットのねじ領域に前記材料の塗布
を行い、塗布された材料の一定量をノズル外径部分で掻
き出しながら当該ノズルを後退させ、その後、材料が定
量塗布されたナットを搬送する、という手法が採用され
ている。
め、本発明は、ナットを一定姿勢に保持しつつ当該ナッ
トの内面側に所定の材料を塗布する方法において、前記
ナットを連続的に移動させながら供給するとともに、所
定の塗布位置でナットの移動を一時的に停止させ、この
停止時に前記塗布位置に向かって進退可能に設けたノズ
ルをナット内に進入させるとともに、ノズルの開口部か
ら材料を噴出させてナットのねじ領域に前記材料の塗布
を行い、塗布された材料の一定量をノズル外径部分で掻
き出しながら当該ノズルを後退させ、その後、材料が定
量塗布されたナットを搬送する、という手法が採用され
ている。
【0011】前記材料塗布方法において、材料の塗布が
行われた後のナットは反転された姿勢で搬送され、当該
搬送中に所定の乾燥処理を連続的に受ける、という手法
が採用される。
行われた後のナットは反転された姿勢で搬送され、当該
搬送中に所定の乾燥処理を連続的に受ける、という手法
が採用される。
【0012】本発明に係る材料塗布装置は、多数のナッ
トを一定姿勢にして順次供給可能に設けたワーク供給手
段と、前記供給されたナットを一個づつ送って所定の材
料塗布位置で一時的に停止可能に設けたワークタクト調
整手段と、前記塗布位置に対して進退可能に設けられる
とともに、当該塗布位置のナット内に挿入可能に設けら
れ、かつ、先端側に材料を噴出する少なくとも一個の開
口部と、ナット内面に塗布された材料の一定量を掻き出
し可能なフランジ部とを有するノズルを備えた材料塗布
手段と、塗布完了後のナットを所定方向に搬送可能に設
けた搬送手段と、前記各手段を所定動作させるための制
御手段とを備える、という構成を採っている。
トを一定姿勢にして順次供給可能に設けたワーク供給手
段と、前記供給されたナットを一個づつ送って所定の材
料塗布位置で一時的に停止可能に設けたワークタクト調
整手段と、前記塗布位置に対して進退可能に設けられる
とともに、当該塗布位置のナット内に挿入可能に設けら
れ、かつ、先端側に材料を噴出する少なくとも一個の開
口部と、ナット内面に塗布された材料の一定量を掻き出
し可能なフランジ部とを有するノズルを備えた材料塗布
手段と、塗布完了後のナットを所定方向に搬送可能に設
けた搬送手段と、前記各手段を所定動作させるための制
御手段とを備える、という構成を採っている。
【0013】また、本発明における材料塗布装置におい
ては、前記構成に加え、材料塗布位置と搬送手段との間
にナットを反転させるための反転装置が装備される、と
いう構成も採用される。
ては、前記構成に加え、材料塗布位置と搬送手段との間
にナットを反転させるための反転装置が装備される、と
いう構成も採用される。
【0014】
【作用】前記ワーク供給手段からは、多数のナットが同
一姿勢を保持した状態で連続的に供給される。供給され
たナットは、ワークタクト調整手段に向かって前進し、
当該ワークタクト調整手段は、予め設定された材料塗布
位置にナットを一時的に停止させる。
一姿勢を保持した状態で連続的に供給される。供給され
たナットは、ワークタクト調整手段に向かって前進し、
当該ワークタクト調整手段は、予め設定された材料塗布
位置にナットを一時的に停止させる。
【0015】この時、材料塗布手段のノズルが前記材料
塗布位置に向かって前進してノズル先端部分がナット内
に入り込むこととなる。同時にノズルの開口部からは材
料が噴出され、この材料がナットのねじ領域に接触する
ことで塗布が行われる。予め設定されたナット停止時間
が経過すると、前記ワークタクト調整手段は塗布位置に
あるナットの停止を解除するとともに、次なるナットを
塗布位置にて停止させる。この一方、ナット停止解除時
に、ノズルは前記フランジ部で材料の一定量を掻き出し
ながら後退し、次のナットが材料塗布位置に到達した時
に再びナット内に入って材料の塗布を行うこととなる。
塗布位置に向かって前進してノズル先端部分がナット内
に入り込むこととなる。同時にノズルの開口部からは材
料が噴出され、この材料がナットのねじ領域に接触する
ことで塗布が行われる。予め設定されたナット停止時間
が経過すると、前記ワークタクト調整手段は塗布位置に
あるナットの停止を解除するとともに、次なるナットを
塗布位置にて停止させる。この一方、ナット停止解除時
に、ノズルは前記フランジ部で材料の一定量を掻き出し
ながら後退し、次のナットが材料塗布位置に到達した時
に再びナット内に入って材料の塗布を行うこととなる。
【0016】材料の塗布が完了したナットは次段の搬送
手段に搬送される。この際、前記塗布位置と搬送手段と
の間にナット反転装置を設けた場合には、ナットが反転
された状態で搬送されることとなる。
手段に搬送される。この際、前記塗布位置と搬送手段と
の間にナット反転装置を設けた場合には、ナットが反転
された状態で搬送されることとなる。
【0017】本発明における材料は、ナイロン、ポリテ
トラフルオロエチレン等の熱可塑性樹脂粉末を、エポキ
シ樹脂等と溶剤からなる液体に溶融したセルフロッキン
グ剤が例示される。
トラフルオロエチレン等の熱可塑性樹脂粉末を、エポキ
シ樹脂等と溶剤からなる液体に溶融したセルフロッキン
グ剤が例示される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0019】図1は、本実施例装置のブロック構成図を
示し、図2には、その概略構成が示されている。これら
の図において、材料塗布装置は、ワーク供給手段10
と、このワーク供給手段10により供給されたナット1
1を材料塗布位置P(図2参照)に一時的に停止さるワ
ークタクト調整手段12と、前記材料塗布位置Pに対し
て進退可能に設けられるとともに、当該位置に停止した
ナット11内に先端側が進入するノズル14を備えた材
料塗布手段15と、塗布完了後のナット11を順次搬送
する搬送手段16と、これらの各手段を所定のタイミン
グで駆動動作させる制御手段17(図1参照)とを備え
て構成されている。
示し、図2には、その概略構成が示されている。これら
の図において、材料塗布装置は、ワーク供給手段10
と、このワーク供給手段10により供給されたナット1
1を材料塗布位置P(図2参照)に一時的に停止さるワ
ークタクト調整手段12と、前記材料塗布位置Pに対し
て進退可能に設けられるとともに、当該位置に停止した
ナット11内に先端側が進入するノズル14を備えた材
料塗布手段15と、塗布完了後のナット11を順次搬送
する搬送手段16と、これらの各手段を所定のタイミン
グで駆動動作させる制御手段17(図1参照)とを備え
て構成されている。
【0020】本実施例におけるナット11は、図3に示
されるように、軸方向一端側に座面11aを有するフラ
ンジ部11Aを備えた形状のものが材料の塗布対象とさ
れている。
されるように、軸方向一端側に座面11aを有するフラ
ンジ部11Aを備えた形状のものが材料の塗布対象とさ
れている。
【0021】前記ワーク供給手段10は、図2に示され
るように、回転軸20を介して周方向に回転可能に設け
られたドラム21と、このドラム21の図示省略したナ
ット排出口に連結されるとともに、略水平方向に向かっ
て支持された通路23とを備えて構成されている。ドラ
ム21には、その内壁に図示しない螺旋状のナット上昇
路が設けられており、ドラム21の回転によってナット
11が順次上昇してナット排出口より排出される。この
際、前記通路23には適宜なバイブレータを介して所定
の振動が付与されるようになっており、この振動作用に
よって通路23上のナット11が自ら図2中矢印A方向
に移動可能とされている。
るように、回転軸20を介して周方向に回転可能に設け
られたドラム21と、このドラム21の図示省略したナ
ット排出口に連結されるとともに、略水平方向に向かっ
て支持された通路23とを備えて構成されている。ドラ
ム21には、その内壁に図示しない螺旋状のナット上昇
路が設けられており、ドラム21の回転によってナット
11が順次上昇してナット排出口より排出される。この
際、前記通路23には適宜なバイブレータを介して所定
の振動が付与されるようになっており、この振動作用に
よって通路23上のナット11が自ら図2中矢印A方向
に移動可能とされている。
【0022】前記通路23は、図3に示されるように、
断面形状が略L字状に形成された一対の通路形成部材2
4,24によって構成されている。これらの通路形成部
材24,24は、L字の短寸片が相互に突き合う方向と
なるように相対配置されているとともに、ナット11の
内径よりも大きな間隔をおいて相対配置され、これによ
り、ナット11内へのノズル14先端側の進入を許容で
きるようになっている。ナット11のフランジ部11A
は、通路形成部材24,24の上端縁に係止されて通路
23上を移動可能とされている。なお、本実施例では、
図示しないナット姿勢選別機構が前記ドラム21のナッ
ト排出口に設けられており、このナット姿勢選別機構に
よりナット11のフランジ部11Aが常に上方に位置す
る態様で供給することができるようになっている。
断面形状が略L字状に形成された一対の通路形成部材2
4,24によって構成されている。これらの通路形成部
材24,24は、L字の短寸片が相互に突き合う方向と
なるように相対配置されているとともに、ナット11の
内径よりも大きな間隔をおいて相対配置され、これによ
り、ナット11内へのノズル14先端側の進入を許容で
きるようになっている。ナット11のフランジ部11A
は、通路形成部材24,24の上端縁に係止されて通路
23上を移動可能とされている。なお、本実施例では、
図示しないナット姿勢選別機構が前記ドラム21のナッ
ト排出口に設けられており、このナット姿勢選別機構に
よりナット11のフランジ部11Aが常に上方に位置す
る態様で供給することができるようになっている。
【0023】前記ワークタクト調整手段12は、図2に
示されるように、通路23の上方位置に設けられてい
る。このワークタクト調整手段12は、相互に所定間隔
を隔てて配置された第1ないし第3のシリンダ30,3
1,32と、これら各シリンダ30,31,32にそれ
ぞれ軸方向進退可能に設けられた第1ないし第3のロッ
ド33,34,35とを備えて構成されている。各ロッ
ド33〜35は、それぞれが時間差をもって進退可能に
設けられており、第1及び第2のロッド33,34相互
間隔は、第2及び第3のロッド34,35の相互間隔よ
りも大きく設けられ、これにより、ナット11を材料塗
布位置Pに一時的に停止させることができる一方、次な
るナット11以下を順次塗布位置Pに連続的に供給でき
るようになっている。
示されるように、通路23の上方位置に設けられてい
る。このワークタクト調整手段12は、相互に所定間隔
を隔てて配置された第1ないし第3のシリンダ30,3
1,32と、これら各シリンダ30,31,32にそれ
ぞれ軸方向進退可能に設けられた第1ないし第3のロッ
ド33,34,35とを備えて構成されている。各ロッ
ド33〜35は、それぞれが時間差をもって進退可能に
設けられており、第1及び第2のロッド33,34相互
間隔は、第2及び第3のロッド34,35の相互間隔よ
りも大きく設けられ、これにより、ナット11を材料塗
布位置Pに一時的に停止させることができる一方、次な
るナット11以下を順次塗布位置Pに連続的に供給でき
るようになっている。
【0024】前記材料塗布手段15は、ノズル14と、
このノズル14を進退可能に支持するとともに、当該ノ
ズル14を前記塗布位置Pに位置するナット11内に進
入させるためのシリンダ40とにより構成されている。
ノズル14の中心軸線は、前記塗布位置P上のナット1
1における中心軸線に一致されている。このノズル14
は、材料を噴出する開口部14Aが先端より僅かに下方
に位置する周方向4箇所にそれぞれ等間隔をおいて形成
されている。これらの開口部14Aの上方にはフランジ
部14Bが形成されており、このフランジ部14Bはナ
ット11の最小内径寸法より僅かに小さな外径寸法を有
する形状に設けられている。本実施例におけるノズル1
4は、開口部14Aがナット11の軸方向略中間相当位
置を上昇限度として設定され、材料の塗布領域がナット
頂面11b側に位置する幾つかのピッチ数に対応した内
面領域のみとされ、軸方向全域に及ぶ材料塗布は行われ
ないようになっている。
このノズル14を進退可能に支持するとともに、当該ノ
ズル14を前記塗布位置Pに位置するナット11内に進
入させるためのシリンダ40とにより構成されている。
ノズル14の中心軸線は、前記塗布位置P上のナット1
1における中心軸線に一致されている。このノズル14
は、材料を噴出する開口部14Aが先端より僅かに下方
に位置する周方向4箇所にそれぞれ等間隔をおいて形成
されている。これらの開口部14Aの上方にはフランジ
部14Bが形成されており、このフランジ部14Bはナ
ット11の最小内径寸法より僅かに小さな外径寸法を有
する形状に設けられている。本実施例におけるノズル1
4は、開口部14Aがナット11の軸方向略中間相当位
置を上昇限度として設定され、材料の塗布領域がナット
頂面11b側に位置する幾つかのピッチ数に対応した内
面領域のみとされ、軸方向全域に及ぶ材料塗布は行われ
ないようになっている。
【0025】前記ノズル14の下端側には、材料供給パ
イプ43の一端が連結されているとともに、この材料供
給パイプ43の他端は材料タンク44に連結されてい
る。材料供給パイプ43の途中には圧送ポンプ45が介
装されており、この圧送ポンプ45が駆動されることに
より、材料タンク44に収容されたセルフロッキング剤
からなる材料がノズル14内に圧送され、ひいては、ノ
ズル14の開口部14Aから材料を噴出させることがで
きるようになっている。
イプ43の一端が連結されているとともに、この材料供
給パイプ43の他端は材料タンク44に連結されてい
る。材料供給パイプ43の途中には圧送ポンプ45が介
装されており、この圧送ポンプ45が駆動されることに
より、材料タンク44に収容されたセルフロッキング剤
からなる材料がノズル14内に圧送され、ひいては、ノ
ズル14の開口部14Aから材料を噴出させることがで
きるようになっている。
【0026】前記通路23のナット供給方向側端部23
Aには、ナット反転装置50が連結されている。このナ
ット反転装置50は、図示省略したブロック体により構
成されており、内部に半円弧状のナット反転通路50A
を形成することによって構成されている。
Aには、ナット反転装置50が連結されている。このナ
ット反転装置50は、図示省略したブロック体により構
成されており、内部に半円弧状のナット反転通路50A
を形成することによって構成されている。
【0027】前記搬送手段16は、ナット反転通路50
Aの下部出口側に配置されており、この搬送手段16
は、図2中紙面直交方向に沿って延びるコンベア台60
と、このコンベア台60に沿って回行されるエンドレス
ベルト61とを備えており、このコンベア台60の終端
にナット回収容器が配置されるようになっている。な
お、本実施例においては、コンベア台60の途中上部領
域にカバー部材63が設けられており、このカバー部材
63に接続されたダクト64より温風がカバー63内に
導入され、一定の温度に保たれるようになっている。
Aの下部出口側に配置されており、この搬送手段16
は、図2中紙面直交方向に沿って延びるコンベア台60
と、このコンベア台60に沿って回行されるエンドレス
ベルト61とを備えており、このコンベア台60の終端
にナット回収容器が配置されるようになっている。な
お、本実施例においては、コンベア台60の途中上部領
域にカバー部材63が設けられており、このカバー部材
63に接続されたダクト64より温風がカバー63内に
導入され、一定の温度に保たれるようになっている。
【0028】前記制御手段17は、前記各手段を駆動さ
せるための操作スイッチ群及びタイミング制御回路等を
含み構成されており、この制御手段17の図示しないメ
インスイッチのON−OFF操作で装置全体の動作制御
を行わせることができるようになっている。
せるための操作スイッチ群及びタイミング制御回路等を
含み構成されており、この制御手段17の図示しないメ
インスイッチのON−OFF操作で装置全体の動作制御
を行わせることができるようになっている。
【0029】次に、本実施例における材料塗布方法につ
いて説明する。
いて説明する。
【0030】制御手段17にて電源を投入すると、ワー
ク供給手段10のドラム21が回転して当該ドラム21
内に収容されたナット11が順次通路23に送られる。
この時、ナット11は、フランジ部11Aが常に上方に
位置する水平姿勢で送り出される。
ク供給手段10のドラム21が回転して当該ドラム21
内に収容されたナット11が順次通路23に送られる。
この時、ナット11は、フランジ部11Aが常に上方に
位置する水平姿勢で送り出される。
【0031】ドラム21より排出されたナット11は、
振動が付与されている通路23に沿って順次連続的に供
給され、次段のワークタクト調整手段12によって一個
づつ材料塗布位置P上に予め設定された時間だけ停止さ
れる。この時、材料塗布手段15のノズル14がシリン
ダ40の動作を介して上昇されて上端側がナット11内
に進入することとなる。この状態で、ノズル14の各開
口部14Aから噴出される材料がナット11のねじ領域
に付着され、これにより材料の塗布が行われることとな
る。
振動が付与されている通路23に沿って順次連続的に供
給され、次段のワークタクト調整手段12によって一個
づつ材料塗布位置P上に予め設定された時間だけ停止さ
れる。この時、材料塗布手段15のノズル14がシリン
ダ40の動作を介して上昇されて上端側がナット11内
に進入することとなる。この状態で、ノズル14の各開
口部14Aから噴出される材料がナット11のねじ領域
に付着され、これにより材料の塗布が行われることとな
る。
【0032】次いで、ノズル14が下降し、ナット11
のねじ領域に塗布された余分な材料をフランジ部14B
にて下方に掻き出しながらナット11内より脱出する。
掻き出された材料は、ノズル14の外周面に沿って下方
に流れ、図示しない材料回収容器内に滴下することとな
る。ノズル14のナット11内からの脱出と同時に、第
1のロッド33が上昇して塗布済みのナット11がナッ
ト反転装置50側に送り出されることとなる。この時、
ワークタクト調整手段12における第2のロッド34
は、次に材料が塗布されるべきナット11を係止した状
態を保持し、第1のロッド33が再度下降してナット1
1の通過を阻止する状態に達したときに、係止を解除す
る。従って、ノズル下降中に次のナット11に材料が塗
布されないまま当該次なるナット11が材料塗布位置P
を通過することはない。
のねじ領域に塗布された余分な材料をフランジ部14B
にて下方に掻き出しながらナット11内より脱出する。
掻き出された材料は、ノズル14の外周面に沿って下方
に流れ、図示しない材料回収容器内に滴下することとな
る。ノズル14のナット11内からの脱出と同時に、第
1のロッド33が上昇して塗布済みのナット11がナッ
ト反転装置50側に送り出されることとなる。この時、
ワークタクト調整手段12における第2のロッド34
は、次に材料が塗布されるべきナット11を係止した状
態を保持し、第1のロッド33が再度下降してナット1
1の通過を阻止する状態に達したときに、係止を解除す
る。従って、ノズル下降中に次のナット11に材料が塗
布されないまま当該次なるナット11が材料塗布位置P
を通過することはない。
【0033】ナット反転装置50に送られたナット11
は、ナット反転通路50Aを通過することによって反転
され、前記フランジ部11Aが下方に位置する態様で搬
送手段16のエンドレスベルト61上に送り出されるこ
ととなる。このエンドレスベルト61上を搬送される過
程においては、前記カバー63内が一定の温度に保たれ
ているため、材料中に含まれる溶剤の蒸発が促進され、
短時間での乾燥が行えることとなる。このようにして材
料の塗布と乾燥とが行われたナット11は搬送手段16
の終端に設けられる回収容器に落下して回収される。
は、ナット反転通路50Aを通過することによって反転
され、前記フランジ部11Aが下方に位置する態様で搬
送手段16のエンドレスベルト61上に送り出されるこ
ととなる。このエンドレスベルト61上を搬送される過
程においては、前記カバー63内が一定の温度に保たれ
ているため、材料中に含まれる溶剤の蒸発が促進され、
短時間での乾燥が行えることとなる。このようにして材
料の塗布と乾燥とが行われたナット11は搬送手段16
の終端に設けられる回収容器に落下して回収される。
【0034】従って、このような実施例によれば、ワー
ク供給手段10よりナット11を連続的に供給するとと
もに、これらナット11をワークタクト調整手段12で
材料塗布位置Pに一時的に停止させることができ、この
状態でノズル14の先端側がナット11内に進入し、開
口部14Aから噴出される材料でナット頂面11b側寄
りの内面ねじ領域にのみ材料の塗布を行えるという効果
がある。
ク供給手段10よりナット11を連続的に供給するとと
もに、これらナット11をワークタクト調整手段12で
材料塗布位置Pに一時的に停止させることができ、この
状態でノズル14の先端側がナット11内に進入し、開
口部14Aから噴出される材料でナット頂面11b側寄
りの内面ねじ領域にのみ材料の塗布を行えるという効果
がある。
【0035】また、材料塗布手段16としてノズル14
を採用するとともに、当該ノズル14内に材料を圧送し
てこれを開口部14Aから噴出させるという、極めてシ
ンプルな構成を採用したから、プランジャ駆動による従
来方式に比べて構造の簡易化を確実に達成することがで
きる。しかも、前記開口部14Aの上方にフランジ部1
4Bを形成したから、ノズル14が下降する時に余分な
材料を下方に掻き出すことができ、一定量の材料塗布に
よる品質的バラツキを生ずることもない。
を採用するとともに、当該ノズル14内に材料を圧送し
てこれを開口部14Aから噴出させるという、極めてシ
ンプルな構成を採用したから、プランジャ駆動による従
来方式に比べて構造の簡易化を確実に達成することがで
きる。しかも、前記開口部14Aの上方にフランジ部1
4Bを形成したから、ノズル14が下降する時に余分な
材料を下方に掻き出すことができ、一定量の材料塗布に
よる品質的バラツキを生ずることもない。
【0036】さらに、塗布完了後のナット11は、その
後に反転装置50を介して反転された状態で搬送手段1
6のエンドレスベルト61上に送り出される構成である
ため、ナット11の頂面11b側が上方に位置すること
となって乾燥効率を高めることができる一方、ナット1
1内における材料の非塗布領域である座面11a側が下
方に位置することとなり、液ダレを生ずることも有効に
回避可能となる。
後に反転装置50を介して反転された状態で搬送手段1
6のエンドレスベルト61上に送り出される構成である
ため、ナット11の頂面11b側が上方に位置すること
となって乾燥効率を高めることができる一方、ナット1
1内における材料の非塗布領域である座面11a側が下
方に位置することとなり、液ダレを生ずることも有効に
回避可能となる。
【0037】なお、前記ノズル14は、先端よりやや下
方位置に四個の開口部14Aを設けた構成例を示した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
図4に示されるように、開口部14Aが先端に一個形成
されたノズル14を採用してもよい。この構成によるノ
ズル14は、開口部14Aから噴出した材料が外周面を
伝って下方に流れることによりナット11のねじ領域に
材料の塗布が行えるようになっている。この際、ノズル
14の先端形状は茸状とされているため、先端から噴出
される材料は斜面に沿う流れとなり、従って、ナット1
1内面の軸方向全域に材料が塗布されることはない。
方位置に四個の開口部14Aを設けた構成例を示した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
図4に示されるように、開口部14Aが先端に一個形成
されたノズル14を採用してもよい。この構成によるノ
ズル14は、開口部14Aから噴出した材料が外周面を
伝って下方に流れることによりナット11のねじ領域に
材料の塗布が行えるようになっている。この際、ノズル
14の先端形状は茸状とされているため、先端から噴出
される材料は斜面に沿う流れとなり、従って、ナット1
1内面の軸方向全域に材料が塗布されることはない。
【0038】このようなノズル14を採用した場合でも
前記実施例と略同様の効果が得られる他、ノズル構造を
さらに一層簡易化できるという別途の効果を得る。
前記実施例と略同様の効果が得られる他、ノズル構造を
さらに一層簡易化できるという別途の効果を得る。
【0039】また、前記実施例では材料がねじ領域の周
方向全周に材料塗布が行われる態様を示したが、周方向
の一部にのみ塗布する方法も同様に採用することができ
る。この場合、図3に示したノズル14における開口部
14Aの形成個数を一個或は二個等に減少させることに
よって達成することができる。また、前記実施例では、
ナット11の頂面11b寄りの内面ねじ領域のみに材料
を塗布する態様を示したが、必要に応じて座面11a寄
りの領域にのみ材料を塗布してもよく、また、場合によ
っては、軸方向全域に亘る内面ねじ領域に材料を塗布す
ることも可能である。
方向全周に材料塗布が行われる態様を示したが、周方向
の一部にのみ塗布する方法も同様に採用することができ
る。この場合、図3に示したノズル14における開口部
14Aの形成個数を一個或は二個等に減少させることに
よって達成することができる。また、前記実施例では、
ナット11の頂面11b寄りの内面ねじ領域のみに材料
を塗布する態様を示したが、必要に応じて座面11a寄
りの領域にのみ材料を塗布してもよく、また、場合によ
っては、軸方向全域に亘る内面ねじ領域に材料を塗布す
ることも可能である。
【0040】さらに、材料塗布対象としてのナット11
は、その両端が開口となったものに限られず、一端が閉
塞構造とされた袋ナットをも塗布対象とすることが可能
である。
は、その両端が開口となったものに限られず、一端が閉
塞構造とされた袋ナットをも塗布対象とすることが可能
である。
【0041】また、前記実施例においては、通路23は
一列構造を採用するとともに、これに対応して一個のノ
ズル14を用いた例を示したが、同一構造を複数列に構
成して単一の搬送手段16に塗布完了したナット11を
それぞれ送り出しできるようにすれば、塗布効率を一層
向上させることも可能である。
一列構造を採用するとともに、これに対応して一個のノ
ズル14を用いた例を示したが、同一構造を複数列に構
成して単一の搬送手段16に塗布完了したナット11を
それぞれ送り出しできるようにすれば、塗布効率を一層
向上させることも可能である。
【0042】さらに、ノズル14は、先端側の直径が異
なるものを多種用意しておくこともでき、これをシリン
ダ40に適宜着脱して用いれば、内径の異なる数種のナ
ットを塗布対象として汎用性を有効に拡大することもで
きる。
なるものを多種用意しておくこともでき、これをシリン
ダ40に適宜着脱して用いれば、内径の異なる数種のナ
ットを塗布対象として汎用性を有効に拡大することもで
きる。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、かつ、
作用するので、これによると、材料の塗布手段自体の構
造を極めて簡単なものとして構成することができるとと
もに、必要量以上の材料を物理的に掻き出すことができ
るようにして安定した材料塗布を行うことができ、か
つ、装置全体としての構造も比較的に簡易化することが
できる、という従来にない優れた効果を奏する材料塗布
方法及び塗布装置を提供することができる。
作用するので、これによると、材料の塗布手段自体の構
造を極めて簡単なものとして構成することができるとと
もに、必要量以上の材料を物理的に掻き出すことができ
るようにして安定した材料塗布を行うことができ、か
つ、装置全体としての構造も比較的に簡易化することが
できる、という従来にない優れた効果を奏する材料塗布
方法及び塗布装置を提供することができる。
【図1】本発明に係る材料塗布装置の一実施例を示すブ
ロック構成図である。
ロック構成図である。
【図2】前記実施例における塗布装置の概略構成図であ
る。
る。
【図3】材料塗布状態を示す要部断面図である。
【図4】本発明の変形例を示す塗布状態の要部断面図で
ある。
ある。
10 ワーク供給手段 11 ナット 12 ワークタクト調整手段 14 ノズル 14A 開口部 14B フランジ部 15 材料塗布手段 16 搬送手段 50 反転装置 P 材料塗布位置。
Claims (4)
- 【請求項1】 ナットを一定姿勢に保持しつつ当該ナッ
トの内面側に所定の材料を塗布する方法において、前記
ナット(11)を連続的に移動させながら供給するとと
もに、所定の塗布位置(P)でナットの移動を一時的に
停止させ、この停止時に前記塗布位置に向かって進退可
能に設けたノズル(14)をナット内に進入させるとと
もに、ノズルの開口部(14A)から材料を噴出させて
ナットのねじ領域に前記材料の塗布を行い、塗布された
材料の一定量をノズル外径部分で掻き出しながら当該ノ
ズルを後退させ、その後、材料が定量塗布されたナット
を搬送することを特徴とする材料塗布方法。 - 【請求項2】 前記ナット(11)は塗布完了後に反転
された姿勢で搬送され、かつ、当該搬送中に所定の乾燥
処理を受けることを特徴とする請求項1記載の材料塗布
方法。 - 【請求項3】 多数のナット(11)を一定姿勢にして
順次供給可能に設けたワーク供給手段(10)と、前記
供給されたナットを一個づつ送って所定の材料塗布位置
(P)で一時的に停止可能に設けたワークタクト調整手
段(12)と、前記塗布位置に対して進退可能に設けら
れるとともに、当該塗布位置のナット内に挿入可能に設
けられ、かつ、先端側に材料を噴出する少なくとも一個
の開口部(14A)と、ナット内面に塗布された材料の
一定量を掻き出し可能なフランジ部(14B)とを有す
るノズル(14)を備えた材料塗布手段(15)と、塗
布完了後のナットを所定方向に搬送可能に設けた搬送手
段(16)と、前記各手段を所定動作させるための制御
手段(17)とを備えたことを特徴とする材料塗布装
置。 - 【請求項4】 前記材料塗布位置(P)と搬送手段(1
6)との間には、前記ナットを反転させるための反転装
置(50)が装備されていることを特徴とする請求項3
記載の材料塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12317894A JPH07303855A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 材料塗布方法及び塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12317894A JPH07303855A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 材料塗布方法及び塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07303855A true JPH07303855A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14854124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12317894A Withdrawn JPH07303855A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 材料塗布方法及び塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07303855A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010274200A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Daihatsu Motor Co Ltd | オイル塗布装置 |
CN111346790A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-06-30 | 苏州朗坤自动化设备股份有限公司 | 一种孔壁用点胶装置 |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP12317894A patent/JPH07303855A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010274200A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Daihatsu Motor Co Ltd | オイル塗布装置 |
CN111346790A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-06-30 | 苏州朗坤自动化设备股份有限公司 | 一种孔壁用点胶装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |