JPH07303704A - ガイドワイヤー挿入具 - Google Patents
ガイドワイヤー挿入具Info
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- JPH07303704A JPH07303704A JP6097158A JP9715894A JPH07303704A JP H07303704 A JPH07303704 A JP H07303704A JP 6097158 A JP6097158 A JP 6097158A JP 9715894 A JP9715894 A JP 9715894A JP H07303704 A JPH07303704 A JP H07303704A
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Abstract
滑に挿入できる操作性および安全性の高いガイドワイヤ
ー挿入具を提供する。 【構成】 一端側に注射筒3が嵌合され他端側に針部2
が接続された筒状の取付部1、取付部1の側面に開口部
を有し、この開口部に設けられた筒状のサイドポート
4、およびサイドポート4の先端部に装着された内外両
方向に気液密な弁体5からなる注射針Aと、軸方向の中
心部にガイドワイヤー等の細長棒状物6が挿通される貫
通穴17aを有し、弁体5に着脱可能に装着されるスラ
イダーチップ17とを備えてなり、注射針Aの取付部1
の開口部近傍に、細長棒状物6をスライダーチップ17
を介して針部2に導入するガイド手段16を設けたもの
である。
Description
具に係り、さらに詳しくは、人体等の血管内にガイドワ
イヤー等の細長棒状物を挿入する際に用いる注射針等を
備えたガイドワイヤー挿入具に関するものである。
に用いるガイドワイヤー挿入具における注射針の一例と
して実開平3−114251号公報に開示された考案が
ある。
た注射針は、図7および図8に示すように、注射筒3の
先端取付部3aに嵌合される取付部1と、この取付部1
より伸びる針部2とを有しており、取付部1の側面には
取付部1に嵌合された注射筒3の先端取付部3aよりも
先端側に開口するように、外部へ向けての血液の流れを
阻止する止血弁5を有する筒状のサイドポート4が形成
されている。また、止血弁5は外部からガイドワイヤー
6等の細長棒状物からの押圧力を受ける際に、細長棒状
物が通過可能なように、ゴムなどの薄い弾性材からなる
一対の板材7,8で構成されており、互いが若干オーバ
ーラップしてスリット9を塞ぎ血液の逆流を効果的に防
止するようになっている。なお、注射筒3および取付部
1は例えばポリプロピレン、ポリカーボネートなどの透
明または半透明な合成樹脂から構成され、針部2は金属
から構成されている。
ー挿入補助具で、上面中心部にガイドワイヤー6の摺動
部11aを有し、ほぼ中央部から下方に円弧状に突設さ
れ先端部にガイドワイヤー6が挿通されるディスペンサ
ーの保持部15を有する腕部14を備えた本体11と、
本体11の一端に設けられた円筒状のワイヤー支持部1
2と、本体11の他端に設けられたディスペンサー支持
部13とにより構成されている。
にガイドワイヤー6を挿入する場合、まず、注射筒3の
先端取付部3aに取付部1を嵌合した状態で、針部2を
体内に挿入し、針部2の先端部が血管内に位置したこと
を注射針内に血液が逆流してくることによって確認す
る。この時、止血弁5の作用によってサイドポート4か
らは血液が外部へ漏れ出ることはない。確認後、例えば
ガイドワイヤー挿入補助具10を用いながらガイドワイ
ヤー6を止血弁5を弾性変形させてサイドポート4内に
挿入し、針部2を通して血管内に挿入する。そして、挿
入が終了すると、注射筒3を注射針に取り付けた状態の
まま注射針を体内から引き抜く。
射針は、取付部1の側面にガイドワイヤー6等の細長棒
状物を通すサイドポート4が設けられているので、血液
の外部への漏れや血管の損傷等を防ぎながら一度の操作
で容易にガイドワイヤー6等の細長棒状物を挿入するこ
とができる。しかしながら、サイドポート4からの細長
棒状物の挿入の際に、取付部1に嵌合した注射筒3の先
端取付部3aが邪魔にならないように空間Xが形成され
ているので、例えば先端部がJ字状に曲がっているJ型
ガイドワイヤーを挿入する場合、図10に示すように、
ガイドワイヤー6の先端部6aが空間Xが形成されてい
る取付部1の周壁に当たってとぐろを巻いてしまい針部
2に導けないことがあった。
入において、挿入の途中からガイドワイヤー6を直接手
指で摘んで血管内での微妙な感触を得ながら挿入するこ
とがある。この場合、止血弁5は外部への血液の漏れを
防ぐものの、止血弁5の抵抗によって血管内での微妙な
感触が得られなかったり、可撓性を有するガイドワイヤ
ー6等が円滑に止血弁5を通過できないなどの問題があ
った。
ためになされたもので、ガイドワイヤー等の細長棒状物
を容易かつ円滑に挿入できる操作性および安全性の高い
ガイドワイヤー挿入具を提供することを目的としたもの
である。
イヤー挿入具は、一端側に注射筒が嵌合され他端側に針
部が接続された筒状の取付部、取付部の側面に開口部を
有し、この開口部に設けられた筒状のサイドポート、お
よびサイドポートの先端部に装着された内外両方向に気
液密な弁体からなる注射針と、軸方向の中心部にガイド
ワイヤー等の細長棒状物が挿通される貫通穴を有し、弁
体に着脱可能に装着されるスライダーチップとを備えて
なり、注射針の取付部の開口部近傍に、細長棒状物をス
ライダーチップを介して針部に導入するガイド手段を設
けたものである。
イドポート内を通って針部が接続された取付部の他端付
近まで延設したチューブ状のガイドで構成したものであ
る。
棒状物の通路を形成するように傾斜され、軸方向の中心
部に傾斜部側が縮径するテーパー状の貫通孔を有する筒
状の閉塞体で構成し、閉塞体を注射針のサイドポートの
開口部の注射筒嵌合部側に装着したものである。
有し、導入孔の外側にスライダーチップの挿入位置を示
す凹部が設けられた弾性体によって構成したものであ
る。
一端側に注射筒が嵌合され他端側に針部が接続された筒
状の取付部、および取付部の側面に開口部を有し、この
開口部を覆うように装着され針部側に傾斜して形成され
た導入孔を有し内外両方向に気液密な弁体からなる注射
針と、軸方向の中心部に細長棒状物が挿通される貫通穴
を有し、弁体に着脱可能に装着されるスライダーチップ
とを備えたものである。
にスライダーチップの挿入位置を示す凹部を設けて導入
孔部分を肉薄に構成したものである。さらに、導入孔の
一部に非貫通部を設けたものである。また、注射針の取
付部の開口部近傍に、細長棒状物をスライダーチップを
介して針部に導入するガイド手段を設けたものである。
上面中心部に細長棒状物の摺動部と、ほぼ中央部から下
方に円弧状に突設され先端部に細長棒状物が挿通される
ディスペンサーの保持部を有する腕部とを備えた本体
と、本体の一端に設けられた円筒状のワイヤー支持部
と、本体の他端に設けられたディスペンサー支持部とか
らなるガイドワイヤー挿入補助具を備え、このガイドワ
イヤー挿入補助具のワイヤー支持部にスライダーチップ
を着脱可能としたものである。
を体内に挿入し、血管内に位置したことが確認される
と、ガイドワイヤー挿入補助具に装着されたスライダー
チップまたはスライダーチップのみを弁体に挿入して装
着し、細長棒状物が通過する挿通路を確保する。そし
て、細長棒状物をスライダーチップおよびガイド手段を
介して針部へと導き、血管内に挿入する。この時、細長
棒状物はガイド手段によって確実に針部へと導かれると
ともに、スライダーチップによって弁体の抵抗が遮断さ
れて充実した挿入操作が行える。
有し、導入孔の外側にスライダーチップの挿入位置を示
す凹部が設けられた弾性体によって構成することによ
り、スライダーチップを所定の位置に確実に挿入され
る。
一端側に注射筒が嵌合され他端側に針部が接続された筒
状の取付部、および取付部の側面に開口部を有し、この
開口部を覆うように装着され針部側に傾斜して形成され
た導入孔を有し内外両方向に気液密な弁体からなる注射
針と、軸方向の中心部に記細長棒状物が挿通される貫通
穴を有し、弁体に着脱可能に装着されるスライダーチッ
プとを備えることにより、簡単な構造としかつ容易に細
長棒状物の挿入が行える。
にスライダーチップの挿入位置を示す凹部を設けて導入
孔部分を肉薄に構成し、または、導入孔の一部に非貫通
部を設け、あるいは、注射針の取付部の開口部近傍に、
細長棒状物をスライダーチップを介して針部に導入する
ガイド手段を設けることにより、スライダーチップおよ
び細長棒状物の挿入を確実にする。
上面中心部に細長棒状物の摺動部と、ほぼ中央部から下
方に円弧状に突設され先端部に細長棒状物が挿通される
ディスペンサーの保持部を有する腕部とを備えた本体
と、本体の一端に設けられた円筒状のワイヤー支持部
と、本体の他端に設けられたディスペンサー支持部とか
らなるガイドワイヤー挿入補助具を備え、このガイドワ
イヤー挿入補助具のワイヤー支持部にスライダーチップ
を着脱可能とすることにより、ガイドワイヤーの挿入操
作を一層容易とし、操作性の高いガイドワイヤー挿入具
が得られる。
る。なお、図7〜9で説明した従来例と同一部分には同
じ符号を付し、説明を省略する。
ト4の止血弁5が設けられた端部の内側近傍から針部2
が取り付けられている取付部1の先端付近まで延設した
ガイドワイヤー6等の細長棒状物を針部2に導くチュー
ブ状のガイドで、例えばポリプロピレン、ポリエチレン
などの合成樹脂からなり、ガイド16の外径D2は取付
部1の先端付近の内径D1よりも小さく、D1>D2に
形成されていて、注射筒3からの薬液がガイド16の自
由端16a側の外周に形成された間隙Yを通って針部2
へ送られるように構成されている。
ガイドワイヤー6等の細長棒状物が挿通される貫通穴1
7aが設けられたスライダーチップ(またはストレート
ナーという)で、例えばJ型ガイドワイヤー6を貫通穴
17aに挿入することによってその曲がった先端部6a
を真っ直ぐに伸ばすとともに、スライダーチップ17の
縮径された先端部側を止血弁5に挿入して装着すること
により止血弁5にガイドワイヤー6等が通過する挿通路
を確保し、止血弁5の抵抗が遮断されるようになってい
る。また、スライダーチップ17は図2に示すように、
ガイドワイヤー挿入補助具10のワイヤー支持部12の
先端に着脱可能となっている。
7またはガイドワイヤー挿入補助具10とによってガイ
ドワイヤー挿入具は構成されている。なお、針部2のサ
イズは、ガイドワイヤー6等が挿通できかつ血管に穿刺
する際の影響が小さい大きさである24ゲージ〜17ゲ
ージ(外形が0.5588mm〜1.473mm)の範
囲とするのが望ましい。
を用いて血管内に例えばJ型ガイドワイヤー6を挿入す
る場合、まず、注射筒3の先端取付部3aに注射針Aの
取付部1を嵌合した状態で、針部2を体内に挿入し、針
部2の先端部が血管内に位置したことを注射針A内に血
液が逆流してくることによって確認する。この時、止血
弁5の作用によってサイドポート4からは血液が外部へ
漏れ出ることはない。確認後、ガイドワイヤー挿入補助
具10に装着されたスライダーチップ17またはスライ
ダーチップ17のみを止血弁5に挿入して装着し、ガイ
ドワイヤー6が通過する挿通路を確保する。
ップ17を介してサイドポート4内に挿入し、ガイド1
6を通って針部2へと導き、血管内に挿入する。この
時、J字状に曲がったガイドワイヤー6の先端部6aは
止血弁5の抵抗を受けることなくガイド16に沿って伸
び、確実に針部2へと導かれる。そして、挿入が終了す
ると、注射筒3およびスライダーチップ17を注射針A
に取り付けた状態のまま注射針Aを体内から引き抜く。
けたガイドワイヤー挿入具としたので、ガイドワイヤー
6を確実にかつ円滑に針部2へと導くことができ、操作
が容易となる。また、挿入時において、スライダーチッ
プ17によって止血弁5の抵抗を遮断しているので、血
管内に挿入されたガイドワイヤー6の血管内での微妙な
感触を得ることができ、血管内でのガイドワイヤー6の
迷入を防ぎ充実した挿入操作を行うことができる。
プロピレンなどの表面硬度が大きく傷つきにくい材料で
構成した場合を示したが、例えば可撓性を有する合成樹
脂材料などで構成してもよい。
の断面図である。この実施例は、第1の実施例のガイド
16に代えて、一方の端部がガイドワイヤー6等を針部
2へ導くための通路19を形成するように傾斜され、軸
方向の中心部に傾斜部18a側が縮径するテーパー状の
薬液用貫通孔18bを有する筒状の閉塞体18を取付部
1の空間Xの注射筒が嵌合される側に設けたもので、例
えばポリプロピレン、ポリカーボネートなどの合成樹脂
からなり、貫通孔18bの縮径した先端部の開口の大き
さは、ガイドワイヤー6等の細長棒状物が挿通されない
大きさに形成されている。なお、ガイドワイヤー6等の
挿入時にはスライダーチップを用いる。
とほぼ同じ作用および効果が得られ、サイドポート4内
に挿入されたガイドワイヤー6は通路19内で伸ばされ
ながら通路19に沿って針部2の方向に進み、確実に針
部2へと導かれる。これにより、挿入操作が容易となり
操作性が向上する。
の要部の拡大図で、この実施例は、第1の実施例の止血
弁5に代えて、軸方向の中心部に非貫通部を残した導入
孔20aを有し、その導入孔20aの外側にスライダー
チップの挿入位置を示す凹部21が設けられた例えばゴ
ムなどの弾性体からなる肉厚な止血弁20をサイドポー
ト4の先端部を覆うように設けたものである。なお、止
血弁20は内外両方向に対して気液密になっている。
も、実施例1で説明した場合と同様に注射針Aの針部2
を体内に挿入して血管内に位置したことを確認すると、
スライダーチップを止血弁20の凹部21から非貫通部
を貫通させながら止血弁20に挿入して装着する。この
時、スライダーチップの先端部は止血弁20の凹部21
によって挿入位置が位置決めされるので、スライダーチ
ップを導入孔20aに確実に挿入することができる。そ
して、ガイドワイヤー6をスライダーチップおよびガイ
ド16を介して針部2へと導いて針部2から血管内へと
挿入し、挿入後、注射筒3等を注射針Aに取り付けた状
態のまま注射針Aを体内から引き抜く。
先端部に凹部21を有する止血弁20を設けたガイドワ
イヤー挿入具としたことにより、スライダーチップを簡
単かつ確実に止血弁20に装着することができ、一層操
作性を向上することができる。
通部を残した導入孔20aを設けた場合を示したが、非
貫通部を残さずに切り込み等を入れて貫通された導入孔
を設けてもよい。また、この発明は実施例2にも実施す
ることができ、この場合も同様の効果を奏する。
の要部の拡大図で、この実施例は、第1の実施例のサイ
ドポート4およびガイド16を省略して取付部1の針部
2側の先端部近傍にガイドワイヤー6等を挿入する開口
部22を設けるとともに、この開口部22を覆うように
非貫通部を残しかつ針部2側へ傾斜して形成された導入
孔23aを有する止血弁23を設けたものである。な
お、止血弁23は例えばゴムなどの弾性体から構成され
ており、気液密になっている。
も、実施例3で説明した場合と同様にスライダーチップ
17を止血弁23の非貫通部を貫通させながら導入孔2
3aに挿入して装着し、ガイドワイヤー6の挿通路を確
保する。この時、スライダーチップ17は針部2側の方
向に向かって挿入され、スライダーチップ17の先端部
17bは針部2の取付部分近傍に位置する。そして、ガ
イドワイヤー6をスライダーチップ17に挿入すると、
スライダーチップ17内で真っ直ぐ伸びながら針部2へ
導かれ、針部2から血管内へと挿入される。挿入後、注
射筒等を注射針Aに取り付けた状態のまま注射針Aを体
内から引き抜く。
近傍に止血弁23を有する開口部22を設けた注射針A
を備えたガイドワイヤー挿入具としたことにより、スラ
イダーチップ17を止血弁23に簡単に装着できるとと
もに、装着したスライダーチップ17をガイドワイヤー
6の針部2へのガイドとすることができるので、簡単な
構造でかつ確実にガイドワイヤー6等の挿入を行うこと
ができる。
した場合を示したが、止血弁23の内側の導入孔23a
の位置から針部2が取り付けられている取付部1の先端
付近まで延設したガイドを設けてもよく、また、実施例
2の閉塞体を設けてもよい。また、止血弁23を一定の
厚さに構成した場合を示した、これに限定するものでは
なく、図6に示すように、導入孔24aの両端部に凹部
25を設けて導入孔24a部分を肉薄に構成し、外側の
凹部25によってスライダーチップ17の挿入位置を位
置決めするとともに、肉薄に構成した導入孔24aによ
ってスライダーチップ17の挿入を一層容易にするよう
にしてもよい。
ヤー挿入具は、一端側に注射筒が嵌合され他端側に針部
が接続された筒状の取付部、取付部の側面に開口部を有
し、この開口部に設けられた筒状のサイドポート、およ
びサイドポートの先端部に装着された内外両方向に気液
密な弁体からなる注射針と、軸方向の中心部にガイドワ
イヤー等の細長棒状物が挿通される貫通穴を有し、弁体
に着脱可能に装着されるスライダーチップとを備えてな
り、注射針の取付部の開口部近傍に、細長棒状物をスラ
イダーチップを介して針部に導入するガイド手段を設
け、ガイド手段を、弁体内側近傍からサイドポート内を
通って針部が接続された取付部の他端付近まで延設した
チューブ状のガイドで構成した、または、ガイド手段
を、一方の端部が細長棒状物の通路を形成するように傾
斜され、軸方向の中心部に傾斜部側が縮径するテーパー
状の貫通孔を有する筒状の閉塞体で構成し、閉塞体を注
射針のサイドポートの開口部の注射筒嵌合部側に装着し
たので、ガイドワイヤー等の細長棒状物を確実に針部へ
と導くことができるとともに、血管内に挿入された細長
棒状物の血管内での微妙な感触を得ながら充実した挿入
操作を行うことができ、操作性の高いガイドワイヤー挿
入具を得ることができる。
有し、導入孔の外側にスライダーチップの挿入位置を示
す凹部が設けられた弾性体によって構成したので、スラ
イダーチップを所定の位置に確実に挿入することがで
き、操作性を向上することができる。
一端側に注射筒が嵌合され他端側に針部が接続された筒
状の取付部、および取付部の側面に開口部を有し、この
開口部を覆うように装着され針部側に傾斜して形成され
た導入孔を有し内外両方向に気液密な弁体からなる注射
針と、軸方向の中心部に細長棒状物が挿通される貫通穴
を有し、弁体に着脱可能に装着されるスライダーチップ
とを備えたので、簡単な構造でかつ確実に細長棒状物の
挿入を行うことができる。
にスライダーチップの挿入位置を示す凹部を設けて導入
孔部分を肉薄に構成した、または、導入孔の一部に非貫
通部を設けた、あるいは、注射針の取付部の開口部近傍
に、細長棒状物をスライダーチップを介して針部に導入
するガイド手段を設けたので、スライダーチップおよび
細長棒状物の挿入をより確実に行うことができる
上面中心部に細長棒状物の摺動部と、ほぼ中央部から下
方に円弧状に突設され先端部に細長棒状物が挿通される
ディスペンサーの保持部を有する腕部とを備えた本体
と、本体の一端に設けられた円筒状のワイヤー支持部
と、本体の他端に設けられたディスペンサー支持部とか
らなるガイドワイヤー挿入補助具を備え、このガイドワ
イヤー挿入補助具のワイヤー支持部にスライダーチップ
を着脱可能としたので、ガイドワイヤーの挿入操作が一
層容易となって便利であるとともに、操作性の高いガイ
ドワイヤー挿入具を得ることができる。
挿入補助具の外観図である。
る。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 一端側に注射筒が嵌合され他端側に針部
が接続された筒状の取付部、該取付部の側面に開口部を
有し、該開口部に設けられた筒状のサイドポート、およ
び該サイドポートの先端部に装着された内外両方向に気
液密な弁体からなる注射針と、 軸方向の中心部にガイドワイヤー等の細長棒状物が挿通
される貫通穴を有し、前記弁体に着脱可能に装着される
スライダーチップとを備えてなり、 前記注射針の取付部の開口部近傍に、前記細長棒状物を
スライダーチップを介して前記針部に導入するガイド手
段を設けたことを特徴とするガイドワイヤー挿入具。 - 【請求項2】 ガイド手段を、前記弁体内側近傍から前
記サイドポート内を通って前記針部が接続された取付部
の他端付近まで延設したチューブ状のガイドで構成した
ことを特徴とする請求項1記載のガイドワイヤー挿入
具。 - 【請求項3】 ガイド手段を、一方の端部が前記細長棒
状物の通路を形成するように傾斜され、軸方向の中心部
に傾斜部側が縮径するテーパー状の貫通孔を有する筒状
の閉塞体で構成し、該閉塞体を注射針のサイドポートの
開口部の注射筒嵌合部側に装着したことを特徴とする請
求項1記載のガイドワイヤー挿入具。 - 【請求項4】 弁体を、軸方向の中心部に導入孔を有
し、該導入孔の外側に前記スライダーチップの挿入位置
を示す凹部が設けられた弾性体によって構成したことを
特徴とする請求項1,2または3記載のガイドワイヤー
挿入具。 - 【請求項5】 一端側に注射筒が嵌合され他端側に針部
が接続された筒状の取付部、および該取付部の側面に開
口部を有し、該開口部を覆うように装着され針部側に傾
斜して形成された導入孔を有し内外両方向に気液密な弁
体からなる注射針と、 軸方向の中心部に前記細長棒状物が挿通される貫通穴を
有し、前記弁体に着脱可能に装着されるスライダーチッ
プとを備えたことを特徴とするガイドワイヤー挿入具。 - 【請求項6】 弁体の導入孔の少なくとも外側端部に前
記スライダーチップの挿入位置を示す凹部を設けて導入
孔部分を肉薄に構成したことを特徴とする請求項5記載
のガイドワイヤー挿入具。 - 【請求項7】 導入孔の一部に非貫通部を設けたことを
特徴とする請求項4,5または6記載のガイドワイヤー
挿入具。 - 【請求項8】 注射針の取付部の開口部近傍に、前記細
長棒状物をスライダーチップを介して前記針部に導入す
るガイド手段を設けたことを特徴とする請求項5または
6記載のガイドワイヤー挿入具。 - 【請求項9】 上面中心部に前記細長棒状物の摺動部
と、ほぼ中央部から下方に円弧状に突設され先端部に前
記細長棒状物が挿通されるディスペンサーの保持部を有
する腕部とを備えた本体と、該本体の一端に設けられた
円筒状のワイヤー支持部と、前記本体の他端に設けられ
たディスペンサー支持部とからなるガイドワイヤー挿入
補助具を備え、該ガイドワイヤー挿入補助具のワイヤー
支持部に前記スライダーチップを着脱可能としたことを
特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7または8
記載のガイドワイヤー挿入具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09715894A JP3760389B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ガイドワイヤー挿入具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09715894A JP3760389B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ガイドワイヤー挿入具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07303704A true JPH07303704A (ja) | 1995-11-21 |
JP3760389B2 JP3760389B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=14184770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09715894A Expired - Lifetime JP3760389B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ガイドワイヤー挿入具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3760389B2 (ja) |
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KR20200083638A (ko) * | 2016-06-30 | 2020-07-08 | 주식회사 씨젠 | 핵산 증폭 기기 및 형광 검출 장치 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP09715894A patent/JP3760389B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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