JP2018130312A - 医療用カテーテルチューブ - Google Patents

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芳樹 畑
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Abstract

【課題】細径化に適しており、かつ、バックロードしたガイドワイヤをより円滑に基端側開口から突出させることができるカテーテルチューブを提供する。【解決手段】カテーテルチューブ20は、シングルルーメンの先端側チューブ21と、シングルルーメンの基端側チューブ22と、を有し、先端側チューブ21のルーメン25と基端側チューブ22のルーメン26とが連通された態様で、先端側チューブ21と基端側チューブ22が接続されており、先端側チューブ21において外部に開口するガイドワイヤポート27が設けられており、前記基端側チューブ22のルーメン26内径が、前記先端側チューブ21のルーメン25内径よりも小さい。【選択図】図2

Description

本発明は、医療用カテーテル、より詳しくは、ガイドワイヤが挿通されて使用される医療用カテーテルに用いられるカテーテルチューブに関する。
従来、ガイドワイヤが挿通されるガイドワイヤルーメンを有する医療用カテーテル(以下、単に「カテーテル」と称することがある。)が知られている。このようなカテーテルは、ガイドワイヤの先端が内視鏡の鉗子チャンネルを経由して患者体内の意図した部位に配置されている状態において、鉗子チャンネル基端から出ているガイドワイヤ基端をカテーテルのガイドワイヤルーメンに通し(バックロード)、カテーテルをガイドワイヤ沿いに進めることで、カテーテル先端を意図した部位に配置することが可能である。
ガイドワイヤ先端を意図した部位に固定したままカテーテルを挿入するためには、ガイドワイヤの鉗子チャンネル基端から出ている部位の長さは、カテーテルのガイドワイヤルーメン先端側開口と基端側開口との間の長さより長い必要がある。鉗子チャンネル基端から出ているガイドワイヤの長さが、カテーテルのガイドワイヤルーメン先端側開口と基端側開口との間の長さより短い場合、術者はカテーテル挿入中にガイドワイヤを意図した位置に固定しておくことが困難であるため、カテーテル先端を意図した位置に配置することも困難になる。
ガイドワイヤルーメンの開口がカテーテルの先端部と基端部とに設けられているカテーテルを用いる場合、鉗子チャンネルから出ているガイドワイヤの長さはカテーテルの全長より長くなり、操作が煩雑になる。これに対し、ガイドワイヤルーメンの基端側開口(以下、「ガイドワイヤポート」と称す)を、カテーテルの長手方向中間部の外周面に設けることが提案され、実用化もされている。
ガイドワイヤポートをカテーテルの長手方向中間部の外周面に設けたカテーテルでは、外周面に設けられた基端側開口とガイドワイヤルーメンとは、互いの軸線が角度をなすように方向が異なっているため、ガイドワイヤが基端側開口からスムーズに出てこないことがある。
この問題に関して、特許文献1には、外周面の一部をフラップ状に切り出してガイドワイヤルーメン内に押し込むことにより、基端側開口を形成するとともに、ガイドワイヤルーメンと基端側開口とを接続する斜面を形成することが記載されている。ガイドワイヤをこの斜面に沿わせることで、ガイドワイヤを円滑に基端側開口から突出させることができる。
特表2008−509726号公報
特許文献1に記載のカテーテルでは、ガイドワイヤルーメンの基端側開口が2本以上のルーメンを有するチューブに形成されている。そのため、カテーテルを細径化する際に、ルーメン内部の容積を確保するため、カテーテルチューブが肉薄になりやすく、チューブ剛性および耐キンク性が低下してしまう。
上記事情を踏まえ、本発明は、細径化に適しており、かつ、バックロードしたガイドワイヤをより円滑に基端側開口から突出させることができるカテーテルチューブを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明のカテーテルチューブは、シングルルーメンの先端側チューブと、シングルルーメンの基端側チューブと、を有し、前記先端側チューブのルーメンと前記基端側チューブのルーメンとが連通された態様で、前記先端側チューブと前記基端側チューブが接続されており、前記先端側チューブにおいて外部に開口するガイドワイヤポートが設けられており、前記基端側チューブのルーメン内径が、前記先端側チューブのルーメン内径よりも小さい。
本発明のカテーテルチューブにおいては、前記基端側チューブの先端に傾斜したスロープ部を有し、前記ガイドワイヤポートが、前記先端側チューブの径方向に見て、前記スロープ部の少なくとも一部と重なる位置にあってもよい。
本発明のカテーテルチューブにおいては、前記基端側チューブのルーメンが、長手方向に見て中心より前記ガイドワイヤポートから遠くなるように偏心した位置に形成されていてもよい。
本発明のカテーテルチューブによれば、好適に細径化でき、かつ、バックロードしたガイドワイヤをより円滑に基端側開口から突出させることが可能となる。
本発明の第一実施形態に係るカテーテルチューブを含む医療用カテーテルの全体構成を示す図である。 同医療用カテーテルを模式的に示す断面図である。 同医療用カテーテルの変形例を模式的に示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係るカテーテルチューブを含む医療用カテーテルを模式的に示す断面図である。 同医療用カテーテルの変形例を模式的に示す断面図である。 同医療用カテーテルの変形例を模式的に示す断面図である。 本発明の第三実施形態に係るカテーテルチューブを含む医療用カテーテルを模式的に示す断面図である。
本発明の第一実施形態について、図1から図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るカテーテルチューブであるプッシャチューブ20が組み込まれた医療用カテーテル1にステント100が装着された状態を示す斜視図である。カテーテル1は、長尺のガイドカテーテル10と、ガイドカテーテル10が挿通されたプッシャチューブ20と、プッシャチューブ20の基端部に設けられた操作部30とを備えている。
図2は、本実施形態に係るプッシャチューブ20を模式的に示す断面図である。
ガイドカテーテル10は、樹脂等で形成された管状の部材であり、ガイドワイヤを挿通可能な内径を有するカテーテルルーメン11を有する。カテーテルルーメン11は、ガイドカテーテル10の全長にわたって延びており、ガイドカテーテル10の先端および基端に開口している。ガイドカテーテル10の基端部には、操作ワイヤ12が接続されている。
プッシャチューブ20は、先端側の第一チューブ21(先端側チューブ)と基端側の第二チューブ22(基端側チューブ)とが接続されて構成されている。第一チューブ21は、ガイドカテーテル10の外径よりも大きい内径を有する管状の部材であり、ガイドカテーテル10の基端側が進入可能な第一ルーメン25を有する。第二チューブ22は、操作ワイヤ12が挿通される第二ルーメン26を有する。第一チューブ21の第一ルーメン25と第二チューブ22の第二ルーメン26とが連通された態様で、第一チューブ21と第二チューブ22とが接続されている。
第一チューブ21の外周面には、第一チューブ21と第二チューブ22との接合部に近い位置に、第一チューブ21の第一ルーメン25に連通するガイドワイヤポート27が形成されている。第一チューブ21と第二チューブ22は、ルーメンが一つだけ形成された、いわゆるシングルルーメンのチューブである。第一ルーメン25には、ガイドワイヤと操作ワイヤ12とが挿通する。第二ルーメン26には、操作ワイヤ12のみが挿通する。
操作部30は、例えば樹脂等を材料として略筒状に形成されている。ガイドカテーテル10に接続された操作ワイヤ12は、プッシャチューブ20の第一および第二ルーメンを通って操作部30まで延び、操作部30の基端部から突出している。使用者は、操作ワイヤ12の基端部を保持しつつ、操作部30を把持して操作ワイヤ12に対して進退させることにより、プッシャチューブ20をガイドカテーテル10に対して進退操作することができる。プッシャチューブ20の内径は、ステント100の外径よりも小さく設定されているため、プッシャチューブ20をガイドカテーテル10に対して前進させることにより、ガイドカテーテル10に装着されたステント100を押し出して体内に留置することができる。
ガイドワイヤは、第二チューブ22の第二ルーメン26を経由せず、第一チューブ21に形成されたガイドワイヤポート27から外部に突出される。そのため、第二チューブ22にガイドワイヤを挿通させる必要がない。したがって、第二チューブ22の第二ルーメン26内径は、第一チューブ21のルーメン内径よりも小さくてよい。
第二チューブ22にガイドワイヤポート27を設ける場合、第二チューブ22に二つのルーメンが必要となる。第二チューブ22を細径化する場合において、ルーメン内部の容積を確保するため、第二チューブ22が肉薄になりやすく、チューブの剛性および耐キンク性が低下してしまう。
本実施形態に係るプッシャチューブ20では、第二チューブ22に操作ワイヤ12用の第二ルーメン26のみを形成すればよく、上記の場合に比べて製造コストを低減できる。また、プッシャチューブ20、特に第二チューブ22を細径化する場合においても、上記の場合に比べ肉厚を確保しやすく、チューブの剛性および耐キンク性が低下しにくい。
ガイドワイヤは、第一チューブ21と第二チューブ22との接続部分を経由せずに、第一チューブ21に形成されたガイドワイヤポート27から外部に突出される。そのため、ガイドワイヤの挿脱時におけるガイドワイヤの接続部分への引っ掛かりが発生しない。
さらに、操作ワイヤ12が挿通する第二チューブ22の第二ルーメン26において、操作ワイヤ12挿通時のクリアランスは、ガイドワイヤの径寸法よりも小さい。そのため、バックロードしたガイドワイヤが誤って第二チューブ22の第二ルーメン26内部に入り込むこともない。
これらにより、バックロードしたガイドワイヤをより円滑にガイドワイヤポート27から突出させることができる。
次に、以上のように構成されたプッシャチューブ20を製造するプッシャチューブ20の製造方法について説明する。
第一チューブ21の基端側に第二チューブ22が挿入され、接着剤によってオーバーラップ接合される。例えば、第一チューブは外径2.70mm、内径2.20mmであり、第二チューブは外径2.20mmよりわずかに小さく、内径1.00mmであり、第一チューブの内側に第二チューブが挿入された状態で接続される。
第一チューブ21と第二チューブ22との接続は上記に限られない。第一チューブ21の基端側に第二チューブ22が挿入された状態で、両チューブが重なる部分を熱融着により接合してもよい。この場合、重なる部分の外側に、熱収縮チューブを配置し、その熱収縮チューブを加熱することで、両チューブを融着させてもよい。
また、一方のチューブが他方のチューブに挿入されずに接続されていてもよい。すなわち、第一チューブ21と第二チューブ22との端部を接着剤や熱融着により接続させてもよい。
第一チューブ21と第二チューブ22との接続を行った後、第一チューブ21の外周面に、第一チューブ21と第二チューブ22との接合部に近い位置に、第一チューブ21のルーメンに連通するガイドワイヤポート27を形成する。ガイドワイヤポート27の形成には公知の技術が用いられる。
以上説明したように、本実施形態に係るプッシャチューブ20によれば、ガイドワイヤは、第二チューブ22の第二ルーメン26を経由せず、第一チューブ21に形成されたガイドワイヤポート27から外部に突出される。したがって、第二チューブ22にガイドワイヤ用のルーメンを形成する必要はなく、第二チューブ22の細径化および製造コストの低減に有効である。
また、ガイドワイヤは、第一チューブ21と第二チューブ22との接続部分を経由しない。したがって、バックロードしたガイドワイヤをより円滑にガイドワイヤポート27から突出させることができる。
図3は、本実施形態に係るプッシャチューブ20の変形例を模式的に示す断面図である。
図3に示すように、第一チューブ21と第二チューブ22との接続において、第一チューブ21の外周面基端側に、基端側ほど外径が小さくなる縮径部28を形成してもよい。第一チューブ21と第二チューブ22との接続部分の厚みによる引っ掛かりを低減し、医療用カテーテル1を内視鏡のスコープ等に挿入する際の操作性を向上させる。
例えば、第一チューブの基端側端部から10mm程度を、第一チューブの外径より0.05〜0.2mm程度縮径する。
次に、本発明の第二実施形態について、図4から図6を参照して説明する。本実施形態と第一実施形態との異なるところは、第二チューブの先端側にスロープ部29を備える点である。なお、以降の説明において、すでに説明したものと共通する構成等については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図4は、本実施形態に係るプッシャチューブ20Bを模式的に示す断面図である。第二実施形態の第二チューブ22Bは、先端側にスロープ部29を有している。スロープ部29は、ガイドワイヤをガイドワイヤポート27に案内する。
スロープ部29の先端側、すなわち、第二チューブ22Bの先端側は、第二チューブ22Bの長手方向に見て、ガイドワイヤポート27から一番遠い位置が突き出た形状となっている。
スロープ部29の中間部は、ガイドワイヤポート27から一番遠い位置から、一番近い位置に向かって、傾斜が形成されている。傾斜面の形状は、平面でもよく、曲面でもよい。
スロープ部29の基端側は、第二チューブ22Bの外径と同じ外径となっている。また、スロープ部29の基端側で、第二チューブ22Bの長手方向に見て、ガイドワイヤポート27から一番近い位置が、ガイドワイヤポート27の基端側開口付近に配置されている。ガイドワイヤポート27は、第一チューブ21の径方向に見て、スロープ部29の少なくとも一部と重なる位置にある。
この構成により、ガイドワイヤがスロープ部29によりガイドワイヤポート27に案内され、ガイドワイヤポート27からスムーズに排出される。
プッシャチューブ20Bを製造する際は、第一チューブ21と第二チューブ22Bとの接続を行う前に、第二チューブ22Bの先端部にスロープ部29を形成する。例えば、第二チューブ22Bの先端部を斜めに切り落とす。その後、第一チューブ21と第二チューブ22Bとの接続を行う。そのため、第一チューブ21と第二チューブ22Bとの接続後にスロープ部を形成する場合に比べ、スロープ部29の形成が容易である。
第一チューブ21と第二チューブ22との接続態様は、第一実施形態と同様でよい。
第一チューブ21と第二チューブ22Bとの接続を行った後、第一チューブ21の外周面に、第一チューブ21と第二チューブ22Bとの接合部に近い位置に、ガイドワイヤポート27を形成する。より詳しくは、ガイドワイヤポート27は、第一チューブ21の径方向に見て、スロープ部29の少なくとも一部と重なる位置に形成する。ガイドワイヤポート27の形成には公知の技術が用いられる。
以上説明したように、本実施形態に係るプッシャチューブ20Bによれば、ガイドワイヤは、第二チューブ22Bの第二ルーメン26を経由せず、第一チューブ21に形成されたガイドワイヤポート27から外部に突出される。したがって、第二チューブ22Bにガイドワイヤ用のルーメンを形成する必要はなく、第二チューブ22Bの細径化および製造コストの低減に有効である。
また、ガイドワイヤは、第一チューブ21と第二チューブ22Bとの接続部分を経由しない。また、スロープ部29により、ガイドワイヤを好適にガイドワイヤポートに案内でき、バックロードしたガイドワイヤをより円滑にガイドワイヤポート27から突出させることができる。
図5は、本実施形態に係るプッシャチューブ20Bの変形例を模式的に示す断面図である。
図5に示すように、ガイドワイヤポート27の基端側開口に傾斜部27Bを設けてもよい。スロープ部29の基端側の一部が、ガイドワイヤポート27の基端側開口部の傾斜部27Bと連続面を形成できる。この傾斜部27Bを設けることで、ガイドワイヤをより好適にガイドワイヤポートに案内でき、バックロードしたガイドワイヤをより円滑にガイドワイヤポート27から突出させることができる。
図6は、本実施形態に係るプッシャチューブ20Bの変形例を模式的に示す断面図である。
図6に示すように、第一実施形態同様、第一チューブ21と第二チューブ22Bとの接続部分に縮径部28を形成してもよい。医療用カテーテル1の操作性を向上できる。
次に、本発明の第三実施形態について、図7を参照して説明する。本実施形態と第二実施形態との異なるところは、第二チューブ22Cの第二ルーメン26Cの位置である。なお、以降の説明において、すでに説明したものと共通する構成等については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図7は、本実施形態に係るプッシャチューブ20Cを模式的に示す断面図である。第二実施形態の第二チューブ22Cの第二ルーメン26Cは、第二チューブ22Cの長手方向に見て、第二チューブ22Cの中心よりガイドワイヤポート27から遠くなるように偏心した位置に形成されている。
第二チューブ22Cの長手方向に見て、第二チューブ22Cの中心からガイドワイヤポート27から遠い位置にある第二ルーメン26Cを操作ワイヤ12が挿通する。そのため、ガイドワイヤは操作ワイヤ12の動作の影響を受けにくく、ガイドワイヤポート27により好適に案内されやすくなる。
なお、第二チューブ22Cの先端側から基端側にわたって第二ルーメン26Cが偏心した位置にある必要はなく、第二チューブ22Cの先端側の第二ルーメン26Cの開口部分のみが偏心した位置にあっても同様の効果を有する。
第一実施形態同様、第一チューブ21と第二チューブ22Cとの接続部分に縮径部28を形成してもよい。医療用カテーテル1の操作性を向上できる。
第二実施形態同様、第二チューブ22Cの先端側にスロープ部29を形成してもよい。ガイドワイヤを好適にガイドワイヤポートに案内でき、バックロードしたガイドワイヤをより円滑にガイドワイヤポート27から突出させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るプッシャチューブ20Cによれば、ガイドワイヤは、第二チューブ22Cの第二ルーメン26Cを経由せず、第一チューブ21に形成されたガイドワイヤポート27から外部に突出される。したがって、第二チューブ22Cにガイドワイヤ用のルーメンを形成する必要はなく、第二チューブ22の細径化および製造コストの低減に有効である。
また、ガイドワイヤは、第一チューブ21と第二チューブ22Cとの接続部分を経由しない。また、スロープ部29により、ガイドワイヤを好適にガイドワイヤポートに案内でき、バックロードしたガイドワイヤをより円滑にガイドワイヤポート27から突出させることができる。
また、第二チューブ22Cの偏心した第二ルーメン26Cにより、ガイドワイヤをより好適にガイドワイヤポートに案内でき、バックロードしたガイドワイヤをさらに円滑にガイドワイヤポート27から突出させることができる。
また、第一チューブ21と第二チューブとの接続部分に縮径部28を形成することで、医療用カテーテル1の操作性を向上できる。
1 医療用カテーテル
10 ガイドカテーテル
11 カテーテルルーメン
12 操作ワイヤ
20、20B、20C プッシャチューブ
21 第一チューブ
22、22B、22C 第二チューブ
25 第一ルーメン
26、26C 第二ルーメン
27 ガイドワイヤポート
28 縮径部
29 スロープ部
30 操作部
100 ステント

Claims (3)

  1. シングルルーメンの先端側チューブと、
    シングルルーメンの基端側チューブと、を有し、
    前記先端側チューブのルーメンと前記基端側チューブのルーメンとが連通された態様で、前記先端側チューブと前記基端側チューブが接続されており、
    前記先端側チューブにおいて外部に開口するガイドワイヤポートが設けられており、
    前記基端側チューブのルーメン内径が、前記先端側チューブのルーメン内径よりも小さい、
    カテーテルチューブ。
  2. 前記基端側チューブの先端に傾斜したスロープ部を有し、
    前記ガイドワイヤポートが、前記先端側チューブの径方向に見て、前記スロープ部の少なくとも一部と重なる位置にある、
    請求項1に記載のカテーテルチューブ。
  3. 前記基端側チューブのルーメンが、長手方向に見て中心より前記ガイドワイヤポートから遠くなるように偏心した位置に形成されている、
    請求項1または請求項2に記載のカテーテルチューブ。





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