JPH07303262A - 映像自動監視装置 - Google Patents
映像自動監視装置Info
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- JPH07303262A JPH07303262A JP9435294A JP9435294A JPH07303262A JP H07303262 A JPH07303262 A JP H07303262A JP 9435294 A JP9435294 A JP 9435294A JP 9435294 A JP9435294 A JP 9435294A JP H07303262 A JPH07303262 A JP H07303262A
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- video signal
- digital
- analog
- video
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像機器の映像の異常を自動的に監視する。
【構成】 映像機器の入力映像信号をＡ／Ｄ変換器１１
により所定単位ごとにアナログデジタル変換し、得られ
たデジタル入力映像信号をフレームメモリ１２に格納す
る。他方、当該入力映像信号に対応する映像機器からの
出力信号をＡ／Ｄ変換器２１によりアナログデジタル変
換し、得られたデジタル出力映像信号をフレームメモリ
２２に格納する。そして、フレームメモリ１１，２１の
デジタル入力および出力映像データを作業用ＲＡＭ３３
に蓄積し、ＲＧＢの１ピクセルごとの差と、予め定めた
基準値をＣＰＵ３１により比較する。その差が基準値を
超えた場合、ＣＰＵ３１により異常データと判定する。
そして、異常と判定されたデータ数が予め定めた値を超
えた場合に当該映像機器の異常を警告するとともに、Ｃ
ＲＴディスプレイ４にその旨を表示する。
により所定単位ごとにアナログデジタル変換し、得られ
たデジタル入力映像信号をフレームメモリ１２に格納す
る。他方、当該入力映像信号に対応する映像機器からの
出力信号をＡ／Ｄ変換器２１によりアナログデジタル変
換し、得られたデジタル出力映像信号をフレームメモリ
２２に格納する。そして、フレームメモリ１１，２１の
デジタル入力および出力映像データを作業用ＲＡＭ３３
に蓄積し、ＲＧＢの１ピクセルごとの差と、予め定めた
基準値をＣＰＵ３１により比較する。その差が基準値を
超えた場合、ＣＰＵ３１により異常データと判定する。
そして、異常と判定されたデータ数が予め定めた値を超
えた場合に当該映像機器の異常を警告するとともに、Ｃ
ＲＴディスプレイ４にその旨を表示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、映像機器の映像を自動
監視する映像自動監視装置に関する。
監視する映像自動監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の映像自動監視装置を図６を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００３】映像信号を映像増幅器６０１により増幅
し、増幅して得られた映像信号をクランプ回路６０２と
同期分離回路６０３に分配する。
し、増幅して得られた映像信号をクランプ回路６０２と
同期分離回路６０３に分配する。
【０００４】同期分離回路６０３に分配された映像信号
は、同期分離回路６０３により同期分離し、ついで、ク
ランプパルス成形回路６０４によりクランプパルスに成
形される。
は、同期分離回路６０３により同期分離し、ついで、ク
ランプパルス成形回路６０４によりクランプパルスに成
形される。
【０００５】他方、クランプ回路６０２に分配された映
像信号は、クランプ回路６０２により、クランプパルス
成形回路６０４からのクランプパルスに従ってクランプ
される。クランプされた映像信号は、同期分離回路６０
５にバッファリングされ増幅される。そして、検波器６
０６により同期成分がピーク検波される。
像信号は、クランプ回路６０２により、クランプパルス
成形回路６０４からのクランプパルスに従ってクランプ
される。クランプされた映像信号は、同期分離回路６０
５にバッファリングされ増幅される。そして、検波器６
０６により同期成分がピーク検波される。
【０００６】検波器６０６からのＤＣ信号は、反転増幅
器６０７のバイアス電圧を可変して動作レベルを変え
る。そして、反転増幅器６０７の出力レベルと基準レベ
ルが、比較器６０８により比較される。比較器６０８の
出力レベルは、反転増幅器６０７の出力レベルが基準レ
ベルより大きい場合はハイレベルになり、逆の場合はロ
ーレベルになる。比較器６０８の出力がローレベルにな
ると、遅延回路６０９により遅延され、すなわち、ＲＣ
の時定数でコンデンサが充電され、遅延回路６０９の出
力レベルがハイレベルになり、出力回路６１０により警
報が発せられる。
器６０７のバイアス電圧を可変して動作レベルを変え
る。そして、反転増幅器６０７の出力レベルと基準レベ
ルが、比較器６０８により比較される。比較器６０８の
出力レベルは、反転増幅器６０７の出力レベルが基準レ
ベルより大きい場合はハイレベルになり、逆の場合はロ
ーレベルになる。比較器６０８の出力がローレベルにな
ると、遅延回路６０９により遅延され、すなわち、ＲＣ
の時定数でコンデンサが充電され、遅延回路６０９の出
力レベルがハイレベルになり、出力回路６１０により警
報が発せられる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、映像信
号が、例えば、真っ黒または真っ白であっても、同期信
号が正常である場合は、警報が発せられなかった。ま
た、色位相の変化や映像ノイズが発生しても同様に同期
信号が正常である場合は警報が発せられなかった。従っ
て、人間による監視が必要不可欠であるが、人間により
常時監視することは困難であった。
号が、例えば、真っ黒または真っ白であっても、同期信
号が正常である場合は、警報が発せられなかった。ま
た、色位相の変化や映像ノイズが発生しても同様に同期
信号が正常である場合は警報が発せられなかった。従っ
て、人間による監視が必要不可欠であるが、人間により
常時監視することは困難であった。
【０００８】本発明の目的は、上記のような問題点を解
決し、映像機器の出力映像の異常を自動的に監視するこ
とができる映像自動監視装置を提供することにある。
決し、映像機器の出力映像の異常を自動的に監視するこ
とができる映像自動監視装置を提供することにある。
【０００９】
１）本発明に係る映像自動監視装置は、映像機器の入力
映像信号を所定単位ごとにアナログデジタル変換する第
１アナログデジタル変換手段と、該第１アナログデジタ
ル変換手段のアナログデジタル変換により得られたデジ
タル入力映像信号を格納する入力映像信号格納手段と、
前記第１アナログデジタル変換手段のアナログデジタル
変換に得られた入力映像信号に対応する前記映像機器か
らの出力信号をアナログデジタル変換する第２アナログ
デジタル変換手段と、該第２アナログデジタル変換手段
のアナログデジタル変換により得られたデジタル出力映
像信号を格納する出力映像信号格納手段と、前記入力お
よび出力映像信号格納手段のデジタル入力および出力映
像データのＲＧＢの１ピクセルごとの差と、予め定めた
基準値を比較する比較手段と、該比較手段により比較し
た結果、前記差が基準値を超える場合に異常データと判
定する判定手段と、該判定手段により異常と判定された
データ数が予め定めた値を超えた場合に前記映像機器の
異常を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
映像信号を所定単位ごとにアナログデジタル変換する第
１アナログデジタル変換手段と、該第１アナログデジタ
ル変換手段のアナログデジタル変換により得られたデジ
タル入力映像信号を格納する入力映像信号格納手段と、
前記第１アナログデジタル変換手段のアナログデジタル
変換に得られた入力映像信号に対応する前記映像機器か
らの出力信号をアナログデジタル変換する第２アナログ
デジタル変換手段と、該第２アナログデジタル変換手段
のアナログデジタル変換により得られたデジタル出力映
像信号を格納する出力映像信号格納手段と、前記入力お
よび出力映像信号格納手段のデジタル入力および出力映
像データのＲＧＢの１ピクセルごとの差と、予め定めた
基準値を比較する比較手段と、該比較手段により比較し
た結果、前記差が基準値を超える場合に異常データと判
定する判定手段と、該判定手段により異常と判定された
データ数が予め定めた値を超えた場合に前記映像機器の
異常を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
【００１０】２） 上記１）に記載の映像自動監視装置
において、判定手段により異常と判定された場合、前記
入力映像信号格納手段および出力映像信号格納手段のデ
ジタル入力映像信号およびデジタル出力映像信号を記録
する記録手段をさらに備えたことを特徴とする。
において、判定手段により異常と判定された場合、前記
入力映像信号格納手段および出力映像信号格納手段のデ
ジタル入力映像信号およびデジタル出力映像信号を記録
する記録手段をさらに備えたことを特徴とする。
【００１１】３） 上記１）に記載の映像自動監視装置
において、報知手段は警報を発することを特徴とする。
において、報知手段は警報を発することを特徴とする。
【００１２】４） 上記１）に記載の映像自動監視装置
において、報知手段は異常が発生した旨を表示すること
を特徴とする。
において、報知手段は異常が発生した旨を表示すること
を特徴とする。
【００１３】
【作用】本発明では、映像機器の入力映像信号を第１ア
ナログデジタル変換手段により所定単位ごとにアナログ
デジタル変換し、変換により得られたデジタル入力映像
信号を入力映像信号格納手段に格納し、前記入力映像信
号に対応する前記映像機器からの出力信号を第２アナロ
グデジタル変換手段によりアナログデジタル変換し、変
換により得られたデジタル出力映像信号を出力映像信号
格納手段に格納し、入力および出力映像信号格納手段の
デジタル入力および出力映像データのＲＧＢの１ピクセ
ルごとの差と、予め定めた基準値を比較手段により比較
し、前記差が基準値を超える場合、判定手段により異常
データと判定し、異常と判定されたデータ数が予め定め
た値を超えた場合に前記映像機器の異常を報知手段によ
り報知する。
ナログデジタル変換手段により所定単位ごとにアナログ
デジタル変換し、変換により得られたデジタル入力映像
信号を入力映像信号格納手段に格納し、前記入力映像信
号に対応する前記映像機器からの出力信号を第２アナロ
グデジタル変換手段によりアナログデジタル変換し、変
換により得られたデジタル出力映像信号を出力映像信号
格納手段に格納し、入力および出力映像信号格納手段の
デジタル入力および出力映像データのＲＧＢの１ピクセ
ルごとの差と、予め定めた基準値を比較手段により比較
し、前記差が基準値を超える場合、判定手段により異常
データと判定し、異常と判定されたデータ数が予め定め
た値を超えた場合に前記映像機器の異常を報知手段によ
り報知する。
【００１４】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【００１５】図１は本発明の一実施例を示し、図２は図
１に示すコンピュータ３の構成を示す。図１において、
７は放送局で用いられる運行装置である。１は入力信号
用Ａ／Ｄ(analog-to-digital) 変換ボードであり、同軸
ケーブル５を介して得られた運行装置７の入力NTSC(nat
ional television system committee)信号を図２に示す
Ａ／Ｄ変換器１１によりＡ／Ｄ変換し、Ａ／Ｄ変換して
得られたデジタル入力NTSC信号を図２に示すフレームメ
モリ１２に格納するものである。２は出力信号用Ａ／Ｄ
変換ボードであり、同軸ケーブル６を介して得られた運
行装置７の出力NTSC信号を図２に示すＡ／Ｄ変換器２１
によりＡ／Ｄ変換し、Ａ／Ｄ変換して得られたデジタル
入力NTSC信号を図２に示すフレームメモリ２２に格納す
るものである。３はコンピュータであり、図２に示すよ
うに、ＣＰＵ(central processing unit) ３１と、プロ
グラム用ＲＡＭ(random access memory)３２と、作業用
ＲＡＭ３３と、ＣＲＴコントローラ３４と、ハードディ
スクコントローラ３５とを有する。プログラム用ＲＡＭ
３２は制御プログラムが格納されている。ＣＰＵ３１は
プログラム用ＲＡＭ３２の制御プログラムに従って、入
力NTSC信号と出力NTSC信号のブランキング期間内にそれ
ぞれ入力信号用Ａ／Ｄ変換ボード１および出力信号用Ａ
／Ｄ変換ボード２に取り込み命令を発するものである。
ＣＰＵ３１は作業用ＲＡＭ３３の入力および出力画像デ
ータの１ピクセルごとのＲＧＢの差を予め定めた設定値
と比較し、比較結果に応じて異常データか否かを判定す
る。さらに、異常データ数と予め定めた設定値とを比較
し、異常の場合は、警報を発するとともに、ＣＲＴコン
トローラ３４を介してＣＲＴ(cathode ray tube)ディス
プレイ４にその旨を表示し、さらに、異常画像データを
ハードディスクコントローラ３５を介してハードディス
ク８に記録するものである。
１に示すコンピュータ３の構成を示す。図１において、
７は放送局で用いられる運行装置である。１は入力信号
用Ａ／Ｄ(analog-to-digital) 変換ボードであり、同軸
ケーブル５を介して得られた運行装置７の入力NTSC(nat
ional television system committee)信号を図２に示す
Ａ／Ｄ変換器１１によりＡ／Ｄ変換し、Ａ／Ｄ変換して
得られたデジタル入力NTSC信号を図２に示すフレームメ
モリ１２に格納するものである。２は出力信号用Ａ／Ｄ
変換ボードであり、同軸ケーブル６を介して得られた運
行装置７の出力NTSC信号を図２に示すＡ／Ｄ変換器２１
によりＡ／Ｄ変換し、Ａ／Ｄ変換して得られたデジタル
入力NTSC信号を図２に示すフレームメモリ２２に格納す
るものである。３はコンピュータであり、図２に示すよ
うに、ＣＰＵ(central processing unit) ３１と、プロ
グラム用ＲＡＭ(random access memory)３２と、作業用
ＲＡＭ３３と、ＣＲＴコントローラ３４と、ハードディ
スクコントローラ３５とを有する。プログラム用ＲＡＭ
３２は制御プログラムが格納されている。ＣＰＵ３１は
プログラム用ＲＡＭ３２の制御プログラムに従って、入
力NTSC信号と出力NTSC信号のブランキング期間内にそれ
ぞれ入力信号用Ａ／Ｄ変換ボード１および出力信号用Ａ
／Ｄ変換ボード２に取り込み命令を発するものである。
ＣＰＵ３１は作業用ＲＡＭ３３の入力および出力画像デ
ータの１ピクセルごとのＲＧＢの差を予め定めた設定値
と比較し、比較結果に応じて異常データか否かを判定す
る。さらに、異常データ数と予め定めた設定値とを比較
し、異常の場合は、警報を発するとともに、ＣＲＴコン
トローラ３４を介してＣＲＴ(cathode ray tube)ディス
プレイ４にその旨を表示し、さらに、異常画像データを
ハードディスクコントローラ３５を介してハードディス
ク８に記録するものである。
【００１６】設定値は、映像ノイズやビートによりどれ
だけの画質劣化が生じるかを考慮して定め、色位相の変
化に対する異常の程度を考慮して定めた。設定値は変更
可能である。
だけの画質劣化が生じるかを考慮して定め、色位相の変
化に対する異常の程度を考慮して定めた。設定値は変更
可能である。
【００１７】異常と判断させるかの時間設定、フレーム
数設定の値は、連続何フレームあるいは任意の単位時間
内に検出されるフレーム数を考慮して定めた。時間設
定、フレーム数設定も増減可能である。
数設定の値は、連続何フレームあるいは任意の単位時間
内に検出されるフレーム数を考慮して定めた。時間設
定、フレーム数設定も増減可能である。
【００１８】本実施例では、入力NTSC信号と出力NTSC信
号のブランキング期間内にそれぞれ入力信号用Ａ／Ｄ変
換ボード１および出力信号用Ａ／Ｄ変換ボード２に取り
込み命令を発するため次のようにした。入力信号用Ａ／
Ｄ変換ボード１および出力信号用Ａ／Ｄ変換ボード２
は、垂直同期を検出した後、取り込みを行うので、単純
に取り込みを行ったのでは取り込み画像に１フレームの
差が出てしまい、機器により映像の遅れが数フレームあ
る場合はそれを加えた取り込み差となる（図４参照）。
そこで、予め、入力信号用Ａ／Ｄ変換ボード１および出
力信号用Ａ／Ｄ変換ボード２で垂直ブランキングを検出
し、検出された時間差を入力映像と出力映像の時間差と
した（図３参照）。
号のブランキング期間内にそれぞれ入力信号用Ａ／Ｄ変
換ボード１および出力信号用Ａ／Ｄ変換ボード２に取り
込み命令を発するため次のようにした。入力信号用Ａ／
Ｄ変換ボード１および出力信号用Ａ／Ｄ変換ボード２
は、垂直同期を検出した後、取り込みを行うので、単純
に取り込みを行ったのでは取り込み画像に１フレームの
差が出てしまい、機器により映像の遅れが数フレームあ
る場合はそれを加えた取り込み差となる（図４参照）。
そこで、予め、入力信号用Ａ／Ｄ変換ボード１および出
力信号用Ａ／Ｄ変換ボード２で垂直ブランキングを検出
し、検出された時間差を入力映像と出力映像の時間差と
した（図３参照）。
【００１９】図５は図２に示すプログラム用ＲＡＭ３２
に格納される制御プログラムの一例を示すフローチャー
トである。
に格納される制御プログラムの一例を示すフローチャー
トである。
【００２０】ステップＳ５０１にて、垂直ブランキング
期間内に、入力信号用Ａ／Ｄ変換ボード１に取り込み命
令を発すると、ステップＳ５０１にて、入力信号用Ａ／
Ｄ変換ボード１は同軸ケーブル５を介して運行装置７の
入力信号を得、得られた入力信号をＡ／Ｄ変換器１１に
よりＡ／Ｄ変換し、得られたデジタル入力信号をフレー
ムメモリ１２に蓄積する。
期間内に、入力信号用Ａ／Ｄ変換ボード１に取り込み命
令を発すると、ステップＳ５０１にて、入力信号用Ａ／
Ｄ変換ボード１は同軸ケーブル５を介して運行装置７の
入力信号を得、得られた入力信号をＡ／Ｄ変換器１１に
よりＡ／Ｄ変換し、得られたデジタル入力信号をフレー
ムメモリ１２に蓄積する。
【００２１】一方、予め測定して得られた時間差だけ、
ステップＳ５０３にて遅延させ、その時間差が経過した
後、ステップＳ５０４にて、出力信号用Ａ／Ｄ変換ボー
ド２に取り込み命令を発する。すると、ステップＳ５０
４にて、出力信号用Ａ／Ｄ変換ボード２は同軸ケーブル
６を介して運行装置７の出力信号を得、得られた出力信
号をＡ／Ｄ変換器２１によりＡ／Ｄ変換し、ステップＳ
５０５にて、得られたデジタル出力信号をフレームメモ
リ２２に蓄積する。
ステップＳ５０３にて遅延させ、その時間差が経過した
後、ステップＳ５０４にて、出力信号用Ａ／Ｄ変換ボー
ド２に取り込み命令を発する。すると、ステップＳ５０
４にて、出力信号用Ａ／Ｄ変換ボード２は同軸ケーブル
６を介して運行装置７の出力信号を得、得られた出力信
号をＡ／Ｄ変換器２１によりＡ／Ｄ変換し、ステップＳ
５０５にて、得られたデジタル出力信号をフレームメモ
リ２２に蓄積する。
【００２２】ついで、ステップＳ５０６，Ｓ５０７に
て、フレームメモリ１２，２２のデジタル入力信号とデ
ジタル出力信号の画像データを作業用ＲＡＭ３３に転送
する。
て、フレームメモリ１２，２２のデジタル入力信号とデ
ジタル出力信号の画像データを作業用ＲＡＭ３３に転送
する。
【００２３】そして、入力および出力の画像データを１
ピクセルごとにＣＰＵ３１により比較し、比較結果に応
じて異常データか否かを判定する。すなわち、ステップ
Ｓ５０８にて、異常データカウンタにゼロを設定し、ス
テップＳ５０９にて、ＲＧＢのうちのＲの差と予め定め
た設定値を比較する。比較した結果、Ｒの差が設定値を
超えている場合は、ステップＳ５１０にて、異常Ｒデー
タカウンタを１だけインクリメントする。ついで、ステ
ップＳ５１１にて、ＲＧＢのうちのＧの差と予め定めた
設定値を比較する。比較した結果、Ｇの差が設定値を超
えている場合は、ステップＳ５１２にて、異常Ｇデータ
カウンタを１だけインクリメントする。さらに、ステッ
プＳ５１３にて、ＲＧＢのうちのＢの差と予め定めた設
定値を比較する。比較した結果、Ｂの差が設定値を超え
ている場合は、ステップＳ５１４にて、異常Ｂデータカ
ウンタを１だけインクリメントする。そして、ステップ
Ｓ５１５にて、１フレーム分の比較が完了したか否かを
判定する。否定判定された場合は、ステップＳ５０９な
いしステップＳ５１５を、１フレーム分繰り返す。
ピクセルごとにＣＰＵ３１により比較し、比較結果に応
じて異常データか否かを判定する。すなわち、ステップ
Ｓ５０８にて、異常データカウンタにゼロを設定し、ス
テップＳ５０９にて、ＲＧＢのうちのＲの差と予め定め
た設定値を比較する。比較した結果、Ｒの差が設定値を
超えている場合は、ステップＳ５１０にて、異常Ｒデー
タカウンタを１だけインクリメントする。ついで、ステ
ップＳ５１１にて、ＲＧＢのうちのＧの差と予め定めた
設定値を比較する。比較した結果、Ｇの差が設定値を超
えている場合は、ステップＳ５１２にて、異常Ｇデータ
カウンタを１だけインクリメントする。さらに、ステッ
プＳ５１３にて、ＲＧＢのうちのＢの差と予め定めた設
定値を比較する。比較した結果、Ｂの差が設定値を超え
ている場合は、ステップＳ５１４にて、異常Ｂデータカ
ウンタを１だけインクリメントする。そして、ステップ
Ｓ５１５にて、１フレーム分の比較が完了したか否かを
判定する。否定判定された場合は、ステップＳ５０９な
いしステップＳ５１５を、１フレーム分繰り返す。
【００２４】他方、肯定判定された場合は、ステップＳ
５１６にて、異常データ数が予め定めた設定値より大き
いか否かを判定する。否定判定された場合は、ステップ
Ｓ５０１に戻り、次の入力信号および出力信号の取り込
みを開始する。
５１６にて、異常データ数が予め定めた設定値より大き
いか否かを判定する。否定判定された場合は、ステップ
Ｓ５０１に戻り、次の入力信号および出力信号の取り込
みを開始する。
【００２５】他方、肯定判定された場合は、ステップＳ
５１７にて、ハードディスク８の未記録領域が残ってい
ないか否かを判定する。否定判定された場合は、ステッ
プＳ５１９にて、フレームメモリ１２，２２のデジタル
入力信号とデジタル出力信号をハードディスク８に記録
する。肯定判定された場合は、ステップＳ５１８にて、
ハードディスク上の過去の最も古いデータを消去し、つ
いで、ステップＳ５１９に移行する。ついで、ステップ
Ｓ５２０にて、警報を発するとともに、ＣＲＴディスプ
レイ４にその旨を表示する。
５１７にて、ハードディスク８の未記録領域が残ってい
ないか否かを判定する。否定判定された場合は、ステッ
プＳ５１９にて、フレームメモリ１２，２２のデジタル
入力信号とデジタル出力信号をハードディスク８に記録
する。肯定判定された場合は、ステップＳ５１８にて、
ハードディスク上の過去の最も古いデータを消去し、つ
いで、ステップＳ５１９に移行する。ついで、ステップ
Ｓ５２０にて、警報を発するとともに、ＣＲＴディスプ
レイ４にその旨を表示する。
【００２６】本実施例では、画像データをフレーム全て
について比較する例を説明したが、１画面を例えば縦割
りのブロックに分け、そのブロックを順次比較するよう
にしても良い。この場合、処理の高速化を図ることがで
きる。
について比較する例を説明したが、１画面を例えば縦割
りのブロックに分け、そのブロックを順次比較するよう
にしても良い。この場合、処理の高速化を図ることがで
きる。
【００２７】本実施例では、１フレーム分の映像データ
を蓄積できるフレームメモリの例を説明したが、この場
合、出力映像信号の取り込み終了までに入力映像信号の
データを保持するため、データの変換が行えないフレー
ムが存在する。しかし、画像の異常はある時間から継続
または数フレームに亘って現象が発生するため、数フレ
ームごとに取り込まれた１枚の入力および出力映像を比
較するようにしてもその効果は相違しない。
を蓄積できるフレームメモリの例を説明したが、この場
合、出力映像信号の取り込み終了までに入力映像信号の
データを保持するため、データの変換が行えないフレー
ムが存在する。しかし、画像の異常はある時間から継続
または数フレームに亘って現象が発生するため、数フレ
ームごとに取り込まれた１枚の入力および出力映像を比
較するようにしてもその効果は相違しない。
【００２８】なお、毎フレームのデータの取り込み比較
は、フレームメモリの容量を増やすことにより、行うこ
とができる。
は、フレームメモリの容量を増やすことにより、行うこ
とができる。
【００２９】本実施例では運行装置の例を説明したが、
テレビ放送機を用いても作用効果は本質的に相違しな
い。
テレビ放送機を用いても作用効果は本質的に相違しな
い。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、映像機器の映像の異常を自
動的に監視することができる。
上記のように構成したので、映像機器の映像の異常を自
動的に監視することができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１に示すコンピュータ３の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】映像取り込みを説明するための説明図である。
【図４】映像取り込みを説明するための説明図である。
【図５】図２に示すプログラム用ＲＡＭ３２に格納され
る制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
る制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図６】映像自動監視装置の従来例を示すブロック図で
ある。
ある。
１，２ Ａ／Ｄ変換ボード ３ コンピュータ ４ CRT ディスプレイ ７ 運行装置 ８ ハードディスク １１，２１ Ａ／Ｄ変換器 １２，２２ フレームメモリ ３１ ＣＰＵ ３２ プログラム用ＲＡＭ ３３ 作業用ＲＡＭ ３４ CRT コントローラ ３５ ハードディスクコントローラ
Claims (4)
- 【請求項１】 映像機器の入力映像信号を所定単位ごと
にアナログデジタル変換する第１アナログデジタル変換
手段と、 該第１アナログデジタル変換手段のアナログデジタル変
換により得られたデジタル入力映像信号を格納する入力
映像信号格納手段と、 前記第１アナログデジタル変換手段のアナログデジタル
変換に得られた入力映像信号に対応する前記映像機器か
らの出力信号をアナログデジタル変換する第２アナログ
デジタル変換手段と、 該第２アナログデジタル変換手段のアナログデジタル変
換により得られたデジタル出力映像信号を格納する出力
映像信号格納手段と、 前記入力および出力映像信号格納手段のデジタル入力お
よび出力映像データのＲＧＢの１ピクセルごとの差と、
予め定めた基準値を比較する比較手段と、 該比較手段により比較した結果、前記差が基準値を超え
る場合に異常データと判定する判定手段と、 該判定手段により異常と判定されたデータ数が予め定め
た値を超えた場合に前記映像機器の異常を報知する報知
手段とを備えたことを特徴とする映像自動監視装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記判定手段により
異常と判定された場合、前記入力映像信号格納手段およ
び出力映像信号格納手段のデジタル入力映像信号および
デジタル出力映像信号を記録する記録手段をさらに備え
たことを特徴とする映像自動監視装置。 - 【請求項３】 請求項１において、前記報知手段は警報
を発することを特徴とする映像自動監視装置。 - 【請求項４】 請求項１において、前記報知手段は異常
が発生した旨を表示することを特徴とする映像自動監視
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9435294A JPH07303262A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 映像自動監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9435294A JPH07303262A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 映像自動監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07303262A true JPH07303262A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14107897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9435294A Pending JPH07303262A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 映像自動監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07303262A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100472461B1 (ko) * | 2002-07-11 | 2005-03-10 | 삼성전자주식회사 | 비 정상 비디오 신호를 판별하는 디스플레이 장치 및 그방법 |
| CN108604203A (zh) * | 2016-02-24 | 2018-09-28 | 索尼公司 | 信号处理装置、信号处理方法和程序 |
| JP2019192966A (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-31 | 株式会社東芝 | 放送装置、放送システム及び放送確認方法 |
-
1994
- 1994-05-06 JP JP9435294A patent/JPH07303262A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100472461B1 (ko) * | 2002-07-11 | 2005-03-10 | 삼성전자주식회사 | 비 정상 비디오 신호를 판별하는 디스플레이 장치 및 그방법 |
| US7450135B2 (en) | 2002-07-11 | 2008-11-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device for detecting abnormal image signal and method thereof |
| CN108604203A (zh) * | 2016-02-24 | 2018-09-28 | 索尼公司 | 信号处理装置、信号处理方法和程序 |
| JPWO2017145818A1 (ja) * | 2016-02-24 | 2018-12-13 | ソニー株式会社 | 信号処理装置、および信号処理方法、並びにプログラム |
| CN108604203B (zh) * | 2016-02-24 | 2022-03-18 | 索尼公司 | 信号处理装置、信号处理方法和存储介质 |
| JP2019192966A (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-31 | 株式会社東芝 | 放送装置、放送システム及び放送確認方法 |
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