JPH0730319Y2 - トリミング機のノックアウト装置 - Google Patents
トリミング機のノックアウト装置Info
- Publication number
- JPH0730319Y2 JPH0730319Y2 JP1990118028U JP11802890U JPH0730319Y2 JP H0730319 Y2 JPH0730319 Y2 JP H0730319Y2 JP 1990118028 U JP1990118028 U JP 1990118028U JP 11802890 U JP11802890 U JP 11802890U JP H0730319 Y2 JPH0730319 Y2 JP H0730319Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knockout
- male blade
- blade
- trimming machine
- trimming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はトリミング機に送られた成形済み樹脂シート成
形物を、上下動するオス刃の下死点で打ち抜き、オス刃
の内部を通つて上下動するノックアウト棒の下動を制御
して成形物を打圧し、トリミング成形物をトリミング機
のメス刃から落下させるノックアウト装置に関する。
形物を、上下動するオス刃の下死点で打ち抜き、オス刃
の内部を通つて上下動するノックアウト棒の下動を制御
して成形物を打圧し、トリミング成形物をトリミング機
のメス刃から落下させるノックアウト装置に関する。
（従来の技術） 従来のトリミング機のノックアウト装置は、ノツクアウ
ト棒の上下動作を流体圧シリンダロツドに連結して制御
している。しかしトリミング機の高速化の進歩は著しく
上下動作切換の応答性がトリミング機の高速化進歩に追
従し得なくなつた流体圧シリンダを使用しては、これに
ついても高速化を要求されるノックアウト棒制御に適応
し難い欠点がある。
ト棒の上下動作を流体圧シリンダロツドに連結して制御
している。しかしトリミング機の高速化の進歩は著しく
上下動作切換の応答性がトリミング機の高速化進歩に追
従し得なくなつた流体圧シリンダを使用しては、これに
ついても高速化を要求されるノックアウト棒制御に適応
し難い欠点がある。
（考案が解決しようとする課題） 成形済み樹脂シートのトリミング機は0.6秒〜0.4秒のよ
うな短時間サイクルで作動するようになつたからノック
アウト棒についても切換応答性が不良な流体圧シリンダ
では対応し切れなくなつた。本考案は従来の前記した流
体圧シリンダの使用から脱出し、前記の従来技術の欠点
とするところを根本的に改良することを解決しようとす
る課題とし、本考案の目的とするものである。
うな短時間サイクルで作動するようになつたからノック
アウト棒についても切換応答性が不良な流体圧シリンダ
では対応し切れなくなつた。本考案は従来の前記した流
体圧シリンダの使用から脱出し、前記の従来技術の欠点
とするところを根本的に改良することを解決しようとす
る課題とし、本考案の目的とするものである。
（問題点を解決するための手段） 本考案はトリミング機のメス刃に対して上下動するオス
刃によつて打ち抜いたシート成形物を、前記オス刃の内
部を上面から通つて上下動し、下動と共に打圧するノッ
クアウト棒を設けたノックアウト装置において、前記ノ
ックアウト棒を前記オス刃の下降中に原位置からシート
成形物の高さ付近に設定した予備下降位置まで下降する
とともに予備下降位置に前記オス刃がトリミングを施す
まで停止し、前記オス刃がトリミングを施すとほぼ同時
に前記予備下降位置から下限位置まで下降し、引き続い
て下限位置から上限位置へ上昇復帰するように、サーボ
モータにより駆動することを特徴とする。
刃によつて打ち抜いたシート成形物を、前記オス刃の内
部を上面から通つて上下動し、下動と共に打圧するノッ
クアウト棒を設けたノックアウト装置において、前記ノ
ックアウト棒を前記オス刃の下降中に原位置からシート
成形物の高さ付近に設定した予備下降位置まで下降する
とともに予備下降位置に前記オス刃がトリミングを施す
まで停止し、前記オス刃がトリミングを施すとほぼ同時
に前記予備下降位置から下限位置まで下降し、引き続い
て下限位置から上限位置へ上昇復帰するように、サーボ
モータにより駆動することを特徴とする。
（実施例） 添付図面の第１、２図は本考案の一実施例を示し、第１
図は正面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線縦拡大側面図であ
る。第３図はサイクル解説図である。
図は正面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線縦拡大側面図であ
る。第３図はサイクル解説図である。
図中１はトリミング機を示し、台板２上にメス刃３を成
形物Ｙの成形が済んだ樹脂シートＸの送り方向と直角に
並列し、その台板２のメス刃３の側部に門形ポスト４を
固定する。門形ポスト４に、前記の各メス刃３に対応す
るオス刃５を固定した摺動取付板６の両端を摺動自在に
嵌める。摺動取付板６はオス刃５を上死点と下死点の間
で上下する上下動機構（図示せず）に連結する。オス刃
５は天井部分を欠いた中空材になり、摺動取付板６に中
空のオス刃５を取付ける部分に透孔6aが設けてある。
形物Ｙの成形が済んだ樹脂シートＸの送り方向と直角に
並列し、その台板２のメス刃３の側部に門形ポスト４を
固定する。門形ポスト４に、前記の各メス刃３に対応す
るオス刃５を固定した摺動取付板６の両端を摺動自在に
嵌める。摺動取付板６はオス刃５を上死点と下死点の間
で上下する上下動機構（図示せず）に連結する。オス刃
５は天井部分を欠いた中空材になり、摺動取付板６に中
空のオス刃５を取付ける部分に透孔6aが設けてある。
門形ポスト４の門形部4aの中央から前側に突出するモー
タ支持のアーム７を水平に取付け、該アーム７にサーボ
モータ８を嵌めて支持すると共に、上方に突出するモー
タ主軸９にタイミングベルトプーリ10を固定する。
タ支持のアーム７を水平に取付け、該アーム７にサーボ
モータ８を嵌めて支持すると共に、上方に突出するモー
タ主軸９にタイミングベルトプーリ10を固定する。
摺動取付板６には、両端部に門形ポスト４の門形部4aを
摺動自在に通すガイド棒11を立て、そのガイド棒11に各
オス刃５の中空部等を緩やかに通るノックアウト棒12を
下向きに固定した取付板12aの両端を摺動自在に嵌め、
取付板12aの中央に門形部4aを通る送りねじ棒14を固定
すると共に門形部4aの上面に送りねじ棒14に螺合するナ
ット部材15を回転自由に設けてその外周に前記タイミン
グベルトプーリ10に対してほぼ水平方向で対向するタイ
ミングベルトプーリ16を取付け、両プーリ10、16にタイ
ミングベルト17を掛ける。ノックアウト棒12の下端には
トリミングされてメス刃３に係合している成形物Ｙの頂
部を打圧して該メス刃３から落下させるノック板13を取
付ける。
摺動自在に通すガイド棒11を立て、そのガイド棒11に各
オス刃５の中空部等を緩やかに通るノックアウト棒12を
下向きに固定した取付板12aの両端を摺動自在に嵌め、
取付板12aの中央に門形部4aを通る送りねじ棒14を固定
すると共に門形部4aの上面に送りねじ棒14に螺合するナ
ット部材15を回転自由に設けてその外周に前記タイミン
グベルトプーリ10に対してほぼ水平方向で対向するタイ
ミングベルトプーリ16を取付け、両プーリ10、16にタイ
ミングベルト17を掛ける。ノックアウト棒12の下端には
トリミングされてメス刃３に係合している成形物Ｙの頂
部を打圧して該メス刃３から落下させるノック板13を取
付ける。
18はナット部材15を回転自由に支持するベアリングであ
る。
る。
前記タイミングベルトは無端チエン等の無端帯でもよ
い。
い。
（作用） 本考案の作用を第３図のサイクル図を参照して説明す
る。第３図はオス刃５の上死点と下死点の間のサイクル
解説図であつて、上死点で前後のサイクル波形の上死点
の前後に成形済みシートＸの送り領域（Ｃ）を取り、そ
の領域にほぼ合致させてその付近にノックアウト棒12の
上限Naを取る。ノックアウト棒12は前記の上限を出発の
原点とし、成形済みシートＸの送りが終わるとほぼ同じ
タイミングでサーボモータ８が駆動し、タイミングベル
ト17及びナット部材15を回転するため、送りねじ棒14
（廻り止めが施されている）が一方向に急回転してノッ
クアウト棒12の下端を成形物の高さに第３図鎖線のよう
に近ずける予備下降位置まで予備下降N1を生じてからし
ばらく停止N2を生じ、下死点でオス刃５がメス刃３に噛
合つてトリミングを施し、そのときにサーボモータ８が
駆動し、前記の通りの作動で二次下降N3を生じてノック
アウトを行い、ただちにサーボモータ８が逆転して原点
まで上昇する復帰上昇N4を生ずる。
る。第３図はオス刃５の上死点と下死点の間のサイクル
解説図であつて、上死点で前後のサイクル波形の上死点
の前後に成形済みシートＸの送り領域（Ｃ）を取り、そ
の領域にほぼ合致させてその付近にノックアウト棒12の
上限Naを取る。ノックアウト棒12は前記の上限を出発の
原点とし、成形済みシートＸの送りが終わるとほぼ同じ
タイミングでサーボモータ８が駆動し、タイミングベル
ト17及びナット部材15を回転するため、送りねじ棒14
（廻り止めが施されている）が一方向に急回転してノッ
クアウト棒12の下端を成形物の高さに第３図鎖線のよう
に近ずける予備下降位置まで予備下降N1を生じてからし
ばらく停止N2を生じ、下死点でオス刃５がメス刃３に噛
合つてトリミングを施し、そのときにサーボモータ８が
駆動し、前記の通りの作動で二次下降N3を生じてノック
アウトを行い、ただちにサーボモータ８が逆転して原点
まで上昇する復帰上昇N4を生ずる。
（従来の機構では前記のように応答性が不良であるか
ら、停止N2を取ることができないため第３図の一点鎖線
のように下死点で前記のようにトリミングされると同時
にノックアウト棒を下降し、トリミングに遅れてノック
アウトの作動を生じてから原点まで上昇するので、図示
されてはいないが、ノックアウト棒を作動するシリンダ
の応答不良により高速作動に支障がある。） （効果） 本考案はノックアウト棒に予備下降動作とそれに続く停
止動作を付与するので、ノックアウト棒の作動を高速化
されたトリミング機のサイクルに容易に合わせることが
できる効果がある。
ら、停止N2を取ることができないため第３図の一点鎖線
のように下死点で前記のようにトリミングされると同時
にノックアウト棒を下降し、トリミングに遅れてノック
アウトの作動を生じてから原点まで上昇するので、図示
されてはいないが、ノックアウト棒を作動するシリンダ
の応答不良により高速作動に支障がある。） （効果） 本考案はノックアウト棒に予備下降動作とそれに続く停
止動作を付与するので、ノックアウト棒の作動を高速化
されたトリミング機のサイクルに容易に合わせることが
できる効果がある。
添付図面の第１、２図は本考案の一実施例を示し、第１
図は正面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線縦断拡大側面図で
ある。第３図はサイクル解説図である。 １…トリミング機、２…台板、３…メス刃、４…門形ポ
スト、５…オス刃、６…摺動取付板、6a…透孔、７…ア
ーム、８…サーボモータ、９…モータ主軸、10…タイミ
ングプーリ、11…ガイド棒、12…ノックアウト棒、12a
…取付板、13…ノック板、14…送りねじ棒、15…ナット
部材、16…タイミングベルトプーリ、17…タイミングベ
ルト、18…ベアリング
図は正面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線縦断拡大側面図で
ある。第３図はサイクル解説図である。 １…トリミング機、２…台板、３…メス刃、４…門形ポ
スト、５…オス刃、６…摺動取付板、6a…透孔、７…ア
ーム、８…サーボモータ、９…モータ主軸、10…タイミ
ングプーリ、11…ガイド棒、12…ノックアウト棒、12a
…取付板、13…ノック板、14…送りねじ棒、15…ナット
部材、16…タイミングベルトプーリ、17…タイミングベ
ルト、18…ベアリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 月島マシンセールス株式会社 東京都中央区月島４丁目８番14号 (71)出願人 999999999 月島検査サービス株式会社 東京都中央区月島４丁目８番14号 (72)考案者 浅野 和夫 愛知県名古屋市天白区御幸山221番地 株 式会社浅野研究所内 (72)考案者 高井 俊広 愛知県名古屋市天白区御幸山221番地 株 式会社浅野研究所内 (56)参考文献 特開 昭54−35970（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−126398（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】トリミング機のメス刃に対して上下動する
オス刃によつて打ち抜いたシート成形物を、前記オス刃
の内部を上面から通つて上下動し、下動と共に打圧する
ノックアウト棒を設けたノックアウト装置において、前
記ノックアウト棒を前記オス刃の下降中に原位置からシ
ート成形物の高さ付近に設定した予備下降位置まで下降
するとともに予備下降位置に前記オス刃がトリミングを
施すまで停止し、前記オス刃がトリミングを施すとほぼ
同時に前記予備下降位置から下限位置まで下降し、引き
続いて下限位置から上限位置へ上昇復帰するように、サ
ーボモータにより駆動することを特徴とするトリミング
機のノックアウト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990118028U JPH0730319Y2 (ja) | 1990-11-12 | 1990-11-12 | トリミング機のノックアウト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990118028U JPH0730319Y2 (ja) | 1990-11-12 | 1990-11-12 | トリミング機のノックアウト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0476399U JPH0476399U (ja) | 1992-07-03 |
| JPH0730319Y2 true JPH0730319Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31865929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990118028U Expired - Lifetime JPH0730319Y2 (ja) | 1990-11-12 | 1990-11-12 | トリミング機のノックアウト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730319Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019072783A (ja) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | 株式会社ケーピープラテック | 樹脂成形品の切断装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3775775B2 (ja) * | 1999-09-01 | 2006-05-17 | 株式会社浅野研究所 | 樹脂製シート成形ラインおよび型成形装置 |
| JP6328480B2 (ja) * | 2014-04-29 | 2018-05-23 | キヤノンファインテックニスカ株式会社 | シート穿孔装置及びこれを備えるシート処理装置並びに画像形成装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5435970A (en) * | 1977-08-24 | 1979-03-16 | Asano Kenkyusho Kk | Number arranging separating device in horizontal punching device of resin sheet moldings |
| JPS6221439Y2 (ja) * | 1980-02-26 | 1987-05-30 |
-
1990
- 1990-11-12 JP JP1990118028U patent/JPH0730319Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019072783A (ja) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | 株式会社ケーピープラテック | 樹脂成形品の切断装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0476399U (ja) | 1992-07-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323115 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323115 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |