JPH07303103A - 情報流通方式 - Google Patents

情報流通方式

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JPH07303103A
JPH07303103A JP9633094A JP9633094A JPH07303103A JP H07303103 A JPH07303103 A JP H07303103A JP 9633094 A JP9633094 A JP 9633094A JP 9633094 A JP9633094 A JP 9633094A JP H07303103 A JPH07303103 A JP H07303103A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP9633094A
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English (en)
Inventor
Jiyunya Kukizaki
純也 久木嵜
Hiroshi Hamada
洋 浜田
Koji Tsurumaki
宏治 鶴巻
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暗号化する情報の割合を変化させることによ
り情報権利者の利益と利便を護り、利用者の要求信号ま
たは支払い額の情報料金に対する割合に応じて復号化す
る情報の割合を変化させることにより利用者の利便を図
ることができる情報流通手段を提供すること。 【構成】 原情報入力部101からの原情報と料金情報
生成部102からの料金情報とを情報合成部103で合
成し、情報伝送部104を介して伝送し、情報分離部1
05で原情報と料金情報を分離し、分離された料金情報
を料金処理部106に供給して料金処理し、利用者の支
払い額の情報料金に対する割合に応じて暗号情報と復号
情報をそれぞれ暗号部108および復号部109に供給
し、暗号部108では料金処理部106からの暗号情報
により情報料金に応じた情報の暗号化を行い、復号部1
09では料金処理部106からの復号情報により利用者
の支払い額の情報料金に対応する割合に応じて暗号化し
た情報の復号化を行い、情報出力部110を介して利用
者に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暗号化した情報を利用
者に提供し、この暗号化した情報を利用者の復号要求に
よって復号化し、情報の使用量に対して料金を請求する
情報流通方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像情報や音声情報などのデジタ
ル符号化した様々な情報を利用者に提供する情報流通サ
ービスが行われるようになってきた。これらの情報の流
通に関する技術には暗号化した情報を利用者に提供し、
この暗号化した情報を利用者の復号要求によって復号化
し、情報の使用量に対して料金を請求する情報流通方式
が用いられてきた。
【0003】従来の情報流通方式は、情報の品質や貴重
価値によって予め決められた情報料金とは無関係に、一
定の度合の暗号化を行う暗号鍵を用いて暗号化を行って
いたため、情報料金が変動しても暗号化する情報の割合
が変化せず、また利用者の支払いの額が変化しても復号
化する情報の割合が変化しないため利用者に提供する情
報の質も変化することはなかった。
【0004】従って、一定の暗号化技術により利用者は
全ての情報が有料であることを理解し、一定の復号化技
術により情報料金を全額支払えばすべて復号化したもの
と状態の情報を購入することができた。しかし、例えば
利用者が情報料金の一部だけを支払っても、支払った額
の情報料金に対する割合に応じて、ある程度復号化され
た情報が提供されることはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報流通方式に
おける暗号化技術は、予め設定された一定の情報料金に
基づいて、一定の度合の暗号化を行う暗号鍵によって暗
号化が行われるため、情報や情報権利者の保護は一応考
慮されていると考えることができた。しかし、利用者は
情報料金を全額支払い、すべて復号化した情報を購入す
る一定のサービスしか受けられないことなど、利用者の
利便を考慮した方式ではなかったと考えることができ
る。
【0006】例えば、利用者は情報料金に対して全額支
払った場合はすべて復号化した情報を購入することがで
きるが、利用者にとってすべて復号化する必要のない情
報に対して、一部の情報料金を支払って、ある程度復号
化した状態の情報を購入するなどのような様々な形態の
サービスを選択することはできなかった。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、暗号化する情報の割合を変化
させることにより情報権利者の利益と利便を護り、利用
者の要求信号または支払い額の情報料金に対する割合に
応じて復号化する情報の割合を変化させることにより利
用者の利便を図ることができる情報流通手段を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報流通方式は、暗号化した情報を利用者
に提供し、該暗号化した情報を利用者の復号要求によっ
て復号化し、情報の使用量に対して料金を請求する情報
流通方式において、暗号化する情報の割合を変化させる
手段と、利用者の要求信号に応じて復号化する情報の割
合を変化させる手段とを具備することにより、利用者の
要求信号に対応して利用者の取得できる情報を制御する
ことを要旨とする。
【0009】また、本発明の情報流通方式は、暗号化し
た情報を利用者に提供し、該暗号化した情報を利用者の
復号要求によって復号化し、情報の使用量に対して料金
を請求する情報流通方式において、暗号化する情報の割
合を変化させる手段と、利用者の支払い額の情報料金に
対する割合に応じて復号化する情報の割合を変化させる
手段とを具備することにより、支払われた料金に対応し
て利用者の取得できる情報を制御することを要旨とす
る。
【0010】更に、本発明の情報流通方式は、上記にお
いて、利用者の要求する音情報の音質に応じて暗号化す
る情報の割合を変化させることを要旨とする。
【0011】本発明の情報流通方式は、上記において、
利用者の要求する文字列情報の文字数に応じて暗号化す
る情報の割合を変化させ、復号化する情報の割合を変化
させることを要旨とする。
【0012】また、本発明の情報流通方式は、上記にお
いて、利用者の要求する静止画像情報の画質に応じて暗
号化する情報の割合を変化させ、復号化する情報の割合
を変化させることを要旨とする。
【0013】更に、本発明の情報流通方式は、上記にお
いて、利用者の要求する動画像情報の画質に応じて暗号
化する情報の割合を変化させ、復号化する情報の割合を
変化させることを要旨とする。
【0014】本発明の情報流通方式は、上記において、
利用者の要求するソフトウェアプログラムによるサービ
スの質に応じて暗号化する情報の割合を変化させ、復号
化する情報の割合を変化させることを要旨とする。
【0015】
【作用】本発明の情報流通方式では、暗号化する情報の
割合を変化させるとともに、利用者の要求信号に応じて
復号化する情報の割合を変化させることにより利用者の
要求信号に対応して利用者の取得できる情報を制御して
いる。
【0016】また、本発明の情報流通方式では、暗号化
する情報の割合を変化させるとともに、利用者の支払い
額の情報料金に対する割合に応じて復号化する情報の割
合を変化させることにより、支払われた料金に対応して
利用者の取得できる情報を制御している。
【0017】更に、本発明の情報流通方式では、上記に
おいて、利用者の要求する音情報の音質に応じて暗号化
する情報の割合を変化させている。
【0018】本発明の情報流通方式では、上記におい
て、利用者の要求する文字列情報の文字数に応じて暗号
化する情報の割合を変化させ、復号化する情報の割合を
変化させている。
【0019】また、本発明の情報流通方式では、上記に
おいて、利用者の要求する静止画像情報の画質に応じて
暗号化する情報の割合を変化させ、復号化する情報の割
合を変化させている。
【0020】更に、本発明の情報流通方式では、上記に
おいて、利用者の要求する動画像情報の画質に応じて暗
号化する情報の割合を変化させ、復号化する情報の割合
を変化させている。
【0021】本発明の情報流通方式では、上記におい
て、利用者の要求するソフトウェアプログラムによるサ
ービスの質に応じて暗号化する情報の割合を変化させ、
復号化する情報の割合を変化させている。
【0022】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて以下詳細に説
明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例に係わる情報流
通方式の構成を示すブロック図である。なお、本発明の
情報流通方式には、情報の暗号化を行う時点によって分
類すると、情報を伝送した後に暗号化し復号化する方式
と、情報を暗号化した後に伝送し復号化する方式の2つ
の情報流通方式があるが、図1に示す実施例は、この2
種類の情報流通方式のうちの前者の情報を伝送した後に
暗号化し復号化する情報流通方式を示している。
【0024】本実施例の情報流通方式では、情報と情報
料金を表す料金情報を合成して、利用者のいる場所まで
伝送し、利用者のいる場所で送られてきた料金情報を分
離して、分離した料金情報を基にして、情報料金の度合
に応じて暗号化する情報の割合を変化させ、利用者の支
払い額の情報料金に対する割合に応じて、分離した料金
情報を基に復号化する情報の割合を変化させている。
【0025】以下、図1に示す情報流通方式の構成を説
明する。
【0026】図1において、101は利用者に提供され
る情報が入力される原情報入力部である。例えば、利用
者に提供される情報には、音、文字列、静止画像、動画
像等のアナログ情報とディジタル情報がある。本実施例
においてはディジタル情報を対象にする。音情報を対象
にした場合、例えば64Kb/sのビットレートを持つ
ディジタル信号が原情報入力部101に入力される。さ
らに、高品質の音楽情報を対象にした場合、1.4Mb
/sのビットレートを持つディジタル信号が入力され
る。文字列情報を対象にした場合、例えば2400b/
sから9600b/sまでのディジタル信号が入力され
る。
【0027】また、静止画像情報を対象にした場合、例
えば音声情報と同じく64Kb/sのディジタル信号が
入力される。動画像情報を対象にした場合、例えばわが
国のテレビジョン信号方式であるNTSC方式のテレビ
ジョン信号をディジタル符号化する場合、動画像の輝度
信号を13.5MHz、2つの色差信号を13.5/2
MHzの標本化周波数でサンプリングし、8ビットで量
子化した場合、216Mb/sのビットレートを持つ動
画像情報が入力される。
【0028】しかしながら、これらの静止画像情報や動
画像情報は情報量が膨大で伝送するためには大容量の伝
送回線が必要となるため、通常、送信側で圧縮符号化し
て伝送し、受信側で伸張復号化することになる。画像情
報を圧縮する技術には、例えば、静止画像の場合、静止
画像符号化方式の国際標準規格(ISO-IEC10918)で0.
75bit/画素に圧縮する技術や、動画の場合、動画
像符号化方式の国際標準規格(ISO-IEC1172)で1.5M
b/sに圧縮する技術、同じく国際標準規格(ISO-IEC-
CD13818 <1994.2月現在>)で6〜15Mb/sに圧縮
する技術を用いることができる。この場合、ビットレー
トが高くなるにつれて画像の解像度が上昇し、また動画
像符号化方式においては音声情報も同様に圧縮、伸張す
る。
【0029】更に、ソフトウェアプログラムを対象にし
た場合、上述した音、文字列、静止画像、動画像等の全
てのディジタル信号を対象にして情報が入力されること
になる。
【0030】以上のディジタル符号化された原情報が原
情報入力部101に入力される。
【0031】次に、102は料金情報を生成する料金情
報生成部102である。情報の品質や貴重価値などに基
づいて時間的に変動する情報料金を表す料金情報を生成
する。例えば、変動する情報料金には段階的に変動する
情報料金と、時々刻々変化する情報料金が考えられる。
どちらの情報料金を用いるかは、利用者に提供される情
報の種類とサービスの形態によって異なる。
【0032】段階的に変動する情報料金の一例を図2に
示す。
【0033】図2において、例えば任意の単位時間当り
0から255の256段階の情報料金を表す料金情報を
生成する場合、時間t0 からt1 間は料金段階0、すな
わち無料金の時間帯を作成する。次に、t1 からt2
は料金10の段階、t2 からt3 は料金80の段階、t
3 からt4 は料金100の段階、t4 からt5 は料金2
00の段階の時間帯の料金段階を作成する。更に、最も
情報料金の高い時間帯t5 からt6 は料金255の段階
の時間帯の料金段階を作成する。最後に、t6からt7
は料金80の段階に戻り、最後の時間帯t7 からt8
料金10の段階の時間帯の料金段階を作成する。
【0034】各時間tn からtn+1 の8つの時間帯に分
割した時間と各時間毎の情報料金の段階の積を求め、こ
れらの各8段階の和で情報流通に係る利用量を求めるこ
とができる。
【0035】次に、情報の品質や貴重価値などに基づい
て、段階的に変動する情報料金を表す料金情報のパラメ
ータの一例として、8ビットのディジタルパラメータで
256段階の料金情報を生成する例を図3に示し以下説
明する。
【0036】図3において、例えば料金情報0は第1ビ
ットから第8ビットまですべて<0>のパラメータで無
料金を表す。料金情報10は第1ビット<0>、第2ビ
ット<1>、第3ビット<0>、第4ビット<1>、第
5ビット<0>、第6ビット<0>、第7ビット<0
>、第8ビット<0>のパラメータで料金10の段階の
意味を表す。以下同様に、第1ビットから第8ビットま
ですべて<1>のパラメータで表す料金情報255ま
で、256段階の料金情報を生成することができる。
【0037】また、時々刻々変化する情報料金の一例を
図4に示し以下説明する。
【0038】図4において、例えば任意の単位時間当り
0から255(MAX RATE)の情報料金を表す料
金情報を生成する場合、時間t0 からt1 間は情報料金
0、すなわち無料金の時間帯を作成する。次に、t1
らt5 と情報料金は高くなり、t6 ,t7 と低くなり、
最後のt7 からt8 は情報料金0、すなわち無料金の時
間帯の料金段階を作成する。
【0039】ある任意の時間t4 の料金情報(RAT
E)は、情報の時間経過と時々刻々変化する情報料金の
時間経過の同期をとり、任意のt4 の時間の時々刻々変
化する情報料金(RATE)で表すことができる。従っ
て、情報利用量は全ての時間における情報料金の積分値
で表すことができる。
【0040】次に、予め設定した時々刻々変動する情報
料金を表す料金情報の一例を図5に示し以下説明する。
【0041】図5において、例えばMAX RATEを
255に設定し、256段階の料金情報を生成する場
合、8ビットのディジタルパラメータで256の段階の
料金情報を生成することができる。料金情報0は第1ビ
ットから第8ビットまですべて<0>の無料金段階を表
す。以下同様に、第1ビットから第8ビットまですべて
<1>の料金情報255まで、256段階の料金情報を
生成することができる。
【0042】また、無料金部分を始めとして段階的に情
報料金を設定してあるため、無料金部分で有料時間帯の
案内や予告を行うこともできる。
【0043】更に、パラメータは8ビットに設定してあ
るため、情報を暗号化する割合を変化させる技術に応用
し、ディジタル符号化技術の量子化ビットが8ビットに
設定されている情報を料金情報の8ビットパラメータで
暗号化を行えば、直接、情報料金に応じて暗号化する情
報の割合を制御することも可能となる。
【0044】料金情報について8ビットのディジタルパ
ラメータにより256段階の料金情報を例に説明した
が、ディジタルパラメータ数の増減により、様々な段階
の料金情報を表すことができる。
【0045】以上、情報の品質や貴重価値などに基づい
て時間的に変動する情報料金を表す料金情報を生成する
ことができる。
【0046】次に、図1に戻って、103は原情報と料
金情報を合成する情報合成部である。該情報合成部10
3は利用者の希望するディジタル符号化した原情報と料
金情報を合成して出力する。例えば、ディジタル符号化
した原情報にディジタル符号化した料金情報を合成する
方法には、情報のクロック同期信号よりわずかに速い速
度の読み出しクロック信号で原情報を読み出し、料金情
報をスタッフパルスとして挿入するスタッフ多重方式
や、原情報と料金情報の同期を一致させた上で時分割多
重を行う周波数同期多重方式などの従来の時分割多重化
技術を用いて原情報と料金情報を合成することができ
る。
【0047】104は料金情報を合成した原情報を利用
者のいる場所まで伝送する情報伝送部である。情報を利
用者に提供するためには情報を利用者のいる場所まで伝
送しなければならない。例えば、料金情報を合成した原
情報を伝送するには、ISDN回線やディジタル専用回
線を利用することができる。
【0048】料金情報を合成した原情報は、選択した伝
送回線の伝送速度に合わせてディジタルインタフェース
からの読み出しクロック信号に応じて出力され、更にフ
レーム同期信号やパリティチェック符号が付加されて利
用者のいる場所まで伝送される。
【0049】105は料金情報を合成した原情報から料
金情報と情報を分離する情報分離部である。この情報分
離部105は、伝送されてきた料金情報を合成した原情
報から、料金情報を分離し、料金情報と原情報を出力す
る。例えば、スタッフ多重方式や周波数同期多重方式を
用いて料金情報を原情報に合成した場合、同様に、これ
らの多重方式を用いて多重分離を行い、利用者に提供す
る原情報と料金情報を分離することができる。
【0050】106は料金情報を基に料金処理を行う料
金処理部である。利用者に提供する情報を利用者に提供
した場合、料金情報を基に、情報料金に応じて暗号化す
る情報の割合を変化させるための暗号情報の出力、利用
者の支払い額の情報料金に対する割合に応じて復号化す
る情報の割合を変化させるための復号情報の出力、更に
利用者の利用形態による利用量に関する情報を基に情報
提供に係る料金を請求するための情報収集等の料金処理
を行わなければならない。
【0051】本実施例においては、図2に示した段階的
に変動する情報料金を表す料金情報を用いた料金処理の
一例を以下説明する。
【0052】例えば、利用者が時間t0 からt1 の無料
金時間帯に、t1 からt8 のすべての有料の時間帯の情
報を利用しないと決定し、情報料金を全く支払わなかっ
た場合、t1 からt8 の時間帯については、t1 からt
8 の各時間帯の料金情報に基づき、情報料金に応じて情
報の暗号化を行い利用者に提供する。
【0053】また、利用者が時間t0 からt1 の無料金
の時間帯に、全ての有料時間帯の情報を利用することを
決定し、情報料金に対して全額料金を支払った場合、有
料情報のt1 からt8 の時間まで暗号化した情報をすべ
て復号化した正常な情報を利用者に提供する。
【0054】更に、利用者がt0 からt1 の無料金の時
間帯に、有料のt5 からt6 の最も料金段階の高い時間
帯の情報を利用することを決定し、t5 からt6 の時間
帯の情報料金に応じた料金を支払った場合、t5 からt
6 の時間帯ではすべて復号化した正常な情報を利用者に
提供するが、t1 からt5 の時間帯とt6 からt8 の時
間帯については、各々時間帯の情報料金に応じて暗号化
した情報を提供する。
【0055】また、利用者がt0 からt1 の無料金の時
間帯に、有料のt5 からt6 の最も料金段階の高い時間
帯の情報について、すべて復号した正常な品質の情報で
なくても、ある程度、内容が確認できる程度の品質の情
報でもよいと決定し、t5 からt6 の時間帯の情報料金
に対して一部の料金を支払った場合、利用者が支払った
額の情報料金に対する割合に応じて復号化した情報を提
供する。
【0056】最後に、各々の料金段階の料金情報と利用
者の利用時間情報を収集し、各々の料金段階の情報の利
用量を算出し利用量情報を出力する。
【0057】以上、情報分離部105から入力した料金
情報と、利用者の支払い額の情報料金に対する割合に応
じて、暗号化情報と復号化情報を出力し、利用者の利用
量情報を出力する等の料金処理を行うことができる。な
お、この利用者の支払い額の情報料金に対する割合は、
「利用者の支払い額÷すべてを最高の質で復号化する場
合の料金」を意味するものであるが、これは受信者側か
らの要求信号に応じて復号化レベルを決定すればよいも
のである。
【0058】更に、図1において、107は利用者情報
を取得し監視する利用者情報監視部である。この利用者
情報監視部107は利用者の支払い額の情報料金に対す
る割合を示す利用者選択情報や、利用者の情報料金に対
する利用量情報を取得し、情報料金に対する利用者の支
払い額の割合変更の監視を行う。
【0059】例えば、利用者の支払い額の情報料金に対
する割合を示す利用者選択情報を取得するには、復号化
の割合を、可変可能なボリューム等を利用者が操作する
ことにより取得し、利用者の支払い額の情報料金に対す
る割合変更の監視を行うことができる。
【0060】また、利用者の利用形態による利用量に関
する情報を取得するためには、例えば、図2に示した段
階的に変動する情報料金を表す料金情報を用いた場合、
各々の料金段階の料金情報と利用者の利用時間情報を収
集し、各々の料金段階の情報の利用量を算出し情報料金
に基づく利用量を取得することができる。
【0061】また、利用者が情報料金を「支払う」か、
あるいは「支払わない」かの利用者の意志情報の確認と
保護の方法を確立する必要がある。
【0062】これらの問題に対して、情報の使用量と利
用者の意志に関する情報を随時、記録蓄積し、利用情報
として保護し、随時回収する方法により解決することが
できる。
【0063】例えば、図2に示した段階的に変動する情
報料金の一例を用いた場合、まず無料金の時間帯の案内
情報により、利用者の要求する情報の質の段階に関する
意志情報を、復号化の割合を可変可能なボリュームや選
択スイッチなどを利用して取得する。更に、取得した利
用者の意志情報を随時、記録蓄積し、停電や利用者の悪
意の情報変更などから保護し、利用者が情報流通方式を
利用していない時間帯などを利用して、電話回線などの
伝送触媒を利用して回収することにより、利用者の意志
に基づいて料金を「支払う」か、あるいは「支払わな
い」かの利用者の意志の確認と保護を行うことができ
る。
【0064】以上により、利用者の支払い額の情報料金
に対する割合を示す利用者選択情報や、利用者の利用量
情報を取得し、利用者の支払い額の情報料金に対する割
合変更の監視を行い、更に利用者が情報料金を「支払
う」か、あるいは「支払わない」かの利用者の意志情報
の確認と保護の方法を確立するなどの利用者情報を取得
し、監視することができる。
【0065】更に、図1において、108は情報を暗号
化する暗号部である。この暗号部108は料金処理部1
06から出力される暗号情報により、情報料金に応じた
情報の暗号化を行う。
【0066】109は情報を復号化する復号部である。
この復号部109は料金処理部106から出力される復
号情報により、利用者の支払い額の情報料金に対する割
合に応じて、暗号化した情報の復号化を行う。
【0067】110は情報を利用者に提供する情報出力
部である。この情報出力部110は情報を利用者の望む
形式で出力する。利用者がアナログ情報を望めば、アナ
ログ情報に復号した情報を出力し、またディジタル情報
を望めばディジタル情報の状態で出力する。
【0068】例えば、動画情報の場合、従来、NTSC
信号の生成技術で用いられている技術を用いて、NTS
C信号の形式に輝度信号と2つの色差信号に、垂直同期
信号、水平同期信号等を加えてコンポジット信号形式に
合成し、音声信号とともに出力する。
【0069】以下、情報を暗号化する暗号部と情報を復
号化する復号部について、図3で示した段階的に変動す
る情報料金を表す料金情報の例を用いて、1.無料金、
2.半分の料金の段階、3.最も高い料金の段階の3つ
の情報料金を表す料金情報を例に各料金の段階に応じて
暗号化し復号化する方法を詳細に説明する。
【0070】まず、利用者の要求する音情報の音質に応
じて暗号化する情報の割合を変化させ、復号化する情報
の割合を変化させる方法を図6を参照して説明する。
【0071】図6において、701は暗号化する前の原
音情報である。
【0072】音情報として音声、音楽などの音響、その
他、雑音などの音情報が考えられるが、本実施例におい
ては、従来のディジタル符号化技術を用いて標本化し、
量子化したディジタル音情報を対象にする。
【0073】例えば、音情報の音質を制御するには、デ
ィジタル符号化した音情報の周波数帯域や標本化周波
数、量子化ビットを直接制御する方法や、別の性質や品
質を持つ音情報、あるいは全く別の種類の音情報と任意
の時間単位に置換する方法、または音情報を任意の時間
単位に隠す方法、あるいは入れ換える方法により、音質
を制御する方法が考えられる。
【0074】また、周波数帯域、標本化周波数、量子化
段階を制御する方法としては、アナログ音情報をディジ
タル符号化する段階で、周波数帯域3.4KHz、標本
化周波数8KHz、量子化ビット8ビットでディジタル
符号化される通常の音情報の音質を標準として、例えば
コンパクトディスク(CD)に使われる周波数帯域20
KHz、標本化周波数44.1KHz、量子化ビット1
6ビットの高音質の音情報まで、音質を制御することに
よって暗号化する情報の割合を変える方法も考えられ
る。この方法は上述した2つの情報流通方式のうちの、
暗号化した後に伝送し復号化する方式に応用することが
でき、この方法については図11に示す実施例に適用さ
れる。
【0075】また、図4で示した時々刻々変動する情報
料金により暗号化する方法の一例として、8ビットの量
子化ビットを対象に、時々刻々変動する情報料金を表す
料金情報の8ビットのパラメータで直接、暗号化するこ
とによって、情報料金に応じて暗号化する情報の割合を
変化させることもできる。
【0076】本実施例においては、音情報の音質を制御
する方法の一例として、別の種類の音情報と任意の時間
単位に置換する方法を以下説明する。
【0077】図6において、702は原音情報701を
置換し暗号化するための音情報である。例えば、1KH
zの周波数を持つ正弦波をディジタル符号化し置換情報
とする。
【0078】703は料金0の段階で暗号化した出力音
情報である。料金0の段階では暗号化は行われず、原音
情報が出力され、復号化も行う必要がない。
【0079】704は料金8の段階で暗号化した出力音
情報である。料金の段階が1,2・・・と高くなるにつ
れ、原音情報に対する置換する置換音情報の割合を増や
し、料金8の段階で半分まで置換する割合を増やした場
合の出力音情報である。
【0080】まず、原音情報701を任意の時間単位に
抽出しパケット化する。次に予め設定した置換パターン
により原音情報と置換音情報を置換する。例えば、原音
情報701を構成する「こ」、「ん」などの言葉単位に
パケット化し、(1)情報の始まりの偶数パケットから
情報の終わりの偶数パケットまで、(2)情報の始まり
の奇数パケットから情報の終わりの奇数パケットまでの
手順で置換するパターンを用いて暗号化を行う。置き換
えた原音情報の部分は、復号鍵として保存し、利用者の
支払い額の情報料金に対する割合に応じて復号化する。
【0081】705は料金15の段階で暗号化した出力
音情報である。
【0082】更に暗号化が進み、料金15の段階では全
ての原音情報を置換音情報と置換し暗号化が行われる。
置き換えた原情報の部分は復号鍵として保存し置換パタ
ーン、(1)情報の始まりの偶数パケットから情報の終
わりの偶数パケットまで、(2)情報の始まりの奇数パ
ケットから情報の終わりの奇数パケットまでの手順を用
いて、暗号化した情報に戻して復号化すると、支払い額
の情報料金に対する割合に応じて復号化する情報の割合
を変化させることができる。
【0083】以上の方法により、利用者の要求する音情
報の音質に応じて暗号化する情報の割合を変化させ、復
号化する情報の割合を変化させる方法を達成することが
できる。
【0084】次に、利用者の要求する文字列情報の文字
数に応じて暗号化する情報の割合を変化させ、復号化す
る情報の割合を変化させる方法を図7を参照して説明す
る。
【0085】図7において、801は暗号化する前の原
文字列情報である。文字列情報として、JISコード日
本語全角文字(16bit)で表すディジタル文字列情
報を対象に、例えば、「日本では春になると・・・」と
いう32個のディジタル文字列情報を対象にする。
【0086】例えば、文字列情報の文字数を制御するに
は、全ての文字、漢字文字のみ、漢字以外の文字などを
対象に、任意の文字列単位に、あるいは、行単位に原文
字列情報とは別の種類の文字列情報と置換する方法や、
原文字列情報を任意の文字列単位に隠す方法、あるい
は、入れ換える方法が考えられる。
【0087】本実施例においては、文字列情報の文字数
を制御する方法の一例として、原文字列の全ての文字を
対象に、原文字列情報とは別の種類の文字列情報と任意
の文字列単位に置換する方法を次に説明する。
【0088】図7において、802は原文字列情報80
1を置換し暗号化するための文字列情報である。例え
ば、原文字列情報を置換するために「有料」の32個の
文字列情報を置換文字列情報とする。
【0089】803は料金0の段階で暗号化した出力文
字列情報である。料金0の段階では暗号化は行われず、
原文字列情報が出力され、復号化も行う必要がない。
【0090】804は料金8の段階で暗号化した出力文
字列情報である。料金の段階が1,2・・・と高くなる
につれ、原文字列情報に対する置換する文字列情報の割
合を増やし、料金8の段階で半分まで置換する割合を増
やした場合の出力文字列情報である。文字列情報を1文
字、16ビット単位に抽出し、これを数文字列毎にパケ
ット化し、次に予め設定した置換パターンによりパケッ
ト単位に情報を置換する。
【0091】例えば、原情報を構成する「日本」、「で
は」などの文字列単位にパケット化し、(1)情報の始
まりの偶数パケットから情報の終わりの偶数パケットま
で、(2)情報の始まりの奇数パケットから情報の終わ
りの奇数パケットまでの手順で置換するパターンを用い
て暗号化を行う。置き換えた原文字列情報の部分は、復
号鍵として保存し利用者の支払い額の情報料金に対する
割合に応じて復号化する。
【0092】805は料金15の段階で暗号化した出力
文字列情報である。
【0093】更に暗号化が進み、料金15の段階では、
すべての原文字列情報を置換文字列情報と置換し暗号化
が行われ、全ての文字列情報が「有料」となる。
【0094】置き換えた原情報の部分は、復号鍵として
保存し、利用者の支払い額の情報料金に対する割合に応
じて、復号鍵を置換パターン、(1)情報の始まりの偶
数パケットから情報の終わりの偶数パケットまで、
(2)情報の始まりの奇数パケットから情報の終わりの
奇数パケットまでの手順を用いて、暗号化した情報に戻
して復号化すると、利用者の支払い額の情報料金に対す
る割合に応じて復号化する情報の割合を変化させること
ができる。
【0095】以上の方法により、利用者の要求する文字
列情報の文字数に応じて暗号化する情報の割合を変化さ
せ、復号化する情報の割合を変化させる方法を達成する
ことができる。
【0096】次に、利用者の要求する静止画像情報の画
質に応じて暗号化する情報の割合を変化させ、復号化す
る情報の割合を変化させる方法を図8を参照して説明す
る。
【0097】図8において、901は暗号化する前の原
静止画像情報である。静止画像情報として、テレビ会議
システムやテレビ電話方式などの様々な規格の静止画像
情報が考えられるが、本実施例においてはNTSC方式
で生成されたビデオ信号を13.5MHzの標本化周波
数で標本化し、8ビットで量子化した静止画像を対象
に、525本の走査線で、1走査線あたり858個の画
素で構成され、R,G,Bの3色の輝度情報は1画素当
り24ビット(8×3)の情報量で、静止画1画面あた
りの約45万画素(525走査×858画素)、約11
Mb/画面(24ビット×45万画素)の情報量で表さ
れるディジタル静止画像を対象にする。
【0098】例えば、静止画像情報の画質を制御するに
は、静止画像の輝度情報や色情報を任意の画素単位に、
または任意の走査線単位に原静止画像情報とは別の輝度
情報や色情報を持つ静止画像情報と置換する方法や、原
静止画像情報内で同様に入れ換える方法、更にディジタ
ル符号化する段階で周波数帯域、標本化周波数、量子化
段階を制御する方法がある。
【0099】周波数帯域、標本化周波数、量子化段階を
制御する方法としては、アナログ静止画像情報をディジ
タル符号化する段階で、周波数帯域4.2MHz、輝度
信号の標本化周波数13.5MHz、2つの色差信号の
標本化周波数13.5MHz、量子化ビット8ビットで
ディジタル符号化されるNTSC方式の静止画像情報の
画質を標準として、高品質テレビ(HDTV)に使われ
る高品質の静止画像情報、例えば、周波数帯域20MH
z、輝度信号の標本化周波数44.55MHz、2つの
色差信号の標本化周波数14.85MHz、量子化ビッ
ト10ビットの品質まで、静止画像の画質を制御するこ
とによって暗号化する情報の割合を変えることもでき
る。この方法は上述した2つの情報流通方式のうちの、
暗号化した後に伝送し復号化する方式に応用することが
でき、この方法については図11に示す実施例に適用さ
れる。
【0100】また、図4で示した時々刻々変動する情報
料金により暗号化する方法の一例として、8ビットの量
子化ビットを対象に、時々刻々変動する情報料金を表す
料金情報の8ビットパラメータで直接、暗号化すること
によって、情報料金に応じて暗号化する情報の割合を変
化させることもできる。
【0101】本実施例においては、静止画像情報の画質
を制御する方法の一例として、NTSC方式で生成され
たビデオ信号をディジタル符号化した原静止画像静止画
1枚の約45万画素の情報のうち、縦8画素×横8画素
を対象に、別の輝度情報や色情報などの画質を持つ静止
画像情報と置換する方法を以下説明する。
【0102】図8において、902は静止画像情報を置
換するための置換静止画像情報である。これは、例えば
赤色の輝度情報のみか、あるいは原静止画像情報の半分
の輝度情報のみの画素で構成された縦8画素×横8画素
の静止画像情報である。
【0103】903は料金0の段階での暗号化した出力
静止画像情報である。料金0の段階では暗号化は行われ
ず、情報はそのままの状態で出力されるため、復号化も
行う必要がない。
【0104】904は料金8の段階での暗号化した出力
静止画像情報である。料金の段階が1,2・・・と高く
なるにつれ、原静止画像情報に対する置換する画素の割
合を増やし、料金8の段階で半分まで置換する割合を増
やした場合の出力静止画像情報である。
【0105】例えば、静止画像情報を画素単位に置換す
る方法には、静止画像1枚分、約11Mbの記憶装置に
画素単位に高速に原静止画像情報と置換静止画像情報を
書き込み、高速に読み出すことにより達成することがで
きる。まず、静止画像情報を1画素単位に切り出し、次
に予め設定した置換パターンにより、原静止画情報を画
素単位に置換静止画情報と置換する。
【0106】次に、原静止画情報を構成する画素毎に、
(1)情報の始まりの偶数画素から情報の終わりの偶数
画素まで、(2)情報の始まりの奇数画素から情報の終
わりの奇数画素までの手順で置換するパターンを用いて
暗号化を行う。
【0107】従って、画素の半分が赤色の輝度情報のみ
の画素や半分の値の輝度情報のみの画素に置換されて暗
号化が行われる。置き換えた原静止画像情報の画素情報
は復号鍵として保存し、利用者の支払った額の情報料金
に対する割合に応じて復号化を行う。
【0108】図8において、905は料金15の段階で
暗号化した出力静止画像情報である。料金15の段階で
はすべての画素を置換するため、全ての原静止画像情報
の画素を置換静止画情報の赤色の輝度情報のみの画素や
半分の値の輝度情報のみの画素に置換し暗号化が行われ
る。
【0109】また、置き換えた原静止画情報の画素情報
は復号鍵として保存し、利用者の支払った額の情報料金
に対する割合に応じて、置換パターン、(1)情報の始
まりの偶数画素から情報の終わりの偶数画素まで、
(2)情報の始まりの奇数画素から情報の終わりの奇数
画素までの手順を用いて、暗号化した情報に戻して復号
化すると、利用者の支払った額の情報料金に対する割合
に応じて復号化する情報の割合を変化させることができ
る。
【0110】以上の方法により、利用者の要求する静止
画情報の画質に応じて暗号化する情報の割合を変化さ
せ、復号化する情報の割合を変化させる方法を達成する
ことができる。
【0111】次に、利用者の要求する動画像情報の画質
に応じて暗号化する情報の割合を変化させ、復号化する
情報の割合を変化させる方法を図9を参照して説明す
る。
【0112】図9において、1001は暗号化する前の
原動画像情報である。動画像情報としては、例えば、わ
が国のテレビジョン信号方式であるNTSC方式のビデ
オ信号を、輝度信号(Y信号)を13.5MHz、2つ
の色差信号(C信号)を13.5/2MHzの標本化周
波数で標本化し、8ビットで量子化した216Mb/s
のディジタル動画像で、30フレーム/秒、525走査
線/フレーム、858画素/走査線で、1動画像あたり
約45万画素(525走査線×858画素)、R,G,
Bの3色の輝度情報24ビット(8×3)/画素で表さ
れるディジタル動画像情報を対象にする。
【0113】動画像の画質を制御するには、例えば、動
画像の輝度情報や色情報を、任意の画素単位に、または
任意の走査線単位に、あるいは、任意のフレーム単位
に、原動画像情報とは別の輝度情報や色情報を持つ動画
像情報と置換する方法や、原動画像情報内で同様に入れ
換える方法、更にディジタル符号化する段階で周波数帯
域、標本化周波数、量子化段階を制御する方法が考えら
れる。
【0114】周波数帯域、標本化周波数、量子化段階を
制御する方法としては、アナログ動画像情報をディジタ
ル符号化する段階で、周波数帯域4.2MHz、輝度信
号の標本化周波数13.5MHz、2つの色差信号の標
本化周波数13.5/2MHz、量子化ビット8ビット
でディジタル符号化されるNTSC方式の動画像情報の
画質を標準として、高品位テレビ(HDTV)に使われ
る高品質の動画像情報、例えば、周波数帯域20MH
z、輝度信号の標本化周波数44.55MHz、2つの
色差信号の標本化周波数14.85MHz、量子化ビッ
ト10ビットまで、動画像の画質を制御することによっ
て暗号化する情報の割合を変えることもできる。この方
法は上述した2つの情報流通方式のうちの、暗号化した
後に伝送し復号化する方式に応用することができ、この
方法については図11に示す実施例に適用される。
【0115】また、図4で示した時々刻々変動する情報
料金により暗号化する方法の一例として、8ビットの量
子化ビットを対象に、時々刻々変動する情報料金を表す
料金情報の8ビットパラメータで直接、暗号化すること
によって、情報料金に応じて暗号化する情報の割合を変
化させることもできる。
【0116】本実施例においては、動画像情報の画質を
制御する方法の一例として、NTSC方式で生成された
ビデオ信号をディジタル符号化した原動画像静止画1枚
の約45万画素の情報のうち、縦8画素×横8画素を対
象に、別の輝度情報や色情報などの画質を持つ動画像情
報と置換する方法を以下説明する。
【0117】図9において、1002は動画像情報を置
換するための置換動画像情報である。例えば、原動画像
情報を置換し暗号化するための、赤色の輝度情報のみ
や、あるいは半分の値の輝度情報のみの画素で構成され
た縦8画素×横8画素の動画像情報である。
【0118】1003は料金0の段階で暗号化した出力
動画像情報である。料金0の段階では暗号化は行われ
ず、情報はそのままの状態で出力されるため、復号化も
行う必要がない。
【0119】1004は料金8の段階での暗号化した出
力動画像情報である。料金の段階が1,2・・・と高く
なるにつれ、原動画像情報に対する置換する画素の割合
を増やし、料金8の段階で半分まで置換する割合を増や
した場合の出力動画像情報である。動画像情報を1画素
単位に切り出し、次に予め設定した置換パターンによ
り、原動画像情報を画素単位に置換動画像情報と置換す
る。
【0120】例えば、原動画像情報を構成する画素毎
に、(1)情報の始まりの偶数画素から情報の終わりの
偶数画素まで、(2)情報の始まりの奇数画素から情報
の終わりの奇数画素までの手順で置換するパターンを用
いて暗号化を行った場合を示す。画素の半分が赤色の輝
度情報の画素や半分の値の輝度情報の画素に置換されて
暗号化が行われる。
【0121】置き換えた動画情報の画素情報は復号鍵と
して保存し、利用者の支払った額の情報料金に対する割
合に応じて復号化を行う。
【0122】図9において、1005は料金15の段階
での暗号化した出力動画情報である。更に暗号化が進
み、料金15の段階では全ての原動画情報の画素を置換
動画情報と置換し暗号化が行われる。また、置き換えた
画素情報は復号鍵として保存し、利用者の支払った額の
情報料金に対する割合に応じて置換パターン、(1)情
報の始まりの偶数画素から情報の終わりの偶数画素ま
で、(2)情報の始まりの奇数画素から情報の終わりの
奇数画素までの手順を用いて、暗号化した情報に戻して
復号化すると、利用者の支払った額の情報料金に対する
割合に応じて復号化する情報の割合を変化させることが
できる。
【0123】以上の方法により、利用者の要求する動画
像情報の画質に応じて暗号化する情報の割合を変化さ
せ、復号化する情報の割合を変化させる方法を達成する
ことができる。
【0124】次に、利用者の要求するソフトウェアプロ
グラムによるサービスの質に応じて暗号化する情報の割
合を変化させ、復号化する情報の割合を変化させる方法
の一例を図10を参照して説明する。
【0125】図10において、1101は、本情報流通
方式を用いて行われる情報流通サービスの案内画面であ
る。無料金の時間帯を利用して、情報流通サービスのデ
モンストレーションや有料情報の情報流通サービスの案
内を無料で行う。例えば、ソフトウェアプログラムによ
るサービス情報には機能や品質などの様々なサービスが
考えられるが、本実施例においては機能と品質を対象に
する。
【0126】1002は情報流通サービスのデモンスト
レーション案内画面である。無料金の時間帯を利用し
て、情報流通サービスに関する5段階の機能と5段階の
情報品質のデモンストレーションを行う。
【0127】例えば、単方向や双方向のカラオケサービ
ス機能やゲーム機能などを始めとする5段階の機能や、
単CH音声+白黒画像のモノ品質、またはNTSC方式
の標準品質、高品位テレビ並の高品質映像(音声+動画
像)などを始めとする5段階の情報品質のデモンストレ
ーション情報を利用者の要望で提供する案内画面であ
る。利用者は5段階の機能と5段階の情報品質の組み合
せで構成される25段階の料金から希望するサービスの
質を選択する。
【0128】また、情報流通サービスのデモンストレー
ションを行う時点で、機能と品質の組み合せから得られ
る25段階の料金に応じて、デモンストレーションの質
を制御することによって、暗号化する情報の割合を変化
させることができる。例えば、料金1の段階では35秒
間デモンストレーションを行い、料金25の段階では1
0秒間デモンストレーションを行う等のようにデモンス
トレーションの時間を25段階の料金に応じて制御すれ
ば、情報料金に応じて暗号化する情報の割合を変化させ
ることができる。
【0129】1103は料金の案内画面である。利用者
が希望するサービスの質により、例えば5段階の機能と
5段階の情報品質の組み合せで構成される25段階の料
金から希望するサービスの質を選択する案内画面であ
る。
【0130】例えば、利用者の選択した料金により、提
供されるソフトウェアプログラムによるサービスの質を
制御することによって暗号化する情報の割合を変えるこ
とができる。しかし、この方法は利用者が料金の段階を
選択した時点で、情報流通サービス全体としてサービス
の質を暗号化し、また復号化しなければならない。従っ
て、これは上述した2つの情報流通方式のうちの、暗号
化した後に伝送し復号化する方式に応用することが適し
ていると考えられるが、この方法については図11に示
す実施例に適用される。
【0131】本実施例においては、料金1、料金15、
料金25の3つの段階において、利用者が選択した料金
段階の示す額の情報流通サービス全体に対する情報料金
の割合に応じてソフトウェアプログラムによるサービス
の質を制御することにより、暗号化する情報の割合と復
号化する情報の割合を変化させる方法を例に以下説明す
る。
【0132】図10において、1104は料金1の段階
でサービスの質を暗号化した案内画面である。例えば、
機能1、品質1までのサービスが案内され、料金1の段
階に応じてソフトウェアプログラムによるサービスの質
を制御することにより情報が暗号化され、利用者の要望
により復号化する。
【0133】1105は料金15の段階でサービスの質
を暗号化した案内画面である。例えば、機能1から3ま
で、品質1から3まで案内され、料金15の段階に応じ
てソフトウェアプログラムによるサービスの質を制御す
ることにより情報が暗号化され、利用者の要望により復
号化する。
【0134】1106は料金25の段階でサービスの質
を暗号化した案内画面である。例えば、機能1から5ま
で、品質1から5まで案内され、料金25の段階に応じ
てソフトウェアプログラムによるサービスの質を制御す
ることにより情報が暗号化され、利用者の要望により復
号化する。
【0135】以上の方法により、利用者の要求するソフ
トウェアプログラムによるサービスの質に応じて暗号化
する情報の割合を変化させ、復号化する情報の割合を変
化させる方法を達成することができる。
【0136】図11は、本発明の他の実施例に係わる情
報流通方式の構成を示すブロック図である。
【0137】なお、本発明の情報流通方式には、上述し
たように、情報の暗号化を行う時点によって分類する
と、情報を伝送した後に暗号化し復号化する方式と、情
報を暗号化した後に伝送し復号化する方式の2つの情報
流通方式があるが、図11に示す実施例は、この2種類
の情報流通方式のうちの後者の情報を暗号した後に伝送
し復号化する情報流通方式を示している。
【0138】従って、図11に示す実施例の情報流通方
式は、図1に示す実施例において暗号部108が情報合
成部103の手前の原情報入力部101と料金情報生成
部102との間に設けられている点が異なるのみであ
り、その他の構成および作用は図1に示す実施例と同じ
であり、同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明を
省略する。
【0139】図11に示す実施例では、予め情報を情報
料金を表す料金情報を基に、情報料金の度合に応じて暗
号化する情報の割合を変化させ、暗号化された情報と料
金情報を合成して、利用者のいる場所まで伝送し、送ら
れてきた料金情報を分離して、利用者の支払い額の情報
料金に対する割合に応じて、分離した料金情報を基に復
号化する情報の割合を変化させる。
【0140】図1および図11に示す2つの実施例は、
構成ブロックの数と機能内容は同じであるが、情報の暗
号化を行う時点により情報流通の手順が大きく異なる。
しかし、どちらの情報流通方式においても、暗号化する
情報の割合を変化させる手段と、利用者の支払い額の情
報料金に対する割合に応じて復号化する情報の割合を変
化させる手段を達成することができる。
【0141】以上のようにして、暗号化する情報の割合
を変化させ、利用者の支払った額の情報料金に対する割
合に応じて復号化する情報の割合を変化させる方法を達
成することができる。
【0142】なお、上記実施例では、利用者の支払った
額の情報料金に対する割合に応じて復号化する情報の割
合を変化させているが、本発明はこれに限定されるもの
でなく、要は受信者側からの要求信号に応じて復号化レ
ベルを決定できればよいものである。
【0143】以上説明したように、暗号化した情報を利
用者に提供し、この暗号化した情報を利用者の復号要求
によって復号化し、情報の使用量に対して料金を請求す
る情報流通方式において、暗号化する情報の割合を変化
させる手段と、利用者の支払い額の情報料金に対する割
合に応じて復号化する情報の割合を変化させる手段とを
具備することにより、支払われた料金に対応して利用者
の取得できる情報を制御することが可能となる。
【0144】従来の技術とは、暗号化する情報の割合を
変化させること、および利用者の支払い額の情報料金に
対する割合に応じて復号化する情報の割合を変化させる
ことにより、支払われた料金に対応して利用者の取得で
きる情報を制御することを可能としたところが大きく異
なる。
【0145】また、上述したように、情報の料金はすべ
ての情報量にわたって、あるいはすべての時間にわたっ
て、一定である必要はなく、情報権利者が自由に情報料
金を設定することも可能である。そこで、情報の品質や
貴重価値などに基づいて、料金の案内や予告を行うため
の無料領域を含めた変動する情報料金を設定し、変動す
る情報料金に応じて情報の品質や使用可能範囲を変化さ
せている。例えば、音情報の振幅や周波数帯域を変えて
音質を制御したり、文字列情報の綴りを変えたり、また
静止画像情報や動画像情報の画素や走査線、あるいはフ
レームの各単位に、輝度や色を変えて画質を制御した
り、更に提供するソフトウェアプログラムの機能や情報
の品質を変えてサービスの質を制御することによって、
各々情報の暗号化する情報の割合を変化させ、復号化す
る情報の割合を変化させている。
【0146】更に、上述したように、暗号化する情報の
割合を変化させる手段は、料金の案内や予告を行うため
の無料領域を含めた、情報の品質や貴重価値に基づいて
変動する情報料金を設定し、変動する情報料金に基づい
て生成した料金情報により、文字や音、静止画像、動画
像等の様々な情報の質を制御し、暗号化する情報の割合
を変化させている。
【0147】同様に、利用者の支払い額の情報料金に対
する割合に応じて情報の復号化する情報の割合を変化さ
せる手段は、変動する情報料金に基づいて生成した料金
情報により、利用者の支払った額の情報料金に対する割
合に応じて、文字や音、静止画像、動画像等の様々な情
報の質を変化させ、暗号化した情報に対して復号化する
情報の割合を変化させるようにしている。
【0148】従って、情報権利者の視点に立った場合、
料金の案内や予告を情報の一部で無料で行うことや、そ
の他、情報の品質や貴重価値等に基づいて変動する情報
料金を設定する事も可能となり、情報の保護と同時に、
無料情報と有料情報を組み合わせて、多種多様な情報サ
ービスを展開することができるようになる。
【0149】また、利用者の視点に立った場合、情報料
金に対して全額支払った場合はすべて復号化した情報を
選択できることに加え、利用者にとってすべて復号化す
る必要のない情報に対して、一部の情報料金を支払っ
て、ある程度復号化した状態の情報を選択できることも
可能となり、提供される情報サービスに対する選択肢が
多種多様に増えることになる。
【0150】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
暗号化する情報の割合を変化させるとともに、利用者の
要求信号または利用者の情報料金に対する支払い額の割
合に応じて復号化する情報の割合を変化させることによ
り、支払われた料金に対応して利用者の取得できる情報
を制御することができ、情報権利者の保護に加え、利用
者の利便も考慮した情報の流通サービスの発展に寄与
し、文字や音声、画像情報などの多くのメディアを統合
した多表現、多目的サービスを拡大、向上させる効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる情報流通方式の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例における段階的に変動する料金
情報の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施例における段階的に変動する料金
情報のパラメータの一例を示す図である。
【図4】本発明の実施例における時々刻々変動する料金
情報の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施例における時々刻々変動する料金
情報のパラメータの一例を示す図である。
【図6】本発明の実施例における利用者の要求する音情
報の音質に応じて暗号化する情報の割合を変化させ、復
号化する情報の割合を変化させる方法の一例を示す図で
ある。
【図7】本発明の実施例における利用者の要求する文字
列情報の文字数に応じて暗号化する情報の割合を変化さ
せ、復号化する情報の割合を変化させる方法の一例を示
す図である。
【図8】本発明の実施例における利用者の要求する静止
画像情報の画質に応じて暗号化する情報の割合を変化さ
せ、復号化する情報の割合を変化させる方法の一例を示
す図である。
【図9】本発明の実施例における利用者の要求する動画
像情報の画質に応じて暗号化する情報の割合を変化さ
せ、復号化する情報の割合を変化させる方法の一例を示
す図である。
【図10】本発明の実施例における利用者の要求するソ
フトウェアプログラムによるサービスの質に応じて暗号
化する情報の割合を変化させ、復号化する情報の割合を
変化させる方法の一例を示す図である。
【図11】本発明の他の実施例に係わる情報流通方式の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 原情報入力部 102 料金情報生成部 103 情報合成部 104 情報伝送部 105 情報分離部 106 料金処理部 107 利用者情報監視部 108 暗号部 109 復号部 110 情報出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/14 H04N 1/34 1/44 7/16 C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号化した情報を利用者に提供し、該暗
    号化した情報を利用者の復号要求によって復号化し、情
    報の使用量に対して料金を請求する情報流通方式におい
    て、暗号化する情報の割合を変化させる手段と、利用者
    の要求信号に応じて復号化する情報の割合を変化させる
    手段とを具備することにより、利用者の要求信号に対応
    して利用者の取得できる情報を制御することを特徴とす
    る情報流通方式。
  2. 【請求項2】 暗号化した情報を利用者に提供し、該暗
    号化した情報を利用者の復号要求によって復号化し、情
    報の使用量に対して料金を請求する情報流通方式におい
    て、暗号化する情報の割合を変化させる手段と、利用者
    の支払い額の情報料金に対する割合に応じて復号化する
    情報の割合を変化させる手段とを具備することにより、
    支払われた料金に対応して利用者の取得できる情報を制
    御することを特徴とする情報流通方式。
  3. 【請求項3】 利用者の要求する音情報の音質に応じて
    暗号化する情報の割合を変化させることを特徴とする請
    求項1または2記載の情報流通方式。
  4. 【請求項4】 利用者の要求する文字列情報の文字数に
    応じて暗号化する情報の割合を変化させ、復号化する情
    報の割合を変化させることを特徴とする請求項1または
    2記載の情報流通方式。
  5. 【請求項5】 利用者の要求する静止画像情報の画質に
    応じて暗号化する情報の割合を変化させ、復号化する情
    報の割合を変化させることを特徴とする請求項1または
    2記載の情報流通方式。
  6. 【請求項6】 利用者の要求する動画像情報の画質に応
    じて暗号化する情報の割合を変化させ、復号化する情報
    の割合を変化させることを特徴とする請求項1または2
    記載の情報流通方式。
  7. 【請求項7】 利用者の要求するソフトウェアプログラ
    ムによるサービスの質に応じて暗号化する情報の割合を
    変化させ、復号化する情報の割合を変化させることを特
    徴とする請求項1または2記載の情報流通方式。
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