JP2002109102A - データ送受信システム、受信システム、著作権管理サーバ、データ課金方法及びデータ利用方法 - Google Patents

データ送受信システム、受信システム、著作権管理サーバ、データ課金方法及びデータ利用方法

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JP2002109102A
JP2002109102A JP2000297675A JP2000297675A JP2002109102A JP 2002109102 A JP2002109102 A JP 2002109102A JP 2000297675 A JP2000297675 A JP 2000297675A JP 2000297675 A JP2000297675 A JP 2000297675A JP 2002109102 A JP2002109102 A JP 2002109102A
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Shinichiro Koto
晋一郎 古藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像音声データの2次利用において著作権者
と利用者の双方にとってリーズナブルなデータ課金方法
を提供すること。 【解決手段】 配信サーバ11からコンテンツを受信し
利用する受信装置12と著作権管理サーバ10間で著作
権保護に関係する手続きを行うシステムで、管理サーバ
10から受信装置12へコンテンツに対する各利用目的
(複製等)を制限する各パラメータ(複製時の画像圧縮
率等)と課金額を含む課金体系情報を通知し、受信装置
12は該情報を表示しユーザから所望する利用目的/パ
ラメータを入力し、ユーザ選択された利用目的/パラメ
ータを管理サーバ10へ通知し、管理サーバ10は、通
知された利用目的/パラメータに基づき、課金体系情報
に従って定まる課金額を課金するとともに、必要な鍵情
報や許可証を受信装置12に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル化され
た映像音声データなどを有料で配信・受信・利用するデ
ータ送受信システム、受信システム、著作権管理サー
バ、データ課金方法及びデータ利用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CS放送やCATVなどの有料放送で
は、チャンネル単位での月額固定料金(Pay T
V)、あるいは番組単位での個別料金(Pay Per
View)等の課金方法がある。また、インターネッ
トでの音楽配信では、曲単位でディジタル化された音楽
データを購入することが可能である。これらの有料コン
テンツについて、受信側で無条件に複製を作成したり、
あるいは受信した映像データ、音声データを解析するこ
とは、著作権保護の立場から通常は禁止されており、不
正コピーを防止するための、暗号化あるいはコピーガー
ド手段が講じられている。
【0003】一方、民生用映像音響機器のディジタル化
や、PCの高性能化に伴い、家庭内で映像データや音声
データの加工や変換、高度な解析等が可能となりつつあ
る。例えば、映像信号の一部から人物などの特定の領域
を抜き出して別の背景に貼り付けたり、また、ディジタ
ル映像音声データを、ディジタル処理で再圧縮すること
で、長時間の録画を可能としたり、あるいは音声認識技
術や映像認識技術により、映像コンテンツの構造化デー
タを生成して、高度な検索を容易にすること等が可能と
なっている。
【0004】しかし、上述の通り、複製を禁止する著作
権保護技術をベースとする従来の課金システムの下で
は、家庭内で、有料コンテンツの複製を作成したり、そ
の一部を加工して用いたり、あるいは受信したデータを
解析して、メタデータを生成したりといった2次利用が
困難となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従
来、有料コンテンツに対して、高度化する映像音声処理
技術を家庭内で適用することが、著作権保護の立場から
困難であるという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、映像音声データの家庭内での2次利用を想定し、
その利用目的及び手段に応じて課金を行い、また、シー
ンや小節等の時間方向で課金を細分化することで、著作
権者と利用者の双方にとってリーズナブルなデータ課金
を可能とするデータ送受信システム、受信システム、著
作権管理サーバ、データ課金方法及びデータ利用方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジタル化
されたコンテンツ・データ(例えば、映像データあるい
は音声データを含むデータ)を配信する配信システム
と、該配信システムから配信されるコンテンツ・データ
を受信し利用する受信システムと、受信システムとの間
で著作権保護に関係する手続きを行う著作権管理サーバ
とを含むデータ送受信システムにおいて、受信システム
におけるコンテンツ・データの利用に対して課金を行う
ためのデータ課金方法であって、受信システムにおける
コンテンツ・データに対する利用目的(例えば、再生、
複製、解析など)に応じて課金体系を設定し、課金額に
応じて、利用目的を制限するパラメータを決定すること
を特徴とする。
【0008】また、本発明は、ディジタル化されたコン
テンツ・データ(例えば、映像データあるいは音声デー
タを含むデータ)を配信する配信システムと、該配信シ
ステムから配信されるコンテンツ・データを受信し利用
する受信システムと、受信システムとの間で著作権保護
に関係する手続きを行う著作権管理サーバとを含むデー
タ送受信システムにおいて、前記著作権管理サーバと前
記受信システムは、該受信システムにおけるコンテンツ
・データに対する1または複数の利用目的(例えば、再
生、複製、解析など)の各々について、該利用目的を制
限する1または複数のパラメータの内容とその課金額を
示す情報を含む課金体系情報を取得し、前記受信システ
ムは、ユーザから所望する利用目的およびパラメータの
選択を受け付け、前記受信システムは、ユーザにより選
択された利用目的およびパラメータを示す情報を前記著
作権管理サーバへ通知し、前記著作権管理サーバは、前
記受信システムから通知された利用目的およびパラメー
タに基づき、前記課金体系情報に従って定まる課金額を
該受信システムに課金する手続きを行うとともに、該利
用目的および該パラメータによるコンテンツ利用に必要
な情報を該受信システムに提供することを特徴とする。
【0009】従来のデータ課金方法では、1回の視聴の
みを許可するか、あるいは、データを保存し再生するこ
とのみを許可することしか出来なかった。本発明によれ
ば、利用者が1回のみ視聴したい、データを高品質のま
ま保存して繰り返し視聴したい、受信したデータを再圧
縮して品質を多少落として長時間記録したい、保存した
データの一部を加工して個人的に2次利用したい、検索
等を容易にするために受信したデータを受信者側の装置
あるいはソフトウエアで解析してメタデータを生成及び
保存したい、といった個々の利用者の目的に応じた、課
金体系を設定することが可能となる。これにより、映像
音声データの様々な2次利用が可能となり、且つ著作権
者と利用者の双方にとってリーズナブルな課金を行うこ
とが可能となる。
【0010】好ましくは、受信側において受信したデー
タを変換して複製データを生成する機能を有し、前記利
用目的を制限するパラメータが、前記複製データの品質
を決定する変換方法あるいは変換パラメータを含むよう
にしてもよい。受信した映像音声データを記録保存する
場合、受信したデータそのものを高品質で保存する、デ
ータの再圧縮を行い品質が落ちる代わりに同一記憶容量
で長時間記録する、データを再生してDA変換後のアナ
ログ信号を従来機器で記録する、といった複数の方法が
考えられ、それぞれの方式やパラメータによって、保存
される映像音声信号の品質が異なるものとなる。しか
し、高品質で保存する場合と、低品質で保存する場合と
で、一律の課金を行うのでは、価格と品質のバランスが
保てず、利用者にとってリーズナブルではない。本発明
によれば、直接記録、再圧縮記録、アナログ記録などの
各データ変換方法や、再圧縮時のビットレートやサンプ
リング周波数といった変換パラメータなどに応じて、課
金体系を設定することで、保存品質に応じた課金を行う
ことが可能となる。
【0011】好ましくは、受信側において受信したデー
タの解析を行い、データを構造化したメタデータを生成
及び記録する機能を有し、前記利用目的を制限するパラ
メータが、前記メタデータの種類あるいはデータ量を制
限するようにしてもよい。近年、映像音声データを自動
解析して構造化することにより、検索等を容易にする技
術開発が進んでいる。例えば、音声認識を用いて内容を
判断したり、映像のシーンチェンジ検出を行い、代表的
なフレームの抽出を行ったり、あるいは画像認識によ
り、登場人物の特定や画面上のテロップを認識を行うな
どにより、メタデータを生成し、生成したメタデータに
より、効率的な高度な検索を行うことが可能となってい
る。これらのメタデータのフォーマットは、例えばIS
O/IECにおいて、MPEG7として標準化作業が進
められている。これらのメタデータを生成するために
は、映像音声データを復号化したベースバンド信号や、
圧縮された映像音声データの平文を解析することが必要
となる。一方、著作権保護の立場から、通常、映像音声
データは暗号化された状態で、伝送・記録されるため、
正規の再生以外に、受信者側で自由にデータを解析する
ことが困難となる。本発明によれば、メタデータの種類
やそのデータ量の制限に応じた課金により、データ解析
に限りデータ平文の解読を許可することで、有用なメタ
データの生成、保存が可能となり、利用者の利便性と著
作物の権利保護を両立させることが可能となる。
【0012】好ましくは、前記利用目的を制限するパラ
メータが、前記受信データの所定単位毎に設定され、前
記所定単位毎に課金されるようにしてもよい。さらに、
好ましくは、前記所定単位が、映像のシーンあるいは音
楽の小節を単位として決定されるようにしてもよい。映
像や音声を2次利用する場合、一連の映像音声のごく一
部のみを加工して用いるといった利用方法が考えられ
る。例えば、映像中のある短時間のシーンだけ、あるい
は1フレームのみ、また、フレーム内の部分的な画像の
みを切り出す、また、音楽の特定の数小節だけを切り出
して利用するといった場合がある。数時間の番組のデー
タを全て2次利用する場合と、そのごく一部のみを2次
利用する場合とで、課金が一律であると、利用者にとっ
ての不公平感が大きくなる。また、切り出した映像は、
有名俳優のアップ、あるいは単なる風景など、著作権者
側の制作コスト、あるいは利用者に取っての価値が、大
きく異なる場合がある。これらを一律に課金することは
やはりリーズナブルでない。本発明によれば、映像や音
楽の内容に応じて、細分化した利用目的制限パラメータ
を設定することができ、また細分化した領域ごとに課金
体系を設定することが可能となるため、上記の問題を解
決し、利用者にとっても著作権者にとってもリーズナブ
ルな課金を行うことが可能となる。
【0013】なお、装置(システム)に係る本発明は方
法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置
(システム)に係る発明としても成立する。また、装置
(システム)または方法に係る本発明は、コンピュータ
に当該発明に相当する手順を実行させるための(あるい
はコンピュータを当該発明に相当する手段として機能さ
せるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当す
る機能を実現させるための)プログラムを記録したコン
ピュータ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0015】本発明の第1の実施形態について説明す
る。
【0016】図1に、本実施形態に係る映像音声配信・
受信システムの構成例を示す。
【0017】図1において、10は著作権管理サーバを
示しており、11は放送局あるいは映像音声配信サーバ
を示しており、12は受信端末STB(Set Top
Box)を示している。
【0018】図1に示されるように、受信端末12は、
著作権管理サーバ10との間でセキュリティーに関する
情報やコンテンツに関する情報や課金に関する情報など
の情報のやり取りを行うためのセキュリティ管理モジュ
ール13、放送局11あるいは映像音声配信サーバ11
から受信したデータの暗号解除(暗号化に対する復号
化)を行うための暗号解除モジュール14、ディジタル
記録メディア22から読み込んだデータの暗号解除を行
うための暗号解除モジュール17、符号化されたデータ
を復号化(デコード)するためのデコーダ15、データ
を符号化するためのエンコーダ16、ディスプレイ及び
スピーカなどの出力装置21へ出力されるデータを暗号
化するための暗号化モジュール18、ディジタル記録メ
ディア20に記録するデータを暗号化するための暗号化
モジュール19を備えている。
【0019】放送局11あるいは映像音声配信サーバ1
1(以下、配信システム11と記述する)からは、符号
化された映像および音声データが、端末に向けて暗号化
されて送出される。放送局からの送出の場合には、不特
定多数の端末に向けて同時に送出することが可能であ
り、また、放送局または映像音声配信サーバの場合に、
特定の1ユーザのみに向けた送出も可能である。
【0020】著作権管理サーバ10は、受信端末12と
双方向ネットワークで接続される。なお、図1におい
て、著作権管理サーバ10と配信システム11とは分離
して記述されているが、両者は同じサーバ内に存在して
いてもよい。
【0021】次に、受信端末12と、著作権管理サーバ
10及び配信システム11との接続手順について、図2
の例を用いて説明する。
【0022】まず、受信端末12は、双方向回線30に
より、著作権管理サーバ10と相互認証を行う(ステッ
プS1,S2)。次に、著作権管理サーバ10または配
信システム11から送信される番組リストから、ユーザ
が番組を選択し、著作権管理サーバ10は、選択された
番組に関する詳細の利用条件及び価格表を、受信端末1
2へ送付する(ステップS3〜S5)。ユーザが希望す
る利用条件を選択すると、再度相互認証が行われた後に
所定の金額が課金され、それと引き換えに、暗号化され
た映像および音声データ32を解読するための鍵と選択
した利用目的に応じて受信したデータを2次利用するた
めの許可証が、それぞれ暗号化されて著作権管理サーバ
10から受信端末12へ送信される(ステップS6,S
8,S9)。また、配信システム11からは、ユーザの
選択した番組の映像音声データが暗号化されて送出され
る(ステップS7,S10)。相互認証及び課金と、鍵
及び許可証の送信は、番組内で定められる所定単位毎に
繰り返し行われ、その都度、鍵と許可証が更新される
(ステップS11,S12,S13,S14)。課金及
び鍵と許可証の更新は、例えば、映像であればシーン、
音楽であれば小節の切れ目を区切りとして予め定められ
た時刻毎に行われる。
【0023】次に、受信端末12における受信したデー
タ32の処理について説明する。
【0024】著作権サーバ10より送付された鍵33は
セキュリティモジュール13から暗号解除モジュール1
4に与えられ、暗号化された映像音声データ32は、暗
号解除モジュール14により該鍵33を用いて暗号解除
され、暗号が解除された映像音声データの平文35は、
デコーダ15により復号化される。
【0025】デコードされた映像音声信号37は、暗号
化モジュール18により、伝送路40固有の著作権保護
手段が施され、ディスプレイ及びスピーカなどの出力装
置21へ出力される。この伝送路の著作権保護の手段に
ついては特に限定されない。例えば、アナログ映像信号
であれば、マクロビジョン方式のコピーガードを、ディ
ジタル信号であればDTCP(Digital Tra
nsmissionContent Protecti
on)などの著作権保護技術を使用することができる。
【0026】また、利用条件として受信したデータの保
存許可が選択されている場合、著作権サーバ10より送
付された許可証に応じて保存処理が行われる。
【0027】許可された内容が直接記録である場合は、
暗号が解除された映像音声データの平文35が、直接、
暗号化モジュール19に入力され、記録メディア20固
有の暗号化処理が施された後に、記録メディア20に記
録される。記録メディア20の種類および暗号化手段は
特に限定しないが、例えば書き込み可能なDVD等で採
用されているCPRM(Content Protec
tion for Recordable Medi
a)等の技術を使用することができる。
【0028】許可された内容が、再符号化記録の場合、
エンコーダ16により許可されたパラメータ34の範囲
内で、復号化された映像音声信号36を再符号化し、再
符号化された映像音声データ38は、暗号化モジュール
19により記録メディア20固有の暗号化処理が施され
た後に、記録メディア20に記録される。
【0029】ここで、著作権サーバ10より送付された
許可証には、例えば、再符号化における圧縮率(あるい
はビットレート)、音声信号のサンプリング周波数、映
像信号のフレームサイズ及びフレーム周波数等の、映像
音声信号の品質を決定付ける符号化パラメータの上限値
が示される。
【0030】さらに、記録メディア22(例えば、上記
で暗号化データが記録された記録メディア20)に保存
された映像音声データは、記録メディア22固有の暗号
を暗号解除モジュール17により解読し、デコーダ15
により復号化処理を施して再生することが可能である
(例えば、出力装置21へ出力される)。
【0031】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0032】図3に、本実施形態に係る映像音声配信・
受信システムの構成例を示す。
【0033】図3の構成例は、図1の構成例に対して、
データ解析モジュール50を追加した構成(すなわち、
データ解析機能を追加した構成)となっている。以下で
は、本実施形態が第1の実施形態と相違する点を中心に
説明する。
【0034】本実施形態では、第1の実施形態の機能に
加えて、暗号化が解除された映像音声データ35、復号
化された映像音声データ36、及びエンコーダ16から
出力される符号化統計データ51、の少なくとも1つを
用いて、映像音声データの解析を行う。なお、符号化統
計データ51は、例えば、動き量の大きさやその時間変
化、また音声の有音/無音などの情報が含まれている統
計データである。
【0035】データ解析モジュール50では、映像音声
コンテンツの構造化を目的とし、シーンチェンジ点及び
代表フレームの抽出、音声認識による音声のテキスト化
などが行われ、それらのデータはメタデータ52として
出力される。生成されたメタデータ52は、暗号化モジ
ュール19により記録メディア20固有の暗号化処理が
施された後に、エンコーダ16により再符号化され暗号
化モジュール19により暗号化された映像音声データ3
8と共に、記録メディア20へ記録される。記録メディ
ア20へ記録されたメタデータは、記録メディア20へ
記録された映像音声データの高度な検索等のアプリケー
ションで利用される。
【0036】さて、以下では、図4〜図13の具体例を
用いながら、本発明の第1及び第2の実施形態につい
て、より具体的に説明する。
【0037】図4は、本実施形態における番組表の一例
を示している。
【0038】この例では、番組はジャンル(例えば、
旅、スポーツ、ニュース、天気等)ごとに分類され、各
番組のタイトル名(例えば、ニューヨークの旅等)、基
本視聴料(例えば、400円等)などが表示される。こ
れらのデータは、著作権管理サーバ10または配信シス
テム11から送信される。
【0039】また、この例では、図4における“オプシ
ョン価格一覧”をユーザがクリックすると、その番組選
択情報が受信端末12から著作権管理サーバ10に送ら
れ、著作権管理サーバ10からは、該番組に対する詳細
なオプション価格表のデータが受信端末12に送信さ
れ、図5に例示するように、番組の内容を示す目次(例
えば、全所要時間、各内容とその所要時間等)、単位時
間当たりの基本視聴料、映像音声データの2次利用の制
限及び価格が示される。
【0040】図5の例では、視聴料は1分当たり5円の
課金となっており、全編で80分であるが、例えば2番
目のチャプタ(音楽編)だけを視聴する場合は、20分
間だけ課金されトータル100円の課金が行われる。ま
た、録画については、1分ごとに課金され、ディジタル
直接記録、1/2圧縮記録、1/4圧縮記録で単価が異
なるものとなる。圧縮記録時は、受信側のエンコーダで
再圧縮処理が施される。例えば、フル録画を選択すると
1分あたり15円が課金され、受信端末12に対して、
直接記録が許可される。また、印刷オプションを選択す
ると、特定の映像フレームをビデオプリンタでプリント
アウトすることが許可される。印刷オプションは、映像
の種類(クラスA、クラスB、クラスC)に応じてフレ
ーム当たりの単価が設定される。図5の例では、チャプ
タ毎にクラスが設定される。さらに、メタデータ生成の
ための映像音声データの解析については、印刷オプショ
ンと同様にクラス毎に利用条件の最大値と価格が設定さ
れている。例えば、クラスAの映像音声については、1
分当たり1円で映像音声データの平分の解析が許可され
る。ただし、記録が許されるメタデータの最大サイズ
は、映像音声データ量の1/500に制限される。図5
の例では、各チャプタのダイジェスト版を無料で視聴す
ることが出来、それにより視聴、記録等を行いたいチャ
プタを選択することが可能である。
【0041】図6及び図7は、本実施形態におけるメタ
データ生成の例を示している。
【0042】図6に示すように映像シーケンスのなかか
ら、動き量等を用いてシーンの変化点を抽出して代表フ
レームを選択し(図6の例では6つの代表フレームを示
している)、代表フレームに字幕スーパーがあれば、文
字認識により字幕をテキスト化し、また、音声があれば
音声認識によりテキスト化する。これらのデータから、
シーンの内容を推定し、人物の会話、風景など、大枠の
内容の意味付けを行う。これらのデータは、図7の例に
示すようなメタデータとして保存する。
【0043】図8は、本実施形態において、著作権サー
バ10から受信端末12へ送信される、暗号解除鍵およ
び2次利用許可証データのデータ構造の例を示してい
る。
【0044】これらのデータは、著作権サーバ10と受
信端末12との相互認証および所定の課金後に、暗号化
されて伝送される。暗号解除鍵および2次利用許可証デ
ータの暗号化鍵は、著作権サーバ10と受信端末12と
の相互認証と同時に決定される。つまり、暗号解除鍵お
よび2次利用許可証データは、認証された受信端末12
でのみ解読可能となる。図8に示すデータは、番組内の
チャプタ毎に更新される。データには、番組識別子、チ
ャプタ識別子、チャプタ開始終了時刻、映像音声データ
の暗号解除鍵、各種2次利用の制限パラメータが含まれ
る。
【0045】図9及び図10は、図8における録画制御
パラメータの詳細を示すものであり、映像および音声の
記録条件が、それぞれ示されている。
【0046】図9では、ビデオ録画の許可フラグ、録画
する映像のフレームサイズ、フレーム周波数、圧縮比
の、それぞれ許可された上限値が示されている。受信端
末12では、これらの録画制御パラメータで制限される
範囲内での再符号化および再符号化データの記録が許可
される。例えば、最大許容圧縮比が1の場合は、直接記
録が許可され、また、例えば最大許容圧縮比が1/2の
場合は、受信したデータのビットレートの1/2に再圧
縮して記録することが許可される。また、制限されるフ
レームサイズやフレーム周波数が、入力される映像音声
データのそれより小さい場合は、解像度変化あるいはフ
レームレート変換により、それぞれ制限される範囲に変
換した後に、映像信号の再符号化を行う。
【0047】図10では、オーディオ録音許可フラグ、
録音する音声のサンプリング周波数、チャンネル数、圧
縮比の、それぞれ許可された上限値が示されている。映
像と同様に、これらのパラメータで制限される範囲内で
の再符号化および再符号化データの記録が許可される。
例えば、許可されたサンプリング周波数やチャネル数
が、受信した音声データよりも小さい場合は、サンプリ
ングレート変換あるいはダウンミックスにより、それぞ
れ制限される範囲に変換した後に、所定の圧縮比以下で
再符号化を行う。
【0048】図11は、図8における印刷制御パラメー
タの詳細を示すものである。図11のビデオプリント許
可フラグで、ビデオプリントが許可されると、図11に
おける最大フレームサイズ以下の解像度に変換して、ビ
デオフレームをプリントアウトすることが許可される。
【0049】図12は、図8における編集制御パラメー
タの詳細を示すものである。図12で、ビデオ編集ある
いはオーディオ編集が許可されると、該当するチャプタ
データの映像シーケンス内での切り貼り編集が許可され
る。
【0050】図13は、図8における解析制御パラメー
タの詳細を示すものである。図13で、ビデオデータ解
析あるいはオーディオデータ解析が許可されると、受信
端末12において、映像音声データの平分をデータ解析
して、メタデータを生成することが許可される。但し、
生成するメタデータのサイズは、図13の最大データ対
メタデータ比率以下に制限される。例えば、データ比率
が1/1000の場合、6Mbpsの映像データに対し
ては、6kbpsまでのデータレートのメタデータの生
成及び記録が許可されることになる。
【0051】なお、以上の各機能は、ソフトウェアとし
ても実現可能である。また、本実施形態は、コンピュー
タに所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュ
ータを所定の手段として機能させるための、あるいはコ
ンピュータに所定の機能を実現させるための)プログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として
も実施することもできる。
【0052】なお、各実施形態で例示した構成は一例で
あって、それ以外の構成を排除する趣旨のものではな
く、例示した構成の一部を他のもので置き換えたり、例
示した構成の一部を省いたり、例示した構成に別の機能
を付加したり、それらを組み合わせたりすることなどに
よって得られる別の構成も可能である。また、例示した
構成と論理的に等価な別の構成、例示した構成と論理的
に等価な部分を含む別の構成、例示した構成の要部と論
理的に等価な別の構成なども可能である。また、例示し
た構成と同一もしくは類似の目的を達成する別の構成、
例示した構成と同一もしくは類似の効果を奏する別の構
成なども可能である。また、各種構成部分についての各
種バリエーションは、適宜組み合わせて実施することが
可能である。また、各実施形態は、個別装置としての発
明、関連を持つ2以上の装置についての発明、システム
全体としての発明、個別装置内部の構成部分についての
発明、またはそれらに対応する方法の発明等、種々の観
点、段階、概念またはカテゴリに係る発明を包含・内在
するものである。従って、この発明の実施の形態に開示
した内容からは、例示した構成に限定されることなく発
明を抽出することができるものである。
【0053】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタル化された映
像音声データなどのコンテンツ・データの2次利用を想
定したデータ送受信システムにおいて、データ複製時の
品質を決定する変換方法あるいは変換パラメータ、ま
た、データ解析により生成するメタデータの種類あるい
はデータ量の制限値等の、所定の利用目的のパラメータ
を、例えば映像のシーンあるいは音楽の小節などを単位
とする所定単位毎に設定し、設定されたパラメータ毎に
課金を行うことで、利用者の多様化するニーズに応じ、
著作権者と利用者の双方にとってリーズナブルなデータ
課金を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る映像音声配信・受信
システムの構成例を示す図
【図2】本発明の実施の形態に係るサーバ・端末間の接
続手順の一例を示す図
【図3】本発明の実施の形態に係る映像音声配信・受信
システムの他の構成例を示す図
【図4】本発明の実施の形態に係る番組表の一例を示す
【図5】本発明の実施の形態に係る番組詳細価格表の一
例を示す図
【図6】本発明の実施の形態に係る映像解析の一例を示
す図
【図7】本発明の実施の形態に係るメタデータのデータ
構造の一例を示す図
【図8】本発明の実施の形態に係る暗号解読鍵及び利用
許可証データのデータ構造の一例を示す図
【図9】本発明の実施の形態に係る利用許可証データの
データ構造の一例を示す図
【図10】本発明の実施の形態に係る利用許可証データ
のデータ構造の一例を示す図
【図11】本発明の実施の形態に係る利用許可証データ
のデータ構造の一例を示す図
【図12】本発明の実施の形態に係る利用許可証データ
のデータ構造の一例を示す図
【図13】本発明の実施の形態に係る利用許可証データ
のデータ構造の一例を示す図
【符号の説明】 10…著作権管理サーバ 11…配信システム 12…受信端末 13…セキュリティ管理モジュール 14,17…暗号解除モジュール 15…デコーダ 16…エンコーダ 18,19…暗号化モジュール 20…ディジタル記録メディア 21…出力装置 50…データ解析モジュール 51…符号化統計データ 52…メタデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G10K 15/02 G10K 15/02 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB00 CC36 DD05 EE01 EE07 FF03 FF04 FF06 FF09 GG04 GG07 GG10 5C064 BA01 BB01 BC04 BC06 BC18 BC20 BC22 BC23 BC25 BD02 BD07 BD08 BD09 CB05 5D044 BC06 CC04 DE49 DE50 EF05 FG18 GK11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル化されたコンテンツ・データを
    配信する配信システムと、該配信システムから配信され
    るコンテンツ・データを受信し利用する受信システム
    と、受信システムとの間で著作権保護に関係する手続き
    を行う著作権管理サーバとを含むデータ送受信システム
    において、 前記著作権管理サーバと前記受信システムは、該受信シ
    ステムにおけるコンテンツ・データに対する1または複
    数の利用目的の各々について、該利用目的を制限する1
    または複数のパラメータの内容とその課金額を示す情報
    を含む課金体系情報を取得し、 前記受信システムは、ユーザから所望する利用目的およ
    びパラメータの選択を受け付け、 前記受信システムは、ユーザにより選択された利用目的
    およびパラメータを示す情報を前記著作権管理サーバへ
    通知し、 前記著作権管理サーバは、前記受信システムから通知さ
    れた利用目的およびパラメータに基づき、前記課金体系
    情報に従って定まる課金額を該受信システムに課金する
    手続きを行うとともに、該利用目的および該パラメータ
    によるコンテンツ利用に必要な情報を該受信システムに
    提供することを特徴とするデータ送受信システム。
  2. 【請求項2】前記受信システムは、受信したコンテンツ
    ・データを変換して複製データを生成する手段を備え、 前記利用目的は、コンテンツ・データを複製する目的を
    含み、 前記利用目的を制限するパラメータは、前記複製データ
    の品質を決定する変換方法または変換パラメータを含む
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ送受信システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記受信システムは、受信したコンテンツ
    ・データの解析を行い、該コンテンツ・データを構造化
    したメタデータを生成し、これを記録する手段を備え、 前記利用目的は、メタデータを生成し記録する目的を含
    み、 前記利用目的を制限するパラメータは、前記メタデータ
    の種類またはデータ量を制限するパラメータを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のデータ送受信システム。
  4. 【請求項4】前記利用目的を制限するパラメータは、コ
    ンテンツ・データの所定単位毎に設定され、該所定単位
    毎に課金されることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれか1項に記載のデータ送受信システム。
  5. 【請求項5】前記所定単位は、映像のシーンまたは音楽
    の小節を単位として決定されることを特徴とする請求項
    4に記載のデータ送受信システム。
  6. 【請求項6】前記受信システムは、前記著作権管理サー
    バからの通知によって、前記課金体系情報を取得するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記受信システムは、ユーザから所望する
    利用目的およびパラメータの選択を受け付けるにあたっ
    て、前記課金体系情報をユーザに提示することを特徴と
    する請求項1に記載のデータ送受信システム。
  8. 【請求項8】著作権管理サーバとの間で著作権保護に関
    係する手続きを行い、配信システムから配信されるディ
    ジタル化されたコンテンツ・データを受信し利用する受
    信システムであって、 前記著作権管理サーバから、コンテンツ・データに対す
    る1または複数の利用目的の各々について、該利用目的
    を制限する1または複数のパラメータの内容とその課金
    額を示す情報を含む課金体系情報を受信する手段と、 前記課金体系情報をユーザに提示する手段と、 ユーザから所望する利用目的およびパラメータの選択を
    受け付ける手段と、 ユーザにより選択された利用目的およびパラメータを示
    す情報を前記著作権管理サーバへ通知する手段と、 この通知を受けた前記著作権管理サーバから、前記利用
    目的および前記パラメータによるコンテンツ利用に必要
    な情報を受信する手段とを備えたことを特徴とする受信
    システム。
  9. 【請求項9】配信システムから配信されるディジタル化
    されたコンテンツ・データを受信し利用する受信システ
    ムとの間で著作権保護に関係する手続きを行う著作権管
    理サーバであって、 前記受信システムへ、コンテンツ・データに対する1ま
    たは複数の利用目的の各々について、該利用目的を制限
    する1または複数のパラメータの内容とその課金額を示
    す情報を含む課金体系情報を通知する手段と、 前記受信システムから、利用を希望する利用目的および
    パラメータを示す情報の通知を受け付ける手段と、 前記受信システムから通知された前記利用目的および前
    記パラメータに基づき、前記課金体系情報に従って定ま
    る課金額を該受信システムに課金する手続きを行うとと
    もに、該利用目的および該パラメータによるコンテンツ
    利用に必要な情報を該受信システムに提供することを特
    徴とする著作権管理サーバ。
  10. 【請求項10】ディジタル化されたコンテンツ・データ
    を配信する配信システムと、該配信システムから配信さ
    れるコンテンツ・データを受信し利用する受信システム
    と、受信システムとの間で著作権保護に関係する手続き
    を行う著作権管理サーバとを含むデータ送受信システム
    において、受信システムにおけるコンテンツ・データの
    利用に対して課金を行うためのデータ課金方法であっ
    て、 受信システムにおけるコンテンツ・データに対する利用
    目的に応じて課金体系を設定し、課金額に応じて、利用
    目的を制限するパラメータを決定することを特徴とする
    データ課金方法。
  11. 【請求項11】ディジタル化されたコンテンツ・データ
    を配信する配信システムと、該配信システムから配信さ
    れるコンテンツ・データを受信し利用する受信システム
    と、受信システムとの間で著作権保護に関係する手続き
    を行う著作権管理サーバとを含むデータ送受信システム
    におけるデータ利用方法であって、 前記著作権管理サーバと前記受信システムは、該受信シ
    ステムにおけるコンテンツ・データに対する1または複
    数の利用目的の各々について、該利用目的を制限する1
    または複数のパラメータの内容とその課金額を示す情報
    を含む課金体系情報を取得し、 前記受信システムは、ユーザから所望する利用目的およ
    びパラメータの選択を受け付け、 前記受信システムは、ユーザにより選択された利用目的
    およびパラメータを示す情報を前記著作権管理サーバへ
    通知し、 前記著作権管理サーバは、前記受信システムから通知さ
    れた利用目的およびパラメータに基づき、前記課金体系
    情報に従って定まる課金額を該受信システムに課金する
    手続きを行うとともに、該利用目的および該パラメータ
    によるコンテンツ利用に必要な情報を該受信システムに
    提供することを特徴とするデータ利用方法。
  12. 【請求項12】著作権管理サーバとの間で著作権保護に
    関係する手続きを行い、配信システムから配信されるデ
    ィジタル化されたコンテンツ・データを受信し利用する
    受信システムとしてコンピュータを機能させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
    であって、 前記著作権管理サーバから、コンテンツ・データに対す
    る1または複数の利用目的の各々について、該利用目的
    を制限する1または複数のパラメータの内容とその課金
    額を示す情報を含む課金体系情報を受信するための処理
    と、 前記課金体系情報をユーザに提示するための処理と、 ユーザから所望する利用目的およびパラメータの選択を
    受け付けるための処理と、 ユーザにより選択された利用目的およびパラメータを示
    す情報を前記著作権管理サーバへ通知するための処理
    と、 この通知を受けた前記著作権管理サーバから、前記利用
    目的および前記パラメータによるコンテンツ利用に必要
    な情報を受信するための処理とをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可
    能な記録媒体。
  13. 【請求項13】配信システムから配信されるディジタル
    化されたコンテンツ・データを受信し利用する受信シス
    テムとの間で著作権保護に関係する手続きを行う著作権
    管理サーバとしてコンピュータを機能させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体で
    あって、 前記受信システムへ、コンテンツ・データに対する1ま
    たは複数の利用目的の各々について、該利用目的を制限
    する1または複数のパラメータの内容とその課金額を示
    す情報を含む課金体系情報を通知するための処理と、 前記受信システムから、利用を希望する利用目的および
    パラメータを示す情報の通知を受け付けるための処理
    と、 前記受信システムから通知された前記利用目的および前
    記パラメータに基づき、前記課金体系情報に従って定ま
    る課金額を該受信システムに課金する手続きを行うとと
    もに、該利用目的および該パラメータによるコンテンツ
    利用に必要な情報を該受信システムに提供するための処
    理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】著作権管理サーバとの間で著作権保護に
    関係する手続きを行い、配信システムから配信されるデ
    ィジタル化されたコンテンツ・データを受信し利用する
    受信システムとしてコンピュータを機能させるためのプ
    ログラム製品であって、 前記著作権管理サーバから、コンテンツ・データに対す
    る1または複数の利用目的の各々について、該利用目的
    を制限する1または複数のパラメータの内容とその課金
    額を示す情報を含む課金体系情報を受信するための処理
    と、 前記課金体系情報をユーザに提示するための処理と、 ユーザから所望する利用目的およびパラメータの選択を
    受け付けるための処理と、 ユーザにより選択された利用目的およびパラメータを示
    す情報を前記著作権管理サーバへ通知するための処理
    と、 この通知を受けた前記著作権管理サーバから、前記利用
    目的および前記パラメータによるコンテンツ利用に必要
    な情報を受信するための処理とをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラム製品。
  15. 【請求項15】配信システムから配信されるディジタル
    化されたコンテンツ・データを受信し利用する受信シス
    テムとの間で著作権保護に関係する手続きを行う著作権
    管理サーバとしてコンピュータを機能させるためのプロ
    グラム製品であって、 前記受信システムへ、コンテンツ・データに対する1ま
    たは複数の利用目的の各々について、該利用目的を制限
    する1または複数のパラメータの内容とその課金額を示
    す情報を含む課金体系情報を通知するための処理と、 前記受信システムから、利用を希望する利用目的および
    パラメータを示す情報の通知を受け付けるための処理
    と、 前記受信システムから通知された前記利用目的および前
    記パラメータに基づき、前記課金体系情報に従って定ま
    る課金額を該受信システムに課金する手続きを行うとと
    もに、該利用目的および該パラメータによるコンテンツ
    利用に必要な情報を該受信システムに提供するための処
    理とをコンピュータに実行させるためのプログラム製
    品。
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