JPH0730289Y2 - 厚肉フィルム用紙継装置の切断装置 - Google Patents
厚肉フィルム用紙継装置の切断装置Info
- Publication number
- JPH0730289Y2 JPH0730289Y2 JP11558489U JP11558489U JPH0730289Y2 JP H0730289 Y2 JPH0730289 Y2 JP H0730289Y2 JP 11558489 U JP11558489 U JP 11558489U JP 11558489 U JP11558489 U JP 11558489U JP H0730289 Y2 JPH0730289 Y2 JP H0730289Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thick film
- cutting
- old
- splicing
- reel
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は厚肉フィルムを切断して紙継ぎする紙継装置に
おける横断走行カッタを用いた切断装置の改良に関す
る。
おける横断走行カッタを用いた切断装置の改良に関す
る。
［従来の技術］ 従来のアキュムレータ付停止紙継ぎでは巻紙を最後まで
巻戻し、終端を検知して残紙ゼロとして使う場合があ
る。
巻戻し、終端を検知して残紙ゼロとして使う場合があ
る。
ところが厚肉フィルムの終端部は巻芯に強固にと接合し
ているので最終まで巻戻すと巻芯と厚肉フィルムの剥離
時に衝撃が生じ、張力に変動が発生する。
ているので最終まで巻戻すと巻芯と厚肉フィルムの剥離
時に衝撃が生じ、張力に変動が発生する。
また、実公昭58−48104に開示されるギロチン式カッタ
ー（ノコバ式カッター，スィングカッター等）では厚肉
フィルムの材料強度が高いため、切断することができな
い。
ー（ノコバ式カッター，スィングカッター等）では厚肉
フィルムの材料強度が高いため、切断することができな
い。
さらに、横断走行カッターを使用するが切断抵抗により
厚肉フィルムが横へ逃げ、うまく厚肉フィルムを切断す
ることができなかった。
厚肉フィルムが横へ逃げ、うまく厚肉フィルムを切断す
ることができなかった。
［考案が解決しようとする課題］ 本考案は前述した横断式走行カッタの改良に関し、その
目的とするところは、厚肉フィルムを確実、迅速に切断
することのできる厚肉フィルム用紙継装置の切断装置を
提供することにある。
目的とするところは、厚肉フィルムを確実、迅速に切断
することのできる厚肉フィルム用紙継装置の切断装置を
提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 本考案は前述した課題を解決するため下記の手段を設け
た。
た。
本考案はリールに巻かれた新厚肉フィルムとリールに巻
かれた旧厚肉フィルムを紙継する厚肉フィルム用紙継装
置の切断装置において、 紙継機構の前工程に設けられ、前記旧厚肉フィルムの走
行停止後、前記旧厚肉フィルムの一端をクランプするク
ランプ機構と、前記紙継機構と前記クラブ機構の間に設
けられ、長手方向に対して直交する方向にカッタを移動
し、前記旧厚肉フィルムを切断する切断機構からなる厚
肉フィルム用紙継装置の切断装置からなる。
かれた旧厚肉フィルムを紙継する厚肉フィルム用紙継装
置の切断装置において、 紙継機構の前工程に設けられ、前記旧厚肉フィルムの走
行停止後、前記旧厚肉フィルムの一端をクランプするク
ランプ機構と、前記紙継機構と前記クラブ機構の間に設
けられ、長手方向に対して直交する方向にカッタを移動
し、前記旧厚肉フィルムを切断する切断機構からなる厚
肉フィルム用紙継装置の切断装置からなる。
［作用］ 厚肉フィルムの走行を一時停止し紙継ぎ終了後にリール
の旧厚肉フィルムを切断するために旧厚肉フィルムの一
端をクランプ機構によりクランプし、旧厚肉フィルムの
長手方向に対して直交する方向にカッターを移動し、旧
厚肉フィルムを切断する。
の旧厚肉フィルムを切断するために旧厚肉フィルムの一
端をクランプ機構によりクランプし、旧厚肉フィルムの
長手方向に対して直交する方向にカッターを移動し、旧
厚肉フィルムを切断する。
［実施例］ 以下、発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
第１図は給紙装置および紙継装置の側面図を示す。同図
において、給紙装置１は給紙コラム２にガイド支持アー
ム３と二腕旋回アーム４を十文字に組合わせた一対のア
ーム５を90度ごとに割出自在に支持している。
において、給紙装置１は給紙コラム２にガイド支持アー
ム３と二腕旋回アーム４を十文字に組合わせた一対のア
ーム５を90度ごとに割出自在に支持している。
ガイド支持アーム３は両端にガイドロール６を回転可能
に支持する。二腕旋回アーム４はその両端にそれぞれ厚
肉フィルムのリールを挟持する一対のコーン（図示省
略）を設け、一のコーンをコーン繰出ハンドル７によっ
て進退可能としている。この二腕旋回アーム４にはそれ
ぞれ新リール８と旧リール９を支持する。
に支持する。二腕旋回アーム４はその両端にそれぞれ厚
肉フィルムのリールを挟持する一対のコーン（図示省
略）を設け、一のコーンをコーン繰出ハンドル７によっ
て進退可能としている。この二腕旋回アーム４にはそれ
ぞれ新リール８と旧リール９を支持する。
紙継装置10のコラム10aには上部右端にクランプ機構20
および切断機構30を設けた一般的な紙継装置である。
および切断機構30を設けた一般的な紙継装置である。
紙継装置10には紙継機構11および、図示省略した厚肉フ
ィルムを一時停止させるアキュムレータダンサローラ部
のローラ群が内蔵されている。
ィルムを一時停止させるアキュムレータダンサローラ部
のローラ群が内蔵されている。
第２図はクランプ機構20を示し第１図Ｉ−Ｉ断面の断面
図である。同図において、 空圧シリンダ22は紙継装置10に支持され、そのロッド22
a先端にはフレーム21および支えブロック23が固定され
ている。この支えブロック23の先端部の上面にテーパ面
23aが形成されている。またフレーム21には支持枠24が
固定され、支持枠24の下面には支持プレート25を固着し
ている。
図である。同図において、 空圧シリンダ22は紙継装置10に支持され、そのロッド22
a先端にはフレーム21および支えブロック23が固定され
ている。この支えブロック23の先端部の上面にテーパ面
23aが形成されている。またフレーム21には支持枠24が
固定され、支持枠24の下面には支持プレート25を固着し
ている。
支持プレート25には空圧シリンダ26が装着され、空圧シ
リンダ26のロッド26aには押えブロック27が固定されて
いる。
リンダ26のロッド26aには押えブロック27が固定されて
いる。
第３図は切断機構30の側面図を示し、第１図II−II断面
の断面図である。同図において支持プレート31はボルト
31aを介して紙継装置10のコラム10aに固定されている。
支持プレート13にはロッドレスエアーシリンダ32が装着
され、該シリンダ32にはカッタ本体33が固定されてい
る。カッタ本体33はＶ字形の開口部33aを設け、カッタ3
3bが固定されている。
の断面図である。同図において支持プレート31はボルト
31aを介して紙継装置10のコラム10aに固定されている。
支持プレート13にはロッドレスエアーシリンダ32が装着
され、該シリンダ32にはカッタ本体33が固定されてい
る。カッタ本体33はＶ字形の開口部33aを設け、カッタ3
3bが固定されている。
次に本装置の動作説明を行なう。
第１図に示すように旧リール９の径が減少して点線で示
す径9bになると、厚肉フィルム9aと新リール８を自動的
に紙継ぎの準備を行なう。
す径9bになると、厚肉フィルム9aと新リール８を自動的
に紙継ぎの準備を行なう。
すなわち、新リールの厚肉フィルム8aの始点部を紙継機
構30の固定ロール11aに吸着しておく。
構30の固定ロール11aに吸着しておく。
次に旧リールの残紙が少なくなり、紙継指令が出ると厚
肉フィルム9aの走行を停止し、紙継装置11の固定ロール
11a吸着している上面にノリ面を付着した厚肉フィルム9
aと厚肉フィルム8aに対し移動ロール11bが押圧し、厚肉
フィルム9aと厚肉フィルム8aが接着される。
肉フィルム9aの走行を停止し、紙継装置11の固定ロール
11a吸着している上面にノリ面を付着した厚肉フィルム9
aと厚肉フィルム8aに対し移動ロール11bが押圧し、厚肉
フィルム9aと厚肉フィルム8aが接着される。
次にクランプ機構20を作動する。すなわち、空圧シリン
ダ22を動作し、厚肉フィルム9aの側端の下面に対して、
支えブロック23をそのテーパ面23aに沿わせて繰出す。
したがって押えブロック27は予じめ厚肉フィルム9aの上
面上部に位置されているので、支えブロック23は押えブ
ロック27の真下に位置決めされる。
ダ22を動作し、厚肉フィルム9aの側端の下面に対して、
支えブロック23をそのテーパ面23aに沿わせて繰出す。
したがって押えブロック27は予じめ厚肉フィルム9aの上
面上部に位置されているので、支えブロック23は押えブ
ロック27の真下に位置決めされる。
次に空圧シリンダ26が作動し厚肉フィルム9aに対して、
支えブロック23と押えブロック27によって挟持する。
支えブロック23と押えブロック27によって挟持する。
引続きロッドレスエアーシリンダ32が作動して、カッタ
本体33が厚肉フィルム9aを横断し、カッタ33bにより厚
肉フィルム9aを切断する。厚肉フィルム9aの側部の切断
部はクランプ機構20によりクランプされているため、厚
肉のフィルム9aが変形することなくカッタ33bにより安
定した切断が行なえる。その後、厚肉フィルム8aが新リ
ール８より巻出しながらアーム５が時計方向に180度回
転し、新、旧リールの位置を入れ換え、紙継の操作を終
了する。
本体33が厚肉フィルム9aを横断し、カッタ33bにより厚
肉フィルム9aを切断する。厚肉フィルム9aの側部の切断
部はクランプ機構20によりクランプされているため、厚
肉のフィルム9aが変形することなくカッタ33bにより安
定した切断が行なえる。その後、厚肉フィルム8aが新リ
ール８より巻出しながらアーム５が時計方向に180度回
転し、新、旧リールの位置を入れ換え、紙継の操作を終
了する。
［考案の効果］ 以上述べたように、本考案によれば厚肉フィルムの走行
を一時停止し紙継ぎ終了後に旧リールのフィルムを切断
するためにフィルムの一端をクランプ機構によりクラン
プし、旧厚肉フィルムの長手方向に対して直交する方向
にカッターを移動し、確実、迅速に厚肉フィルムを切断
することができる。
を一時停止し紙継ぎ終了後に旧リールのフィルムを切断
するためにフィルムの一端をクランプ機構によりクラン
プし、旧厚肉フィルムの長手方向に対して直交する方向
にカッターを移動し、確実、迅速に厚肉フィルムを切断
することができる。
第１図は、給紙装置および紙継装置の側面図、第２図
は、第１図Ｉ−Ｉ断面の断面図、第３図は、第１図のII
−II断面の断面図をそれぞれ示す。 1:給紙装置、20:クランプ機構、30:切断機構
は、第１図Ｉ−Ｉ断面の断面図、第３図は、第１図のII
−II断面の断面図をそれぞれ示す。 1:給紙装置、20:クランプ機構、30:切断機構
Claims (1)
- 【請求項１】リールに巻かれた新厚肉フィルムとリール
に巻かれた旧厚肉フィルムを紙継する厚肉フィルム用紙
継装置の切断装置において、 紙継機構の前工程に設けられ、前記旧厚肉フィルムの走
行停止後、前記旧厚肉フィルムの一端をクランプするク
ランプ機構と、前記紙継機構と前記クランプ機構の間に
設けられ、長手方向に対して直交する方向にカッタを移
動し、前記旧厚肉フィルムを切断する切断機構からなる
厚肉フィルム用紙継装置の切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11558489U JPH0730289Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 厚肉フィルム用紙継装置の切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11558489U JPH0730289Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 厚肉フィルム用紙継装置の切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0355194U JPH0355194U (ja) | 1991-05-28 |
| JPH0730289Y2 true JPH0730289Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31663912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11558489U Expired - Lifetime JPH0730289Y2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 厚肉フィルム用紙継装置の切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730289Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP11558489U patent/JPH0730289Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0355194U (ja) | 1991-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |