JPH0730221U - コンベアカバー装置 - Google Patents

コンベアカバー装置

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Publication number
JPH0730221U
JPH0730221U JP6121793U JP6121793U JPH0730221U JP H0730221 U JPH0730221 U JP H0730221U JP 6121793 U JP6121793 U JP 6121793U JP 6121793 U JP6121793 U JP 6121793U JP H0730221 U JPH0730221 U JP H0730221U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
coated
cover
cover body
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP6121793U
Other languages
English (en)
Inventor
道教 渡辺
博昭 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6121793U priority Critical patent/JPH0730221U/ja
Publication of JPH0730221U publication Critical patent/JPH0730221U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】動力を用いることなく、塗装時に確実に被塗装
体の周辺のコンベアを覆うことのできるコンベアカバー
装置を提供する。 【構成】カバー本体3の裏面に、カバー本体3を保持
し、且つカバー本体3の水平移動に連動する回動杆5が
カバー本体3の両端寄りに設けられ、この回動杆5とリ
ンクする連結杆4が回動杆5に連結して設けられ、バネ
8が上記連結杆4にリンクして接続され、回動杆5、及
びバネ8の一方端がコンベア装置の枠に回動自在に軸着
されているコンベアカバー装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被塗装体の塗装がコンベア上で行われる場合のコンベアカバー装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、被塗装体の塗装がコンベア上で行われる場合、被塗装体の積載され た周辺のコンベアの飛散塗料による汚染を避けることができないため、養生シー トにより覆って防止したり、コンベアに付着した塗料を除去するための掻き取り 装置や洗浄装置の設置が行われている。 更には、電気、或いはエアーシリンダー等による動力機構を利用したコンベア カバー装置による汚染防止の方法も採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の方法においては、例えば養生シートはコン ベアと一緒に移動して、シート上の付着塗料が周辺を2次汚染する問題がある。 又、掻き取り装置や洗浄装置の場合には、装置の保守・点検及び廃塗料や廃液 の回収処理の問題が付きまとい、更に、動力機構を利用したコンベアカバー装置 の場合には、故障や誤動作による被塗装体やカバー装置の破損といった問題があ る。
【0004】 本考案は、このような上記の問題点に着目してなされたものであり、これらの 問題点を解消し、動力を用いることなく、塗装時に確実に被塗装体の周辺のコン ベアを覆うことができるコンベアカバー装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のコンベアカバー装置においては、カバー本体の裏面に、カバー本体を 保持し、且つカバー本体の水平移動に連動する回動杆が、カバー本体の両端寄り にコンベアに対して垂直方向に設けられ、この回動杆とリンクする連結杆が回動 杆のそれぞれの一方端に回動自在に連結して設けられ、バネがその一方端を上記 連結杆のほぼ中央に接続して設けられ、回動杆、及びバネの他方端がコンベアの 枠より突設された軸、及びピンにそれぞれ回動自在に軸着されていることを特徴 とする。
【0006】
【作用】
本考案のコンベアカバー装置においては、カバー本体の裏面に、カバー本体を 保持し、且つカバー本体の水平移動に連動する回動杆が、カバー本体の両端寄り にコンベアに対して垂直方向に設けられ、この回動杆とリンクする連結杆が回動 杆のそれぞれの一方端に回動自在に連結して設けられ、バネがその一方端を上記 連結杆のほぼ中央に接続して設けられ、回動杆、及びバネの他方端がコンベアの 枠より突設された軸、及びピンにそれぞれ回動自在に軸着されていることにより 、即ちカバー本体は、被塗装体の塗装位置への搬送時、及び塗装位置からの搬出 時には、被塗装体を搭載した架台の側壁の押圧によりコンベア上から押し退けら れ、被塗装体の停止位置での塗装時には、上記架台の押圧から解除されて元の位 置に復帰するため、動力を用いることなく、塗装時に確実に被塗装体の周辺のコ ンベアを覆い、飛散塗料による汚染からコンベアを防護することができる。
【0007】
【実施例】
本考案のコンベアカバー装置の実施例を図面を参照して説明する。 図1は、本考案のコンベアカバー装置の一例を示す平面図であり、図2は、図 1のA−A断面図である。 図1、及び図2において、1はコンベアであり、2はコンベアの枠である。 3はステンレス鋼板製の平坦なカバー本体である。4はカバー本体3の裏面に 軸6に軸着されて水平方向に揺動する連結杆であり、5は回動杆であり、この回 動杆5は、連結杆4の端部において連結杆4とともに軸着され、一方の端部が支 持軸7に軸着されて回動するようになされている。
【0008】 8はコイル状のバネであり、このバネ8はカバー本体3のほぼ中央に位置して 設けられ、一方端の環状部が連結杆4と同軸線上に設けされたピン9に環着され 、他端の環状部が、支持軸7、7を結ぶ線よりも前方に位置して、フレーム2よ り突出して設けられた固定ピン10に環着されている。 バネ8はこの状態ではほぼ張力が解除されているが、支持軸7、7が回動する と、バネ8の両端の環着されているピン9と固定ピン10間の距離が、支持軸7 、7の距離まで拡長され、これに伴ってバネ8は引っ張られて伸びた状態で張力 が生じ、連結杆4を介してカバー本体3を常に元の方向へ戻そうとする復元力が 働いくことになる。
【0009】 カバー本体3は、支持軸7に軸着されて回動する回動杆5に保持されて片持ち の状態で水平方向に揺動するようになされており、回動杆5は、バネ8を中心に してバネ8の左右に等距離の間隔をおいて設けられており、カバー本体3の重量 を平均的に負担できる位置、即ちカバー本体3の長手方向の長さをほぼ4等分す る両側の位置となっている。
【0010】 又、カバー本体3には機構的な停止装置は設けられておらず、バネ8の復元性 を利用して、外力の作用が取り除かれると定位置に復帰するようになされたな仕 掛けであり、カバー本体3は側面のいずれ側から外力を受けても水平方向に支持 軸7を軸にして移動するようになっている。
【0011】 〔実施例の作用〕 図3は、本考案のコンベアカバー装置の作用を説明する平面図である。 図3において、1、1は両側に設置された2系列のコンベアであり、本実施例 の塗装装置においては、カバー本体3は、コンベア1、1の被塗装体の外側の前 後周辺を覆う位置に4箇所、即ちカバー本体3a、3c、及び3b、3dのよう に配設される。 11は停止状態で塗装位置にある架台であり、この架台11上に想像線で示す 被塗装体12が積載されている。
【0012】 被塗装体12が、図3の矢視の方向より搬入されてきて、コンベア装置にかか る直前においては、カバー本体3a、3c、及び3b、3dはそれぞれ図3に示 す位置にあり、被塗装体12の積載された架台11が進んでくると、この架台1 1の前面が上記のバネ8(図示しない)の張力に打ち勝って、カバー本体3a、 3bを押し退けて移動させつつ後退させるので、カバー本体3a、3bは図3の 想像線で示すカバー本体31a、31bの位置に移動して被塗装体12を通過さ せてゆき、被塗装体12が塗装位置にくるとコンベア1は停止される。
【0013】 この停止位置は、丁度カバー本体3c、3dの端部に架台11の前面が当接す る位置であり、且つカバー本体31a、31bが架台11の押圧より開放されて 、バネ8(図示しない)の張力により、元の位置であるカバー本体3a、3bに 復帰してコンベア1の上面を覆った状態となる。 このようにして被塗装体12の置かれた2系列のコンベア1、1の被塗装体1 2の前後は、カバー本体3a、3b、3c、及び3dに覆われて飛散塗料によっ て汚染されることなく、被塗装体12の塗装が行われる。
【0014】 塗装が完了し、コンベア1が作動されて被塗装体12の搬出が開始されると、 架台11の進行方向である前面がカバー本体3c、及び3dの側面を押圧して押 し退けてゆき、想像線で示すカバー本体30c、及び30dの位置に移動後退さ せ、被塗装体11が搬出される。 搬出が完了すると、カバー本体30c、及び30dはバネ8(図示しない)の 張力により、元の位置であるカバー本体3c、及び3dに復帰する。
【0015】 以上の作動が順次繰り返されて被塗装体11が塗装されてゆくが、カバー本体 3(3a、3b、3c、及び3d)の上面をシート等を被せて覆っておくことに より、カバー本体3の上面は飛散塗料により汚染されることがなく、シートは塗 料の堆積状況により、簡単に取り替えることができる。
【0016】 本考案のコンベアカバー装置において、実施例では、図3に示す矢視の方向よ り被塗装体12が塗装位置に搬入されるものであるが、実施例とは反対方向から の搬入であっても、カバー本体3の移動後退は、同様に行われる特徴を備えてい る。
【0017】 又、実施例では、カバー本体3の移動・復帰をコイル状のバネ8の張力による 復元特性を利用したものであるが、実施例に限定されるものではなく、圧縮バネ 、板バネ、或いはゼンマイバネ等であってもよい。
【0018】
【考案の効果】
本考案のコンベアカバー装置においては、カバー本体は、被塗装体の塗装位置 への搬送時、及び塗装位置からの搬出時には、被塗装体を搭載した架台の側壁の 押圧によりコンベア上から押し退けられ、被塗装体の停止位置での塗装時には、 上記架台の押圧から解除されて元の位置に復帰するため、動力を用いることなく 、塗装時に確実に被塗装体の周辺のコンベアを覆い、飛散塗料による汚染からコ ンベアを防護することができる。 従って、被塗装体の塗装がコンベア上で行われる場合のコンベアカバー装置と して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコンベアカバー装置の一例を示す平面
図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本考案のコンベアカバー装置の作用を説明する
平面図。
【符号の説明】
1 コンベア 2 枠 3 カバー 4 連結杆 5 回動杆 6 軸付ベルト 7 支持軸 8 バネ 9 ピン 10 固定ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に設置された2系列のコンベア上に跨
    がって載置された架台上に被塗装体が搭載されて搬送さ
    れ、上記架台の停止状態で被塗装体の塗装が行われる塗
    装作業用コンベアに設けられるコンベアカバー装置であ
    って、カバー本体の裏面に、カバー本体を保持し、且つ
    カバー本体の水平移動に連動する回動杆が、カバー本体
    の両端寄りにコンベアに対して垂直方向に設けられ、こ
    の回動杆とリンクする連結杆が回動杆のそれぞれの一方
    端に回動自在に連結して設けられ、バネがその一方端を
    上記連結杆のほぼ中央に接続して設けられ、回動杆、及
    びバネの他方端がコンベアの枠より突設された軸、及び
    ピンにそれぞれ回動自在に軸着されていることを特徴と
    するコンベアカバー装置。
JP6121793U 1993-11-15 1993-11-15 コンベアカバー装置 Pending JPH0730221U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6121793U JPH0730221U (ja) 1993-11-15 1993-11-15 コンベアカバー装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6121793U JPH0730221U (ja) 1993-11-15 1993-11-15 コンベアカバー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0730221U true JPH0730221U (ja) 1995-06-06

Family

ID=13164818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6121793U Pending JPH0730221U (ja) 1993-11-15 1993-11-15 コンベアカバー装置

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JP (1) JPH0730221U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012115078A1 (ja) * 2011-02-23 2012-08-30 エムテックスマート株式会社 塗布方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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