JPH0730206U - 空き容器処理用コンベアの水受け装置 - Google Patents

空き容器処理用コンベアの水受け装置

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JPH0730206U
JPH0730206U JP6618893U JP6618893U JPH0730206U JP H0730206 U JPH0730206 U JP H0730206U JP 6618893 U JP6618893 U JP 6618893U JP 6618893 U JP6618893 U JP 6618893U JP H0730206 U JPH0730206 U JP H0730206U
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修 秋鹿
浩一 山本
恭広 三代
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株式会社ビー・エス・シー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空き容器処理機の投入コンベアにおける容器
投入部からの落下物飛散を防止する。 【構成】 車体2上に斜設した空き容器13の搬入コン
ベア11始端部に設けた投入部14の下方に、該投入部
14からの落下物を受け止めて収容する水受け42を設
け、該水受け42の前端を支点として後端を揺動昇降可
能に取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空き瓶等の空き容器の破砕その他の処理を行う装置のコンベアの水受 け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来空き瓶等の破砕処理を行う装置として特開平2−4483号、特開平3− 118848号公報等に示されるものが知られており、さらにこれらの処理装置 と、投入された空き瓶等を上記装置の投入口まで揚上搬入する搬入コンベアと、 処理済の処理屑を収容するホッパー及び該ホッパーに処理装置から処理屑を移送 する移送コンベア等を走行車両の車体上に搭載した処理車両が公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記のようなコンベアにおいては、その基端部における容器投入用ホッ パーに空き容器を投入すると、容器中の残液等の収容物や容器の破片,キャップ 等がコンベアフレーム下方に落下し、車両走行中に路上に飛散し、環境問題を生 じるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本考案の装置は、第1に始端部側に空き容器13の 投入部14を備え、終端部側を上昇させるように車体2上に空き容器搬入用の搬 入コンベア11を斜設し、該搬入コンベア11の投入部14の下方にバケット状 の水受け42を取り付けたことを特徴としている。 また第2の特徴は、水受け42を前端側を支点して後端側が昇降回動可能に取 り付けた点にある。
【0005】
【作用】
コンベアの投入部(ホッパー)14に空き容器13を投入した際、ホッパー1 4下方に空き容器13からの残液,残留物又は破片やキャップ等が落下すると、 これらの落下物は路面上に落下することなく水受け42に収容貯溜される。また 水受け42は前端を支点として後端が下降揺動するので、車体2の後方の空間か ら内部の収容物の取り出しを容易に行うことができる。
【0006】
【実施例】
以下図示する実施例につき詳述すると、図1,図2は主として空き瓶の破砕処 理を行う破砕車両の側面図、背面図を示し、運転室1の後方の車体2上には空き 瓶等の搬入、破砕及び処理屑の移送及びストック等を行う諸装置を収容する防音 材等からなるボックス状のコンテナカバー4が搭載され、運転室1の下部と車体 2の後半部には前輪6、後輪7がそれぞれ設けられている。 前記コンテナカバー4の前方両側と後面にはドア8,9が開閉自在に設置され 、その内部中央のフロア5上には左右2列の搬入コンベア11が支持フレーム1 2によって前方に向かって上昇傾斜するように設置されており、各搬入コンベア 11の後端には空き瓶(空き容器)13をコンベア始端部に投入するための投入 ホッパー(投入部)14がコンベアフレーム15に着脱自在に固定して付設され ている。
【0007】 上記搬入コンベア11上には、搬入コンベア上部を覆うゲート状断面のカバー 10が取り付けられ、該カバー10の下半部、少なくとも下端から所定長さ部分 はヒンジ15を介して下端が上下回動可能な開閉蓋を構成し、コンベア作動状態 のままでも、開閉蓋を開いてコンベア11上の投入物を人手により取り出し可能 な構成となっている。
【0008】 上記搬入コンベア11の前端部は屈(湾)曲部16を介して一定長さの略水平 な前方延出部17を形成しており、搬入終端部下方には空き瓶13を破砕する破 砕機18(処理対象が空き缶等の場合は圧潰機等の処理機となる)が各搬入コン ベア11に対応して設置されている。この破砕機18は例えば前述した従来公知 のものでよい。
【0009】 上記破砕機18の下方位置には、破砕処理済の破砕(処理)屑を受け取って後 方に向かって揚上移送するベルトコンベア等からなる移送コンベア19の始端部 が位置している。該移送コンベア19は、支持フレーム12に取り付けられてお り、搬送コンベア11の前方延出部17の下方位置にあって、その終端部は搬送 コンベア11の屈曲部16に向かって上昇するように傾斜しており、移送コンベ ア19と搬入コンベア11の底面は、略三角形の山形の空間部を形成している。
【0010】 上記空間部内には側面視において上部が該空間部の傾斜に沿って山形を、また 下部が前後方向の長方形をなし、背面視において外側面が通直な立ち上がり面を 、内壁面が搬入コンベア11,11の中間位置から外側下方位置に向かって下降 傾斜する左右2台又は2室からなるホッパー22が形成されている。粉砕物は各 搬入コンベア11の外側位置に形成されるホッパー22の背面視漏斗状に収束さ れた底部24に向かって処理屑が落下収容される。
【0011】 上記ホッパー22の底部24内には前後方向の排出用スクリューコンベア27 が挿通されている。排出コンベア27の筒状ケース31の後端部下方に外向きに 開口した排出口32が接続されている。
【0012】 前記各破砕機18の後部には、空き瓶破砕時に飛散するレッテル類や口金、蓋 等を受け取るダストボックス33が連設されており、左右の各ダストボックス3 3,33は中間をダクトで接続されて連通するとともに、右側のダストボックス 33の底部外側面は吸引用のブロワ36が接続され、破砕機18,ダストボック ス33内に発生浮遊する処理時の微細な粉塵を吸引する構造となっている。上記 さらに上記ブロワ36の排気側には中間において大きくゲート状(又はU字形 )に湾曲されたパイプからなる風道38の一端が接続され、該風道38の他方の 端部は車体2上の前方左側に設置された箱状の集塵機39に接続されており、ブ ロワ36によって吸引排出された粉塵は集塵機39において集塵され、吸引エア は集塵機39よりコンテナ室の外部に排気されるよう集塵機39には先端がフロ ア5から下方に向かって下向きに開口させられている排気管41が接続して設け られている。
【0013】 車体2の後端部の左右の投入ホッパー14の下方位置には、車体2又はコンベ アフレーム15にバケット状の水受け42が取り付けられている。該水受け42 は図6に示すように、左右の側板43,43と前方の壁部44とで平面視コ字形 の周壁を有し、逆ヘ字形の谷形に屈曲又は湾曲した底板46が取り付けられ、側 面視では各側板43の下端も底板46の形状に沿った逆向きのヘ字状をなしてい る。
【0014】 そして水受け42の後端は周壁を設けないでちり取り状の開放端をなし、底板 46の後端がそのまま延出している。上記底板46の後端には左右2個の把手4 7が付設され、水受け42の後端を持ち上げる時に使用される。
【0015】 水受け42の側板43にはプレート48,48が各突設され、該各プレート4 8には前端支持用の支点軸となる外向きのピン49がそれぞれ突設され、また側 板43の後端にも平面視アングル状のプレート51,51が上下方向に固着され 、該各プレート51の外側面にも水受け後端支持用のピン52が各突設されてい る。
【0016】 そして水受け42の底板46の屈曲した谷部分には外側面側から連通する排液 取り出し用のドレン管53が付設され、該ドレン管53は耐溶剤性に富むホース 又は屈曲可能な金属管からなり、その上端を上方に折り曲げ、側板43の側面に 付設した弾力開閉可能なU字形なクリップ54に係脱自在にセットされる。
【0017】 一方、車体2側のホッパー14の前端下方の左右位置には、左右方向のブラケ ット56が下向きに突設されており、該ブラケット56にはアングル状部材で溶 着構成した左右一対の取り付けステー57が着脱自在に取り付けられ、該ステー 57の下端には前後方向に固着されたアングル状断面のアーム58には、上記ピ ン49を前後動自在に挿入保持する長孔からなる係止孔59が穿設されている。
【0018】 水受け42のピン49を上記係止孔59に挿通した状態で左右のステー57を 車体2側に取り付けることにより、水受け42の前端がピン49を回動支点とし 且つ前後動自在に支持され取り付けられる。
【0019】 上記水受け42前端取付機構に対し、水受け42の後方位置に当たる車体2の 後端下部には、背面視で逆向きのゲート状に折り曲げられたパイプからなる乗降 用のステップ61が全幅にわたるように取り付けられ、該ステップ61の横杆6 1aには、水受け42の外側に位置するように、側面視L字形の2本のパイプか らなる補強杆62の先端が固着され、補強杆62の縦杆62aの端部(上端)は 車体2側に取り付けられている。
【0020】 そして上記補強杆62の縦杆62aの背面側には、水受け42の後端のピン5 2を後方から挿脱可能に収容する間隔で、上下2枚のフックプレート63を突設 したブラケットからなる係止部材64が取り付けられ、水受け42の後端を持ち 上げて係止孔59の許容範囲内で後方に移動させた後、該フックプレート63, 63間に後方のピン52を収容せしめるように水受け42を前方に移動させるこ とで、水受け42はステー57と係止部64間で前後左右を支持されるように取 り付けられる。
【0021】 上記上下のフックプレート63の後端には、ピン52を収容した状態で後方へ の移動を規制するためのセットピン66を上方から挿脱自在に差し込むためのセ ット孔67が穿設されている。したがってピン52を上下のフックプレート63 ,63間に収容してセットピン66をセット孔67に差し込むことにより水受け 42は車体2側に固定的に取り付けられ、逆にセットピン66を抜き取って、水 受け42を後方にずらしてピン52をフックプレート63,63間より取り出す ことにより、水受け42は図4の想像線で示すように、後端を上下揺動可能な状 態で支持される。
【0022】 上記のように、空き容器投入作業中及び車両移動中等には、水受け42を取り 付けてセットしておくことにより、ホッパー14からの落下物はすべて水受け4 2荷受け止められて収容され、後に必要に応じて内部に貯溜された液体はドレン 管53によって排出される。また内部の固体収容物を取り出す時は、図4の想像 線で示すように水受けの後端を揺動下降させて、取り出し易い後方位置から掻き 出し具(図示しない)等により掻き出すことができる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように構成される本考案の装置によれば、コンベアの投入部に投入され た空き容器中の残液や容器の破片、キャップ等が水受け上に落下して受け止めら れ、車両走行中にこれらが道路面に落下し、又は飛散による環境問題等の防止が できる。 また水受けは後端側が昇降揺動かるように取り付けられるので、水受け内の収 容物の障害物のない後方からの取り出しが容易になるとともに、車両の走行方向 に対し後側の収容量を多くし、且つ走行により排出され難い構造にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空き容器処理車両の全体構造を示す一部断面側
面図である。
【図2】空き容器処理車両の一部断面背面図である。
【図3】水受け装置の側面図である。
【図4】同じく水受け装置の取付構造を示す拡大側面図
である。
【図5】水受け装置の取付構造を示す背面図である。
【図6】水受け装置とその取付構造を示す要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 車体 11 搬入コンベア 13 空き容器 14 投入部 42 水受け

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始端部側に空き容器(13)の投入部
    (14)を備え、終端部側を上昇させるように車体
    (2)上に空き容器搬入用の搬入コンベア(11)を斜
    設し、該搬入コンベア(11)の投入部(14)の下方
    にバケット状の水受け(42)を取り付けてなる空き容
    器処理用コンベアの水受け装置。
  2. 【請求項2】 水受け(42)を前端側を支点して後端
    側が昇降回動可能に取り付けてなる空き容器処理用コン
    ベアの水受け装置。
JP1993066188U 1993-11-17 1993-11-17 空き容器処理用コンベアの水受け装置 Expired - Lifetime JP2601336Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11268801A (ja) * 1998-03-23 1999-10-05 Tokusho Sangyo Kk 有機性廃棄物の収集運搬車両
JP2005305364A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Hitachi Constr Mach Co Ltd 木材破砕機

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