JPH0730126Y2 - 気液攪拌槽 - Google Patents

気液攪拌槽

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Publication number
JPH0730126Y2
JPH0730126Y2 JP1991028450U JP2845091U JPH0730126Y2 JP H0730126 Y2 JPH0730126 Y2 JP H0730126Y2 JP 1991028450 U JP1991028450 U JP 1991028450U JP 2845091 U JP2845091 U JP 2845091U JP H0730126 Y2 JPH0730126 Y2 JP H0730126Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
gas
tank
stirring tank
turbid liquid
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991028450U
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English (en)
Other versions
JPH04134429U (ja
Inventor
義徳 山上
時弘 新山
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Nihon Kohden Corp
Original Assignee
Nihon Kohden Corp
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Publication date
Application filed by Nihon Kohden Corp filed Critical Nihon Kohden Corp
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、混濁液が注入された槽
内に空気をして、前記混濁液を攪拌する気液攪拌槽に係
り、特に血球計数装置に設けるのに好適な気液攪拌槽に
関する。
【0002】
【従来の技術】血球計数装置には希釈された試料血液中
に溶血剤を混入して赤血球を溶融し、白血球の数を計測
する計数容器が設けられている。このとき溶血剤が混入
された試料血液の混濁液を均一に攪拌することが必要で
ある。このため従来は図3に示すように、計数容器1の
底部に排水管2と空気送給管3とをそれぞれ接続し、排
水管2と空気送給管3とにそれぞれ排水ポンプ4及び空
気送給ポンプ5とを設けていた。そして計数容器1内に
残っている計数済の混濁液を排水ポンプ4により排出
し、計数容器1内に新しい混濁液を注入した後、空気送
給ポンプ5により計数容器1内に空気を送給して混濁液
を攪拌する。混濁液が十分攪拌されたら図示しない検知
管を計数容器1内に挿入して白血球の数を計測する。
【0003】上述したように従来は計数容器1に2本の
管2,3を接続し、管2,3にそれぞれポンプ4,5を
設けて、計数容器1を気液攪拌槽として混濁液の攪拌を
行なっていた。このため構成が複雑となりコスト高とな
る欠点があった。
【0004】上記の欠点を解消する気液攪拌槽として
は、図4に示すようにローラポンプ6を用いたものが考
えられる。すなわち、計数容器1の底部に可撓性配管と
してのチューブ7を接続し、チューブ7にローラポンプ
8を設ける。ローラポンプ8は常に少くとも1箇所にお
いてチューブ8を圧縮閉塞しており、ローラポンプ8の
回転により閉塞部位が移動して空気または液の送給を行
なうようになっている。
【0005】このように構成された気液攪拌槽としての
計数容器1では、まず図5(a) に示すようにローラポン
プ8を矢印A方向に回転し、計数容器1内に残っている
計数済の混濁液を排出する。次に図5(b) に示すように
計数容器1内に新しい混濁液を注入する。次に図5(c)
に示すようにローラポンプ8を矢印B方向に回転して、
計数容器1内の混濁液に空気を送給して混濁液を攪拌す
る。その後前述した場合と同様に血球数の計測を行な
う。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記のようにローラポ
ンプ8を用いることによりポンプが1台ですみ構成は簡
単になる。しかしながらこの構成によると計数済の混濁
液を排出するとき、チューブ7の内面に混濁液が残留付
着する。このため空気送給時に図5(c) に示すように残
留した混濁液9が再び計数容器1内に押し戻され、新し
い混濁液内に混入する。このため測定誤差が発生する恐
れがあった。
【0007】本考案は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、配管内に残留する混濁液が槽内に戻ることを防止
し、混濁液の測定時に誤差が生ずることのない簡単な構
成の気液攪拌槽を提供することを目的とする。[考案の
構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、混濁液が注入された槽内に空気を送給し
て、前記混濁液を攪拌する気液攪拌槽において、前記攪
拌槽の底部に接続された中間槽と、該中間槽の底部に接
続された可撓性配管と、該配管に設けられたローラポン
プとで構成したことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記の構成によると、攪拌槽内にローラポンプ
により空気を送給するとき、配管内に混濁液が残留して
いて攪拌槽の方向に戻されても、混濁液は中間槽内に溜
まり攪拌槽内には混入しない。このため混濁液の測定時
の測定誤差の発生を防止できる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1に本考案の一実施例を示す。図1にお
いて、図4に示す従来例の部分と対応する部分には同一
符号を付して示し、その説明を適宜省略する。本実施例
の特徴は計数容器1の底部に密閉された中間槽10を接続
し、中間槽10の底部にチューブ7を接続した点にあり、
他の部分の構成は図4に示す従来例と同様である。
【0012】次に本実施例の作用を図2を参照して説明
する。図2(a) において、ローラポンプ8を矢印A方向
に回転し、計数容器1内に残っている計数済の混濁液を
中間槽10及びチューブ7を通って排出する。次に図2
(b) に示すように計数容器1内に新しい混濁液を注入す
る。このとき計数容器1とローラポンプ8によって閉塞
された部位のチューブ7との間には空気が残留している
ので、混濁液が中間槽10内に落下することはない。次に
図2(c) に示すようにローラポンプ8を矢印B方向に回
転して、計数容器1内の混濁液に空気を送給して混濁液
を攪拌する。このときチューブ7の内面に前回の混濁液
が付着残留していて計数容器1の方向に戻されても、混
濁液は中間槽10内に溜まり計数容器1内には混入しな
い。このため新しく計数容器1内に注入された混濁液の
血球数の計測を行なうときの測定誤差の発生を防止する
ことができる。
【0013】上記実施例では血球計数装置に設けられた
気液攪拌槽としての計数容器について説明したが他の化
学装置に設けられた気液攪拌槽にも応用することができ
る。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
気液攪拌槽の底部に中間槽を接続し、中間槽の底部に可
撓性配管を接続してローラポンプで気液の送給を行なう
ようにしたので、配管中に残存する混濁液が攪拌槽内に
混入することを防止できる。この結果、混濁液の測定時
の測定誤差の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す説明図。
【図2】図1の作用を示す説明図。
【図3】従来の気液攪拌槽の一例の構成を示す説明図。
【図4】従来の気液攪拌槽の他の一例の構成を示す説明
図。
【図5】図4の作用を示す説明図。
【符号の説明】
1 計数容器(気液攪拌槽) 7 チューブ(可撓性配管) 8 ローラポンプ 9 残留混濁液 10 中間槽

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混濁液が注入された槽内に空気を送給し
    て、前記混濁液を攪拌する気液攪拌槽において、前記攪
    拌槽の底部に接続された中間槽と、該中間槽の底部に接
    続された可撓性配管と、該配管に設けられたローラポン
    プとからなることを特徴とする気液攪拌槽。
JP1991028450U 1991-03-31 1991-03-31 気液攪拌槽 Expired - Lifetime JPH0730126Y2 (ja)

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JP1991028450U JPH0730126Y2 (ja) 1991-03-31 1991-03-31 気液攪拌槽

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JPH04134429U JPH04134429U (ja) 1992-12-15
JPH0730126Y2 true JPH0730126Y2 (ja) 1995-07-12

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