JPH0730032Y2 - 防煙フード - Google Patents

防煙フード

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Publication number
JPH0730032Y2
JPH0730032Y2 JP2052292U JP2052292U JPH0730032Y2 JP H0730032 Y2 JPH0730032 Y2 JP H0730032Y2 JP 2052292 U JP2052292 U JP 2052292U JP 2052292 U JP2052292 U JP 2052292U JP H0730032 Y2 JPH0730032 Y2 JP H0730032Y2
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JP
Japan
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hood
shoulder
compressed air
air cylinder
tubular
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Application number
JP2052292U
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JPH0619750U (ja
Inventor
敏治 瀬戸
Original Assignee
株式会社エヌシーケー
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Publication date
Application filed by 株式会社エヌシーケー filed Critical 株式会社エヌシーケー
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は呼吸用装置を取り付けて
使用する防煙フードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の呼吸装置を使用できる簡易な防煙
フードは、頚部を緊締して使用する防煙フードがある。
これらに関する呼吸装置は、肩にバンド掛けして吊り下
げた圧縮空気ボンベからホースにより防煙フード内に空
気を送り込む構成を採ったり、防煙フード内に小型の空
気供給装置を内設させたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前者は、ホー
スが外気に露呈し行動中何かに引っ掛かり易く、損傷し
易い。肩にバンド掛けして吊り下げた圧縮空気ボンベが
片荷になって歩行のバランスを失したり、又、避難行動
中において肩を支点に吊り下げた圧縮空気ボンベが下方
で揺れ動き邪魔になっていた。後者は、設計上小型の圧
縮空気ボンベしか採用できず、使用時間が短いだけでな
く、頚部に空気供給装置の重量が集中的にかかってしま
い、短時間の使用とはいえ使用者に息苦しさと重苦しさ
を与えていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は上記の欠
点を除去するため、前身頃と後身頃を形成できる略長方
形状の肩掛を設け、該肩掛の中央に覗き窓を有する筒型
フードを立設すると共に、これに通じる伸縮可能な穴を
形設させ、裏打のためのバンドを前記肩掛の前身頃と後
身頃の境界辺りから胸元部に向けて中途までを縫合し、
残りの延出部分で筒状の圧縮空気ボンベ収納袋を横向き
に釣支させ、筒型フードの内部にエアホース先端受けを
設置したことを特徴とする防煙フードを提供しようとす
るものである。
【0005】
【実施例】本考案の一実施例を図面にもとづいて説明す
ると、蛍光色のバイアステープ(1)で縁取りした前身
頃(2)と後身頃(3)を形成できる略長方形状の肩掛
(4)を設け、該肩掛(4)の中央に覗き窓(5)を有
する筒型フード(6)を立設すると共に、これに通じる
穴(7)を設けて、この穴(7)の縁の周りにゴムを絡
めた伸縮可能な縦皺(8)を形設させ、裏打のためのバ
ンド(9)を前記肩掛(4)の前身頃(2)と後身頃
(3)の境界(10)辺りから胸元部(A)に向けて中
途までを縫合し、残りの延出部分(11)で筒状の圧縮
空気ボンベ収納袋(12)を横向きに釣支させ、該圧縮
空気ボンベ収納袋(12)の口元に巾着(13)を設け
る。筒型フード(6)の内部には、圧縮空気ボンベのエ
アホース先端を定着させる先端受け(14)を設置し
た。尚、筒型フード(6)には自動排気弁を設置しても
良い。
【0006】上述のように、裏打のためのバンド(9)
を縫合することで、該裏打材としてのバンド(9)にか
かる応力を長いスパンで肩掛(4)に分散させることが
できる。裏打のためのバンド(9)を前記肩掛(4)の
前身頃(2)と後身頃(3)の境界(10)辺りから胸
元部(A)に向けて中途までを縫合し、残りの延出部分
(11)で筒状の圧縮空気ボンベ収納袋(12)を横向
きに釣支させることで、圧縮空気ボンベ(約4Kg)の
荷重の反力をとるポイントが、縫合の終点にかかること
になる。このことは、そのポイントが圧縮空気ボンベ収
納袋(12)を横向きに釣支させた位置より高くなるこ
とになって、本考案による防煙フードを脱ぐ時(前身頃
をまくりあげる時)、モーメント(力の作用線×距離)
の距離が小(モーメントのかかる作用点が首元に近くな
る結果)となり防煙フードが脱ぎ易くなる。肩掛(4)
の前身頃(2)は、肩から胸を、後身頃(3)は肩から
背中を広範囲にわたってプロテクトすることができるだ
けでなく、防煙フードの全体重量を肩掛(4)全体で吸
収し、主に肩から胴体にその重量を分散させることがで
きる。
【0007】圧縮空気ボンベ収納袋(12)の口元に巾
着(13)は圧縮空気ボンベの抜け落ちを防止する役割
がある。先端受け(14)は、圧縮空気ボンベのエアホ
ース先端を、筒型フード(6)内部に一部延出させた状
態で定着させる役割を有する。伸縮可能な縦皺(8)を
形設させた穴(7)は、有害な外気の侵入をシャットア
ウトする。肩掛(4)や覗き窓(5)を蛍光色のバイア
ステープ(1)で縁取りすれば、装着者の存在を確認す
る目視性が向上する。
【0008】
【考案の効果】これにより、肩掛の前身頃と後身頃とを
合わせるように二つ折りにし、圧縮空気ボンベを心材と
して棒状に巻き畳みコクパクト化できるし、重たいボン
ベ付きでありながら、装着し易く又脱ぎ易い防煙フード
を提供できる。圧縮空気ボンベの重量にかかる応力集中
を防ぎ、局部的な材料の破れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の正面図。
【図2】本考案の裏面の一部を省略して示す裏面図。
【符号の説明】
1 バイアステープ 2 前身頃 3 後身頃 4 肩掛 5 覗き窓 6 筒型フード 7 穴 8 縦皺 9 ベルト 10 境界 11 延出部分 12 圧縮空気ボンベ収納袋 13 巾着 14 先端受け

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前身頃と後身頃を形成できる略長方形状
    の肩掛を設け、該肩掛の中央に覗き窓を有する筒型フー
    ドを立設すると共に、これに通じる伸縮可能な穴を形設
    させ、裏打のためのバンドを前記肩掛の前身頃と後身頃
    の境界辺りから胸元部に向けて中途までを縫合し、残り
    の延出部分で筒状の圧縮空気ボンベ収納袋を横向きに釣
    支させ、筒型フードの内部にエアホース先端受けを設置
    したことを特徴とする防煙フード。
JP2052292U 1992-03-04 1992-03-04 防煙フード Expired - Lifetime JPH0730032Y2 (ja)

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JP2052292U JPH0730032Y2 (ja) 1992-03-04 1992-03-04 防煙フード

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JPH0619750U JPH0619750U (ja) 1994-03-15
JPH0730032Y2 true JPH0730032Y2 (ja) 1995-07-12

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JP6776845B2 (ja) * 2016-11-24 2020-10-28 東洋紡株式会社 防護服

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JPH0619750U (ja) 1994-03-15

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