JP3084542U - コンビネーションバッグ - Google Patents

コンビネーションバッグ

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JP3084542U
JP3084542U JP2001006656U JP2001006656U JP3084542U JP 3084542 U JP3084542 U JP 3084542U JP 2001006656 U JP2001006656 U JP 2001006656U JP 2001006656 U JP2001006656 U JP 2001006656U JP 3084542 U JP3084542 U JP 3084542U
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JP
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waist
belt
porch
side belt
pouch
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JP2001006656U
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眞男 伊藤
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眞男 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用者に負担がかからず、登山の難所でも使用
でき、さらに種々の物品を収納することができるコンビ
ネーションバッグを提供する。 【解決手段】コンビネーションバッグ1はザック2とウ
エストポーチ3とからなり、通常の使用状態では第1ポ
ーチ側ベルト9を第1ザック側ベルト4にバックルBで
連結し、第2ポーチ側ベルト10を第2ザック側ベルト
6にバックルBで連結する。一方、難所においては、第
1ポーチ側ベルト9を第1予備ベルト7に連結すると共
に、第2ポーチ側ベルト10を第2予備ベルト8に連結
する。これにより、ウエストポーチ3をザック2の前方
あるいは後方に装着することができるため、難所におい
てはウエストポーチ3をザック2の後方に装着して使用
者の前方の空間を確保する。また、ウエストポーチ3は
容量が大きく、種々の物品を収納することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術の分野】
本考案は、登山において使用されるザックとウエストポーチとを組み合わせた コンビネーションバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】
登山においては、従来から知られているザックとウエストポーチとを共に装着 することが少なくないが、この場合、ウエストポーチのベルトは使用者の腰の部 分に回され、この腰の位置でバックルにより連結される。そして、このバックル の上からザックが覆い被さる形となる。このような状態で長い時間登山を続ける と、ザックの重みがウエストポーチのバックルにかかって使用者の腰が痛くなっ たり、ザックの重みによりウエストポーチのバックルが下がってしまうため、使 用者がその位置の修正を行わなければならない等の不都合があった。
【0003】 また、登山の難所においては、使用者の前方にウエストポーチがあると障害物 等に接触して登山の障害となるおそれがある。 さらに、従来のウエストポーチは、容量が少ないために使用目的は貴重品類や 小物類等を収納するに止まり、計器類や医薬品類、あるいはドリンク類等はザッ クに収納しなければならなかった。従って、これらの物品が必要となった場合に はザックを降ろしてこれらの物品を出し入れしなければならず、使用者に時間と 労力の負担がかかるという不都合があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、登山用のザックとウエストポーチとの改良を目的とし、さらに詳し くは前記不都合を解消するために、使用者に負担がかからず、登山の難所でも使 用でき、さらに種々の物品を収納することができるコンビネーションバッグを提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案のコンビネーションバッグは、ザックとウ エストポーチとを備えたコンビネーションバッグであって、前記ザックは、使用 者の肩に掛けるためのショルダーベルト又はその近傍から前方に延設される一対 の第1ザック側ベルトと、使用者の胴部に巻き付けるためのウエストベルト又は その近傍から前方に延設される一対の第2ザック側ベルトと、前記ザックの上端 部近傍から後方に延設される一対の第1予備ベルトと、前記第1予備ベルトの下 方から後方に延設される一対の第2予備ベルトとを備え、前記ウエストポーチは 、前記第1ザック側ベルト又は前記第1予備ベルトに着脱自在の第1ポーチ側ベ ルトと、前記第2ザック側ベルト又は前記第2予備ベルトに着脱自在の第2ポー チ側ベルトとを備え、前記第1ポーチ側ベルトを前記第1ザック側ベルトに装着 すると共に前記第2ポーチ側ベルトを前記第2ザック側ベルトに装着することで 前記ウエストポーチを使用者の前方に装着可能とし、前記第1ポーチ側ベルトを 前記第1予備ベルトに装着すると共に前記第1ポーチ側ベルトを前記第2予備ベ ルトに装着することで前記ウエストポーチを前記ザックの後方に装着可能とした ことを特徴とする。
【0006】 本考案のコンビネーションバッグによれば、前記ウエストポーチは通常は前記 第1ポーチ側ベルトを前記第1ザック側ベルトに装着すると共に前記第2ポーチ 側ベルトを前記第2ザック側ベルトに装着することで前記ウエストポーチを使用 者の前方に装着する。そして、登山の難所の場合は、前記第1ポーチ側ベルトを 前記第1予備ベルトに装着すると共に前記第1ポーチ側ベルトを前記第2予備ベ ルトに装着することで前記ウエストポーチを前記ザックの後方に装着する。これ により、通常は従来のウエストポーチと同様に装着できると共に、登山の難所に おいては前記ウエストポーチを前記ザックの後方に装着することにより、使用者 の前方の空間を確保して難所歩行時の安全性を向上させている。
【0007】 また、前記ウエストポーチは、前記第1ポーチ側ベルトによりザックの肩部か ら吊り下げることができるので、ザックとの一体感が向上し使用者の負担を軽減 することができる。また、前記ウエストポーチの第2ポーチ側ベルトは、前記第 2ザック側ベルトに装着されるので、使用者の腰の部分にバックルがこないため 、使用者の腰を痛めることがない。
【0008】 また、本考案のコンビネーションバッグにおいては、前記ウエストポーチに、 少なくとも大型の小物入れと、保温室と、使用者が見ることができる位置に装着 された方位計及び温度計とを備えていることが好ましい。これにより、前記大型 の小物入れに従来のウエストポーチに収納するような物品の他に医薬品類等の必 要な物品を収納することができると共に、前記保温室にドリンク類を収納でき、 かつ、使用者の見やすい箇所に計器類を備えているため、登山において必要な小 物類を容易に収納することができる。また、このように従来に比べて大型化した 場合であっても、登山の難所では前記ザックの後方に装着できるため、難所にお いてもウエストポーチが登山の障害になることはない。
【0009】 また、本考案のコンビネーションバッグにおいては、前記第1ポーチ側ベルト を前記ウエストポーチから着脱自在に形成し、前記第2ポーチ側ベルト同士を連 結可能とすることによって前記ウエストポーチ単体で使用可能とすることが好ま しい。登山においては、ザックを一時降ろしてウエストポーチのみを使用する場 合もあり、このような場合に前記ウエストポーチ単体で使用することができるた め、利便性が高い。また、前記大型の小物入れと保温室と計器類等を備えている 場合は特に利便性が向上する。
【0010】 また、本考案のコンビネーションバッグにおいては、前記第2ザック側ベルト を従来のウエストポーチも着脱自在としてもよい。このようにすることにより、 前記ザックに従来の小型のウエストポーチを装着することもできるため、使用者 の使用目的に応じていろいろな使い分けをすることもできる。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案のコンビネーションバッグの実施形態の一例について、図1乃至図3を 参照して説明する。図1はザックの前方にウエストポーチを装着した状態を示す 説明図、図2はウエストポーチを示す説明図、図3はザックの後方にウエストポ ーチを装着した状態を示す説明図である。
【0012】 本考案の実施形態の一例であるコンビネーションバッグ1は、図1に示すよう に、ザック2とウエストポーチ3とからなるものである。 ザック2は、肩部に設けられたショルダーベルト(他の部品を明確にするため に図示は省略する)の近傍に設けられた一対の第1ザック側ベルト4と、腰部に 設けられたウエストベルト5と、ウエストベルト5に設けられた一対の第2ザッ ク側ベルト6と、ザック2の天蓋から後方に延設される一対の第1予備ベルト7 と肩部から後方(図1においては左右方向)に延設される一対の第2予備ベルト 8とを備えている。尚、図1において符号Bは、各ベルト同士を装着するための バックルである。ここで、第2ザック側ベルト6と第2予備ベルト8とは、幅の 広いベルト6a,8aと狭いベルト6,8の2本のベルトで構成されているが、 これは、ウエストポーチ3の大きさに応じて数種類のバックルBを取り付けるこ とができるようにするためである。
【0013】 ウエストポーチ3は、図1及び図2に示すように、第1ザック側ベルト4に連 結される一対の第1ポーチ側ベルト9と、第2ザック側ベルト6に連結される一 対の第2ポーチ側ベルト10とを備えている。この第1ポーチ側ベルト9は、ウ エストポーチ3に着脱自在に設けられている。
【0014】 また、ウエストポーチ3は、図2に示すように、医薬品や貴重品等の小物を入 れるための小物入れ11と、ドリンク等を収納可能な保温室12とを備えており 、その上面には方位計13と温度計14が使用者に見やすい位置に装着されてい る。さらに、ウエストポーチ3は、携帯電話等を収納する通信機入れ15と、緊 急時の発煙筒を収納する発煙筒入れ16とを備えている。また、ウエストポーチ 3の前方には、前面部を開閉自在な前蓋17と、前蓋17の内側に設けられて地 図等を収納する透明の地図入れ18と、ウエストポーチ3の前面部に設けられた 緊急時用のアルミ製のミラー19とを備えている。また、ウエストポーチ3の上 面には、使用者の住所氏名等の個人情報を示す個人情報収納部20が設けられて いる。このように、本実施形態においては、ウエストポーチ3は従来からあるウ エストポーチに比べて容量が大きく、多くの物品を収納することができる。尚、 図2における符号Fは、保温室12を開閉自在にするファスナーであり、前蓋1 7を開閉自在にする面ファスナーである。
【0015】 本実施形態のコンビネーションバッグ1は、上記構成を備えているため、通常 はウエストポーチ3を使用者(図1においてはザック2)の前方に装着し、難所 においてはザック2の後方に装着することができる。 具体的には、通常の使用状態では、図1に示すように第1ポーチ側ベルト9を 第1ザック側ベルト4にバックルBで連結し、第2ポーチ側ベルト10を第2ザ ック側ベルト6にバックルBで連結する。これにより、ウエストポーチ3を使用 者の前方に装着することができる。このとき、ウエストポーチ3は、このように 4カ所でザック2に連結されるので、ザック2との一体感が向上し、装着時に使 用者の負担を軽減することができる。
【0016】 一方、難所においては、図3に示すように、第1ポーチ側ベルト9を第1予備 ベルト7に連結すると共に、第2ポーチ側ベルト10を第2予備ベルト8に連結 する。これにより、ウエストポーチ3をザック2の後方に装着することができる 。この場合も、ウエストポーチ3は、このように4カ所でザック2に連結される ので、ザック2と一体になる。
【0017】 また、本実施形態においては、第1ポーチ側ベルト9はウエストポーチ3から 着脱自在である。また、第2ポーチ側ベルト10を長めにしている。このため、 ウエストポーチ3からこの第1ポーチ側ベルト9を取り外し、第2ポーチ側ベル ト10を使用者の腰部で連結することにより、ウエストポーチ3を単独でも使用 可能となる。
【0018】 また、第2ザック側ベルト6に設けられているバックルBを従来からあるウエ ストポーチが装着可能なものと交換することにより、従来のウエストポーチも装 着可能となる。これにより、使用者は目的に応じていろいろな使用方法を選択す ることができる。
【0019】 尚、上記実施形態においては、第1ザック側ベルト4をザック2のショルダー ベルト(図示せず)の近傍に設けているが、これに限らず、ショルダーベルトの 表面に設けてもよい。同様に、第1ポーチ側ベルト9をウエストベルト5の表面 に設けているが、これに限らずザック2のウエストベルト5の近傍に設けてもよ い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ザックの前方にウエストポーチを装着した状態
を示す説明図。
【図2】ウエストポーチを示す説明図。
【図3】ザックの後方にウエストポーチを装着した状態
を示す説明図。
【符号の説明】
1…コンビネーションバッグ、2…ザック、3…ウエス
トポーチ、4…第1ザック側ベルト、5…ウエストベル
ト、6…第2ザック側ベルト、7…第1予備ベルト、8
…第2予備ベルト、9…第1ポーチ側ベルト、10…第
2ポーチ側ベルト。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ザックとウエストポーチとを備えたコンビ
    ネーションバッグであって、 前記ザックは、使用者の肩に掛けるためのショルダーベ
    ルト又はその近傍から前方に延設される一対の第1ザッ
    ク側ベルトと、使用者の胴部に巻き付けるためのウエス
    トベルト又はその近傍から前方に延設される一対の第2
    ザック側ベルトと、前記ザックの上端部近傍から後方に
    延設される一対の第1予備ベルトと、前記第1予備ベル
    トの下方から後方に延設される一対の第2予備ベルトと
    を備え、前記ウエストポーチは、前記第1ザック側ベル
    ト又は前記第1予備ベルトに着脱自在の第1ポーチ側ベ
    ルトと、前記第2ザック側ベルト又は前記第2予備ベル
    トに着脱自在の第2ポーチ側ベルトとを備え、 前記第1ポーチ側ベルトを前記第1ザック側ベルトに装
    着すると共に前記第2ポーチ側ベルトを前記第2ザック
    側ベルトに装着することで前記ウエストポーチを使用者
    の前方に装着可能とし、 前記第1ポーチ側ベルトを前記第1予備ベルトに装着す
    ると共に前記第1ポーチ側ベルトを前記第2予備ベルト
    に装着することで前記ウエストポーチを前記ザックの後
    方に装着可能としたことを特徴とするコンビネーション
    バッグ。
  2. 【請求項2】前記ウエストポーチは、少なくとも大型の
    小物入れと、保温室と、使用者が見ることができる位置
    に装着された方位計及び温度計とを備えていることを特
    徴とする請求項1に記載のコンビネーションバッグ。
  3. 【請求項3】前記第1ポーチ側ベルトを前記ウエストポ
    ーチから着脱自在に形成し、前記第2ポーチ側ベルト同
    士を連結可能とすることによって前記ウエストポーチ単
    体で使用可能としたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載のコンビネーションバッグ。
  4. 【請求項4】前記第2ザック側ベルトを従来のウエスト
    ポーチも着脱自在としたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のコンビネーションバッグ。
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