JPH07299796A - 加熱式カッター刃先清掃装置 - Google Patents

加熱式カッター刃先清掃装置

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JPH07299796A
JPH07299796A JP11964094A JP11964094A JPH07299796A JP H07299796 A JPH07299796 A JP H07299796A JP 11964094 A JP11964094 A JP 11964094A JP 11964094 A JP11964094 A JP 11964094A JP H07299796 A JPH07299796 A JP H07299796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
cleaning device
heat
heating type
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP11964094A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyoshi Iwase
文良 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 加熱式カッターより一旦除去された異物が再
び加熱式カッターに付着したり清掃装置周辺に飛散した
りすることのないヒートカッティングプロッタにおける
加熱式カッター刃先清掃装置を提供する。 【構成】 ヒートカッティングプロッタの作図面の近傍
に収容部を設け、その上面の縁部に沿ってスライド自在
な状態で加熱式カッター刃先挿入穴を有するスライド板
を設けるとともに、上記収容部上面における挿入穴以外
の部分を閉塞し、その収容部に鉛によって構成された粒
状体を充填させたという構成をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒートカッティングプ
ロッタ等において、加熱式カッターの刃先に付いた汚れ
を除去するための加熱式カッター刃先清掃装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ制御に基づいて、
カッティングシートを所望の文字や図形に切断手段を用
いて切断するカッティングプロッタが広く用いられてい
る。このようなカッティングプロッタの中に、切断手段
として加熱式カッターを用い、その熱によりカッティン
グシートを溶断する図5に示したようなヒートカッティ
ングプロッタがある。
【0003】図に示されるように、このヒートカッティ
ングプロッタ1は、切断手段であるヒートカッター2を
XY方向に移動させることができるようになっており、
このヒートカッター2を加熱した状態で移動させること
により、カッティングシート6に所望の形状をカッティ
ングすることができるようになっている。このようなヒ
ートカッティングプロッタ1にあっては、カッティング
作業を行う際、ヒートカッター2の先端部に溶けたカッ
ティングシート6が付着することが多く、その付着した
異物によってカッティングの精度が悪くなるということ
が生じる。
【0004】このため、このカッティングプロッタ1に
はヒートカッター2の先端部に付着した異物を除去させ
る装置として、ブラシ等で構成された清掃装置3がカッ
ティングシート6を載置する載置板4の外枠5上に着脱
可能な状態で取付けられている。そして、カッティング
作業の際に、定期的に上記ヒートカッター2を清掃装置
3の上方に移動させてヒートカッター2の先端部を清掃
装置3に接触させることにより、ヒートカッター2の清
掃を行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような清掃装置3では、ヒートカッター2から除去さ
れた異物は、その殆どが清掃装置3におけるブラシの先
端側に付着するかまたは、清掃装置3の周囲に飛散して
しまう。その結果、ブラシの先端側に付着した異物は次
回のヒートカッター2の清掃作業の妨げとなるととも
に、ヒートカッター2に再付着するという問題を生じる
ことがある。また、清掃装置3の周囲に飛散した異物
は、カッティング作業の妨げとなったり、カッティング
シート6を汚してしまうといった問題を生じさせる。さ
らに、上記清掃装置3では清掃作業が繰り返される度に
上記ブラシの先端が広がったり倒れてしまうなどして清
掃効果の低減が著しくなり、このため、このような破損
したブラシの修正や交換が必要となり、その作業が煩雑
になるという問題点が指摘されていた。
【0006】本発明は上記のような事情に鑑みなされた
もので、一旦除去された異物がヒートカッターに再付着
したり清掃装置周辺に飛散したりすることのないヒート
カッティングプロッタにおける加熱式カッター刃先清掃
装置の提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明は、作図面上に載置されたシートに刃先を接触
させた状態で加熱式カッターを移動させることにより、
シートを所望の形状に切断する加熱式切断装置に使用さ
れる加熱式カッターの刃先清掃装置であって、上記作図
面の近傍に収容部を設け、その上面の縁部に沿ってスラ
イド自在な状態で、加熱式カッターの刃先挿入穴を有す
るスライド板を設けるとともに、上記収容部上面におけ
る挿入穴以外の部分を閉塞し、その収容部に鉛によって
構成された粒状体を充填させたという構成をとる。
【0008】
【作用】すなわち、この発明による加熱式カッター刃先
清掃装置では、加熱式カッターの刃先に付着した異物を
除去する清掃装置として、上面が開放された収容部に耐
熱性の粒状体を充填して構成している。したがって、使
用の際には、加熱式カッターの刃先を収容部内の粒状体
に接触させ、その状態で加熱式カッターを移動させるこ
とにより付着している異物を刃先から除去することがで
きる。この場合、加熱式カッターから除去された異物は
粒状体の表面に付着するかまたは、収容部の底部側に溜
まっていく。そして、異物の除去の際の加熱式カッター
の移動によって粒状体は、攪拌され異物は万遍なく収容
部全体に広がっていき、従来例のように清掃装置の一部
が局部的に汚れてしまうといったことがない。その結
果、清掃装置の寿命が長くなり、メンテナンスのための
煩雑な作業が大幅に減少できる。また、粒状体はブラシ
のような弾性を有していないため、除去された異物が清
掃装置の周囲に飛散してカッティングシートを汚してし
まうといった問題も生じない。さらに、収容部の上面に
刃先挿入穴を有するスライド板をスライド自在に設ける
ことにより、収容部内の粒状体が外部に散乱することを
防止できる。次に、実施例に基づいて、この発明による
加熱式カッター刃先清掃装置を詳しく説明する。
【0009】
【実施例】図1はこの発明に係る加熱式カッター刃先清
掃装置を具備したヒートカッティングプロッタ9を示し
ている。このヒートカッティングプロッタ9は、カッテ
ィングシート6を載置する載置板10と、切断手段であ
るヒートカッター12を上下移動可能な状態で保持し且
つXY方向に移動させる案内機構7と、上記案内機構7
およびヒートカッター12の筆圧や温度等の操作を行う
ための操作パネル8と、ヒートカッター12の刃先に付
着した異物を除去させる清掃装置15等を有して構成さ
れている。
【0010】この上記清掃装置15は、上記ヒートカッ
ティングプロッタ9の外枠11の上面に設けられた嵌合
穴に着脱自在に嵌合されており、図2および図3に示さ
れるようになっている。
【0011】これらの図において、18は、上記清掃装
置15の外枠を形成している箱状の枠体であり、その上
面中央部と一端面下部が開放された形状となっている。
そして、この枠体18の内部上方には、上記枠体18の
長手方向の縁部に沿ってスライド溝18aが設けられて
おり、その下方に格納部18bが設けられている。
【0012】16は、その中央部にヒートカッター12
の刃先部分を挿通させることのできる挿入穴17が穿設
されたスライド板であり、その両縁部をスライド溝18
aにスライド係合させることにより上面中央部を上方に
露出させた状態で枠体18に取り付けられている。19
は、上面が開放された箱形のケースであり、枠体18内
に形成される格納部18b内に格納することができ、枠
体18の一端面に設けられた開口18cから出し入れ自
在になっている。そして、このケース19内にはヒート
カッター12の刃先を清掃するための粒状の鉛玉20が
充填されている。19aは、このケース19の一端面に
設けられた凹部であり、ケース19を枠体18から引き
出す際に、その上部に設けられた突出部19bに指を当
て引っ張るようになっている。
【0013】この構成において、上記清掃装置15を備
えたヒートカッティングプロッタ9は、カッティング作
業中に一定時間が経過すると、一旦カッティング作業を
中断し、案内機構7を移動させることによってヒートカ
ッター12を清掃装置15の中央部上方に位置させ、さ
らにヒートカッター12を下方に移動させた後、前後に
往復移動するように設定されている。このため、上記の
ようにヒートカッター12を清掃装置15の上方から下
方に移動させた際に上記ヒートカッター12の先端は、
清掃装置15のスライド板16に設けられている挿入穴
17に挿通し、さらにケース19内の鉛玉20の中に入
っていく。この場合、上記枠体18の内部は上記ヒート
カッター12が上記挿入穴17に挿通することによって
封止された状態となる。
【0014】次にこの状態で、上記ヒートカッター12
がスライド板16のスライド可能な範囲内で往復移動す
ると、上記ヒートカッター12の先端は、鉛玉20に接
触し擦られることによって、付着している異物が除去さ
れる。また、この場合、鉛玉20はヒートカッター12
の往復移動によって、かき回されるためヒートカッター
12との接触点が同一部分にならず、鉛玉20への異物
の付着が分散されるとともに、万遍なく全体に広がって
いきヒートカッター12への異物の再付着も防止され
る。また、鉛玉20同士が接触することによって鉛玉2
0に付着した異物も鉛玉20から離れてケース19の底
部に留まるようになる(自浄効果)。したがって、良好
な清掃効果が長く持続するようになる。
【0015】また、ヒートカッター12の往復移動にと
もなって、スライド板16がスライド溝18aに沿って
スライド移動するため、枠体18の内部は常に封止状態
が保たれ、鉛玉20またはヒートカッター12より除去
された異物等が枠体18の内部より外に散乱しないよう
にされている。なお、上述したようなヒートカッター1
2の刃先を清掃装置15に下降させた際に、ヒートカッ
ター12の刃先とスライド板16の挿入穴17とが位置
的にズレを生じていた場合であっても、ヒートカッター
12の刃先はスライド板16の上面に当接した状態で、
次にヒートカッター12を往復移動させることによっ
て、必ず挿入穴17に挿通されるようになっている。
【0016】そして、上記ヒートカッター12の往復移
動を所定の回数行うことによって清掃作業が終了した際
には、上記案内機構7によってヒートカッター12を上
方に移動させ、中断しているカッティング作業位置にヒ
ートカッター12を復帰させてカッティング作業を再開
する。
【0017】また、清掃作業を繰り返し行うことにより
清掃効果が低下してきた際には、清掃装置15をヒート
カッティングプロッタ9より外し、ケース19を枠体1
8より引き出すことによって、ケース19の中に溜まっ
ている異物を取り除くとともに、必要に応じて鉛玉20
を交換し清掃効果を復活させることができる。
【0018】このように、この清掃装置15によれば、
粒状をした多数の鉛玉20を使用してヒートカッター1
2の清掃作業を行うため、一旦除去された異物が再びヒ
ートカッター12へ付着させるのを防止するとともに鉛
玉20への付着も防止されることで清掃効果を長く維持
することができ、また清掃作業がヒートカッター12に
よって封止された清掃装置15の内部で行われるため、
鉛玉20や除去した異物が清掃装置15の外部に散乱す
ることがなく、カッティング作業の妨げにもならない。
【0019】なお、上記実施例においては、枠体18や
スライド板16を使用した清掃装置15を示している
が、これに限らず図4に示すようなケース21だけで構
成されているものでもよい。この場合、ケース21の中
に挿入されたヒートカッター12の移動パターンは前後
方向への往復移動に限定するものではなく、ケース21
内部の移動可能な範囲内であればどのようなパターンで
もよい。また、本実施例では、ケース19に充填させて
いる粒状体として鉛玉20を挙げているが、他に小石、
セラミック玉、ガラス、活性炭、金属類等、耐熱性を有
しているものであればなんでも使用することができる。
また、その形状としても球体に限定するものではなく、
貝状体、角状体、凹凸体等、粒状のものであればなんで
もよい。さらに、上記実施例では、フラットベット型ヒ
ートカッティングプロッタを採用しているが、この他、
カッティングシート6を駆動装置によって移動させてカ
ッティング作業を行うシートムーブ型ヒートカッティン
グプロッタ等であってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明による加熱式カ
ッター刃先清掃装置は構成されているため、ヒートカッ
ターより一旦除去された汚れが、再びヒートカッターに
付着することがなく、粒状体の自浄効果等によって清掃
効果が長く維持させることができる。また、汚れが加熱
式カッター刃先清掃装置の周辺に散乱することがないた
めカッティング作業の妨げにならない等の効果を有し実
用的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す加熱式カッター刃先清
掃装置を備えたヒートカッティングプロッタの斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例を示す加熱式カッター刃先清
掃装置の斜視図である。
【図3】加熱式カッター刃先清掃装置の断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、9 ヒートカッティングプロッタ 2、12 ヒートカッター 3、15 清掃装置 4 載置板 5 外枠 6 カッティングシート 16 スライド板 17 挿入穴 20 粒状体 21 収容部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作図面上に載置されたシートに刃先を接
    触させた状態で加熱式カッターを移動させることによ
    り、シートを所望の形状に切断する加熱式切断装置に使
    用される加熱式カッターの刃先清掃装置であって、上記
    作図面の近傍に上面が開放された収容部を設け、その収
    容部に耐熱性の粒状体を充填したことを特徴とする加熱
    式カッター刃先清掃装置。
  2. 【請求項2】 加熱式カッターの刃先を挿入できる挿入
    穴を有するスライド板を収容部上面の両縁に沿ってスラ
    イド自在に設けるとともに、上記収容部上面における挿
    入穴以外の部分を閉塞した請求項1に記載の加熱式カッ
    ター刃先清掃装置。
  3. 【請求項3】 粒状体が、鉛によって構成された請求項
    1または請求項2に記載の加熱式カッター刃先清掃装
    置。
JP11964094A 1994-05-09 1994-05-09 加熱式カッター刃先清掃装置 Pending JPH07299796A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11964094A JPH07299796A (ja) 1994-05-09 1994-05-09 加熱式カッター刃先清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11964094A JPH07299796A (ja) 1994-05-09 1994-05-09 加熱式カッター刃先清掃装置

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JPH07299796A true JPH07299796A (ja) 1995-11-14

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ID=14766458

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JP11964094A Pending JPH07299796A (ja) 1994-05-09 1994-05-09 加熱式カッター刃先清掃装置

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JP (1) JPH07299796A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018917A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Shima Seiki Mfg Ltd 裁断機
JP2015089596A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 株式会社島精機製作所 裁断機の裁断刃洗浄装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018917A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Shima Seiki Mfg Ltd 裁断機
JP2015089596A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 株式会社島精機製作所 裁断機の裁断刃洗浄装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040210

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02