JPH07299756A - レンズ研削砥石およびレンズ研削装置 - Google Patents

レンズ研削砥石およびレンズ研削装置

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JPH07299756A
JPH07299756A JP11425794A JP11425794A JPH07299756A JP H07299756 A JPH07299756 A JP H07299756A JP 11425794 A JP11425794 A JP 11425794A JP 11425794 A JP11425794 A JP 11425794A JP H07299756 A JPH07299756 A JP H07299756A
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JP
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grinding
lens
grindstone
grinding wheel
wheel
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JP11425794A
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Mitsuaki Takahashi
光明 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 値段が安く、かつ加工信頼性の高いレンズ研
削砥石とそれを使用した簡単な構成のレンズ研削装置を
提供する。 【構成】 レンズを研削する研削砥石3を、ダイヤモン
ド砥粒、熱軟化性結合材および気孔からなる砥石部5
と、一端に前記砥石部5が固着され他端に加工機の砥石
軸4との連結部を有するシャンク7と、シャンク7内部
に設置され前記砥石部5を加熱する加熱手段(電熱ヒー
タ6)とにより構成する。この研削砥石3と、このレン
ズ研削砥石を回転駆動自在に保持する砥石軸4と、前記
研削砥石3の加熱手段を制御して砥石部5を加熱軟化さ
せる制御部15とによりレンズ研削装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズの研削に使用す
るレンズ研削砥石とそのレンズ研削砥石を使用したレン
ズ研削装置に係り、特に粗研削と精研削のような2つの
工程を1つの砥石で加工するレンズ研削砥石とその砥石
を使ったレンズ研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記2つの工程を1つの工具で加
工する従来技術としては、特開平2−71965号公報
に開示されるものが知られている。以下、この研削研磨
用工具および研削研磨装置について図7および図8を用
いて説明する。図7および図8は、それぞれ研削研磨用
工具40の正面図およびその工具40を用いた研削研磨
装置49の側面図である。41で示すのは、被加工物で
あるワークで、図示を省略しているワーク回転軸のチャ
ック部に保持されている。ワーク41を研削研磨加工す
るための工具40は、砥石本体42と、この砥石本体4
2の加工面側(図の左側)に交互に配設された2種類
(2種類以上であれば2種類に限定されない)の研削部
43,44と、一側の種類の研削部43を砥石本体42
の軸方向に移動するための圧電素子50等より構成して
ある。
【0003】砥石本体42は、砥石軸47の軸端部のね
じ部52と螺合するねじ孔部51を有しており、このね
じ孔部51を介して砥石軸47に螺着固定してある。砥
石軸47は、図示を省略している駆動装置を介して回転
駆動自在の構成となっている。砥石本体42における加
工面側は円筒状に形設してあり、その先端部には、研削
部43,44を摺動自在にガイド支持する孔53を有す
る砥石支持部54が一体的に形設してある。孔53は、
円周上に10個(10個に限定されない)等配して形設
してあり、各孔53には台座55が貫入してある。そし
て、各台座55の先端部には、2種類の研削部43,4
4が交互に配置されるように固設してある。
【0004】研削部44は、研削部43よりも砥粒の細
かい砥石(なお、粒度は同じにしておいて、ボンド(結
合材)、例えばメタル、レジン、ビトリファイド等を変
えてもよい。また、シートやピッチでもよい)にて構成
してあり、いわゆる仕上げ用研削部に構成されている。
研削部44は、台座55、スペーサー56を介して砥石
本体42に固設してある。研削部43は荒仕上げ用研削
部で、台座55を介して、砥石本体42に固設された圧
電素子50に固設してあり、圧電素子50の変形を介し
て砥石本体42の軸方向に移動可能に構成してある。圧
電素子50からの導線57は、砥石軸47の軸心に設け
た孔58,59を通って砥石軸47の外周部に導出さ
れ、接点60、ブラシ61、導線62を介して制御部4
6に接続してある。砥石本体42と砥石軸47の連結部
は、接点63,64にて接続してある。
【0005】圧電素子50は、制御部46を介して制御
されるようになっており、制御部46を介して圧電素子
50に電圧を印加することにより、研削部43を軸方向
に移動量Δlだけ移動しうるように制御構成してある。
そして、この工具40および制御部46を装備した研削
研磨装置49にてワーク41を研削研磨加工しうるよう
に構成してある。
【0006】次に、上記構成に基づく作用について説明
する。回転しているワーク41に対して砥石40を軸方
向に移動させ、研削加工を開始する。この加工の際に
は、圧電素子50には電圧は付加されておらず、研削部
43,44の各先端部は同一面程度となっており、研削
部43,44は同時にワーク41に接触する。そして、
この場合、研削は主として荒仕上げ用の研削部43が行
う。所定位置まで切込みが進むと、制御部46から圧電
素子50に電圧が加えられる。この電圧により圧電素子
50が変形し、それに伴って研削部43がΔlだけ後退
する。すると、研削部が仕上げ用の研削部44へと変わ
り、仕上げ加工が開始される。このとき、切込み速度
は、仕上げ用に切り換えることが望ましい。仕上げ研削
の所定位置まで切込みが進むと、0研削をワーク41が
1回転以上するまで行う。次に、砥石軸47が後退し、
圧電素子50への電圧も解除され、研削加工が終了す
る。
【0007】このように、互いに対向配置したワーク軸
(図示省略)、砥石軸47に取り付けたワーク41、砥
石40を介して荒仕上げ加工、仕上げ加工ができるた
め、加工機を換えることによる加工差や軸への取り付
け、取り外し時の位置ずれ等による加工精度の低下がな
く、1台の加工機械で砥石の交換をすることなく、荒仕
上げ加工から仕上げ加工まで行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の研
削研磨用工具40および研削研磨装置49にあっては、
2種類の研削部43,44が分割配置され、それらが駆
動手段によって相対的に移動可能なように構成されてい
る。したがって、構成が非常に複雑であり、工具の値段
が高く、また工具の駆動系の故障が多く、加工の信頼性
が低いという問題があった。
【0009】請求項1〜5に係る発明は、かかる従来の
問題点に鑑みてなされたもので、値段が安く、かつ加工
信頼性の高いレンズ研削砥石とそれを使用した簡単な構
成のレンズ研削装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、レンズを研削加工するレン
ズ研削砥石において、ダイヤモンド砥粒、熱軟化性結合
材および気孔からなる研削部と、一端に前記研削部が固
着され他端に加工機の砥石軸との連結部を有するシャン
クと、シャンク内部に設置され前記研削部を加熱する加
熱手段とを有することとした。請求項2に係る発明は、
請求項1に係る発明の熱軟化性結合材を、低融点金属で
構成した。請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明
の熱軟化性結合材を、熱可塑性樹脂で構成した。請求項
4に係る発明は、請求項1から3までに係る発明の加熱
手段を、電熱ヒータまたは電磁加熱ヒータで構成した。
請求項5に係る発明は、請求項1記載のレンズ研削砥石
と、このレンズ研削砥石を回転駆動自在に保持する砥石
軸部と、前記レンズ研削砥石の加熱手段を制御して研削
部を加熱軟化させる制御部とを具備して、レンズ研削装
置を構成した。
【0011】
【作用】請求項1〜4に係る発明の作用を以下に説明す
る。レンズ研削の粗研削に続く精研削で、加熱手段によ
りレンズ研削砥石の研削部を所望の温度まで加熱する。
すると、ダイヤモンド砥粒を支持している熱軟化性接合
材が軟化し、ダイヤモンド砥粒の支持弾性が増す。した
がって、レンズに対するダイヤモンド砥粒の当たりが柔
らかくなり、また切込み深さも減少し、加工面粗さおよ
びクラック深さの小さい精研削が行われる。
【0012】請求項5に係る発明の作用を以下に説明す
る。粗研削から精研削への切換えは、制御部による加熱
手段のスイッチON/OFFのみにしたため、故障の多
い可動部がなく、レンズ研削装置が簡単な構成になる。
【0013】
【実施例1】以下、図1〜図4に基づいて本実施例を説
明する。本実施例は、本発明のレンズ研削砥石とレンズ
研削装置をレンズの球面創成に使用するカップ型砥石と
球面創成機に応用した例である。図1は球面創成機の主
要部を示した図であり、A部の拡大図を図4に示す。図
2および図3は、それぞれ球面創成研削砥石の砥石部の
構造を示した図である。
【0014】(構成)2は球面創成機のレンズ1を保持
するチャックであり、4は球面創成機の砥石軸である。
レンズ1を研削加工する研削砥石3は、砥石軸4の先端
に設けられているテーパ部に嵌合して螺着されている。
研削砥石3の先端の砥石部5は、図2および図3に示す
ように、#325のダイヤモンド砥粒21,Sn23,
気孔22(図2参照)、または#325のダイヤモンド
砥粒21,Sn23,Cu24,気孔22(図3参照)
からなっている。研削砥石3のシャンク7の上端には、
砥石部5の内側に加熱手段であるリング状の電熱ヒータ
6が固着されている。なお、電熱ヒータ6の代わりに、
電磁加熱ヒータを使用してもよい。
【0015】電熱ヒータ6は、研削砥石3に設けられた
接点17と導線16により結ばれている。18は砥石軸
4の先端に設けられた接点であり、研削砥石3側に設け
られた前記接点17と接触している。また、研削砥石3
の中心軸部には、給水孔8が形成されている。砥石軸4
の中心軸部には、前記給水孔8に連通する給水孔9が設
けられており、この給水孔9から砥石軸4の側面に開口
するように、導線孔30が設けられている。12は導線
孔30の開口を覆うように設けられたリング状の接点で
ある。給水孔9、導線孔30を通して接点18と接点1
2は、導線11により結ばれている。13は、接点12
に接触して配置されているブラシであり、導線14によ
り制御部15を結ばれている。砥石軸4の外周には、砥
石軸4を囲繞するように防水用のカバー19が設けら
れ、このカバー19はバンド20により砥石軸4の側面
に固定されている。また、砥石軸4の先端にはOリング
10が設けられており、研削液が接点17,18部に入
るのを防止している。また、図示を省略したが、導線1
1が給水孔9から接点18および12に向かって入る孔
の入口も研削液の侵入を防ぐ防水処理が施されている。
【0016】(作用)上記構成の研削砥石3を備えた球
面創成機の作用を加工手順に従って説明する。まず、チ
ャック2にてレンズ1を保持させた後、砥石軸4を1
4,000r.p.m.、チャック2を10r.p.m.でそれぞれ
回転させるとともに、給水孔9,8を通して、また図示
しない給水ノズルより研削液を供給する。次に、チャッ
ク2が設けられている図示しないワーク軸を研削砥石3
に対して前進させ、切込み速度4mm/minで切込み、粗研
削を行う。レンズ1に対して研削砥石3が0.4mm切込
まれた時点で、制御部15により電熱ヒータ6を作動さ
せ、砥石部5を150〜160℃に加熱すると同時に、
切込み速度を2mm/minに切換えて0.3mm切込む。砥石
部5を150から160℃に加熱すると、砥石部5のS
n23が軟化し、ダイヤモンド砥粒21の支持弾性が増
す。これにより、ダイヤモンド砥粒21のレンズ1に対
する当たりが柔らかくなり、また切込み深さも軽減され
るため、加工面粗さおよびクラック深さの小さい精研削
が行われる。
【0017】しかる後、スパークアウト研削を20秒間
行い、加工を終了する。加工が終了したら、ワーク軸
(図示省略)を後退させ、レンズ1を研削砥石3から離
反させると同時に、砥石軸4およびチャック2の各回転
を止め、制御部15により電熱ヒータ6の作動を止め
る。次に、チャック2より加工の終了したレンズ1を外
し、次に加工するレンズ1を保持させる。この間に、砥
石部5は、研削液によって冷やされ、元の硬さに戻され
るため、粗研削から加工を始められる。
【0018】(効果)本実施例によれば、レンズ1の球
面創成工程と精研削工程を1つの砥石で加工する球面創
成研削砥石3の低価格化を図ることができる。また、レ
ンズ1の球面創成工程と精研削工程を球面創成用の1つ
の研削砥石3で加工する球面創成機の加工信頼性を向上
することができ、その構成も簡単になる。
【0019】
【実施例2】図5および図6に基づいて本実施例を説明
する。本実施例は、本発明のレンズ研削砥石とレンズ研
削装置をレンズの精研削に使用する総型砥石と精研削機
に応用した例である。図5は、精研削機の主要部を示し
た図であり、図6は、精研削砥石の砥石部の構造を示し
た図である。
【0020】(構成)32は、精研削機の図示しない上
軸に設けられたカンザシであり、中心に通気孔32aが
設けられている。31は、下端にレンズ1を保持する凹
部を有するホルダーであり、このホルダー31の中心部
には通気孔31aが形成され、下面にはレンズ1の裏面
を支持するOリング33が設けられている。また、ホル
ダー31の上端面には、凹部が設けられており、カンザ
シ32の先端(下端)が嵌合されており、ホルダー31
はカンザシ32により回転および傾動自在に支持されて
いる。レンズ1は、前述のように裏面をOリング33に
支持されており、図示しない空圧機器により前記通気孔
32a、31aを通してホルダー31により吸引保持さ
れている。4は精研削機の砥石軸であり、3は研削砥石
である。
【0021】研削砥石3の上端には、中心に給水孔36
を有する砥石部5が設けられており、この砥石部5はリ
ング状の砥石貼付皿34に固着されている。この砥石部
5は、図6に示すように、#1500のダイヤモンド砥
粒21,気孔22,アクリルニトリル・ブタジエン・ス
チレン共重合樹脂(以下、ABSという)25(または
ポリメタクリレート)からなっている。35は、砥石中
継(シャンク)であり、下端内側に雌ねじと嵌合部が設
けられている。また、その砥石中継35の中心軸部に
は、給水孔8が形成されている。さらに、砥石中継35
の上面には、加熱手段であるリング状の電熱ヒータ6が
固着されている。なお、電熱ヒータ6の代わりに電磁加
熱ヒータを使用してもよい。
【0022】また、17は、砥石中継35側に設けられ
た接点であり、導線16により、電熱ヒータ6につなが
れている。砥石貼付皿34と砥石中継35とは、ビスに
より固定され、電熱ヒータ6の上面は、砥石部5の下面
に接触している。18は、砥石軸4の先端に設けられた
接点であり、9および30は、それぞれ砥石軸4に設け
られた給水孔と導線孔である。そして、導線孔30の加
工を覆うようにして、リング状の接点12が設けられて
いる。接点18と接点12とは、給水孔9と導線孔30
を通して設けられた導線11により結ばれている。ま
た、接点12には、これと接触してブラシ13が配置さ
れており、このブラシ13は導線14により制御部15
と結ばれている。研削砥石3は、砥石中継35の嵌合部
と雌ねじにより、砥石軸4の先端に嵌合、螺着され、接
点17と接点18とは接触されている。
【0023】砥石軸4の外周には、砥石軸4を囲繞する
ように防水用のカバー19が設けられ、このカバー19
はバンド20により砥石軸4の側面に固定されている。
また、砥石軸4の先端にはOリング10が設けられてお
り、研削液が接点17,18部に侵入するのを防止して
いる。また、図示を省略したが、導線11が給水孔9か
ら接点18および12に向かって入る孔の入口も研削液
の侵入を防ぐ防水処理が施されている。
【0024】(作用)上記構成の研削砥石3を備えた精
研削機の作用を加工手順に従って説明する。まず、ホル
ダー31にレンズ1を吸引保持させ、レンズ1の加工面
を研削砥石3の砥石部5に当接させた後、吸引を解除
し、レンズ1に荷重4kgf をかける。砥石軸4を1,5
00r.p.m.で回転および揺動させると同時に、給水孔
9,8,36を通して、また図示しない給水ノズルより
研削液を供給する。この状態で40秒間第1精研削を行
う。40秒間経た時点で、制御部15により電熱ヒータ
6を作動させ、砥石部5を60〜70℃に加熱して20
秒間第2精研削を行う。砥石部5を60〜70℃に加熱
すると、砥石部5のABS25が軟化し、ダイヤモンド
砥粒21の支持弾性が増す。これにより、ダイヤモンド
砥粒21のレンズ1に対する当たりが柔らかくなり、ま
た切込み深さも軽減されるため、加工面粗さおよびクラ
ック深さの小さい第2精研削が行われる。
【0025】第2精研削が終了したら、吸引を再開し、
ホルダー31を上昇させ、レンズ1を研削砥石3より離
反させる。これと同時に、砥石軸4の回転および揺動を
止め、制御部15により、電熱ヒータ6の作動を止め
る。次に、吸引を解除し、ホルダー31より加工の終了
したレンズ1を外し、次に加工するレンズ1を吸引保持
させる。この間に、砥石部5は、研削液によって冷やさ
れ、元の硬さに戻されるため、第1精研削から加工を始
められる。
【0026】(効果)本実施例によれば、レンズ1の球
面創成工程と精研削工程を1つの砥石で加工する球面創
成用の研削砥石3の低価格化を図ることができる。ま
た、レンズ1の球面創成工程と精研削工程を球面創成用
の1つの研削砥石3で加工する精研削機の加工信頼性を
向上することができ、その構成も簡単になる。
【0027】なお、上記実施例で示したように、本発明
において用いる熱軟化結合材は、低融点金属であるSn
またはSnとCuとの混合体が適当である。また、熱可
塑性樹脂を熱軟化結合材として用いる場合は、ABSま
たはポリメタクリレートが適当である。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4に係る発明
のレンズ研削砥石によれば、砥石の低価格化を図ること
ができ、加工信頼性も向上する。請求項5に係る発明の
レンズ研削装置によれば、低価格化および加工信頼性の
向上に加え、装置を簡単な構成にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の球面創成機の主要部を示す縦断面図
である。
【図2】同実施例1の球面創成研削砥石の砥石部の構造
を示す縦断面図である。
【図3】同実施例1の球面創成研削砥石の砥石部の構造
を示す縦断面図である。
【図4】図1におけるA部の拡大図である。
【図5】実施例2の精研削機の主要部を示す縦断面図で
ある。
【図6】同実施例2の精研削砥石の砥石部の構造を示す
縦断面図である。
【図7】従来の研削研磨用工具を示す正面図である。
【図8】従来の研削研磨装置を示す一部を破断した側面
図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 チャック 3 研削砥石 4 砥石軸 5 砥石部 6 電熱ヒータ 7 シャンク 8,9,36 給水孔 15 制御部 21 ダイヤモンド砥粒 22 気孔 23 Sn 24 Cu 25 ABS 31 ホルダー 34 砥石貼付皿 35 砥石中継
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B24D 7/00 Z 7/10 7/16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを研削加工するレンズ研削砥石に
    おいて、ダイヤモンド砥粒、熱軟化性結合材および気孔
    からなる研削部と、一端に前記研削部が固着され他端に
    加工機の砥石軸との連結部を有するシャンクと、シャン
    ク内部に設置され前記研削部を加熱する加熱手段とを有
    することを特徴とするレンズ研削砥石。
  2. 【請求項2】 前記熱軟化性結合材は、低融点金属であ
    ることを特徴とする請求項1記載のレンズ研削砥石。
  3. 【請求項3】 前記熱軟化性結合材は、熱可塑性樹脂で
    あることを特徴とする請求項1記載のレンズ研削砥石。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段は、電熱ヒータまたは電磁
    加熱ヒータであることを特徴とする請求項1から3にい
    ずれか1項記載のレンズ研削砥石。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のレンズ研削砥石と、この
    レンズ研削砥石を回転駆動自在に保持する砥石軸部と、
    前記レンズ研削砥石の加熱手段を制御して研削部を加熱
    軟化させる制御部とを有することを特徴とするレンズ研
    削装置。
JP11425794A 1994-04-29 1994-04-29 レンズ研削砥石およびレンズ研削装置 Withdrawn JPH07299756A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011171451A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Disco Corp 砥石工具による加工方法および加工装置

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JP2011171451A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Disco Corp 砥石工具による加工方法および加工装置

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