JPH07299591A - 複合半田材料の製造方法 - Google Patents

複合半田材料の製造方法

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JPH07299591A
JPH07299591A JP9657294A JP9657294A JPH07299591A JP H07299591 A JPH07299591 A JP H07299591A JP 9657294 A JP9657294 A JP 9657294A JP 9657294 A JP9657294 A JP 9657294A JP H07299591 A JPH07299591 A JP H07299591A
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solder
filler
billet
composite
wire
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JP9657294A
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Koichi Kishimoto
浩一 岸本
Tamotsu Koizumi
保 小泉
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Tanaka Denshi Kogyo KK
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Tanaka Denshi Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体実装作業中における溶断性が良好である
と共に、半導体チップを基板上に水平に固着させること
が出来、且つ半田の広がり性を良好に維持することが出
来、更にワイヤー又はテープ状に伸線,圧延加工する際
の断線トラブルを大幅に低減することが可能な複合半田
材料の製造方法を提供する。 【構成】Pb-Ag-Snからなる半田材料を用いて鋳造した半
田ビレットaの一端から設けた空洞部a1 に、冷間加工
後の複合半田材料中のフィラー含有量が0.001〜0.6 重
量%になるよう、フィラー含有半田圧延材dからプレス
加工した円形加工品eを積層充填し、空洞部a1 の入口
は半田ビレットaと同質の半田材料a2で栓をし、複合
半田ビレットa’を作製した。この複合半田ビレット
a’を150℃に加熱して押出しに供し、直径1mmの押出
材を得、更に伸線機を用いて直径0.3 mmの複合半田ワイ
ヤーを得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワートランジスタ等に
おける電子部品の接続に用いる接続材料の製造方法、詳
しくは半導体チップの基板への固着に用いる冷間加工し
てなるワイヤー又はテープ状複合半田材料の製造方法に
関する。
【0002】
【従来技術の技術とその問題点】従来から、半導体チッ
プを基板に固着する際の接続材料として、半田にフィラ
ーを混入させた複合半田が知られている。例えば、特開
平2−151389号公報には、チップ部品を回路基板
に接続する際の半田の凝集分離を防止する為に、半田に
微細導電性物質を混合した半田クリームが開示されてい
る。また特開昭63−58945号公報には、半導体チ
ップとリードフレームを接続する際の半田のクリープ寿
命,疲労寿命向上の為に、固体粒子が分散した溶融半田
を接触させた半田バンプ形成方法が開示されている。
【0003】一方、半導体チップを基板に固着する際、
フィラーを混入させない通常の合金半田をワイヤー又は
テープ状に加工して半導体実装用に供し、所定量に溶断
しながら半導体チップと基板の接続に用いている。しか
し乍らこの場合、ワイヤー又はテープの所定量をチップ
と基板の間に供給して固化させた時、チップの水平度が
悪いという欠点を有する。ここで、溶融半田の固化後の
厚みを一定に保つことによりチップの水平度を保つこと
は、その接続部分において所定の耐熱サイクル性が保持
され、半導体の発熱に伴う温度変化による半導体チップ
の剥離やそれに伴う導通不良を防ぐ点で有用である。
【0004】この対応として半導体チップと基板を接続
する際、半導体チップを水平に維持する為、半田にフィ
ラーを混入させて冷間加工を行い必要な形状寸法に仕上
げたワイヤー又はテープ状の複合半田を用いることが検
討されている。ここで、ワイヤー又はテープ状にした複
合半田を用いた半導体チップを基板に固着する方法を図
7を参照して説明する。テープ又はワイヤー状の複合半
田材料Aは、半田本体100 の先端部分を所定の送り量を
もって加熱基板B方向へ送りながら溶融せしめて非溶融
半田を引き離すことにより、適量の溶融半田101 を基板
B上に載せ該溶融半田101 中のフィラー110 の各粒子11
1 により溶融半田101 の厚みを一定に保持して、溶融半
田101 上にセットする半導体チップCを基板B上に水平
に固着させようとするものである。
【0005】本出願人は特願平4−285968号にお
いて、ワイヤー状複合半田の製造方法の一例を先に提案
した。これを図8で説明する。この方法は、周知の半田
材料を用いて所定径の筒状に成形した半田管200 の管路
201 内に粉末210 を適量入れ、その半田管200 を伸線加
工するをもって複合半田本体A’を成形すると同時に、
該半田本体A’の断面中央部分に粉末210 を充填せしめ
る方法である。この方法では伸線中に断線が多いという
欠点を有すると共に、粉末210 が均一に分散しないため
半導体チップの水平度を保つことの信頼性に欠けるとい
う欠点が生じていた。前記伸線中の断線を防止する目的
で上記粉末に代えて金属線を用いることも考えられる
が、この場合、半導体実装作業中に複合半田材料の溶断
が出来ないという欠点を有する。
【0006】特開昭63−112091号公報には、半
田粉末に10重量%のNi粉末を添加して押出しにより
ワイヤー状複合半田を作ることが開示されている。しか
し乍らこれにより得られた複合半田は、半田の広がり性
が悪いという欠点を有すると共に、半導体実装作業中の
複合半田材料の溶断性及び半導体チップの水平度を保つ
ことに不十分である。またワイヤーに伸線中、断線が多
いという欠点を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここに本発明は、下記
(1)〜(4)に記載される目的を同時に達成し得る複
合半田材料を提供することを目的とする。 (1)半導体実装作業中における複合半田材料の溶断性
が良いこと。ワイヤー又はテープ状複合半田材料を加熱
基板方向へ送りながら溶融せしめて非溶融半田を引き離
す際、フィラーが連結していると種々のトラブルが生じ
る。極端な場合には溶断が不可能となる。この為、溶断
性が良いことを目的とする。 (2)半導体実装作業中、半導体チップが基板上で水平
に固着すること。半導体チップが基板上で水平に固着す
ることは、その接続部分において所定の耐熱サイクル性
が保持され、半導体の発熱に伴う温度変化による半導体
チップの剥離やそれに伴う導通不良を防ぐ点で有用であ
る。この為、半導体チップが基板上で水平に固着するこ
とを目的とする。 (3)半田広がり性が良いこと。ワイヤー又はテープ状
複合半田材料中にフィラーを含有させると半田広がり性
が低下してくる。この時、半導体チップの必要箇所に半
田材料が供給されずトラブルが発生する。この為、半田
広がり性が良いことを目的とする。 (4)冷間加工性が良好なこと。ワイヤー又はテープ状
複合半田材料を製造するに際して、フィラーを含有して
いるため伸線又は圧延加工中に材料が切断するというト
ラブルが発生する。この為、冷間加工性が良好なことを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等が鋭意研究を
重ねた結果、フィラーを含有した複合半田ビレットを所
定の方法により作製して押出工程に供すること、及び、
複合半田材料中のフィラー含有量を所定の範囲内に設定
することにより、コンテナー内での複合半田材料の流動
効果と相俟って前述の目的(1)〜(4)を同時に達成
し得ることを知見し、本発明を完成させるに至った。こ
こに本発明は次の通りである。 (第1発明)半田材料中にフィラーを含有した複合半田
ビレットを押出加工したのち冷間加工する複合半田材料
の製造方法において、前記複合半田ビレットが、半田ビ
レットの軸方向に設けた空洞部にフィラー含有半田圧延
材の円形加工品を積層充填してなり、冷間加工した複合
半田材料中のフィラー含有量が0.001〜0.6重量
%であることを特徴とするワイヤー又はテープ状複合半
田材料の製造方法。 (第2発明)半田材料中にフィラーを含有した複合半田
ビレットを押出加工したのち冷間加工する複合半田材料
の製造方法において、前記複合半田ビレットがフィラー
含有半田圧延材の円形加工品を積層加圧してなり、冷間
加工した複合半田材料中のフィラー含有量が0.001
〜0.6重量%であることを特徴とするワイヤー又はテ
ープ状複合半田材料の製造方法。
【0009】(第3発明)半田材料中にフィラーを含有
した複合半田ビレットを押出加工したのち冷間加工する
複合半田材料の製造方法において、前記複合半田ビレッ
トが、半田ビレットの軸方向に設けた空洞部にフィラー
含有半田冷間加工材を加圧充填してなり、冷間加工した
複合半田材料中のフィラー含有量が0.001〜0.6
重量%であることを特徴とするワイヤー又はテープ状複
合半田材料の製造方法。 (第4発明)上記第3発明における空洞部へのフィラー
含有半田冷間加工材の加圧力が1kg/cm2 以上であるこ
とを特徴とする複合半田材料の製造方法。 (第5発明)半田材料中にフィラーを含有した複合半田
ビレットを押出加工したのち冷間加工する複合半田材料
の製造方法において、前記複合半田ビレットがフィラー
含有半田冷間加工材を加圧成形してなり、冷間加工した
複合半田材料中のフィラー含有量が0.001〜0.6
重量%であることを特徴とするワイヤー又はテープ状複
合半田材料の製造方法。
【0010】(第6発明)上記第3発明,第4発明,第
5発明におけるフィラー含有半田冷間加工材が、フィラ
ー含有半田圧延材を5cm2 以下に細断してなるものであ
ることを特徴とするテープ状複合半田材料の製造方法。 (第7発明)上記第3発明,第4発明,第5発明におけ
るフィラー含有半田冷間加工材が、フィラー含有半田伸
線材を5cm以下に細断してなるものであることを特徴と
するワイヤー状複合半田材料の製造方法。
【0011】
【作用】以下、本発明の更に詳細な構成とその作用につ
いて説明する。 (1)フィラー (a)ここでいうフィラーとは、使用する半田材料より
高融点(少なくとも50℃以上)のものをいう。 (b)材質の例示 金属粒子:Cu、Ni、Mo、W 酸化物:Al2 3 、TiO2 、Cr2 3 、ZrO
2 その他:炭化物、窒化物、ホウ化物、等が挙げられ
る。 尚、半田との濡れ性の点から金属粒子、酸化物が好まし
く用いられる。 (c)形状、寸法 寸法:5〜100μmのものが好ましく使用される。 形状:不定型及び球状のものが使用出来るが球状の方が
好ましい。
【0012】(2)半田 Pb−Sn、Pb−Ag−Sn等の周知の半田材料が使
用出来る。 (3)冷間加工後の複合半田材料中のフィラー含有量
は、0.001〜0.6重量%であることが必要であ
る。フィラー含有量が0.001重量%未満ではフィラ
ーの含有効果が小さく、半導体チップを基板上に固着し
たとき半導体チップの水平度が悪くなる。フィラー含有
量が0.6重量%を超えると、半田の濡れ広がり性が劣
化する。更に、複合半田材料の溶断性、半導体チップの
水平度の点でも効果が低下してくる。この理由は、フィ
ラーの分散性が悪くなりフィラー同士が連結して前記ト
ラブルを引き起こしているものと考えられる。
【0013】(4)ワイヤー又はテープ 本発明においてワイヤーとは伸線加工を施したものをい
い、断面形状が丸、六角、四角、その他異形の形状のも
のをいう。またテープとは圧延加工を施されたものをい
い、断面形状は一般的には長方形のものである。 (5)フィラー含有半田冷間加工材 本発明においてフィラー含有半田冷間加工材とは、フィ
ラーを含有した半田材がワイヤー又はテープ状に加工さ
れたものをいう。その後、適宜細断されているほうが好
ましい。より好ましくはテープ状の場合5cm2 以下であ
り、ワイヤー状の場合5cm以下である。細断しておく方
が加圧充填、加圧成形に対して好ましい。
【0014】(6)フィラー含有半田圧延材 本発明においてフィラー含有半田圧延材とは、圧延工程
を経たフィラー含有半田材料であればよい。該圧延材の
製造方法として、2枚の半田テープによってフィラーを
挟み圧延する方法や、フィラーを含有させた半田ビレッ
トをテープ状に押し出した後に圧延する方法が例示出来
る。 (7)フィラー含有半田圧延材の円形加工品 本発明においてフィラー含有半田圧延材の円形加工品と
は、前述のフィラー含有半田圧延材を円形に加工したも
のをいう。円形に加工するに際しては打抜きにより行う
ことが好ましい。
【0015】(8)フィラー含有半田伸線材 本発明においてフィラー含有半田伸線材とは、伸線工程
を経たフィラー含有半田材料であればよい。該伸線材の
製造方法として、フィラーを含有した複合半田ビレット
を押出加工に供し、該押出線材を伸線加工する方法が例
示できる。
【0016】(9)第1発明 (a)半田ビレットの軸方向にドリルにて1本以上の非
貫通穴を空ける。通常は1本で十分である。 (b)該軸穴の入口に若干の高さを残してフィラー含有
半田圧延材の円形加工品を積層充填する。未充填の高さ
は10mm程度が好ましい。 (c)未充填の入口部分にはその高さに対応した栓をす
るが、該栓は半田ビレットと同材質が好ましい。 (d)上記の様にして得られた複合半田ビレットを常法
に従って押出加工した後に伸線又は圧延加工を行い、外
径又は厚みが30〜300μmの複合半田ワイヤー又は
テープを得ることが出来る。 (e)機構の推定 半田ビレットにフィラーを含有させるに際して、フィラ
ー含有冷間加工材を用いることにより、押出工程を経て
複合半田材料中でのフィラーの分散性が特に良好になっ
ていると考えられる。ワイヤー中のフィラーの濃淡が激
しくなるとフィラーの淡い部分ではフィラー含有効果が
小さく半導体チップの水平度が悪くなり、フィラーの濃
い部分では溶断性、濡れ広がり性、冷間加工性において
トラブルの基になるものと考えられる。
【0017】(10)第2発明 (a)半田圧延材の円形加工品を積層加圧する方法とし
ては、型の中に該円形加工品を積層充填したのちプレス
で加圧することにより円柱状の複合半田ビレットを得る
ことが出来る。この時、温度は室温でも十分であるが、
該円形加工品を50〜100℃に加温すると、より強固
に接合した円柱状複合半田ビレットを得ることが出来
る。
【0018】(11)第3発明 (a)第1発明においてビレット空洞部にフィラー含有
半田圧延材の円形加工品を積層充填する方法に代えて、
フィラー含有半田冷間加工材を加圧充填する。
【0019】(12)第4発明 (a)第3発明における冷間加工材の加圧充填に際し、
加圧力を1kg/cm2 以上とする。得られた複合半田材料
が空洞のないワイヤー又はテープ状となり、本発明の目
的達成に好ましい。
【0020】(13)第5発明 (a)フィラー含有半田冷間加工材を型の中で加圧成形
して円柱状の複合半田ビレットとする。この時、温度は
室温でも十分であるが、前記冷間加工材を50〜100
℃に加温すると、より強固に接合した円柱状の複合半田
ビレットを得ることが出来る。
【0021】(14)第6、7発明 (a)第3発明、第4発明、第5発明で用いた冷間加工
材が圧延材の場合は5cm2 以下に、伸線材の場合は5cm
以下に、夫々細断する。加圧充填、加圧成形に対して好
ましい。
【0022】
【実施例】
(実施例1)まず図1-(1)に示すように、2.5重量%
Ag、5重量%Sn、残部Pbからなる半田材料を用い
て直径30mm×長さ100mmの半田ビレットaを鋳造し
た。この半田ビレットaの一端から直径10mm×長さ9
0mmの軸穴を1本、ドリルを用いて加工し空洞部a1
形成した。次に、粒径70μmのフィラー(ここではN
i粉末)b、及び、半田ビレットaと同一組成の半田テ
ープcを2枚準備し、図1-(2)又は(3) に示すようにフ
ィラーbをテープc,c間に挟みローラで圧延すること
により、図1-(4)に示すようなフィラー含有半田圧延材
dを作製した。この圧延材dから直径9.5mmの円形加
工品eをプレス加工により作製し(図1-(5))、この円
形加工品eを、冷間加工後における複合半田材料中のフ
ィラー含有量が表1記載量となるように、上記半田ビレ
ットaの空洞部a1 に積層充填し(図1-(6))、空洞部
1 の入口部分は半田ビレットaと同一組成の厚さ10
mmの半田材料a2 で栓をして図1-(7)に示す複合半田ビ
レットa’を作製した。さらに、この複合半田ビレット
a’を150℃に加熱して押出しに供し、直径1mmの押
出材を得た。更に伸線機を用いて直径0.3mmの複合半
田ワイヤーを得た。この伸線加工時の断線回数を測定す
ると共に、ここで得られた複合半田ワイヤーを用いて前
述した図7に示す手順で半導体チップを基板上に固着
し、その際の加熱による溶断の良否を判定した溶断テス
ト、チップが固化したときの水平度の良否を判定した半
導体チップの水平度テスト、複合半田の広がり性の良否
を判定した半田広がり性試験を行った。結果を表4に示
す。
【0023】(実施例2〜4/比較例11〜12)ビレ
ット空洞部a1 の径を変えて複合半田材料中のフィラー
含有量を表1記載のように調整したこと以外は実施例1
と同様にして複合半田ワイヤー得て測定に供した。その
結果を表4/表5に示す。
【0024】(実施例5〜8/比較例13〜14)上記
円形加工品eをビレット空洞部a1 に積層充填すること
に代えて、図2-(1)〜(3) に示すように、前述のフィラ
ー含有半田圧延材dを細断して5cm2 以下の小片fとし
てビレット空洞部a1 に加圧充填したこと以外は実施例
2と同様にして複合半田ワイヤーを得て測定に供した。
その結果を表4/表5に示す。
【0025】(実施例9)上記フィラー含有半田圧延材
dを細断して5cm2 以下の小片fとすることに代えて、
図3-(1)〜(4) に示すように、フィラー含有半田伸線材
gを5cm以下の小片hとして用いたこと以外は実施例6
と同様にして複合半田ワイヤー得て測定に供した。その
結果を表4に示す。
【0026】(実施例10〜13/比較例15〜16)
空洞部にフィラー含有半田圧延材の円形加工品を積層充
填して複合半田ビレットを得ることに代えて、図4-(1)
〜(2) に示すように、フィラー含有半田圧延材dの円形
加工品eを型iの中で積層加圧して直径30mm×長さ1
00mmの複合半田ビレットa’を成形したこと以外は実
施例1と同様にして複合半田ワイヤー得て測定に供し
た。その結果を表4/表5に示す。
【0027】(実施例14〜17/比較例17〜18)
空洞部にフィラー含有半田圧延材の円形加工品を積層充
填して複合半田ビレットを得ることに代えて、図5-(1)
〜(3) に示すように、フィラー含有半田圧延材dを細断
して5cm2 以下の小片fとして型iの中で加圧成形して
直径30mm×長さ100mmの複合半田ビレットa’を成
形したこと以外は実施例2と同様にして複合半田ワイヤ
ーを得て測定に供した。その結果を表4/表5に示す。
【0028】(実施例18)フィラー含有半田圧延材d
を細断した小片fを用いることに代えて、図6-(1)〜
(3) に示すように、フィラー含有半田伸線材gを5cm以
下の小片hとして用いたこと以外は実施例15と同様に
して複合半田ワイヤー得て測定に供した。その結果を表
4に示す。
【0029】(実施例19)実施例15と同様にして複
合半田ビレットa’を作製した後、厚さ1.0mm×幅2
0mmの押出材を得、さらに押出圧延により厚さ0.3mm
×幅20mmのテープを得たこと以外は実施例15と同様
にして複合半田テープを得て測定に供した。その結果を
表4に示す。
【0030】(実施例20〜22)フィラーとしてNi
粉末に代えて表1,表2に示す材質を用いたこと以外は
実施例15と同様にして複合半田ワイヤー得て測定に供
した。その結果を表4に示す。
【0031】(実施例23)ビレット空洞部a1 の径を
変えると共に円形加工品eの大きさを表2中に記載のよ
うに変えたこと以外は実施例2と同様にして複合半田ワ
イヤー得て測定に供した。その結果を表4に示す。
【0032】(実施例24)フィラー含有半田圧延材d
を細断して表2中に記載した寸法の小片としたこと以外
は実施例6と同様にして複合半田ワイヤーを得て測定に
供した。その結果を表4に示す。
【0033】(実施例25)円形加工品eの大きさを表
2中に記載のように変えたこと以外は実施例11と同様
にして複合半田ワイヤーを得て測定に供した。その結果
を表4に示す。
【0034】(実施例26)フィラー含有半田圧延材d
を細断して表2中に記載した寸法の小片としたこと以外
は実施例15と同様にして複合半田ワイヤーを得て測定
に供した。その結果を表4に示す。
【0035】(実施例27)フィラー含有半田伸線材g
を細断して表2中に記載した寸法の小片としたこと以外
は実施例26と同様にして複合半田ワイヤーを得て測定
に供した。その結果を表4に示す。
【0036】(実施例28〜29)前述の小片fをビレ
ット空洞部a1 へ充填する際の加圧力を表2中に記載の
ようにしたこと以外は実施例6と同様にして複合半田ワ
イヤーを得て測定に供した。その結果を表4に示す。
【0037】(比較例1)半田ビレットaに代えて所定
内径を有し外径30mm×長さ500mmの半田管を用いた
こと、空洞部への充填材料としてNi粉末をフィラー含
有量が表*記載量になるよう加圧して充填したこと、押
出加工に代えてドローベンチで直径1mm迄加工したこと
以外は実施例1と同様にしてワイヤー状複合半田材料を
得て測定に供した。その結果を表5に示す。
【0038】(比較例2)半田管への充填材料としてN
i粉末に代えてNi粉末と半田粉の混合粉末を1:1の
重量比で用いたこと以外は比較例1と同様にしてワイヤ
ー状複合半田材料を得て測定に供した。その結果を表5
に示す。
【0039】(比較例3)充填粉末に代えて金属線を用
いたこと以外は比較例1と同様にしてワイヤー状複合半
田材料を得て測定に供した。その結果を表5に示す。
【0040】(比較例4)ビレット空洞部に円形加工品
を充填することに代えて空洞部のない半田ビレットを用
いること以外は実施例1と同様にしてワイヤー状複合半
田材料を得て測定に供した。その結果を表5に示す。
【0041】(比較例5〜6)ビレット空洞部に円形加
工品を充填することに代えて該空洞部にNi粉末のみを
加圧して充填したこと以外は実施例2と同様にしてワイ
ヤー状複合半田材料を得て測定に供した。その結果を表
5に示す。
【0042】(比較例7〜8)ビレット空洞部にNi粉
末のみを加圧して充填したことに代えてNi粉末と半田
粉末の混合粉末を1:1の重量比で加圧して充填したこ
と以外は実施例2と同様にしてワイヤー状複合半田材料
を得た。その結果を表5に示す。
【0043】(比較例9〜10)Ni含有半田冷間加工
材を加圧成形して複合半田ビレットを作製する方法に代
えて、Ni粉末と半田粉末の混合粉末を1:1の重量比
で加圧成形して複合半田ビレットを作製すること以外は
実施例15と同様にしてワイヤー状複合半田材料を得
た。その結果を表5に示す。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】
【表5】
【0049】測定方法は以下の通りである。 [冷間加工性]ワイヤーの場合、直径1mmから0.3mm
迄に伸線加工する際の重量1Kg当りの断線回数を示す。
テープの場合、圧延に際して特段の不都合が生じない場
合、良好と評価した。
【0050】[溶断性]370℃に加熱した銅製リード
フレームに、ワイヤー又はテープを押し付けた後引上げ
操作を行い溶融部を残す方法でワイヤー又はテープを1
0カ所溶断し、溶断の可否を調べ、以下のように評価し
た。 ○:全て溶断性良好なもの △:1カ所でもフィラーが連結し半田から露出して溶断
されたもの ×:1カ所でも溶断不可能なもの
【0051】[半導体チップの水平度テスト]複合半田
ワイヤー又はテープを所定長さに溶断した後、銅製リー
ドフレームと一定寸法の半導体チップを図7の通り接合
した。固化した後、工具顕微鏡を用いて水平に対する半
導体チップの傾き量を水平度として10個測定し、以下
のように評価した。 ◎:全て傾き量が0.1mm未満のもの ○:全て傾き量が0.2mm未満のもの ×:1個でも傾き量が0.5mm以上のもの △:水平度が○と×の中間のもの
【0052】[半田広がり性]370℃に加熱した銅製
リードフレームにワイヤー又はテープを押し付け、送り
量を3mmとした時の半田広がり面積を10個測定し、以
下のように評価した。 ○:全て30mm2 以上のもの ×:1個でも20mm2 以下のものがあるとき △:○と×の中間のもの
【0053】表1〜5から明らかなように、冷間加工後
の複合材料中のフィラー含有量が0.001〜0.6重
量%であって、(イ)半田ビレットの空洞部にフィラー
含有半田圧延材の円形加工品を積層充填した複合半田ビ
レットを冷間加工してなる第1発明の実施例1〜4,2
3、(ロ)フィラー含有半田圧延材の円形加工品を積層
加圧した複合半田ビレットを冷間加工してなる第2発明
の実施例10〜13,25、(ハ)半田ビレットの空洞
部にフィラー含有半田冷間加工材を加圧充填した複合半
田ビレットを冷間加工してなる第3発明の実施例5〜
9,24,28〜29,(ニ)フィラー含有半田冷間加
工材を加圧成形した複合半田ビレットを冷間加工してな
る第5発明の実施例14〜22,26〜27は何れも、
半導体実装作業中における溶断性が全て良好、半導体チ
ップの傾き量が0.2mm未満、半田広がり性が全て30
mm2 以上であると共に、冷間加工時のワイヤー断線回数
も1回以下と良好であることが判る。
【0054】また上記夫々の実施例において、冷間加工
後の複合材料中のフィラー含有量が0.02〜0.1重
量%である実施例2〜3,6〜7,9,11〜12,1
5〜16,18〜29は、半導体チップの傾き量が全て
0.1mm未満であり、半導体チップの水平度の点でより
良好であることがわかる。
【0055】また、上記第3発明,第4発明,第5発明
におけるフィラー含有半田冷間加工材の寸法が5cm2
下又は5cm以下の小片である第6発明,第7発明の実施
例5〜9,14〜22は、同寸法が10〜103 cm2
ある実施例24,26〜27に比べ、冷間加工時のワイ
ヤー断線回数が0回であり冷間加工性の点でより良好で
あることが判る。
【0056】また、上記第3発明におけるフィラー含有
半田冷間加工材の加圧力が1kg/cm 2 以上である第4発
明の実施例5〜9,29は、同加圧力が1kg/cm2 未満
である実施例28に比べ、冷間加工時のワイヤー断線回
数が0回であり冷間加工性の点でより良好であることが
判る。
【0057】また、上記第1発明,第2発明においてフ
ィラー含有冷間加工材(この場合、円形加工品)の寸法
が5cm2 以下である実施例1〜4,10〜13は、同寸
法が10〜103 cm2 である実施例23,25に比べ、
冷間加工時のワイヤー断線回数が0回であり冷間加工性
の点でより良好であることが判る。
【0058】これに対し、複合材料中のフィラー含有量
が本発明の範囲内(0.001〜0.6重量%)であっ
ても、押出加工を行わない比較例1〜2においては、半
導体実装作業中における溶断性に劣り、半導体チップの
傾き量が0.5mm以上、半田広がり性が20〜30mm2
であると共に、冷間加工時のワイヤー断線回数も6回以
上であることが判る。
【0059】フィラーに代えて金属線を充填した比較例
3にあっては冷間加工性には優れるものの実装作業中の
溶断が不可能であり、フィラーを含有しない比較例4に
あっては実装作業中の溶断性,半田広がり性,冷間加工
性には優れるものの半導体チップの傾き量が0.5mm以
上であり、夫々使用に供し得ないことが判る。
【0060】また、半田材料中にフィラーを含有した複
合半田ビレットを押出加工したのち冷間加工する比較例
5〜18では、冷間加工後の複合材料中のフィラー含有
量が0.001重量%未満である比較例5,7,9,1
1,13,15,17にあっては実装作業中の溶断性,
半田広がり性,冷間加工性には優れるものの、半導体チ
ップの水平度に劣り、他方、冷間加工後の複合材料中の
フィラー含有量が0.6重量%を越える比較例6,8,
10,12,14,16,18にあっては実装作業中の
溶断性,半導体チップの水平度,半田広がり性,冷間加
工性の全ての点に劣り、夫々使用に供し得ないことが判
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半田材料
中にフィラーを含有した複合半田ビレットを押出加工し
たのち冷間加工する複合半田材料の製造方法において、
冷間加工した複合材料中のフィラー含有量が0.001
〜0.6重量%となるよう、所定の方法によって複合半
田ビレットを成形し、得られた複合半田ビレットを押出
加工したのち冷間加工によりワイヤー状又はテープ状に
作製するものとしたので、得られた複合半田ワイヤー又
はテープ中にフィラーを均一に分散して含有させること
ができる。よって、半導体実装作業中における複合半田
材料の溶断性が良好であると共に半導体チップを基板上
に水平に固着させることが出来、且つ半田の広がり性を
良好に維持することが出来、更にワイヤー状に伸線加工
する際又はテープ状に圧延加工する際の断線トラブルを
大幅に低減することが可能となった。従って、電子部品
の接合や半導体チップの基板への固着に用いるに極めて
有用なワイヤー又はテープ状複合半田材料を効率よく製
造し得る方法として好適に利用出来る。
【0062】また請求項4に係る発明の如く、半田ビレ
ットの空洞部にフィラー含有半田冷間加工材を加圧充填
すると共にその加圧力を1kg/cm2 以上として複合半田
ビレットを作製した場合は、同加圧力が1kg/cm2 未満
である場合に比べ、冷間加工性の点でより良好である。
【0063】また請求項6又は請求項7に係る発明の如
く、複合半田ビレットの作製に際し、半田ビレットの空
洞部にフィラー含有半田冷間加工材を加圧充填する、若
しくは、フィラー含有半田冷間加工材を加圧成形して複
合半田ビレットを作製する場合において、フィラー含有
半田冷間加工材を、フィラー含有半田圧延材を5cm2
下に細断してなるものとする、若しくはフィラー含有半
田伸線材を5cm以下に細断してなるものとした場合は、
同寸法が5cm2 又は5cmを越えるものである場合に比
べ、冷間加工性の点でより良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法における複合半田ビレット成
形の一例を示す簡略図。
【図2】本発明の製造方法における複合半田ビレット成
形の他例を示す簡略図。
【図3】本発明の製造方法における複合半田ビレット成
形の他例を示す簡略図。
【図4】本発明の製造方法における複合半田ビレット成
形の他例を示す簡略図。
【図5】本発明の製造方法における複合半田ビレット成
形の他例を示す簡略図。
【図6】本発明の製造方法における複合半田ビレット成
形の他例を示す簡略図。
【図7】複合半田材料を用いて半導体チップを基板に固
着する手順を示す簡略図。
【図8】従来の複合半田材料を示す拡大斜視図。
【符号の説明】
a:半田ビレット a1 :空洞部 a’:複合半田ビレット b:フィラー c:半田テープ d:フィラー含有半田圧延材 e:円形加工品 f:フィラー含有半田圧延材を細断した小片 g:フィラー含有半田伸線材 h:フィラー含有半田伸線材を細断した小片 A:ワイヤー状の複合半田材料 B:基板 C:半導体チップ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半田材料中にフィラーを含有した複合半
    田ビレットを押出加工したのち冷間加工する複合半田材
    料の製造方法において、前記複合半田ビレットが、半田
    ビレットの軸方向に設けた空洞部にフィラー含有半田圧
    延材の円形加工品を積層充填してなり、冷間加工した複
    合半田材料中のフィラー含有量が0.001〜0.6重
    量%であることを特徴とするワイヤー又はテープ状複合
    半田材料の製造方法。
  2. 【請求項2】 半田材料中にフィラーを含有した複合半
    田ビレットを押出加工したのち冷間加工する複合半田材
    料の製造方法において、前記複合半田ビレットがフィラ
    ー含有半田圧延材の円形加工品を積層加圧してなり、冷
    間加工した複合半田材料中のフィラー含有量が0.00
    1〜0.6重量%であることを特徴とするワイヤー又は
    テープ状複合半田材料の製造方法。
  3. 【請求項3】 半田材料中にフィラーを含有した複合半
    田ビレットを押出加工したのち冷間加工する複合半田材
    料の製造方法において、前記複合半田ビレットが、半田
    ビレットの軸方向に設けた空洞部にフィラー含有半田冷
    間加工材を加圧充填してなり、冷間加工した複合半田材
    料中のフィラー含有量が0.001〜0.6重量%であ
    ることを特徴とするワイヤー又はテープ状複合半田材料
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記空洞部におけるフィラー含有半田冷
    間加工材の加圧力が1kg/cm2 以上であることを特徴と
    する請求項3記載の複合半田材料の製造方法。
  5. 【請求項5】 半田材料中にフィラーを含有した複合半
    田ビレットを押出加工したのち冷間加工する複合半田材
    料の製造方法において、前記複合半田ビレットがフィラ
    ー含有半田冷間加工材を加圧成形してなり、冷間加工し
    た複合半田材料中のフィラー含有量が0.001〜0.
    6重量%であることを特徴とするワイヤー又はテープ状
    複合半田材料の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記フィラー含有半田冷間加工材が、フ
    ィラー含有半田圧延材を細断して5cm2 以下のものであ
    ることを特徴とする請求項3又は請求項4又は請求項5
    記載のテープ状複合半田材料の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記フィラー含有半田冷間加工材が、フ
    ィラー含有半田伸線材を細断して5cm以下のものである
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4又は請求項5記
    載のワイヤー状複合半田材料の製造方法。
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