JPH0729917Y2 - レベル調節可能な支持装置 - Google Patents
レベル調節可能な支持装置Info
- Publication number
- JPH0729917Y2 JPH0729917Y2 JP9111092U JP9111092U JPH0729917Y2 JP H0729917 Y2 JPH0729917 Y2 JP H0729917Y2 JP 9111092 U JP9111092 U JP 9111092U JP 9111092 U JP9111092 U JP 9111092U JP H0729917 Y2 JPH0729917 Y2 JP H0729917Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support plate
- adjusting screw
- screw
- wash deck
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はレベル調節可能な支持装
置、特に洗面甲板等を水平に支持するためのブラケット
に関するものである。
置、特に洗面甲板等を水平に支持するためのブラケット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5,図6は従来の洗面甲板支持用のブ
ラケットを示し、1は洗面甲板,2はその支持用のL字
状ブラケット本体、2aはその垂直部分、2bは水平部
分、2cはそのステー、3は上記ブラケット本体2の垂
直部分2aを固定する壁、4は上記ブラケット本体2の
水平部分2bの複数個所に垂直方向に進退自在に螺合し
た調節ねじ、5はこの調節ねじ4の頭部に固定した支持
板、6は上記ねじ4を遊嵌する貫通孔7を有し、上記洗
面甲板1に固定ねじ8によって固定される固定板であ
る。
ラケットを示し、1は洗面甲板,2はその支持用のL字
状ブラケット本体、2aはその垂直部分、2bは水平部
分、2cはそのステー、3は上記ブラケット本体2の垂
直部分2aを固定する壁、4は上記ブラケット本体2の
水平部分2bの複数個所に垂直方向に進退自在に螺合し
た調節ねじ、5はこの調節ねじ4の頭部に固定した支持
板、6は上記ねじ4を遊嵌する貫通孔7を有し、上記洗
面甲板1に固定ねじ8によって固定される固定板であ
る。
【0003】このような従来のブラケットにおいては、
上記複数の調節ねじ4を回してその頭部に固定した支持
板5を洗面甲板1の下面に対接し、水平レベルを維持せ
しめた後、ねじ8を上記洗面甲板1の下面にねじ込むこ
とによって上記固定板6を上記洗面甲板1に固定し、上
記支持板5から上記洗面甲板1が横方向及び上下方向に
づれることがないようにしている。
上記複数の調節ねじ4を回してその頭部に固定した支持
板5を洗面甲板1の下面に対接し、水平レベルを維持せ
しめた後、ねじ8を上記洗面甲板1の下面にねじ込むこ
とによって上記固定板6を上記洗面甲板1に固定し、上
記支持板5から上記洗面甲板1が横方向及び上下方向に
づれることがないようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、このよう
な従来のブラケットではブラケット本体2の垂直部分2
aが壁3に沿って垂直に取り付けられておらず斜めに取
り付けられている場合や、壁3そのものが垂直でない場
合、上記調節ねじ4を調節して洗面甲板1を水平に支持
した場合、図7に示すように上記支持板5が水平面に対
して傾斜するため、その上面全体ではなくその一部のみ
が洗面甲板1の下面に接することになってガタを生ずる
欠点があった。
な従来のブラケットではブラケット本体2の垂直部分2
aが壁3に沿って垂直に取り付けられておらず斜めに取
り付けられている場合や、壁3そのものが垂直でない場
合、上記調節ねじ4を調節して洗面甲板1を水平に支持
した場合、図7に示すように上記支持板5が水平面に対
して傾斜するため、その上面全体ではなくその一部のみ
が洗面甲板1の下面に接することになってガタを生ずる
欠点があった。
【0005】また、洗面甲板1の支持が面ではなく、線
でなされるようになるため支持板5に対し、洗面甲板1
が横方向にづれるおそれがあり、これを防ぐため上記固
定板6をねじ8によって洗面甲板1に固定する必要があ
った。
でなされるようになるため支持板5に対し、洗面甲板1
が横方向にづれるおそれがあり、これを防ぐため上記固
定板6をねじ8によって洗面甲板1に固定する必要があ
った。
【0006】本考案は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のレベル調節可能
な支持装置は水平部分を有するブラケット本体と、この
水平部分にその複数個所で垂直方向に進退自在に螺合し
た調節ねじと、この調節ねじの頭部に係合した支持板と
より成り、上記支持板は上記調節ねじの軸に対して傾動
自在であることを特徴とする。
な支持装置は水平部分を有するブラケット本体と、この
水平部分にその複数個所で垂直方向に進退自在に螺合し
た調節ねじと、この調節ねじの頭部に係合した支持板と
より成り、上記支持板は上記調節ねじの軸に対して傾動
自在であることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下図面によって本考案の実施例を説明す
る。
る。
【0009】本考案においては、図1,図2に示すよう
に例えば直径10mmの調節ねじ4の頭部に例えば直径
6mmの小径部4aを設けると共に、上記支持板5を、
上記調節ねじ4の小径部4aに嵌合するこれより若干大
径の、例えば直径7mmの孔をその中心に有する下方に
くぼむ湾曲部5aと、この湾曲部5aの外端に連なる水
平部5bとにより形成し、上記支持板5の中心孔を上記
調節ねじ4の小径部4aに嵌合した後この小径部4aの
端面に固定ねじ9を螺合して上記支持板5を上記調節ね
じ4の小径部4aによって図1の鎖線で示すように傾動
自在に支持できるようにする。なお、上記支持板5を上
記調節ねじ4の軸線に対し傾動自在ならしめるため、上
記小径部4aの長さは上記支持板5の厚さより、例えば
0.5mm長くする。
に例えば直径10mmの調節ねじ4の頭部に例えば直径
6mmの小径部4aを設けると共に、上記支持板5を、
上記調節ねじ4の小径部4aに嵌合するこれより若干大
径の、例えば直径7mmの孔をその中心に有する下方に
くぼむ湾曲部5aと、この湾曲部5aの外端に連なる水
平部5bとにより形成し、上記支持板5の中心孔を上記
調節ねじ4の小径部4aに嵌合した後この小径部4aの
端面に固定ねじ9を螺合して上記支持板5を上記調節ね
じ4の小径部4aによって図1の鎖線で示すように傾動
自在に支持できるようにする。なお、上記支持板5を上
記調節ねじ4の軸線に対し傾動自在ならしめるため、上
記小径部4aの長さは上記支持板5の厚さより、例えば
0.5mm長くする。
【0010】本考案のレベル調節可能な支持装置は上記
のような構成であるから、例えばブラケット本体2の垂
直部分2aが壁3に対して図3に示すように斜めに取り
付けられている場合でも、上記支持板5の水平部5bが
調節ねじ4に相対的に傾斜して洗面甲板1の下面にその
全面が水平に接するようになるから従来のブラケットの
欠点を一掃することができる。
のような構成であるから、例えばブラケット本体2の垂
直部分2aが壁3に対して図3に示すように斜めに取り
付けられている場合でも、上記支持板5の水平部5bが
調節ねじ4に相対的に傾斜して洗面甲板1の下面にその
全面が水平に接するようになるから従来のブラケットの
欠点を一掃することができる。
【0011】なお、洗面甲板1がねじ込み可能な材質の
場合には、必要に応じて図3に示すように上記支持板5
の水平部5bをねじ10によって洗面甲板1に固定する
が、洗面甲板1が大理石等の材質の場合のようにねじ込
みできない場合でも上記支持板5によってそのまま支持
できるが図4に示すように洗面甲板1の下面に接着剤に
よりベニヤ板等の受け桟木11を固定し、この受け桟木
11を上記支持板5によって支持せしめ、この支持板5
をねじ10によって上記受け桟木11に固定せしめるよ
うにしても良い。
場合には、必要に応じて図3に示すように上記支持板5
の水平部5bをねじ10によって洗面甲板1に固定する
が、洗面甲板1が大理石等の材質の場合のようにねじ込
みできない場合でも上記支持板5によってそのまま支持
できるが図4に示すように洗面甲板1の下面に接着剤に
よりベニヤ板等の受け桟木11を固定し、この受け桟木
11を上記支持板5によって支持せしめ、この支持板5
をねじ10によって上記受け桟木11に固定せしめるよ
うにしても良い。
【0012】
【考案の効果】上記のように本考案のレベル調節可能な
支持装置によれば、ブラケット本体が壁に沿って垂直に
取り付けられておらず、従ってその水平部分の支持面が
洗面甲板の下面に対し平行になっていない場合でも、調
節ねじの頭部に設けられた支持板の支持面が洗面甲板の
下面と平行になってこれを支持板の支持面全面によって
支持できるようになり、従来の欠点を一掃することがで
きる。
支持装置によれば、ブラケット本体が壁に沿って垂直に
取り付けられておらず、従ってその水平部分の支持面が
洗面甲板の下面に対し平行になっていない場合でも、調
節ねじの頭部に設けられた支持板の支持面が洗面甲板の
下面と平行になってこれを支持板の支持面全面によって
支持できるようになり、従来の欠点を一掃することがで
きる。
【0013】なお、本考案のブラケットは同様にしてテ
ーブル支持用等にも用い得ることは勿論である。
ーブル支持用等にも用い得ることは勿論である。
【図1】本考案のレベル調節可能な支持装置における調
節ねじ部の正面図である。
節ねじ部の正面図である。
【図2】本考案のレベル調節可能な支持装置における調
節ねじ部の平面図である。
節ねじ部の平面図である。
【図3】本考案のレベル調節可能な支持装置の使用状態
説明図である。
説明図である。
【図4】本考案のレベル調節可能な支持装置の他の使用
状態説明図である。
状態説明図である。
【図5】従来のブラケットの使用状態説明用縦断正面図
である。
である。
【図6】従来のブラケットの使用状態説明用縦断側面図
である。
である。
【図7】従来のブラケットの使用状態説明用縦断側面図
である。
である。
1 洗面甲板 2 L字状ブラケット本体 2a 垂直部分 2b 水平部分 2c ステー 3 壁 4 調節ねじ 4a 小径部 5 支持板 5a 湾曲部 5b 水平部 6 固定板 7 貫通孔 8 固定ねじ 9 固定ねじ 10 ねじ 11 桟木
Claims (1)
- 【請求項1】 水平部分を有するブラケット本体と、こ
の水平部分にその複数個所で垂直方向に進退自在に螺合
した調節ねじと、この調節ねじの頭部に係合した支持板
とより成り、上記支持板は上記調節ねじの軸に対して傾
動自在であることを特徴とするレベル調節可能な支持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9111092U JPH0729917Y2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | レベル調節可能な支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9111092U JPH0729917Y2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | レベル調節可能な支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648484U JPH0648484U (ja) | 1994-07-05 |
JPH0729917Y2 true JPH0729917Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=14017385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9111092U Expired - Lifetime JPH0729917Y2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | レベル調節可能な支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729917Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP9111092U patent/JPH0729917Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0648484U (ja) | 1994-07-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960123 |