JPH07298528A - 電動機 - Google Patents

電動機

Info

Publication number
JPH07298528A
JPH07298528A JP8823794A JP8823794A JPH07298528A JP H07298528 A JPH07298528 A JP H07298528A JP 8823794 A JP8823794 A JP 8823794A JP 8823794 A JP8823794 A JP 8823794A JP H07298528 A JPH07298528 A JP H07298528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slot
coil
coil body
slots
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8823794A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumi Kawabata
康己 川端
Takao Miyatani
孝夫 宮谷
Eiji Yamada
英治 山田
Tetsuya Miura
徹也 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8823794A priority Critical patent/JPH07298528A/ja
Publication of JPH07298528A publication Critical patent/JPH07298528A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイルの高い占積率を維持しつつ、ティース
の有効磁路面積を大きくして電動機の効率を向上させ、
また作業性の高い電動機を提供する。 【構成】 ステータコア12に形成されるスロット20
をスリット状として、ティース18の幅を広くした。従
って、ティースの有効磁路面積が各段に増加する。これ
により高い効率を有する電動機が得られる。また、各ス
ロット20に挿入される成形コイル体16を所定巻数の
角型コイル14によって形成し、その角型コイル14を
断面略正方形で一辺がスリット状のスロット幅にほぼ等
しい形状とした。更に、この角型コイル14をスロット
の奥行方向に1列に整列し、コイルエンド14aは折り
曲げ成形する。これによりスロット20内における成形
コイル体16の占積率を最大とし、またコイルエンドを
コンパクト化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機に関し、特に永
久磁石型の電動機のスロット及びコイル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ステータと、このステータと
の対向周面に永久磁石が設けられたロータとから構成さ
れる電動機、例えば120度位相の異なる駆動電流によ
って駆動する3相モータ等が知られている。
【0003】このような3相モータにおいて、そのステ
ータコアには所定個数のスロットが、ロータの回転軸方
向に平行に所定間隔で形成されている。そして、各スロ
ット内には複数本の導線が束ねられて構成されたコイル
体が挿入され、対応するスロット間を引き回されてい
る。
【0004】複数の導線を束ねたコイル体をステータコ
アのスロットに巻回しながら挿入する構成は、スロット
内におけるコイル体の占有体積比率(占積率)が低かっ
た。その結果、モータの小型化が制限され、また効率の
よいモータの実現を妨げていた。更に、導線の巻回を手
巻きにより行うと、インダクタンスのばらつきも生じて
しまうという問題が有った。
【0005】そして、このスロット内のコイル体の占積
率を向上させるための方法として、スロット内に挿入さ
れる部分におけるコイル体の形状を平板型とすることが
知られている(特開昭63−194543号公報参
照)。
【0006】以下に、このモータのステータ構造を図4
を用いて説明し、このモータのコイル構造を図5を用い
て説明する。
【0007】図において、ステータコア12のロータ4
0との対向面上には、複数のスロット30がロータ40
の回転軸方向に平行に形成されている。そして、ステー
タコア12のスロット30内には、対応する各UVW相
の成形コイル体34が収納されステータが構成されてい
る。
【0008】なお、成形コイル体34のスロット挿入部
分(コイル辺)34bは、外形断面が円形の丸形コイル
を所定数巻回後に押圧変形することにより、平板型に成
形されたものである。そして、コイル辺34bはスロッ
ト30内で整列して収納される。
【0009】一方、スロット30に成形コイル体34が
収納された際に、各スロット30から突出して他のスロ
ット30に引き回される成形コイル体34の渡り部分
(コイルエンド)34aは、外形断面が円形のままとな
っている。
【0010】上記構成のモータにおいて、各スロット3
0に挿入された各相UVWの成形コイル体34に120
度位相の異なる3相電流が供給されると、成形コイル体
34が励磁し、各スロット30間のティース38を磁路
とする3相交番磁界が発生する。そして、この磁界が回
転することにより、ロータ40にトルクが発生し、ロー
タ40が回転する。
【0011】このように従来のモータにおいては、各ス
ロット30におけるコイル辺34bを平板型とすること
によって、スロット30における成形コイル体34の占
積率を向上させていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
モータの構造では、成形コイル体34のコイル辺34b
を平板型としたためスロット30の幅を狭くすることは
できず、従って各スロット30の間に形成されるティー
ス38の幅を広くすることはできなかった。また、ティ
ース38の幅を広くするという発想自体が全くなかっ
た。
【0013】ティース38には、各成形コイル体34に
3相の交番電流が供給され、3相交番磁界が発生した場
合に磁路が形成される。従って、従来のモータ構造で
は、ティース38の有効磁路面積が十分確保できないた
め、モータの損失(特に鉄損)が大きく、効率の良いモ
ータが得られないという問題が有った。
【0014】また、丸形コイルを巻回し、そのコイル辺
を押圧して平板型に成形して成形コイル体を形成するた
め、成形時に各コイル材の表面が損傷を受けて絶縁性が
低下する可能性があった。
【0015】一方、コイル体の占積率を向上させる別の
方法として、角型コイルを用い、各スロット内に挿入さ
れるコイル辺を平板形状の角型コイルとすることが本願
出願人が先に出願した特願平5−1227号にて提案さ
れている。
【0016】しかしながら、コイル辺を平板形状の角型
コイルとしたことにより、この平板形状の角型コイルを
折り曲げてコイルエンドとしスロット間を引き回すこと
ができず、コイル辺とコイルエンドとを別部材とせざる
を得なかった。そして、このような構成の角型コイル材
を、1つ1つ組み合わせながら各スロットに挿入して成
形コイル体とすることは、作業が複雑であり、作業性が
著しく劣っていた。
【0017】本発明は、これらの課題を解消するために
なされたもので、スロット内における成形コイル体の高
い占積率を維持しつつ、ティースの有効磁路面積を大き
くして電動機の効率を向上させることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電動機は以下のような構成を有する。
【0019】ステータと、前記ステータと対向配置され
たロータとを有する電動機であって、前記ステータは、
前記ロータとの対向面上に、前記ロータの回転軸方向に
平行な複数のスリット状のスロットが形成されたステー
タコアと、前記スロットの幅に各辺がほぼ等しい断面略
正方形の角型コイルが所定形状に成形され、かつ所定数
巻回されて構成された成形コイル体であって、前記スロ
ットに挿入される成形コイル体と、を有し、前記角型コ
イルは、前記スロット内に前記スロットの奥行方向に1
列に収納されることを特徴とする。
【0020】前記スロットの端部から突出する前記成形
コイル体を構成する角型コイルの渡り部分は、折り曲げ
られて形成されていることを特徴とする。
【0021】前記ステータコアの外径をR、内径をr、
前記成形コイル体の角型コイルの巻数をm、全スロット
数をn(n=ロータ一極当りのスロット数×極数N)、
前記スロットの幅をSW とすると、前記スロット幅SW
は、SW =(R−r+2πR/n)×k/2mを満たす
ことを特徴とする。
【0022】前記ロータの一極当たりのスロット数は、
6スロットであることを特徴とする。
【0023】前記成形コイル体は、予め前記角型コイル
を所定形状に成形しつつ所定数巻回した後に、前記スロ
ットに挿入されることを特徴とする。
【0024】
【作用】本発明に基づく電動機では、ステータコアに形
成されるスロットをスリット状としてこのスロット幅を
狭くした。これにより、各スロット間に位置するティー
スの幅を広くすることができた。
【0025】上述のように、ティースには、各成形コイ
ル体に所定の交番電流が供給され、交番磁界が発生した
場合に、磁路が形成される。本発明ではティースの有効
磁路面積を各段に増加させることができるため、これに
より電動機の損失を低減し、極めて効率の高い電動機を
提供することが可能となる。また、効率が良いので電動
機を駆動するインバータ等の容量やサイズを小さくする
ことができる。
【0026】更に、断面略正方形で一辺がスリット状の
スロット幅にほぼ等しい形状を有する角型コイルを用い
て成形コイル体を構成した。そして、この角型コイルを
スロット内で電動機の径(スロットの奥行)方向に1列
に整列するように成形して、これを収納した。従って、
スロット内における成形コイル体の占積率を極めて大き
くすることができる。
【0027】また、角型コイルを折り曲げて所定の形状
に成形しているので、寸法のばらつきが無くインピーダ
ンス等のばらつきが発生しない。従って、これらのばら
つきを低減するための制御パラメータが減り、チューニ
ングが簡易となる。また、ロータの回転軸方向への(ス
ロットの端部から突出する)コイルエンドの突出量が少
なく、電動機の小型化・軽量化が可能となり、電動機の
体積に対する出力比を向上することができる。
【0028】そして、断面略正方形の角型コイルを用い
て成形コイル体を形成することにより、コイルエンドを
折り曲げてスロット間を引き回すように形成することが
極めて容易となった。
【0029】また、予め成形コイル体を所定形状に成形
したので、この成形コイル体のスロットへの挿入作業は
簡単な位置合わせによって実行でき、作業性が向上し電
動機の低コスト化に貢献できる。
【0030】
【実施例】以下、この発明の実施例を図を用いて説明す
る。
【0031】本発明の実施例に係る電動機は、例えば3
相モータであって、そのステータの概略は図1(a)に
示されている。また、図1(b)には、本発明の実施例
に係る成形コイル体の構成が示されている。なお、図1
及び以下に説明する図について、既に説明した図と同一
部分には同一符号を付し説明を省略する。
【0032】ステータコア12のロータとの対向面に
は、所定間隔で複数のスロット20が形成されている。
このスロット20は、後述するように、ロータの回転軸
方向に沿って断面長方形のスリット状に形成されてい
る。
【0033】各スロット20に挿入される成形コイル体
16は、予め、角型コイル14を所定形状に成形しつつ
所定数巻回して形成したものである。角型コイル14
は、表面が絶縁処理された角断面のエナメル線等から構
成され、スロット20の幅にその断面の一辺がほぼ等し
い断面略正方形状を有している。
【0034】成形コイル体16のコイル辺14bは、図
1(b)に示すように、所定数(巻数分)の角型コイル
14が1列に整列されて形成されている。また、スロッ
ト20の端部から突出する成形コイル体16のコイルエ
ンド14aは、折り曲げられて、対応する同相の各スロ
ット20間を接続するように成形されている。
【0035】上述のようにして形成した成形コイル体1
6は、対応するスロット20との位置合せを行って各ス
ロット20に挿入される。これにより、各スロット20
内において、コイル辺14bは、スロット20の奥行方
向に1列に整列されて収納されることとなる。
【0036】このように、成形コイル体16のスロット
20への挿入を、成形コイル体16とスロット20との
位置合わせにより極めて容易に実行できるため、作業性
が各段に向上する。また、成形コイル体の形成時及び挿
入時において、局部的な力がかからないので、角型コイ
ルが損傷を受け難く、絶縁破壊等の発生率が低くなって
信頼性の高いモータが得られる。
【0037】次に、ステータコア12に形成するスリッ
ト状のスロット20について図2を用いて説明する。な
お図2(b)は、図2(a)のスロット20の一部の拡
大図である。
【0038】ステータコア12のスロット20を、ロー
タの回転軸方向に、スリット状となるように形成した場
合、スロット20の寸法の最適値は次式によって求めら
れる。
【0039】即ち、ステータコア12の外径をR、内径
をr、成形コイル体を構成する角型コイル14の巻数を
m、モータの全スロット数をn(n=ロータ一極当りの
スロット数×極数N)、各スロット20のスロット幅を
SW とすると、最適なスロット幅SW は、
【数1】 SW =(R−r+2πR/n)×k/2m (1) を満たす。但し、R−(mSW +r)≧2πr/n、及
びSW ≦{R−(2π/n+1)r}/mである。ま
た、kは、モータの物性や加工条件等のばらつきを補正
するための一致係数であり、Nはモータの極数であって
2の倍数である。
【0040】スリット状のスロット20を、そのスロッ
ト幅SW が式(1)を満たすように形成することによ
り、ティース18の幅Tをほぼ最大限確保でき、ティー
ス18の有効磁路面積が各段に増加する。これによりモ
ータの鉄損等の損失が低減され、極めて高効率のモータ
が得られる。また、ティース18の有効磁路面積が大き
くなることによりモータの飽和レベルが高くなり、より
大きいモータ駆動電流を成形コイル体16に供給するこ
とができる。なお、駆動等の条件を一定とした場合に
は、従来に比べて、モータを小型化することが可能とな
る。更に、モータが高効率であることにより、このモー
タを駆動するためのインバータ等の容量やサイズを小さ
くすることも可能となる。
【0041】なお、図2(b)に示すように、角型コイ
ル14は、その断面の一辺の長さCW が、スロット幅S
W にほぼ等しい。また、角型コイル14の断面の他方の
辺の長さCl は、CW 即ちスロット幅SW とほぼ等し
く、角型コイル14の断面は略正方形となっている。
【0042】そして、スロット20の奥行Sl は、角型
コイル14の巻数(ターン数:m)×CW とほぼ等しい
かこれよりも多少大きい値に設定されている。
【0043】従って、スロット20内の面積SW ×Sl
と、成形コイル体の面積CW 2 ×mとはほぼ等しく、成
形コイル体の占積率をほぼ最大とすることができる。こ
れにより、より一層モータの高効率化が図れ、またモー
タの軽量化及び小型化が可能であるためモータの体積に
対する出力比を向上できるという効果を有する。
【0044】次に、図3を用いてロータの一極当りのス
テータスロット数と、本実施例の構成を有するモータの
特性との関係について説明する。
【0045】図3において、上部の縦軸はモータの損失
(W)、下部の縦軸はモータの出力トルク及びトルクリ
ップルを示し、横軸は一極当りのステータスロット数を
示している。
【0046】図から明らかなように、本実施例の構成を
有するモータでは、一極当りのステータスロット数が6
の場合に、損失が最小となる。一方、出力トルクは比較
的高く、トルクリップルは比較的低くなっている。
【0047】従って、図1及び図2に示した構成の本実
施例のモータでは、一極当りのステータスロット数が6
の場合に最も良い性能を示す。
【0048】一極当りのステータスロット数を6とした
場合に、最適なステータのスロット幅SW は、式(1)
における全スロット数nを、n=6Nとして求めること
ができる。このように、n=6Nとして、スロット幅を
式(1)を満たすように形成することによって、モータ
の効率を最大とすることができる。
【0049】以上のように本実施例の構成によれば、ス
ロット内における成形コイル体の高い占積率を維持しつ
つ、ティースの有効磁路面積を大きくして高効率なモー
タを提供することができる。また、モータの製造にあた
りその作業性を向上させることが容易である。
【0050】なお、図1に示すように3相モータで1極
当り6スロットとした場合に、N番目と1番目のティー
ス18間のスロット20をW´相とし、1番目と2番目
のティース18間のスロット20をV´相、そして順次
V相,U相,U´相,W´相,W相・・・とすると、成
形コイル体16のコイルエンド14aのレイアウトを各
場所で均等とすることができる。従って、コイルエンド
をコンパクトにすることができ、モータの小形化により
一層貢献できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電動
機によれば、ステータコアに形成されるスロットをスリ
ット状とすることにより、ティースの幅を広くすること
ができる。
【0052】従って、ティースの有効磁路面積が各段に
増加し、これによって鉄損等の電動機の損失を低減で
き、極めて高効率な電動機が得られる。
【0053】更に、断面略正方形で一辺がスロット幅に
ほぼ等しい形状を有する角型コイルを用いて成形コイル
体を形成した。そして、この角型コイルをスロット内で
スロットの奥行方向に1列に整列するように成形して、
これを収納した。従ってスロット内における成形コイル
体の占積率を極めて大きくすることができる。
【0054】また、角型コイルを折り曲げて所定の形状
に成形しているので、寸法のばらつきが無くインピーダ
ンス等のばらつきが発生しない。従って、これらのばら
つきを低減するための制御パラメータが減り、チューニ
ングが簡易となる。また、電動機の回転軸方向へのコイ
ルエンドの突出量が少なく、電動機の小型化・軽量化が
可能となり、電動機の体積に対する出力比を向上するこ
とができる。
【0055】そして、断面略正方形の角型コイルを用い
て成形コイル体を形成することにより、コイルエンドを
折り曲げてスロット間を引き回すように形成することが
極めて容易となった。
【0056】また、予め成形コイル体を所定形状に成形
したので、この成形コイル体のスロットへの挿入作業は
簡単な位置合わせによって実行でき、作業性が向上し電
動機の低コスト化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るモータのステータの概略
図である。
【図2】図1のスロット20及び角型コイル14の構造
を示す図である。
【図3】ロータの一極当りのステータスロット数と、本
発明の実施例のモータの特性との関係を示す図である。
【図4】従来のモータのステータの概略図である。
【図5】図4のスロット30に挿入される成形コイル体
の構造を示す図である。
【符号の説明】
12 ステータコア 14 角型コイル 14a コイルエンド 14b コイル辺 16 成形コイル体 18 ティース 20 スロット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 徹也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータと、前記ステータと対向配置さ
    れたロータとを有する電動機であって、 前記ステータは、 前記ロータとの対向面上に、前記ロータの回転軸方向に
    平行な複数のスリット状のスロットが形成されたステー
    タコアと、 前記スロットの幅に各辺がほぼ等しい断面略正方形の角
    型コイルが所定形状に成形され、かつ所定数巻回されて
    構成された成形コイル体であって、前記スロットに挿入
    される成形コイル体と、を有し、 前記角型コイルは、前記スロット内に前記スロットの奥
    行方向に1列に収納されることを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電動機において、 前記スロットの端部から突出する前記成形コイル体を構
    成する角型コイルの渡り部分は、折り曲げられて形成さ
    れていることを特徴とする電動機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電動機において、 前記ステータコアの外径をR、内径をr、前記成形コイ
    ル体の角型コイルの巻数をm、全スロット数をn(n=
    ロータ一極当りのスロット数×極数N)、前記スロット
    の幅をSW とすると、 前記スロット幅SW は、SW =(R−r+2πR/n)
    ×k/2mを満たすことを特徴とする電動機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電動機において、 前記ロータの一極当たりのスロット数は、6スロットで
    あることを特徴とする電動機。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の電動機において、 前記成形コイル体は、予め前記角型コイルを所定形状に
    成形しつつ所定数巻回した後に、前記スロットに挿入さ
    れることを特徴とする電動機。
JP8823794A 1994-04-26 1994-04-26 電動機 Pending JPH07298528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8823794A JPH07298528A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8823794A JPH07298528A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07298528A true JPH07298528A (ja) 1995-11-10

Family

ID=13937262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8823794A Pending JPH07298528A (ja) 1994-04-26 1994-04-26 電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07298528A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5926940A (en) * 1996-08-14 1999-07-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Manufacturing method for stator of motor
FR2819117A1 (fr) * 2000-12-21 2002-07-05 Valeo Equip Electr Moteur Alternateur a elements conducteurs en epingle pour vehicule automobile
WO2004062065A1 (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 回転電機の固定子およびその固定子巻線の製造方法
KR100444939B1 (ko) * 2001-09-17 2004-08-18 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 교류발전기의 고정자 및 그의 제조방법
JP2010136537A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Hitachi Automotive Systems Ltd 回転電機およびその製造方法
JP2012016282A (ja) * 2011-10-20 2012-01-19 Sumida Electric Co Ltd 波捲きコイル、および平角線の製造方法
JP2015233414A (ja) * 2015-09-30 2015-12-24 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 回転電機用ステータ及びその製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5926940A (en) * 1996-08-14 1999-07-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Manufacturing method for stator of motor
FR2819117A1 (fr) * 2000-12-21 2002-07-05 Valeo Equip Electr Moteur Alternateur a elements conducteurs en epingle pour vehicule automobile
WO2002050976A3 (fr) * 2000-12-21 2003-02-13 Valeo Equip Electr Moteur Stator d'un alternateur pour des vehicules
KR100444939B1 (ko) * 2001-09-17 2004-08-18 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 교류발전기의 고정자 및 그의 제조방법
WO2004062065A1 (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 回転電機の固定子およびその固定子巻線の製造方法
US7132775B2 (en) 2002-12-26 2006-11-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Stator of dynamoelectric machine and method for manufacturing stator winding
JP2010136537A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Hitachi Automotive Systems Ltd 回転電機およびその製造方法
JP2012016282A (ja) * 2011-10-20 2012-01-19 Sumida Electric Co Ltd 波捲きコイル、および平角線の製造方法
JP2015233414A (ja) * 2015-09-30 2015-12-24 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 回転電機用ステータ及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3793574B2 (ja) 永久磁石を使用した同期モータ
JP4499764B2 (ja) 電動機
US6894418B2 (en) Nested stator coils for permanent magnet machines
US7642685B2 (en) Induction machine
US7646131B2 (en) Permanent magnet synchronous machine with flat-wire windings
JP4421018B2 (ja) スロットレス固定子巻線およびその製造方法
US20090295251A1 (en) Multipole Permanent-Magnet Synchronous Machine Having Tooth-Wound Coils
US20060130312A1 (en) Method of making a dynamoelectric machine
CA2421716A1 (en) Brush dc motors and ac commutator motor structures with concentrated windings
EP2224578A1 (en) Stator winding scheme of a permanent magnet machine
JPH09215238A (ja) 回転機および成形方法
JPH0614485A (ja) チューブスタック構造体およびローベル・バー
KR20060041712A (ko) 전동기 및 그 제조방법
WO2021143740A1 (zh) 一种电机定子及电机
JPH10304604A (ja) 直流モータ
JPH0739097A (ja) 電動機
CN111181264A (zh) 一种电机定子及电机
CN104426315A (zh) 三相电磁电机
JPH07298528A (ja) 電動機
US5722153A (en) Method for fabricating a split-loop armature coil for a motor
US20050046299A1 (en) Windings for electric machines
US20070108863A1 (en) Stator for an electrical machine
CN112467896A (zh) 电机的定子结构及其制造方法与具有其的无刷电机
JPH06261479A (ja) 電機子巻線
JP2000217291A (ja) 低圧電気機械の固定子