JPH07297894A - 携帯無線電話装置 - Google Patents

携帯無線電話装置

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JPH07297894A
JPH07297894A JP8457994A JP8457994A JPH07297894A JP H07297894 A JPH07297894 A JP H07297894A JP 8457994 A JP8457994 A JP 8457994A JP 8457994 A JP8457994 A JP 8457994A JP H07297894 A JPH07297894 A JP H07297894A
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JP
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wireless telephone
telephone
portable wireless
charging
charger
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JP8457994A
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English (en)
Inventor
Sumitoshi Saotome
純俊 早乙女
Seiji Iida
誠二 飯田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塵埃、水、油、または衝撃等の環境から携帯
無線電話機を保護する保護カバーを携帯無線電話機に装
着して、そのままの状態で通話もしくは充電の実行が可
能である携帯無線電話装置を提供する。 【構成】 充電器の電話機収納部は、保護カバーの装着
の有無にかかわらず電話機を収納して位置決めを行うた
めのリブと給電端子とを備える。保護カバーは、内部に
電話機を収納したまま充電器の電話格納部に収納したと
き、対応する電話機の充電端子と充電器の給電端子との
間の導通接続を確実に行うインタフェースとしての導電
性部材が備えられ、かつ、電話機を内部に収納したまま
通話操作が可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯無線電話装置に関
し、特にその携帯無線電話機の保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯無線電話機(以下電話機と称
する)の保護カバーとしては塵埃等より電話機を保護す
る防塵カバー、水,油等液体状の物質より電話機を保護
する防水カバー、電話機を移動携帯するときに保護する
キャリアケース等が一般的であり、電話機とは別売(オ
プション)でメーカより販売されている。
【0003】これらの電話機は、音響特性の向上及び低
消費電力設計による電話機搭載バッテリーの小形化、ま
た、ユーザーの小形化指向にともない有線電話機ハンド
セットの長さ(受話部から送話部までの長さが通話者の
耳元から口元の長さに等しい)と違い、大きさそのもの
が有線電話機ハンドセットの2/3位となり、さらにデ
ザインも従来の電話機と違いファッション性をアピール
するものが主流になってきている。防水、防塵に対する
考え方も電話機を構成している上筐体と下筐体の結合部
にゴム等の弾性体からなるパッキン材を環状に形成した
ものをはさみ込みシールを行っている。また、ダイヤル
キー、ファンクションキー等の操作キーも操作部をフラ
ットパネルとし、または、ゴム等の弾性体で操作キーを
成形してシールを行っている。
【0004】上述した電話機はそれ自体に防塵、防水対
策が盛り込まれており、そのまま充電器に装着出来るよ
う構成されている。また、電話機には防塵、防水対策が
盛り込まれていない装置も少なくない。それらの電話機
は前記した別売(オプション)である防水カバー又は防
塵カバーを購入し、その電話機が使用される環境にあわ
せてカバーを装着して使用される。そして電話機の充電
を行なうときには保護カバーを外して充電器の電話機収
納部に格納して充電を実行し、充電完了後ふたたび保護
カバーを電話機に装着して使用する。また、携帯時には
防水カバーまたは防塵カバーとは別のキャリアケースに
電話機を移し換えて、通話時そのままもしくはケースよ
り電話機を取り出して使用するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち電話機本体に防水、防塵対策を盛り込んだも
のは、上筐体と下筐体の間にゴム等の弾性体をはさみ込
む組立工程が必要となり組立工数が増える。またゴム状
の弾性体をはさみ込むとき筐体より位置がずれてしまう
という問題がある。また、電話機が業務上使用される環
境は事務机の上で使用される場合がほとんどであり、防
水、防塵を必要とする場合は低い。しかし製造されるす
べての電話機に搭載するためコストアップとなる問題が
ある。さらに、ダイヤルキー、ファンクションキー等の
操作キーもフラットパネル又はゴム等の弾性体で成形す
るためデザイン上の自由度が減少してしまう問題があ
る。その他、通話時に操作キーを押し下げるとそのキー
を押し下げたことを示すために点灯するLEDランプも
ゴム等の弾性体の透過率が悪いため通常より電流を多く
流して輝度を確保しなければならず、そのため電話機に
搭載してあるバッテリーの消耗に関係して通話時間、待
機時間に影響をおよぼすという問題もある。
【0006】一方、電話機本体に防水、防塵対策が盛り
込まれていないものは、充電のたびに保護カバーより電
話機を取り出し充電が完了すると保護カバーに格納して
使用することが必要で、通話者にとっては煩わしいもの
であり、うっかり保護カバーへの格納を忘れて塵埃、
水、油等の発生する環境下で使用していると、操作キー
を押し下げても復帰しないか動作しないか等の故障の原
因となってしまう。また、保護カバーを使用する煩わし
さのため、通話者自身が有り合わせの代品で処置を行な
い、それが原因で故障になるという問題もある。
【0007】元来、保護カバーの形状は塵埃、水、油等
より電話機を保護することを主目的としているので、デ
ザインは見栄えの悪いものであった。
【0008】最近では、これらの電話機は業務用であ
り、また携帯出来ることにより、電話機の移動範囲は従
来の有線電話機に比べて比較にならないほど広がってい
る。携帯するとき衣服のポケットに入れ、または、書類
といっしょに小脇に抱えて持っていくことが多い。その
時懸念されるのが電話機の落下、または器物へ当てたと
きの衝撃である。その衝撃から電話機を保護するキャリ
アケースがオプションで販売されている。しかし、キャ
リアケースの目的は衝撃から電話機を保護することであ
り、防塵、防水の効果は薄らぐ。また、使用時もしくは
充電時、電話機をキャリアケースより取り出し通話又は
充電を行ない再びケースに格納しなければならず、通話
者にとって煩わしいものである。また、キャリアケース
は一般的にショルダーベルトタイプのものが多く、これ
もまた、携帯時には便利であるが未使用時は煩わしいも
のであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
装置の欠点を解消するために、塵埃、水、油、あるいは
衝撃等の環境より電話機を保護する保護部材を電話機に
装着したままで充電器の電話機収納部に格納して充電す
ることが可能である携帯無線電話装置を提供することを
目的としている。
【0010】すなわち、本発明の携帯無線電話装置は、
携帯無線電話機と、該携帯無線電話機に充電を実行する
ための充電器と、塵埃、水、油、あるいは衝撃等の環境
から携帯無線電話機を保護するための保護部材とよりな
り、充電器は携帯無線電話機に対する保護部材の装着の
有無にかかわらず携帯無線電話機を格納して位置決めと
充電の実行が可能な電話機収納部を有し、保護部材は内
部に携帯無線電話機を収納したときの携帯無線電話機の
充電端子の位置に対応する位置に、充電端子と充電時の
充電器の給電端子との間の接続インタフェースをなす導
電性部材を有している。
【0011】この保護部材は軟質合成樹脂か人工皮革か
あるいは不織布等の材料からなり、電話機を内部に収納
しても通話品質に影響を及ぼさない程度の薄い厚さを有
している。また、それぞれの材料の外表面はスキン層を
形成し、内部は弾性体を形成して耐衝撃性を持たせてい
る。
【0012】また、保護部材の内部への電話機の挿入を
容易にするために、保護部材の内面に低摩擦部材の層を
裏打ちすることができる。
【0013】さらに、保護部材の表面の少なくとも1部
に反射部材を取り付けてその反射光を利用して、あるい
は、保護部材の表面の少なくとも1部に夜光塗装を施
し、または夜光部材を装着することにより、電話機が紛
失したとき、あるいは暗所での電話機の発見を容易とす
る。
【0014】上述した保護部材には、電話機を収納して
携帯時に用いるキャリア手段として、ショルダーベル
ト、手提げグリップまたは手提げベルト、あるいは衣服
へ装着可能なクリップを設けることができ、また、上述
した耐環境性のみならず、それぞれの使用者の好みの色
合いを持たせてファッションケースとしての役割りを持
たせることも可能である。
【0015】一方、充電器については、その導電性部材
は電話機の充電時における充電器給電端子と電話機充電
端子との間のインタフェースとしてより確実な電気の接
触導通を得るために、その材質として軟質の導電性ゴ
ム、硬質の導電性ゴム、発泡性の導電性ゴム、金属片、
弾性の有る金属片、金属繊維または金属粉を分散した合
成樹脂等が用いられる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0017】図1は本発明の携帯無線電話装置の一実施
例における保護カバーを装着した状態の電話機を示す外
観図、図2及び図3はそれぞれ保護カバーを装着した電
話機を充電器に格納した状態を示す外観図と断面図であ
る。
【0018】保護カバー1に収納された電話機12の表
面には充電器18の給電端子20より給電を受ける充電
端子4と、フック,リダイヤル等をするとき押し下げる
ファンクションキー8と、ダイヤルするとき押し下げる
ダイヤルキー9と、通話,保留等をするとき押し下げる
ファンクションキー10と、通話者が電話機を使用する
ときのダイヤルのモニタ表示,電池残量表示等を示す液
晶表示器13と、外線を捕捉するとき押し下げる外線通
話キー17と、外線通話キー17の現在状態を表示する
通話外線表示キー16とが構成されている。通話外線表
示16は2色のLEDからなり、例えば、緑の点灯−外
線通話中、緑の点滅−外線保留中、赤の点灯−他の電話
機が外線を使用中、赤の点滅−外線着信中又は他の電話
機が外線を保留中等、6個有る外線通話キー17の状態
を表示し、通話者がどの外線通話キー17を押し下げれ
ば良いか分るように構成されている。また、アンテナ5
は無線信号の送受信用のものである。この電話機12に
保護部材として保護カバー1を装着して塵埃、水、油等
の環境より電話機12を保護し、常に安定した品質で通
話できるようにしたものである。
【0019】電話機12を収納する保護カバー1は電話
機充電端子4の位置に導電性部材1aを設けている。こ
の導電性部材1aは制御信号をとるわけではなく電気的
導通が確実であれば良いため、その材質は軟質の導電性
ゴム、硬質の導電性ゴム、発泡性の導電性ゴム、金属
片、弾性のある金属片、合成樹脂に金属繊維又は金属粉
を分散したもの等である。透明膜2,15は透明性が良
好で低温で硬化せず、柔軟でキー操作性が良く、強度的
にも強い厚み0.3mmのポリウレタンよりなる。保護
カバー1は軟質の合成樹脂又は人工皮革又は不織布から
なるもの2枚と電話機12の表裏面の各操作キー部を覆
うポリウレタン2枚とより、熱溶着、又は縫製、又は超
音波溶着等により袋状に製作されている。着脱口11は
保護カバー1より電話機12を着脱するためのものであ
り、図1ではファスナーで開閉できるようになってい
る。電話機12を充電器18の電話機収納部22に保護
カバー1を装着したまま格納しても、電話機12の充電
端子4と保護カバー1の導電性部材1aと充電器18の
給電端子20との導通接続により充電の実行が可能であ
る。保護カバー1の底部の前後左右5個所(図6も参
照)にスリット状に設けられた開口部3は、電話機12
を保護カバー1装着の有無にかかわらず充電器18の電
話機収納部22に格納したとき、充電端子4と導電部材
1aと給電端子20とが常に同一状態で導通接続できる
ようにするため、電話機収納部22内での電話機12の
位置決め用に設けられている。開口部6は送話部に、開
口部7は受話部にそれぞれ設けられた開口部である。
【0020】本実施例の保護カバー1は厚みが1mm以
下の薄い材質よりなり、保護カバー1を装着したままで
も送受話品質は良好である。また、電話機表面は一般的
にしぼ無しの状態、もしくは、しぼが有っても相当細か
いしぼが表面に形成されている。そこで、電話機12に
対してクリアランスの大きい保護カバーであるならば問
題とはならないが、本実施例のように電話機12の外形
にフィットさせた形状であると電話機12と保護カバー
1との間の摩擦抵抗が高いため着脱が困難となり、通話
者によって煩わしいものとなってしまう。そこで軟質の
合成樹脂で摩擦抵抗の高いものは保護カバー1の裏面に
低摩擦部材の層を裏打ちすることによりこの煩わしさは
解消できる。
【0021】図2,3に示すように、充電器18の給電
部に設けられた電話機収納部22に電話機12を格納
し、充電端子4と導電性部材1aと給電端子20との導
通接続により電話機12に充電を実行すると、充電器1
8に設けられた充電中であることを示すLED19が点
灯する。LED19は、充電時は点灯、充電が完了する
と消灯する。また、充電中に電話機12を外した時も消
灯するが、再格納すると再点灯するように回路構成され
ている。電源プラグ14は充電器18に外部より電力を
供給する。
【0022】充電器18の底面には充電器18を机上に
設置したときのスリップ防止用としてゴム足21が2
個、樹脂足22が2個、それぞれ構成されている。電装
基板23は充電を実行するための制御回路を搭載してい
る。図3に示すように充電器18に対する電話機12の
位置決めは、充電器18の電話機収納部22底面のリブ
24,25に保護カバー1の底部前後部に有るスリット
状の開口部3が入り込んで電話機12の前後方向の位置
を決め、左右方向は図示していないが充電器18の左右
に24,25と同じ高さにあるリブに図1に示す保護カ
バー1の底部左右に有るスリット状開口部3が入り込む
ことにより、位置決めがなされる。このように保護カバ
ー1のスリット状開口部3が無いと、電話機12の寸法
に対して保護カバー1の厚み前後および左右とも合せて
それぞれ約2mmがプラスされてしまい、それに応じた
電話機収納部22の大きさとなってしまう。したがっ
て、その状態で保護カバー1無しの電話機12を格納す
ると前後、左右にそれぞれ2mmのクリアランスが出来
てしまうため、充電端子4と給電端子20の導通接続が
不安定となる可能性がある。そこで本発明では保護カバ
ー1にスリット状の開口部3を5個設けて、電話機12
を保護カバー1の装着の有無にかかわらず充電器18の
電話機収納部22に格納したとき、充電端子4と給電端
子20の接触圧、又は充電端子4と導電性部材1aと給
電端子20の接触圧が常に一定になるように充電器18
に位置決めリブを設けており、保護カバー無しのときで
も2mmのクリアランスを無くすることにより安定した
充電が実行出来る。このため、充電時保護カバーより電
話機を取り出して充電を実行し、充電完了後に再び保護
カバーを装着して使用するという煩わしさが解消するの
で、電話機自体に防塵、防水処置されたものと同じ感覚
で使用することが出来る。
【0023】本実施例の保護カバー1は塵埃、水、油等
の環境下での使用だけではなく、例えば、保護カバー1
の厚みが1mm以下で電話機12の外表面にフィットす
る形状でデザイン的にも良好であるため、オフィス内で
多数使用されたとき他の電話機と自分の電話機を区別す
るため保護カバー1をそれぞれの好みの色合いにして電
話機に装着することにより、それぞれ専用電話機として
コーディネイトすることが可能となり、オフィスの中に
ファッションケースとしてはなやかさをもちこむことが
出来る。
【0024】また、業務用又は携帯出来ることにより電
話機12の移動範囲は従来の有線電話機に比べたら比較
にならないほど拡大している。使用される場所も電波の
届くかぎり限りなくある。特に、暗い場所、例えば倉庫
のような所で使用され、うっかり通話者が電話機を棚も
しくは積み上げられた品物の上に置き忘れてしまったと
き、暗い中で探すのは大変なことである。そこで、本実
施例の保護カバー1はそのことも考慮して保護カバーの
一部又は全面に反射部材を設けることができ、懐中電灯
等の光を当てることにより、反射部材が光って電話機を
探しだせる。また、保護カバーの一部又は全面に夜光塗
料を塗布することにより、例えば通話者が懐中電灯を持
っていなくても電話機自体が発光するため電話機をどこ
へ置いたかすぐに分る。さらに、反射部材と夜光塗料の
両方を保護カバーに設けるとより効果的である。
【0025】その他、電話機の行動範囲が広がることに
より、保護カバーは防塵、防水目的以外のキャリアケー
スとしても使用される可能性がある。その時懸念される
のが電話機の落下または器物へ当てたときの衝撃であ
る。そこで本実施例では、図示してないが保護カバーの
表面は手触りを良くするためスキン層とし、内側を発泡
層の弾性体とすることにより、落下したり器物へ当てた
ときの衝撃に対して保護カバー内の発泡層の弾性体がク
ッションの役目を果して衝撃から電話機を守ることがで
きる保護カバーも提案する。この保護カバーは1mm以
下では効果は減少してしまうが、厚みを送受話品質に支
障が無い程度に若干増すことにより効果を増大すること
が出来る。
【0026】図4は保護カバー1に電話機携帯時のキャ
リア手段としてショルダーベルト26を設けた外観図で
ある。
【0027】カメラ、トランシーバー等の装置は本体自
身に携帯時の取り付け金具が設けてあるが、本実施例の
電話機12は保護カバー1を装着して使用することを前
提としているため、キャリア手段としてのショルダーベ
ルト26を保護カバー1の外表面に設けてある。また、
ショルダーベルト26は携帯時は肩にかけて手が自由に
使えるため便利であるが、未使用時は邪魔となってしま
う。そこで本発明のショルダーベルトは、図示していな
いがベルト長を可変構造として携帯時以外に使用すると
きはショルダーベルト26を保護カバー1の中に収納し
て置き、使用時ベルトを引っぱり出すことにより使用者
の好みの長さに引き出せる構成とすることもできる。
【0028】さらに、図5は手提げのベルト又はグリッ
プ27を保護カバー1にアンテナ5と反対側に設けた外
観図である。
【0029】これも用途は図4のショルダーベルト26
と同じであり、使用者は携帯時ベルト27の輪の中に手
首を入れ、または、グリップ27を握る。また未使用時
は保護カバーより取り外しても使用可能となっている。
【0030】図6は衣服に装着出来るクリップ28の1
例を保護カバー1の背面に設けた外観図である。
【0031】クリップ28の形状は図6の形に限定され
ず、ズボンのベルト等に電話機12を装着し携帯するこ
とができれば形状は自由であり、また、材質も樹脂、金
属と自由である。また、クリップ28の位置も保護カバ
ー1の背面でなくともよい。また形状が小さければ携帯
時以外でも邪魔になることはない。
【0032】図7,図8はそれぞれ保護カバーの図1に
示した実施例とは異なる他の実施例の構成を示す外観図
である。
【0033】図1では電話機12を保護カバー1に着脱
する口をファスナー11で開閉できるようになってお
り、電話機12を斜め横より挿入するが、図7では受話
部のカバー26が保護カバー71のA部に沿って矢印方
向に折れ曲げられ、電話機12は上方向より着脱し、受
話部の側面にあるボタン又はホック27で固定出来る。
材質については、図1の実施例と全く同一のもので構成
出来る。
【0034】図8は図7とはまた別の形状のものであ
り、図1のファスナー11や図7のボタン又はホック2
7とは異なって固定方法としてマジックファスナー28
を使用したものである。これもやはり電話機12は上方
向より着脱し、保護カバー81上部の折りたたみ蓋4片
にマジックファスナー28の雄,雌をそれぞれ結合出来
る組み合せで設け、矢印の方向に折りたたんで固定す
る。これも材質については図1と全く同一のもので構成
できる。保護カバー71,81の主の目的は、保護カバ
ー1と同様に塵埃、水、油等の環境から電話機12本体
を保護することであるが、今まで述べてきたように保護
カバー71,81を電話機12に装着したままで充電が
可能であり、また、従来の保護カバーとは形態が異なる
ことによりファッションケース、キャリアケースとする
ことが可能で業務用としての用途を拡大することが出来
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、その保護
部材に、内部に携帯無線電話機を収納したときの充電端
子の位置に対応する位置に充電器の給電端子との間の接
続インタフェースを構成する導電性部材を備えることに
より、電話機への保護部材の装着の有無にかかわらず電
話機を充電器の電話機収納部に収納して充電の実行が可
能となり、使用者が充電の都度保護部材を着脱する煩わ
しさを解消でき、かつ、電話機本体に耐環境対策を施す
必要を省いてコスト上昇を抑制することができる効果が
ある。さらに、この導電性部材として軟質導電性ゴム、
発泡導電性ゴム、金属片、弾性金属片、あるいは金属繊
維または金属粉を分散した軟質合成樹脂等を用いること
により、充電端子と給電端子間の導通を確実なものとす
る効果がある。
【0036】また、この保護部材は、 1.適宜の薄さと色合いとを選択することにより、装着
したままで通話品質に影響せず、本体によくフィットす
るファッションケースとすることができる、 2.外表面をスキン層、内部を発泡性弾性体の層とする
2重構造により耐衝撃性を持たせることができる、 3.内部を低摩擦部材層で裏打ちすることにより、電話
機の着脱を容易なものとすることができる、 4.表面の少なくとも1部に反射部材を装着し、さらに
夜光塗料を塗布し、または夜光部材を装着することによ
り、電話機の置き忘れ時の発見を容易にすることができ
る、 5.ショルダーベルト、手提げグリップ、手提げベルト
またはクリップ等のキャリア手段を設けることにより、
電話機本体へのキャリア手段の設置は不要で、電話機の
携帯移動に便利である、 という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯無線電話装置の一実施例の、保護
カバーを装着した電話機を示す外観図である。
【図2】図1の電話機を充電器に格納した状態を示す外
観図である。
【図3】図2の状態の電話機および充電器の断面図であ
る。
【図4】ショルダーベルトを有する保護カバーを装着し
た電話機を示す外観図である。
【図5】手提げベルトまたは手提げグリップを有する保
護カバーを装着した電話機を示す外観図である。
【図6】クリップを有する保護カバーを装着した電話機
を示す外観図である。
【図7】別の保護カバーを装着した電話機を示す外観図
である。
【図8】さらに別の保護カバーを装着した電話機を示す
外観図である。
【符号の説明】
1 保護カバー 1a 導電性部材 3,6,7 開口部 4 充電端子 12 電話機(一部分) 18 充電器 20 給電端子 22 電話機収納部 26 ショルダーベルト 27 手提げベルトまたはグリップ 28 クリップ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯無線電話機と、該携帯無線電話機に
    充電を実行するための充電器と、塵埃、水、油、あるい
    は衝撃等の環境から前記携帯無線電話機を保護するため
    の保護部材とよりなり、前記充電器は前記携帯無線電話
    機に対する前記保護部材の装着の有無にかかわらず該携
    帯無線電話機を格納して位置決めと充電の実行が可能な
    電話機収納部を有し、前記保護部材は内部に前記携帯無
    線電話機を収納したまま通話を可能とし、かつ、前記携
    帯無線電話機を収納したときの携帯無線電話機の充電端
    子の位置に対応する位置に、該充電端子と充電時の前記
    充電器の給電端子との間の接続インタフェースをなす導
    電性部材を有している携帯無線電話装置。
  2. 【請求項2】 前記保護部材は軟質合成樹脂か人工皮革
    かあるいは不織布からなり、かつ、内部に前記携帯無線
    電話機を収納したまま通話が可能である程度の薄い厚さ
    を有する請求項1記載の携帯無線電話装置。
  3. 【請求項3】 前記保護部材の外表面はスキン層を形成
    し、内部は発泡層を有する弾性体を形成している請求項
    1または2記載の携帯無線電話装置。
  4. 【請求項4】 前記保護部材は低摩擦部材の層で裏打ち
    されている請求項1または2記載の携帯無線電話装置。
  5. 【請求項5】 前記保護部材はファッションケースを兼
    ねている請求項1または2記載の携帯無線電話装置。
  6. 【請求項6】 前記保護部材は表面の少なくとも1部に
    反射部材が設けられている請求項1または2記載の携帯
    無線電話装置。
  7. 【請求項7】 前記保護部材は表面の少なくとも1部に
    夜光塗装が塗布され、または夜光部材が装着されている
    請求項1または2記載の携帯無線電話装置。
  8. 【請求項8】 前記保護部材は前記携帯無線電話機を携
    帯するためのキャリア手段を有する請求項1記載の携帯
    無線電話装置。
  9. 【請求項9】 前記キャリア手段はショルダーベルトで
    ある請求項8記載の携帯無線電話装置。
  10. 【請求項10】 前記ショルダーベルトはベルト長が可
    変とされ、また未使用時に前記保護部材に収納できる請
    求項9記載の携帯無線電話装置。
  11. 【請求項11】 前記キャリア手段は手提げグリップま
    たは手提げベルトである請求項8記載の携帯無線電話装
    置。
  12. 【請求項12】 前記キャリア手段は衣服へ装着可能な
    クリップである請求項8記載の携帯無線電話装置。
  13. 【請求項13】 前記導電性部材は軟質導電性ゴムまた
    は発泡導電性ゴムからなる請求項1記載の携帯無線電話
    装置。
  14. 【請求項14】 前記導電性部材は金属片または弾性を
    有する金属片である請求項1記載の携帯無線電話装置。
  15. 【請求項15】 前記導電性部材は軟質合成樹脂に金属
    繊維または金属粉が分散されたものである請求項1記載
    の携帯無線電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6201867B1 (en) 1997-05-14 2001-03-13 Kunihiko Koike Portable telephone having a removable covering

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US6201867B1 (en) 1997-05-14 2001-03-13 Kunihiko Koike Portable telephone having a removable covering

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