JPH07296240A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH07296240A JPH07296240A JP8828294A JP8828294A JPH07296240A JP H07296240 A JPH07296240 A JP H07296240A JP 8828294 A JP8828294 A JP 8828294A JP 8828294 A JP8828294 A JP 8828294A JP H07296240 A JPH07296240 A JP H07296240A
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- Japan
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- opening
- movable
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- storage shelf
- closing
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品収納棚の商品を前扉から自動販売でき、
商品貯蔵棚の商品を後扉から販売できる自動販売機に関
し、夜間お店が閉まり後扉からの販売ができない場合
や、商品貯蔵棚を予冷させて使用する場合、後扉の開閉
頻度が多い場合などに、可動間口の間口調整を行うこと
で有効に省エネを行うことを目的とする。 【構成】 商品収納棚4と、商品貯蔵棚5と、通風ダク
ト16と、可動間口17a,17bと、蒸発器9と、庫
内ファン10と、圧縮機12と、凝縮器13とからなる
冷却装置14と、前扉2と収納庫6との間に備えた設置
壁15と、後扉8とから構成されている。
商品貯蔵棚の商品を後扉から販売できる自動販売機に関
し、夜間お店が閉まり後扉からの販売ができない場合
や、商品貯蔵棚を予冷させて使用する場合、後扉の開閉
頻度が多い場合などに、可動間口の間口調整を行うこと
で有効に省エネを行うことを目的とする。 【構成】 商品収納棚4と、商品貯蔵棚5と、通風ダク
ト16と、可動間口17a,17bと、蒸発器9と、庫
内ファン10と、圧縮機12と、凝縮器13とからなる
冷却装置14と、前扉2と収納庫6との間に備えた設置
壁15と、後扉8とから構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商品貯蔵棚を有する自動
販売機に関するものである。
販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動販売機は設置スペースの問
題、大型化から設置空間をもっと効率的に活用するため
に壁をくりぬいて設置されるようになってきた。また、
展示商品を外から購入するだけでなく商品貯蔵棚を備え
たショーケースとしても内側では利用されるようになっ
てきた。
題、大型化から設置空間をもっと効率的に活用するため
に壁をくりぬいて設置されるようになってきた。また、
展示商品を外から購入するだけでなく商品貯蔵棚を備え
たショーケースとしても内側では利用されるようになっ
てきた。
【0003】以下、図面を参照しながら自動販売機につ
いてその一例を説明する。図6において、1はサンプル
商品展示室、2は前扉である。3は商品投入口で、4は
商品収納棚、5は商品貯蔵棚、6は前記商品収納棚4と
商品貯蔵棚5を収納した収納庫である。商品貯蔵棚5が
外部より可視できる窓7を設けた後扉8が収納庫6の背
面に位置している。9は前記収納庫6内に設けた蒸発器
であり、10は前記蒸発器9の冷気を収納庫6に送風す
る庫内ファンである。前記収納庫6の下に位置している
機械室11に、圧縮機12,凝縮器13とからなる冷却
装置14を備えている。15は前記前扉2と前記収納庫
6の間にある設置壁であり設置壁15をはさんだ形で外
に前扉2があり、内に収納庫6とから構成されている。
いてその一例を説明する。図6において、1はサンプル
商品展示室、2は前扉である。3は商品投入口で、4は
商品収納棚、5は商品貯蔵棚、6は前記商品収納棚4と
商品貯蔵棚5を収納した収納庫である。商品貯蔵棚5が
外部より可視できる窓7を設けた後扉8が収納庫6の背
面に位置している。9は前記収納庫6内に設けた蒸発器
であり、10は前記蒸発器9の冷気を収納庫6に送風す
る庫内ファンである。前記収納庫6の下に位置している
機械室11に、圧縮機12,凝縮器13とからなる冷却
装置14を備えている。15は前記前扉2と前記収納庫
6の間にある設置壁であり設置壁15をはさんだ形で外
に前扉2があり、内に収納庫6とから構成されている。
【0004】以上のように構成された自動販売機につい
て、図6を用いてその動作を説明する。
て、図6を用いてその動作を説明する。
【0005】前記圧縮機12で圧縮された冷媒は、前記
凝縮器13で冷却され凝縮する。凝縮した冷媒は、断熱
膨脹を行った後、前記蒸発器9で蒸発し、蒸発器9は冷
却される。前記蒸発器9で冷却された空気を庫内ファン
10で商品収納棚4および商品貯蔵棚5に送風し、収納
庫6内全体が冷却され、冷却された商品が前扉2および
後扉8から販売される。
凝縮器13で冷却され凝縮する。凝縮した冷媒は、断熱
膨脹を行った後、前記蒸発器9で蒸発し、蒸発器9は冷
却される。前記蒸発器9で冷却された空気を庫内ファン
10で商品収納棚4および商品貯蔵棚5に送風し、収納
庫6内全体が冷却され、冷却された商品が前扉2および
後扉8から販売される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、収納庫6内全体を常に冷却させているた
め、夜間販売不可の商品貯蔵棚5の冷却も行うなど省エ
ネにならないという欠点を有していた。
の構成では、収納庫6内全体を常に冷却させているた
め、夜間販売不可の商品貯蔵棚5の冷却も行うなど省エ
ネにならないという欠点を有していた。
【0007】本発明は従来の課題を解決するもので、庫
内風路を変えることで省エネできる自動販売機を提供す
ることを目的とする。
内風路を変えることで省エネできる自動販売機を提供す
ることを目的とする。
【0008】また、上記従来の構成では、商品収納棚4
内の商品の冷却時間が長くなり、冷却されていない商品
が販売されてしまうという欠点を有していた。
内の商品の冷却時間が長くなり、冷却されていない商品
が販売されてしまうという欠点を有していた。
【0009】本発明の他の目的は、商品収納棚内の商品
冷却時間を短くすることである。本発明のさらに他の目
的は、後扉開放時の冷気のもれを少なくし省エネを行う
ことである。
冷却時間を短くすることである。本発明のさらに他の目
的は、後扉開放時の冷気のもれを少なくし省エネを行う
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の自動販売機は、サンプル商品展示室を設けた前
扉と、後扉に対向した商品投入口を持つ商品収納棚と、
商品収納棚に背向して設けた商品貯蔵棚と、前記商品収
納棚および商品貯蔵棚を収納した収納庫と、前記商品収
納棚と商品貯蔵棚の間に設けた通風ダクトと、前記通風
ダクトの上部と下部に設けた通風面積を変更できる可動
間口と、商品貯蔵棚が外部より可視できる窓を設けた後
扉と、前記収納庫下部に設けた蒸発器と庫内ファンと、
収納庫の下の機械室に圧縮機,凝縮器とからなる冷却装
置を備え、前記前扉と収納庫の間に設置壁とを備えたも
のである。
本発明の自動販売機は、サンプル商品展示室を設けた前
扉と、後扉に対向した商品投入口を持つ商品収納棚と、
商品収納棚に背向して設けた商品貯蔵棚と、前記商品収
納棚および商品貯蔵棚を収納した収納庫と、前記商品収
納棚と商品貯蔵棚の間に設けた通風ダクトと、前記通風
ダクトの上部と下部に設けた通風面積を変更できる可動
間口と、商品貯蔵棚が外部より可視できる窓を設けた後
扉と、前記収納庫下部に設けた蒸発器と庫内ファンと、
収納庫の下の機械室に圧縮機,凝縮器とからなる冷却装
置を備え、前記前扉と収納庫の間に設置壁とを備えたも
のである。
【0011】また、さらに蒸発器に設けたサーモスタッ
トと、前記サーモスタットからの信号で可動間口を開閉
させる可動間口開閉用ソレノイドを備えたものである。
トと、前記サーモスタットからの信号で可動間口を開閉
させる可動間口開閉用ソレノイドを備えたものである。
【0012】また、後扉の開閉を識別する後扉開閉識別
装置と、前記後扉開閉識別装置からの信号で可動間口を
開閉させる可動間口開閉用ソレノイドを備えたものであ
る。
装置と、前記後扉開閉識別装置からの信号で可動間口を
開閉させる可動間口開閉用ソレノイドを備えたものであ
る。
【0013】
【作用】本発明の自動販売機は、商品収納棚と商品貯蔵
棚の全体を冷却する場合は可動間口を全開にすることに
より、冷気は庫内ファンから商品収納棚を通り一部は通
風ダクトを通り、他は商品貯蔵棚を通り収納庫全体を冷
却する。商品収納棚を主に冷却し、商品貯蔵棚は予冷し
たい場合は可動間口を狭くすることで、冷気は主に通風
ダクトを通ることになり、省エネができる。また、夜間
等商品貯蔵棚が販売できなくて冷却の必要がない場合は
可動間口を閉めて商品収納棚のみ冷却させ、さらに省エ
ネを図ることができる。
棚の全体を冷却する場合は可動間口を全開にすることに
より、冷気は庫内ファンから商品収納棚を通り一部は通
風ダクトを通り、他は商品貯蔵棚を通り収納庫全体を冷
却する。商品収納棚を主に冷却し、商品貯蔵棚は予冷し
たい場合は可動間口を狭くすることで、冷気は主に通風
ダクトを通ることになり、省エネができる。また、夜間
等商品貯蔵棚が販売できなくて冷却の必要がない場合は
可動間口を閉めて商品収納棚のみ冷却させ、さらに省エ
ネを図ることができる。
【0014】また、商品収納棚の商品を早く冷却させる
為、サーモスタットがONし圧縮機が運転している場合
に可動間口開閉用ソレノイドで可動間口を狭くして、商
品収納棚を重点的に冷却させることができる。
為、サーモスタットがONし圧縮機が運転している場合
に可動間口開閉用ソレノイドで可動間口を狭くして、商
品収納棚を重点的に冷却させることができる。
【0015】また、さらに後扉の開閉が多く収納庫内の
冷気もれが多い場合には、後扉開閉識別装置で開の状態
を判別し、可動間口開閉用ソレノイドで可動間口を閉め
ることで商品収納棚の冷却は効率よく行うことができ、
省エネを行うことができる。
冷気もれが多い場合には、後扉開閉識別装置で開の状態
を判別し、可動間口開閉用ソレノイドで可動間口を閉め
ることで商品収納棚の冷却は効率よく行うことができ、
省エネを行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明による自動販売機の第1の実施
例について図面を参照しながら説明する。なお、従来と
同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
例について図面を参照しながら説明する。なお、従来と
同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例による自動販
売機の側面断面図である。図1において、2は前扉、4
は商品収納棚、5は商品貯蔵棚であり、6は前記商品収
納棚4と商品貯蔵棚5を収納した収納庫である。商品貯
蔵棚5が外部より可視できる窓7を設けた後扉8が収納
庫6の背面に位置している。16は前記商品収納棚4と
商品貯蔵棚5の間に設けた通風ダクトである。17a,
17bは通風ダクト16の下部と上部に設けた可動間口
であり、上下,左右へ摺動あるいはルーバーのように回
動できるように設けられている。
売機の側面断面図である。図1において、2は前扉、4
は商品収納棚、5は商品貯蔵棚であり、6は前記商品収
納棚4と商品貯蔵棚5を収納した収納庫である。商品貯
蔵棚5が外部より可視できる窓7を設けた後扉8が収納
庫6の背面に位置している。16は前記商品収納棚4と
商品貯蔵棚5の間に設けた通風ダクトである。17a,
17bは通風ダクト16の下部と上部に設けた可動間口
であり、上下,左右へ摺動あるいはルーバーのように回
動できるように設けられている。
【0018】また、可動間口17a,17bの形状はス
リット形状としているが、四角形でもどんな形状として
も良い。また、可動間口17a,17bは後扉8を開け
て操作できるようになっている。9は蒸発器、10は庫
内ファンであり、収納庫6の下部で通風ダクト16より
商品収納棚4の下側の方に位置している。14は冷却装
置であり、圧縮機12,凝縮器13,蒸発器9とからな
っている。15は設置壁であり、商品搬出口を開通して
外側に前扉2を取り付け、室内側に収納庫6および機械
室11を備えている。
リット形状としているが、四角形でもどんな形状として
も良い。また、可動間口17a,17bは後扉8を開け
て操作できるようになっている。9は蒸発器、10は庫
内ファンであり、収納庫6の下部で通風ダクト16より
商品収納棚4の下側の方に位置している。14は冷却装
置であり、圧縮機12,凝縮器13,蒸発器9とからな
っている。15は設置壁であり、商品搬出口を開通して
外側に前扉2を取り付け、室内側に収納庫6および機械
室11を備えている。
【0019】以上のように構成された自動販売機につい
て図1でその動作を説明する。前記圧縮機12で圧縮さ
れた冷媒は、前記凝縮器13で冷却され凝縮する。凝縮
した冷媒は断熱膨脹を行った後、前記蒸発器9で蒸発
し、蒸発器9は冷却される。前記蒸発器9で冷却された
空気を庫内ファン10で商品収納棚4へふき上げる。可
動間口17aと17bを全開にした場合は、冷気の一部
は通風ダクト16を通り蒸発器9へ戻るが、可動間口1
7bを通り商品貯蔵棚5を冷却させ、下方の可動間口1
7aを通り蒸発器9へ戻ることとなり、商品収納棚4と
商品貯蔵棚5の全体を冷却する。
て図1でその動作を説明する。前記圧縮機12で圧縮さ
れた冷媒は、前記凝縮器13で冷却され凝縮する。凝縮
した冷媒は断熱膨脹を行った後、前記蒸発器9で蒸発
し、蒸発器9は冷却される。前記蒸発器9で冷却された
空気を庫内ファン10で商品収納棚4へふき上げる。可
動間口17aと17bを全開にした場合は、冷気の一部
は通風ダクト16を通り蒸発器9へ戻るが、可動間口1
7bを通り商品貯蔵棚5を冷却させ、下方の可動間口1
7aを通り蒸発器9へ戻ることとなり、商品収納棚4と
商品貯蔵棚5の全体を冷却する。
【0020】次に、可動間口17aと17bを狭くした
場合、冷気は主に抵抗の少ない通風ダクト16を通るよ
うになり、可動間口17aと17bを通り商品貯蔵棚5
へ入る量が減り、商品貯蔵棚5は予冷状態(5〜15
℃)となり、商品収納棚4を冷却状態(約3℃)とする
ことができ、冷却負荷が減り、圧縮機の運転率が下がり
省エネになる。また、可動間口17aと17bを閉めた
場合、冷気は全て通風ダクト16を通り、商品収納棚4
のみ冷却させることになり、さらに省エネを図ることが
できる。
場合、冷気は主に抵抗の少ない通風ダクト16を通るよ
うになり、可動間口17aと17bを通り商品貯蔵棚5
へ入る量が減り、商品貯蔵棚5は予冷状態(5〜15
℃)となり、商品収納棚4を冷却状態(約3℃)とする
ことができ、冷却負荷が減り、圧縮機の運転率が下がり
省エネになる。また、可動間口17aと17bを閉めた
場合、冷気は全て通風ダクト16を通り、商品収納棚4
のみ冷却させることになり、さらに省エネを図ることが
できる。
【0021】以上のように本実施例の自動販売機は、通
風ダクト16と、可動間口17a,17bとから構成さ
れているので、商品貯蔵棚5からの販売ができない夜間
お店が閉まった場合や、商品貯蔵棚5を予冷させて商品
収納棚4への商品の補充用に使用する場合に、可動間口
17aと17bの間口調整を行うことにより、有効に省
エネを行うことができる。
風ダクト16と、可動間口17a,17bとから構成さ
れているので、商品貯蔵棚5からの販売ができない夜間
お店が閉まった場合や、商品貯蔵棚5を予冷させて商品
収納棚4への商品の補充用に使用する場合に、可動間口
17aと17bの間口調整を行うことにより、有効に省
エネを行うことができる。
【0022】次に、本発明による自動販売機の第2の実
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従
来例および第1の実施例と同一構成については、同一符
号を付して詳細な説明は省略する。
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従
来例および第1の実施例と同一構成については、同一符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0023】図2は本発明の第2の実施例による自動販
売機の側面断面図、図3は同実施例の自動販売機のタイ
ミングチャートである。
売機の側面断面図、図3は同実施例の自動販売機のタイ
ミングチャートである。
【0024】図2において、4は商品収納棚、5は商品
貯蔵棚である。16は前記商品収納棚4と商品貯蔵棚5
の間に設けた通風ダクトである。17a,17bは通風
ダクト16の下部と上部に設けた可動間口であり、スリ
ット形状をしている。可動間口17aと17bの形状は
スリット形状としたが、四角形の形状でも良い。9は蒸
発器、10は庫内ファン、12は圧縮機、13は凝縮器
であり冷却装置14を構成している。15は設置壁であ
り、前扉2が戸外側にあり、収納庫6と機械室11は設
置壁15をへだてて室内側に備えている。18は前記蒸
発器9に設けたサーモスタットであり、圧縮機12およ
び前記可動間口17a,17bを開閉させる可動間口開
閉用ソレノイド19a,19bを制御するものである。
貯蔵棚である。16は前記商品収納棚4と商品貯蔵棚5
の間に設けた通風ダクトである。17a,17bは通風
ダクト16の下部と上部に設けた可動間口であり、スリ
ット形状をしている。可動間口17aと17bの形状は
スリット形状としたが、四角形の形状でも良い。9は蒸
発器、10は庫内ファン、12は圧縮機、13は凝縮器
であり冷却装置14を構成している。15は設置壁であ
り、前扉2が戸外側にあり、収納庫6と機械室11は設
置壁15をへだてて室内側に備えている。18は前記蒸
発器9に設けたサーモスタットであり、圧縮機12およ
び前記可動間口17a,17bを開閉させる可動間口開
閉用ソレノイド19a,19bを制御するものである。
【0025】以上のように構成された自動販売器につい
て、図2,図3でその動作を説明する。
て、図2,図3でその動作を説明する。
【0026】蒸発器9に設けたサーモスタット18がO
Nしている時、圧縮機12が運転し、蒸発器9が冷却さ
れ庫内ファン10により冷気が収納庫6内の冷却を行
う。このとき、可動間口開閉用ソレノイド19a,19
bに通電され、可動間口17a,17bは狭くなり半開
の状態になっている。よって冷気は主に通風ダクト16
を通り、商品貯蔵棚5へは一部しかいかなくなり、商品
収納棚4の商品は冷却されやすい。蒸発器9が十分冷え
てサーモスタット18がOFFした時、圧縮機12の運
転は止まり、蒸発器9の冷却はないが、冷却されていた
蒸発器9を通る冷気が庫内ファン10により収納庫6内
を循環する。
Nしている時、圧縮機12が運転し、蒸発器9が冷却さ
れ庫内ファン10により冷気が収納庫6内の冷却を行
う。このとき、可動間口開閉用ソレノイド19a,19
bに通電され、可動間口17a,17bは狭くなり半開
の状態になっている。よって冷気は主に通風ダクト16
を通り、商品貯蔵棚5へは一部しかいかなくなり、商品
収納棚4の商品は冷却されやすい。蒸発器9が十分冷え
てサーモスタット18がOFFした時、圧縮機12の運
転は止まり、蒸発器9の冷却はないが、冷却されていた
蒸発器9を通る冷気が庫内ファン10により収納庫6内
を循環する。
【0027】このとき、可動間口開閉用ソレノイド19
a,19bへの通電はなく、可動間口17a,17bは
全開の状態になっている。よって冷気の一部は通風ダク
ト16を通るが、可動間口17bを通り商品貯蔵棚5を
冷却させ、下方の可動間口17aを通り蒸発器9へ戻る
こととなり、商品貯蔵棚5へ冷気が入りやすくなる。
a,19bへの通電はなく、可動間口17a,17bは
全開の状態になっている。よって冷気の一部は通風ダク
ト16を通るが、可動間口17bを通り商品貯蔵棚5を
冷却させ、下方の可動間口17aを通り蒸発器9へ戻る
こととなり、商品貯蔵棚5へ冷気が入りやすくなる。
【0028】以上のように本実施例の自動販売機は、サ
ーモスタット18と、可動間口開閉用ソレノイド19
a,19bと、可動間口17a,17bとから構成され
ているので商品収納棚4の商品を早く冷やしたい場合に
有効であり、また商品貯蔵棚5を予冷棚として使用する
場合にも効果があり、省エネを図ることができる。
ーモスタット18と、可動間口開閉用ソレノイド19
a,19bと、可動間口17a,17bとから構成され
ているので商品収納棚4の商品を早く冷やしたい場合に
有効であり、また商品貯蔵棚5を予冷棚として使用する
場合にも効果があり、省エネを図ることができる。
【0029】なお、本実施例においてサーモスタット1
8がONしている時、可動間口17a,17bは狭く狭
くなり半開の状態としたが、完全に閉めて商品貯蔵棚5
を予冷棚として使用しても良い。
8がONしている時、可動間口17a,17bは狭く狭
くなり半開の状態としたが、完全に閉めて商品貯蔵棚5
を予冷棚として使用しても良い。
【0030】また、可動間口17a,17bの両方でな
く、どちらか一方を可動間口開閉用ソレノイド19a,
19bで制御するようにしても同様の効果が得られる。
く、どちらか一方を可動間口開閉用ソレノイド19a,
19bで制御するようにしても同様の効果が得られる。
【0031】次に、本発明による自動販売機の第3の実
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従
来例、第1の実施例および第2の実施例と同一構成につ
いては、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従
来例、第1の実施例および第2の実施例と同一構成につ
いては、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0032】図4は本発明の第3の実施例による自動販
売機の側面断面図、図5は同実施例の自動販売機のタイ
ミングチャートである。
売機の側面断面図、図5は同実施例の自動販売機のタイ
ミングチャートである。
【0033】図4において、16は商品収納棚4と商品
貯蔵棚5の間に設けた通風ダクトである。17a,17
bは通風ダクト16の下部と上部に設けた可動間口であ
り、スリット形状をしている。可動間口17a,17b
をスリット形状としたが、四角形の形状でも良い。9は
蒸発器、10は庫内ファン、12は圧縮機、13は凝縮
器であり冷却装置14を構成している。15は設置壁で
あり、前扉2が戸外側にあり、収納庫6と機械室11は
設置壁15をへだてて室内側に備えている。20は後扉
8の開閉を識別する後扉開閉識別装置であり、後扉8に
備えている。19c,19dは前記後扉開閉識別装置2
0からの信号で可動間口17a,17bを開閉させる可
動間口開閉用ソレノイドである。
貯蔵棚5の間に設けた通風ダクトである。17a,17
bは通風ダクト16の下部と上部に設けた可動間口であ
り、スリット形状をしている。可動間口17a,17b
をスリット形状としたが、四角形の形状でも良い。9は
蒸発器、10は庫内ファン、12は圧縮機、13は凝縮
器であり冷却装置14を構成している。15は設置壁で
あり、前扉2が戸外側にあり、収納庫6と機械室11は
設置壁15をへだてて室内側に備えている。20は後扉
8の開閉を識別する後扉開閉識別装置であり、後扉8に
備えている。19c,19dは前記後扉開閉識別装置2
0からの信号で可動間口17a,17bを開閉させる可
動間口開閉用ソレノイドである。
【0034】以上のように構成された自動販売機につい
て、図4,図5でその動作を説明する。
て、図4,図5でその動作を説明する。
【0035】後扉8が閉じた状態である時、後扉開閉識
別装置20は動作せず、可動間口開閉用ソレノイド19
c,19dも動作せず、可動間口17a,17bは開い
た状態である。よって冷気は商品収納棚4から一部は通
風ダクト16を通るが、可動間口17bから商品貯蔵棚
5へ入り、可動間口17aを通り蒸発器9へ引き込ま
れ、収納庫6全体を冷却している。
別装置20は動作せず、可動間口開閉用ソレノイド19
c,19dも動作せず、可動間口17a,17bは開い
た状態である。よって冷気は商品収納棚4から一部は通
風ダクト16を通るが、可動間口17bから商品貯蔵棚
5へ入り、可動間口17aを通り蒸発器9へ引き込ま
れ、収納庫6全体を冷却している。
【0036】次に、お客さんが後扉8を開けた時、後扉
開閉識別装置20が動作して、可動間口開閉用ソレノイ
ド19c,19dへ通電され、動作して可動間口17
a,17bが閉まる。よって後扉8を開けても、商品収
納棚4は商品貯蔵棚5と完全に仕切られて、商品収納棚
4の冷却は冷気を後扉8から外へもらすことなく行うこ
とができる。
開閉識別装置20が動作して、可動間口開閉用ソレノイ
ド19c,19dへ通電され、動作して可動間口17
a,17bが閉まる。よって後扉8を開けても、商品収
納棚4は商品貯蔵棚5と完全に仕切られて、商品収納棚
4の冷却は冷気を後扉8から外へもらすことなく行うこ
とができる。
【0037】以上のように本実施例の自動販売機は、通
風ダクト16と、後扉開閉識別装置20と、可動間口開
閉用ソレノイド19c,19dと、可動間口17a,1
7bとから構成されているので、商品貯蔵棚5からの販
売が多く、後扉8の開閉頻度が多い場合や、開放時間が
長い場合でも、商品収納棚4の冷却に影響を与えず、冷
気もれのロスを少なくすることができ、省エネを図るこ
とができる。
風ダクト16と、後扉開閉識別装置20と、可動間口開
閉用ソレノイド19c,19dと、可動間口17a,1
7bとから構成されているので、商品貯蔵棚5からの販
売が多く、後扉8の開閉頻度が多い場合や、開放時間が
長い場合でも、商品収納棚4の冷却に影響を与えず、冷
気もれのロスを少なくすることができ、省エネを図るこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、商品収納
棚と商品貯蔵棚と、通風ダクトと、可動間口と、蒸発器
と、庫内ファンと、圧縮機と凝縮器とからなる冷却装置
と、前扉と収納庫の間に備えた設置壁と、後扉とから自
動販売機を構成するので、夜間お店が閉まり商品貯蔵棚
からの販売ができず商品貯蔵棚の冷却が不要な場合や、
商品貯蔵棚を予冷させて商品収納棚への商品補充用に使
用する場合に、可動間口で調整を行い有効に省エネを行
うことができる。
棚と商品貯蔵棚と、通風ダクトと、可動間口と、蒸発器
と、庫内ファンと、圧縮機と凝縮器とからなる冷却装置
と、前扉と収納庫の間に備えた設置壁と、後扉とから自
動販売機を構成するので、夜間お店が閉まり商品貯蔵棚
からの販売ができず商品貯蔵棚の冷却が不要な場合や、
商品貯蔵棚を予冷させて商品収納棚への商品補充用に使
用する場合に、可動間口で調整を行い有効に省エネを行
うことができる。
【0039】また、さらに、サーモスタットからの信号
で動作する可動間口開閉用ソレノイドを備えることによ
り、圧縮機のON−OFFに合わせ可動間口の開口面積
を可変でき、商品収納棚の商品を早く冷却したい場合
や、商品貯蔵棚を予冷棚として使用する場合に効果があ
り、有効に省エネを行うことができる。
で動作する可動間口開閉用ソレノイドを備えることによ
り、圧縮機のON−OFFに合わせ可動間口の開口面積
を可変でき、商品収納棚の商品を早く冷却したい場合
や、商品貯蔵棚を予冷棚として使用する場合に効果があ
り、有効に省エネを行うことができる。
【0040】また、後扉に後扉開閉識別装置と、後扉開
閉識別装置からの信号で可動間口を開閉させる可動間口
開閉用ソレノイドを備えることにより、商品貯蔵棚から
の販売が多く、後扉の開閉頻度が多い場合や、後扉の開
放時間が長い場合でも商品収納棚の冷却に影響を与え
ず、冷気もれのロスを少なくし、省エネを図ることがで
きる。
閉識別装置からの信号で可動間口を開閉させる可動間口
開閉用ソレノイドを備えることにより、商品貯蔵棚から
の販売が多く、後扉の開閉頻度が多い場合や、後扉の開
放時間が長い場合でも商品収納棚の冷却に影響を与え
ず、冷気もれのロスを少なくし、省エネを図ることがで
きる。
【図1】本発明による自動販売機の第1の実施例の側面
断面図
断面図
【図2】本発明による自動販売機の第2の実施例の側面
断面図
断面図
【図3】同実施例の自動販売機のタイミングチャート
【図4】本発明による自動販売機の第3の実施例の側面
断面図
断面図
【図5】同実施例の自動販売機のタイミングチャート
【図6】従来の自動販売機の側面断面図
1 サンプル商品展示室 2 前扉 3 商品投入口 4 商品収納棚 5 商品貯蔵棚 6 収納庫 7 窓 8 後扉 9 蒸発器 10 庫内ファン 11 機械室 12 圧縮機 13 凝縮器 14 冷却装置 15 設置壁 16 通風ダクト 17a,17b 可動間口 18 サーモスタット 19a,19b,19c,19d 可動間口開閉用ソレ
ノイド 20 後扉開閉識別装置
ノイド 20 後扉開閉識別装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G07F 11/34 A
Claims (3)
- 【請求項1】 サンプル商品展示室を設けた前扉と、後
扉に対向した商品投入口を持つ商品収納棚と、商品収納
棚に背向して設けた商品貯蔵棚と、前記商品収納棚およ
び商品貯蔵棚を収納した収納庫と、前記商品収納棚と商
品貯蔵棚の間に設けた通風ダクトと、前記通風ダクトの
上部と下部に設けた通風面積を変更できる可動間口と、
商品貯蔵棚が外部より可視できる窓を設けた後扉と、前
記収納庫下部に設けた蒸発器と庫内ファンと、収納庫の
下の機械室に圧縮機,凝縮器とからなる冷却冷却装置を
備え、前記前扉と収納庫の間に設置壁とを備えた自動販
売機。 - 【請求項2】 冷却器に設けたサーモスタットと、前記
サーモスタットとからの信号で可動間口を開閉させる可
動間口開閉用ソレノイドを設けた請求項1記載の自動販
売機。 - 【請求項3】 後扉の開閉を識別する後扉開閉識別装置
と、前記後扉開閉識別装置からの信号で可動間口を開閉
させる可動間口開閉用ソレノイドを設けた請求項1記載
の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8828294A JPH07296240A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8828294A JPH07296240A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07296240A true JPH07296240A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13938554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8828294A Pending JPH07296240A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07296240A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8820574B2 (en) | 2006-12-14 | 2014-09-02 | The Coca-Cola Company | First in first out vending systems |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP8828294A patent/JPH07296240A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8820574B2 (en) | 2006-12-14 | 2014-09-02 | The Coca-Cola Company | First in first out vending systems |
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