JPH07295760A - ディスクへの情報格納方法 - Google Patents

ディスクへの情報格納方法

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JPH07295760A
JPH07295760A JP8197694A JP8197694A JPH07295760A JP H07295760 A JPH07295760 A JP H07295760A JP 8197694 A JP8197694 A JP 8197694A JP 8197694 A JP8197694 A JP 8197694A JP H07295760 A JPH07295760 A JP H07295760A
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JP8197694A
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Masanobu Nishinomiya
正伸 西宮
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクへのファイルのデータの記録/再生
を確実に高速で行い、システム全体の作業効率を高め
る。 【構成】 書換え可能なZCAVディスクを定速で駆動
するディスク装置の空き時間に、図示するサブルーチン
を起動する。ディスクの各ゾーンには予め外周側のゾー
ンほど大きくなるアクセス回数の範囲が設定されてい
る。このサブルーチンによって、アクセス回数がそのゾ
ーンの設定値以上になったファイルは、そのアクセス回
数に対応する設定値を有する外側のゾーンに移動され
る。従って、アクセス頻度の高いファイルほど転送レー
トの高い外周側のゾーンに格納されているから、記録/
再生の所要時間が短縮され、作業効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は記録媒体であるディス
クへの情報格納方法に関し、特にZCAV規格に準拠し
た書換え可能なディスクを一定の角速度で回転させて情
報の記録/再生を行う場合のディスクへの情報格納方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録媒体であるディスクは、そ
の記録面上に同心円状に配設された極めて多数のトラッ
クを、それぞれ放射方向に複数のセクタに分割し、該セ
クタには一定量のデータ例えば512バイトのデータを
記録単位として、情報の記録/再生が行われる。
【0003】互いに独立した情報の格納単位であるファ
イルは、そのデータ量に応じて複数の記録単位に分割さ
れ、所定の角速度すなわち回転数で回転しているディス
ク上に、その半径方向に移動するヘッドによって、所要
数のセクタに記録(情報の格納)される。
【0004】ディスクには、その記録面の種類に応じて
同じセクタに1回しか記録出来ないため新しい情報は常
に未記録のセクタに書込まれる追記型のものと、何回で
も消去して書込める書換え可能なオーバライト型のもの
とがあり、情報格納方法を含めたそれぞれに最適なファ
イル管理方法は大きく異なっている。例えば前者には記
録面の濃淡で記録する狹義の光ディスク、後者には磁気
ディスク,光磁気ディスク等がある。
【0005】図10及び図11は光磁気ディスクのセク
タの配置の一例を示す平面図であり、図10はZCAV
(ゾーン・コンスタント・アンギュラ・ヴェロシティ)
ディスクの一例を、図11はCAV(コンスタント・ア
ンギュラ・ヴェロシティ)ディスクの一例をそれぞれ示
している。
【0006】図11に示したCAVディスク5は、各ト
ラック6がすべて同数のセクタ7に分割され、常に一定
の回転数で駆動されながら、一定の転送レート即ち一定
の周波数のクロックに同期して記録/再生が行われる。
従って、その駆動機構や制御が簡単であるが、1トラッ
ク当りの情報量が同じであるため、内周のトラックの記
録密度を限界まで上げても外周のトラックの記録密度が
低下し、その分だけ1面当りの情報量が少なくなる。
【0007】このようなCAVディスクを用いてアクセ
ス速度を上げるために、特開平2−49274号公報に
示されたように、ファイル毎の再生回数をカウントして
その頻度が特に多いファイルをまとめ、隣接して再配置
することにより、ヘッドの移動距離が少なくて済むよう
にした提案があった。
【0008】また、図10に示したZCAVディスク1
は、全トラックを複数のリング状のゾーン(「バンド」
ともいう)2に分割し、各ゾーン毎にその半径に略比例
した互いに異なるセクタ数Sを設定し、各ゾーンにそれ
ぞれ含まれるトラック3はS個のセクタ4に分割されて
いる。ZCAVディスク1は、各ゾーン毎にそのセクタ
数Sに反比例して設定された回転数Rで駆動されなが
ら、ゾーンに無関係に設定された一定の転送レートで記
録/再生が行われる。
【0009】したがって、ディスクの駆動機構や制御は
複雑になるが、トラックの記録密度を内外周とも略同じ
に設定出来るから、全トラックの記録密度を限界まで上
げることが可能になり、ZCAVディスク1の1面当り
の情報量は同サイズのCAVディスク5の情報量の2倍
程度に上げることが出来た。
【0010】このようなZCAVディスクの使用方法と
して、特開昭64−57477号公報の従来の技術の項
で述べられているように、(1)各ゾーン毎にディスク
の回転数を変化させることにより、転送レートを一定に
するZCAV本来の方式と、(2)ディスクの回転数を
一定にして、各ゾーン毎に転送レートを変化させる定速
駆動方式とがあった。
【0011】前者のZCAV本来の方式は、トラックを
シークする時にゾーンが変ったり、同種のファイルが異
なったゾーンに格納されていると、ディスクの回転数が
新しいゾーンの回転数に安定するまで待つ必要があるた
め、アクセスに時間がかかってシステム全体の効率が低
下するという大きな問題があった。
【0012】そのため、上記の特開昭64−57477
号公報に示されたように、アドレス変換回路を設けてア
ドレスを変換することにより、ホストマシンから見てあ
たかも各ゾーン毎にそれぞれ機番の異なる独立した複数
のディスク装置が接続されているものとして処理する。
したがって、同種のファイルが同じゾーンに格納される
ようになるから、アクセス時間が短縮されるという提案
もあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−49274号公報に示された提案はCAVディスク
については有効であるが、より情報量の大きいZCAV
ディスクにおいては、ヘッドの移動時間よりもディスク
の回転数の切換えに要する時間の方が遙かに大きいか
ら、各ゾーンにまたがってアクセスする場合にその効果
は殆んど認められない。
【0014】また、特開昭64−57477号公報に示
されたZCAVディスクを用いた場合の提案は、同種の
ファイルが1個のゾーンに収まる程度であれば有効であ
るが、複数のゾーンに分割して格納される場合には何等
効果がなく、アクセス時間がかかる問題を解決すること
は出来ない。
【0015】そのため、ZCAVディスクの回転数を一
定にして、各ゾーン毎に転送レートを変化させる定速駆
動方式を用いれば、クロック周波数の切換えは電子的に
行われるからアクセスに要する時間が短縮され、しかも
外周側のゾーンになるほどデータの転送がより高速に行
われる長所がある。
【0016】しかしながら、折角データの転送レートが
高速になるにも拘らず、その長所を有効に生かす点につ
いては何等の提案もなされていなかった。また、(CA
Vディスクを含めて)定速駆動方式の場合は、外周側の
ゾーンになるほど記録する時のレーザ光の光量を上げな
ければならないが、何等かの原因でレーザ光源の出力が
低下した場合の対策も提案されていなかった。
【0017】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ファイルのデータの記録/再生を確実に、しか
も高速で行い、システム全体の作業効率を高めることを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、情報を記録するトラック群を互いに相隣
る複数のゾーンに分割し、該ゾーン毎に異なる角速度で
情報の記録/再生を行うZCAV規格に準拠した書換え
可能なディスクを、予め設定した一定の角速度で回転さ
せて情報の記録/再生を行なう場合のディスクへの情報
格納方法において、ゾーンを1個ずつ又は相隣る複数個
のゾーンをまとめて複数のブロックに構成し、それぞれ
次のようにしたものである。
【0019】すなわち、互いに独立した情報の格納単位
であるファイル毎にそのアクセス回数をカウントして記
録し、各ファイルをアクセス回数が多いものほどその格
納位置がディスクの外周側のブロックになるように格納
し直すものである。
【0020】あるいは、互いに独立した情報の格納単位
であるファイル毎にそれを最後にアクセスした年月日,
時分秒等のアクセスタイム情報を記録し、各ファイルを
アクセスタイム情報が新しいものほどその格納位置がデ
ィスクの外周側のブロックになるように格納し直すもの
である。
【0021】さらに、上記のディスクへの情報格納方法
において、ファイル毎に作成したファイル名,格納アド
レス及びアクセス回数又はアクセスタイム情報等からな
る管理データをまとめて格納する管理データ領域をディ
スクの最外周ゾーン及び最内周ゾーンにそれぞれ設け、
いずれかのゾーンに設けた管理データ領域をメインの領
域、他のゾーンに設けた管理データ領域をサブの領域と
して、管理データのうち少くともいずれか1個が変更さ
れた時にはメインの領域内の管理データを更新し、更新
された該管理データと同じ内容をサブの領域に複写する
とよい。
【0022】
【作用】上記のようなディスクへの情報格納方法は、ゾ
ーンを1個ずつ又は相隣るゾーンをまとめて複数のブロ
ックに構成しておき、ファイル毎にそのアクセス回数を
カウントして記録し、各ファイルをアクセス回数が多い
ものほどその格納位置が外周側のブロックになるように
格納し直すから、アクセス回数の多いファイルほど高い
転送レートで転送され、アクセス回数の少ないファイル
はそれより低い転送レートで転送される。
【0023】あるいは、ファイル毎にそれを最後にアク
セスした年月日,時分秒等のアクセスタイム情報を記録
し、各ファイルをアクセスタイム情報が新しいものほど
その格納位置が外周側のブロックになるように格納し直
すから、一般にアクセス頻度の高い内容の新しいものほ
ど高い転送レートで転送され、そうでないファイルはそ
れより低い転送レートで転送される。
【0024】したがって、上記いずれの情報格納方法を
用いてもファイル全体の平均転送レートが高くなり、記
録/再生の平均所要時間が短縮されて、システム全体の
作業効率を高めることが出来る。
【0025】また、ディスクの最外周ゾーン及び最内周
ゾーンにそれぞれ各ファイル毎に作成した管理データを
まとめて格納する管理データ領域を設け、そのいずれか
をメインの領域、他をサブの領域として、管理データの
うち少くともいずれか1個が変更された時にはメインの
領域内の管理データを更新し、更新された管理データと
同じ内容をサブの領域に複写する。
【0026】したがって、ファイルのアクセスに欠かす
ことの出来ない管理データが若しメインの領域から読取
れなかった時でも、サブの領域から読取ることが可能に
なるから、確実なアクセスを行うことが出来る。
【0027】
【実施例】図11に示したCAVディスク5は、例えば
ISO10090で標準化されたCAV方式の90mm
光磁気ディスクの場合、最内周のトラック#0からトラ
ック#9999までの10,000本のトラック6を備
えている。
【0028】各トラックはいずれも回転方向と逆順にセ
クタ#0からセクタ#24までの25個のセクタ7に分
割され、1セクタに512バイトの情報が記録されるか
ら、1面当り128MB(メガバイト)の容量を有して
いる。このCAVディスク5が回転数3000rpmで
駆動された時の転送レートは7.25Mb/s(メガビ
ット毎秒)である。
【0029】図10に示したZCAVディスク1は、例
えばECMA(ヨーロピアン・コンピュータ・マヌファ
クタズ・アソシエーション)に提案されているZCAV
方式の90mm光磁気ディスクの場合、最内周のゾーン
(「バンド」ともいう)#0から最外周のゾーン#9ま
での10個のゾーン2に分割されている。
【0030】各ゾーンはそれぞれの最内周のトラック#
0から最外周のトラック#1149までの1150本の
トラック3からなり、各トラックのセクタ数Sはゾーン
#0の30からゾーン#9の48まで2ずつの等差級数
になっているから、1面当り23OMBの容量を有して
いる。
【0031】表1は、上記のZCAV方式の光磁気ディ
スクのゾーン毎のゾーン番号及びセクタ数と、転送レー
トが8.7Mb/sと一定の時の回転数(rpm)なら
びに回転数3000rpmの定速駆動方式の時の転送レ
ート(Mb/s)とを示したものである。
【0032】
【表1】
【0033】表1から明らかなように、最内周のゾーン
#0に対して最外周のゾーン#9はセクタ数が1.6倍
になり、転送レートを一定にすれば回転数が1/1.6
=5/8倍、定速駆動すれば転送レートが1.6倍にな
っている。従って、各ゾーンのトラック数は同じである
から1ゾーン当りの情報容量は1.6倍であり、定速駆
動時のデータ転送に要する時間は1/1.6に短縮され
る。
【0034】表2は、ZCAVディスク1に登録された
ファイル毎の管理データの一例を示し、管理データはフ
ァイルが格納されたゾーン番号と、該ゾーン内のアドレ
ス即ちトラック番号,セクタ番号と、ファイル名と、登
録以降のアクセス回数すなわち更新(再登録)回数,参
照(再生)回数あるいはその合計数と、ファイルが最後
(最近)にアクセスされた時の年月日,時分秒等のアク
セスタイム及びその他の項例えばファイルの長さ(格納
されたセクタの数)等からなっている。
【0035】
【表2】
【0036】表2に示した各ファイル毎の管理データを
まとめて、図10に示したZCAVディスク1の最外周
ゾーンの最外周トラックと最内周ゾーンの最内周トラッ
ク又は相隣るトラックからなるトラック群により構成さ
れた管理データ領域、すなわちメインの領域であるメイ
ンエリア8aとサブの領域であるサブエリア8bとに格
納する。
【0037】図5は、この発明によるディスクへの情報
格納方法を適用する光ディスク装置の制御系の一例を示
す回路図である。図5に示した光ディスク装置10は、
該装置10の各部を制御するCPU11と、I/F回路
12,データ制御部13,バッファメモリ14,記録再
生制御部15,ドライバ制御部16,ドライバ機構部1
7とにより構成されている。
【0038】I/F(インタフェース)回路12は、デ
ータ制御部13とホストマシン30とを接続し、CPU
11の指令に応じて情報を構成するデータである記録/
再生データや各種コマンドの入出力を行なう。
【0039】データ制御部13はデータ制御回路20と
管理データ更新回路21とにより構成され、バッファメ
モリ14内には記録/再生データバッファ23と管理デ
ータバッファ24とが設けられている。管理データバッ
ファ24には、例えば光ディスク装置10の電源オン時
等に、ドライブ機構部17の光磁気ディスク28の管理
データ領域から読出された登録されているすべてのファ
イルの管理データが格納される。
【0040】データ制御回路20は、新しいファイルが
登録される時には、ホストマシン30からI/F回路1
2を介して入力するデータをバッファメモり14の記録
/再生データバッファ23に格納し、該ファイルの管理
データを新しく管理データバッファ24に作成する。
【0041】また、データ制御回路20は、登録されて
いるファイルを読出す時には、管理データバッファ24
内の該当するファイルのゾーン,アドレスによって光磁
気ディスク28から再生されたファイルのデータを記録
/再生データバッファ23に格納し、該ファイルを更新
する時には、再生された記録/再生データバッファ23
内のデータを更新した後、更新されたデータを該ファイ
ルの格納位置(もとのゾーン,アドレス)に再記録す
る。
【0042】管理データ更新回路21は、CPU11の
指令に応じて、登録されたファイルが再生された時に
は、管理データバッファ24内の該当するファイルの管
理データのうちアクセス回数の参照回数をインクリメン
トし、ファイルが更新された時にはアクセス回数の更新
回数をインクリメントする。いずれの場合も、同時に合
計数もインクリメントすることはいうまでもない。
【0043】ドライブ機構部17はデータの記録/再生
を行う光ヘッド26と、光ヘッド26により記録/再生
が行われる着脱自在な光磁気ディスク28を予め設定さ
れた一定速度例えば3000rpmで定速回転させるデ
ィスクドライバ27とから構成されている。
【0044】記録再生制御部15は、CPU11の指令
に応じて、光ヘッド26の移動すなわち目的とするファ
イルが格納されているトラックを探すトラックシーク
と、シークされたトラックに追随するトラッキングとを
制御すると共に、データ記録時にはデータ制御部13を
介して記録/再生データバッファ23から入力するパラ
レルデータをシリアル変換して光ヘッド26に出力し、
データ再生時には光ヘッド26から入力するシリアルデ
ータをパラレル変換してデータ制御部13に出力する。
【0045】ドライバ制御部16は、同様にCPU11
の指令に応じて、ディスクドライバ27のオン/オフ及
び回転の定速制御を行うと共に、光磁気ディスク28の
着脱も制御する。
【0046】さらに、データ制御部13は、図3に示し
て後述するように、ファイルの格納位置を格納されてい
るゾーン5(又はゾーン5をまとめたブロック)から他
のゾーン(又はブロック)に移動させるファイルのゾー
ン移動処理を行う。この時には、データ制御回路20と
管理データ更新回路21とが共同して処理する。
【0047】図4は、10個のゾーンからなるZCAV
方式の光磁気ディスク1の各ゾーン即ちゾーン#0〜ゾ
ーン#9の配列を模型的に示した図であり、ゾーン#9
の最外周トラック群とゾーン#0の最内周トラック群と
には、それぞれ表2に示した管理データをまとめて格納
する管理データ領域を構成するメインエリア8aとサブ
エリア8bとが設けられている。
【0048】このようにメイン及びサブの管理データ領
域を設けた理由は、データ再生時には外周側,内周側の
別なく、光ヘッド26の図示しないレーザダイオードは
同程度の弱い光出力でデータを再生することが出来る。
【0049】しかしながら、データ記録時にはレーザス
ポットの熱作用によって記録が行われるから光出力を強
める必要があり、光磁気ディスクを一定の回転数で駆動
する場合には、外周側のトラックの方が内周側のトラッ
クに比して線速度(又は周速度)が速くなるため、より
強い光出力が要求される。
【0050】そのため、レーザダイオードが経時的に性
能が劣化して来た場合、外周側のトラックへの記録の確
実性が低下する恐れがある。勿論、データ記録時には、
その直後に記録したデータを再生して元のデータと照合
するベリファイを行ってチェックするが、ベリファイ時
に辛うじて読取れたデータが、後になって読取れなくな
る場合も考えられる。
【0051】このような読取不能は、ファイルの内容で
あるデータについてもあってはならないが、特に管理デ
ータの場合に発生すると、ディスクに格納されたすべて
のファイルが再生不能になるので問題が大きい。従っ
て、この発明のように、メインとサブの両領域に同一内
容の管理データ群を格納しておけば、いずれか一方が読
取不能になっても、他のエリアに格納されている管理デ
ータを再生することにより解決することが出来る。
【0052】図1は、この発明の一実施例であるディス
クへの情報格納方法のメインルーチンを示すフロー図で
ある。図1に示したメインルーチンがスタートすると、
先ずステップ1で光磁気ディスク1のメインエリア8a
又はサブエリア8bから管理データ群を読出し、バッフ
ァメモリ14の管理データバッファ24に格納してステ
ップ2に進む。
【0053】ステップ2でホストマシン30から何等か
の指令が入力したか否かを判定して、否ならばステップ
11にジャンプする。何等かの指令が入力していればス
テップ3に進んで、その指令に応じて管理データバッフ
ァ24内の該当するファイルの管理データを処理する。
【0054】例えば新しいファイルの登録であれば、そ
の管理データをバッファ内に作成し、登録してあるファ
イルの消去であれば、そのファイルのゾーン,アドレス
を一時他に移したのち管理データを消去する。ファイル
の更新又は再生であれば、それぞれ該当するファイルの
管理データのアクセス回数の更新(再記録)又は参照
(再生)の回数、及び計の欄をインクリメントする。
【0055】次にステップ4で、指令が更新又は再生か
それ以外の指令かを判定し、更新/再生であればステッ
プ5に進んで、再生ならば光磁気ディスク1から該当す
るファイルのデータを読出してバッファメモリ14の記
録/再生データバッファ23に格納し、更新ならば該バ
ッファ23に格納されたデータを更新して、更新された
該データを元のゾーン,アドレスに再記録する。
【0056】続いて、ステップ6に進んでホストマシン
30に情報を送る。即ち、再生(参照)ならばバッファ
23内の該ファイルのデータをホストマシン30に出力
し、更新ならば指令に基いて更新が行われたことを通信
した後、ステップ8に進む。
【0057】ステップ4で指令が更新/再生でなければ
ステップ7にジャンプし、指令に応じてそれぞれの処
理、例えば登録であればホストマシン30からファイル
のデータを入力して記録/再生データバッファ23に格
納した後、管理データバッファ24内に作成された管理
データのゾーン,アドレスによって指定された格納先に
バッファ23に格納されたデータを書込み、消去であれ
ば一時他に移されていたゾーン,アドレスによって、光
磁気ディスク1上の該当するファイルの領域をクリアし
た後、ステップ8に進む。
【0058】ステップ8では管理データバッファ24内
のファイルの管理データに変更があったか否かを判定し
て、否ならばステップ10にジャンプし、変更があれば
ステップ9に進んで管理データ領域の内容を更新する。
即ち、管理データバッファ24内の管理データ群の内容
を光磁気ディスク1のメインエリア8aとサブエリア8
bと(の内容をクリアした後)にそれぞれ再記録する。
【0059】ステップ10では、ホストマシン30から
直ちに次の指令が入力するか否かを判定するための図示
しないタイマをスタートする。もしタイマが作動中であ
れば、改めて再スタートさせて、それぞれステップ11
に進む。
【0060】ステップ11では、ステップ10でスター
トさせたタイマが予め設定した時間を超えているか否
か、即ち設定した時間内にホストマシン30から新しい
指令が入力しなかったか否かを判定し、否であればステ
ップ2に戻り、時間をオーバしていればホストマシン3
0から暫らく次の指令が入力しないと判断してステップ
12に進み、ファイル配列変更のサブルーチンを実行し
てステップ2に戻る。
【0061】図2はディスクへの情報格納方法の第1実
施例であるサブルーチン「ファイル配列変更A」を示す
フロー図である。図2に示したファイル配列変更Aのサ
ブルーチンは、例えば図4に示すように予めゾーン#0
〜ゾーン#9に対してアクセス回数の閾値を設定し、ア
クセス回数が多い(アクセス頻度が高い)ファイルは転
送レートの高い外周側のゾーンに移してアクセス所要時
間を短縮し、アクセス回数の少ないファイルは逆に内周
側のゾーンに残すことにより、全ファイルの平均的な作
業効率の上昇を計るものである。
【0062】図2に示したサブルーチンがスタートする
と、ステップ20で管理データバッファ24内の各ファ
イルの管理データについてそのゾーン番号とアクセス回
数(例えばその計)とをチェックし、ステップ21でア
クセス回数がそのゾーン番号に対する設定値(閾値の範
囲)以上であるか否かを判定して、否ならばステップ2
4にジャンプし、以上であればステップ22に進む。
【0063】ステップ22では、アクセス回数に対応す
るゾーンを決定し、図3に示して後述するサブルーチン
「ファイル移動処理」を実行した後、ステップ23に進
んで管理データバッファ24内の該当するファイルの管
理データのうちゾーン番号,アドレスをそれぞれ移動先
のデータに修正してステップ24に進む。
【0064】ステップ24で管理データバッファ24内
のすべてのファイルのチェックを終了したか否かを判定
して、否ならばステップ20に戻り、全ファイル終了し
たらステップ25に進んですべての管理データのうち1
個でも変更があったか否かを判定し、否ならばリター
ン、1個でも変更あればステップ26へ進む。
【0065】ステップ26では管理データバッファ24
内の管理データ群の内容によってメインエリア8aの内
容を更新し、同様にしてステップ27でサブエリア8b
の内容を更新して、メインルーチンにリターンする。
【0066】図3は、上記のステップ22で実行するフ
ァイル移動処理のルーチンの一例をオープンサブルーチ
ン形式で示すフロー図である。図3に示したルーチンが
スタートすると、先ずステップ30で旧のゾーン,アド
レスに格納されたファイル即ち移動元ファイルを読出し
て記録/再生データバッファ23に格納する。
【0067】次に、ステップ31で光磁気ディスク上の
移動元ファイルを消去し、ステップ32でアクセス回数
に対応して決定されたゾーン即ち移動先ゾーンの空アド
レスを探して決定し、管理データバッファ24の該当す
るファイルの管理データ(のゾーン,アドレス)に記録
してステップ33に進む。
【0068】ステップ33では、記録/再生データバッ
ファ23に格納されていたデータを光磁気ディスク1上
の移動先のゾーン,アドレスに記録した後、記録された
該データをステップ34で読出して記録/再生データバ
ッファ23内のデータと比較し、ステップ35で一致し
たか否かのチェック(ベリファイ)を行い、一致しなけ
れば一致するまでステップ33乃至ステップ35のサイ
クルを繰返して、次のステップに進む。
【0069】図2に示した(図3のルーチンを含む)サ
ブルーチン「ファイル配列変更A」を実行することによ
り、図4に示したようにアクセス回数が100以上の高
頻度のファイルはゾーン#9に、アクセス回数が90以
上100未満のファイルはゾーン#8に、以下同様にし
てアクセス回数が19以下のファイルはゾーン#0にそ
れぞれ配列し直される。
【0070】したがって、アクセス頻度の高いファイル
ほど外周側のゾーンに、低頻度のファイルほど内周側の
ゾーンに配列されるから、全ファイルの平均的なアクセ
ス所要時間が短縮され、作業効率が上昇する。
【0071】各ゾーン毎に設定される閾値は、図4に示
したような値に固定されるものではない。例えば新しい
光磁気ディスクにファイルを作成する初期には全ファイ
ルのアクセス回数が少ないから、各ゾーンの閾値をそれ
ぞれ小さく設定し、ファイルがゾーン#9に集中するよ
うになったら逐次閾値を上げるようにするとよい。
【0072】図6はディスクへの情報格納方法の第2実
施例であるサブルーチン「ファイル配列変更B」を示す
フロー図である。図6に示したファイル配列変更Bのサ
ブルーチンは、例えば図7に示すように予めゾーン#0
〜ゾーン#9に対してアクセスタイムの閾値を設定し、
アクセスタイムが新しい(最近アクセスされた)ファイ
ルは転送レートの高い外周側のゾーンに残してアクセス
所要時間を短縮し、アクセスタイムの旧いファイルは逆
に内周側のゾーンに移すことにより、全ファイルの平均
的な作業効率の上昇を計るものである。
【0073】図6に示したサブルーチンがスタートする
と、ステップ40で管理データバッファ24内の各ファ
イルの管理データについてそのゾーン番号とアクセスタ
イム(年月日,時分秒)とをチェックし、ステップ41
でアクセスタイムがそのゾーン番号に対する設定値(閾
値の範囲)以前であるか否かを判定して、否ならばステ
ップ44にジャンプし、以前であればステップ42に進
む。
【0074】ステップ42では、アクセスタイムに対応
するゾーンを決定し、図3に示したサブルーチン「ファ
イル移動処理」を実行した後、ステップ43に進んで管
理データバッファ24内の該当するファイルの管理デー
タのうちゾーン番号,アドレスをそれぞれ移動先のデー
タに修正してステップ44に進む。
【0075】ステップ45乃至ステップ47は、それぞ
れ図2に示したファイル配列変更Aのステップ25乃至
ステップ27と全く同じであるから、ステップ42のフ
ァイル移動処理がステップ22と同じであると同様に、
詳しい説明を省略する。
【0076】図6に示したサブルーチン「ファイル配列
変更B」を実行することにより、図7に示したように前
回のアクセスタイムが1日以内と新しいファイルはゾー
ン#9に、アクセスタイムが2日乃至10日のファイル
はゾーン#8に、以下同様にしてアクセスタイムが81
日以前のファイルはゾーン#0にそれぞれ配列し直され
る。
【0077】この第2実施例は、一般に前回のアクセス
タイムが新しいファイルほどアクセス頻度が高い傾向に
あるから、第1実施例と同様に全ファイルの平均的なア
クセス所要時間が短縮され、作業効率が上昇する効果が
ある。しかも第1実施例と異なり、新しく登録されたフ
ァイルはゾーン#9に記録されるから、ゾーンに対する
閾値の設定を修正する場合が少ないという利点がある。
【0078】また、第1実施例においては、前回のアク
セスの新旧に関係なくアクセス回数のみで配列が決定さ
れるから、以前は頻繁にアクセスしていたが最近は余り
アクセスしないファイルが外周側のゾーンに残ることに
なる。第2実施例では、アクセス直後にはゾーン#9に
記録されるが、その後にアクセスされないファイルは次
第に内周側のゾーンに移されるから、最近の頻度によっ
て外周側のゾーンか内周側のゾーンかが決定される傾向
が強いという長所もある。
【0079】したがって、ファイルの性質やアクセスの
傾向に応じて、第1実施例によるか第2実施例によった
方が有利かを決定するようにすれば、この発明の効果を
より有効に生かすことが出来る。
【0080】以上説明した第1及び第2実施例は、いず
れも各ゾーンがそれぞれ1個のブロックを形成し、従っ
て10個のブロックが構成された場合について述べた。
しかしながら、一般に全ファイルのうちアクセス頻度の
高いファイルは極めて一部に限られ、殆んどのファイル
は頻度の低いものである場合が多い。
【0081】そのため、ブロック数が多いと全ファイル
のアクセス回数又は頻度に対して、配列変更処理の比率
が多くなる傾向が出てくる。即ち、ホストマシンからの
指令がない空き時間に配列変更が行われるから作業効率
に影響がないとしても、配列変更のためだけのアクセス
が増加する。従って、実用上はアクセス回数又はアクセ
スタイムを2〜3種類位に分類し、隣接するゾーンをま
とめてブロック数を減らすとよい。
【0082】図8はゾーン#9のメインエリア8aを除
いた部分をアクセス頻度の高いファイルを格納するブロ
ックAとし、ゾーン#0のサブエリア8bを除いた部分
とゾーン#1〜ゾーン#8とをまとめてその他のファイ
ルを格納するブロックBとした場合の配列を模型的に示
した図である。
【0083】図9は、図8に示した2個のブロックA,
Bからなる光磁気ディスクへの情報格納方法の第3実施
例であるサブルーチン「ファイル配列変更C」を示すフ
ロー図であり、そのメインルーチンの一例は第1又は第
2実施例と同様に図1に示したルーチンである。
【0084】図9に示したサブルーチンがスタートする
と、先ずステップ50で管理データバッファ24内のす
べてのファイルの管理データのうち、ゾーン#9(ブロ
ックA)以外のゾーン番号(ブロックB)のファイルに
ついてアクセスの有無をチェックして、ステップ51で
アクセスが有ったか否かを判定し、否ならばステップ5
6にジャンプし、1個でもアクセスがあればステップ5
2に進む。
【0085】ステップ52では、アクセスされたファイ
ルをゾーン#9に移動するが、ファイルの移動処理は図
3に示したファイル移動処理のルーチンと同様に行われ
るから説明を省略する。アクセスされたファイルのゾー
ン#9への移動が終ればステップ53に進む。
【0086】ステップ53では、ゾーン#9の残容量す
なわち空きトラック又は空きセクタの数をチェックし、
ステップ54で残容量が予め設定した許容値すなわち比
較的大きなファイルでも十分収納出来る値以下になった
か否かを判定し、否すなわち残容量が許容値を超えてい
ればステップ56にジャンプし、許容値以下になったら
ステップ55に進む。
【0087】ステップ55では、ゾーン#9内のファイ
ルの管理データをチェックして、アクセスタイムの最も
旧いファイルをブロックBすなわちゾーン#8〜ゾーン
#0のうちの空番地を探してファイル移動処理を行った
後、ステップ53に戻る。従って、残容量が許容値を超
えるまでステップ53乃至ステップ55のループを実行
してからステップ56にジャンプする。
【0088】ステップ56でゾーン#9以外のすべての
ファイルが処理終了したか否かを判定して、否であれば
ステップ50に戻り、すべて終了すればステップ57に
進んでメインエリア8aの内容を、ステップ58に進ん
でサブエリア8bの内容をそれぞれ更新して、図1に示
したメインルーチンにリターンする。
【0089】以上説明した第3実施例は、アクセスタイ
ムの新旧に応じて処理する第2実施例を10個のゾーン
を2ブロックにまとめた場合に適用したものであるか
ら、第2実施例と同様な効果を有し、しかもファイルの
配列変更処理を遙かに少なくした。同様に、アクセス回
数の大小に応じて処理する第1実施例を、2ブロックに
まとめた場合に適用することも可能であることはいうま
でもない。
【0090】また、この発明は図4,図7,図8,図1
0に示して説明したように、ファイル毎に作成した管理
データをまとめた管理データ群を格納する管理データ領
域を、ディスクの最外周ゾーンと最内周ゾーンにそれぞ
れ設けている。そのいずれをメインの領域とし他をサブ
の領域としてもよい。
【0091】このように2箇所に同じ内容の管理データ
群を記録したことにより、メインの領域から管理データ
群が再生出来ない場合にはサブの領域から再生すること
が出来るから、管理データ読取不能により全ファイルが
記録/再生出来なくなるという致命的な障害を防止する
ことが出来る。
【0092】さらに、上記の各図に示したように、最外
周ゾーンにメインエリア8aを、最内周ゾーンにサブエ
リア8bを設けると、通常はメインエリア8aによって
管理データ群のアクセス所要時間が短縮されると共に、
アクセス頻度の高いファイルが外周側のゾーンに配列さ
れているから、ディスクの半径方向に移動して記録/再
生を行う光ヘッド26の平均移動距離が短かくなり、記
録/再生開始までの時間が大幅に短縮される効果もあ
る。
【0093】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ファイルのデータの記録/再生が確実に、しかも高速で
行われ、システム全体の作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるディスクへの情報格
納方法のメインルーチンを示すフロー図である。
【図2】図1に示したメインルーチンが第1実施例とし
て使用するファイル配列変更Aのサブルーチンを示すフ
ロー図である。
【図3】図2に示したサブルーチンの一部であるファイ
ル移動処理の一例を詳しく示すフロー図である。
【図4】図2に示したサブルーチンが実行された後のフ
ァイルの配列を模型的に示す図である。
【図5】図1に示したディスクへの情報格納方法を適用
する光ディスク装置の制御系の一例を示す回路図であ
る。
【図6】図1に示したメインルーチンが第2実施例とし
て使用するファイル配列変更Bのサブルーチンを示すフ
ロー図である。
【図7】図6に示したサブルーチンが実行された後のフ
ァイルの配列を模型的に示す図である。
【図8】すべてのゾーンを2個のブロックにまとめた場
合のファイルの配列を模型的に示す図である。
【図9】図1に示したメインルーチンが第3実施例とし
て図8に示したゾーンのブロックに対して使用するファ
イル配列変更Cのサブルーチンを示すフロー図である。
【図10】ZCAV方式の光磁気ディスクの各ゾーンに
おけるセクタの配置の一例を示す平面図である。
【図11】CAV方式の光磁気ディスクにおけるセクタ
の配置の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1:ZCAVディスク(ディスク) 2:ゾーン 3:トラック 4:セクタ 8a:メインエリア(メインの管理データ領域) 8b:サブエリア(サブの管理データ領域) 10:光ディスク装置 28:光磁気ディスク(書換え可能なディスク) 30:ホストマシン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録するトラック群を互いに相隣
    る複数のゾーンに分割し、該ゾーン毎に異なる角速度で
    前記情報の記録/再生を行うZCAV規格に準拠した書
    換え可能なディスクを、予め設定した一定の角速度で回
    転させて前記情報の記録/再生を行なう場合のディスク
    への情報格納方法において、 前記ゾーンを1個ずつ、又は相隣る複数個のゾーンをま
    とめて複数のブロックに構成し、 互いに独立した前記情報の格納単位であるファイル毎に
    そのアクセス回数をカウントして記録し、 前記各ファイルを、前記アクセス回数が多いものほどそ
    の格納位置が前記ディスクの外周側のブロックになるよ
    うに格納し直すことを特徴とするディスクへの情報格納
    方法。
  2. 【請求項2】 情報を記録するトラック群を互いに相隣
    る複数のゾーンに分割し、該ゾーン毎に異なる角速度で
    前記情報の記録/再生を行うZCAV規格に準拠した書
    換え可能なディスクを、予め設定した一定の角速度で回
    転させて前記情報の記録/再生を行なう場合のディスク
    への情報格納方法において、 前記ゾーンを1個ずつ、又は相隣る複数個のゾーンをま
    とめて複数のブロックに構成し、 互いに独立した前記情報の格納単位であるファイル毎
    に、それを最後にアクセスした年月日,時分秒等のアク
    セスタイム情報を記録し、 前記各ファイルを、前記アクセスタイム情報が新しいも
    のほどその格納位置が前記ディスクの外周側のブロック
    になるように格納し直すことを特徴とするディスクへの
    情報格納方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のディスクへの情報
    格納方法において、 前記ファイル毎に作成したファイル名,格納アドレス及
    びアクセス回数又はアクセスタイム情報等からなる管理
    データをまとめて格納する管理データ領域を、前記ディ
    スクの最外周ゾーン及び最内周ゾーンにそれぞれ設け、 前記いずれかのゾーンに設けた管理データ領域をメイン
    の領域、他のゾーンに設けた管理データ領域をサブの領
    域として、 前記管理データのうち少くともいずれか1個が変更され
    た時には前記メインの領域内の管理データを更新し、 更新された該管理データと同じ内容を前記サブの領域に
    複写することを特徴とするディスクへの情報格納方法。
JP8197694A 1994-04-20 1994-04-20 ディスクへの情報格納方法 Pending JPH07295760A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012113662A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Fujitsu Ltd アクセス制御プログラム、アクセス制御方法および情報処理装置

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