JPH07295722A - 筆記具兼用信号ペン回路 - Google Patents

筆記具兼用信号ペン回路

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JPH07295722A
JPH07295722A JP10895094A JP10895094A JPH07295722A JP H07295722 A JPH07295722 A JP H07295722A JP 10895094 A JP10895094 A JP 10895094A JP 10895094 A JP10895094 A JP 10895094A JP H07295722 A JPH07295722 A JP H07295722A
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transistor
voltage
output
collector
circuit
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JP10895094A
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Inventor
Hiromichi Takahashi
弘道 高橋
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電容量結合方式スイッチ信号検出装置のケ
ーブル無しの信号ペン回路であり、高出力電圧且つ低消
費電力化、周波数シフトしても出力の一定レベル化、電
気的動作の高信頼化、低コスト化、信号ペン重量の軽量
化、を図る。 【構成】 出力タンク回路と、この途中タップを駆動す
るC級動作のトランジスタと、このトランジスタのベー
スからコレクタへ向けて接続したショットキーバリアダ
イオードと、ドライブ抵抗を介して無調整型発振接続さ
れたセラミック振動子と、発振周波数シフト用コンデン
サと、電源部とで主に構成される。 【効果】 1.55Vの一個の電池からの85μAの消
費電力で動作でき、その他上記目的を簡単な回路構成で
完全に満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電容量結合方式の板面
状タブレットに当接するケーブル無しのスイッチ信号検
出ペンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、試験の採点やアンケート等に用
いる筆記機能を有して、筆記の際の押圧の有無を検出す
る信号ペンに関して、構造が簡単なことからメカニカル
スイッチの接点、又はフォトインタラプタの出力をケ−
ブルで制御装置に結合する方法や、感圧式タブレットを
通常の筆記具で作動させる方法が採られている。又、ペ
ン内部に微弱電流の送信機を設けスイッチ信号により変
調をかけ、その電流を本体側で 受信する方法等も採ら
れている。また、微弱電流を用いる方式では複数の人間
が同時に操作する場合、チャンネル数の確保や混信等の
不具合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のケ−ブル付の筆
記具兼用信号ペンの場合、筆記量が多いとケ−ブルが邪
魔になって操作性が悪くなり、又感圧式の場合筆記すべ
き紙を多数枚重ねて入力することが不可能であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した従来の
問題点に鑑みなされたもので、静電容量結合方式信号検
出装置の、板面状電極を有するタブレットに当接するケ
ーブル無しのスイッチ信号ペン回路であり、前記タブレ
ットの板面状電極と静電容量結合する信号ペン先端部の
2つの導体に接続されたコイルとコンデンサからなる共
振周波数を調整できる出力タンク回路と、コレクタ電流
が前記コイルの途中タップを駆動するC級動作のトラン
ジスタと、該トランジスタのベースからコレクタへ向け
て接続したショットキーバリアダイオードと、前記トラ
ンジスタのコレクタ‐ベース間にコレクタ側のドライブ
抵抗を介して無調整型発振接続されたセラミック振動子
と、該セラミック振動子に並列に接離可能な発振周波数
シフト用コンデンサとからなる信号ペン回路を提案する
ものである。
【0005】
【作用】出力タンク回路(コイル及びコンデンサによる
並列共振回路)に蓄えられた電気振動の一部をセラミッ
ク振動子に与え、このセラミック振動子の固有振動周波
数の反転位相振動電圧を、本回路の唯一の能動素子であ
るトランジスタのベースへ帰還しトランジスタをC級動
作させる。トランジスタのコレクタは出力タンク回路の
コイルの途中タップを駆動するがC級動作であることか
ら大変効率よい出力タンク回路の駆動ができる。出力タ
ンク回路の両端間は途中タップより高い電圧となりここ
で昇圧される。またトランジスタのベースからコレクタ
に向けてショットキーバリアダイオードを実装している
ので、ベース駆動DCレベルの自動調整が働き、トラン
ジスタのhFEのバラツキがあっても、またはセラミック
振動子を微少周波数シフトしても、更には出力タンク回
路の共振周波数が多少ズレても、出力電圧はほぼ一定に
保持される。更に、出力タンク回路のリアクタンス成分
の一部をセラミック振動子のリアクタンス成分と合成さ
せているので、セラミック振動子の周波数誤差が、出力
タンク回路の共振周波数を微調することにより、補正さ
れる。
【0006】
【実施例】以下本発明の詳細を添付図を参照して説明す
る。図1は本信号ペンを使用する静電容量結合方式スイ
ッチ信号検出装置の全体構成図である。信号ペン5内部
にアクティブ回路の擬似平衡型AC信号発生器1が配置
され、連続したAC信号を発生し、信号ペン先端部のス
タイラス導体3及びリング状導体4へ平衡印加する。電
源部としての電池2はペン内部の回路へ動作電力を供給
する。
【0007】信号ペン5の先端部のスタイラス導体3及
びリング状導体4は板面状電極6の近くにある時、板面
電極6と小容量の静電容量結合することになる。従っ
て、信号ペン5の先端部のスタイラス導体3とリング状
導体4間の平衡電気信号は板面電極6との結合容量の大
きさに従って板面電極6へ伝達される。この板面電極6
へ伝達されたAC信号は、ACカップリングコンデンサ
7を介してバッファアンプ8へ印加される。バッファア
ンプ8の出力はバンドパスフィルタ9に印加され、バン
ドパスフィルタ9は必要周波数帯域のみ通過させる。こ
のバンドパスフィルタ9を通過した電圧信号は増幅器1
0により計測に充分な電圧レベルに増幅され、制御部1
1で周波数計測される。
【0008】信号ペン回路を次に説明する。図2は酸化
銀ボタン電池1個を電源とする信号ペン5の全回路であ
る。約1.55Vの電池26が本回路の動作電力を供給
する。抵抗28はサージ電流防止用(例えば100Ω)
であり、コンデンサ29は瞬時電源電圧安定化用(例え
ば1μF)である。
【0009】本回路の唯一の能動素子はトランジスタ1
4であり、このトランジスタ14のコレクタは出力タン
ク回路16のコイル17の途中タップを駆動する。出力
タンク回路16は蓄えた電気振動をその並列共振回路の
出力として、図3に示すように信号ペン5の先端部のス
タイラス導体3及びリング状導体4を疑似平衡電圧駆動
する。出力波形は正弦波である。電源である電池27の
正側端子から流れる電流は、電源スイッチ28を通り、
主には出力共振コイル17を通りトランジスタ14のコ
レクタ及びエミッタを通りエミッタ抵抗15及びサージ
電流防止抵抗29を通り電池27の負側端子に帰る。
【0010】出力タンク回路16の電気振動の一部が抵
抗21を介してセラミック振動子12を電気−機械振動
させる。共振分割コンデンサ22及び23はセラミック
振動子12と並列に実装されるため、電気−機械振動周
波数を微少シフトするが、コンデンサ22及び23の中
間点が図示のように電源ラインに接続されているので、
セラミック振動子12の両端を、電源レベルに対して互
いに逆位相にする役目を持つ。スイッチ26はスタイラ
ス押圧スイッチであり、操作者が信号ペン5のスタイラ
ス3を板面状電極に押圧するとONする。スイッチ26
がONするとコンデンサ24により発振周波数を数kH
Z低下させる。尚、抵抗25は周波数シフトコンデンサ
24のDCレベル固定用の高抵抗(例えば10MΩ)で
あり、スイッチ26がONした瞬間の回路のDCバイア
ス値の急変を防止している。
【0011】抵抗21を介してドライブされてセラミッ
ク振動子12が電気−機械振動するがその反対端子は前
述のように逆位相のAC電圧が誘起し、抵抗19を介し
てトランジスタ14のベースをAC駆動する。尚抵抗2
0はトランジスタ14の動作DCバイアスを印加するた
めの比較的高抵抗値(200kΩ乃至3MΩ)である。
抵抗19は必ずしも必要ではないがトランジスタ14を
安定動作させる役目と、セラミック振動子12に電圧コ
ンプライアンスを与える役目とを持つ。例えば1kΩの
抵抗である。トランジスタ14のベースからコレクタへ
向けてショットキーバリアダイオード13を接続してあ
るが、その働きの詳細説明は後述する。抵抗15がトラ
ンジスタ14のエミッタと負電源ライン間に入れてある
が、トランジスタ14を安定動作させる役目と、トラン
ジスタ14を理想電流源に近い動作にする役目を持ち、
10乃至100Ωの抵抗値である。
【0012】ここで本回路の発振動作を詳細に説明す
る。電源スイッチ28がONすると、コンデンサ30が
抵抗29を通して充電され、速やかに定常電圧である約
1.55Vに達する。始めは出力タンク回路16もセラ
ミック振動子12も電気振動していないが、電源電圧の
微変動またはトランジスタ14が発する微少ノイズによ
り出力タンク回路16が起振され微振動する。その微振
動の一部が抵抗21を介してセラミック振動子12にも
伝わり電気−機械的微振動を始める。トランジスタ14
のベースには逆位相の電圧微振動として帰還しトランジ
スタ14で位相反転増幅されそのコレクタが出力タンク
回路16を同位相で駆動する。増幅度のあるこの正帰還
ループにより電気振動はだんだん大きくなる。この初期
の段階でのトランジスタ14の動作はA級増幅動作であ
り、出力タンク回路16の共振周波数がセラミック振動
子の周波数の近傍周波数であれば、本回路は必ず発振起
動する。
【0013】本回路の発振周波数は、トランジスタ14
のベースへ帰還するAC電圧を決定しているセラミック
振動子の周波数により主に決定され、出力タンク回路1
6の発振周波数への影響については後述する。上述の振
動電圧が大きくなってくるとトランジスタ14の導通開
始ベース電圧レベルよりも、負側ピークにおいて、ベー
ス電圧が低くなる。この段階からトランジスタには間欠
電流のみ流れ、トランジスタ14のコレクタは出力タン
ク回路16を一種のスイッチング駆動する。スイッチン
グ駆動ではあっても、出力タンク回路16は正弦波振動
を維持する。
【0014】振動電圧がさらに大きくなると、図3を参
照して、トランジスタ14のベースとコレクタが逆位相
であることから、ベースの正ピーク電圧がコレクタの負
ピーク電圧よりも大きくなる。ショットキーバリアダイ
オード13の役目は、第一に一般的に良く知られている
通りトランジスタ14自体を飽和導通領域にまで強導通
させないことであり、第二に出力タンク回路16の振動
レベルを一定値に制御することである。その動作を詳述
する。図3のコレクタ電圧波形32がベース電圧波形3
5よりもピーク時点で下回り、ショットキーバリアダイ
オード13の電流波形38に示すような電流が間欠的に
流れるようになる。DCバイアス印加抵抗20を流れる
電流はトランジスタ14のベースへ流れる間欠電流とシ
ョットキーバリアダイオード13に流れる間欠電流と
の、両方へ流れるため、抵抗20の平均電圧降下は多く
なり、トランジスタ14のベースDCバイアス電圧は深
くなり、コレクタの出力タンク回路16を駆動する電流
も低下し、出力振動電圧もそれ以上大きくならない。こ
のような実働作上でのフィードバックが掛かるため、ス
イッチ26がONし発振周波数がシフトしても、または
出力共振コイルを微調整(その目的は後述する)して
も、またはトランジスタ14のhFEにバラツキがあって
も、出力電圧を略一定に保持する。
【0015】このような定常状態において、トランジス
タ14のベース電圧は波形35に示すように、前記作用
により深いDCバイアス電圧となり、振動電圧のピーク
値付近のみトランジスタ14を導通状態にし、波形37
に示すようなコレクタ電流波形となる(コレクタに流入
する向きを負方向で図示した)。これはトランジスタが
C級動作していることであり、電源消費電流に対して非
常に効率よい回路動作である。逆に言うと、このような
動作状態となる様にDCバイアス印加抵抗20の抵抗値
を選定している。
【0016】出力タンク回路16は波形31及び32に
示すように正側電源電圧レベルを中心に、半周期の間は
正側電源電圧を大きく越して振動するので振動電圧レベ
ルを大きく取ることができる。更に出力電圧はトランジ
スタ14のコレクタ電圧が昇圧されて、大きな出力AC
電圧レベルとなる。出力インピーダンスは大きいが、信
号ペン先端部のスタイラス導体3と板面電極6の間の結
合容量が通常使用状態で1pF以下なので負荷への信号
流出は実用上無視できるレベルである。また信号ペン先
端部のスタイラス導体3とリング状導体4間の浮遊容量
は出力共振コンデンサ17に含まれるものと考えられる
ため、出力タンク回路16の負担にはほとんどならな
い。従って図2のように出力タンク回路16の両端の高
電圧レベルを直接出力しても問題ない。
【0017】発振周波数は、基本的にはセラミック振動
子12の電気−機械振動周波数で決定されるが、本回路
の場合、出力タンク回路16のリアクタンス成分を抵抗
21(例えば22kΩ)によりセラミック振動子12と
緩く結合させているので、半固定のインダクタンスであ
る出力共振コイル17を調整することにより、発振周波
数を微調整できる。従って、個々のセラミック振動子は
周波数誤差を持っているが、これで周波数誤差を実用上
なくす事ができる。455kHZのセラミック振動子の
場合、4通りのペンステータスに対して最大約5kHZ
の周波数シフトをさせているので、数百HZの周波数誤
差は問題となるので、この誤差調整機能は重要である。
【0018】出力共振コイル17はシールドケースに納
めてあり回路パターンとの不要な電磁結合を避けてい
る。尚図2において、出力タンク回路16の共振周波数
をコイルのインダクタンスを可変して合わせているが、
共振コンデンサ18の容量を可変してもよい。本回路の
場合、出力を455kHZ5.5Vppとした場合、1.
55Vの電源から単に約85μA電流消費するのみであ
り非常に低消費電力である。SR48型酸化銀ボタン電
池1個で通常使用で1年間の電池寿命を実現できた。
【0019】本回路はピアースC−B発振回路とは異な
り、トランジスタのコレクタに接続する共振回路が、誘
導性であっても容量性であっても問題なく安定発振す
る。従ってセラミック振動子12の周波数誤差が正側で
も負側でも、安心して出力タンク回路16の共振周波数
を調整して(セラミック振動子12の周波数での出力タ
ンク回路16及び17のリアクタンス成分を調整して)
発振周波数を補正できる。また参考までに記すが、本回
路の出力タンク回路16の代わりに抵抗で置き換えた無
調整セラミック発振回路の場合、発振動作はするがその
出力波形は、約1Vppの20%乃至30%デューティ比
のパルス状であり立上り立下りの鈍った波形となり、正
弦波とは非常にかけ離れたものである。この波形の基本
波(正弦波)成分は1Vpp以下であり、またその消費電
流は約90μAで効率が悪く、更に出力電圧を高周波ト
ランスで5倍以上昇圧するとトランスの損失と各浮遊容
量の影響で消費電流がこの2倍以上となり、座標検出装
置の信号ペン用としては波形の悪さもあり使用に耐えな
い。またその場合の回路定数が適切でないと本来の周波
数ではないスプリアス周波数の発振を起こし易く不安定
なものとなる。
【0020】次に無電池信号ペンの実施例を図4を参照
して説明する。信号発生回路部分は図2のものと全く同
じなので説明を省略する。電源供給方法が電池ではな
く、スイッチ信号検出装置本体からケーブル無しで信号
ペンに与える部分のみ図2と異なる。スイッチ信号検出
装置本体の板面電極6の周囲に励磁ループコイル45を
配設する。信号ペンの発生するAC信号とは周波数の異
なるACパワー発振器46により励磁ループコイル45
にACパワー電流を流す。励磁ループコイル45と並列
に配置してあるコンデンサは励磁ループコイル45と並
列共振し、パワーロスを低くする役目を持つ。
【0021】信号ペン内にペン軸方向に沿ってACパワ
ーレシーブコイル39が配設してあり、棒状フェライト
コアに巻かれている。ACパワーレシーブコイル39の
両端にはコンデンサ40が接続され、並列共振回路を構
成し、その共振周波数はACパワー発振器46の周波数
である。この信号ペンが、板面状電極6の上で使用状態
にあるとき、ACパワーレシーブコイル39と励磁ルー
プコイル45とが図4の記号M44で示す相互インダク
タンス結合し、ACパワーレシーブコイル39に共振電
流が誘起される。この共振電流の一部を、ACパワーレ
シーブコイル39の途中タップから2個の整流ダイオー
ド41及び42により取り出しDC化し、電圧安定器4
3に印加する。電圧安定器432は例えば2.5VのD
C電圧を前述のAC信号発生回路へ電源として供給す
る。前述のAC信号発生回路が今までになく低消費電力
であるため、図4のケーブル無しの電源供給が低いコス
トで実現できた。
【0022】
【発明の効果】本発明による信号ペン回路は、低消費電
力且つ高出力電圧という相反する要求を高いレベルで満
たしており、1.55V電源電圧で約85μAの消費電
流で実現できた。そのため使用者の電池交換の手間と費
用を節減できた。また今まで理論的には可能であっても
実用上は実現できなかった、ケーブル無しの電源供給も
実現可能とした。信号発生回路部分の能動素子はトラン
ジスタ1個であり、コストも低く製造できるものであ
る。また信号ペンの重量も軽減し、操作性も向上した。
またセラミック振動子の個々の周波数のバラツキを出力
タンク回路の共振周波数を調整することで補正できるの
で、信号ペンのスイッチステータスのデコードの信頼性
を狭帯域にもかかわらず向上させ、更に簡単な回路によ
り出力電圧レベルをほぼ一定に制御できたので、ステー
タススイッチにより周波数シフトをしても、上記の周波
数補正をしても、個々のトランジスタのhFEのバラツキ
があっても、安定したペン信号の検出を可能とした。
又、板面状電極の上でのみ入力可能なことから、隣接し
て操作しても混信等の相互干渉を防ぐことができるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本信号ペンを使用するスイッチ信号検出装置
の構成図
【図2】 電池を電源とする信号ペン回路図
【図3】 電源レベルに対する電圧及び電流波形
【図4】 相互インダクタンス結合により電源供給され
る信号ペン回路図
【符号の説明】
1 AC信号発生器 2 電源部 3 信号ペン先端部のスタイラス導体 4 信号ペン先端部のリング状導体 5 信号ペン 6 板面電極 7 ACカップリングコンデンサ 8 バファ−アンプ 9 フィルタ− 10 増幅部 11 制御部 12 セラミック振動子 13 ショットキーバリアダイオード 14 トランジスタ 15 エミッタ抵抗 16 タンク回路 17 出力共振コイル 18 出力共振コンデン 19 ベース抵抗 20 DCバイアス印加抵抗 21 セラミック振動子ドライブ抵抗 22 共振分割コンデンサ 23 共振分割コンデンサ 24 周波数シフトコンデンサ 25 コンデンサ42のDCレベル固定抵抗 26 スタイラス押圧スイッチ 27 電池 28 電源スイッチ 29 サージ電流防止抵抗 30 瞬時電源電圧安定化コンデンサ 31 出力電圧波形 32 トランジスタのコレクタ電圧波形 33 正側電源電圧レベル 34 トランジスタの導通開始ベース電圧レベル 35 トランジスタのベース電圧波形 36 負側電源電圧レベル 37 トランジスタのコレクタ電流波形 38 ショットキーバリアダイオードの電流波形 39 ACパワ−レシ−ブコイル 40 コンデンサ 41 整流ダイオード 42 整流ダイオード 43 電圧安定器 44 相互インダクタンス結合 45 励磁ループコイル 46 ACパワー発振器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電容量結合方式信号検出装置の、板面
    状電極を有するタブレットに当接するケーブル無しのス
    イッチ信号ペン回路であり、前記タブレットの板面状電
    極と静電容量結合する信号ペン先端部の2つの導体に接
    続されたコイルとコンデンサからなる共振周波数を調整
    できる出力タンク回路と、コレクタ電流が前記コイルの
    途中タップを駆動するC級動作のトランジスタと、該ト
    ランジスタのベースからコレクタへ向けて接続したショ
    ットキーバリアダイオードと、前記トランジスタのコレ
    クタ‐ベース間にコレクタ側のドライブ抵抗を介して無
    調整型発振接続されたセラミック振動子と、該セラミッ
    ク振動子に並列に接離可能な発振周波数シフト用コンデ
    ンサとからなることを特徴とする信号ペン回路。
  2. 【請求項2】 電池により電源を供給する請求項1記載
    の信号ペン回路。
  3. 【請求項3】 相互インダクタンス結合によりケーブル
    無しで誘導発生する電力を直流化し電圧安定化し電源供
    給する、請求項1記載の信号ペン回路。
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