JPH07295117A - 写真原画からのコピー製造法 - Google Patents

写真原画からのコピー製造法

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JPH07295117A
JPH07295117A JP5250204A JP25020493A JPH07295117A JP H07295117 A JPH07295117 A JP H07295117A JP 5250204 A JP5250204 A JP 5250204A JP 25020493 A JP25020493 A JP 25020493A JP H07295117 A JPH07295117 A JP H07295117A
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JP
Japan
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color
standardized
film
specific
original
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Application number
JP5250204A
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English (en)
Inventor
Walter Kraft
クラフト ヴァルテル
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Gretag Imaging AG
Original Assignee
Gretag Imaging AG
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/73Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers
    • G03B27/735Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers in dependence upon automatic analysis of the original

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】写真原画の色を正確に再生するための複写方法
の提供 【構成】写真複写機中の写真原画のコピーを製造する方
法であって;複写される原画を該複写機の測定ステーシ
ョンの測定システムにより区分的に走査し、走査した区
分から送達または伝達された測定光を検出構成に入力
し、測定光を波長と強度の函数としての電気信号に変換
し、電気信号を加工のための色データを得るためにディ
ジタル化し、次いで補正値を設定するために解析単位中
で色データを解析し、得られた補正値を使用して光の要
求露出量を決定して、原画をコピーする段階からなる。
解析する段階は、該色データを、順序またはフィルム型
特性である可逆的な直線または非直線標準変換に処し
て、標準化した色値に変換し、標準化した色値から解析
単位中でフィルム固有値で標準化した補正値を形成し、
これら標準化した補正値を更に脱標準化する段階からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真カラー複写機中での
写真原画の写真コピー製造法に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】今日、写
真複写機(写真プリンター)は、カラーネガからカラー
コピーを自動的に製造するために現代の写真現像室で使
用されている。概して、この装置内のフィルムストリッ
プ上に見出される原画は、写真複写機の測定ステーショ
ン中で3基本色の赤、緑及び青について写真電子的に走
査される。測定の結果は、評価されそして複写のための
露出要求量を決定するために使用される。かくして、所
望のコピーは、写真複写機の露出ステーション内の露出
複写光の決定量を使用して製造される。
【0003】複写のための露出光の量を決定するために
使用する方法は、米国特許第2,571,697号に記
載されている基本原則の改良法に主に基づいている。概
して、複写される原画の基本色の着色に係わらずコピー
上で測定される色濃度が平均して中性灰色になるように
して3基本色についての複写のための露出光の量が測定
されると、満足できるカラーコピーが得られる。この簡
単な場合は、全体の原画のために設定した原画の色濃度
は、露出制御のための基礎として機能する。「積分補正
(intregral correction)」として知られているこの方法
は、同色の大部分が、原画中で所謂「優勢色(colour do
minant) 」としてと現れる場合は機能しない;というの
はその際、例えば、原画上の中性色領域は、優勢色に対
する補色である色でもってコピー上に再生されるからで
ある。
【0004】最近の装置では、その装置では複写される
原画は配置番号で部分的に走査されるのであるが、例え
ば、原画中の高度に着色飽和した領域を計算しないこと
によるか、または上述の平均値を計算する際にこれらの
領域に減荷重をするだけにすることにより、この方法を
改善しようとする試みがなされる。概して公式化する
と、複写のための露出光の要求量は、原画の色解析を基
礎にして決定され、それにより測定点の「色」基準は参
照値、所謂普通濃度に関連して決定される。最も便利な
のは、原画の普通に露出される色中性領域の測定濃度が
基準値として使用される。別の可能性は、多数の原画に
ついての3基本色における3個の測定濃度の平均値とし
て基準値を定義することにある。
【0005】ネガが、特に製造法により、著しく異なる
基本着色を持つことは良く知られている。従って、各々
のフィルムの型について、基準値の特定組を決める必要
がある。今日使用されているネガは、通常コードされて
いて(DX−コード、拡張DX−コード)、そのコード
からフィルムの型は同定できる。その結果、所与の測定
値を決定し、コード化しまたはこれらを基礎定数に適用
することは容易に可能である。別の可能性は、各々のフ
ィルム個々について基準値を決定することにある。例え
ば、これらのフィルムから得られる測定値(測定濃度)
についての(荷重した)信号の結果としてこれらはあり
得る。
【0006】所与の測定点の所謂平均濃度の函数ではな
い基準値を使用することにより、この方法は改善でき
る。原画の測定点の平均濃度は、例えば、赤、緑と青の
3基本色における3測定濃度の相加平均として定義され
る。この方法でもって、原画の函数である原色の色欠損
は、補償できる。例えば、この方法は西独特許公開公報
第2912130号に記載されている。
【0007】(区分の)原画の色の決定の概要の方法
は、簡単な標準化として見ることができ、画像解析のた
めに使用する色データへのフィルムの特性値の影響を消
去する目的を持つ;これらの特性値はフィルムの型の函
数であり得るかまたはフィルムの或る種類についても変
化し得る。しかし、実際には、標準値の決定に基づく方
法が、複写される原画の全ての型についての画像解析の
ためのあり得る最良の測定ではないことが観察された。
これは、画像解析の信頼性を限定しそして満足できる複
写結果が常に得られないかの重要な理由である。
【0008】従って、本発明は、使用されるフィルムに
よらないで広範囲にわたる画像解析のための色データを
提供する、複写される写真原画を解析するための方法を
創作することに向けられている。この方法は、画像解析
に基づいて決定される原画中の色偏差を変換して露出の
正しい値にすることを可能にし、一方複写材料の特性を
計算に入れる。他に有る役目は、標準化した色領域にお
ける座標軸の一つが画像の明度または「中央濃度」のた
めの標準として機能し、その場合他の2個の座標軸は
「カラーフィールド」を横断して、画像の純色の特性
(色相と彩度)を解析することを可能にする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に従うと、これら
のまたは他の共存する問題は解決される。本発明は、写
真複写機中の写真原画のコピーを製造する方法に関して
いて;その方法は複写される原画を写真カラー複写機の
測定ステーション中の測定システムにより区分的に走査
し、複写される原画の各々の走査した区分から送達また
は伝達された測定光を検出構成に入力し、測定光を測定
光の波長と強度の函数としての電気信号に変換し、その
電気信号を加工のための色データを得るために計算−評
価単位中でディジタル化し、次いで補正値を設定するた
めに解析単位中の色データを解析する段階からなる。解
析する段階は、更に(a)その色データを、順序または
フィルム型特有である可逆的な直線または非直線標準変
換に処し、(b)解析単位のための初期データを提供す
るために色データを標準化した色値に変換し、(c)標
準化した色値から解析単位中でフィルム特有の標準化し
た補正値を形成し、複写される原画の色、濃度、および
構造固有値を計算に入れ、そして(d)標準化変換の逆
である脱標準化変換を使用する、解析単位に接続する脱
標準化単位中で、解析単位のフィルム特有の標準化した
補正値を脱標準化した補正値に変換し、脱標準化補正値
も複写されるフィルム材料の色固有値を計算に入れる。
複写光の要求量は、露出計算単位中で脱標準化補正値か
ら決定され、そしてコピーは該複写光を基準にして露出
ステーション内で複写される原画から製造される。
【0010】〔図面の簡単な説明〕本発明の他の目的と
利点を、図面を参照しながら説明される下記の好ましい
実施態様の詳細な説明により明瞭にする:図1は、カラ
ー複写機の線図である。図2は、写真カラー複写機の露
出制御システムのブロックダイアグラムを示し、その中
で本発明の例示の方法が使用されている。図3は、1番
目の方法の変換を示す。図4は、2番目の、拡張方法の
変換を示す。図5と6は、色欠損を除くための例示的方
法を図示する2個のダイアグラムを示す。図7は、本発
明の例示する方法で使用する標準化変換を決定するのに
使用する段階を示す。図8ないし11は、本発明に基づ
く方法の適用前後の、異なる型のフィルムに露出した、
灰色スケール上の枠連続の色ダイアグラムを示す(フィ
ルムの18種の異なる型、枠連続当り11ネガ)およ
び:図12と13は、本発明を基礎にした方法の適用前
後の、異なるフィルム製造者の原画の「色分散プロット
(Color scatter Plot)」を示す。
【0011】
【実施例】以下に記載の実施例は、本発明をより詳細に
説明する目的だけのものであって、これにより本発明の
限定を意図するものではない。 〔好ましい実施態様の詳細な説明〕図1に大要を示した
写真カラー複写機は、実質的には、測定ステーション
1、コンピュータ化−評価単位4、および露出ステーシ
ョン5からなる。特に、測定ステーションは測定光源2
と検出構成3を持つ。検出構成3は、一方で、複写され
る原画Vの走査領域から来る測定光を分光的に分割し、
そして他方で個々のスペクトルの部分を検出し、そして
それらを波長特性と強度特性の電気信号に変換する。例
えば、測定光は既知の3色測定を使用する3個の色フィ
ルターによりスペクトル的に分割される。しかし、プリ
ズム、回折スクリーンまたはスペクトルフィルターによ
っても分別され得る。個々のスペクトル部分は検出さ
れ、光電変換器、例えばCCDイメージセンサー(電荷
結合素子)で変換される。光電変換器は、測定した信号
を変換するためにコンピュータ化−評価単位4に接続し
てある。露出ステーション5も、コンピュータ化−評価
単位4に接続してある。露出ステーションは、複写機の
ための光源6、自動カラーシャッター7のセット、そし
て写真コピーを製造するために複写材料M上に複写され
る原画Vを投影するための再生レンズ8からなる。
【0012】複写される写真原画Vは、光源2からの光
線により、写真カラー複写機の測定ステーション1中
で、好ましくは点基準による点上で走査される。複写さ
れる原画Vの各々の走査区分からの送達または伝達され
る光は、検出構成3に入力され、スペクトル的に分割さ
れ、そして波長と強度の函数である電気信号に変換させ
られる。その電気信号はディジタル化され、コンピュー
タ化−評価単位4に送られ、そこでそれらは青、緑と赤
の3基本色についての、特に対数露出補正についての複
写光の要求量を決定するために評価される。複写される
全ての原画について設定された青、緑と赤の3基本色に
ついての複写光の要求量は、制御信号に変換されそして
露出ステーション5に送られる。これらの制御信号を使
用して、複写光源6と自動的に制御されたカラーシャッ
ター7は、複写機械中の露出ステーション5中で、写真
カラーコピーFを露出するために、複写される原画Vか
ら向けられており、その複写機は欧州特許公開公報EP
−A−312,499号に記載されている機械のような
既知の装置と同様の装置を使用しており、そしてその公
報中の開示はそのまま、参照によりここに包含される。
【0013】測定装置1中の光源2と検出構成3並びに
コンピュータ化−評価単位4は、図2に図示してあるよ
うにクレタークアクチェンゲゼルシャフト製の高性能印
刷機中で実現されたように、露出制御システム11を構
成する。従って、大要図は本発明の例示の方法を説明す
るのに不可欠である要素に限定される。露出制御システ
ム11は、光源2と検出構成3からなる測定システム1
2を包含し、そしてそれによりフィルムストリップ上に
見出される複写されるV(複写される代表的原画であ
る)は、区分的に走査される。例えば、適当な波長領域
にわたって均等に分布する35本のスペクトルの濃度
は、区分毎に決定される。
【0014】3種の「色値」k0 、k1 、k2 は、13
として指示されているデータ減縮ステージ中の35本の
分離したスペクトルの濃度から得られる原画の走査区分
の濃度スペクトルから延長され、そしてそのステージは
コンピュータ化−評価単位4の重要な構成要素である;
これらの色値は、例えば、3色走査で決定された色濃度
とそれらの基本色の赤、緑と青の中で比較できる。3種
の「色値」を決定するための方法は、例えば欧州特許公
開公報EP−A−0,475,897に記載されてお
り、その開示はそのままここで引用により包含される。
この既知の方法により、データ圧縮は各々のスペクトル
濃度に使用されそしてこの方法では3種の色値は垂直変
換("Karhunen-Loeve Transformation" またはKLT)の利
用により決定される。
【0015】コンピュータ化−評価単位4の中に備えた
2個の評価単位14と15の利用により、そのように決
められた色値k0 、k1 、k2 は、同定そして統計的に
評価される。一方、実際のフィルムストリップのデータ
に就いての統計(これは順位特性統計量と命名され
る。)は、評価単位4中で準備される。他方、色データ
0 、k1 、k2 に変換された測定データは、評価単位
15中の所謂フィルム型特有統計量を常時更新するのに
役立つ。フィルムの特定型のための所与の測定データを
カテゴリー別にするために、フィルム中に印刷したまた
はパンチしたフィルムコードは測定システム12によっ
ても同定できる。勿論、フィルム型上の特性統計値は他
の装置により設定できる。そして、決定した測定データ
は、例えば所定の同定単位から評価単位14と15への
データラインを横断して移動させられか、または手動入
力させられそしてこの方法でフィルム特有統計量に入力
される。
【0016】次いで、未加工の色値k0 、k1 、k
2 は、コンピュータ化−評価単位4の標準化単位16中
で標準化色値k0 ’、k1 ’、k2 ’に変換される(例
えば、正規化)。標準化は、直線または非直線の可逆変
換N(これは、順序統計量からまたはフィルム型特有統
計量から決定されるが、おそらくは両方の加重組み合わ
せてからも決定される。)に基づく。後の場合は、両方
の統計量の相対加重は順序特有統計量の決定のために取
得できるデータの量および/または質の函数であるよう
に作成される。
【0017】色値が、相対的に少ないかまたは僅かの複
写される原画の区分的測定に基づく場合は、好ましくは
より高い重みがフィルム型特有統計量に与えられる。
【0018】複写機の露出制御システム11が、統計的
目的のために得られたデータを直接に加工する能力を持
つとされない場合は、標準化工程はメモリー中に含まれ
る蓄積されているフィルム型特有変換でも実施できる。
【0019】フィルムの複写される原画Vの全ての色値
を同じ変換に処することは絶対必要でない。例えば、新
規の変換Nは、フィルムストリップからの実際の測定デ
ータを基礎にして、通常の間隔で決定される。複写され
る原画Vの色値の標準化は、原画Vが複写される直前に
先ず実施されそして複写光の要求量は決定されなければ
ならない。この方法では、現在測定されたデータから誘
導された最も最近の変換Nは標準化に使用できる。
【0020】補正値△kは、コンピュータ化−評価単位
4の構成要素でもある解析単位(例えば、枠解析単位1
7)中で「複写される標準化原画」の色、濃度と構造固
有値に基づいて決定される。これらの補正値は、全体の
原画Vに引用され、理想的には、複写される実際の(標
準化された)原画Vと同じ含有量を持つ「理想」の原画
の間の色偏差として認識され得る。
【0021】フィルム特有ではない、解析単位17の前
に設定した補正値△kは、解析単位17に接続している
脱標準化単位18中で、脱標準化補正値△k′に変換さ
れる。脱標準化補正値△k′は複写フィルム材料の色固
有値を再び計算に入れる。この方法でもって、フィルム
特有、露出特有または対象特有(例えば、優勢色がある
場合はいつも)の着色なしに原画が最適に再生されるよ
うに、いずれかの原画の複写光の量を決定することが可
能である。標準化した色値の脱標準化色値への変換は、
使用される標準化変換に逆である変換Dを利用して実施
される。
【0022】最後に、複写光の要求量または露出補正
は、コンピュータ化−評価単位4の露出計算単位19中
で脱標準化補正値△k′から誘導される;これらの補正
は使用される複写材料Mに適合される。所謂ペーパーパ
ラメータは、この決定をするのに使用される;これらの
パラメータは、例えば欧州特許公開公報EP−A−0,
475,897に記載されているような写真試験方法に
より設定され、そしてその公報の開示はそのままここで
引用により包含される。勿論、上述の公報に記載された
方法以外の方法も、使用される紙に特有である複写光の
量を決定するのに使用できる。
【0023】個々のデータ加工単位13と19は、コン
ピュータ化−評価単位4を更に判り易く描く理由のため
に、図1に纏めた。勿論、それらは分離した構成単位も
形成できる。
【0024】図3は、本発明による与えられる1番目の
変法例のブロックダイアグラムを包含する。説明を判り
易くするために、脱標準化補正値の決定に要求される可
能性のある測定データの前変換から本発明に重要な方法
の段階だけを図示する。ここには、露出計算単位19内
での脱標準化補正値からの複写光の要求量を決定するた
めに要求される方法の段階は図示されていない;という
のはこれは技術水準を構成し、そして例えば、欧州特許
公開公報EP−A−0,312,499に記載されてい
る方法に類似している。
【0025】特に、それは、「未加工」色値の直線標準
化の最も簡単な場合を包含する。入ってくるデータにつ
いて、3色値の一つが「中性濃度(neutral density) 」
として同定され得、そして他の2種の色値が画像点の色
座標として同定できる場合、写真原画Vの解析にとって
有利である。「未加工」色値が近似的にであろうともこ
の条件を満たす場合(例えば、欧州特許公開公報EP−
A−0,475,897に記載のデータ圧縮を使用する
ことにより)、それらは標準化(図3中、要素k0 ,k
1 とk2 の初期ベクトル)に直接処することができる。
0 値は「中性」濃度を表し、一方k1 とk2 により表
される座標軸はカラーフィールドを占める。
【0026】他の方法としては、例えば色値が、複写さ
れる原画の区分的走査から3色走査機を使用して誘導さ
れる場合は(図3中の、赤、緑と青の3基本色中のr,
gとbの色濃度を使用するベクトルc)、それらは好ま
しくは最初に自動的前変換に処せられる。図3に例とし
て示した前変換は初期ベクトルkを提供し、そしてその
ベクトルの要素k0 は「中性濃度」として同定されそし
て3色濃度r,g,bの算術平均は3基本色または赤、
緑と青で図示される。要素k1 とk2 は、例えば、カラ
ー写真で常用の「三線」色レベルである。
【0027】初期ベクトルとして式化された「未加工」
色値,k0 、k1 とk2 を、今や直線変換に処する。好
ましくは一元のマトリックスを標準化マトリックスNと
して使用する;いうのはその結果として次の脱標準化、
D=N-1は簡単な互換、D=NT に縮小されるからであ
る。さらにこの選択は、色領域の回転への適合Dをもた
らし、そしてその結果、簡単に翻訳できる。データの函
数である回転角度は、フィルムの露出特定色欠損を補正
するのに実質的に機能しそして概して小さい(前変換C
が適性に選択されている場合は)。これはDが概して標
準マトリックスから非常に多く異なっていないことを意
味する。
【0028】従って、前変換Cは、必要ならば、初期ベ
クトルkの「未加工色値(raw colorvalues)」の次の標
準化が一元マトリックスを使用してできる、そしてそれ
がカラーフィールドの比較的僅かな回転で済むような方
法で選択される。初期ベクトルk′で集約された標準化
の初期データは、解析単位17へ入力される。
【0029】図3に示した直線方法と比較すると、図4
は拡張方法を図示しており、それも中性濃度(neutral d
ensity) k0 を持つフィルムのカラー列の非線型函数も
計算する(例えば、二次的に図示してある)。この目的
のために、初期ベクトルkは要素(k0 2 により簡単
に拡張され、そして出力ベクトルk′に変換される。出
力ベクトルのk′の1番目の要素k0 ′、k1 とk2
は、中性濃度と画像点の色値を表し、そしてそれらは、
前と丁度同様に、解析単位17に入力される。他方、出
力ベクトルの4番目の要素k3 ′は複写される全原画に
ついて集約され、そしてそこから平均値が所与の複写さ
れる原画Vについて計算される。次いで、この平均値
は、解析単位17により提供される3次元補正ベクトル
△k′と共に脱標準化単位に送られる。
【0030】図4に示したシステムは、均一な画像原画
の最も簡単な場合と当初に述べた「積分補正(intregral
correction)」が使用される場合には、解析単位中で標
準変換(出力ベクトル=入力ベクトル)に減縮すること
は明瞭である。
【0031】この方法は、同様の方法でそして同じ原理
に基づき2次元より高い非線型函数を計算に入れるよう
に拡張される。
【0032】本発明に従うと、標準化変換Nは順序およ
び/またはフィルム型特有測定データの函数として決定
される。図7は、標準化変換を決定するためのスキーム
配列を説明する。方法の基礎は簡単な決定であって、フ
ィルムの露出特性色欠損が、例えば灰色スケール(図8
と9)からの枠連続の測定においてそれが設定される
と、それは測定システム12により区分的に測定された
不適当な色座標系k0 、k1 およびk2 を使用してフィ
ルムの使用までかなりたどれる。図5と6は理想的事例
に基づくこの事実を説明し、そしてk0 、k1 およびk
2 の色値から得られる原座標系の簡単な回転が、想定し
た色欠損が除かれているk0 ′、k1 ′およびk2 ′の
色座標系になることを示している。
【0033】実際は、その状況はある程度はより複雑で
あって、換言すれば、測定点は通常は精確に一線上にな
くて、むしろ三次元の色領域、k0 、k1 とk2 内の複
雑な曲線上にある。この事実は、例えば、図4により記
載されている変法中におけるように非線型標準化変換N
を使用することにより補償できる。しかしながら判り易
くするために、下記の要素は直線標準化方法の場合に限
定する。非直線の場合への拡張は些細なことである;と
いうのはそれはk0 の出力を使用して色ベクトルkを拡
張することによる色領域の「次元」における増加を含ん
でいるだけであるからである。
【0034】図5と6によると、所与の順序および/ま
たはフィルム特有データに最も適している標準化変換の
決定における重要な問題は、問題にしている特定フィル
ムに最も適している中性濃度軸(neutral density axis)
0 を決定することである。標準化した(normed)座標軸
0 ′、k1 ′およびk2 ′により形成される色空間で
は、軸k1 ′、k2 ′により定義される決定された色平
面は、標準化した中性濃度軸k0 ′に対して直角に立つ
だろう。色軸k1 ′、k2 ′が互いに直角になるように
選択されるのが有利である。しかし、それらの延長線
は、それらが原−色軸k1 とk2 と囲む角度が可能な限
り小さくなるように選択される。標準化した中性濃度軸
0 ′の決定では、概して中性濃度軸k0 ′は、図5と
6に示したように原濃度軸k0 に関して原点の周辺で捩
じれているばかりでなく、むしろ新規の座標軸システム
の原点も色空間のなかで移動していることに注目すべき
である。
【0035】所与の順序および/またはフィルム特有デ
ータに最適である標準化変換Nを決定する場合は、色領
域内の座標系の原点内で要求される移動のための尺度で
あるシフトベクトルmを同定することと、標準化変換マ
トリックスの所望の濃度軸を記述している第1行の要素
00,n01,n02を同定することが主に必要である。そ
の要素は、ベクトル、d=(n00、n01、n02T を形
成するために集約されている。シフトベクトルmとベク
トルdが一度与えられると、その時は標準化変換Nの他
のパラメータが容易に決められ得る;そしてD=N-1
あるので、脱標準化変換Dも、所望の色平面が標準化し
た中性濃度軸k0 ′に対して、そして互いに垂直である
という臨界条件の故にも決定できる。
【0036】濃度軸を決定するための最も簡単な方法
は、フィルム材料上に試験画像(例えば連続枠(frame s
eries)またはニュウツラル・ウェッジ(neutral wedge))
を露出し、次いでそれらを測定しそして評価することを
可能にすることによる。そしてシフトベクトルmと濃度
軸dは測定データから決定できる。例えば、古典的回帰
または補償方法を使用できる。しかし、好ましくは、い
わゆる固有ベクトル解析に基づいて使用される。
【0037】本発明により提案される方法における固有
ベクトル解析の使用法を下記する。固有ベクトル解析の
利点は、それが試験画像を必要とせず、むしろ通常寸法
の画像からの測定データの統計的評価に基づくことであ
る。写真画像については、色濃度の変わり易さは、露出
(各々の画像区分並びに全体の画像)における違いの函
数の方が、原画像における色違いよりも高い範囲に及
ぶ。その結果として、最大の共存の固有値、「未加工」
色ベクトルkの分散マトリックスを伴う固有ベクトルで
ある濃度軸dとしての主固有ベクトルを使用する方法
は、非常に適していることを示した。露出と「中性濃
度」の間の密接な連結の故に、上述の主要な固有ベクト
ルは「中性濃度軸」として観ることができる;というの
はこれらの軸上への色ベクトルの投影は最も大きい変わ
り易さを持っているからである。他方、濃度軸のこの選
択は、標準化したカラーフィールドにおける変動を極小
にし、これは換言すれば標準化の本来の目的であると観
ることができる;しかし、測定した露出−特有の色変動
性は依然として排除しなければならない。
【0038】濃度軸dとシフトベクトルmを決定するた
めの個々の基本的段階は、図7に示してある。勿論、こ
こに詳細に示した方法の個々の段階は、実施する場合は
ここに記載したのと別の方法で実施してもよい。
【0039】1)第1の段階では、未加工色ベクトル
k,および得られた簡単な相関マトリックス和Kを定数
ベース上の加重型で蓄積する。それらは、部分的には、
順序特有統計量を作成するために所与のフィルムについ
て蓄積される。この結果は、順序特有相関マトリックス
和K0 と順序特有ベクトル和m0 になる。統計量は、使
用されるフィルムの型のためにも保持される。この方法
で、フィルム型特有統計量も取得または更新できる。こ
れらはフィルム型特有相関マトリックス和Kt とフィル
ム型特有ベクトル和mt になる。測定した色ベクトルの
色飽和の故に、より中性の色値へより多く考慮するため
に、統計量の2個の組み合わせの各々に加重(w0 とw
t )が与えられる。カラーフィールド上で測定した、一
つの標準ベクトルからのまたは所与のフィルムの基本着
色についての推定値(例えば、「最も薄い」点における
色ベクトル、それは、例えば西独特許公開公報(DE−
A−)33,17,818に記載されている。)から
の、色ベクトルの距離は飽和についてのインデックスと
して使用される。
【0040】蓄積の初めに、順序特有相関マトリックス
和K0 は、零マトリックスと同等に設定されそして順序
特有ベクトル和m0 はゼロベクトルと同等に設定され
る。順序特有加重w0 も初めは0の値を得る。フィルム
型特有相関マトリックス和Ktの初期値、フィルム特有
ベクトル和mtとフィルム型特有加重wt は、初めは前
方の原画から誘導された値を受ける。新規の値が、下記
の等式に基づいて、前の段階の値からそして現在の色ベ
クトルおよび/またはその加重から(各々の色ベクトル
kのための)各々の蓄積段階で誘導される:
【表1】K0 ≒K0 +wkkT 0 ≒m0 +wk
0 ≒w0 +w Kt ≒Kt +wkkt mt≒mt +wk wt
≒wt +w
【0041】2)複写光の量が原画Vについて求められ
ると直ぐに、その時は、現在の変換の決定のための準備
において蓄積された相関マトリックス和とベクトル和の
標準化が起こる。結果は、下記の等式に基づいて決定さ
れる所与のフィルムとフィルム型についての、それぞれ
のシフトベクトルm0 とmt 、およびそれぞれの相関マ
トリックス、K0 とKt である。 K0 ≒K0 /w0 0 ≒m0 /w0t ≒Kt /wt t ≒mt /wt
【0042】3)加重メッセージにより、最終のシフト
ベクトルmと全共分散マトリックスKは他の段階におい
て両方の統計量から決定される。加重は、より以上の色
中性値(color neutral values) へ相応な考慮を与える
目的で実施される。色ベクトルが複写される比較的僅か
のまたは僅かの代表的原画の区分的測定に依存する場合
は、より高い加重がフィルム型特有統計量に与えられる
のが好ましい。統計量の両方の組に適用される加重は、
下記の様式に従って実施される: gt =1−g0 、但し0≦g0 ≦1
【0043】最終のシフトベクトルのための等式を下記
する: m≒g0 0 +gt t
【0044】全分散マトリックスは2段階で設定され
る。これらの段階のための等式は下記の如くである: a)K≒g0 0 +gt t b)K≒K−mmT
【0045】4)第4段階では、分散マトリックスKの
主固有ベクトルdが決定される。マイゼス法(Mises pr
ocedure) (例えば、"I.N.Bronstein,K.A.Semendyayev:
Taschenbuch der Mathematik [数学ポケット手帳],19
版,Harri Deutsch Publishers, Thun, 1980" に記載さ
れている。) のような簡単なベクトル反復方法がこの目
的のために使用される。
【0046】5)例えば、比較的僅かの測定データだけ
が評価のために得られる場合は、カラーフィールドの座
標系の、特に中性濃度軸の許容回転度αを最大許容値α
maxに制限するか、および/またはシフトベクトルmの
量を最大許容値に制限することが有利になるであろう。
【0047】本発明により与えられる方法の効果を、ダ
イアグラムである図8ないし11に示す。二つの異なる
方法では、図8と9は、異なるフィルム型の、複写され
る原画、特にネガから得られる「未加工」測定データを
示している。ネガは、標準の灰色スケール(gray scale)
から始まる連続枠である。フィルム当り、12枚のネガ
からなる一つの連続枠が露出された。図9に示したカラ
ーフィールド上では、一つのフィルムの12個の測定値
が線により連結してある。図8でも、フィルムの12個
の測定値は線により連結してある。しかし、3個の色値
は別々にそして露出の函数として示してある。図8と9
中の図解は、各々のフィルムは固有の露出−特有の着色
過程とそれ自体の基本着色を持つことを示している。実
際には、この事実は複写される原画の信頼できる中性部
分を認識することを困難にしている。
【0048】標準化後の同じデータを図10と11に図
示する。この目的のために、各々のフィルムのネガきか
らの測定データ、換言すれば順序特有統計量を、標準化
変換Nの決定のために使用した。フィルム特有の色ひず
みが、それらが無意味になる程度に減縮させられた。逆
の変換を使用することにより、標準化したデータは再び
元の「未加工データ」に再変換できる。
【0049】カラーフィールド上の測定値の分散を、図
12と13に示す;この分散図は多数の原画のネガから
誘導されたものである。「未加工データ」の広範囲の分
散は、図12に明瞭に観察される。標準化後の同じデー
タを図13に示す。C−軸に沿ったデータ点の明瞭な集
積を認識できる。残存差は主に色飽和を含むが色の濃淡
を含まない。それらは、「理想色」が表れることのでき
る実際の変わり易さを反映している。この例を基礎にす
ると、発明により与えられる方法を使用する場合、特に
「未加工」データの標準化の後では、複写される原画に
おける理想値は信頼して認識されそして、それにより、
カラー原画が自動的に複写される時に或る問題の原因に
通常はなる光に対して撮られた画像のより良い再生をも
たらすことができる。本発明に基づく方法の使用は、肌
色、人工光線、草木等の信頼度の高い認識も可能にす
る。
【0050】図8ないし9に示した例から見られ得るこ
とは、本発明に基づいた方法は2組の統計量--順序特有
またはフィルム型特有統計量--の一つだけでも入手でき
る場合にも使用できるということである。
【0051】本発明に基づいた方法の適用は、その方法
がフィルムが生成する色歪みにより大きく妨害されない
色データに基づくので、既知の方法と比較してかなり信
用できる色含有量の解析を可能にする。本発明の別の利
点は、全体のシステムに対してを大幅な変更を要求する
ことなしに標準化単位と該当する脱標準化単位を連結す
ることによる簡単な方法で従来の解析プログラムの性能
を改善することからなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真カラー複写機の線図
【図2】写真カラー複写機の露出制御システムのブロッ
クダイアグラムを示し、その中で本発明の例示の方法が
使用されている。
【図3】本発明のデータの変換方法を示す。
【図4】本発明のデータの拡張した変換方法を示す。
【図5】色欠損を除くための例示的方法を示す。
【図6】色欠損を除くための図5とは別の例示的方法を
示す。
【図7】本発明の方法で使用する標準化変換を決定する
のに使用する段階を示す。
【図8】本発明の方法によるデータ変換の前の別々に測
定した枠連続の3種の色値の測定値の変動を別々に示
す。
【図9】本発明の方法によるデータ変換の前の枠連続の
色のカラーフィールド中の位置の変動を示す。
【図10】図8に示した測定値の本発明の方法によるデ
ータ変換の後の変動を別々に示す。
【図11】図9に示した位置の測定値の本発明の方法に
よるデータ変換の後のカラーフィールド中の位置の変動
を示す。
【図12】本発明の方法によるデータ変換の前の枠連続
の色の測定値のカラーフィールド中の分散を示す。
【図13】図12に示した測定値の本発明の方法による
データ変換の後のカラーフィールド中の分散を示す。
【符号の説明】
1・・・測定ステーション 2・・・測定光源 3・・・検出構成、検出器 4・・・コンピュータ化−評価単位 5・・・露出ステーション 6・・・光源 7・・・自動カラーシャッター 8・・・再生レンズ 11・・・複写機の露出制御システム 12・・・測定システム 13・・・KL−変換単位 14・・・順序統計量 15・・・フィルム型統計量 16・・・色標準化単位 17・・・枠解析単位 18・・・色脱標準化単位 19・・・露出計算単位 D・・・変換 F・・・写真カラーコピー M・・・複写材料(コピーペーパー) T・・・フィルム V・・・原画 m・・・シフトベクトル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真複写機中の写真原画のコピーを製造す
    る方法であって;複写される原画を写真カラー複写機の
    測定ステーション中の測定システムにより区分的に走査
    し;複写される原画の各々の走査した区分から送達また
    は伝達される測定光を検出器に入力し;測定光を測定光
    の波長と強度の函数としての電気信号に変換し;上記電
    気信号を加工のための色データを得るために計算−評価
    単位中でディジタル化し;補正値を設定するために解析
    単位中で色データを解析し;露出計算単位中で脱標準化
    補正値から複写光の要求量を決定し;次いで該複写光を
    基準にして露出ステーション内で複写される原画からコ
    ピーを製造する段階からなる方法であって;上記の解析
    する段階は更に: (a)該色データを、順序またはフィルム型特有である
    可逆的な直線または非直線標準変換に処し; (b)解析単位のための初期データを提供するために色
    データを標準化した色値に変換し; (c)標準化した色値から解析単位中でフィルム特有の
    標準化した補正値を、複写される原画の色、濃度、およ
    び構造固有値を計算に入れて、形成し; (d)標準化変換の逆である脱標準化変換を使用して脱
    標準化単位中で、解析単位のフィルム特有の標準化した
    補正値を脱標準化した補正値に変換し、該脱標準化補正
    値も複写されるフィルム材料の色固有値を計算に入れる
    段階からなる方法。
  2. 【請求項2】複写される原画の走査した区分のディジタ
    ル化した色データの数が3より多い場合は、ディジタル
    化した色データをデータ減縮ステージで圧縮し、そして
    標準化単位のための固有ベクトルを形成するために色デ
    ータから3種の未加工色値を決定する段階であって、そ
    の際、色値の一つは中性濃度を表しそして他の二つの色
    値は未加工色値により決定された座標軸を持つカラーフ
    ィールドにおける画像点の色座標に該当する段階;およ
    び測定された色データの数が3個でありそしてそれらが
    赤、緑と青の3基本色の色濃度に該当する場合は、ディ
    ジタル化した色データを、各々が標準化単位のための一
    つの固有ベクトルを形成する3個の未加工色値が形成さ
    れるように自動的前変換に処する段階であって、その
    際、色値の一つは中性濃度を表しそして他の二つの色値
    は該カラーフィールドにおける画像点の色座標に該当す
    る段階;を更に包含する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】非線型標準化変換のために、好ましくは1
    番目の要素の指数により形成されている他の要素により
    標準化単位の固有ベクトルを拡張する段階から更になる
    請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】標準化変換を決定するために、未加工色値
    を同定しそして統計的に評価するための段階を更に包含
    する請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】一元マトリックスを形成するような標準化
    変換を選択する段階から更になる請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】未加工色値の順序特有統計量とフィルム型
    特有統計量を取得し;次いで、 順序特有統計量からまたはフィルム型特有統計量から、
    或いは順序特有統計量とフィルム型特有統計量の加重組
    み合わせから標準化変換値を取得する段階から更になる
    請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】順序特有統計量とフィルム型特有統計量の
    加重組み合わせからの複写される各々の原画についての
    最新ベースで標準化変換を設定する段階を更に包含し、 標準化変換を設定する該段階は更に:所与の未加工色ベ
    クトルと、常に加重ベースで得られる相関マトリックス
    を、順序特有相関マトリックスと順序特有シフトベクト
    ル並びにフィルム型特有相関マトリックスとフィルム型
    特有シフトベクトルと共に、蓄積する段階であって、そ
    の際、順序特有統計量とフィルム型特有統計量の各々の
    加重は測定された色ベクトルの色飽和に基づいて決定さ
    れる段階;加重メッセージを使用して順序特有統計量と
    フィルム型特有統計量から、最終のシフトベクトルと全
    分散マトリックスを決定する段階;分散マトリックスの
    主固有ベクトルを決定する段階;次いでシフトベクトル
    についての情報と、要素が標準化変換マトリックスの第
    1行の要素を表す主固有ベクトルから、標準化変換マト
    リックスと、D=N-1であるので、脱標準化変換の他の
    要素を決定する段階であるが、但し所望の色レベルの軸
    は標準化中性濃度軸に対してそして互いに直角であるこ
    とを条件とする段階;を更に包含する請求項6記載の方
    法。
  8. 【請求項8】所望のカラーコピーが製造される直前に複
    写される或る原画についての脱標準化補正値を、複写さ
    れる原画から誘導された測定データが現在の標準化変換
    を提供するように、決定し;次いで得られた標準化した
    補正値を所与の標準化変換に逆である現在の脱標準化変
    換に処する段階を更に包含する請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】区分的に走査する段階が更に:点毎ベース
    で原画を走査し;次いで複写される原画の各々の走査し
    た区分から送達または伝達される該測定光をスペクトル
    的に分割する段階を更に包含する請求項1記載の方法。
JP5250204A 1992-09-11 1993-09-10 写真原画からのコピー製造法 Pending JPH07295117A (ja)

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