JPH0729474U - 分圧電極埋込み碍子 - Google Patents

分圧電極埋込み碍子

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JPH0729474U
JPH0729474U JP6520493U JP6520493U JPH0729474U JP H0729474 U JPH0729474 U JP H0729474U JP 6520493 U JP6520493 U JP 6520493U JP 6520493 U JP6520493 U JP 6520493U JP H0729474 U JPH0729474 U JP H0729474U
Authority
JP
Japan
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voltage
insulator
embedded
electrode
dividing electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP6520493U
Other languages
English (en)
Inventor
俊雄 清水
則雄 阿部
修二郎 小熊
健二 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Tohoku Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境条件の影響を受けることなく、開閉器の
高圧導体に印加された対地電圧を精度よく計測できる分
圧電極埋込み碍子を提供する。 【構成】 静電容量分圧を用いた電圧検出センサを構成
する２重同軸円筒の分圧電極を開閉器用碍子内に埋込み
一体化した分圧電極埋込み碍子。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、開閉器の高圧導体に印加された対地電圧を検出する電圧検出センサ の分圧電極を開閉器用碍子内に埋込んだ分極電極埋込み碍子に関するものである 。
【０００２】
【従来の技術】
図３は静電容量分圧を用いた電圧検出センサの一例の説明図で、図３（イ）は 構成図、図３（ロ）は等価回路図である。 図面に示すように、内部に高圧導体１を保持した開閉器用碍子２の周りに、２ 重同軸円筒の内側分圧電極３と外側分圧電極４を配置し、高圧導体１〜内側分圧 電極３間、及び内側分圧電極３〜外側分圧電極４間の各静電容量により分圧して 、高圧導体１の印加電圧に比例した信号を引出電線５により取出し、計測装置に より高圧導体１に印加された対地電圧を求める。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来の電圧検出センサは、碍子の周りに露出した状態で取付け られているため、碍子と電圧検出センサの間に侵入する湿気や汚損により、又碍 子と電極検出センサの材質の相違により、環境条件が変化すると、分圧電極が分 担する電圧が変化し、開閉器の高圧導体に印加される対地電圧を精度よく計測で きないという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述の問題点を解消し、環境条件の影響を受けることなく、開閉器の 高圧導体に印加された対地電圧を精度よく計測できる分圧電極埋込み碍子を提供 するもので、その第１の特徴は、静電容量分圧を用いた電圧検出センサを構成す る２重同軸円筒の分極電極を開閉器碍子内に埋込み一体化したことにあり、又第 ２の特徴は、２重同軸円筒の内側分圧電極を開閉器用碍子内に埋込み、外側分圧 電極を上記碍子の外周面上に形成したことにある。
【０００５】
【作用】
上述した本考案の分圧電極埋込み碍子によれば、分圧電極が碍子中に埋込まれ ているので、湿気や汚損の影響を受けることがなく、又分圧電極間にも碍子を構 成する絶縁物が充填されているのでC1とC2が同一の材料となるため、誘電率の温 度特性が同じであり、分圧比が一定となるので温度変化等環境条件の変化の影響 を受けることなく、さらに、碍子の絶縁性能を低下させることもなく、出力変動 ±５％以下の精度で高圧導体に印加された対地電圧を検出することが可能となる 。
【０００６】
【実施例】
図１は本考案の分圧電極埋込み碍子の具体例の縦断面図である。碍子２を製造 する際に、あらかじめ２重同軸円筒の内側分圧電極３と外側分圧電極４を高圧導 体１の周りに配置し、碍子２の内部に埋込み一体化されている。そして、上記分 圧電極３，４の引出電線５のみを碍子内部から引出しておく。この引出電線５を 電圧計等の計測装置へ接続することで、開閉器の高圧導体１に印加された対地電 圧を計測する。
【０００７】 図２は本考案の分圧電極埋込み碍子の他の具体例の側面図である。本具体例に おいては、内側分圧電極３のみを碍子２の内部に埋込み、外側分圧電極４は碍子 ２の外周面上に、上記内側分圧電極３と同心円状に、金属バンド、導電性塗料あ るいは導電ゆう薬等で後加工して形成する。外側分圧電極４を大地電位とすると きはこの構造で同じ効果が得られる。
【０００８】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の分圧電極埋込み碍子によれば、開閉器本来の有 する絶縁性能を低下させることなく、湿気や汚損の影響を受けず、又温度変化等 環境条件の変化の影響を受けず、開閉器内の高圧導体に印加された対地電圧を精 度よく計測することが可能となる。従って、架空送配電線路の対地電圧測定ある いは事故監視に用いるとき効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の分圧電極埋込み碍子の具体例の縦断面
図である。
【図２】本考案の分圧電極埋込み碍子の他の具体例の側
面図である。
【図３】静電容量分圧を用いた電圧検出センサの一例の
説明図で、図１（イ）は構成図、図１（ロ）は等価回路
図である。
【符号の説明】
１ 高圧導体 ２ 碍子 ３ 内側分圧導体 ４ 外側分圧導体 ５ 引出電線
フロントページの続き (72)考案者 小熊 修二郎 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目７番１号 東北電力株式会社内 (72)考案者 内田 健二 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目７番１号 東北電力株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 静電容量分圧を用いた電圧検出センサを
    構成する２重同軸円筒の分圧電極を開閉器用碍子内に埋
    込み、一体化したことを特徴とする分圧電極埋込み碍
    子。
  2. 【請求項２】 静電容量分圧を用いた電圧検出センサを
    構成する２重同軸円筒の内側分圧電極を開閉器用碍子内
    に埋込み、外側分圧電極を上記碍子の外周面上に形成し
    たことを特徴とする分圧電極埋込み碍子。
JP6520493U 1993-11-10 1993-11-10 分圧電極埋込み碍子 Pending JPH0729474U (ja)

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JPH0729474U true JPH0729474U (ja) 1995-06-02

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