JPH07294570A - 絶縁抵抗計 - Google Patents

絶縁抵抗計

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Publication number
JPH07294570A
JPH07294570A JP8472094A JP8472094A JPH07294570A JP H07294570 A JPH07294570 A JP H07294570A JP 8472094 A JP8472094 A JP 8472094A JP 8472094 A JP8472094 A JP 8472094A JP H07294570 A JPH07294570 A JP H07294570A
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JP
Japan
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test
voltage
measurement
insulation resistance
changeover switch
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Application number
JP8472094A
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English (en)
Inventor
Minoru Taniguchi
穰 谷口
Yasuyori Yamamoto
康順 山本
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MUSASHI DENKI KEIKI SEISAKUSHO KK
Hokkaido Electric Power Co Inc
Original Assignee
MUSASHI DENKI KEIKI SEISAKUSHO KK
Hokkaido Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 接触子が枢着された一対の試験伸縮棒を突設
したアース側握把手部3およびライン側把手部4を有
し、蓄電器52から給電され試験伸縮棒に高圧を印加す
る高圧発生回路33、この回路から被測定体に試験電圧
として印加する試験電圧切換スイッチ31、印加された
試験電圧に対応した設定電圧Vsを選択する測定切換ス
イッチ31a、測定された設定電圧および測定切換スイ
ッチを流れる電流Iを取り込んで絶縁抵抗を演算する演
算回路35、演算された値を表示する表示器7を有する
測定要素を備え、測定要素の一部を両把手部の一方に、
測定要素の他部を両把手部の他方に設け、測定要素を電
気的に接続するケーブルにより両把手部間を連結する。 【効果】 機器は小型軽量となり、絶縁抵抗測定時の試
験スイッチのオン・オフ、測定値の読取り等総ての操作
が手元ででき、作業性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁抵抗計に係わり、特
に屋内配線回路あるいは各種電気機器の絶縁抵抗を測定
する絶縁抵抗計の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】屋内配線回路あるいは各種電気機器の絶
縁抵抗を測定する絶縁抵抗計に使用される絶縁抵抗計用
測定棒として、本出願人は、接触子の一端を丸くしてテ
ーパ状にしたサーキットブレーカー用接触針を備え、折
畳んで容器中に収納し、携行に適する測定棒(実公昭4
8−29501号公報)を提案し、また、絶縁抵抗測定
時の測定器具内での接触による短絡事故を防止できるよ
う、接触子は絶縁カバーを備え、試験伸縮棒は絶縁チュ
ーブを備えた絶縁抵抗計用測定棒を提案している(実開
平5−87571号公報)。
【0003】図6に示すように、上述の絶縁抵抗計用測
定棒は、絶縁抵抗を測定する被測定体(例えば家庭のブ
レーカー)に接触させる接触子1を回動可能に枢着した
一対の試験伸縮棒2、2と、一の試験伸縮棒2に接続さ
れる検電器3aを有するライン側把手部3、および他の
試験伸縮棒2に接続される測定用スイッチ4aを有する
アース側把手部4と、ライン側把手部3およびアース側
把手部4からそれぞれコードD’を介して接続されるコ
ネクタPとから構成され、接触子1は合成樹脂製の絶縁
カバーCを備え、試験伸縮棒2は合成樹脂製の絶縁チュ
ーブTを備えている。
【0004】この絶縁抵抗計用測定棒では、サーキット
ブレーカー用接触針1bを用いて、カットアウトの開閉
および接触針1aを用いてサーキットブレーカーの充電
部を接触させることにより屋内配線の絶縁抵抗を測定で
きる。試験伸縮棒2は、テスト金具2a、接続金具2
b、ねじ金具2cの間で相互に間接連結され、パイプ2
eの移動で、収納、携行、組み立てに至便で、また、接
触子1を垂直位置および直角位置または45゜位置に維
持できる。
【0005】更に、接触子1が絶縁カバーCを有するの
で、測定中に誤って、対を成す接触子1、1が互に接触
することもなく、試験伸縮棒2を一直線にして測定する
際にも、絶縁チューブTによってテスト金具2aの中間
部どうし接触する畏れも回避される。接触子を被測定体
に接触させて測定された絶縁抵抗測定値は、コネクタP
を介した本体メータ(図示せず)または測定用スイッチ
4aの近辺に配設されたLCD表示部4bによって読み
取られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の絶縁抵抗計
用測定棒は、折畳んで携行に適するとともに、絶縁抵抗
測定時の測定器具内での接触による短絡事故を防止でき
る利点を有するが、電源、メインスイッチ、メータ等は
コネクタPを介した先の本体(図示せず)に接続されて
いるので、機器は重く、絶縁抵抗測定にあたり、本体を
首に掛け、手で本体と測定棒の両方の操作をするため繁
雑で、操作性が劣るという難点があり、接触子を被測定
体に接触しながらメータを見るとき、誤って手がずれて
接触子先端部間の短絡を招くという難点があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記の問題点を解決するために
なされたもので、絶縁抵抗測定時に行う操作部および表
示部をコンパクトに纏め、作業性の良い絶縁抵抗計を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による絶縁抵抗計は、被測定体のアース側
およびライン側にそれぞれ接触させる接触子を折曲可能
に枢着した一対の試験伸縮棒を突設したアース側把手部
およびライン側把手部を有し、蓄電器、蓄電器から給電
され一対の試験伸縮棒に高圧を印加する高圧発生回路、
高圧発生回路からの高圧を一対の試験伸縮棒から被測定
体に試験電圧として印加する試験電圧切換スイッチ、試
験電圧切換スイッチで印加された試験電圧に対応した設
定電圧を選択する測定切換スイッチ、測定された設定電
圧および測定切換スイッチに流れる測定電流を取り込ん
で測定されるべき絶縁抵抗を演算する演算回路、演算回
路により演算された絶縁抵抗測定値を表示する表示器を
有する測定要素を備え、測定要素の一部をアース側把手
部およびライン側把手部の一方に、測定要素の他部をア
ース側把手部およびライン側把手部の他方に設け、測定
要素を電気的に接続するケーブルによりアース側把手部
およびライン側把手部間を連結したものである。
【0009】また、本発明による絶縁抵抗計は、被測定
体のアース側およびライン側にそれぞれ接触させる接触
子を折曲可能に枢着した一対の試験伸縮棒を有し、一対
の試験伸縮棒の一方を、接触子、蓄電器、蓄電器から給
電され一対の試験伸縮棒に高圧を印加する高圧発生回
路、高圧発生回路からの高圧を一対の試験伸縮棒から被
測定体に試験電圧として印加する試験電圧切換スイッ
チ、試験電圧切換スイッチで印加された試験電圧に対応
した設定電圧を選択する測定切換スイッチ、測定された
設定電圧および測定切換スイッチに流れる測定電流を取
り込んで測定されるべき絶縁抵抗を演算する演算回路、
演算回路により演算された絶縁抵抗測定値を表示する表
示器を有する測定要素を備えた把手部に突設し、把手部
と他方の試験伸縮棒とをケーブルにより電気的に接続し
たものである。
【0010】
【作用】絶縁抵抗を測定する接触子が枢着された一対の
試験伸縮棒を突設したアース側把手部およびライン側把
手部を有し、蓄電器、蓄電器から給電され一対の試験伸
縮棒に高圧を印加する高圧発生回路、高圧発生回路から
の高圧を一対の試験伸縮棒から被測定体に試験電圧とし
て印加する試験電圧切換スイッチ、試験電圧切換スイッ
チで印加された試験電圧に対応した設定電圧を選択する
測定切換スイッチ、測定された設定電圧および測定切換
スイッチに流れる測定電流を取り込んで測定されるべき
絶縁抵抗を演算する演算回路、演算回路により演算され
た絶縁抵抗測定値を表示する表示器を有する測定要素を
備え、測定要素の一部をアース側把手部およびライン側
把手部の一方に、測定要素の他部をアース側把手部およ
びライン側把手部の他方に設け、測定要素を電気的に接
続するケーブルによりアース側把手部およびライン側把
手部間を連結したので、機器は小型軽量となり、絶縁抵
抗測定時の総ての測定操作は、手元で行うことができ作
業性が向上する。
【0011】また、絶縁抵抗を測定する接触子が枢着さ
れた一対の試験伸縮棒を有し、一対の試験伸縮棒の一方
を、接触子、蓄電器、蓄電器から給電され一対の試験伸
縮棒に高圧を印加する高圧発生回路、高圧発生回路から
の高圧を一対の試験伸縮棒から被測定体に試験電圧とし
て印加する試験電圧切換スイッチ、試験電圧切換スイッ
チで印加された試験電圧に対応した設定電圧を選択する
測定切換スイッチ、測定された設定電圧および測定切換
スイッチに流れる測定電流を取り込んで測定されるべき
絶縁抵抗を演算する演算回路、演算回路により演算され
た絶縁抵抗測定値を表示する表示器を有する測定要素を
備えた把手部に突設し、把手部と他方の試験伸縮棒とを
ケーブルにより電気的に接続したので、機器は小型軽量
となり、絶縁抵抗測定時の総ての測定操作は、手元で行
うことができ作業性が向上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。本発明による絶縁抵抗計は、図1に示すように、
絶縁抵抗を測定する被測定体に接触させる接触子1を折
曲可能に枢着した一対の試験伸縮棒2、2を突設したア
ース側把手部3およびライン側把手部4を有し、アース
側把手部3およびライン側把手部4間はケーブルDで互
に連結される。
【0013】アース側把手部3には一対の試験伸縮棒
2、2から被測定体に適した試験電圧を印加する試験電
圧切換スイッチ31、被測定体に対する試験電圧の印加
を開始終了する試験スイッチ6、電池残量確認時に使用
される電池残量確認スイッチ32、絶縁抵抗測定値およ
び電池残量を表示する表示器としてのLCD7が測定要
素として収納され、ライン側把手部4には後述の蓄電器
52に充電するための充電用ジャック5、蓄電器52の
電源をオンオフするとともに、アース側試験伸縮棒2に
電源を供給する電源スイッチ41が収納され、さらに被
測定体の対をなす端子の一方に接触子1が触れたときそ
の端子がライン側であればネオンランプが点灯し、その
端子がライン側であることを確認する検電ランプ42が
測定要素として収納されており、これら測定要素はケー
ブルDにより電気的に互に接続されている。
【0014】また、接触子1は絶縁カバーCを備え、試
験伸縮棒2は絶縁チューブTを備えている。絶縁カバー
Cおよび絶縁チューブTは合成樹脂が好適に用いられ
る。試験伸縮棒2は、テスト金具2a・接続金具2b・
ねじ金具2cの間でピンによって相互に間接連結され、
絶縁チューブTに遊嵌されているパイプ2eの移動で、
収納、携行、組み立てに至便とし、接触子1は垂直位置
および直角位置または45゜位置に維持できるよう、端
部Sにピンで間接連結されている。
【0015】図2に示すように、ライン側把手部4に
は、ACアダプタ(図示せず)を接続して充電回路51
を通して内蔵する蓄電器52(ニッケル・カドミウム蓄
電池)を充電する充電用ジャック5が開口し、蓄電器5
2の電源をオンオフするとともに、アース側試験伸縮棒
2に電源を供給する電源スイッチ41及び端子がライン
側であればネオンランプが点灯する検電ランプ42が設
けられている。
【0016】アース側把手部3には、蓄電器52から給
電され一対の試験伸縮棒に高圧を印加する高圧発生回路
33、高圧発生回路33からの高圧を一対の試験伸縮棒
から被測定体に応じた試験電圧(100V、250V、
500V、1000V)に切換えて印加する試験電圧切
換スイッチ31、試験電圧切換スイッチ31で印加され
た試験電圧に対応した設定電圧を選択する測定切換スイ
ッチ31a、測定された設定電圧Vsおよび測定切換ス
イッチ31aに流れる測定電流IをA/D変換回路34
を経由して取り込んで測定されるべき絶縁抵抗を演算す
る演算回路であるCPU35、CPU35により演算さ
れた絶縁抵抗測定値、電池残量を表示する表示器である
LCD7、絶縁抵抗の測定を開始終了する試験スイッチ
6、電池残量確認時に使用される電池残量確認スイッチ
32が設けられている。
【0017】また、CPU35はデータメモリ機能を有
すると共に、ブザー37を備え、予め設定した絶縁管理
値を越えたとき、表示器であるLCD7に”NG”を表
示し、かつブザー37を鳴動させる。更に、CPU35
にはRS−232Cインターフェイス36が設けられ、
RS−232Cケーブルによりコンピュータに接続して
データの電算処理が可能である。
【0018】アース側把手部3およびライン側把手部4
の測定要素は、図1に示すようにケーブルDにより電気
的に互に接続されている。また、図2に示すように、短
いケーブルDの端部に設けたコネクタCにより電気的に
互に接続するのも同様に好適である。尚、接触子1の絶
縁カバーおよび試験伸縮棒2の絶縁チューブが不要な場
合、図3に示すように、接触子1は、垂直位置および直
角位置または45゜位置に維持できるようテスト金具2
a’の端部Sに間接連結し、テスト金具2a’は接続金
具2b’内に、接続金具2b’はねじ金具2c’内に、
ねじ金具2c’は絶縁性パイプ2d’内にそれぞれ収納
されるよう構成し、アース側把手部3およびライン側把
手部4には、上述のように測定要素をそれぞれ収納し、
測定要素をケーブルDにより電気的に互に接続しても同
様に好適である。
【0019】本発明による絶縁抵抗計を用いて例えば屋
内配線回路の絶縁抵抗は以下のように操作され、絶縁抵
抗値が測定される。絶縁抵抗計は被試験回路に係わるブ
レーカーをオフにして無充電状態にした後、その分支回
路別に測定を実施する屋内配線の対をなす端子に、ライ
ン側把手部4の接触子1、1でそれぞれ触れ、検電ラン
プ42が点灯しないことを確認して(無充電状態)絶縁
抵抗の測定を開始する。屋内配線の対をなす端子のいず
れかに、ライン側把手部4の接触子1で触れ、接地線
(または大地)にアース側把手部3の接触子1を接続す
る。
【0020】まず、ライン側把手部4の電源スイッチ4
1をオンにし、試験スイッチ6および試験電圧切換スイ
ッチ31を操作して高圧発生回路33からの高圧を試験
伸縮棒2、2から被測定体に試験電圧として印加する。
この試験電圧に対応した設定電圧Vsを選択する測定切
換スイッチ31aが連動し、測定された設定電圧Vsお
よび測定切換スイッチ31aに流れる測定電流Iは、A
/D変換回路34を経由して演算回路35に取り込ま
れ、絶縁抵抗Rは、測定された設定電圧Vsおよび測定
切換スイッチ31に流れる測定電流Iをもとに、R=V
s/Iで算出されて、LCD7に表示される。予め設定
した絶縁管理値を越えたときには、LCD7には”N
G”が表示され、かつブザー37が鳴動する。更に、R
S−232Cインターフェイス36からRS−232C
ケーブル(図示せず)によりコンピュータにデータを転
送して電算処理も可能である。
【0021】以上要するに本発明による絶縁抵抗計は、
一対の試験伸縮棒2、2を突設したアース側把手部3お
よびライン側把手部4をケーブルDで電気的に接続した
絶縁抵抗計であって、アース側把手部3およびライン側
把手部4に、充電用ジャック5、充電回路51、蓄電器
52、電源スイッチ41、試験電圧切換スイッチ31、
測定切換スイッチ31a、試験スイッチ6、高圧発生回
路33、A/D変換回路34、CPU35、LCD7
、電池残量確認スイッチ32、検電ランプ42がそれ
ぞれ設けられているので、屋内配線回路あるいは各種電
気機器の絶縁抵抗を測定でき、絶縁抵抗計がコンパクト
で軽量となって、絶縁抵抗測定時の総ての操作は、スイ
ッチのオン・オフも、測定値の読取りも、手元で行うこ
とができ、作業性が向上し、接触子を見ながら測定値読
取りが可能なので、測定値読取り中に手がずれ接触子先
端部間の短絡を招くということもなくなる。
【0022】尚、アース側把手部3およびライン側把手
部4における、充電用ジャック5、充電回路51、蓄電
器52、電源スイッチ41、試験電圧切換スイッチ3
1、測定切換スイッチ31a、試験スイッチ6、高圧発
生回路33、A/D変換回路34、CPU35、LCD
7 、電池残量確認スイッチ32、検電ランプ42等の
測定要素の配置は、上述例に限定されない。
【0023】即ち、図4に示すように、一部測定要素の
配置を入替え、アース側把手部3に、ACアダプタ(図
示せず)を接続して充電回路51を通して内蔵する蓄電
器52(ニッケル・カドミウム蓄電池)を充電する充電
用ジャック5が開口し、蓄電器52の電源をオンオフす
るとともに、アース側試験伸縮棒2に電源を供給する電
源スイッチ41、蓄電器52から給電され一対の試験伸
縮棒に高圧を印加する高圧発生回路33、高圧発生回路
33からの高圧を一対の試験伸縮棒から被測定体に応じ
た試験電圧(100V、250V、500V、1000
V)に切換えて印加する試験電圧切換スイッチ31、試
験電圧切換スイッチ31で印加された試験電圧に対応し
た設定電圧を選択する測定切換スイッチ31aを設け、
ライン側把手部4に、測定された設定電圧Vsおよび測
定切換スイッチ31aに流れる測定電流IをA/D変換
回路34を経由して取り込んで測定されるべき絶縁抵抗
を演算する演算回路であるCPU35、CPU35によ
り演算された絶縁抵抗測定値、電池残量を表示する表示
器であるLCD7、ブザー37、RS−232Cインタ
ーフェイス36、絶縁抵抗の測定を開始終了する試験ス
イッチ6、電池残量確認時に使用される電池残量確認ス
イッチ32、及び端子がライン側であればネオンランプ
が点灯する検電ランプ42を設ける構成も好適である。
【0024】また、測定要素を一つの把手部にまとめて
一の試験伸縮棒を突設し、他の試験伸縮棒と電気的に接
続する構成、即ち、図5に示すように、ライン側把手部
4に、ACアダプタ(図示せず)を接続して充電回路5
1を通して内蔵する蓄電器52(ニッケル・カドミウム
蓄電池)を充電する充電用ジャック5が開口し、蓄電器
52の電源をオンオフするとともに、アース側試験伸縮
棒2に電源を供給する電源スイッチ41、端子がライン
側であればネオンランプが点灯する検電ランプ42、蓄
電器52から給電され一対の試験伸縮棒に高圧を印加す
る高圧発生回路33、高圧発生回路33からの高圧を一
対の試験伸縮棒から被測定体に応じた試験電圧(100
V、250V、500V、1000V)に切換えて印加
する試験電圧切換スイッチ31、試験電圧切換スイッチ
31で印加された試験電圧に対応した設定電圧を選択す
る測定切換スイッチ31a、測定された設定電圧Vsお
よび測定切換スイッチ31aに流れる測定電流IをA/
D変換回路34を経由して取り込んで測定されるべき絶
縁抵抗を演算する演算回路であるCPU35、CPU3
5により演算された絶縁抵抗測定値、電池残量を表示す
る表示器であるLCD7、ブザー37、RS−232C
インターフェイス36、絶縁抵抗の測定を開始終了する
試験スイッチ6、電池残量確認時に使用される電池残量
確認スイッチ32を設け、一対の試験伸縮棒2、2の一
方をこのライン側把手部4に突設させ、他方の試験伸縮
棒2(アース側把手部に相当)とライン側把手部4はケ
ーブルDにより電気的に接続する、または短いケーブル
Dの端部に設けたコネクタCによって電気的に接続する
構成も好適である。
【0025】以上要するに本発明による絶縁抵抗計は、
一対の試験伸縮棒2の一と、他の試験伸縮棒2を突設し
た把手部HをケーブルDで電気的に接続した絶縁抵抗計
であって、把手部Hに、充電用ジャック5、充電回路5
1、蓄電器52、電源スイッチ41、試験電圧切換スイ
ッチ31、測定切換スイッチ31a、試験スイッチ6、
高圧発生回路33、A/D変換回路34、CPU35、
LCD7 、電池残量確認スイッチ32、検電ランプ4
2が設けられているので、屋内配線回路あるいは各種電
気機器の絶縁抵抗を測定でき、絶縁抵抗計がコンパクト
で軽量となって、絶縁抵抗測定時の総ての操作は、スイ
ッチのオン・オフも、測定値の読取りも、手元で行うこ
とができ、作業性が向上し、接触子を見ながら測定値読
取りが可能なので、測定値読取り中に手がずれ接触子先
端部間の短絡を招くということもなくなる。
【0026】なお、絶縁抵抗計の蓄電器52は、必要に
応じ、充電用ジャック5よりアダプタ(図示せず)を介
して充電される。
【0027】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明による絶縁抵抗計は、被測定体のアース側およびラ
イン側にそれぞれ接触させる接触子を折曲可能に枢着し
た一対の試験伸縮棒を突設したアース側把手部およびラ
イン側把手部を有し、蓄電器、蓄電器から給電され一対
の試験伸縮棒に高圧を印加する高圧発生回路、高圧発生
回路からの高圧を一対の試験伸縮棒から被測定体に試験
電圧として印加する試験電圧切換スイッチ、試験電圧切
換スイッチで印加された試験電圧に対応した設定電圧を
選択する測定切換スイッチ、測定された設定電圧および
測定切換スイッチに流れる測定電流を取り込んで測定さ
れるべき絶縁抵抗を演算する演算回路、演算回路により
演算された絶縁抵抗測定値を表示する表示器を有する測
定要素を備え、測定要素の一部をアース側把手部および
ライン側把手部の一方に、測定要素の他部をアース側把
手部およびライン側把手部の他方に設け、測定要素を電
気的に接続するケーブルによりアース側把手部およびラ
イン側把手部間を連結したことにより、また、絶縁抵抗
を測定する接触子が枢着された一対の試験伸縮棒を有
し、一対の試験伸縮棒の一方を、接触子、蓄電器、蓄電
器から給電され一対の試験伸縮棒に高圧を印加する高圧
発生回路、高圧発生回路からの高圧を一対の試験伸縮棒
から被測定体に試験電圧として印加する試験電圧切換ス
イッチ、試験電圧切換スイッチで印加された試験電圧に
対応した設定電圧を選択する測定切換スイッチ、測定さ
れた設定電圧および測定切換スイッチに流れる測定電流
を取り込んで測定されるべき絶縁抵抗を演算する演算回
路、演算回路により演算された絶縁抵抗測定値を表示す
る表示器を有する測定要素を備えた把手部に突設し、把
手部と他方の試験伸縮棒とをケーブルにより電気的に接
続したことにより、機器はコンパクトで軽量となり、絶
縁抵抗測定時の試験スイッチのオン・オフ、測定値の読
取り等総ての操作は手元ででき、作業性が向上するとと
もに、接触子を見ながら測定値読取りが可能なので、測
定値読取り中に手がずれ接触子先端部間の短絡を招くと
いうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による絶縁抵抗計の一実施例を示す図で
ある。
【図2】本発明による絶縁抵抗計の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明による絶縁抵抗計の他の実施例を示す図
である。
【図4】本発明による絶縁抵抗計の他の実施例を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明による絶縁抵抗計の他の実施例を示すブ
ロック図である。
【図6】従来の絶縁抵抗計用測定棒を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1…接触子 1a…サーキットブレーカー用接触針 1b…カットアウト用接触針 2…試験伸縮棒 2a、2a’…テスト金具 2b、2b’…接続金具 2c、2c’…ねじ金具 2d、2d’、2e…パイプ 3…アース側把手部 3a…検電器 31…試験電圧切換スイッチ 31a…測定切換スイッチ 32…電池残量確認スイッチ 33…高圧発生回路 35…演算回路 36…RS−232C用インターフェイス 37…ブザー 4…ライン側把手部 4a、6…試験スイッチ 41…電源スイッチ 42…検電ランプ 5…充電用ジャック 51…充電回路 52…蓄電器 7…表示器(LCD) D、D’…ケーブル I…測定電流 C、P…コネクタ C…絶縁カバー T…絶縁チューブ S…試験伸縮棒端部 V…アース側およびライン側間電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定体のアース側およびライン側にそれ
    ぞれ接触させる接触子(1、1)を折曲可能に枢着した
    一対の試験伸縮棒(2、2)を突設したアース側把手部
    (3)およびライン側把手部(4)を有し、蓄電器(5
    2)、前記蓄電器から給電され前記一対の試験伸縮棒に
    高圧を印加する高圧発生回路(33)、前記高圧発生回
    路からの高圧を前記一対の試験伸縮棒から前記被測定体
    に試験電圧(V)として印加する試験電圧切換スイッチ
    (31)、前記試験電圧切換スイッチで印加された前記
    試験電圧に対応した設定電圧(Vs)を選択する測定切
    換スイッチ(31a)、測定された前記設定電圧および
    前記測定切換スイッチに流れる測定電流(I)を取り込
    んで測定されるべき絶縁抵抗を演算する演算回路(3
    5)、前記演算回路により演算された絶縁抵抗測定値を
    表示する表示器(7)を有する測定要素を備え、前記測
    定要素の一部を前記アース側把手部および前記ライン側
    把手部の一方に、前記測定要素の他部を前記アース側把
    手部および前記ライン側把手部の他方に設け、前記測定
    要素を電気的に接続するケーブル(D)により前記アー
    ス側把手部および前記ライン側把手部間を連結したこと
    を特徴とする絶縁抵抗計。
  2. 【請求項2】被測定体のアース側およびライン側にそれ
    ぞれ接触させる接触子(1、1)を折曲可能に枢着した
    一対の試験伸縮棒(2、2)を有し、前記一対の試験伸
    縮棒の一方を、前記接触子、蓄電器(52)、前記蓄電
    器から給電され前記一対の試験伸縮棒に高圧を印加する
    高圧発生回路(33)、前記高圧発生回路からの高圧を
    前記一対の試験伸縮棒から前記被測定体に試験電圧
    (V)として印加する試験電圧切換スイッチ(31)、
    前記試験電圧切換スイッチで印加された前記試験電圧に
    対応した設定電圧(Vs)を選択する測定切換スイッチ
    (31a)、測定された前記設定電圧および前記測定切
    換スイッチに流れる測定電流(I)を取り込んで測定さ
    れるべき絶縁抵抗を演算する演算回路(35)、前記演
    算回路により演算された絶縁抵抗測定値を表示する表示
    器(7)を有する測定要素を備えた把手部(H)に突設
    し、前記把手部と他方の試験伸縮棒とをケーブル(D)
    により電気的に接続したことを特徴とする絶縁抵抗計。
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