JPH072941U - 炎センサー装置 - Google Patents
炎センサー装置Info
- Publication number
- JPH072941U JPH072941U JP3725293U JP3725293U JPH072941U JP H072941 U JPH072941 U JP H072941U JP 3725293 U JP3725293 U JP 3725293U JP 3725293 U JP3725293 U JP 3725293U JP H072941 U JPH072941 U JP H072941U
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- JP
- Japan
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- flame
- thermistor
- sensor device
- heat conducting
- heat
- Prior art date
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- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来、熱電対を使用した炎センサーはある
が、高価で一般の低価格の商品に使用できない。またサ
ーミスタを使用した温度センサーは安価であるが、高温
に耐えないため、炎の温度検出には不向きであった。こ
の考案は、そのような欠点を除去し、サーミスタを使用
した安価な炎センサー装置を提供しようとするものであ
る。 【構成】 熱伝導手段の内部にサーミスタを設置し、サ
ーミスタの設置位置から離れた部分を炎に対応するよう
にした炎センサー装置。
が、高価で一般の低価格の商品に使用できない。またサ
ーミスタを使用した温度センサーは安価であるが、高温
に耐えないため、炎の温度検出には不向きであった。こ
の考案は、そのような欠点を除去し、サーミスタを使用
した安価な炎センサー装置を提供しようとするものであ
る。 【構成】 熱伝導手段の内部にサーミスタを設置し、サ
ーミスタの設置位置から離れた部分を炎に対応するよう
にした炎センサー装置。
Description
【0001】
この考案は、サーミスタを使用した炎センサー装置に関するものである。
【0002】
従来、熱電対を使用した炎センサーが知られている。また、サーミスタを使用 した温度センサーも広く一般に使用されている。
【0003】
従来、前記のように熱電対を使用した炎センサーはあるが、高価で一般の低価 格の商品に使用できない。またサーミスタを使用した温度センサーは安価である が、高温に耐えないため、炎の温度検出には不向きであった。
【0004】 この考案は、そのような欠点を除去し、サーミスタを使用した安価な炎センサ ー装置を開発・提供しようとするものである。
【0005】
熱伝導手段の内部にサーミスタを設置し、サーミスタの設置位置から離れた部 分を炎に直接当てまたは向けて対応した炎センサー装置にある。
【0006】 前記熱伝導手段の炎に直接当てまたは向けて対応した側部分を炎が対応しない 側部分より細くしても良いものである。
【0007】 前記熱伝導手段の炎が対応しない側部分に放熱手段を取付けてもよいものであ る。
【0008】 前記熱伝導手段の中間に炎輻射熱を遮蔽する遮蔽部材を設けてもよいものであ る。
【0009】
この考案は前述のように構成されるものであるから、熱伝導手段が当たってそ の部分が高温に加熱されるものでも、熱伝導手段の表面から放熱するためのサー ミスタが配置されている部分は高温になることがなく、そして放熱との関係で一 定温度に伝導加熱されるから、サーミスタにより例えば、炎がついているかどう かを確実に検知することができる。
【0010】 また熱伝導手段において、炎を受ける部分をサーミスタが設置される部分より 径を細くする構成においては、炎から受ける熱量が少なく、したがって伝導する 熱が低減し、サーミスタが設置される部分側に少なく伝導すると共に、その接続 の部分で拡散し、かつ放熱面積が拡大するので、サーミスタが設置される部分の 温度上昇を一定以下に抑止することができる。
【0011】 また熱伝導手段のサーミスタが設置される部分またはその手前に放熱器を設け ているので、そのサーミスタの温度上昇を抑止し、サーミスタから配線等を保護 する。
【0012】 炎から輻射熱が大きい場合は、遮蔽部材を設けて輻射熱を遮断し、熱伝導部材 のサーミスタが設置される部分の温度上昇を抑止し、同じくサーミスタから配線 等を保護する。
【0013】 この考案炎センサー装置は、比較的条件が過酷なもの、すなわち、風雨、降雪 など自然的条件のもとで使用される機器に使用できる。
【0014】
以下、この考案炎センサー装置を実施の一例を示す図面にしたがって説明する と、始に、図1に示すように、先端が閉じた管からなる熱伝導手段2の内部の中 間位置にサーミスタ1を設置し、そのサーミスタ1に接続するリード線1a、1 bを開放基端から外方に引き出し測定電気回路(図示しない)に接続している。
【0015】 熱伝導手段2の先端部分を、炎3を当てる位置とし、その先端部から所要長さ 基部へ離れた所要位置にサーミスタ1を収容設置している。
【0016】 第2の実施例では、図2に示すように、熱伝導手段2の炎が当たる先端部2a を細い所要径に、また、サーミスタ1を収容する基部2bを太い径に設け、先端 部2aと基部2bとを異径に形成している。
【0017】 前記第2の実施例の熱伝導手段2の炎が当たる先端部2aを細く、サーミスタ 1を収容する基部2bを太くし、先端部2aと基部2bとを異径に形成する構成 は、図3に示すごとく、細い径の金属棒2a1を太い基部2bに接続してもよい ものである。
【0018】 第3の実施例では、図4に示すごとく、炎の当たらない基部側部分の所要箇所 に放熱器4を設ける。放熱器4は、図5に示すように、放熱板5の単板を配設す る単板型、図5に示すように、放熱板6の複数枚を配設する複数枚型とがある。
【0019】 前記第3の実施例では、図6に示すごとく、放熱器4を水を循環させる水冷ク ーラー7、その他空気を強制的に吹き付けるクーラー(図示しない)としてもよ いものである。
【0020】 熱伝導手段2には、基部を炎3の輻射熱から守るため、中間に遮蔽部材8を配 置してもよい。9は遮蔽部材8を配置する場合の一例としての透孔で、熱伝導手 段2とは非接触にする。
【0021】 この考案炎センサー装置は前述の構成されるものであるから、熱伝導手段2が 当たってその部分が高温に加熱されるものでも、熱伝導手段2の表面から放熱す るためのサーミスタ1が配置されている部分は高温になることがない。しかし、 放熱との関係で一定温度に加熱されるから、サーミスタ1により例えば、炎3が ついているかどうか、を検知することができる。
【0022】 また熱伝導手段2を炎3を受ける先端部分をサーミスタ1が設置される基部2 bより径を細くする実施例においては、炎3から受ける熱量が少なく、したがっ て伝導する熱が低減し、基部2b側に少なく伝導すると共に、拡散し、かつ放熱 面積が拡大するので、サーミスタ1が設置される基部2bの温度上昇を一定以下 に抑止することができる。
【0023】 先端部を管材でなく、図3に示すごとく、無垢材例えば金属棒を接続して設け てもよいものである。
【0024】 また熱伝導手段2の基部に放熱器4を設けているので、基部のサーミスタ1の 温度上昇は抑止される。この放熱器4は、メンテナンスの簡単な単板の放熱板5 によるもの、多数の放熱板6によるもの(図示しないがフインを多数列設した鋳 物のものの自然放熱タイプのものを含む)、水冷クーラー7、空気を吹き付けて 強制空冷するもの(図示しない)、サーミスタ1の配置部の温度管理をなすこと ができる。
【0025】 炎3から輻射熱が大きい場合は、遮蔽板を設けて輻射熱を遮断し、熱伝導部材 2の基部の温度上昇を抑止することができる。
【0026】 この考案炎センサー装置は図8に示すように、鉄道線路の凍結防止カンテラ1 0の自動着火、燃焼検知手段の如く、比較的条件が過酷なもの、すなわち、風雨 、降雪など自然的条件のもとで使用されるものに最適である。
【0027】 鉄道線路の凍結防止カンテラ10は、図8に示すように、11はタンク、12 は本芯、13は燃焼筒、14はパイロット芯、15は点火ヒーター、16は総湯 管、17はコック、18はハンドル、19は点火スイッチ、20は電気回路ボッ クスである。
【0028】
この考案炎センサー装置は、以上のようになるから、安価、堅牢、確実、実用 的性能の温度センサーを提供でき、鉄道線路の凍結防止カンテラに使用でき、一 度設置するだけで、自動燃焼加熱ができるものである。
【図1】この考案炎センサー装置の第1の実施例を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図2】同じく第2の実施例を示す縦断側面図である。
【図3】同じく第2の実施例の他の例を示す縦断側面図
である。
である。
【図4】同じく放熱器を付設する第3の実施例を示す縦
断側面図である。
断側面図である。
【図5】同じく放熱器を付設する第3の実施例の他の例
を示す縦断側面図である。
を示す縦断側面図である。
【図6】同じく放熱器を付設する第3の実施例のその他
の例を示す縦断側面図である。
の例を示す縦断側面図である。
【図7】同じく遮蔽部材を付設する第4の実施例を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図8】この考案炎センサー装置を装備する一例装置を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
1 サーミスタ 1a リード線 1b リード線 2 熱伝導手段 2a 熱伝導手段の先端部 2a1 金属棒 2b 熱伝導手段の基部 3 炎 4 放熱器 5 放熱板 6 放熱板 7 水冷クーラー 8 遮蔽部材 9 透孔 10 鉄道線路の凍結防止カンテラ
Claims (4)
- 【請求項1】 熱伝導手段の内部にサーミスタを設置
し、サーミスタの設置位置から離れた部分を炎に対応す
るようにした炎センサー装置。 - 【請求項2】 前記熱伝導手段の炎に対応する側部分を
炎に対応しない側部分より細くした請求項1記載の炎セ
ンサー装置。 - 【請求項3】 前記熱伝導手段の炎に対応しない側部分
に放熱手段を取付けた請求項1または請求項2記載の炎
センサー装置。 - 【請求項4】 前記熱伝導手段の中間に炎輻射熱を遮蔽
する遮蔽部材を設けた請求項1、請求項2または請求項
3記載の炎センサー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3725293U JPH072941U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 炎センサー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3725293U JPH072941U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 炎センサー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072941U true JPH072941U (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=12492458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3725293U Pending JPH072941U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 炎センサー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072941U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016020878A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-02-04 | 株式会社テイエルブイ | センサ装置の放熱機構 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP3725293U patent/JPH072941U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016020878A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-02-04 | 株式会社テイエルブイ | センサ装置の放熱機構 |
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