JPH0729392Y2 - 燃焼器具用給排気トップ - Google Patents

燃焼器具用給排気トップ

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JPH0729392Y2
JPH0729392Y2 JP1989144654U JP14465489U JPH0729392Y2 JP H0729392 Y2 JPH0729392 Y2 JP H0729392Y2 JP 1989144654 U JP1989144654 U JP 1989144654U JP 14465489 U JP14465489 U JP 14465489U JP H0729392 Y2 JPH0729392 Y2 JP H0729392Y2
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JP
Japan
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air supply
exhaust
exhaust port
decorative plate
port
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JP1989144654U
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JPH0387038U (ja
Inventor
剛彦 野原
豊 植原
修一 宮武
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Tosetz Co Ltd
Original Assignee
Tosetz Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ガスストーブ、ガス瞬間湯沸器、ガス風呂釜
等の給排気トップに関するもので、更に詳しくは、この
給排気トップにおいて、厳寒期につららが危険な状態に
まで成長するのを防止するつらら成長防止手段に関する
ものである。
〔従来技術〕
第2、3図に示すように、外側に給気口2を設け、内側
に排気口3を設けると共にこの排気口3の周囲を外側に
円弧状に湾曲させて前記給気口2を被うことにより排気
のショートパスを防止する化粧プレート4付の給排気ト
ップ1は、壁面6から突出する長さが最小であるにも拘
らず給排気性能に優れ、且つ壁面6の美観を損なわない
という特徴を有している。
〔従来技術の課題〕 しかし、この給排気トップ1においては、厳寒期につら
らAが大きく成長し、これが不意に落下して非常に危険
である。
このつららAの発生原因は、燃焼排気が冷却されて排気
口3内に水滴として付着し、これが排気口3から滴下し
て凍結するためである。又、大きく成長する原因は化粧
プレート4が円弧状に湾曲5していることから、水滴が
この湾曲5の面に沿って大きく拡がると共に化粧プレー
ト4が放熱(冷却)を活発にするためである。
本考案は斯る点に鑑みて提案されるもので、つららの成
長を防ぎ、仮に付着しても最小で止まる給排気トップを
提案するのが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の構成は次のとおりである。
外側に給気口を設け、内側に排気口を設けると共にこの
排気口の周囲を外側に円弧状に折り曲げて前記給気口を
被うことにより排気のショートパスを防止する化粧プレ
ート付の給排気トップにおいて、化粧プレートの中央に
前記排気口に続き、かつ化粧プレートの前面より突き出
るようにしてつらら防止環を取り付けて成る燃焼器具用
給排気トップ。
上記構成において、つらら防止環は、排気口を化粧プレ
ートの前面から突出させてつらら防止環に代えてもよ
く、新規に製作する場合はこの方式が便利である。但
し、既設の給排気トップにおいてつらら付着の防止を行
うためには、つらら防止環を化粧プレートの前面側から
ろう付け等により取り付ける。
化粧プレートの前面から突出させるつらら防止環(排気
口)の長さは、あまり突出させると危険であるばかりで
なく、美観を損ねることになるので、全体的なバランス
としては排気口の口径の1/2以下が好ましく、又突出量
が少ないと化粧プレートの湾曲面に水滴が廻って効果が
無くなるので、少なくとも排気口の口径の1/5は突出さ
せる必要がある。
〔作用〕
燃焼用の空気は給気口から吸入され、排気は排気口から
屋外に排出される。又、排気口内に付着した水滴は、つ
らら防止環を経由して地上に滴下する。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例にして、符号の1は壁6に設け
た取付穴6′にスリーブ7を介して取り付けられた給排
気トップ、2は給気口にして、この給気口2から吸入さ
れた空気は給気筒9を経由して燃焼器具に供給される。
3は排気口にして、燃焼器具から排出された燃焼排気は
排気筒10を経由してこの排気口3から屋外に排出され
る。
4は排気口3に取り付けられた化粧プレートにして、こ
の化粧プレート4は給気口2を被うように後方に円弧状
に湾曲5している。
8は排気口3に続いて化粧プレート4の前面に突出する
ように取り付けられたつらら防止環にして、この突出量
Pは排気口3(つらら防止環8)の口径P1の1/3であ
る。
なお、つらら防止環8は、排気口3をそのまま延長して
形成してもよい。
上記給排気トップ1は、給気口2から燃焼用の空気を吸
入し、排気口3からつらら防止環8を介して燃焼排気が
排出される。
この作用において、排気口3内に付着した水滴は、つら
ら防止環8を経由して一滴ずつ地上に落下する。又、仮
につらら防止環8から落下する前に凍結した場合、この
水滴はつららとして多少成長するが、つらら防止環との
付着面積は円の最下点の一点となるので、付着力は小さ
く、少し成長するとこのつららの重量と排気熱により大
きく成長するまでには至らずつらら防止環8から剥離し
て落下してしまう。
〔本考案の効果〕
本考案は以上のように、排気口につらら防止環を取り付
けたことにより、排気口内の水滴はこのつらら防止環を
経由して一滴ずつ落下し、化粧プレートの湾曲面に廻る
ことがない。
この結果、つららは殆んどつかないか、付いても小さい
うちに落下してしまうので、特に高層住宅等のように給
排気トップが高所に取り付けられている個所において危
険がなく、安全である。又、大きなつららが付着しない
ので、壁面の美観を損ねる心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る給排気トップの一部断面図、第
2、3図は従来例の説明図である。 1……給排気トップ、2……給気口 3……排気口、4……化粧プレート 5……湾曲、6……壁 7……スリーブ、8……つらら防止環 9……給気筒、10……排気筒

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側に給気口を設け、内側に排気口を設け
    ると共にこの排気口の周囲を外側に円弧状に折り曲げて
    前記給気口を被うことにより排気のショートパスを防止
    する化粧プレート付の給排気トップにおいて、化粧プレ
    ートの中央に前記排気口に続き、かつ化粧プレートの前
    面より突き出るようにしてつらら防止環を取り付けて成
    る燃焼器具用給排気トップ。
  2. 【請求項2】排気口を化粧プレートの前面に突き出して
    つらら防止環を兼ねるように構成して成る請求項(1)
    記載の燃焼器具用給排気トップ。
  3. 【請求項3】化粧プレートの前面から突き出る排気口の
    長さを排気口の直径の1/2以下1/5以上に設定して成る請
    求項(1)記載の燃焼器具用給排気トップ。
JP1989144654U 1989-12-15 1989-12-15 燃焼器具用給排気トップ Expired - Lifetime JPH0729392Y2 (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100856861B1 (ko) * 2007-04-09 2008-09-04 주식회사 경동나비엔 보일러용 급배기관

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