JPH04218120A - 石けん節約用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、一般に石けん節約用
具に関し、特に石けんの外面に取りつけられ、石けんを
節約し石けんを保持する用具に関する。

【０００２】

【従来の技術】米国特許第４７４１８５２号、第３９６
９２５６号、第３１９６１１２号から参照されるように
、多数かつ種々の石けん節約用具についての従来技術が
知られている。

【０００３】しかし、前述の全ての従来技術の用具の構
造は、それらが特別設計された基礎的な目的と機能のた
めには十分すぎるものである。また、これら従来技術の
用具の構造は、石けん片の有効寿命を最大とする目的を
果すという比較的単純な役割と比べて考えると、あまり
にもかさばりすぎ、扱いにくく、あるいは製造費が高く
つくものである。

【０００４】さらに、上記いずれの従来技術の用具の構
造も、再利用できることを意図して設計されていない。 そのため、これらの特許された構造それ自体では極めて
限られた有効寿命しか有しない。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】前述の状況の結論とし
て、小型で、軽量で、機能的で、高価でなく、それでい
て、継続して流通している多数の固形石けんについても
使用できる石けん節約用具に対する永年にわたるニーズ
が消費者の間に存在していた。このような構造の石けん
節約用具を提供することがこの発明の目的である。

【０００６】

【課題を解決するための手段】簡単に言うと、この発明
の基礎をなす石けん節約用具は次の構成を有する。すな
わち、おおむね固くかつ大むね等高線状の楕円形の石け
ん保持部材を有し、その部材の外表面は凸状で、その部
材の内表面は、石けん保持部材が卵形の石けん片の頭部
に大むね沿うような形状と寸法に決定されている凹状で
ある。

【０００７】さらに、おおむね固い保持部材は一個の固
体片として作られている。その理由は、楕円形の部材に
よりおおわれている石けん片の頭部が、石けん片の露出
した部分での水との摩擦により引き起こされる有害な減
耗から抜本的に保護されるようにするためである。

【０００８】この明細書中で後にさらに詳しく説明する
ように、石けん保持部材の凸状表面および凹状表面の双
方に、理想的な石けん節約用具構造の最も望ましい機能
特性を共同して改善し増大させる、寸法、形状および位
置の異なる突起物が付いている。すなわち、取扱いやす
く、石けん片と石けん保持部材の双方の寿命が長く、使
う人が石けん片をつかみやすいように改良されており、
水はけがよく、乾燥しており、かつ覆う機能を有する。

【０００９】

【実施例】図、特に図１に、この発明の基礎を構成する
石けん節約用具が参考番号（１０）で一般的に明示され
ている。石けん節約用具はおおむね比較的固い等高線状
の楕円形の石けん保持部材（１１）よりなり、該石けん
保持部材（１１）は凸状の外表面（１２）と凹状の内表
面（１３）を有している。そして、石けん節約用具（１
０）は、全体的に、卵形の石けん片の頭部（１０１）を
おおいその形状にそうような寸法で作られている。

【００１０】図に示した本発明の実施例においては、石
けん節約用具（１０）は全体的にプラスチックかその類
似のような固い水不透過性の材料（１４）で製造されて
いる。そして、凸部（１２）と凹部（１３）の表面の外
周部は、下方へぶら下がっている比較的短い周辺スカー
ト（１５）によって輪郭づけられている。この周辺スカ
ート（１５）の目的と機能は後に記述する。

【００１１】図１と図２を参照してもっとも良くわかる
ように、凸状外表面（１２）には複数の比較的短い個別
的なこぶ形状の突起（１６）が設けられている。突起（
１６）は好ましくは間隔をおいた平行線（１７）上に並
べられている。平行線（１７）は石けん保持部材（１１
）の長軸と直角に配置されている。しかし、石けん片（
１０）をつかみやすくする（使用者の手および／又は指
で）ためのマサツつかみ表面を形成する複数の突起（１
６）は、石けん保持部材（１１）の凸状表面（１２）の
上に不規則に分散配置されされてもよいという本発明の
教示するところは保証されていることに注意する必要が
ある。

【００１２】図２〜図４について述べる。石けん保持部
材の凹状表面（１３）は複数の比較的長い柱状の突き刺
し部材（１８）を有する。該部材（１８）は適当な寸法
、形状で作られており、石けん片（１００）と突き刺さ
って結合されるよう意図されている。その目的は、石け
ん片と石けん保持部材（１１）との間に摩擦による結合
をもたらすためである。ここにおいて摩擦による結合は
、使用者が石けん節約用具（１０）と石けん片（１００
）との双方を、よく知られたやり方で、握ることにより
補強される。

【００１３】さらに図２〜図４には以下が示されている
。石けん保持部材（１１）のスカート状外周部（１５）
の下方部分は、間隔をあけて設置された、下方へぶら下
っており２重の機能を有する複数の中程度の長さの歯（
１９）を有する。

【００１４】まず第１に、該歯（１９）は、同じく、石
けん片（１００）の表面に突き刺ささることを意図して
いる。その目的はスカート状外周部（１５）を石けん片
（１００）の表面に近接させるアンカーの役割をし、石
けん節約用具（１０）と石けん片との間の摩擦による結
合を強化するためである。さらに、該歯（１９）は、ス
カート状外周部（１５）の歯が突き刺ささった結合によ
って有効に石けん片に取付けられていながら、水と空気
の双方が石けん片（１００）の表面とスカート状外周部
（１５）の間を通るようにする。

【００１５】この最後の特徴は特に重要である。スカー
ト（１５）は石けん片（１００）をおおい、かつ水の有
害な作用から保護するものである。しかしながら、水は
不可避的に凹状表面（１３）の内部に集まる。特に石け
ん片（１００）が支持体（図にはあらわれない）の上に
のせて置かれたときは格別にそうである。ここにおいて
、支持体は石けん節約用具の凸状表面（１２）と接して
いる。

【００１６】この特別な場合において、部分的に溶けた
あるいは液体化した石けんは、石けん片の側面を流れ落
ち、間隔を置いて設置された歯（１９）とスカート（１
５）のふちとの間を通り、石けん節約用具の凹状表面（
１３）の上に集められる。加えるに、集められた液体化
した石けんは、凸状表面が置かれた表面に到達すること
が防止されるばかりでなく、液体化された石けんが流れ
た通路にそって通過する空気は、液体化した石けん片（
１００）を固め、そのため、それは、保持具のついた石
けんが用いられる次の機会に、有効に用いられる。

【００１７】このように本発明の主題を説明してきたが
、本発明の多くの置き換え、変更そして変形が可能であ
ることは、以上の教示に照らして明白である。それゆえ
、次のように理解される。すなわち、ここで教示され説
明された本発明は、添付された特許請求の範囲の広さと
範囲の及ぶところによってのみ限定される。

【００１８】

【発明の効果】取扱いやすく、石けん片と石けん保持部
材の双方の寿命が長く、使う人が石けん片をつかみやす
いように改良されており、水はけがよく、乾燥しており
、かつ覆う機能を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】石けん片の上に取り付けた石けん節約用具の斜
視図である。

【図２】石けん片とともに、石けん節約用具の側面図で
ある。

【図３】石けん節約用具の底面図である。

【図４】石けん節約用具の部分的断面図である。

【符号の説明】

１１…石けん保持部材 １２…外表面 １３…内表面 １５…スカート状外周部 １６…こぶ形状の突起 １８…突き刺し部材 １９…歯 １００…石けん片

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　複数の個別的なこぶの形状をした突起
   を備えた外表面（１２）と、石けん片（１００）に突き
   刺して効果的な摩擦結合を石けん片（１００）と、石け
   ん節約用具との間に作り出すための下方へぶら下がって
   いる比較的長い複数の突き刺し部材（１８）を備えた内
   表面（１３）とを有する、おおむね固い、石けん保持部
   材からなることを特徴とする、石けん片とともに用いる
   石けん節約用具。
2. 【請求項２】　　該内表面（１３）と外表面（１２）の
   外周部に、下方へぶら下がっている比較的短いスカート
   状外周部（１５）を有する請求項１記載の石けん節約用
   具。
3. 【請求項３】　　スカート状外周部（１５）が、間隔を
   あけて設置された中程度の長さの複数の歯（１９）を有
   しており、この歯（１９）は少なくとも部分的に石けん
   片（１００）に突き刺ささる寸法を有する、請求項２記
   載の石けん節約用具。
4. 【請求項４】　　石けん保持部材（１１）がおおむねだ
   円形の輪郭を有する請求項３記載の石けん節約用具。
5. 【請求項５】　　石けん保持部材（１１）が凸状の外表
   面を有する請求項３記載の石けん節約用具。
6. 【請求項６】　　石けん保持部材（１１）の内表面（１
   ３）が、石けん片（１００）の外部表面にそうような輪
   郭になっている請求項３記載の石けん節約用具。
7. 【請求項７】　　石けん保持部材（１１）が凹状の内表
   面（１３）を有する請求項５記載の石けん節約用具。