JPH07293125A - 防火ガラスパネル支持構造体 - Google Patents

防火ガラスパネル支持構造体

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JPH07293125A
JPH07293125A JP6088938A JP8893894A JPH07293125A JP H07293125 A JPH07293125 A JP H07293125A JP 6088938 A JP6088938 A JP 6088938A JP 8893894 A JP8893894 A JP 8893894A JP H07293125 A JPH07293125 A JP H07293125A
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JP
Japan
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glass panel
fireproof glass
frame
ridge
support structure
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Pending
Application number
JP6088938A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
剛 田中
Naoya Sato
直哉 佐藤
Mitsuo Noguchi
光夫 野口
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】防火ガラスパネル1の支持されるべき周辺部の
第一側面は、受け不燃材6を介して枠体7に保持され、
第二側面は、その側面側から順に押え不燃材2と押え金
属板3が配され、前記押え不燃材2と押え金属板3とは
押縁8に螺合された押え螺子10により、前記第一側面
に向かって押圧され、この押圧された圧力により防火ガ
ラスパネルの周辺部が枠体7と押縁8により支持されて
いることを特徴とする防火ガラスパネル支持構造体。 【効果】確実にしかも作業性よく経済的な方法で甲種防
火戸にガラス板が使用可能となり、ガラス板の透明性を
生かして、火災の発見および避難経路の発見などの面で
も効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防火区域に使用する防
火ガラスパネル支持構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】建築基準法施行令第110条第2項によ
れば、防火のグレードとして甲種防火戸と乙種防火戸が
ある。また、告示第1125号によれば、耐火加熱温度
曲線において甲種防火戸は60分に、乙種防火戸は20
分に合格したものである。乙種防火戸に使用するガラス
板としては網入ガラス板があり、乙種防火戸に対する条
件での加熱においてガラス板は加熱途中で割れるが、網
入ガラス板内部の金属製の網はほとんど破れないので、
網でガラス板の脱落を防止して火の貫通を防止できる。
しかし、網入ガラス板を甲種防火戸に対する条件で加熱
すると、加熱時間が長くかつ加熱温度が高いため、ガラ
スの軟化点を超える温度で長時間保持されることにな
り、ガラス板は軟化し垂れ下がって脱落してしまうこと
がある。また、低膨張強化ガラス板を用いた場合も、甲
種防火戸に対する加熱条件で割れることはないが、軟化
し垂れ下がってしまうことが知られている。
【0003】このガラス板の垂れ下がりの防止は、不燃
材をガラスのまわりに十分に詰めることにより実現でき
るが、このかち込み作業に時間がかかるという問題があ
り、また、ガラス板とサッシの溝幅の寸法公差の関係
で、隙間が狭くてかち込み作業ができない場合と、隙間
が広過ぎてかち込み作業を行っても、甲種防火戸に対す
る条件で加熱したときにガラス板の垂れ下がりを防止で
きない場合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、甲種
防火戸の製造において、ガラス板とサッシの溝幅の多少
の寸法公差に関係することなく、また、不燃材をガラス
のまわりに詰めるかち込み作業によることなく、不燃材
を介してガラス板を保持可能な圧力で押圧保持すること
を確実に効率よく実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決すべくなされたものであり、防火ガラスパネルの周
辺部を枠体と押縁により挟み込んで支持する構造であっ
て、前記防火ガラスパネルの支持されるべき周辺部の第
一側面は、受け不燃材を介して枠体に保持され、第二側
面は、その側面側から順に押え不燃材と押え金属板が配
され、前記押え不燃材と押え金属板とは押縁に螺合され
た押え螺子により、前記第一側面に向かって押圧され、
この押圧された圧力により防火ガラスパネルの周辺部が
枠体と押縁により支持されていて、かつ押え螺子の熱膨
張係数が枠体の熱膨張係数よりも大きいことを特徴とす
る防火ガラスパネル支持構造体である。
【0006】実際の製造工程としては、押え不燃材と押
え金属板とが固定テープにより防火ガラスパネルに仮止
めされて、押縁に螺合された押え螺子により押圧され
る。
【0007】押縁は、枠体に螺子により螺子止めされて
いてもよく、枠体に一体的に形成されていてもよい。ま
た、防火ガラスパネルの上辺または上辺と縦辺の端縁が
押圧保持されていて、下辺が押圧保持されていない構造
となっている方が製造コストなどの面から好ましい。防
火ガラスパネルは一般には防火ガラス板が使用され、好
ましくは低膨張ガラス板(たとえば、硼珪酸ガラス板)
や網入りガラスが使用される。
【0008】枠体は防火ガラスパネルと建物躯体側の支
持部材を連結していることもあれば、二つの防火ガラス
パネルを連結していることもある。また、押え不燃材お
よび受け不燃材としては好ましくはアルミナシリケート
系繊維のシートが、難燃シールとしては好ましくは難燃
シリコンシーラントが、押え金属板や受け金属板や枠体
や押縁や押縁補強部材や押縁固定螺子や押え螺子や補強
部材止め螺子としては軟化点の高いものが好ましく、鉄
材やステンレス材等が用いられるが、押え螺子の熱膨張
係数が枠体の熱膨張係数よりも大きいことが必要なの
で、たとえば、押え螺子をステンレス材(熱膨張係数:
18×10-6/℃)とし、枠体を一般鉄材(熱膨張係
数:11×10-6/℃)とする。このようにすれば、防
火ガラスパネル支持構造体に熱が加わった場合に、枠体
よりも押え螺子のほうがより膨張するので防火ガラスパ
ネルがしっかりと枠体に固定支持される方向に力が働
く。また、受け不燃材と枠体の間には枠体の形状に応じ
て、枠体に一体的に形成された受け金属板、または枠体
に螺子止めにより取り付けられた受け金属板が配されて
いてもよい。
【0009】
【作用】本発明によれば、サッシの枠体に対して不燃材
を介してガラス板が摩擦力で押圧保持される。このた
め、甲種防火戸の条件で加熱されたときにガラス板は軟
化するが、防火ガラスパネル材の上辺または上辺と縦辺
がサッシ枠に対して摩擦力で押圧保持されているため、
ガラス板は軟化して垂れ下がりはしない。本発明はガラ
ス板の熱による垂れ下がりを防止するものであるから、
防火ガラスパネル材の下辺をサッシ枠に対し摩擦力で押
圧保持する必要はない。また、サッシの溝幅が設計寸法
と多少異なっても、断面コ字形の防火ガラスパネル材押
縁に螺子止めされているボルトのネジ込み調整により、
ガラス板をサッシ枠にしっかりと押圧保持でき、従来技
術のようなかち込み作業がなくなるので作業性は向上す
る。
【0010】
【実施例】図1は本発明の1実施例に係る防火ガラスパ
ネル支持構造体の主要部の断面図であり、この防火ガラ
スパネル支持構造体は防火ガラスパネルと建物躯体側の
支持部材を連結するためのものである。この支持構造体
では、防火ガラスパネルとしてのガラス板1が押え不燃
材2と受け不燃材6を介して押え金属板3と受け金属板
5により、後述する押え螺子10の調整により押圧状態
で保持されている。固定テープ4は押え不燃材2と押え
金属板3を防火ガラスパネルとしてのガラス板1に仮止
めするためのものである。受け金属板5の前方、後方の
延長部は枠体7a、7bとなっており、枠体の一方7a
には、押縁8が押縁固定螺子9により固定されている。
押縁8にあけられたタップ孔35に螺嵌されている押え
螺子10を締め込み調整することにより、固定テープ
4、続いて押え金属板3、続いて押え不燃材2を介し
て、ガラス板1が受け不燃材6に対して押されながら、
実質的に枠体7に対して固定保持されている。ガラス板
1と枠体7b、およびガラス板1と押縁8との間に難燃
シール11が詰められている。
【0011】なお、押え不燃材2はアルミノシリケート
繊維製のシート1枚を、受け不燃材6は同じくアルミノ
シリケート系セラミックス繊維製のシートを1枚または
2枚用いてある。難燃シール11は難燃シリコンシーラ
ントを用いてあり、固定テープ4は難燃で薄めの粘着テ
ープを用いてある。押え金属板3は熱による変形を特に
嫌うので軟化点の高いものが好ましく、鉄材やステンレ
ス材などを用いる。同様に枠体7や押縁8や押縁固定螺
子9や押え螺子10も熱による変形を嫌うので、鉄材や
ステンレス材などを用いる。ただし、押え螺子の熱膨張
係数が枠体の熱膨張係数よりも大きいことが望ましいの
で、たとえば、押え螺子をステンレス材(熱膨張係数:
18×10-6/℃)とし、枠体を一般鉄材(熱膨張係
数:11×10-6/℃)とする。このようにすれば、防
火ガラスパネル支持構造体に熱が加わった場合に、枠体
よりも押え螺子のほうがより膨張するので防火ガラスパ
ネルがしっかりと枠体に固定支持される方向に力が働
く。そして、押縁固定螺子9や押え螺子10の種類とし
ては六角ボルトや六角孔付きボルトを適宜用いる。
【0012】図2も本発明の他の1実施例に係る防火ガ
ラスパネル支持構造体の主要部の断面図であり、この防
火ガラスパネル支持構造体は防火ガラスパネルと建物躯
体側の支持部材を連結するためのものである。図2の支
持構造体は、図1に示す実施例において、押縁8と枠体
7aとの間を隠すために、押縁化粧部材12を追加した
ものであり、前記押縁化粧部材12は化粧部材止め螺子
13により取り付け固定されている。このようにカバー
することにより、外観も向上するので、実際にはこのよ
うに用いる方が好ましい。化粧部材止め螺子13は押縁
化粧部材12からはみ出して外観を損なわないように皿
ビスを用いる方が好ましい。
【0013】図3も本発明の他の1実施例に係る防火ガ
ラスパネル支持構造体の主要部の断面図であり、この防
火ガラスパネル支持構造体は防火ガラスパネルと建物躯
体側の支持部材を連結するためのものである。図3の支
持構造体体は図2における押縁8と押縁化粧部材12に
代えて、この二者を一体化した形状の押縁8bが用いら
れており、この押縁8bは枠体7に溶接止めしてある。
押え螺子10はこの実施例においては特に六角孔付き螺
子が用いられており、この六角孔付き螺子の寸法に応じ
た大きさで押縁8bに直径が約7〜30mmの孔34が
あけられている。この孔34に六角レンチを通して六角
孔付き螺子10を回動することができる。孔34とタッ
プ孔35との間には押え螺子10をねじ込むに際して作
業性を向上させる目的で、図示していないガイド管が取
り付けれていてもよい。なお、事前に枠体の4周が押縁
と一体化されている枠体には、防火ガラスパネル(たと
えば、防火ガラス板)を嵌め込むことは困難なので、少
なくとも1周、たとえば、下辺は螺子止めで押縁を枠体
に止める方式にしておいて、この場合は、下辺より防火
ガラスパネルを挿入し、それから下辺の枠体に押縁を螺
子止めする。
【0014】図4も本発明の他の1実施例に係る防火ガ
ラスパネル支持構造体の主要部の断面図であり、この防
火ガラスパネル支持構造体は二つの防火ガラスパネルを
連結するためのものである。図4の支持構造体は、図3
における枠体7a、7bに代えて二つの防火ガラスパネ
ルを保持可能な形状の枠体14が用いられている。実際
には枠体14は断面形状が14aおよび14bの鉄材を
溶接して造られている。この枠体14を用いたより具体
的な実施例は、図11および図12の説明とともに後述
する。
【0015】図5は本発明の1実施例に係る図1の防火
ガラスパネル支持構造体の組み立て手順の説明図であ
り、図5(a)、図5(b)、図5(c)、図5(d)
の順で組み立てる。まず図5(a)に示すように、ガラ
ス板1に押え不燃材2と押え金属板3を重ねて置き固定
テープ4で仮止めする。次に図5(b)に示すように、
これを受け不燃材6を介して枠体7bに形成された受け
金属板5にあてがう。次に図5(c)に示すように、押
縁8を押縁固定螺子9で枠体7aに固定する。次に図5
(d)に示すように、押縁8に明けられたタップ孔35
に螺嵌されている押え螺子10を締め込み調整して、ガ
ラス板1を枠体7に対して間接的に固定保持する。な
お、押え螺子10の締め込み調整にあたっては、トルク
レンチを用いることが望ましい。そして、トルクの設定
にあたっては、押え不燃材と受け不燃材の弾性係数や押
え金属板と押え螺子と受け金属板と押縁と枠体の熱膨張
係数などを考慮して設定を行う。
【0016】図6は防火ガラスパネルユニットの構成説
明図であり、図6(a)は姿図、図6(b)はガラスサ
イズが小さいときに適用されるやり方を示す姿図であ
り、防火ガラスパネルの上辺の端縁のみが押圧保持され
ていることを示してある。図6(c)はガラスサイズが
大きいときに適用されるやり方を示す姿図であり、防火
ガラスパネルの上辺と縦辺の端縁のみが押圧保持されて
いることを示してある。それぞれの図はガラス板1が枠
16に組み込まれた防火ガラスパネルユニット15を示
してあるが、枠16の部分の中で斜線で示された部分が
本発明の防火ガラスパネル支持構造体を適用した部分で
ある。
【0017】図7は図6(b)のA−A線断面図であ
り、躯体17に適当な間隔で溶接付られた数本の鉄筋棒
18にスチール板20が溶接付られていてコンクリート
躯体19をなしている。このスチール板20には枠体7
が溶接付されている。このようにして本発明のパネル支
持構造体が建物の躯体17に取り付け固定されている。
【0018】図8も同様に、図6(c)のB−B線断面
図であり、躯体17に適当な間隔で溶接付られた数本の
鉄筋棒18にスチール板20が溶接付られていて、コン
クリート躯体19をなしている。このスチール板20に
は枠体7が溶接付されている。このようにして本発明の
パネル支持構造体が建物の躯体17に取り付け固定され
ている。
【0019】図9も同様に、図6(c)のC−C線断面
図であり、建物の躯体への取り付けは図7、図8と同様
なので省略して記載してある。防火ガラスパネルの下辺
の端縁は押圧保持しない通常構造なので、図に示してあ
るように、枠体7の上に置かれたセッテイングブロック
22の上にガラス板1が置かれ、不燃バックアップ材2
3を介して、枠体7とパネル保持部材25で挟まれてい
る。不燃バックアップ材23の上には難燃シール24が
詰められている。パネル保持部材25はパネル保持部材
止め螺子26により枠体7に固定されている。なお、セ
ッティングブロック22はケイ酸カルシウムの板を用
い、不燃バックアップ材23はセラミックスファイバ、
より具体的に述べればアルミナシリケート系繊維製のシ
ートを用いる。また、難燃シール24は難燃シリコンシ
ーラントを用いる。
【0020】図10は他の防火ガラスパネルユニットの
構成説明図であり、4枚のガラス板1が枠27に取り付
けられている。そして、枠27は上枠29と無目方向中
間枠30と縦枠31と方立方向中間枠32と下枠33と
からなっている。
【0021】図11は図10のD−D線断面図であり、
枠体14の上にセッティングブロック22が置かれてお
り、その上にガラス板1が置かれて不燃バックアップ材
23を介して枠体14とパネル保持部材25で挟まれて
いる。そして、不燃バックアップ材23を覆うようにし
て難燃シール24が詰められている。また、下側のガラ
ス板1は本発明の構成のように、枠体14に固定保持さ
れている。
【0022】図12は図10のE−E線断面図であり、
ガラス板が大きいので図のように防火ガラス板の縦辺も
押圧保持されている。すなわち、左右のガラス板1は本
発明の構成のように、枠体14に固定保持されている。
【0023】図10のF−F線断面図、G−G線断面図
はそれぞれ図7、図8と同様であるので記載を省略し
た。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、次のような効果を奏する。本発明の構成によ
り、サッシ枠に対してガラスパネルの上辺または上辺と
縦辺が摩擦力で固定されるので、甲種防火戸の条件で加
熱されたときガラス板は軟化するが垂れ下がりはしな
い。このため、甲種防火戸にガラス板が使用可能とな
り、ガラス板の透明性を生かして、火災の発見および避
難経路の発見などの安全性の向上の面でも効果がある。
しかも、ガラス板の熱による垂れ下がり防止のために不
燃材をガラス板のまわりに詰める方法は、かち込み作業
に時間がかかったり、かち込み作業ができなかったり、
緩すぎて垂れ下がりを防止できなかったりなどと問題が
多かったが、本発明ではこの問題が解決され、サッシの
溝幅が設計寸法と多少異なっても、螺子の締めこみで調
整でき、かち込み作業がなくなるため、作業性も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る防火ガラスパネル支持
構造体の主要部の断面図
【図2】本発明の1実施例に係る防火ガラスパネル支持
構造体の主要部の断面図
【図3】本発明の1実施例に係る防火ガラスパネル支持
構造体の主要部の断面図
【図4】本発明の1実施例に係る防火ガラスパネル支持
構造体の主要部の断面図
【図5】本発明の1実施例に係る防火ガラスパネル支持
構造体の組み立て手順の説明図
【図6】防火ガラスパネルユニットの構成説明図
【図7】図6(a)のA−A線断面図
【図8】図6(b)のB−B線断面図
【図9】図6(b)のC−C線断面図
【図10】他の防火ガラスパネルユニットの構成説明図
【図11】図10のD−D線断面図
【図12】図10のE−E線断面図
【符号の説明】
1:ガラス板(防火ガラスパネル) 2:押え不燃材 3:押え金属板 4:固定テープ 5:受け金属板 6:受け不燃材 7、7a、7b、14:枠体 8、8b:押縁 9:押縁固定螺子 10:押え螺子 11、24:難燃シール 12:押縁化粧部材 13:化粧部材止め螺子 15:防火ガラスパネルユニット 16、27:枠 17:躯体 18:鉄筋棒 19:コンクリート躯体 20:スチール板 21:不燃性断熱材 22:セッティングブロック 23:不燃バックアップ材 25:パネル保持部材 26:パネル保持部材止め螺子 27:枠 28:防火ガラスパネルユニット 29:上枠 30:無目方向中間枠 31:縦枠 32:方立方向中間枠 33:下枠 34:孔 35:タップ孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防火ガラスパネルの周辺部を枠体と押縁に
    より挟み込んで支持する構造であって、前記防火ガラス
    パネルの支持されるべき周辺部の第一側面は、受け不燃
    材を介して枠体に保持され、第二側面は、その側面側か
    ら順に押え不燃材と押え金属板が配され、前記押え不燃
    材と押え金属板とは押縁に螺合された押え螺子により、
    前記第一側面に向かって押圧され、この押圧された圧力
    により防火ガラスパネルの周辺部が枠体と押縁により支
    持されていて、かつ押え螺子の熱膨張係数が枠体の熱膨
    張係数よりも大きいことを特徴とする防火ガラスパネル
    支持構造体。
  2. 【請求項2】押え不燃材と押え金属板とが固定テープに
    より防火ガラスパネルに仮止めされて、押縁に螺合され
    た押え螺子により押圧されていることを特徴とする請求
    項1の防火ガラスパネル支持構造体。
  3. 【請求項3】押縁は、枠体に螺子により螺子止めされて
    いることを特徴とする請求項1または2の防火ガラスパ
    ネル支持構造体。
  4. 【請求項4】押縁は、枠体に一体的に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2の防火ガラスパネル支
    持構造体。
  5. 【請求項5】防火ガラスパネルの上辺または上辺と縦辺
    の端縁が押圧保持されていて、下辺が押圧保持されてい
    ないことを特徴とする請求項1、2、3または4の防火
    ガラスパネル支持構造体。
  6. 【請求項6】防火ガラスパネルが防火ガラス板であるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4または5の防火ガ
    ラスパネル支持構造体。
JP6088938A 1994-04-26 1994-04-26 防火ガラスパネル支持構造体 Pending JPH07293125A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0932433A (ja) * 1995-07-20 1997-02-04 Bunka Shutter Co Ltd 防火戸のガラス支持構造
JP2012046922A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Ykk Ap株式会社 面材ユニット及び建具
JP2014214506A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 三和シヤッター工業株式会社 板ガラスの取付構造
JP2017186903A (ja) * 2017-07-19 2017-10-12 三和シヤッター工業株式会社 防火建具
JP2017206883A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 Ykk Ap株式会社 建具

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