JPH07292098A - ポリアルキレングリコール、及びその組成物 - Google Patents

ポリアルキレングリコール、及びその組成物

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JPH07292098A
JPH07292098A JP6084731A JP8473194A JPH07292098A JP H07292098 A JPH07292098 A JP H07292098A JP 6084731 A JP6084731 A JP 6084731A JP 8473194 A JP8473194 A JP 8473194A JP H07292098 A JPH07292098 A JP H07292098A
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polyalkylene glycol
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Yuichi Sakai
裕一 酒井
Masahisa Yokota
昌久 横田
Tetsuya Otani
哲也 大谷
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式(I)で表されかつ、数平均分子量が
350〜30000のポリアルキレングリコールであ
る。 A1 −B−A2 (I) (ここで、A1 は−(OCx 2x-2h l OH、A2 は
−(Cy 2y-2k O) m H、Bは−(CH2 CH2 O)
−、−(Cz 2z-2i O)−の構成がそれぞれn、p個
の結合より構成されるものであり、式中、x、yは4〜
20の整数、lは0〜10の整数,mは1〜10の整
数、hはxが4〜6のとき0〜2、7のとき0〜3、8
〜20のとき0〜4の整数、kはyが4〜6のとき0〜
2、7のとき0〜3、8〜20のとき0〜4の整数、i
はzが3のとき0〜1、4〜6のとき0〜2、7のとき
0〜3、8〜10のとき0〜4の整数、zは3〜10の
整数、nは4〜680の整数、pは0≦p/(n+p)
≦0.1を満足する様な整数を表す。) 【効果】 本発明の新規なポリアルキレングリコールに
より、極めて低泡性でかつ、洗浄力に優れた界面活性剤
組成物、洗浄剤組成物が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄剤、乳化剤、可溶
化剤、分散剤、濡れ剤、消泡剤等の界面活性剤、溶剤、
潤滑油用基剤、中間原料等として洗浄分野、塗料・接着
剤・コーティング剤分野、繊維工業分野、ゴム・プラス
チック分野、食品・医薬品・化粧品工業分野等に利用さ
れる、新規なポリアルキレングリコール及び、それを用
いた界面活性剤組成物、洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】ポリアルキレングリコー
ル、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール等は工業的に大規模に生産され、洗浄分野、
塗料・接着剤・コーティング剤分野、繊維工業分野、ゴ
ム・プラスチック分野、食品・医薬品・化粧品工業分野
等で多岐の用途に渡って使用されている。
【0003】特に、界面活性剤としてはポリプロピレン
グリコールのエチレンオキサイド付加物がプルロニック
型界面活性剤として市販され、利用されている(米国特
許第2674619号)。このプルロニック型界面活性
剤は、一般に、平均分子量1000〜4000程度のポ
リプロピレングリコールに、全分子中のエチレンオキサ
イドの含有率が10〜80%となるように、エチレンオ
キサイドを付加した物が用いられており、両者の比率を
変化させる事により、性状や、HLB等の物性の異なっ
た製品が得られる。
【0004】このプルロニック型界面活性剤は化学的に
安定である、洗浄力が優れている、低毒性、低泡性であ
る等の特徴を有する。その中で、特に、低泡性であると
いう点が他のノニオン系界面活性剤に比して特徴的な性
質であり、泡立ちを嫌う工業用途、例えば、金属洗浄、
繊維洗浄等に使用れている。しかしながら、高圧スプレ
ー洗浄等の過酷な条件下で使用時の、泡立ちの抑制は十
分とは言えないのが現状である。また、全分子中のエチ
レンオキサイドの含有率を下げる事により泡立ちを抑え
ることは可能であるが、同時に洗浄力が低下してしまう
事が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、新規
なポリアルキレングリコール及び、極めて低泡性でか
つ、洗浄力に優れた界面活性剤組成物、洗浄剤組成物を
提供する事にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に関して鋭意検討の結果、特定の構造を有し、かつ特定
の分子量を有する、新規なポリアルキレングリコール及
び、それを用いた界面活性剤組成物、洗浄剤組成物が優
れた性能を有する事を見いだし、本発明を完成するに至
った。
【0007】即ち、本発明は、 一般式(I)で表され
かつ、数平均分子量が350〜30000のポリアルキ
レングリコールであり、 A1 −B−A2 (I) (ここで、A1 は−(OCx 2x-2h l OH、A2 は
−(Cy 2y-2k O) m H、Bは−(CH2 CH2 O)
−、−(Cz 2z-2i O)−の構成がそれぞれn、p個
の結合より構成されるものであり、式中、x、yは4〜
20の整数、lは0〜10の整数,mは1〜10の整
数、hはxが4〜6のとき0〜2、7のとき0〜3、8
〜20のとき0〜4の整数、kはyが4〜6のとき0〜
2、7のとき0〜3、8〜20のとき0〜4の整数、i
はzが3のとき0〜1、4〜6のとき0〜2、7のとき
0〜3、8〜10のとき0〜4の整数、zは3〜10の
整数、nは4〜680の整数、pは0≦p/(n+p)
≦0.1を満足する様な整数を表す。) 好ましくは、一般式(I)中、A1 、A2 は一般式(I
I)で構成されるポリアルキレングリコールであり、更
に、好ましくは、一般式(I)中、A1 、A2 は一般式
(II)で表され、かつ、Bは−(CH2 CH2 O)n
−で、nは4〜680の整数である、ポリアルキレング
リコールである。
【0008】
【化2】
【0009】(式中、lは0〜10の整数,mは1〜1
0の整数である。) また、本発明は、上記のポリアルキレングリコールを必
須成分として1〜100重量%含有する事を特徴とする
界面活性剤組成物、更には、上記のポリアルキレングリ
コール0.001〜50重量%と水1〜99.999重
量%とを必須成分として含有する事を特徴とする洗浄剤
組成物に関するものである。
【0010】本発明のポリアルキレングリコールは、一
般式(I)において表される様に親水部であるB部と、
その両末端または片末端に疎水部であるA1、A2部が
結合した構造を有するものである。B部は親水性である
必要があり、そのためには、B部は、−(CH2 CH2
O)−、−(Cz 2z-2i O)−の結合より構成される
ものであり、nは4〜680の整数、pは0≦p/(n
+p)≦0.1を満足する整数であり、とりわけp=0
即ち、B部が−(CH2 CH2 O)n −である事が好ま
しい。p/(n+p)が0.1より大であると、B部の
親水性が十分でなく、洗浄力、界面活性効果が低下して
好ましくない。また、nは4〜680の整数である。n
が4未満では親水性が十分でなく、洗浄力、界面活性効
果が低下して好ましくなく、680より大であると、分
子量が大きすぎて溶解度が低下し好ましくない。zは3
〜10の整数であり、zが10より大ではB部の親水性
を低下させ、その為、洗浄力、界面活性効果が低下して
好ましくない。B部において−(CH2 CH2 O)−単
位と−(Cz 2z-2i O)−単位は上記の条件を満たし
ていれば、ランダム、規則的、またブロック状に結合し
ていても良い。
【0011】A1、A2部は疎水性である必要があり、
一般式(I)で表される様にA1部は−(OCx
2x-2h l OH(xは4〜20の整数、lは0〜10の
整数、hは0〜4の整数を表す)、A2部は−(Cy
2y-2k O)m H(yは4〜20の整数、mは0〜10の
整数、kは0〜4の整数を表す)の構造である必要があ
る。更に、とりわけ、一般式(I)中、A1 、A2 は一
般式(II)で構成されるポリアルキレングリコールが
好ましく、更には、一般式(I)中、A1 、A2 は一般
式(II)で表され、かつ、Bは−(CH2 CH2 O)
n −で、nは4〜680の整数である、ポリアルキレン
グリコールが好ましい。
【0012】十分な疎水性を示すためにはx、yが4〜
20の整数である必要があり、とりわけ5〜8が好まし
く用いられる。x、yが4未満ではA1,A2部の疎水
性が十分でなく、洗浄力、界面活性効果を低下させ好ま
しくなく、また、20より大きいと、得られるポリアル
キレングリコールの、水への溶解性が低下して、同じく
好ましくない。繰り返し単位のlは0〜10の整数、m
は1〜10の整数である事が必要である。l、mが10
を越えると、A1,A2部の疎水性が高くなり、得られ
るポリアルキレングリコールの、洗浄力、界面活性効果
を低下させ、好ましくない。また、両者とも0の構造で
は、疎水部が存在しなくなる事から、界面活性効果が無
くなり好ましくなく、少なくともl=0、m=1である
必要がある。通常、合成物はl、mの異なるポリアルキ
レングリコールの混合物として得られるので、使用に際
しては、それをそのまま分離すること無く用いても良い
し、必要があれば更に、精製して上記の範囲のl、m成
分のみ、あるいは、更にその中でも特定のl、m成分の
みを分離して用いても良い。
【0013】また、本発明のポリアルキレングリコール
は、数平均分子量が350〜30000である必要があ
り、特に350〜10000が好ましい。数平均分子量
が350未満では、特にB部の分子量が小さすぎて、親
水性が十分でなく、洗浄力、界面活性効果が低下して好
ましくないく、数平均分子量が30000より大きい場
合は分子量が大きすぎて界面活性効果を低下させ、同じ
く好ましくない。
【0014】本発明の、ポリアルキレングリコールは種
々の方法で合成可能であるが、例えば次に記載の方法に
より合成する事ができる。まず、エチレンオキサイドを
単独で重合、又は必要に応じて炭素数3〜10のアルキ
レンオキサイドと共重合する事によりB部の構造を有す
る重合体を得る。ここで得られた単独重合体、又は共重
合体を分離、精製してして、又は分離すること無く引き
続いていて、更にその末端に炭素数4〜20のアルキレ
ンオキサイドを付加させる。これにより、B部の両末端
にA1、A2部が結合した構造を有する一般式(I)で
表されるポリアルキレングリコールを得る事が出来る。
【0015】ここで、エチレンオキサイドと共にB部を
構成する事ができるアルキレンオキサイドは、例えば、
プロピレンオキサイド、イソブチレンオキサイド、1−
ブテンオキサイド、シクロペンテンオキサイド等があげ
られる。また、A1、A2部を構成するアルキレンオキ
サイドとしては、例えば、イソブチレンオキサイド、1
−ブテンオキサイド、ブタジエンモノオキサイド、シク
ロペンテンオキサイド、シクロヘキセンオキサイド、シ
クロオクテンオキサイド、スチレンオキサイド、1,2
−エポキシデカン、1,2−エポキシシクロドデカン等
があげられる。とりわけ、炭素数5〜8のアルキレンオ
キサイドが好ましく使用され、更に、シクロヘキセンオ
キサイドが特に好ましく使用される。
【0016】ここでB部を構成するポリアルキレングリ
コールの合成、及び該ポリアルキレングリコールとA
1、A2部を構成する炭素数4〜20のアルキレンオキ
サイドの反応に際しては、種々の触媒を使用する事が可
能であり、具体的には、酸触媒、アルカリ触媒、遷移金
属触媒等が使用可能である。例えば酸触媒としては三フ
ッ化ホウ素、ジエチルエーテル三フッ化ホウ素付加物、
四フッ化ホウ素、五塩化アンチモン、四塩化錫、三塩化
アルミニウム、三塩化鉄等の金属および半金族のハロゲ
ン化物、塩化水素、臭化水素、硫酸、過塩素酸等の鉱
酸、酢酸、パラトルエンスルホン酸等の有機酸、ゼオラ
イト、モンモリロナイト、カチオン交換樹脂等の固体酸
触媒が挙げられる。アルカリ触媒としては水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化バリウ
ム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属水酸化物、ナト
リウム、カリウム等のアルカリ金属、ナトリウム、カリ
ウムアルコラート等のアルカリ金属アルコラート、アル
キルアミン、水酸化四級アンモニウム塩、アニオン交換
樹脂等が挙げられる。これらの内、アルカリ金属水酸化
物、アルカリ金属、アルカリ金属アルコラートが好まし
く使用され、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナト
リウム金属がより好ましく使用される。
【0017】反応条件として、例えば、反応温度は50
〜200℃、反応圧力は常圧、又は加圧下で行う事でき
る。又、必要に応じて、反応溶媒を用いる事もできる。
本発明のポリアルキレングリコールは前述の種々の用途
に使用可能であり、例えば、界面活性剤として好適に用
いる事ができる。その際、本発明品の他に、必要に応じ
て、他の界面活性剤、例えばアニオン系界面活性剤、カ
チオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、両性界面
活性剤等や溶剤、添加剤等を加える事もできる。他成分
を添加するに際しては、本発明のポリアルキレングリコ
ールの界面活性剤組成物中の含有率が1重量%以上であ
る必要があり、それ以下では本発明品の特徴である低泡
性、且つ洗浄力に優れると言う特徴が十分でない。ま
た、本発明のポリアルキレングリコールは水と混合する
事により洗浄剤組成物として好適に用いる事ができる。
その際、本発明のポリアルキレングリコールの洗浄剤組
成物中の含有率は0.001〜50重量%である必要が
ある。含有率が0.001重量%未満では、洗浄力が十
分でなく、又、50重量%より大きいと水と十分に混和
せずに好ましくない。この洗浄剤組成物に、必要に応じ
て他の界面活性剤、溶剤、添加剤等を含有させる事は差
し支えない。
【0018】
【実施例】実施例中の試験は下記の方法に従って行っ
た。 (1)起泡性試験 試験液として0.1重量%の水溶液を用いて、JIS
K 3362、ロスマイルス法に準じて、温度20℃
で、試験液の起泡性を試験液滴下直後の泡の高さで示し
た。値が小さいほど低泡性である。 (2)洗浄力試験 試験液として、0.02、0.2重量%の水溶液を用
い、以下の条件で金網(sus304製、30メッシ
ュ、45×85mm)に付着させた切削油(日本石油
製、ユニカットGH35)を洗浄して、試験片(Ag)
を作成した。
【0019】試験片の作成:1,1,1−トリクロロエ
タンに切削油25%を溶解させた液に、金網を浸漬後、
引き上げる。その後、100℃で乾燥し、1,1,1−
トリクロルエタンを蒸発させた物の重量を測定し、試験
片(Bg)とした。 洗浄条件:上記試験片を洗浄液温50℃にて、超音波洗
浄器中で30秒間洗浄、流水中で3分間すすいだ。その
後、100℃で乾燥し、水を蒸発させた後、試験片の重
量を測定し、試験片(Cg)とした。
【0020】下式により洗浄率を求め、試験液の洗浄力
を表した。洗浄率の値が大きいほど、洗浄力が優れてい
る。 洗浄率(%)=(B−C)/(B−A)×100
【0021】
【実施例1】温度計、攪拌機、還流冷却管、滴下ロート
を備え付けたフラスコへポリエチレングリコール#60
0(平均分子量600)142.7g、テトラグライム
120g、水酸化ナトリウム23.8gを仕込み、16
0℃で加熱撹はんした。滴下ロートにシクロヘキセンオ
キサイド93.6gを仕込んだ後、1時間かけて徐々に
フラスコ中に滴下した。その後、更に160℃で1時間
加熱攪拌を行った。反応液のGPC分析より、シクロヘ
キセンオキサイドの転化率は100%であった。放冷
後、反応液に1N硫酸水溶液、塩化メチレンを加えて振
とう、分液し、更に塩化メチレン相に水を加えて振と
う、分液した。この操作により、触媒の水酸化ナトリウ
ムを中和し、更に生成した無機塩を除いた。塩化メチレ
ン相を減圧下に加熱し、塩化メチレンと反応溶媒である
テトラグライムを除いて、目的物のポリアルキレングリ
コール83.4gを得た。
【0022】得られたポリアルキレングリコールの水酸
基価測定より求めた分子量は829であり、ポリエチレ
ングリコール1モルに対するシクロヘキセンオキサイド
付加モル数は2.4モルであった。即ち、得られたポリ
アルキレングリコールは、一般式(I)中、A1 、A2
は一般式(II)で表され、かつ、Bは−(CH2 CH
2 O)n −で、(lの平均値が1.2、mの平均値が
1.2、nの平均値が13.2)で表される本発明のポ
リアルキレングリコールの混合物である。得られたポリ
アルキレングリコールの赤外線吸収スペクトル、プロト
ン核磁気共鳴スペクトルを図1、図2に示す。
【0023】このポリアルキレングリコールを水に溶解
し、起泡性試験、洗浄力試験を行った。結果を表1に示
した。
【0024】
【実施例2】温度計、攪拌機、還流冷却管、滴下ロート
を備え付けたフラスコへポリエチレングリコール#10
00(平均分子量1000)100.0g、テトラグラ
イム59g、水酸化ナトリウム10.1gを仕込み、1
60℃で加熱攪拌した。滴下ロートにシクロヘキセンオ
キサイド24.6gを仕込んだ後、1時間かけて徐々に
フラスコ中に滴下した。その後、更に160℃で1時間
加熱攪拌を行った。反応液のGPC分析より、シクロヘ
キセンオキサイドの転化率は100%であった。その
後、実施例1と同様の処理をして、目的物のポリアルキ
レングリコール41.6gを得た。
【0025】得られたポリアルキレングリコールの水酸
基価測定より求めた分子量は1271であり、ポリエチ
レングリコール1モルに対するシクロヘキセンオキサイ
ド付加モル数は2.8モルであった。即ち、得られたポ
リアルキレングリコールは、一般式(I)中、A1 、A
2 は一般式(II)で表され、かつ、Bは−(CH2
2 O)n −で、(lの平均値が1.4、mの平均値が
1.4、nの平均値が22.3)で表されるポリアルキ
レングリコールの混合物である。得られたポリアルキレ
ングリコールの赤外線吸収スペクトル、プロトン核磁気
共鳴スペクトルを図3、図4に示す。
【0026】このポリアルキレングリコールを水に溶解
し、起泡性試験、洗浄力試験を行った。結果を表1に示
した。
【0027】
【比較例1】低泡性の界面活性剤として知られている、
プルロニックL31(旭電化工業製、平均分子量110
0、構造式はHO(CH2 CH2 O)a (CH2 CH
(CH 3 )O)b (CH2 CH2 O)c Hで表され、全
分子中のエチレンオキサイド部の割合は10重量%)を
水に溶解し、起泡性試験、洗浄力試験を行った。結果を
表1に示した。
【0028】
【比較例2】低泡性の界面活性剤として知られている、
プルロニックL61(旭電化工業製、平均分子量200
0、構造式はHO(CH2 CH2 O)a (CH2 CH
(CH 3 )O)b (CH2 CH2 O)c Hで表され、全
分子中のエチレンオキサイド部の割合10重量%)を水
に溶解し、起泡性試験、洗浄力試験を行った。結果を表
1に示した。
【0029】
【実施例3】温度計、攪拌機、還流冷却管、滴下ロート
を備え付けたフラスコへテトラエチレングリコール(分
子量194)20.1g、水酸化ナトリウム10.4g
を仕込み、180℃で加熱攪拌した。滴下ロートにシク
ロヘキセンオキサイド40.4gを仕込んだ後、1時間
かけて徐々にフラスコ中に滴下した。その後、更に18
0℃で1時間加熱攪拌を行った。反応液のGPC分析よ
り、シクロヘキセンオキサイドの転化率は100%であ
った。実施例1と同様の処理をして、目的物のポリアル
キレングリコールを得た。
【0030】得られたポリアルキレングリコールの水酸
基価測定より求めた分子量は532であり、テトラエチ
レングリコール1モルに対するシクロヘキセンオキサイ
ド付加モル数は3.4モルであった。即ち、得られたポ
リアルキレングリコールは、一般式(I)中、A1 、A
2 は一般式(II)で表され、かつ、Bは−(CH2
2 O)n −で、(lの平均値が1.7、mの平均値が
1.7、nの値が4)で表される本発明のポリアルキレ
ングリコールの混合物である。
【0031】得られたポリアルキレングリコールを水に
溶解し、実施例1〜2と同様にして起泡性試験、洗浄力
試験を行った結果、起泡性は0mm、洗浄率は99%
(洗浄液濃度0.2%)であった。
【0032】
【実施例4】温度計、攪拌機、還流冷却管、滴下ロート
を備え付けたフラスコへポリエチレングリコール#60
0(平均分子量600)1204g、ナトリウム金属2
3.0gを仕込み、165℃で加熱攪拌した。滴下ロー
トにシクロヘキセンオキサイド433gを仕込んだ後、
1時間かけて徐々にフラスコ中に滴下した。その後、更
に165℃で1時間加熱攪拌を行った。反応液のGPC
分析より、シクロヘキセンオキサイドの転化率は100
%であった。実施例1と同様の処理をして、目的物のポ
リアルキレングリコール830gを得た。
【0033】得られたポリアルキレングリコールの水酸
基価測定より求めた分子量は795であり、ポリエチレ
ングリコール1モルに対するシクロヘキセンオキサイド
付加モル数は2.0モルであった。即ち、得られたポリ
アルキレングリコールは、一般式(I)中、A1 、A2
は一般式(II)で表され、かつ、Bは−(CH2 CH
2 O)n −で、(lの平均値が1、mの平均値が1、n
の平均値が13.2)で表される本発明のポリアルキレ
ングリコールの混合物である。
【0034】得られたポリアルキレングリコールを水に
溶解し、実施例1〜2と同様にして起泡性試験、洗浄力
試験を行った結果、起泡性は0mm、洗浄率は100%
(洗浄液濃度0.2%)であった。
【0035】
【実施例5】温度計、攪拌機、還流冷却管、滴下ロート
を備え付けたフラスコへポリエチレングリコール#60
0(平均分子量600)1204g、ナトリウム金属2
3.0gを仕込み、165℃で加熱攪拌した。滴下ロー
トにスチレンオキサイド530gを仕込んだ後、1時間
かけて徐々にフラスコ中に滴下した。その後、更に16
5℃で1時間加熱攪拌を行った。反応液のGPC分析よ
り、スチレンオキサイドの転化率は100%であった。
その後、実施例1と同様の処理をして、目的物のポリア
ルキレングリコール950gを得た。
【0036】得られたポリアルキレングリコールの水酸
基価測定より求めた分子量は852であり、ポリエチレ
ングリコール1モルに対するスチレンオキサイド付加モ
ル数は2.1モルであった。即ち、得られたポリアルキ
レングリコールは一般式(I)(x=y=8、h=k=
4、p=0、lの平均値が1.05、mの平均値が1.
05、nの平均値が13.2)で表される本発明のポリ
アルキレングリコールの混合物である。
【0037】得られたポリアルキレングリコールを水に
溶解し、実施例1〜2と同様にして起泡性試験、洗浄力
試験を行った結果、起泡性は0mm、洗浄率は99%
(洗浄液濃度0.2%)であった。
【0038】
【実施例6】温度計、攪拌機、還流冷却管、滴下ロート
を備え付けたフラスコへエチレンオキサイドプロピレン
オキサイドランダム共重合体(平均分子量1200、エ
チレンオキサイド含有率95モル%)240g、ナトリ
ウム金属2.5gを仕込み、165℃で加熱攪拌した。
滴下ロートにシクロヘキセンオキサイド39.2gを仕
込んだ後、1時間かけて徐々にフラスコ中に滴下した。
その後、更に165℃で1時間加熱攪拌を行った。反応
液のGPC分析より、シクロヘキセンオキサイドの転化
率は100%であった。実施例1と同様の処理をして、
目的物のポリアルキレングリコール220gを得た。
【0039】得られたポリアルキレングリコールの水酸
基価測定より求めた分子量は1386であり、エチレン
オキサイドプロピレンオキサイドランダム共重合体1モ
ルに対するシクロヘキセンオキサイド付加モル数は1.
9モルであった。即ち、得られたポリアルキレングリコ
ールは、一般式(I)中、A1 、A2 は一般式(II)
で構成されるポリアルキレングリコールであり、(z=
3、i=0、lの平均値が0.95、mの平均値が0.
95、nの平均値が25.5、pの平均値が1.3、p
/(n+p)=0.05)で表される本発明のポリアル
キレングリコールの混合物である。
【0040】得られたポリアルキレングリコールを水に
溶解し、実施例1〜2と同様にして起泡性試験、洗浄力
試験を行った結果、起泡性は0mm、洗浄率は99%
(洗浄液濃度0.2%)であった。
【0041】
【実施例7】温度計、攪拌機、還流冷却管、滴下ロート
を備え付けたフラスコへポリエチレングリコール#40
00(平均分子量4000)100.0g、テトラグラ
イム50g、水酸化ナトリウム1.5gを仕込み、18
0℃で加熱攪拌した。滴下ロートにシクロヘキセンオキ
サイド36.8gを仕込んだ後、2時間かけて徐々にフ
ラスコ中に滴下した。更に180℃で3時間加熱攪拌を
行った。反応液のGPC分析より、シクロヘキセンオキ
サイドの転化率は100%であった。実施例1と同様の
処理をして、目的物のポリアルキレングリコール104
gを得た。
【0042】得られたポリアルキレングリコールの水酸
基価測定より求めた分子量は5215であり、ポリエチ
レングリコール1モルに対するシクロヘキセンオキサイ
ド付加モル数は12.4モルであった。即ち、得られた
ポリアルキレングリコールは、一般式(I)中、A1 、
A2 は一般式(II)で表され、かつ、Bは−(CH 2
CH2 O)n −で、(lの平均値が6.2、mの平均値
が6.2、nの平均値が90.5)で表される本発明の
ポリアルキレングリコールの混合物である。
【0043】得られたポリアルキレングリコールを水に
溶解し、実施例1〜2と同様にして起泡性試験、洗浄力
試験を行った結果、起泡性は0mm、洗浄率は99%
(洗浄液濃度0.2%)であった。
【0044】
【実施例8】温度計、攪拌機、還流冷却管、滴下ロート
を備え付けたフラスコへポリエチレングリコール#60
0(平均分子量600)50.0g、Y型ゼオライト
(東ソー(株)製、HS−USY、HSZ−360U
A、Hタイプ)2.5gを仕込み、170℃で加熱攪拌
した。滴下ロートにシクロヘキセンオキサイド18.0
gを仕込んだ後、1時間かけて徐々にフラスコ中に滴下
した。その後、更に170℃で4時間加熱攪拌を行っ
た。反応液のGPC分析より、シクロヘキセンオキサイ
ドの転化率は100%であった。反応液よりゼオライト
をろ別して、目的物のポリアルキレングリコール830
gを得た。
【0045】得られたポリアルキレングリコールの水酸
基価測定より求めた分子量は795であり、ポリエチレ
ングリコール1モルに対するシクロヘキセンオキサイド
付加モル数は2.0モルであった。即ち、得られたポリ
アルキレングリコールは、一般式(I)中、A1 、A2
は一般式(II)で表され、かつ、Bは−(CH2 CH
2 O)n −で、(lの平均値が1、mの平均値が1、n
の平均値が13.2)で表される本発明のポリアルキレ
ングリコールの混合物である。
【0046】得られたポリアルキレングリコールを水に
溶解し、実施例1〜2と同様にして起泡性試験、洗浄力
試験を行った結果、起泡性は0mm、洗浄率は100%
(洗浄液濃度0.2%)であった。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】本発明の新規なポリアルキレングリコー
ルは極めて低泡性でかつ、洗浄力に優れた界面活性剤組
成物、洗浄剤組成物として用いる事ができ、その工業的
価値はきわめて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のポリアルキレングリコールの赤外線
吸収スペクトル図ある。
【図2】実施例1のポリアルキレングリコールのプロト
ン核磁気共鳴スペクトル図である。
【図3】実施例2のポリアルキレングリコールの赤外線
吸収スペクトル図である。
【図4】実施例2のポリアルキレングリコールのプロト
ン核磁気共鳴スペクトル図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)で表され、かつ、数平均分
    子量が350〜30000であることを特徴とするポリ
    アルキレングリコール。 A1 −B−A2 (I) (ここで、A1 は−(OCx 2x-2h l OH、A2 は
    −(Cy 2y-2k O) m H、Bは−(CH2 CH2 O)
    −、−(Cz 2z-2i O)−の構成がそれぞれn、p個
    の結合より構成されるものであり、式中、x、yは4〜
    20の整数、lは0〜10の整数,mは1〜10の整
    数、hはxが4〜6のとき0〜2、7のとき0〜3、8
    〜20のとき0〜4の整数、kはyが4〜6のとき0〜
    2、7のとき0〜3、8〜20のとき0〜4の整数、i
    はzが3のとき0〜1、4〜6のとき0〜2、7のとき
    0〜3、8〜10のとき0〜4の整数、zは3〜10の
    整数、nは4〜680の整数、pは0≦p/(n+p)
    ≦0.1を満足する様な整数を表す。)
  2. 【請求項2】 一般式(I)中、A1 、A2 は一般式
    (II)で構成されることを特徴とする請求項1記載の
    ポリアルキレングリコール。 【化1】 (式中、lは0〜10の整数,mは1〜10の整数であ
    る。)
  3. 【請求項3】 一般式(I)中、A1 、A2 は一般式
    (II)で表され、かつ、Bは−(CH2 CH2 O)n
    −で、nは4〜680の整数であることを特徴とする請
    求項1記載のポリアルキレングリコール。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のポリア
    ルキレングリコールを必須成分として1〜100重量%
    含有する事を特徴とする界面活性剤組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載のポリア
    ルキレングリコール0.001〜50重量%と水1〜9
    9.999重量%とを必須成分として含有する事を特徴
    とする洗浄剤組成物。
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