JPH07291860A - NFκB活性阻害剤 - Google Patents
NFκB活性阻害剤Info
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Abstract
ることにより、NFκB結合配列を有するDNA遺伝子
のRNAへの転写及びタンパク質への翻訳を阻害し、そ
の遺伝子がコードするタンパク質などの産生を抑制する
NFκBの活性阻害剤を提供することを目的とする。 【構成】 式 【化1】 又は 【化2】 で表される化合物又はその薬理学的に許容できる塩を有
効成分とする組成物。
Description
はNFκB活性阻害作用に基づく、抗炎症,抗自己免疫疾
患及び抗ウイルス剤等に関する。
により調節を受けており、遺伝情報の発現が制御されて
いる。例えばDNAからmRNAへの転写は、その遺伝子上の
数個から数十個の塩基配列を認識し結合する複数個のDN
A結合タンパク質により制御を受けている。このようなD
NA結合タンパク質の一つとして知られるNFκBは、抗体
産生細胞であるB細胞の核抽出液中に存在し、免疫グロ
ブリンκ軽鎖(Igκ)遺伝子のエンハンサーに結合する因
子として同定された。その後研究が進むと、刺激誘導さ
れる多くの遺伝子の発現誘導などに関与する転写因子で
あり、広く生命現象の制御に関わることが明らかになっ
てきた。
のタンパク質のホモダイマーまたは分子量50kDのタンパ
ク質と分子量65kDのタンパク質のヘテロダイマーが、I
κBという活性を抑制するタンパク質と結合して存在し
ている。そして細胞に一定の刺激が与えられるとIκBが
修飾を受けて複合体からはずれてNFκBが活性化され、
そのダイマーが核内へ移行することによりDNA結合活性
が検出されるようになる。この活性はセカンドメッセン
ジャーなど別の遺伝子の発現を介さない直接的な活性化
の結果生じることがわかっている。
子に見出されており、実際に遺伝子の機能発現に重要で
あることが示されている。その結合配列(κBモチー
フ)は、約10塩基より構成され、共通するのはG(ク゛アニン)
のクラスターで始まりC(シトシン)のクラスターで終ること
である。ところで、炎症タンパク質として知られている
インターロイキン-1(IL-1)や腫瘍壊死因子(TNF)の遺伝
子上にも多くのDNA結合タンパク質が結合する配列が存
在するが、その中にNFκBの結合配列も存在することが
わかっており(Clark,B.D.etal.,Nucl.Acids Res.,14,7
898,1984;Nedospasov,S.A.et al.,Cold Spring Harb. S
ymp. Quant. Biol.,51,611,1986)、実際にNFκBの結合
がmRNAへの転写を制御していることが報告されている(H
iscott,J.et al.,Mol. Cell. Biol.,13,6231,1993;Coll
art,M.A.et al.,Mol. Cell. Biol.,10,1498,1990)。
する物質としては、NFκB結合性タンパク質がヨーロッ
パ特許公開公報第584238号に開示されている。
(2)はIL-1とTNF産生をそれぞれのmRNAの産生レベル
で抑制することが報告されている(Goto,M.et al.,Agent
s Actions.,32,225,1991;Miyamoto,K.et al,Agents Act
ions.,37,297,1992)。
脂質は、種々の刺激により誘導されるホスホリパーゼに
よってアラキドン酸を遊離する。このアラキドン酸がリ
ポキシゲナーゼやシクロオキシゲナーゼ等の酵素系で代
謝されることによりロイコトリエン,トロンボキサン,
プロスタグランジン等が産生される。これらの物質は複
雑な生理活性を示し、生体の維持・調節に重要な働きを
有している。例えば、ロイコトリエンB4は白血球の遊
走、リソゾーム酵素分泌や活性酸素産生などに関与する
一方、免疫系に対して促進的に作用し、インターロイキ
ン1,2の産生を促進したり、リンパ球の活性化を増強す
ることが知られている。トロンボキサンB2はトロンボキ
サンA2の安定代謝物で、トロンボキサンA2 は細動脈収
縮作用や血小板凝集作用により局所微小循環に関与す
る。またプロスタグランジンE2は血管拡張作用や血管透
過性抗進作用を有し、炎症作用に寄与する。また、免疫
系に対しては抑制的に作用しさらに、サイトプロテクシ
ョンにより細胞を種々の刺激から保護することも報告さ
れている。
より、種々のサイトカインが遊離され炎症反応を生じ
る。従来の薬物は、ヒスタミン等のメディエーターレセ
プターへの拮抗作用やいわゆるアラキドン酸カスケード
中のリポキシゲナーゼまたはサイクロオキシゲナーゼ等
の代謝酵素を阻害することによりヒスタミンやロイコト
リエンB4若しくはプロスタグランジンE2等の炎症タンパ
クの発現を抑制するものである。しかし、非ステロイド
系の薬物ではその効果は対症療法を期待するものであり
根本治療としては十分なものとはいえず、ステロイド系
の薬物は有効ではあるが副作用が強く、長期投与ができ
ないという問題があった。特に自己免疫疾患等の炎症性
の疾患は、慢性化することが多く、長期療養が必要とな
り副作用のある薬物の使用には向いていない。また、ヨ
ーロッパ特許公開公報第584238号に開示されてい
る物質は蛋白質であり、その安定性から薬物として投与
するときにさまざまな障害がある。本発明者等は、炎症
性疾患に対する原因療法を確立すべく、各種炎症性のサ
イトカインを根本的に抑制する方法や物質について永年
にわたり鋭意検討を重ね、転写因子NFκBの活性阻害作
用に基づき、各種サイトカイン等を遺伝子レベルで抑制
する化合物を見いだし本発明を完成した。
できる塩を有効成分とするNFκBの活性阻害剤、及び、
式
できる塩を有効成分とするNFκBの活性阻害作用が有効
な疾患の治療・予防剤、並びに、NFκB活性阻害作用に
基づく、抗炎症,抗自己免疫疾患及び抗ウイルス剤、及
び、炎症性疾患,自己免疫性疾患及びウイルス性疾患治
療予防剤である。
転写因子NFκBの活性を阻害することにより、NFκB認識
配列を有するDNAの転写を阻害する。従ってNFκB認識配
列を有する遺伝子であれば、その遺伝子に対応するタン
パク質の発現を有効に阻害することが可能である。従っ
てIL-1,TNFを始めインターロイキン-2(IL-2),インタ
ーロイキン-6(IL-6),インターロイキン-8(IL-8),顆
粒球コロニー刺激因子(G-CSF),インターフェロンβ(I
NF-β)等のサイトカインを始め、インターロイキン-1レ
セプターアンタゴニスト(IL-1RA)等の炎症性サイトカイ
ンのレセプターアンタゴニストおよび、その他の主要組
織適合抗原系(MHC)クラスI,MHCクラスII,β2マイクロ
グロブリン,免疫グロブリン軽鎖,血清アミロイドA,
アンジオテンシノーゲン,補体B,補体C4タンパクの遺
伝子や、オンコジーンの一つであるC-myc遺伝子、ヒュ
ーマンイミュノデフィシェンシィーウイルス(HIV),シ
ミアンウイルス40(SV40),サイトメガロウイルス(CM
V),アデノウイルス等ウイルスの遺伝子等の発現を抑制
することにより、これらが関連する疾患を予防・治療す
ることができる。以下にその疾患を例示する。慢性関節
リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、ベ
ーチェット病、結節性動脈周囲炎、潰瘍性大腸炎、活動
性慢性肝炎、糸球体腎炎などを初めとする各種自己免疫
疾患;変形性関節症、痛風、アテローム硬化症、乾癬、
アトピー性皮膚炎、肉芽腫を伴う肺疾患、各種脳炎など
炎症症状が病態の基本になっている難治性各種疾患、エ
ンドトキシンショック、敗血症、炎症性大腸炎、糖尿
病、急性骨髄芽球性白血病、肺炎、心臓移植、脳脊髄
炎、食欲不振、急性肝炎、慢性肝炎、薬物中毒性肝障
害、アルコール性肝炎、ウイルス肝炎、黄疸、肝硬変、
肝不全、心房粘液腫、キャッスルマン症候群、多発性骨
髄腫、レンネルトTリンパ腫、メサンギウム増殖性腎
炎、腎細胞癌、サイトメガロウイルス性肺炎、サイトメ
ガロウイルス性網膜症、アデノウイルス性感冒、アデノ
ウイルス性プール熱、アデノウイルス性眼炎、エイズな
どの疾患の治療及び予防に効果を示す。
れないが、例えば、それぞれ特開平2-256645号公報、特
開平3-188042号公報に示される方法により合成すること
ができる。また、本発明にかかる化合物は、その構造式
から明らかなように二重結合を有するので、シス,トラ
ンスの幾何異性体が存在しうるが、いかなる異性体も本
発明の範囲に包含される。
剤として投与する場合は、錠剤、散剤、顆粒剤、カプセ
ル剤、シロップ剤などとして経口的に投与してもよい
し、また坐剤、注射剤、外用剤、点滴剤などとして非経
口的に投与してもよいが、本発明の場合は、経口剤とし
て投与することが望ましい。投与量は、疾患の種類、症
状の程度、年齢などにより著しく異なるが、例えば経口
剤としてヒトに投与する場合は、0.001〜20mg/kg、好ま
しくは0.01〜15mg/kgであり、更に好ましくは0.1〜10mg
/kgを1日1〜数回に分けて投与する。経口・非経口投
与のための製剤化は、通常の製薬的に許容できる担体を
用い、常法により製造する。
は、主薬に賦形剤、さらに必要に応じて結合剤、崩壊
剤、滑沢剤、着色剤、矯味矯臭剤などを加えた後、常法
により錠剤、被覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤など
とする。賦形剤としては、例えば乳糖、コーンスター
チ、白糖、ブドウ糖、ソルビット、結晶セルロース、二
酸化ケイ素などが、結合剤としては、例えばポリビニル
アルコール、ポリビニルエーテル、エチルセルロース、
メチルセルロース、アラビアゴム、トラガント、ゼラチ
ン、シェラック、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、クエン酸カルシウ
ム、デキストリン、ペクチン等が、滑沢剤としては、例
えばステアリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレン
グリコール、シリカ、硬化植物油等が、着色剤としては
医薬品に添加することが許可されているものが、矯味矯
臭剤としては、ココア末、ハッカ脳、芳香酸、ハッカ
油、龍脳、桂皮末等が用いられる。これらの錠剤、顆粒
剤には糖衣、ゼラチン衣、その他必要により適宜コーテ
ィングすることはもちろん差し支えない。また必要に応
じて防腐剤、抗酸化剤等を添加することができる。
薬に必要によりpH調製剤、緩衝剤、安定化剤、可溶化剤
などを添加し、必要ならば凍結乾燥などを行って、常法
により皮下・筋肉・静脈内用注射剤、点滴注射剤とす
る。以下に、本発明の具体的な代表的実施例を挙げる
が、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
セイを行った。TNF-αのNFκBプローブとしては、転写
開始位置からそれぞれ634番目のNFκB様サイト[下線
部](κB-1,5'-GGGTCTGTGAATTCCCGGGGGTGA-3')を用い
た。HIV-1のNFκBプローブとしては、転写開始位置から
それぞれ103番目と90番目(5'-GGCTACAAGGGACTTTCCGCTGG
GGACTTTCCAGG-3')のNFκB様サイトを用いた。DNAは二本
鎖で用い、[α-32P]dCTPとクレノウフラグメント(Kleno
w Fragment)を用いて常法により標識し、NAP-5カラム
(ゲルろ過カラム)で精製した。核抽出物2μgと32P-標
識したTNF-α又はHIV-1のNFκBプローブ(10,000-20,000
cpm)を結合緩衝液(10mMTris-HCl,40mMNaCl,10%glyce
rol,1mMEDTA,1mMDTT,1%NP-40,1%デオキシコレイ
ト,3μg/mlpoly[dI-dC])中、室温で30分間結合反応さ
せた。DNA-NFκB複合体と遊離のオリゴヌクレオチドを
分離するために5%非変性ポリアクリルアミドゲル電気泳
動を行った。ゲルを減圧乾燥後、富士BAS2000イメージ
アナライザーにて核抽出物中のNFκBとこれに結合した
オリゴヌクレオチド複合体のバンド(黒化度)を定量し
た。同様に試験化合物の効果を試すために核抽出物はヒ
ト単球を10ng/mlのLPSで2時間刺激して得たものを用い
た。そして、2μgの抽出物又はヒト組換えp50タンパク
とTNF-α又はHIV-1のNFκBプローブを前記化合物(1)
の存在、非存在下で室温で反応させ、比較した。ヒト単
球のLPS刺激によるNFκB結合活性化に対する化合物
(1)の作用(抑制率%)を表1に示した。
κB配列を4個組み込み、分泌型のヒト胎盤型アルカリフ
ォスファターゼ(PLAP)を連結させたプラスミド(HIV-1-
κB-PLAP)、HIV-1 LTRにPLAPを連結させたプラスミド(H
IV-1 LTR-PLAP:NIHより入手)、ヒトTNF-α遺伝子の転
写開始部位から1.4kb上流領域配列にPLAPを連結させた
プラスミド(TNF-α-PLAP)、SV40のpromoterをPLAPに連
結したプラスミド(pSV2-PLAP)を作成した。前者3つのプ
ラスミドはNFκB配列を有している。これらのプラスミ
ドを、それぞれマウスのマクロファージ細胞株のRaw26
4.7にDEAE-デキストラン法を用いてトランスフェクトし
た。これらの細胞を前記化合物(1)の存在下、非存在
下にLPS(1μg/ml)で48時間刺激後、培養上清中に放出さ
れたアルカリフォスファターゼを蛍光検出試薬ルミステ
イン(商標:住友金属社製)を用いてMicroLumat LB96P
(EG&G,BERTHOLD)にて蛍光を測定した。化合物(1)非
存在下で得られた蛍光に対する抑制率を表2に示した。
カライド(LPS)刺激により活性化されるNFκBの核内移行
に対する作用 健常成人男子静脈血よりフィコール/パック比重遠心法
により単核球画分を得た。このうち、プラスチックシャ
ーレに付着した細胞を単球として用いた。前記化合物
(1)又は(2)で細胞を30分処理した後、LPS10ng/ml
で細胞を2時間刺激した。回収した細胞から核抽出物を
部分精製した。この核抽出物を[α-32P]dCTP(デオキシ
シチジン三リン酸)で標識したNFκB認識配列を有する
オリゴヌクレオチドと室温で30分、結合反応を行った。
なお、NFκB認識配列を有するオリゴヌクレオチドは、
各遺伝子の5'-上流域に存在する固有の配列で、IL-1β
は、5'-GGGAAAATCC-3'、TNF-αは、5'-GTGAATTCCC-3'、
IL-6は、5'-GGGATTTTCC-3'、IL-8は、5'-GGAATTTCCT-
3'、IL-1RAは、5'-GGGTATTTCC-3'という配列でありそれ
ぞれのオリゴヌクレオチドを核酸合成機にて調製した。
核抽出物中のNFκBとこれに結合したオリゴヌクレオチ
ド複合体を、遊離のオリゴヌクレオチドを分離するため
に5%非変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行った。
ゲルを減圧乾燥後、富士BAS2000イメージアナライザー
にて核抽出物中のNFκBとこれに結合したオリゴヌクレ
オチド複合体のバンド(黒化度)を定量した。化合物
(1)及び(2)の核抽出物中のNFκBへの移行の抑制
率を表3に示した。
カライド(LPS)刺激によるIL-1β、TNF-α、IL-6の産生
に対する作用 ヒト末梢血単球を、前記化合物(1)または化合物
(2)で細胞を30分処理した後、LPS10ng/mlで細胞を18
時間刺激した。培養上清中のIL-1β、TNF-α、IL-6をEL
ISAキット(R&D社)にて測定した。化合物(1)及び
(2)のIL-1β、TNF-α、IL-6産生抑制率を表4に示し
た。
Claims (6)
- 【請求項1】式 【化1】 または 【化2】 で表される化合物又はその薬理学的に許容できる塩を有
効成分とするNFκBの活性阻害剤。 - 【請求項2】式 【化3】 または 【化4】 で表される化合物又はその薬理学的に許容できる塩を有
効成分とするNFκBの活性阻害作用が有効な疾患の治
療・予防剤。 - 【請求項3】式 【化5】 または 【化6】 で表される化合物又はその薬理学的に許容できる塩を有
効成分とするNFκB活性阻害作用に基づく、炎症性疾
患治療予防剤。 - 【請求項4】式 【化7】 または 【化8】 で表される化合物又はその薬理学的に許容できる塩を有
効成分とするNFκB活性阻害作用に基づく、自己免疫
性疾患治療予防剤。 - 【請求項5】式 【化9】 または 【化10】 で表される化合物又はその薬理学的に許容できる塩を有
効成分とするNFκB活性阻害作用に基づく、ウイルス
性疾患治療予防剤。 - 【請求項6】式 【化11】 または 【化12】 で表される化合物又はその薬理学的に許容できる塩を有
効成分とするNFκB活性阻害作用に基づく、インター
ロイキン-1,腫瘍壊死因子,インターロイキン-2,イン
ターロイキン-6,インターロイキン-8,顆粒球コロニー
刺激因子,インターフェロンβ,インターロイキン-1レ
セプターアンタゴニスト,主要組織適合抗原系クラス
I,主要組織適合抗原系クラスII,β2マイクログロブリ
ン,免疫グロブリン軽鎖,血清アミロイドA,アンジオ
テンシノーゲン,補体B,補体C4,C-myc、ヒューマンイ
ミュノデフィシェンシィーウイルス,シミアンウイルス
40,サイトメガロウイルス及びアデノウイルスからなる
群より選ばれる1又は2以上の物質の遺伝子の発現抑制
剤。
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---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-04-27 JP JP11196094A patent/JP2875739B2/ja not_active Expired - Fee Related
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