JPH07291804A - 水溶性農薬顆粒剤 - Google Patents

水溶性農薬顆粒剤

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JPH07291804A
JPH07291804A JP8884694A JP8884694A JPH07291804A JP H07291804 A JPH07291804 A JP H07291804A JP 8884694 A JP8884694 A JP 8884694A JP 8884694 A JP8884694 A JP 8884694A JP H07291804 A JPH07291804 A JP H07291804A
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正彦 小池
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水溶性水溶性弱塩基性物質を含有することによ
る、水への易溶性を損なうことなく、水溶性農薬活性成
分の保存安定性を向上させた水溶性顆粒剤の提供。 【構成】水溶性農薬活性成分および水溶性弱塩基性物質
を含有することを特徴とする水溶性顆粒剤。 【効果】水溶性農薬活性成分の保存安定性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニテンピラムなどの水
溶性農薬活性成分を含有する安定化された水溶性顆粒剤
に関する。本発明の製剤は、農業の分野で病害虫防除の
目的で使用される。
【0002】
【従来の技術】ニテンピラム(nitenpyram, (E)-N-(6
-クロロ-3-ピリジルメチル)-N-エチル-N'-メチル-2-
ニトロビニリデンジアミン)は、優れた害虫防除能力を
有する農業用殺虫剤であり、他の殺虫剤、あるいは殺菌
剤などと混合することができ、鉱物性粉末、水溶性の担
体、増量剤などと混合して、粉剤、粒剤、水和剤、水溶
剤、顆粒剤などの種々の固形製剤として用いることがで
きる(特開平2−171号公報)。その中で、水溶性農
薬顆粒剤は、水に完全にかつ容易に溶解する粒剤であ
り、取り扱いの容易さ、計量の容易さ、粉塵防止、施用
の簡便さの点で優れた製剤である。例えば、乳糖を増量
剤として配合されている優れたテンピラム含有水溶性顆
粒剤が提案されている(特開平6−92803号公
報)。さらに、水溶性顆粒剤におけるニテムピラムの分
解がより抑制され、より安定化された水溶性顆粒剤の開
発が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ニテムピラ
ムなどの水溶性農薬活性成分の分解を抑制することがで
きる新規な水溶性農薬顆粒剤を提供することを目的とす
る。特に、水溶性顆粒剤の特徴である水への易溶性を損
なうことなく、水溶性活性成分の保存安定性を向上させ
た顆粒剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意検討した結果、ニテンピラムに
水溶性弱塩基性物質を配合し、湿式造粒することによっ
て、予想外にも、ニテンピラムの安定な水溶性農薬顆粒
剤が得られることを見いだした。さらに、本発明者ら
は、ニテムピラムに限らず他の水溶性農薬活性成分に適
用しても安定な水溶性農薬顆粒剤が得られることを見い
だし、さらに検討を重ねた結果、本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明は、(1)水溶性農薬活性成分
および水溶性弱塩基性物質を含有することを特徴とする
水溶性顆粒剤、(2)水溶性農薬活性成分が20℃にお
ける水に対する溶解度が0.01g/ml以上の水溶性
農薬活性成分である第(1)項記載の水溶性顆粒剤、
(3)水溶性農薬活性成分がニテムピラムである第
(1)項記載の水溶性顆粒剤、(4)水溶性弱塩基性物
質が20℃における水に対する溶解度が0.05g/m
l以上であり且つ25℃における水溶液のpHが約7.
0〜9.0の水溶性弱塩基性物質である第(1)項〜第
(3)項記載の水溶性顆粒剤、(5)20℃における水
に対する溶解度が0.05g/ml以上であり且つ25
℃における水溶液のpHが約7.0〜9.0の水溶性弱
塩基性物質が、チオ硫酸ナトリウム、リン酸水素2ナト
リウム、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウムおよび重曹か
ら成る群から選ばれる1種または2種以上である第
(4)項記載の水溶性顆粒剤、および(6)水溶性顆粒
剤全量に対して、水溶性農薬活性成分を約5〜95重量
%、水溶性弱塩基性物質を約15〜94重量%含有する
ことを特徴とする第(1)項記載の水溶性顆粒剤を提供
する。
【0005】さらに具体的には、(6)水溶性農薬活性
成分がアルカリ性条件下において安定な水溶性農薬活性
成分である第(1)項または第(2)項記載の水溶性顆
粒剤、(7)水溶性農薬活性成分がニテンピラム、アレ
スリン、アセフェ−ト、ESP(オキシデプロポス)、
バミドチオン、DEP(トリクロルホン)、バリダマイ
シンA、ジクワットおよびビアラホスから成る群から選
ばれる1種または2種以上の水溶性農薬活性成分である
第(1)項記載の水溶性顆粒剤、(8)さらに界面活性
剤を含有する第(1)項〜第(7)項記載の水溶性顆粒
剤、(9)界面活性剤が、HLB値が約9〜12の非イ
オン性界面活性剤である第(8)項記載の水溶性顆粒
剤、(10)HLB値が約9〜12の非イオン性界面活
性剤が、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、
または酸化エチレンと酸化プロピレンのブロック共重合
物である第(9)項記載の水溶性顆粒剤、および(1
1)水溶性顆粒剤全量に対して、界面活性剤を約0.0
5〜5重量%含有することを特徴とする第(8)項記載
の水溶性顆粒剤を提供する。
【0006】本発明の水溶性顆粒剤に用いられる水溶性
農薬活性成分としては、例えば20℃における水に対す
る溶解度が約0.01g/ml以上、好ましくは約0.
1g/ml以上の農薬活性成分などが用いられ、該農薬
活性成分としては、例えば殺虫剤、殺菌剤、除草剤など
のあらゆる農薬活性成分が用いられる。これらの水溶性
農薬活性成分のなかでも、アルカリ性条件下において不
安定なものは適当ではなく、アルカリ性条件下において
安定な水溶性農薬活性成分が好適である。本発明の水溶
性顆粒剤においては、これら水溶性農薬活性成分を1種
または2種以上用いることができる。本発明の水溶性顆
粒剤に用いられる水溶性農薬活性成分としては、具体的
には、例えば、以下のものなどが挙げられる。 溶解度(水) 融点(℃) −殺虫剤− ニテンピラム(nitenpyram) >200g/l 84−85 アレスリン(allethrin) 500g/l 液 アセフェ−ト(acephate) 650g/l 91−92 ESP,オキシデプロポス(oxydeprofos) 溶解 液 バミドチオン(vamidothion) 4000g/l 46−48 DEP,トリクロルホン(trichlorfon) 154g/l(25℃) 83−84 −殺菌剤− バリダマイシンA(validamycin A) 易溶 135 −除草剤− ジクワット(diquat) 700g/l ビアラホス(bialaphos) >1000g/l 上記の水溶性農薬活性成分のなかでも、ニテムピラム、
アセフェ−ト、バリダマイシンAなどから成る群から選
ばれる1種または2種以上の水溶性農薬活性成分が好ま
しく、特にニテムピラムなどが好適である。
【0007】本発明の水溶性顆粒剤に用いられる水溶性
弱塩基性物質は、特に限定されるものではないが、例え
ば20℃における水に対する溶解度が0.05g/ml
以上で且つ25℃における水溶液のpHが約7.0〜
9.0であるものなどが好適である。具体的には、例え
ばチオ硫酸ナトリウム、リン酸水素2ナトリウム、酢酸
ナトリウム、炭酸ナトリウムおよび重曹などから成る群
から選ばれる1種または2種以上のものが用いられる。
該水溶性弱塩基性物質のグレードは、局方、工業用、食
品添加物など何れのものでも用いることができ、さらに
結合水の有無にもこだわらず用いることができる。本発
明の水溶性顆粒剤に用いられる水溶性農薬活性成分の含
有量は、顆粒剤全量に対して通常約5〜95重量%、好
ましくは約5〜80重量%である。本発明の水溶性顆粒
剤に用いられる水溶性弱塩基性物質の含有量は、顆粒剤
全量に対して通常約15〜94重量%、好ましくは約3
0〜90重量%である。本発明の水溶性顆粒剤は、さら
に界面活性剤、色素、結合剤、紫外線吸収剤などの水溶
性補助剤を含有してもよい。
【0008】該界面活性剤としては、特に限定されるも
のではないが、非イオン性界面活性剤が比較的好ましく
用いられる。特に、HLB値が約9〜12の範囲のもの
は、水に対する溶解度や湿潤作用の点からみて好まし
い。具体的には、例えば、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル(例:NP−85(商品名)、竹本油脂
(株)社製等)や酸化エチレンと酸化プロピレンのブロ
ック共重合物(例:ニューポールPE−64(商品
名)、三洋化成(株)社製等)などが用いられる。該色
素としては、具体的にはシアニングリーンG(商品名)
(住友化学工業(株)社製)などが用いられる。該結合
剤としては、具体的にはデキストリン、ポリビニルアル
コール、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、ポリビ
ニルピロリドン、グルコース、ショ糖、マンニトール、
ソルビトールなどが用いられる。これらの他の水溶性補
助剤の水溶性顆粒剤中の含有量は、水溶性顆粒剤全量に
対して界面活性剤は通常約0.05〜5重量%、好まし
くは1.0〜3.0重量%の範囲であり、色素は通常約
0.01〜0.5重量%、好ましくは約0.01〜0.
1重量%の範囲であり、結合剤は通常約0.5〜10.
0重量%、好ましくは約2.0〜7.0重量%の範囲で
選択される。
【0009】本発明の水溶性顆粒剤は、通常の水溶性顆
粒剤の製造法に従って製造することができる。例えば、
噴霧乾燥法または湿式押し出し造法を用いて製造するこ
とができる。噴霧乾燥法の場合、100重量部の製剤固
形分に対して通常約50〜1000重量部の水を加えて
溶解し、その水溶液を噴霧乾燥で粉末顆粒化し、水溶性
顆粒剤を得る。具体的には、水溶性農薬活性成分、水溶
性弱塩基性物質、必要であれば界面活性剤等その他の水
溶性補助剤を十分に溶解する程度の量の水に溶解し、こ
の水溶液を噴霧乾燥して水溶性顆粒剤を得る。あるい
は、水溶性農薬活性成分、水溶性弱塩基性物質を適量の
水に溶解し、噴霧乾燥後に界面活性剤等その他の水溶性
補助剤を加えて混合してもよい。また、この噴霧乾燥品
を後述する湿式押し出し造粒に用いてもよい。得られた
顆粒は、その粒子径が約0.05〜1.0mm、好まし
くは約0.1〜0.5mmの範囲のものが好適である。
湿式押し出し造粒の場合は、100重量部の製剤固形分
に対して通常約1〜10重量部、好ましくは約2〜5重
量部の水を使用して製造する。具体的には、水溶性農薬
活性成分、水溶性弱塩基性物質、必要であれば界面活性
剤等その他の水溶性補助剤を混合機等によって均一に混
合する。この際、固形成分の粒子径が大きく均一に混合
できない場合は粗粉砕等により100μm以下程度の適
度な粉末にし、混合操作を容易にしておくことが望まし
い。この混合物に適量の水を加え、後工程の押し出し造
粒に適する程度にまで更に混合機で練る。この混練物を
通常の押し出し造粒機で顆粒化後乾燥する。必要により
造粒物を整粒し、所望の水溶性顆粒剤を得る。整粒は、
目開き300μmの篩を通過せず、1,700μmの篩
を通過する範囲で行われる。得られた顆粒は、その長径
が約0.5〜10.0mm、好ましくは約0.5〜5.
0mmの範囲のものが好適である。
【0010】また、この顆粒の嵩密度は通常約0.1〜
1.2g/mlの範囲が好ましく、さらには約0.5〜
1.0g/mlの範囲が好ましい。このようにして得ら
れる本発明の水溶性顆粒剤は、植物に対して薬害が実質
的に無く、また人や動物に対しても施用時または施用後
に害はなく安全に使用できる。そして、本発明の水溶性
顆粒剤は、水溶性顆粒剤の特徴である水への易溶性を損
なうことなく、水溶性農薬活性成分の保存安定性が向上
させられている。本発明の水溶性顆粒剤は、通常、水に
用時溶解希釈して使用する。その希釈は、特に限定する
必要はないが、通常約100〜2,000倍程度(約1
g/100ml〜1g/2,000ml)が好ましい。
そして、この希釈液の散布量は、水溶性農薬活性成分、
対象害虫、対象農地、季節などによって異なるが、通
常、水田、お茶畑や野菜畑などの畑、果樹園など1ヘク
タール当たり約500〜15000ml、好ましくは1
000〜10000ml程度散布する。
【0011】
【実施例】以下に、実施例、参考例、試験例を記載し
て、本発明をより詳細に説明するが、本発明がこれらの
例に限定されるものではない。なお、ここにおいて用い
られる%および部は、特に記載がない限り全て重量%お
よび重量部を示す。
【実施例】以下に実施例、比較例、実験例を記載し本発
明を更に詳細に説明するが本発明がこれらの例に限定さ
れるものではない。なお、ここにおいて用いられる%お
よび部は特に記載がない限り全て重量%および重量部を
示す。
【実施例1】ニテンピラム10部、チオ硫酸ナトリウム
90部を400部の水に溶解し、この水溶液を噴霧乾燥
装置(大川原化工機、L-8)にて固形顆粒化し、ニテ
ンピラム10%を含有する水溶性顆粒剤を得た。
【実施例2】実施例1のチオ硫酸ナトリウム90部の代
わりにリン酸水素2ナトリウム90部とし、実施例1と
同様の手順で噴霧乾燥し、ニテンピラム10%を含有す
る水溶性顆粒剤を得た。
【実施例3】実施例1のチオ硫酸ナトリウム90部の代
わりに酢酸ナトリウム90部とし、実施例1と同様の手
順で噴霧乾燥し、ニテンピラム10%を含有する水溶性
顆粒剤を得た。
【実施例4】実施例1のチオ硫酸ナトリウム90部の代
わりに炭酸ナトリウム90部とし、実施例1と同様の手
順で噴霧乾燥し、ニテンピラム10%を含有する水溶性
顆粒剤を得た。
【0012】
【実施例5】実施例1のチオ硫酸ナトリウム90部の代
わりに重曹90部とし、実施例1と同様の手順で噴霧乾
燥し、ニテンピラム10%を含有する水溶性顆粒剤を得
た。
【実施例6】ニテンピラム10部、界面活性剤ニューポ
ールPE-64 1.0部、色素シアニングリーンG 0.
15部、結合剤ショ糖 5.0部、重曹 83.85部を
十分混合した後、4部の水を加え練合機(菊水製作所、
KM-1.5)で練合した。この練合物を0.8mm径のス
クリーンを用い、押し出し造粒機(菊水製作所、RG-
5M)にて円柱状の顆粒に造粒した。得られた顆粒を6
0℃で1時間乾燥してニテンピラム10%を含有する水
溶性顆粒剤を得た。
【実施例7】実施例6の重曹83.85部の変わりに酢
酸ナトリウム10部及び重曹73.85部とし、実施例
6と同様の手順で押し出し造粒し、ニテンピラム10%
を含有する水溶性顆粒剤を得た。
【参考例1】実施例1のチオ硫酸ナトリウム90部の代
わりに乳糖90部とし、実施例1と同様の手順で噴霧乾
燥し、ニテンピラム10%を含有する水溶性顆粒剤を得
た。
【参考例2】実施例6の重曹 83.85部の代わりに
乳糖83.85部とし、実施例6と同様の手順で押し出
し造粒し、ニテンピラム10%を含有する水溶性顆粒剤
を得た。
【0013】
【試験例】上記に示した実施例1〜7および比較例1〜
2によって製造された水溶性顆粒剤を40℃の恒温槽中
に3カ月間放置し、ニテンピラムの含量を高速液体クロ
マトグラフィーにより測定し、残存率を次式により算出
した。 ニテンピラムの残存率(%)=(含量/初期含量)×1
00 結果を〔表1〕に示した。
【0014】
【表1】 〔表1〕より、本発明で得られた水溶性顆粒剤における
ニテムピラムの残存率が、従来の水溶性顆粒剤に比べ
て、明らかに高いことがわかる。このことから、本発明
の水溶性顆粒剤においてニテンピラムが安定化されてい
ることをわかる。
【0015】
【発明の効果】本発明の水溶性顆粒剤は、水への易溶性
を損なうことなく、水溶性農薬活性成分の保存安定性を
向上させることができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性農薬活性成分および水溶性弱塩基性
    物質を含有することを特徴とする水溶性顆粒剤。
  2. 【請求項2】水溶性農薬活性成分が20℃における水に
    対する溶解度が0.01g/ml以上の水溶性農薬活性
    成分である請求項1記載の水溶性顆粒剤。
  3. 【請求項3】水溶性農薬活性成分がニテムピラムである
    請求項1記載の水溶性顆粒剤。
  4. 【請求項4】水溶性弱塩基性物質が20℃における水に
    対する溶解度が0.05g/ml以上で且つ25℃にお
    ける水溶液のpHが約7.0〜9.0の水溶性弱塩基性物
    質である請求項1〜3記載の水溶性顆粒剤。
  5. 【請求項5】20℃における水に対する溶解度が0.0
    5g/ml以上であり且つ25℃における水溶液のpH
    が約7.0〜9.0の水溶性弱塩基性物質が、チオ硫酸
    ナトリウム、リン酸水素2ナトリウム、酢酸ナトリウ
    ム、炭酸ナトリウムおよび重曹から成る群から選ばれる
    1種または2種以上の水溶性弱塩基性物質である請求項
    4記載の水溶性顆粒剤。
  6. 【請求項6】水溶性顆粒剤全量に対して、水溶性農薬活
    性成分を約5〜95重量%、水溶性弱塩基性物質を約1
    5〜94重量%含有することを特徴とする請求項1記載
    の水溶性顆粒剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6090399A (en) * 1997-12-11 2000-07-18 Rohm And Haas Company Controlled release composition incorporating metal oxide glass comprising biologically active compound
US6306417B2 (en) 1997-02-10 2001-10-23 Takeda Chemical Industries, Ltd. Wettable or water-soluble granular agrochemical composition
US7157094B2 (en) 2001-03-09 2007-01-02 Arysta Lifescience North America Group Granulated active ingredients

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