JPH07289652A - 磁気治療器 - Google Patents

磁気治療器

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Publication number
JPH07289652A
JPH07289652A JP6091383A JP9138394A JPH07289652A JP H07289652 A JPH07289652 A JP H07289652A JP 6091383 A JP6091383 A JP 6091383A JP 9138394 A JP9138394 A JP 9138394A JP H07289652 A JPH07289652 A JP H07289652A
Authority
JP
Japan
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magnetic
magnetism
magnet
human body
appliance
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6091383A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Miyake
政美 三宅
Takanori Endo
貴則 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP6091383A priority Critical patent/JPH07289652A/ja
Publication of JPH07289652A publication Critical patent/JPH07289652A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気治療器を人体又は衣類に貼着して使用す
る際、当該磁気治療器の周囲にある磁気記録媒体の記録
情報を保護する。 【構成】 人体とは反対側への磁気の漏洩を防止する磁
気シールド材5を設ける。 【効果】 磁気シールド材5により、磁石1の磁気が衣
類のポケットなどに携帯している磁気カード類に悪影響
を及ぼすことが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気治療器に係り、特
に、人体又は衣類に貼着して用いる、磁石と該磁石を人
体又は衣類に貼着するための接着テープとを備える磁気
治療器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体又は衣類に貼着して用いる磁
気治療器は既に市販されており、磁気の作用で人体各部
の血行を良くし、コリをほぐす磁気治療効果を簡易に得
ることができることから、様々な年代層の人々に使用さ
れている。
【0003】従来の磁気治療器のうち、人体に貼着して
用いる磁気治療器としては、図4に示す如く、錠剤形状
の磁石1とこの磁石1が中心部に貼着された円形の接着
シート2とからなるものがあり、この磁気治療器は、接
着シート2を人体3に直接貼着して用いられる。また、
衣類に貼着して用いる磁気治療器には、図5に示す如
く、上記と同様の構成のものを肌着4に貼着し、人体3
に押し当てるようにして用いるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの磁気治療器に
用いられる磁石は、非常に強い磁束密度の磁気を発する
ものであるため、この磁気治療器の近くに、磁気を利用
した情報記録媒体が存在すると、これらの媒体中の記録
が磁気治療器の磁石によって悪影響を受け、著しい場合
には、記録が失われることとなる。
【0005】一方、近年、携帯用磁気カード類、例え
ば、キャッシュカード、クレジットカード、定期券、そ
の他各種の切符などの各種の磁気情報が記録された磁気
記録媒体は増々増加する傾向にある。しかして、例え
ば、磁気治療器使用者が、ワイシャツの胸ポケットなど
にこれらの磁気カードを入れていると、磁気治療器の磁
石により、磁気カードの記録情報が損なわれる可能性が
ある。記録情報が損なわれた磁気カード類は使用不可能
となり、現金の自動支払い停止、自動改札の閉鎖などの
様々な事故を引き起こす。
【0006】特に、貼着型の磁気治療器にあっては、人
体各部のツボに複数個貼着して使用される場合が多く、
このような磁気治療器から磁気カード類を保護すること
が事故を未然に防ぐ上で必要とされる。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決し、磁気
治療器を人体又は衣類に貼着して使用する際、当該磁気
治療器の周囲にある磁気記録媒体の記録情報を保護する
磁気治療器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気治療器は、
人体又は衣類に貼着して用いる磁気治療器であって、磁
石と該磁石を人体又は衣類に貼着するための接着テープ
とを備える磁気治療器において、人体とは反対側への磁
気の漏洩を減少させるための磁気シールド材を設けたこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の磁気治療器にあっては、人体とは反対
側への磁気の漏洩を減少させるための磁気シールド材が
設けられているため、人体又は衣類に貼着して使用する
際、磁気治療器の磁石の磁気は人体側にのみ作用し、衣
類のポケットなどに携帯している磁気カード類等への悪
影響は防止される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1〜3は本発明の実施例を示す断面図であり、図
4,5と同一機能を奏する部材には同一符号を付してあ
る。
【0011】図1は人体貼着型の磁気治療器の一実施例
を示し、本実施例の磁気治療器10Aは、磁石1を人体
3に貼着するための接着シート2の表面(非接着面側)
に更に磁気シールド材5を貼り合せたものである。
【0012】図2は人体貼着型の磁気治療器の別の実施
例を示し、この磁気治療器10Bは、接着シート自体を
磁気シールド材5よりなるものとしたものである。即
ち、磁気シールド材5の接着面(人体当接面)5A側
に、適当な粘着剤層を形成して接着シートとしたもので
ある。
【0013】図3は衣類貼着型の磁気治療器の実施例を
示し、この磁気治療器10Cは、磁石1を接着シート2
と磁気シールド材5との間に挟むように接着シート2と
磁気シールド材5とを貼着し、磁気シールド材5の接着
面(衣類当接面)5B側に、適当な粘着剤層を形成して
接着シートとしたものである。
【0014】いずれの磁気治療器にあっても、磁石1の
磁気は、人体3側のみに作用し、人体と反対側への磁気
の漏洩は磁気シールド材5により有効に防止されるた
め、この磁気治療器の近辺に磁気カード類を携帯してい
ても、この磁気カード類の記録情報が磁気治療器の磁石
1の磁気で乱されることはない。
【0015】なお、本発明において、磁気シールド材と
しては、軟磁性粉末を樹脂で成形してなるものが、可撓
性を有し、人体や衣類に対して柔軟性良く貼着使用でき
ることから好ましい。このような磁気シールド材として
は、平均粒径10〜100μm程度の鉄系粉末等の磁性
粉末を、塩化ビニル等の合成樹脂を用いて、磁性粉末含
有量が50〜90重量%、厚さ0.1〜1.0mmとな
るようにシート状に成形したものなどを用いることがで
きる。
【0016】磁気シールド材としては、磁気シールド効
果のあるものであれば良く、上記樹脂成形シートの他、
厚さ0.1〜0.5mm程度にアモルファス金属等の軟
磁性箔を重ね合せたものなどを用いることもできる。
【0017】なお、図1〜3に示す磁気治療器は本発明
の磁気治療器の一実施例であって、本発明はその要旨を
超えない限り、何ら図示のものに限定されるものではな
い。
【0018】磁気シールド材は、磁石の磁力が人体と反
対側へ漏洩するのを防止するように設ければ良く、磁石
の人体当接面以外の表面に直接貼着することもできる。
【0019】本発明においては、意匠性の向上、外観の
改善、粉おち防止、金属アレルギーの防止等の目的で磁
気シールド層の少なくとも片面に樹脂層等を設けること
もできる。
【0020】以下に実験例を挙げて本発明による効果を
示す。
【0021】実験例1 水アトマイズ法により製造され、粒径100μm以下に
分級された、Fe:85重量%、Si:9.5重量%及
びAl:5.5重量%の磁性粉末500gと、水150
0g及びステアリン酸20gとをボールミルで処理した
後乾燥して、平均粒径50μmの偏平粒子粉末を得た。
この粉末80重量%と塩化ビニル樹脂20重量%とを混
練し、厚さ0.5mmの磁気シールドシートを成形し
た。このシートを2cm×2cmの大きさに切断し、市
販の磁気治療器の磁石に貼着した。なお、この磁石はシ
ートを覆せる前において磁石から1mmの距離において
磁束密度約1KGを示した。
【0022】磁石に上記シートを貼着し、シートの磁石
を貼着した面とは反対側の面上における磁束密度を測定
したところ50Gと、磁気は大幅に低減されており、こ
の程度の磁気であれば、磁気カード類には悪影響を及ぼ
す可能性はないことが確認された。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の磁気治療器
によれば、磁気治療器を人体又は衣類に貼着して使用し
ている人が、衣類の胸ポケットなどに磁気カード類を入
れていても、当該磁気カード類の記録情報が磁気治療器
の磁石により損なわれることが防止され、磁気カード類
が使用不可能になるなどの事故を未然に防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気治療器の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明の磁気治療器の他の実施例を示す断面図
である。
【図3】本発明の磁気治療器の別の実施例を示す断面図
である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 磁石 2 接着シート 3 人体 4 肌着 5 磁気シールド材 10A,10B,10C 磁気治療器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体又は衣類に貼着して用いる磁気治療
    器であって、磁石と該磁石を人体又は衣類に貼着するた
    めの接着テープとを備える磁気治療器において、人体と
    は反対側への磁気の漏洩を減少させるための磁気シール
    ド材を設けたことを特徴とする磁気治療器。
JP6091383A 1994-04-28 1994-04-28 磁気治療器 Withdrawn JPH07289652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091383A JPH07289652A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 磁気治療器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091383A JPH07289652A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 磁気治療器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07289652A true JPH07289652A (ja) 1995-11-07

Family

ID=14024855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6091383A Withdrawn JPH07289652A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 磁気治療器

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JP (1) JPH07289652A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010083439A (ko) * 2000-02-14 2001-09-01 원인호 활성자석파스 및 이의 제조방법
JP6745547B1 (ja) * 2019-08-19 2020-08-26 株式会社関西セイブン 機能性粉体入りシリコン成形体及びその製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010703