JP3005660U - 守り札 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 守り札の携帯を容易とし、効能を高める。 【構成】 大きさをキャッシュカードやクレジットカー
ド等のカードＪＩＳ規格とした。 【効果】 財布や定期入れのカード挿入部へきちんと収
納でき、体裁が良く、外出時には常時携帯でき、忘れる
ことがない。又身体に直接着ける煩わしさがなく、財布
を使用する度に守り札の存在を意識できる。貴重品と共
に守り札を財布や定期入れに一体に管理収納できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、神社、仏閣、宗教団体或いは各種の守り札に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の守り札の大きさや形状は各種多数のものが存在し、特定の形状に規格さ れていない。又札の材質も紙、木等適宜選定されているのである。 更に、守り札は守り袋の中に収納され、身体に携帯できるように、又は持ち物 に着けれるように紐付きの袋となっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

守り札は神仏の加護を得られるものとして、守り袋の中に入れ常に身体に着け ているのが従来の慣習であった。 しかし、現代では本来の守り札に加えて、ファッション感覚の神仏とは直接関 係のない守り札も多く見られ、守り袋の紐を首に掛けて携帯する方法は好まれな くなってきている。

【０００４】 そこで、カバン、バック等の持ち物に着けたり、財布に入れたりしているけれ ども、カバン、バック等は常時又は同一の物を持ち歩くものでなく、更に財布に 入れる場合は納まりが悪い問題がある。

【０００５】 本考案はかかる点に鑑み、特定の形状の守り札とすることで、守り札の携帯を 容易とし、効能を高めんとするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案は、大きさをキャッシュカードやクレジットカード等のカードＪＩＳ規 格としたものである。 具体的には、大きさが縦又は横が８６ｍｍ又は５４ｍｍで、四隅の角をおとし てアールとした矩形の薄板状体としたものが考えられ、基材は合成樹脂製或いは 紙製としてもよく、更に紙製基材に外面を樹脂コーティングするものとしてもよ い。

【０００７】

【作用】

本考案の守り札は大きさがカードＪＩＳ規格であるため、財布や定期入れ等の カード挿入部にそのまま入り納まりが良い。 財布は外出時は常に携帯するから忘れることがなく、財布を取り出す毎に守り 札を拝み確認する作用を奏し、更に貴重品の一体的管理もできる作用を有する。

【０００８】 又、カード規格で合成樹脂板とすれば、強度、重量感もあり、表示も各種印刷 や凹凸表示も可能で装飾が容易となる作用を有し、紙製又は紙製で樹脂コーティ ングすることでも前記同様の作用を奏するものである。

【０００９】

【実施例】

本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図１は本考案の一実施例を示す斜視図であり、合成樹脂製の薄板状体１を縦２ を約８６ｍｍ、横３を約５４ｍｍの矩形とし、四隅の角をおとしアール４とし、 ＪＩＳ規格であるキャッシュカード、クレジットカード及びテレホンカード等と 同じ大きさとしたものである。 表面５には加護表示６があり、表示手段は各種印刷、凹凸による表示が可能で ある。

【００１０】 図２は財布７のカード挿入部８に他のカード９…と共に収容できる使用状態を 示すものである。 図３は基材を紙１０とし、外面を合成樹脂でコーティング１１したものを示す 。合成樹脂基材及びコーティングする合成樹脂は任意に選択して使用可能であり 、特定されるものでなく、又厚みも現在流通している各種カードと同等とするこ とが好ましいものである。 そして、稍厚めの紙製としてもよく、更に縦横の長さ関係は加護表示の縦書き 、横書きにあわせて自由に決定するものである。

【００１１】

【考案の効果】

以上のように、本考案は守り札をキャッシュカード、クレジットカード又はテ レホンカード等の各種カードと同一のＪＩＳ規格とすることによって、財布や定 期入れのカード挿入部へきちんと収納でき、体裁が良く、外出時には常時携帯で き、忘れることがない。又身体に直接着ける煩わしさがなく、財布を使用する度 に守り札の存在を意識できる効果がある。 更に、貴重品と共に守り札を財布や定期入れに一体に管理収納できる効果もあ る。

【００１２】 そして、守り札を合成樹脂製とすることで適度の強度を得られ、耐久性があり 、重量感も発揮でき、印刷表示も自由にでき、凹凸表示等装飾も容易となる効果 を有する。 又、紙基材の外面を樹脂コーティングすることによって、合成樹脂製と同様の 効果を得るものであり、紙製であっても材質によって同一の効果を発揮できるの である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。

【図２】使用状態を示す平面図である。

【図３】他の実施例を示す断面図である。

【符号の説明】

１ 薄板状体 ２ 縦 ３ 横 ４ アール ５ 表面 ６ 加護表示 ７ 財布 ８ カード挿入部 ９ カード １０ 紙 １１ コーティング

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 大きさをキャッシュカードやクレジット
   カード等のカードＪＩＳ規格としたことを特徴とする守
   り札。
2. 【請求項２】 大きさが縦又は横が８６ｍｍ又は５４ｍ
   ｍで、四隅の角をおとしてアールとした矩形の薄板状体
   としたことを特徴とする守り札。
3. 【請求項３】 合成樹脂製である請求項１又は２記載の
   守り札。
4. 【請求項４】 紙製基材の外面を合成樹脂でコーティン
   グした請求項１又は２記載の守り札。
5. 【請求項５】 紙製である請求項１又は２記載の守り
   札。