JPH0728934U - 口紅成形用カプセル - Google Patents

口紅成形用カプセル

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JPH0728934U
JPH0728934U JP6539893U JP6539893U JPH0728934U JP H0728934 U JPH0728934 U JP H0728934U JP 6539893 U JP6539893 U JP 6539893U JP 6539893 U JP6539893 U JP 6539893U JP H0728934 U JPH0728934 U JP H0728934U
Authority
JP
Japan
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lipstick
molding
capsule
present
main body
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Pending
Application number
JP6539893U
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English (en)
Inventor
和幸 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKEUCHI PACKAGE CO., LTD.
Original Assignee
TAKEUCHI PACKAGE CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加熱溶融した口紅をカプセルの成形用型に流し
込んで、そのまま冷却する時の冷却効率を上げることを
目的とする。 【構成】金属材を有底筒状薄肉にプレス成形したカプセ
ル本体1と、このカプセル本体の開口部3に形成された
口紅容器の中皿と嵌合する嵌合部7とから構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は棒状の口紅を成形し口紅容器にセットする際に使用される口紅成形用 カプセルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
口紅の成形は加熱溶融した口紅をカプセルなどの成形用型に流し込んで、その まま冷却することによって行っている。そして従来の口紅成形用カプセルはプラ スチック材で射出成形されたものが使用されていた。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
成形された口紅の外観あるいは内部密度を均一化するためには成形用型に流し 込まれた口紅を急速冷却する必要がある。そのため外部から急速冷却するので口 紅成形用カプセルは熱伝導を良くする目的で肉厚を薄くする必要があるが、プラ スチック材を射出成形を使用して成形しているため薄さには限界があった。 さらに肉厚を薄くした口紅成形用カプセルはプラスチック材であるため強度が 不足してしまい、破損しやすいなど取り扱いに支障があると言う欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願考案は金属材を有底筒状薄肉にプレス成形した カプセル本体を使用するという手段を用いている。
【0005】 あるいは上記カプセル本体の内面にメッキあるいは塗装による保護層を形成す るという手段を用いている。
【0006】
【作用】
金属材はプラスチック材に比べて熱伝導が良く、外部からの冷却熱を瞬時に溶 融口紅に伝えることができる。さらに強度的に十分なものとすることができる。
【0007】
【本考案の実施例】
以下、図面に示す実施例により本考案を詳細に説明する。 図1ないし図5に示す実施例において、1は筒状に形成されたカプセル本体で 、このカプセル本体1の底部2は閉じた状態に形成されている。
【0008】 さらにこのカプセル本体1の開口部3には口紅容器4に形成された口紅5を保 持する中皿6と嵌合する嵌合部7が形成されている。
【0009】 前記口紅容器4は内部に口紅5を保持する中皿6を昇降自在に形成されたもの であって、昇降するしくみは従来より行われている方法が使用される。
【0010】 前記カプセル本体1は金属プレス成形によって薄肉の金属材で、所望形状にシ ボリ加工される。
【0011】 このように構成された口紅成形用カプセル10は図3ないし図5に示すように 嵌合部7に中皿6を嵌合させた後、中皿6の底より溶融口紅をカプセル本体1の 内部に流し込んで、その口紅5が冷却固形化したのち口紅成形用カプセル10よ り分離される。その後で口紅5および中皿6は口紅容器4にセットされる。
【0012】 あるいは口紅5が冷却固形化したのちそのまま口紅5および中皿6は口紅容器 4にセットされる。その後で口紅成形用カプセル10より分離される。
【0013】
【本考案の異なる実施例】
次に本考案の異なる実施例につき説明する。なお、これらの説明にあたって前 記本考案の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する 。
【0014】 図6および図7に示す実施例において前記本考案の実施例と主に異なる点はカ プセル本体1の内面にメッキあるいは塗装による保護層8が形成されていること で、この保護層8は成形された口紅5がカプセル本体1より分離する際に成形さ れた口紅5がカプセル本体1の内面に密着することを防止する為のもので、金属 の場合ならクロムメッキ、ニッケルメッキ等の材料が、また樹脂の場合ならフッ 素、アクリル、ナイロン、エポキシ、ポリエチレン等材料が使用される。 このように構成された口紅成形用カプセル10Aとしてもよい。
【本考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案にあっては次に列挙する効果がある。 1)金属材を有底筒状薄肉にプレス成形したカプセル本体を使用するという手段 を用いているので、成形された口紅の外観あるいは内部密度を均一化するために は成形用型に流し込まれた口紅を急速冷却する事ができる。 2)金属材を使用しているのでプラスチック材に比べて熱伝導が良く、外部から の冷却熱を瞬時に溶融口紅に伝えることができる。 3)金属材を使用しているので、肉厚を薄くしても強度が不足すると言うことが 無く、破損しやすいということがない。 4)請求項2も同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の中皿をセットした状態を示す断面図で
ある。
【図3】本考案の紅を充填する状態を示す断面図であ
る。
【図4】本考案の紅を充填した後の状態を示す断面図で
ある。
【図5】中皿を口紅容器にセットする状態を示す説明図
である。
【図6】本考案の異なる実施例を示す断面図である。
【図7】本考案の異なる実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1:カプセル本体 2:底部 3:開口部 4:口紅容器 5:口紅 6:中皿 7:嵌合部 8:保護層 10、10A:口紅成形用カプセル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材を有底筒状薄肉にプレス成形した
    カプセル本体1と、このカプセル本体の開口部3に形成
    された口紅容器4の中皿6と嵌合する嵌合部7とから形
    成される事を特徴とする口紅成形用カプセル。
  2. 【請求項2】 カプセル本体1の内面にはメッキあるい
    は塗装による保護層8が形成されていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲請求項1記載の口紅成形用カ
    プセル。
JP6539893U 1993-11-01 1993-11-01 口紅成形用カプセル Pending JPH0728934U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006280543A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Kanebo Cosmetics Inc 化粧料の製造方法
JP2015093043A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社コーセー スティック状化粧料用モールドおよびそれに用いる化粧料上面形成用部材

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