JPH07289330A - 洋傘骨の補強構造 - Google Patents

洋傘骨の補強構造

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JPH07289330A
JPH07289330A JP8454794A JP8454794A JPH07289330A JP H07289330 A JPH07289330 A JP H07289330A JP 8454794 A JP8454794 A JP 8454794A JP 8454794 A JP8454794 A JP 8454794A JP H07289330 A JPH07289330 A JP H07289330A
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JP
Japan
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rib
wire
connecting member
main rib
gap
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Pending
Application number
JP8454794A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Kokado
利昌 小角
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KOKADO KK
Original Assignee
KOKADO KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】親骨における受骨の連結部分近傍を補強して親
骨の折曲を防止する。 【構成】親骨11の内部において、連結部材13の固着
部を含む範囲であって、固着部の露先側において石突き
側よりも広い範囲に、強化樹脂を素材とする円形断面の
線材1を嵌入する。また、加締め部11aにおいて開放
端を構成する下端部の間隙を線材1の直径よりも狭い間
隔にする。 【効果】親骨11において連結部材13を固着した部分
を含む範囲が線材1により補強される。また、加締め部
11aにより、線材1の露先側が親骨11の外部に露出
することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、雨傘または日傘など
の洋傘を構成する洋傘骨の構造に関し、特に親骨の補強
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】洋傘を構成する傘骨のうち親骨は、一端
を支柱の石突側に固定された固定轆轤に軸支されてお
り、この親骨の中間部には、一端を昇降轆轤に軸支した
受骨の他端が連結部材を介して連結される。固定轆轤を
中心にして放射状に複数本軸支された親骨に傘布が張り
付けられ、昇降轆轤を支柱に対して上下移動させること
によって親骨が傘布とともに開閉する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昇降轆
轤を上方に移動した開傘状態では、親骨の両端には傘布
から圧縮方向の応力が作用しており、受骨により中間部
を外側に押圧されることによって親骨は外に凸なる彎曲
を生じる。このように開傘時において親骨の両端には大
きな応力が作用しており、開傘状態にある親骨の露先が
人や物に衝突したり、大きな風圧を受けることによって
親骨に外側から外力が作用すると、親骨に作用する彎曲
方向の応力が著しく増大する。このため、親骨の連結部
材を固着した部分の近傍において特に露先側で折曲する
問題があった。
【0004】この発明の目的は、親骨の中間部において
連結部材の固着部を含む範囲を補強することにより、開
傘時に親骨の露先が人や物に衝突したり、大きな風圧を
受けることによって親骨に外側から外力が作用した際に
も、親骨が折曲することのない洋傘骨の補強構造を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、軸支部材を介して受骨の先端が軸支される連結部材
を固着したU字型断面形状を呈する親骨において、連結
部材の固着部を含む範囲であって、固着部より露先側に
おいて石突き側より長い範囲に、強化樹脂を素材とする
円形断面の線材を嵌入したことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載した発明は、前記親骨が、
前記固着部の露先側の範囲において断面の開放端の間隙
を前記線材の直径より狭い間隙に変形した加締め部を形
成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載した発明においては、親骨の中
間部における連結部材の固着部を含む範囲に強化樹脂を
素材とする円形断面の線材が嵌入される。したがって、
親骨の中間部は線材により補強され、開傘時に親骨に外
力が作用した場合でも親骨が折れ曲がることがない。
【0008】請求項2に記載した発明においては、親骨
の中間部における連結部材の固着よりも露先側に加締め
部が形成され、親骨のU時型断面の開放端の間隙が、線
材の直径よりも狭くされる。したがって、親骨が傘布の
張り付け時等において内側に凸なる形状に湾曲された場
合であっても、親骨内に嵌入された線材が親骨から露出
することがない。
【0009】
【実施例】図1〜図4は、この発明の実施例に係る補強
構造を適用した洋傘骨の要部の側面図、側面断面図、底
面図および側面図におけるA−A部の矢視拡大断面図で
ある。
【0010】親骨1は、図4に示すように、U字型断面
形状を呈し、内部に所定長さの補強材2が嵌入されてい
る。この補強材2は例えばガラス繊維、炭素繊維または
フッ素繊維等の繊維を含有した強化樹脂を素材として、
円形断面形状に形成された線材である。連結部材13は
下方に延出する軸受部13aを有し、軸受部13aには
貫通孔が形成されている。この貫通孔に軸支部材である
ハトメ14を介して受骨12の一端が軸支される。図4
に明らかなように、軸受部13aは互いに間隙を設けて
連結部材13の2箇所から延出しており、この間隙に受
骨12の先端が嵌入される。
【0011】補強材2の長さは連結部材3の露先側にお
いて支柱側より長くされている。これによって、親骨1
の露先に外力が作用し、親骨1が図1に示す矢印B方向
に彎曲した際に補強材2により親骨1を補強して親骨1
の折曲を確実に防止することができる。
【0012】親骨11において連係部材13の固着部よ
り露先側の一部に、加締め部11aが形成されている。
この加締め部11aは、図3に明らかなように、親骨1
1の開放した両下端部の間隔を、線材1の直径よりも狭
い間隔になるようにしている。このように加締め部11
aを形成することにより、親骨11が傘布張り付け作業
時等において図1に示す矢印D方向に湾曲された場合に
も、親骨11内に嵌入された線材1の露先側の端部が親
骨11から外部に露出することがなく、作業時の安全性
を確保できる。
【0013】また、加締め部11aにより親骨11内に
嵌入された線材1を押圧することにより、親骨11内に
おいて線材1が長手方向に移動することを防止できる。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、親骨
の中間部において連結部材の固着部を含む範囲を、強化
樹脂の線材により補強することができ、開傘時に親骨の
露先に大きな外力が作用した場合でも、親骨が折れ曲が
ることを確実に防止できる利点がある。
【0015】請求項2に記載した発明によれば、親骨に
おいて連結部材の固着部より露先側の一部において開放
した両端部の間隙が加締め加工により線材の直径よりも
狭くされているため、親骨が内側に凸なる形状に湾曲し
た場合にも、線材が親骨の外部に露出することがなく、
傘布の張り付け作業時等における安全計を確保できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る補強構造を適用した洋
傘骨の要部の側面図である。
【図2】同洋傘骨の要部の側面断面図である。
【図3】同洋傘骨の要部の底面図である。
【図4】図1におけるA−A部の矢視拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
11−親骨 1−線材(補強材) 13−連結部材 14−ハトメ(軸支部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸支部材を介して受骨の先端が軸支される
    連結部材を固着したU字型断面形状を呈する親骨におい
    て、連結部材の固着部を含む範囲であって、固着部より
    露先側において石突き側より長い範囲に、強化樹脂を素
    材とする円形断面の線材を嵌入したことを特徴とする洋
    傘骨の補強構造。
  2. 【請求項2】前記親骨が、前記固着部の露先側の範囲に
    おいて断面の開放端の間隙を前記線材の直径より狭い間
    隙に変形した加締め部を形成した請求項1に記載の洋傘
    骨の補強構造。
JP8454794A 1994-04-22 1994-04-22 洋傘骨の補強構造 Pending JPH07289330A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5185458B1 (ja) * 2012-06-29 2013-04-17 恒子 望月 変形性膝関節症矯正兼歩行補助具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0568319B2 (ja) * 1985-08-14 1993-09-28 Konishiroku Photo Ind

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