JPH0728834U - グラスライニング缶体 - Google Patents

グラスライニング缶体

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JPH0728834U
JPH0728834U JP6211293U JP6211293U JPH0728834U JP H0728834 U JPH0728834 U JP H0728834U JP 6211293 U JP6211293 U JP 6211293U JP 6211293 U JP6211293 U JP 6211293U JP H0728834 U JPH0728834 U JP H0728834U
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JP
Japan
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glass
coating layer
static electricity
lined
platinum wire
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Pending
Application number
JP6211293U
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English (en)
Inventor
智晴 前背戸
Original Assignee
神鋼パンテツク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効果的な静電気防止手段を具備したグラスラ
イニング缶体を提供する。 【構成】 導電性の上引ガラス被覆層3中に4本の白金
線4を缶の胴長方向に沿って且つ円形内周を均等に4分
割するように埋め込み、この白金線4を金属製の母材1
に接続している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は化学工業、食品工業等の産業分野で用いられる反応器、貯槽等のグラ スライニング缶体に関し、特に静電気対策を施したグラスライニング缶体に関す る。
【0002】
【従来の技術、背景および考案が解決しようとする課題】
グラスライニングを内面に施した反応器内で反応物質(例えば、有機溶媒)が 流動することにより、反応器内面に高圧の静電気が発生することがあり、係る反 応容器における効果的な静電気防止対策が要望されている。
【0003】 ところで、缶体内側にライニングされるグラスライニング層の中で缶体内面に 接触する下引ガラスには耐流れ性や焼切れ防止等のために、シリカ粉末が通常か なりの比率で含まれている。従って、下引ガラスを静電気防止に有効であるとさ れている導電率10-8S/cm以上にすることは困難である。しかし、上引ガラス に10-8S/cmより大きな導電率をもたせることは可能である。ところが、上引 ガラスに導電性を持たせても、下引ガラスの導電性が低いために、上引ガラスに 蓄積された電荷が速やかに缶体母材側に逃げることができないので、単に上引ガ ラスに導電性を付与するだけでは静電気を防止することはできない。
【0004】 この点に関し、グラスライニング層中に埋め込んだ白金線より電位を取り出す ことは、液面計やPH計等の計器類で既に行われている。例えば、図2(a) に示 すような液面計の母材1の外面に下引ガラス被覆層2を設け、この下引ガラス被 覆層2の上に上引ガラス被覆層3を設け、上引ガラス被覆層3中に埋めた導電性 物質(例えば、ガラスと白金との混合物)5、5´と外部に設置した電位差計( 図示せず)とを白金線4で接続したものは公知である。この液面計を液面を管理 しようとする容器内に浮かべると、通常、液面は下側の導電性物質5の下方また は上下の導電性物質5と5´との間にあり、この場合は一定の電位が外部の電位 差計に取り出される。ところが、液面が上側の導電性物質5´を越えると、5と 5´が短絡されるので、液面が5´を越えたことが分かるというものである。し かし、この液面計の構成は、限られた場所における導通を図るものであって、本 考案のように容器内の不特定な場所で発生する静電気を外部へ導くという目的と は異なり、静電気防止のための有効な手段ではない。
【0005】 また、有機導電性コートを缶体内面に被覆することにより静電気を防止しよう とする方法も知られているが、固液混合溶液の撹拌に使用した場合、摩擦のため に摩耗し、短時間でその機能が失われる。
【0006】 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであって 、その目的は、効果的な静電気防止手段を具備したグラスライニング缶体を提供 することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の要旨は、金属製の缶体内面に被覆した下引 ガラス被覆層の上面に上引ガラス被覆層を設けたグラスライニング缶体において 、該上引ガラスを導電性ガラスとし、導電性の上引ガラス被覆層中に埋め込んだ 白金線を金属製の缶体母材に接続したことを特徴とするグラスライニング缶体に ある。 なお、上引ガラス被覆層中に蓄積された電荷を速やかに缶体外へ導くためには 、多数の白金線を埋め込むことが好ましい。
【0008】
【作用】
導電性ガラスのみでは電荷の移動速度が遅いが、導電性ガラス中に白金線を埋 め込むことにより、缶体内面で発生した静電気はこの白金線を通って速やかに缶 体外へ導かれるので、缶体に高圧の静電気が蓄積されることはない。
【0009】
【実施例】 以下に本考案の実施例を説明する。 高耐食性ガラスを内面に被覆した通常のグラスライニング缶体Aと、下引ガラ スの上に導電性の上引ガラスを被覆したグラスライニング缶体Bと、缶体Bの上 引ガラス中に4本の白金線を缶の胴長方向に沿って且つ円形内周を均等に4分割 するように埋め込んだグラスライニング缶体Cとを作製した。これらの缶体A、 B、Cの容積はすべて1m3 である。図1(a) は缶体Cの断面図、図1(b) は図 1(a) の部分拡大図であり、1は金属製の母材、2は下引ガラス被覆層、3は上 引ガラス被覆層、4は白金線であり、白金線4は母材に接続されている。なお、 白金線の厚みは約100ミクロンであり、缶体Cにライニングした導電性の上引 ガラスとは、SiO2 −LiO2 −CaO−Y2 3 系のものであって、その導 電率は5×10-7S/cmである。
【0010】 そして、上記缶体A、B、Cのそれぞれに、トルエンにポリプロピレンのビー ズを混合した固液混合溶液を入れて撹拌することで、缶体に静電気を発生させた 。トルエンは静電気が発生しやすい物質であり、その溶液に樹脂ビーズ(ポリプ ロピレンビーズ)を混入することでさらに静電気は起こりやすくなる。また、ト ルエンは引火性が強いため、万一の事態に備えて缶体内には窒素を充満させた。
【0011】 かくして24時間撹拌することで、白金線を埋め込んだ缶体C以外には放電によ るピンホールが確認された。そこで、静電気メーターでグラスライニング層中に 蓄積されている静電気を測定したところ、ピンホールの発生した缶体A、Bには 5〜8万ボルト蓄積されていることが分かった。しかし、白金線を埋め込んだ缶 体Cには数百ボルトしか蓄積されていなかった。
【0012】
【考案の効果】
本考案に係るグラスライニング缶体は上記のように構成されているので、缶体 に発生した静電気は速やかに缶体外へ導かれ、高圧の静電気が缶体に蓄積される ことはないので、缶体内容物の引火性が強くても火災等の不測の事態が起こるこ とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) は本考案に係るグラスライニング缶体
の断面図、図1(b) はその部分拡大図である。
【図2】図2(a) は液面計の断面図、図2(b) および図
2(c) はその部分拡大図である。
【符号の説明】
1…母材 2…下引ガラス被覆層 3…上引ガラス被覆層 4…白金線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の缶体内面に被覆した下引ガラス
    被覆層の上面に上引ガラス被覆層を設けたグラスライニ
    ング缶体において、該上引ガラスを導電性ガラスとし、
    導電性の上引ガラス被覆層中に埋め込んだ白金線を金属
    製の缶体母材に接続したことを特徴とするグラスライニ
    ング缶体。
JP6211293U 1993-11-18 1993-11-18 グラスライニング缶体 Pending JPH0728834U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313598A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Kobelco Eco-Solutions Co Ltd 導電性グラスライニング、導電性グラスライニング製構造物及び導電性グラスライニングの施工方法
JP2010248632A (ja) * 2004-03-31 2010-11-04 Kobelco Eco-Solutions Co Ltd 導電性グラスライニング及び導電性グラスライニング製構造物

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JPH051389A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Shinko Pantec Co Ltd グラスライニング製放電電極

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