JPH07288153A - 排出装置付き電気コネクタ - Google Patents
排出装置付き電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH07288153A JPH07288153A JP3047316A JP4731691A JPH07288153A JP H07288153 A JPH07288153 A JP H07288153A JP 3047316 A JP3047316 A JP 3047316A JP 4731691 A JP4731691 A JP 4731691A JP H07288153 A JPH07288153 A JP H07288153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit panel
- protrusion
- slot
- circuit
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特別な工具を使用することなく簡単且つ確実
に回路パネルを排出する排出装置付き電気コネクタを提
供すること。 【構成】 絶縁ハウジング20に少なくとも1個の回路パ
ネル6 を挿入する回路パネル受容スロット28とこのスロ
ット28に沿って配置された複数の端子10を有する。絶縁
ハウジング20の両端の支持部材24、26内のポケット40に
一定範囲で移動可能であり且つ回路パネル受容スロット
28内に突出した突起26を有する排出部材50を挿入保持す
る。
に回路パネルを排出する排出装置付き電気コネクタを提
供すること。 【構成】 絶縁ハウジング20に少なくとも1個の回路パ
ネル6 を挿入する回路パネル受容スロット28とこのスロ
ット28に沿って配置された複数の端子10を有する。絶縁
ハウジング20の両端の支持部材24、26内のポケット40に
一定範囲で移動可能であり且つ回路パネル受容スロット
28内に突出した突起26を有する排出部材50を挿入保持す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタ、特にシン
グルラインメモリモジュール(SIMM)と電気的相互
接続を行うと共にこのモジュールを排出する為に使用す
る、このモジュール排出装置付き電気コネクタに関す
る。
グルラインメモリモジュール(SIMM)と電気的相互
接続を行うと共にこのモジュールを排出する為に使用す
る、このモジュール排出装置付き電気コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】SIMMモジュールはダイナミック型ラ
ンダムアクセスメモリ集積回路等の電子部品用の高密
度、低背シングルライン型パッケージを構成する。複数
の斯る部品を部品自体の長さより僅かに大きい高さの回
路パネルに一列に取付けることができる。次に、この回
路パネルをプリント回路板ドータ(子) カード上に取付
け、これを更にプリント回路板マザー(親)カード上に
取付ける。隣接する子カード間の間隔は各回路パネル又
はSIMMモジュールの高さより僅かに大きくする必要
があるのみである。
ンダムアクセスメモリ集積回路等の電子部品用の高密
度、低背シングルライン型パッケージを構成する。複数
の斯る部品を部品自体の長さより僅かに大きい高さの回
路パネルに一列に取付けることができる。次に、この回
路パネルをプリント回路板ドータ(子) カード上に取付
け、これを更にプリント回路板マザー(親)カード上に
取付ける。隣接する子カード間の間隔は各回路パネル又
はSIMMモジュールの高さより僅かに大きくする必要
があるのみである。
【0003】子カード上にSIMMモジュールを取付け
る1つの方法は、回路パネルの一縁近傍にプラグイン型
リードを採用することである。次に、これらプラグイン
型リードを小型ばねコンタクト等の従来のプリント回路
板コンタクトに接続する。
る1つの方法は、回路パネルの一縁近傍にプラグイン型
リードを採用することである。次に、これらプラグイン
型リードを小型ばねコンタクト等の従来のプリント回路
板コンタクトに接続する。
【0004】別の方法は、SIMMモジュール用ソケッ
トを用い、SIMMモジュールに使用される回路パネル
の縁に沿うトレース(導電路)に取外し可能な相互接続
を確立する。これらソケットに使用する端子は米国特許
第4,557,548 号及び同第4,558,912 号公報に開示されて
いる。これら端子と共に使用するのに好適な絶縁ハウジ
ングの詳細は米国特許第4,781,612 号公報に開示されて
いる。これら特許に開示されているソケットは回路パネ
ルの縁のパッド又はトレースの中心間隔が0.1インチ
(2.5mm)のSIMMモジュールに使用するよう意図して
いる。これらソケットに使用される端子は打抜き加工さ
れるので、端子の幅は一層高密度の相互接続を行うには
一般に不向きである。
トを用い、SIMMモジュールに使用される回路パネル
の縁に沿うトレース(導電路)に取外し可能な相互接続
を確立する。これらソケットに使用する端子は米国特許
第4,557,548 号及び同第4,558,912 号公報に開示されて
いる。これら端子と共に使用するのに好適な絶縁ハウジ
ングの詳細は米国特許第4,781,612 号公報に開示されて
いる。これら特許に開示されているソケットは回路パネ
ルの縁のパッド又はトレースの中心間隔が0.1インチ
(2.5mm)のSIMMモジュールに使用するよう意図して
いる。これらソケットに使用される端子は打抜き加工さ
れるので、端子の幅は一層高密度の相互接続を行うには
一般に不向きである。
【0005】米国特許第4,725,250 号公報は回路パネル
のトレースのパッド表面と端子間で完全なワイプ作用が
生じる端子を使用するソケットコネクタを開示してい
る。また、このコネクタは端縁(エッジ) が打抜かれた
端子を含んでいる。
のトレースのパッド表面と端子間で完全なワイプ作用が
生じる端子を使用するソケットコネクタを開示してい
る。また、このコネクタは端縁(エッジ) が打抜かれた
端子を含んでいる。
【0006】上述した米国特許第4,725,250 号公報に開
示するコネクタは、標準のSIMMモジュールに使用す
るのに適するが、市販されているSIMMモジュールの
すべてがJEDEC規格等の一般に受け入れられている
モジュールの規格に準拠して製造されているとは限らな
い。非標準SIMMモジュール回路パネルは回路パネル
のエッジ近傍のトレースのパッド部が業界の認める規格
より短い。この米国特許に開示するコネクタは短いパッ
ド部を有する回路パネルに使用するには不向きである。
その理由は、そのコネクタで完全なワイプ接触を行うに
は所定の高さのビームが必要であるところ、接触を回路
パネルのエッジの極めて近傍で行わなければならないか
らである。1989年6月2日に出願した米国特許出願番号
第360,644 号( 対応日本特許出願特願平2-140157 号)
明細書には非標準型SIMMモジュールと完全に相互接
続する電気コネクタを開示している。この電気コネクタ
はSIMMモジュールを排出する機構を有していない。
示するコネクタは、標準のSIMMモジュールに使用す
るのに適するが、市販されているSIMMモジュールの
すべてがJEDEC規格等の一般に受け入れられている
モジュールの規格に準拠して製造されているとは限らな
い。非標準SIMMモジュール回路パネルは回路パネル
のエッジ近傍のトレースのパッド部が業界の認める規格
より短い。この米国特許に開示するコネクタは短いパッ
ド部を有する回路パネルに使用するには不向きである。
その理由は、そのコネクタで完全なワイプ接触を行うに
は所定の高さのビームが必要であるところ、接触を回路
パネルのエッジの極めて近傍で行わなければならないか
らである。1989年6月2日に出願した米国特許出願番号
第360,644 号( 対応日本特許出願特願平2-140157 号)
明細書には非標準型SIMMモジュールと完全に相互接
続する電気コネクタを開示している。この電気コネクタ
はSIMMモジュールを排出する機構を有していない。
【0007】
【発明が解決使用とする課題】本発明は斯る従来開示さ
れたソケットの改良であって、ソケットからSIMMモ
ジュールを取外し、SIMMモジュール回路パネルのト
レースとソケットの端子との接続を遮断することを可能
にするSIMMモジュール排出機構をハウジング内に有
する電気コネクタを提供することである。
れたソケットの改良であって、ソケットからSIMMモ
ジュールを取外し、SIMMモジュール回路パネルのト
レースとソケットの端子との接続を遮断することを可能
にするSIMMモジュール排出機構をハウジング内に有
する電気コネクタを提供することである。
【0008】
【課題解決の手段及び作用】上述した課題を解決する為
に、本発明の排出機構付き電気コネクタは、回路パネル
と電気的に接触する回路パネル受容スロット内に配置さ
れた複数の端子が設けられたハウジングを有する電気コ
ネクタであって、このハウジングは一端が回路パネル受
容スロット内に突出する突起を有する排出部材を回路パ
ネル受容スロットの一端のポケット内に有することを特
徴とする。
に、本発明の排出機構付き電気コネクタは、回路パネル
と電気的に接触する回路パネル受容スロット内に配置さ
れた複数の端子が設けられたハウジングを有する電気コ
ネクタであって、このハウジングは一端が回路パネル受
容スロット内に突出する突起を有する排出部材を回路パ
ネル受容スロットの一端のポケット内に有することを特
徴とする。
【0009】本発明の電気コネクタ又はソケットは例え
ばSIMMモジュールに使用する回路パネルの如き回路
パネルと係合する絶縁ハウジング内に配置された複数の
端子を有する。この回路パネルは端子を回路パネルのト
レースと接触させて絶縁ハウジング内に保持される。排
出装置はハウジング内で第1位置と第2位置間で移動
(シフト)可能であり、回路パネルをソケット内の端子
と接触解除する。また、この排出装置はSIMMモジュ
ールを移動させてソケットから完全に排出することもで
きる。この排出装置はハウジング内に保持する為に回路
パネルを把持する位置より下にある突起を含み、またこ
の突起は回路パネルの下方へも延びる。排出装置のハン
ドルはハウジングを超えて延び、排出装置の駆動及び第
1位置から第2位置への移動を可能にする。
ばSIMMモジュールに使用する回路パネルの如き回路
パネルと係合する絶縁ハウジング内に配置された複数の
端子を有する。この回路パネルは端子を回路パネルのト
レースと接触させて絶縁ハウジング内に保持される。排
出装置はハウジング内で第1位置と第2位置間で移動
(シフト)可能であり、回路パネルをソケット内の端子
と接触解除する。また、この排出装置はSIMMモジュ
ールを移動させてソケットから完全に排出することもで
きる。この排出装置はハウジング内に保持する為に回路
パネルを把持する位置より下にある突起を含み、またこ
の突起は回路パネルの下方へも延びる。排出装置のハン
ドルはハウジングを超えて延び、排出装置の駆動及び第
1位置から第2位置への移動を可能にする。
【0010】本発明の好適実施例によると、2本の平行
アームがハンドルの両側から延び、突起が排出部材のア
ームの横方向に延びる。排出部材の1方のアームの突起
はハウジングの溝内に延びる。溝内に延びる突起は排出
部材がハウジングから外れるのを阻止すると共に、排出
部材が直線方向のみに移動するようにする。本発明の好
適実施例の電気コネクタ又はソケットはサブストレート
上に取付けられ、回路パネルを受け且つこれをサブスト
レートに対して交差関係に配置して同時にサブストレー
ト上の回路を回路パネル上の対応する回路と電気的に相
互接続するのに特に好適である。
アームがハンドルの両側から延び、突起が排出部材のア
ームの横方向に延びる。排出部材の1方のアームの突起
はハウジングの溝内に延びる。溝内に延びる突起は排出
部材がハウジングから外れるのを阻止すると共に、排出
部材が直線方向のみに移動するようにする。本発明の好
適実施例の電気コネクタ又はソケットはサブストレート
上に取付けられ、回路パネルを受け且つこれをサブスト
レートに対して交差関係に配置して同時にサブストレー
ト上の回路を回路パネル上の対応する回路と電気的に相
互接続するのに特に好適である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図を参照して詳
細に説明する。図1に全体を斜視図で示す電気コネクタ
又はソケット2は本発明の好適実施例であり、回路パネ
ル6をサブストレート4に対して直交関係で配置するよ
うサブストレート4上に取付けることができる。この電
気コネクタ又はソケット2はサブストレート4の回路を
回路パネル6の回路と電気的に相互接続するのに好適で
ある。複数の集積回路(IC)部品8が回路パネル6上
に配置され、この電気コネクタ2内の端子10は回路パネ
ル6のトレースと相互接続されてIC部品8と接続す
る。これにより、IC部品8はサブストレート4のトレ
ースに相互接続できる。
細に説明する。図1に全体を斜視図で示す電気コネクタ
又はソケット2は本発明の好適実施例であり、回路パネ
ル6をサブストレート4に対して直交関係で配置するよ
うサブストレート4上に取付けることができる。この電
気コネクタ又はソケット2はサブストレート4の回路を
回路パネル6の回路と電気的に相互接続するのに好適で
ある。複数の集積回路(IC)部品8が回路パネル6上
に配置され、この電気コネクタ2内の端子10は回路パネ
ル6のトレースと相互接続されてIC部品8と接続す
る。これにより、IC部品8はサブストレート4のトレ
ースに相互接続できる。
【0012】各端子10は弾性金属板を打抜き形成され
る。各端子は1対の対向する弾性アーム12、14を有し、
両アーム間に回路パネルを挿入すると外方に偏向する。
リード部16( 図4参照)は端子10から下方へ延び、サブ
ストレート4の開口内に挿入され、端子10とサブストレ
ート4上のトレース間の相互接続を行う。上方へ延びる
バーブ18が電気コネクタ2のハウジングの中央リブと係
合して端子10をハウジング内に保持する。
る。各端子は1対の対向する弾性アーム12、14を有し、
両アーム間に回路パネルを挿入すると外方に偏向する。
リード部16( 図4参照)は端子10から下方へ延び、サブ
ストレート4の開口内に挿入され、端子10とサブストレ
ート4上のトレース間の相互接続を行う。上方へ延びる
バーブ18が電気コネクタ2のハウジングの中央リブと係
合して端子10をハウジング内に保持する。
【0013】図4から明らかな如く、端子10がハウジン
グ内に配置され、ハウジング内に挿入された回路パネル
6と係合させる。また、電気コネクタ2は複数の端子10
が配置される絶縁ハウジング20を含んでいる。この絶縁
ハウジング20は中央ボディ(本体)22 とその両端に2個
の起立した回路パネル支持部材24、26とを含んでいる。
ここに開示する好適実施例は2枚の回路パネル6を相互
接続するのに好適である。従って、回路パネル6を挿入
する2個の上向きスロット28が中央ボディ22に沿って上
向きに形成される。端子10がスロット28に接して形成さ
れ、端子がスロット28内に突出する。回路パネル6がス
ロット28内に挿入されると、端子10は回路パネル6のト
レースと接触する。回路パネル6の支持部材24、26はス
ロット28の両端から上方へ起立する。回路パネル支持部
材24、26はモールドされた一体ハウジングの一部であっ
て、これら回路パネル支持部材24、26は中央ボディ22の
両端から直立している。
グ内に配置され、ハウジング内に挿入された回路パネル
6と係合させる。また、電気コネクタ2は複数の端子10
が配置される絶縁ハウジング20を含んでいる。この絶縁
ハウジング20は中央ボディ(本体)22 とその両端に2個
の起立した回路パネル支持部材24、26とを含んでいる。
ここに開示する好適実施例は2枚の回路パネル6を相互
接続するのに好適である。従って、回路パネル6を挿入
する2個の上向きスロット28が中央ボディ22に沿って上
向きに形成される。端子10がスロット28に接して形成さ
れ、端子がスロット28内に突出する。回路パネル6がス
ロット28内に挿入されると、端子10は回路パネル6のト
レースと接触する。回路パネル6の支持部材24、26はス
ロット28の両端から上方へ起立する。回路パネル支持部
材24、26はモールドされた一体ハウジングの一部であっ
て、これら回路パネル支持部材24、26は中央ボディ22の
両端から直立している。
【0014】各回路パネル支持部材24、26は回路パネル
を所定位置に保持する手段を有し、この位置で端子10は
回路パネル6と接触する。この回路パネル6の保持手段
は可撓性壁面32、32' の形態であって、各々把持手段3
4、34' を有し、回路パネル6の側面と係合して回路パネ
ル6を絶縁ハウジング20内に保持する。各可撓性壁面3
2、32' は回路パネル支持部材24、26内にある凹部30の
1側にあり、スロット28と連通し、スロット28に挿入さ
れた回路パネル6も凹部30内に延びるようにする。各可
撓性壁面32、32' は偏向可能な部材であって、回路パネ
ル6を端子10と係合させると、回路パネル6の一側に力
を加える。本発明の好適実施例では、可撓性壁面32、3
2' と把持手段34、34' は凹部30の一側にあるが、この
可撓性壁面は凹部30の対向する両面にあってもよいこと
が理解できよう。回路パネル6をスロット28及び凹部30
内に挿入すると、リッジ( 突起)34 、34' と回路パネル
6 との係合により、偏向を可撓性壁面32、32' に分与す
る。本発明の好適実施例の2列ソケットにおいては、可
撓性壁面32、32' は中央支持部36の一部である。
を所定位置に保持する手段を有し、この位置で端子10は
回路パネル6と接触する。この回路パネル6の保持手段
は可撓性壁面32、32' の形態であって、各々把持手段3
4、34' を有し、回路パネル6の側面と係合して回路パネ
ル6を絶縁ハウジング20内に保持する。各可撓性壁面3
2、32' は回路パネル支持部材24、26内にある凹部30の
1側にあり、スロット28と連通し、スロット28に挿入さ
れた回路パネル6も凹部30内に延びるようにする。各可
撓性壁面32、32' は偏向可能な部材であって、回路パネ
ル6を端子10と係合させると、回路パネル6の一側に力
を加える。本発明の好適実施例では、可撓性壁面32、3
2' と把持手段34、34' は凹部30の一側にあるが、この
可撓性壁面は凹部30の対向する両面にあってもよいこと
が理解できよう。回路パネル6をスロット28及び凹部30
内に挿入すると、リッジ( 突起)34 、34' と回路パネル
6 との係合により、偏向を可撓性壁面32、32' に分与す
る。本発明の好適実施例の2列ソケットにおいては、可
撓性壁面32、32' は中央支持部36の一部である。
【0015】直立する回路パネル支持部材24、26の頂部
から下方に延びるポケット40が中央支持部36の対向辺に
形成されている。これらポケット40は略スロット28と位
置合せされ、可撓性壁32、32' が略ポケット40とスロッ
ト28との間に位置する。直立する案内棒( 又は柱)42 、
42' がポケット40内をハウジングの基部から上方へ延び
る。この案内棒42、42' の辺はポケット40の辺から離間
している。しかし、案内棒42、42' は絶縁ハウジング20
の端壁48と一体である。溝( 又は凹部)44 がポケット4
0、40' と支持部材24、26の外面間に連通して支持部材2
4、26の下端近傍設けられる。これら溝44は直線状であ
り、各溝の上端が包囲される。
から下方に延びるポケット40が中央支持部36の対向辺に
形成されている。これらポケット40は略スロット28と位
置合せされ、可撓性壁32、32' が略ポケット40とスロッ
ト28との間に位置する。直立する案内棒( 又は柱)42 、
42' がポケット40内をハウジングの基部から上方へ延び
る。この案内棒42、42' の辺はポケット40の辺から離間
している。しかし、案内棒42、42' は絶縁ハウジング20
の端壁48と一体である。溝( 又は凹部)44 がポケット4
0、40' と支持部材24、26の外面間に連通して支持部材2
4、26の下端近傍設けられる。これら溝44は直線状であ
り、各溝の上端が包囲される。
【0016】ポケット40は排出部材50を受けるよう構成
されている。この回路パネル排出部材50は絶縁ハウジン
グ20内に回路パネル6 を保持する手段を構成する可撓性
壁面32、32' 及び把持用リッジ34、34' に対して絶縁ハ
ウジング20内で移動可能である。排出部材50は第1 位置
から上方の第2位置へシフトして回路パネル6とスロッ
ト28に対応する端子10との接触を遮断する。これら排出
部材50は回路パネル支持部材26のポケット40内にあり、
且つ本発明の好適実施例ではスロット28の各端に各回路
パネル支持部材26内に2個の排出部材50がある。各排出
部材50は回路パネル支持部材24、26に対して直線状に移
動可能であり、各排出部材50は回路パネル支持部材24、
26に対して回転するのが阻止される。
されている。この回路パネル排出部材50は絶縁ハウジン
グ20内に回路パネル6 を保持する手段を構成する可撓性
壁面32、32' 及び把持用リッジ34、34' に対して絶縁ハ
ウジング20内で移動可能である。排出部材50は第1 位置
から上方の第2位置へシフトして回路パネル6とスロッ
ト28に対応する端子10との接触を遮断する。これら排出
部材50は回路パネル支持部材26のポケット40内にあり、
且つ本発明の好適実施例ではスロット28の各端に各回路
パネル支持部材26内に2個の排出部材50がある。各排出
部材50は回路パネル支持部材24、26に対して直線状に移
動可能であり、各排出部材50は回路パネル支持部材24、
26に対して回転するのが阻止される。
【0017】本発明の好適実施例では、排出部材50は各
々ハンドル56から延びる2個の平行アーム52、54より成
る。これら両アーム52、54はハンドル56の離間位置から
下方に延び、本発明の好適実施例では、ハンドル56の両
端から2本のアーム52、54が延びる。各アーム52、54は
略L字状であって、アーム52、54の上端でハンドル56は
絶縁ハウジング20の回路パネル支持部材26の端部から突
出する。よって、ハンドル56へのアクセスは極めて容易
であり、排出部材50の駆動及び第1 位置から第2位置へ
移動させてスロット28から回路パネル6を抜き取る( 排
出) ことが可能である。
々ハンドル56から延びる2個の平行アーム52、54より成
る。これら両アーム52、54はハンドル56の離間位置から
下方に延び、本発明の好適実施例では、ハンドル56の両
端から2本のアーム52、54が延びる。各アーム52、54は
略L字状であって、アーム52、54の上端でハンドル56は
絶縁ハウジング20の回路パネル支持部材26の端部から突
出する。よって、ハンドル56へのアクセスは極めて容易
であり、排出部材50の駆動及び第1 位置から第2位置へ
移動させてスロット28から回路パネル6を抜き取る( 排
出) ことが可能である。
【0018】クロスピース62が各アーム52、54の下端で
両アーム間に延びる。突起60は図6に示す如くクロスピ
ース62から各アーム52、54に対して内方に延びる。突起
60は回路パネル6をスロット28内に端子10と接触させて
保持する為に使用される把持リッジ34、34' の下方に位
置する。また、突起60はスロット28及びこれと位置合せ
された凹部30内に挿入されている回路パネル6の下方に
ものびる。端子10と接触して回路パネル6の下方にアー
ム52、54から横方向に延びる各突起60は十分な距離だけ
内方に延びて回路パネル6の一端をスロット28から上方
にこじ上げるようにする。外方に延びるハンドル56は内
方へ延びる突起60と逆方向であり且つ支持部材26の端部
を超えて突出する。ハンドル56を上方へ移動すると、突
起60が対応する回路パネル6の下端と係合し、スロット
28から押し出して回路パネル6を端子10から電気的に切
断する。排出装置50が回路パネル6を少し押し上げる
と、作業者はこれを握んで容易に抜き取ることができる
ので、排出部材により回路パネルを絶縁ハウジング20か
ら完全に排出する必要はない。
両アーム間に延びる。突起60は図6に示す如くクロスピ
ース62から各アーム52、54に対して内方に延びる。突起
60は回路パネル6をスロット28内に端子10と接触させて
保持する為に使用される把持リッジ34、34' の下方に位
置する。また、突起60はスロット28及びこれと位置合せ
された凹部30内に挿入されている回路パネル6の下方に
ものびる。端子10と接触して回路パネル6の下方にアー
ム52、54から横方向に延びる各突起60は十分な距離だけ
内方に延びて回路パネル6の一端をスロット28から上方
にこじ上げるようにする。外方に延びるハンドル56は内
方へ延びる突起60と逆方向であり且つ支持部材26の端部
を超えて突出する。ハンドル56を上方へ移動すると、突
起60が対応する回路パネル6の下端と係合し、スロット
28から押し出して回路パネル6を端子10から電気的に切
断する。排出装置50が回路パネル6を少し押し上げる
と、作業者はこれを握んで容易に抜き取ることができる
ので、排出部材により回路パネルを絶縁ハウジング20か
ら完全に排出する必要はない。
【0019】突起部58が排出部材50の少なくとも1方の
アームの外面下端部に設けられ、そこから絶縁ハウジン
グ20内の嵌合溝44内に突出する。この突起部58は溝44内
で移動可能であるが、突起部58と溝44とが協働して排出
部材50の移動の自由度を少なくとも一方向に制限する。
本発明の好適実施例によると、突起部58と排出部材50と
の係合により、排出部材50が回転するのを阻止する。
アームの外面下端部に設けられ、そこから絶縁ハウジン
グ20内の嵌合溝44内に突出する。この突起部58は溝44内
で移動可能であるが、突起部58と溝44とが協働して排出
部材50の移動の自由度を少なくとも一方向に制限する。
本発明の好適実施例によると、突起部58と排出部材50と
の係合により、排出部材50が回転するのを阻止する。
【0020】また、突起部58と溝44との係合により、突
起部58は究極的に溝44の閉じた上端と係合するので、排
出部材50が絶縁ハウジング20から抜けるのを阻止する作
用をも有する。
起部58は究極的に溝44の閉じた上端と係合するので、排
出部材50が絶縁ハウジング20から抜けるのを阻止する作
用をも有する。
【0021】排出部材50は上方から絶縁ハウジング20の
ポケット40内に圧入して組立てられる。排出部材50がポ
ケット40内に挿入されると、突起部58がポケット40の側
面と係合し、アーム52、54は内側に相互に十分偏向し(
撓み) 、突起部58がポケット40の側面と係合するとアー
ム52、54は突起部58が溝44内に入り込むまで内方へ撓
む。突起部58が溝44内に入ると、排出部材50は対応する
支持部材26内に固定される。しかし、排出部材50は支持
部材24、26内で第1及び第2位置間で上下移動可能であ
る。図1に示す排出部材50の1つは他方に比べて少し上
方へ移動していることに注目されたい。この排出部材50
が十分上方へ移動されて、突起60と対応する回路パネル
6の下端との係合により回路パネル6を絶縁ハウジング
20に対し部分的に上方へ移動する。これにより、回路パ
ネル6と端子10との電気的接続を遮断する。
ポケット40内に圧入して組立てられる。排出部材50がポ
ケット40内に挿入されると、突起部58がポケット40の側
面と係合し、アーム52、54は内側に相互に十分偏向し(
撓み) 、突起部58がポケット40の側面と係合するとアー
ム52、54は突起部58が溝44内に入り込むまで内方へ撓
む。突起部58が溝44内に入ると、排出部材50は対応する
支持部材26内に固定される。しかし、排出部材50は支持
部材24、26内で第1及び第2位置間で上下移動可能であ
る。図1に示す排出部材50の1つは他方に比べて少し上
方へ移動していることに注目されたい。この排出部材50
が十分上方へ移動されて、突起60と対応する回路パネル
6の下端との係合により回路パネル6を絶縁ハウジング
20に対し部分的に上方へ移動する。これにより、回路パ
ネル6と端子10との電気的接続を遮断する。
【0022】以上、本発明の排出装置付き電気コネクタ
を好適実施例に則して詳述したが、本発明は斯る実施例
のみに限定するべきではなく、必要に応じて種々の変形
変更が可能であることが理解できよう。例えば回路パネ
ル6は2枚ではなく、1枚であっても複数枚であっても
よい。また、回路パネルの挿入方向はサブストレートに
対して必ずしも直角方向であることを要しない。
を好適実施例に則して詳述したが、本発明は斯る実施例
のみに限定するべきではなく、必要に応じて種々の変形
変更が可能であることが理解できよう。例えば回路パネ
ル6は2枚ではなく、1枚であっても複数枚であっても
よい。また、回路パネルの挿入方向はサブストレートに
対して必ずしも直角方向であることを要しない。
【0023】
【発明の効果】本発明の排出装置付き電気コネクタによ
ると、特別の工具を使用することなく必要時に回路パネ
ルと端子間の電気接続の遮断又は回路パネルの取外しが
可能である。また、回路パネルの係合を外すには案内棒
42の頂部とハンドル部50とに指をかけてひねるのみで比
較的弱い力で達成できる。排除部材50は移動範囲が限ら
れているので、回路パネル6及びそこに接続されている
電子部品等を破損する虞はない。
ると、特別の工具を使用することなく必要時に回路パネ
ルと端子間の電気接続の遮断又は回路パネルの取外しが
可能である。また、回路パネルの係合を外すには案内棒
42の頂部とハンドル部50とに指をかけてひねるのみで比
較的弱い力で達成できる。排除部材50は移動範囲が限ら
れているので、回路パネル6及びそこに接続されている
電子部品等を破損する虞はない。
【図1】本発明による排出装置付き電気コネクタの一実
施例を2枚の回路パネルと共にサブストレートに取付け
た斜視図。
施例を2枚の回路パネルと共にサブストレートに取付け
た斜視図。
【図2】図1の排出装置付き電気コネクタから回路パネ
ルを排出する説明図。
ルを排出する説明図。
【図3】図1の排出装置付き電気コネクタの排出部材の
拡大斜視図。
拡大斜視図。
【図4】排出部材の取付状態を示す本発明の排出装置付
き電気コネクタの一部破断した部分斜視図。
き電気コネクタの一部破断した部分斜視図。
【図5及び図6】本発明による排出装置付き電気コネク
タの排出部材挿入用ポケット及びポケットに排出部材を
挿入した拡大部分上面図。
タの排出部材挿入用ポケット及びポケットに排出部材を
挿入した拡大部分上面図。
6 回路パネル 28 回路パネル受容スロット 10 端子 20 絶縁ハウジング 40 ポケット 50 排出部材 60 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 回路パネルと電気的に接触する回路パネ
ル受容スロット内に配置された複数の端子が設けられた
絶縁ハウジングを有する電気コネクタにおいて、 前記絶縁ハウジングは一端が前記回路パネル受容スロッ
ト内に突出する突起を有する排出部材を前記回路パネル
受容スロットの一端のポケット内に有することを特徴と
する排出装置付き電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/483,193 | 1990-02-21 | ||
US07/483,193 US4990097A (en) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | Electrical connector with module extraction apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07288153A true JPH07288153A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=23919055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3047316A Pending JPH07288153A (ja) | 1990-02-21 | 1991-02-21 | 排出装置付き電気コネクタ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4990097A (ja) |
EP (1) | EP0443493B1 (ja) |
JP (1) | JPH07288153A (ja) |
KR (1) | KR0125447B1 (ja) |
CN (1) | CN1030633C (ja) |
DE (1) | DE69121738T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6176723B1 (en) | 1996-10-08 | 2001-01-23 | Hirose Electric Co., Ltd. | Electrical connector |
US6503093B1 (en) | 1996-07-31 | 2003-01-07 | Hirose Electric Co., Ltd. | Circuit board electrical connector |
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US5302133A (en) * | 1993-05-11 | 1994-04-12 | Robinson Nugent, Inc. | Electrical connector socket with daughtercard ejector |
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JP2595705Y2 (ja) * | 1993-12-16 | 1999-06-02 | ヒロセ電機株式会社 | 回路基板挿着用電気コネクタ |
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CN2842535Y (zh) * | 2005-08-12 | 2006-11-29 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 板卡固定装置 |
US20090077293A1 (en) * | 2007-09-07 | 2009-03-19 | International Business Machines Corporation | Dimm Ejection Mechanism |
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JP5742800B2 (ja) * | 2012-08-10 | 2015-07-01 | トヨタ自動車株式会社 | 仕切り板および蓄電素子の拘束方法 |
CN106410452B (zh) * | 2016-11-17 | 2019-06-14 | Oppo广东移动通信有限公司 | 电路板组件及终端 |
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---|---|---|---|---|
NL279566A (ja) * | 1961-06-12 | |||
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JPH0541509Y2 (ja) * | 1988-03-03 | 1993-10-20 |
-
1990
- 1990-02-21 US US07/483,193 patent/US4990097A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-02-18 EP EP91102278A patent/EP0443493B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-18 DE DE69121738T patent/DE69121738T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-20 KR KR1019910002697A patent/KR0125447B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-02-20 CN CN91101105.6A patent/CN1030633C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-21 JP JP3047316A patent/JPH07288153A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6503093B1 (en) | 1996-07-31 | 2003-01-07 | Hirose Electric Co., Ltd. | Circuit board electrical connector |
US6176723B1 (en) | 1996-10-08 | 2001-01-23 | Hirose Electric Co., Ltd. | Electrical connector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0443493B1 (en) | 1996-09-04 |
CN1054336A (zh) | 1991-09-04 |
DE69121738T2 (de) | 1997-01-02 |
CN1030633C (zh) | 1996-01-03 |
EP0443493A3 (en) | 1992-01-22 |
DE69121738D1 (de) | 1996-10-10 |
US4990097A (en) | 1991-02-05 |
KR0125447B1 (ko) | 1997-12-22 |
EP0443493A2 (en) | 1991-08-28 |
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