JPH0728782B2 - カウンタの製造方法 - Google Patents
カウンタの製造方法Info
- Publication number
- JPH0728782B2 JPH0728782B2 JP61040968A JP4096886A JPH0728782B2 JP H0728782 B2 JPH0728782 B2 JP H0728782B2 JP 61040968 A JP61040968 A JP 61040968A JP 4096886 A JP4096886 A JP 4096886A JP H0728782 B2 JPH0728782 B2 JP H0728782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- artificial stone
- counter
- particles
- granular material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、キッチンカウンタ、洗面所、下駄箱天板な
どに使用されるカウンタの製造方法に関するものであ
る。
どに使用されるカウンタの製造方法に関するものであ
る。
キッチンカウンタ、洗面化粧台、下駄箱天板などのカウ
ンタには、軽量で長尺化が可能であるために、人造大理
石などの人造石板が多く使用されている。この人造大理
石などの人造石板には、天然大理石に近い自然感を付与
するために、合成樹脂内に粒状物を充填し、表面を研磨
したものが使用される。すなわち、天然大理石等は多数
の粒子が集合したものであるから、粒状物を充填するこ
とにより、自然感が付与されるのである。
ンタには、軽量で長尺化が可能であるために、人造大理
石などの人造石板が多く使用されている。この人造大理
石などの人造石板には、天然大理石に近い自然感を付与
するために、合成樹脂内に粒状物を充填し、表面を研磨
したものが使用される。すなわち、天然大理石等は多数
の粒子が集合したものであるから、粒状物を充填するこ
とにより、自然感が付与されるのである。
しかしながら、第3図に示すように、合成樹脂2内に粒
状物3を充填して、板状に成形した人造石板1の表面を
研磨する際、人造石板1の表面の粒状物3が抜けて穴
8′ができ、その穴8′に汚れが溜まるという問題があ
った。
状物3を充填して、板状に成形した人造石板1の表面を
研磨する際、人造石板1の表面の粒状物3が抜けて穴
8′ができ、その穴8′に汚れが溜まるという問題があ
った。
この発明の目的は、汚れが付きにくく、また汚れが付い
ても簡単にふきとることができ、かつ自然感や豪華さに
富んだカウンタの製造方法を提供することである。
ても簡単にふきとることができ、かつ自然感や豪華さに
富んだカウンタの製造方法を提供することである。
この発明のカウンタの製造方法は、透明または半透明の
合成樹脂にみかげ石または大理石の粉砕粒を含む粒状物
を充填してなる人造石板の表面を研磨し、この人造石板
の表面に合成樹脂コーティング層を被覆してなるもので
ある。
合成樹脂にみかげ石または大理石の粉砕粒を含む粒状物
を充填してなる人造石板の表面を研磨し、この人造石板
の表面に合成樹脂コーティング層を被覆してなるもので
ある。
この発明によれば、人造石板の表面に合成樹脂コーティ
ング層を有しているので表面が平坦になり、それゆえ汚
れが付きにくく、汚れが付いても簡単にふきとることが
できる。また、人造石板は、透明または半透明の合成樹
脂にみかげ石または大理石の粉砕粒を含む粒状物を充填
してなるものであり、自然感の豪華さに富む。
ング層を有しているので表面が平坦になり、それゆえ汚
れが付きにくく、汚れが付いても簡単にふきとることが
できる。また、人造石板は、透明または半透明の合成樹
脂にみかげ石または大理石の粉砕粒を含む粒状物を充填
してなるものであり、自然感の豪華さに富む。
実施例 この発明の一実施例を第1図および第2図に基づいて説
明する。
明する。
第1図に示すように、この実施例のカウンタの製造方法
は、透明または半透明の合成樹脂2にみかげ石または大
理石の粉砕粒を含む粒状物3を充填してなる人造石板1
の表面を研磨し、この人造石板1の表面に合成樹脂コー
ティング層4を被覆してなるものである。
は、透明または半透明の合成樹脂2にみかげ石または大
理石の粉砕粒を含む粒状物3を充填してなる人造石板1
の表面を研磨し、この人造石板1の表面に合成樹脂コー
ティング層4を被覆してなるものである。
前記合成樹脂2としては、耐熱性および成形性にすぐれ
た透明ないし半透明のポリエステル樹脂、アクリル樹脂
などが好適に使用可能である。
た透明ないし半透明のポリエステル樹脂、アクリル樹脂
などが好適に使用可能である。
前記粒状物3は、合成樹脂に水酸化アルミニウム、ガラ
ス繊維などを充填した成形物を粉砕した粉砕粒が好適に
使用可能である。また、これらの粉砕粒に代え、または
これらの粉砕粒とともにみかげ石または代理石などの粉
砕粒を粒状物として使用してもよい。このような天然石
の粉砕粒を使用することにより、人造石板の自然感がよ
り一層向上する。これらの粒状物は粒径が5mm以下であ
るのが適当である。
ス繊維などを充填した成形物を粉砕した粉砕粒が好適に
使用可能である。また、これらの粉砕粒に代え、または
これらの粉砕粒とともにみかげ石または代理石などの粉
砕粒を粒状物として使用してもよい。このような天然石
の粉砕粒を使用することにより、人造石板の自然感がよ
り一層向上する。これらの粒状物は粒径が5mm以下であ
るのが適当である。
その他の添加物としては、ガラス繊維や水酸化アルミニ
ウムなどが使用できる。
ウムなどが使用できる。
これらの組成物は所定の割合で充分に混合したのち、プ
レス成形、注入成形などにより任意のカウンタ形状に成
形する。
レス成形、注入成形などにより任意のカウンタ形状に成
形する。
ついで、このようにして成形された人造石板1の表面を
荒研磨する。このとき、表面の粒状物3が抜けて、表面
に穴8があいてしまうので、この穴8を塞ぐために、人
造石板1の表面に、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂な
どの合成樹脂をバーコータなどで塗布して合成樹脂コー
ティング層4を形成するのである。ついで、#800、#6
00などのサンダを使用して、コーティング層4の表面の
仕上研磨を行なう。なお、コーティング層4の厚みは2m
m程度が適当である。
荒研磨する。このとき、表面の粒状物3が抜けて、表面
に穴8があいてしまうので、この穴8を塞ぐために、人
造石板1の表面に、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂な
どの合成樹脂をバーコータなどで塗布して合成樹脂コー
ティング層4を形成するのである。ついで、#800、#6
00などのサンダを使用して、コーティング層4の表面の
仕上研磨を行なう。なお、コーティング層4の厚みは2m
m程度が適当である。
第2図は、このようにして製造したシステム用キッキン
カウンタを示しており、カウンタ5、バックガード6お
よび前縁部7で構成されている。なお、カウンタ5の厚
みは20〜50mm程度である。
カウンタを示しており、カウンタ5、バックガード6お
よび前縁部7で構成されている。なお、カウンタ5の厚
みは20〜50mm程度である。
以上のようにして形成されたカウンタは、表面が平坦で
あるために、汚れが付きにくく、また汚れが付いても簡
単にふきとることができる。
あるために、汚れが付きにくく、また汚れが付いても簡
単にふきとることができる。
この発明のカウンタの製造方法は、粒状物を充填した人
造石板の表面を合成樹脂コーティング層で被覆したの
で、人造石板の荒研磨によって発生した穴が合成樹脂コ
ーティング層で塞がれるため、表面が平坦になり、汚れ
が付きにくく、また汚れのふきとりも楽にできる。ま
た、人造石板は、透明または半透明の合成樹脂にみかげ
石または大理石の粉砕粒を含む粒状物を充填してなるも
のであり、自然感や豪華さに富むという効果がある。
造石板の表面を合成樹脂コーティング層で被覆したの
で、人造石板の荒研磨によって発生した穴が合成樹脂コ
ーティング層で塞がれるため、表面が平坦になり、汚れ
が付きにくく、また汚れのふきとりも楽にできる。ま
た、人造石板は、透明または半透明の合成樹脂にみかげ
石または大理石の粉砕粒を含む粒状物を充填してなるも
のであり、自然感や豪華さに富むという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図はこの発
明のカウンタの使用状態を示す斜視図、第3図は従来の
人造石板を示す断面図である。 1…人造石板、2…合成樹脂、3…粒状物、4…合成樹
脂コーティング層、8,8′…穴
明のカウンタの使用状態を示す斜視図、第3図は従来の
人造石板を示す断面図である。 1…人造石板、2…合成樹脂、3…粒状物、4…合成樹
脂コーティング層、8,8′…穴
Claims (1)
- 【請求項1】透明または半透明の合成樹脂にみかげ石ま
たは大理石の粉砕粒を含む粒状物を充填してなる人造石
板の表面を研磨し、この人造石板の表面に合成樹脂コー
ティング層を被覆してなるカウンタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61040968A JPH0728782B2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | カウンタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61040968A JPH0728782B2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | カウンタの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62197007A JPS62197007A (ja) | 1987-08-31 |
JPH0728782B2 true JPH0728782B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=12595264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61040968A Expired - Lifetime JPH0728782B2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 | カウンタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728782B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH088884B2 (ja) * | 1989-02-08 | 1996-01-31 | コクヨ株式会社 | 複合ボード |
JPH03141144A (ja) * | 1989-10-25 | 1991-06-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 人造大理石の成形方法 |
JPH03141143A (ja) * | 1989-10-25 | 1991-06-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 人造大理石 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682212A (en) * | 1979-07-10 | 1981-07-04 | P & G Products Inc | Scagliola or onyx stone product and its manufacture |
JPS59131588A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-28 | 株式会社 中野産業機械 | ブロツクの製造法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60154035U (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-14 | 株式会社ライム | 流し台の化粧天板 |
-
1986
- 1986-02-25 JP JP61040968A patent/JPH0728782B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682212A (en) * | 1979-07-10 | 1981-07-04 | P & G Products Inc | Scagliola or onyx stone product and its manufacture |
JPS59131588A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-28 | 株式会社 中野産業機械 | ブロツクの製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62197007A (ja) | 1987-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5280052A (en) | Plastic molded pieces having the appearance of a solid metallic piece | |
US6517915B1 (en) | Composite stone surfacing with improved optical and wear resistance properties | |
US4952462A (en) | Decorative panels and methods of making the same | |
US3062604A (en) | Ornamental table top | |
US4657791A (en) | Product manufactured of a rock material and a method for its manufacturing | |
JP2740229B2 (ja) | 人造石及びその製造方法 | |
US3649423A (en) | Decorative food and beverage serving means | |
JPH0728782B2 (ja) | カウンタの製造方法 | |
JP2692927B2 (ja) | 人造石の製造方法 | |
CA2391718C (en) | Scouring fleece | |
US5213854A (en) | Articles with stone-like surfaces, and method of manufacture therefor | |
US1379837A (en) | Celluloid-coated cement body | |
CA2117436C (en) | Built-in sink unit | |
JPS6337245Y2 (ja) | ||
KR200338751Y1 (ko) | 합성수지제 손톱손질구 | |
TW388749B (en) | An artificial stone and a method of manufacturing therefore | |
WO1990006858A1 (en) | Polyester pieces having a metallic hand and appearance | |
JP3007653U (ja) | 装飾用成形板 | |
US20030070670A1 (en) | Method of forming stone inlays in wood and article of manufacture | |
JPH036641Y2 (ja) | ||
BR112012006660B1 (pt) | método para fabricar artigos feitos de material de pedra conglomerado, e, artigo de pedra conglomerado | |
JPS641936Y2 (ja) | ||
KR200237892Y1 (ko) | 자연 친화형 장식 판재 | |
JPS6143869Y2 (ja) | ||
JPH0339556Y2 (ja) |