JPH07287032A - 電力量計用の無停電取替バイパス工具 - Google Patents

電力量計用の無停電取替バイパス工具

Info

Publication number
JPH07287032A
JPH07287032A JP6291571A JP29157194A JPH07287032A JP H07287032 A JPH07287032 A JP H07287032A JP 6291571 A JP6291571 A JP 6291571A JP 29157194 A JP29157194 A JP 29157194A JP H07287032 A JPH07287032 A JP H07287032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
electric
parts
tool body
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6291571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2648906B2 (ja
Inventor
Kenji Maki
賢治 牧
Toshiyuki Sei
俊幸 清
Harunobu Kodama
春信 児玉
Fumio Ando
富美雄 安藤
Koji Azuma
浩二 東
Motohiro Okochi
基弘 大河内
Takeshi Hashimoto
橋本  猛
Shigeki Miyata
重基 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NICHIDOU DENKO KK
TOKYO KIKI SEISAKU KK
Kyushu Electric Power Co Inc
Original Assignee
NICHIDOU DENKO KK
TOKYO KIKI SEISAKU KK
Kyushu Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NICHIDOU DENKO KK, TOKYO KIKI SEISAKU KK, Kyushu Electric Power Co Inc filed Critical NICHIDOU DENKO KK
Priority to JP29157194A priority Critical patent/JP2648906B2/ja
Publication of JPH07287032A publication Critical patent/JPH07287032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2648906B2 publication Critical patent/JP2648906B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 無停電での電力量計の取替え作業を、手数少
なく非常に容易にかつ効率的に、しかも誤接続や短絡な
どを招かず、確実安全に行なうことができるようにす
る。 【構成】 電線係合部7a〜7c、8a〜8cの開口部
側には、各係合部7a〜7c、8a〜8cの両側壁部に
形成された孔10に沿ってのスライドにより各係合部の
開口部を開閉し、かつ、その閉鎖姿勢で各電線3a〜3
c、4a〜4cを抜け止め保持する電線抜止め部材9が
設けられているとともに、螺進に伴いその先端刃部で各
係合部7a〜7c、8a〜8cに差込み係合された電線
3a〜3c、4a〜4cの被覆を破って電気的に接続さ
れる導電性の締付けねじ部材13a〜13c、14a〜
14cと、電源側および負荷側で対応する複数組のねじ
部材同志を互いに電気的に導通させる複数の導体15A
〜15Cとを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば住宅などの電力
需要先単位に設置されて消費電力を計測する電力量計を
検定有効期間毎や電力の増力のために交換したり、ある
いは、電力量計の故障に応じて修理したり、点検するた
めに一時的に交換するような場合に需要先への電力供給
を停止することなく、電力量計の交換などの所定の作業
を無停電で行なえるようになされている電力量計用の無
停電取替バイパス工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力量計の取替工事を停電状態で行なう
場合は、需要先に対して多大な迷惑をかけることにな
る。そこで、従来からも、無停電で電力量計の取替え作
業を行なうバイパス式の無停電取替工法が考えられてい
る。その無停電取替工法は、電力量計の内部回路に電気
的に接続される電源側の複数の電線および負荷側の複数
の電線に対して各別に装着可能な2つの通電ブロックを
設け、これら通電ブロックそれぞれに複数個づつ設けた
接続端子に、複数本のバイパス用リード線の両端部を各
々接続して、電源側および負荷側で対応する複数組の電
線同志をリード線を介して互いに導通させる方法であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
なバイパス式の無停電取替工法による場合は、電力量計
周りに複数の接続端子が輻湊しているだけでなく、空間
的に制約された非常に狭いスペース内での接続作業が強
いられることから、作業性が非常に悪いばかりでなく、
短絡なども招きやすい。しかも、バイパス用リード線と
電源側および負荷側の各電線との接続に誤ちを発生しや
すい。また、接続端子の締付け力が不安定であり、バイ
パス接続状態での電力量計の取替え作業時に振動や衝撃
が加わった場合、接続不良や接続解離などのトラブルを
生じる可能性がある。
【0004】また、実開昭63−187065号公報に
開示されているように、上記したようなバイパス式の無
停電取替工法による作業性の悪さを改善するとともに、
接続不良などのトラブルの発生をなくするように工夫さ
れた電力計用の無停電取替工具が提案されている。同公
報に示されている無停電取替工具は、電源側および負荷
側それぞれの複数の被覆電線を収納可能な複数の溝を有
する押さえ台と、この押さえ台の各溝の位置に対応して
ねじ穴が設けられた本体とを被覆電線の両側面に当接さ
せて両者をボルトにより締付け固定することで、複数の
被覆電線を挟持させ、この状態で、ねじ穴に挿入された
ねじを締付けてそれぞれの先端の切り刃部で電線被覆部
を破ることによって、各被覆電線の導体電線とねじとね
じ間の接続導体とを電気的に接続させるように構成され
たものである。
【0005】しかしながら、上記のような無停電取替工
具においては、被覆電線の一側面に押さえ台を当接させ
る際、該押さえ台側の溝が電線の一本一本に対応するよ
うに位置合わせして各溝に各電線を揃えながら収納さ
せ、その収納した電線が溝から抜け出さないように本体
を被覆電線の他側面に当接させ、さらに、押さえ台と本
体とをボルトにより締付け固定するといったように、面
倒で手数のかかる作業が強いられる。特に、空間的に制
約された非常に狭いスペース内での接続作業であるか
ら、作業に熟練を要し、未だ作業性の面で十分といえる
ものでなかった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、無停電での電力量計の取替え作業を、非常に手数少
なく迅速かつ容易に、しかも誤接続や短絡などを招くこ
となく、確実安全に行なうことができる電力量計用の無
停電取替バイパス工具を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による電力量計用の無停電取替バイパス工具
は、電気絶縁性材料からなる工具本体の一側辺部に、電
力量計の内部回路に電気的に接続される電源側および負
荷側それぞれの複数の電線に対して側方から一括的に差
込み係合可能な複数の電線係合部を形成し、これら電線
係合部の開口部側には、各係合部の両側壁部に形成され
た孔に沿ってのスライドにより各係合部の開口部を開閉
し、かつ、その閉鎖姿勢において各係合部に差込み係合
された電線を抜け止め保持する電線抜止め部材がスライ
ド開閉自在に設けられているとともに、上記工具本体の
各電線係合部に対応する部分に形成した雌ねじ孔には、
螺進にともないその先端刃部で上記各係合部に差込み係
合された電線の被覆を破って各電線に電気的に接続され
る導電性の締付けねじ部材が螺合され、かつ、これら締
付けねじ部材のうち電源側および負荷側で対応する複数
組のねじ部材同志を互いに電気的に導通させる複数の導
体を相互に電気絶縁状態で上記工具本体内に埋設したも
のである。
【0008】特に、上記構成の電力量計用の無停電取替
バイパス工具において、請求項2のように、上記電線抜
止め部材を、それのスライド方向で二分割し、それら一
対の抜止め片を工具本体の両側からそれぞれスライド開
閉自在に構成することが望ましい。
【0009】
【作用】上記構成の本発明の電力量計用の無停電取替バ
イパス工具によれば、電力量計の取替えに際して、ま
ず、抜止め部材をスライドさせて各電線係合部を開放さ
せた状態で、工具本体を持って上記各電線係合部を、電
力量計の電源側および負荷側の電線に側方から一括的に
差込み係合させた上で、上記抜止め部材をスライドさせ
て各電線係合部の開口部を閉鎖することにより、バイパ
ス工具全体を各電線に対して容易にセットすることが可
能である。このようなセット状態で、例えば電動トルク
ドライバーなどを使用して、締付けねじ部材を順次締付
けることで、抜止め部材により各係合部から抜け止め保
持された各電線の被覆部に締付けねじ部材の先端刃部が
食い込んで各電線の被覆が破られて、締付けねじ部材と
電線とが電気的に接続される。これによって、電源側の
電線とこれに対応する負荷側の電線とが工具本体内に埋
設されている導体および締付けねじ部材を通して電気的
に導通されて、誤接続のないバイパス接続状態が得ら
れ、電力量計の取替え作業を無停電にて、安全確実に、
かつ効率的に行なえる。
【0010】特に、上記電線抜止め部材が、それのスラ
イド方向で二分割されたものからなり、それら一対の抜
止め片を工具本体の両側からそれぞれスライド開閉自在
に構成しておけば、電線抜止め部材のスライド開閉作業
に要する横方向の所要スペースが少なくてよいために、
電力計の両側における余裕スペースが狭い場所での作業
も容易に行なうことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の電力量計用の無停電取替バイパ
ス工具を使用して行なわれる無停電取替工事の概要を示
す正面図、図2は図1の側面図である。図1および図2
において、1は単3式の電力量計であって、壁面Wなど
に固定した計器取付板2の表面に取付けられており、そ
の内部回路に電気的に接続された電源側の3本の電線3
a,3b,3cおよび負荷側の3本の電線4a,4b,
4cはそれぞれ、電源側と負荷側とで互いに異なる隣接
間隔L1,L2に設定されて露出・配設されている。な
お、上記電源側の3本の電線3a,3b,3cおよび負
荷側の3本の電線4a,4b,4cはそれぞれ太い1本
のコンジットチューブ3A,4Aに集束されて電源およ
び負荷に導設されている。また、各電線3a〜3c、4
a〜4cの電力量計1との接続部付近は、接続余裕をも
たせるために、図2に示すように、側面視でほぼつの字
状に屈曲されている。
【0012】5は上記の電力量計1を交換するなど取替
える際に、上記電源側の3本の電線3a,3b,3cと
負荷側の3本の電線4a,4b,4cとをバイパス状に
接続するための無停電取替用バイパス工具であって、こ
の無停電取替用バイパス工具5は次のように構成されて
いる。
【0013】図3〜図6は無停電取替用バイパス工具5
の具体的な構成を示す図であり、同図において、6は例
えば硬質塩化ビニールなどの電気絶縁性樹脂材料から成
形された工具本体で、その一側辺部には、上記電源側の
3本の電線3a,3b,3cおよび負荷側の3本の電線
4a,4b,4cに対して前側方から一括的に差込み係
合可能な計6個の電線係合部7a,7b,7c、8a,
8b,8cが形成されている。これらのうち、3個の電
線係合部7a〜7cの隣接間隔は、上記電源側の3本の
電線3a〜3cの隣接間隔L1と等しく、また、残り3
個の電線係合部8a〜8cの隣接間隔は、上記負荷側の
電線4a〜4cの隣接間隔L2と等しく設定されてい
る。
【0014】9は上記6個の電線係合部7a〜7c、8
a〜8cの開口部側に設けられた電線抜止め部材であっ
て、二分割された左右一対の抜止め片9A,9Bからな
り、工具本体6における各電線係合部7a〜7c、8a
〜8cの両側壁部に形成された孔10に沿ってそれぞれ
左右横方向にスライド開閉自在に構成されており、閉鎖
姿勢において上記各電線係合部7a〜7c、8a〜8c
に差込み係合された電線3a〜3c、4a〜4cを抜け
止め保持する。11a,11b,11cおよび12a,
12b,12cは上記各電線係合部7a〜7c、8a〜
8cに対応する工具本体6部分にそれぞれ形成された雌
ねじ孔で、これら雌ねじ孔11a〜11cおよび12a
〜12cには、それぞれ導電性の締付けねじ部材13
a,13b,13cおよび14a,14b,14cが進
退自在に螺合されている。
【0015】上記各締付けねじ部材13a〜13cおよ
び14a〜14cの先端部には、これら締付けねじ部材
13a〜13cおよび14a〜14cの螺進にともなっ
て、上記各電線係合部7a〜7c、8a〜8cに係合さ
れ、かつ抜止め部材9により抜け止め保持された電線3
a〜3c、4a〜4cの被覆を破って各ねじ部材13a
〜13c、14a〜14cと各電線3a〜3c、4a〜
4cとを電気的に接続させるほぼV字型の刃部13a1
〜13c1、14a1〜14c1が形成されている。1
5A,15B,15Cは上記工具本体6内に埋設された
銅製の導体であり、これら導体15A〜15Cには電源
側および負荷側でそれぞれ対応する3組の締付けねじ部
材13aと14a、13bと14b、および、13cと
14cとが螺合する各2個づつの雌ねじ孔15a,15
b,15cが形成されており、これにより、電源側およ
び負荷側でそれぞれ対応する3組の締付けねじ部材13
aと14a、13bと14b、および、13cと14c
同志が互いに電気的に接続されている。
【0016】16A,16B,16Cは上記各導体15
A,15B,15Cを相互に電気的に絶縁状態とすると
ともに、外部に対しても電気的に絶縁とするための絶縁
部材であって、これら各絶縁部材16A,16B,16
Cはそれぞれ工具本体6に対して外側のものから順番に
着脱可能に取り付けられている。なお、上記各締付けね
じ部材13a〜13cおよび14a〜14cの頭部13
a2〜13c2および14a2〜14c2には+のドラ
イバー溝が形成されていて、それら+のドライバー溝に
電動トルクドライバーのビットを係合可能としている。
【0017】次に、上記のように構成された無停電取替
工具を使用して、電力量計1を無停電で取替える工事に
ついて説明する。まず、工具本体6における抜止め部材
9の左右一対の抜止め片9A,9Bをそれぞれ左右両側
にスライド退避させて各電線係合部7a〜7c、8a〜
8cの開口部を開放させるとともに、各締付けねじ部材
13a〜13c、14a〜14cをそれらの先端刃部1
3a1〜13c1、14a1〜14c1が上記各電線係
合部7a〜7c、8a〜8cよりも引退する状態に移動
させておく。この状態で、工具本体6を持って上記各電
線係合部7a〜7c、8a〜8cを、電力量計1の電源
側および負荷側の電線3a〜3c、4a〜4cに前側方
から一括的に差込み係合させた上で、上記抜止め部材9
の一対の抜止め片9A,9Bをスライドさせて各電線係
合部7a〜7c、8a〜8cの開口部を閉鎖することに
より、上記各電線係合部7a〜7c、8a〜8cに差込
み係合された電線3a〜3c、4a〜4cを抜け止め保
持して、バイパス工具全体を各電線3a〜3c、4a〜
4cに対してセットする。
【0018】次に、例えば電動トルクドライバーなどを
使用して、その先端ビットを締付けねじ部材13a〜1
3c、14a〜14cの頭部13a2〜13c2、14
a2〜14c2のドライバー溝に係合させた上、トルク
ドライバーを作動させて、各締付けねじ部材13a〜1
3c、14a〜14cを1本づつ順次トルク管理しなが
ら締付けることにより、各締付けねじ部材13a〜13
c、14a〜14cの先端刃部13a1〜13c1、1
4a1〜14c1にて抜止め部材9により抜け止め保持
されている各電線3a〜3c、4a〜4cの被覆を破っ
て、各締付けねじ部材13a〜13c、14a〜14c
と各電線3a〜3c、4a〜4cとが電気的に確実に接
続される。これによって、電源側の電線3a〜3cとこ
れに対応する負荷側の電線4a〜4cとが工具本体6内
に埋設されている導体15A,15B,15Cおよび締
付けねじ部材13a〜13c、14a〜14cを通して
電気的にバイパス導通されることになる。
【0019】このようなバイパス状態で、上記電力量計
1を取外し、かつ新たな電力量計1を取付けることによ
って、負荷側への電力供給を停止することなく、無停電
にて電力量計1の取替え工事を行なうことができる。
【0020】ところで、上記のようなバイパス式の無停
電取替工事において、工具本体6を持って各電線係合部
7a〜7c、8a〜8cを、電力量計1の電源側および
負荷側の電線3a〜3c、4a〜4cに前側方から一括
的に差込み係合させることが可能であるとともに、抜止
め部材9も横方向から単にスライドさせるだけで各電線
係合部7a〜7c、8a〜8cに差込み係合された電線
3a〜3c、4a〜4cを抜け止め保持させることがで
きるから、誤接続の発生を回避することができるばかり
でなく、作業手数も少なくてすみ、空間的に制約された
狭いスペース下においても、所定の接続作業を非常に迅
速かつ容易に行なうことができる。また、電動トルクド
ライバーの使用によって、作業量の低減を図れるととも
に、各締付けねじ部材13a〜13c、14a〜14c
に対する締め付けトルクを適切な値に管理しながら、工
事品質の向上を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように<本発明によれば、工具本
体側の各電線係合部を、電力量計の電源側および負荷側
の電線に対して前側方から一括的に差込み係合させるこ
とが可能であるとともに、それら係合部に差込み係合さ
れた各電線の抜け止めのための作業も抜止め部材を工具
本体に対して横方向からスライドさせるだけの単純な作
業でよいから、作業手数が非常に少ないことと、複数の
接続端子が狭い空間内に輻湊していることに原因する作
業性の悪化をなくすることとによって、狭いスペース下
においても、非常に容易かつ効率的に作業することがで
きる。しかも、各電線を一括的に係合させた上での締付
けねじ部材の締付けにより電力量計の電源側の電線と負
荷側の電線とを確実に接続させることができるので、誤
接続や短絡などの発生の心配が全くなく、所定の電力量
計の取替え作業を無停電にて、安全かつ確実に行なうこ
とができるという効果を奏する。
【0022】特に、請求項2のように、電線抜止め部材
をそれのスライド方向で二分割し、それら一対の抜止め
片を工具本体の両側からそれぞれスライド開閉自在に構
成する場合は、電線抜止め部材のスライド開閉作業に要
する横方向の所要スペースが少なくてよいために、電力
計の両側における余裕スペースが狭い場所での作業も容
易に行なうことができ、無停電での電力量計の取替え作
業の作業性の向上を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力量計用の無停電取替バイパス工具
を使用して行なわれる無停電取替工事の概要を示す正面
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】電力量計用の無停電取替バイパス工具の具体的
な構成を示す正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3のV−V線に沿った断面図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿った断面図である。
【符号の説明】 1 電力量計 3a〜3c 電源側の電線 4a〜4c 負荷側の電線 5 無停電取替用バイパス工具 6 工具本体 7a〜7c、8a〜8c 電線係合部 9 電線抜止め部材 9A,9B 分割抜止め片 10 孔 11a〜11c、12a〜12c 雌ねじ孔 13a〜13c、14a〜14c 締付けねじ部材 15A〜15C 導体 16A〜16C 絶縁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清 俊幸 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号 九州電力株式会社内 (72)発明者 児玉 春信 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号 九州電力株式会社内 (72)発明者 安藤 富美雄 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号 九州電力株式会社内 (72)発明者 東 浩二 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号 九州電力株式会社内 (72)発明者 大河内 基弘 福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号 九州電力株式会社内 (72)発明者 橋本 猛 福岡県宗像郡福間町4445番地の1 東京機 器製作株式会社内 (72)発明者 宮田 重基 大阪府大阪市北区東天満二丁目3番21号 日動電工株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁性材料からなる工具本体の一側
    辺部に、電力量計の内部回路に電気的に接続される電源
    側および負荷側それぞれの複数の電線に対して側方から
    一括的に差込み係合可能な複数の電線係合部を形成し、
    これら電線係合部の開口部側には、各係合部の両側壁部
    に形成された孔に沿ってのスライドにより各係合部の開
    口部を開閉し、かつ、その閉鎖姿勢において各係合部に
    差込み係合された電線を抜け止め保持する電線抜止め部
    材がスライド開閉自在に設けられているとともに、上記
    工具本体の各電線係合部に対応する部分に形成した雌ね
    じ孔には、螺進にともないその先端刃部で上記各係合部
    に差込み係合され、上記抜止め部材で抜け止め保持され
    た電線の被覆を破って各電線に電気的に接続される導電
    性の締付けねじ部材が螺合され、かつ、これら締付けね
    じ部材のうち電源側および負荷側で対応する複数組のね
    じ部材同志を互いに電気的に導通させる複数の導体を相
    互に電気絶縁状態で上記工具本体内に埋設したことを特
    徴とする電力量計用の無停電取替バイパス工具。
  2. 【請求項2】 上記電線抜止め部材は、それのスライド
    方向で二分割されており、それら一対の抜止め片が工具
    本体の両側からそれぞれスライド開閉自在に構成されて
    いる請求項1の電力量計用の無停電取替バイパス工具。
JP29157194A 1994-11-25 1994-11-25 電力量計用の無停電取替バイパス工具 Expired - Lifetime JP2648906B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29157194A JP2648906B2 (ja) 1994-11-25 1994-11-25 電力量計用の無停電取替バイパス工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29157194A JP2648906B2 (ja) 1994-11-25 1994-11-25 電力量計用の無停電取替バイパス工具

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28589792A Division JP2562772B2 (ja) 1992-10-23 1992-10-23 電力量計用の無停電取替バイパス工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07287032A true JPH07287032A (ja) 1995-10-31
JP2648906B2 JP2648906B2 (ja) 1997-09-03

Family

ID=17770652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29157194A Expired - Lifetime JP2648906B2 (ja) 1994-11-25 1994-11-25 電力量計用の無停電取替バイパス工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2648906B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100704489B1 (ko) * 2005-09-09 2007-04-09 김동수 전력량 계측 시스템 및 그 계측 방법
KR100863593B1 (ko) * 2007-03-09 2008-10-15 이종국 무정전 시공이 가능한 단자대

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06141426A (ja) * 1992-10-23 1994-05-20 Kyushu Electric Power Co Inc 電力量計用の無停電取替バイパス工具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06141426A (ja) * 1992-10-23 1994-05-20 Kyushu Electric Power Co Inc 電力量計用の無停電取替バイパス工具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100704489B1 (ko) * 2005-09-09 2007-04-09 김동수 전력량 계측 시스템 및 그 계측 방법
KR100863593B1 (ko) * 2007-03-09 2008-10-15 이종국 무정전 시공이 가능한 단자대

Also Published As

Publication number Publication date
JP2648906B2 (ja) 1997-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101030727B1 (ko) 전기계량기 교체용 무정전 단자대
JP2008509524A (ja) モジュール式電気コネクタおよびその使用方法
JP4766884B2 (ja) 電力量計アダプタ装置
US20030161092A1 (en) Distribution board with uninterruptible socket terminal block
JPH06141426A (ja) 電力量計用の無停電取替バイパス工具
US6565394B2 (en) Clamping mechanism for a jumper cable assembly for use with a horn bypass within an electrical meter center
JPH07287032A (ja) 電力量計用の無停電取替バイパス工具
KR200378510Y1 (ko) 전력량계의 단자블록
KR20060009501A (ko) 무정전작업이 가능한 저압선로 분기함
KR200273225Y1 (ko) 전류단자를 용이하게 단락할 수 있는 전력량계용시험단자대
JP2645806B2 (ja) 電力量計用の無停電取替工具
JPH09103009A (ja) 無停電バイパス接続装置
KR200322467Y1 (ko) 계기용 변성기의 2차 단자대
KR100626119B1 (ko) 저압선로 분기함
KR200445303Y1 (ko) 멀티형 분기 슬리브
GB2455810A (en) Electrical contacts and a mounting sleeve
JPH08240612A (ja) 差込式試験端子用プラグ
RO113686B1 (ro) Metoda si dispozitiv de montare si conectare a contoarelor pentru energie electrica
JPH0875790A (ja) 電力量計用の無停電取替方法
JP2002042918A (ja) 一次送り用端子台の端子カバー
KR100675564B1 (ko) 저압선로 분기함
JP3243349B2 (ja) 配線器具
JP2007282346A (ja) バスダクト接続部の施工方法
EP4136723A2 (en) Field assembled modular electrical distribution device
JP2605224B2 (ja) 電力量計用の無停電取替工具