JPH072852U - 給湯器 - Google Patents

給湯器

Info

Publication number
JPH072852U
JPH072852U JP3384793U JP3384793U JPH072852U JP H072852 U JPH072852 U JP H072852U JP 3384793 U JP3384793 U JP 3384793U JP 3384793 U JP3384793 U JP 3384793U JP H072852 U JPH072852 U JP H072852U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing plate
exhaust
engaging portion
outer case
water heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3384793U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2575193Y2 (ja
Inventor
洋尚 今井田
宗久 澤田
Original Assignee
株式会社ハーマン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ハーマン filed Critical 株式会社ハーマン
Priority to JP1993033847U priority Critical patent/JP2575193Y2/ja
Publication of JPH072852U publication Critical patent/JPH072852U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2575193Y2 publication Critical patent/JP2575193Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 据付やメンテナンスの際の組立時の作業性に
優れ、かつ、ほこりの侵入を防止することが可能な給湯
器を提供する。 【構成】 外装ケース4の上面(上面外装板)7に、排
気接続筒6を通過させるための、手前側が開口した切欠
き部8を設け、排気接続筒6を切欠き部8を通過させて
外装ケース4の上面側に突出させるとともに、切欠き部
8に排気接続筒6を通過させた後に形成される隙間(開
口)9を、排気接続筒6の一部と嵌合する、奥側が開口
した切欠き部11を有する封止板10により封止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、給湯器に関し、詳しくは、燃焼ガスを排気するための排気筒に接 続される排気接続筒を備えた屋内設置型の給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】
屋内設置型の給湯器(FE式給湯器)においては、燃焼ガスを屋外に排気する 必要があるため、給湯器の排気部と燃焼ガスを屋外に排気するための排気筒を接 続して排気を行うように構成されている。そのため、このような給湯器には、排 気部を排気筒に接続するための接合部(接合機構)が必要になる。
【0003】 そこで、従来は、給湯器の上部に、外装ケースの上面(上面部)を通過して、 給湯器の排気部と接続する排気接続筒を配設することにより、給湯器の排気部と 排気筒を接続するようにしている。
【0004】 したがって、給湯器の排気部と接続される排気接続筒を外装ケースの上面側か ら突出させるために、外装ケースの上面に排気接続筒が通過できるだけの開口部 を形成することが必要となる。
【0005】 そのため、従来の給湯器においては、外装ケースの上面に、排気接続筒の直 径よりもいくらか直径の大きい開口部(挿通穴)を形成して、排気接続筒を通過 させるようにしたものや、外装ケースの上面に、排気接続筒を通過させるため の、前面側(給湯器を正面側から見た場合の手前側)が開口したU字状の切欠き 部を設け、このU字状の切欠き部を通過させて排気接続筒を外装ケースの上面側 に突出させるようにしたものなどが用いられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の構造によれば、排気接続筒を通過させた後に開口部(挿通穴 )と排気接続筒との間にほとんど隙間(開口)が形成されず、給湯器の内部への ほこりの侵入を防止することができるが、排気接続筒を開口部(挿通穴)に挿入 しなければならず、メンテナンスの際などの組立時の作業性が低下するという問 題点がある。
【0007】 一方、上記の構造によれば、排気接続筒を手前側からU字状の切欠き部には め込むだけであるため、組立時の作業性には優れているが、U字状の切欠き部に 排気接続筒を通過させた後に隙間(開口)が形成されるため、その隙間からほこ りが侵入して給湯器の寿命を縮めるという問題点がある。
【0008】 この考案は、上記問題点を解決するものであり、メンテナンスの際などの組立 時の作業性に優れ、かつ、ほこりの侵入を防止することが可能な給湯器を提供す ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案の給湯器は、燃料を燃焼させる燃焼部と 、前記燃焼部からの燃焼ガスと熱交換を行うことにより水を加熱する熱交換部と 、前記熱交換部を通過した燃焼ガスを外部に排気する排気部と、これらを収納す る外装ケースと、前記排気部を排気筒に接続する排気接続筒とを具備する給湯器 であって、外装ケースの上面に、前記排気接続筒を通過させるための、手前側が 開口した切欠き部を設け、前記排気接続筒を切欠き部を通過させて外装ケースの 上面側に突出させるとともに、前記切欠き部に排気接続筒を通過させた後に形成 される隙間(開口)を、排気接続筒の一部と嵌合する、奥側が開口した切欠き部 を有する封止板を配設することにより封止したことを特徴とする。
【0010】 また、前記封止板の所定の位置に係合部(封止板側の係合部)を設けるととも に、前記外装ケースの上面の前記封止板の係合部に対向する所定の位置に、前記 封止板の係合部と係合する係合部(外装ケース側の係合部)を設け、前記封止板 を装着する際に、前記封止板側の係合部と前記外装ケース側の係合部を係合させ ることにより封止板を外装ケースの上面に着脱可能に固定するようにしたことを 特徴とする。
【0011】
【作用】
外装ケースの上面に、手前側が開口した切欠き部を設けているので、組立時に は、排気接続筒を手前側から切欠き部にはめ込むだけで、排気接続筒を配設する (すなわち、切欠き部を通過させて外装ケースの上面側に突出させる)ことが可 能になり、組立時の作業性が向上する。そして、排気接続筒の一部と嵌合する、 奥側(排気接続筒と対向する側)が開口した切欠き部を有する封止板を装着する ことにより、前記外装ケースの上面の切欠き部に排気接続筒を通過させた後に形 成される隙間(開口)が確実に封止され、給湯器の内部へのほこりの侵入を防止 することが可能になる。
【0012】 さらに、封止板の所定の位置に係合部を設けるとともに、外装ケースの上面の 所定の位置に係合部を設け、封止板を装着する際に、封止板側の係合部と外装ケ ース側の係合部を互に係合させることにより封止板を外装ケースの上面に、容易 に着脱可能に固定することができるようになる。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の実施例の図に基づいて説明する。図1は、この考案の一実施 例にかかる給湯器を示す側面断面図、図2はその要部を示す分解斜視図、図3は この実施例において用いられている封止板を示す図、図4は封止板の取付け方法 を示す平面図である。
【0014】 この実施例にかかる給湯器は、図1に示すように、燃料を燃焼させる燃焼部1 と、燃焼部1からの燃焼ガスと熱交換を行うことにより水を加熱する熱交換部2 と、熱交換部2を通過した燃焼ガスを外部に排気する排気部3と、これらを収納 する外装ケース4と、排気部3を排気筒5に接続する排気接続筒6とを備えて構 成されている。
【0015】 そして、上記外装ケース4の上面(上面部)を構成する上面外装板7には、図 2に示すように、前面側(給湯器を正面側から見た場合の手前側)が開口したU 字状の切欠き部8が形成されており、この切欠き部8を通過して、排気部3を排 気筒5に接続するための排気接続筒6が外装ケース4の上面外装板7の上面側に 突出している。
【0016】 さらに、上面外装板7には、下記の封止板10の係合部(固定爪)13と係合 して封止板10を着脱可能に外装ケース4に固定するための係合部(この実施例 では長方形の開口部)12が設けられている。
【0017】 また、外装ケース4の上面には、図2に示すように、U字状の切欠き部8に排 気接続筒6を通過させた後に形成される隙間(開口)9を封止するための封止板 10が取り付けられている。そして、この封止板10には、排気接続筒6の一部 (手前側部分)と嵌合する、奥側(排気接続筒6と対向する側)が開口した半円 状の切欠き部11が形成されている。さらに、封止板10には、上記上面外装板 7の係合部12と係合する係合部(固定爪)13が形成されている。この係合部 (封止板側の係合部)13は、図3に示すように、切り起こし加工を施すことに より、爪部13aが封止板10の他の部分より一段低くなるように構成されてお り、爪部13aと封止板10の対向面間に、上面外装板7の係合部12が嵌入す ることにより両者が係脱可能に係合する。なお、爪部13aには、上面外装板7 を確実に保持するための突起13bが形成されている。
【0018】 次に、封止板10を外装ケース4の上面を構成する上面外装板7に係合、固定 する方法について説明する。封止板10を上面外装板7に固定するにあたっては 、まず、図4に示すように、封止板10を、その係合部(固定爪)13が上面外 装板7の係合部(開口部)12にはまり込む位置(図4に示す位置)に配置する 。それから、封止板10を手前側から奥側(すなわち矢印Aの方向)に押し込み 、上面外装板7の係合部(開口部)12と係合部(固定爪)13を係合させるこ とにより、封止板10を上面外装板7に固定する(図5)。
【0019】 この実施例の給湯器においては、外装ケース4の上面を構成する上面外装板7 に、手前側が開口したU字状の切欠き部8を設けているので、組立時には、排気 接続筒6を手前側からU字状の切欠き部8にはめ込むだけで、排気接続筒6を配 設する(すなわち、U字状の切欠き部8を通過させて外装ケース4の上面側に突 出させる)ことが可能になり、組立時の作業性が向上する。そして、排気接続筒 6の一部と嵌合する、排気接続筒6と対向する側(奥側)が開口した半円状の切 欠き部11を有する封止板10を装着することにより、U字状の切欠き部8に排 気接続筒6を通過させた後に形成される隙間(開口)9が確実に封止され、給湯 器の内部へのほこりの侵入を防止することが可能になる。
【0020】 さらに、封止板10の所定の位置に係合部(固定爪)13を設けるとともに、 上面外装板7の所定の位置に係合部(開口部)12を設け、封止板10を装着す る際に、封止板10の係合部(固定爪)13と外装ケース側の係合部(開口部) 12を互に係合させることにより封止板10を上面外装板7に容易かつ確実に着 脱可能に固定することができる。
【0021】 なお、上記実施例では、封止板10の係合部として固定爪13を、外装ケース 4の上面(上面外装板)7の係合部として開口部12を形成した場合について説 明したが、封止板10と外装ケース4の上面に形成される係合部の具体的構造に ついては特に制約はなく、上記実施例とは逆に、封止板10の係合部として開口 を形成し、外装ケース4の上面の係合部として固定爪を形成するように構成する ことも可能であり、さらにその他の構造とすることも可能である。
【0022】 また、前記実施例では、上面外装板7にU字状の切欠き部8を、封止板10に 半円状の切欠き部11をそれぞれ形成した場合について説明したが、この切欠き 部8,11の形状は、排気接続筒の形状や寸法に応じて、切欠き部8に排気接続 筒6を通過させた後に形成される隙間(開口)9が確実に封止されるような種々 の形状に構成することが可能である。
【0023】 この考案は、さらにその他の点においても上記実施例に限定されるものではな く、考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々の応用、変形を加えることが可 能である。
【0024】
【考案の効果】
上述のように、この考案の給湯器は、外装ケースの上面に、排気接続筒を通過 させるための、手前側が開口した切欠き部を設け、排気接続筒を切欠き部を通過 させて外装ケースの上面側に突出させるとともに、切欠き部に排気接続筒を通過 させた後に形成される隙間(開口)を、排気接続筒の一部と嵌合する、奥側(排 気接続筒と対向する側)が開口した切欠き部を有する封止板により封止するよう にしているので、組立時に、排気接続筒を手前側から切欠き部にはめ込むだけで 、排気接続筒を配設する(すなわち、切欠き部を経て外装ケースの上面側に突出 させる)ことが可能になり、組立時の作業性を向上させることができるとともに 、封止板を装着することにより、外装ケースの上面の切欠き部に排気接続筒を通 過させた後に形成される隙間(開口)を確実に封止することが可能になり、ほこ りなどの侵入を防止して、給湯器の寿命を延すことが可能になる。
【0025】 さらに、封止板の所定の位置に係合部を設けるとともに、外装ケースの上面の 所定の位置に係合部を設け、両者を着脱可能に係合させることにより、封止板を 装着する際に、封止板を外装ケースの上面に、容易に固定することができるとと もに、メンテナンスの際などに封止板を容易に着脱することが可能になり、作業 性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる給湯器の構造を示
す側面断面図である。
【図2】この考案の一実施例にかかる給湯器の要部を示
す分解斜視図である。
【図3】この考案の一実施例にかかる給湯器において用
いられている封止板を示す図であり、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図4】この考案の一実施例にかかる給湯器の封止板の
取付け方法を示す平面図である。
【図5】この考案の実施例において、封止板を外装ケー
スの上面に取付けた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 燃焼部 2 熱交換部 3 排気部 4 外装ケース 5 排気筒 6 排気接続筒 7 上面外装板 8 U字状の切欠き部 9 隙間(開口) 10 封止板 11 封止板の切欠き部 12 外装ケースの上面の係合部(開口
部) 13 封止板の係合部(固定爪) 13a 爪部 13b 突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を燃焼させる燃焼部と、前記燃焼部
    からの燃焼ガスと熱交換を行うことにより水を加熱する
    熱交換部と、前記熱交換部を通過した燃焼ガスを外部に
    排気する排気部と、これらを収納する外装ケースと、前
    記排気部を排気筒に接続する排気接続筒とを具備する給
    湯器であって、 外装ケースの上面に、前記排気接続筒を通過させるため
    の、手前側が開口した切欠き部を設け、前記排気接続筒
    を切欠き部を通過させて外装ケースの上面側に突出させ
    るとともに、前記切欠き部に排気接続筒を通過させた後
    に形成される隙間(開口)を、排気接続筒の一部と嵌合
    する、奥側が開口した切欠き部を有する封止板を配設す
    ることにより封止したことを特徴とする給湯器。
  2. 【請求項2】 前記封止板の所定の位置に係合部(封止
    板側の係合部)を設けるとともに、前記外装ケースの上
    面の前記封止板の係合部に対向する所定の位置に、前記
    封止板の係合部と係合する係合部(外装ケース側の係合
    部)を設け、前記封止板を装着する際に、前記封止板側
    の係合部と前記外装ケース側の係合部を係合させること
    により封止板を外装ケースの上面に着脱可能に固定する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の給湯器。
JP1993033847U 1993-05-28 1993-05-28 給湯器 Expired - Fee Related JP2575193Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993033847U JP2575193Y2 (ja) 1993-05-28 1993-05-28 給湯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993033847U JP2575193Y2 (ja) 1993-05-28 1993-05-28 給湯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH072852U true JPH072852U (ja) 1995-01-17
JP2575193Y2 JP2575193Y2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=12397898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993033847U Expired - Fee Related JP2575193Y2 (ja) 1993-05-28 1993-05-28 給湯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2575193Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61142265U (ja) * 1985-02-26 1986-09-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61142265U (ja) * 1985-02-26 1986-09-02

Also Published As

Publication number Publication date
JP2575193Y2 (ja) 1998-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3929498B2 (ja) ケーシングフィルタ
ATE245272T1 (de) Wärmetauscherteil
JPH072852U (ja) 給湯器
CN111795494B (zh) 热源机
GB2291749A (en) Fixing electrical connector in liquid-carrying housing
JP2004271109A (ja) 熱交換器
US8277175B2 (en) Combustion air supply blower with access cover and motor and fan assembly
JP2001173531A (ja) エアクリーナ装置
EP1571325A1 (en) Modular air intake heater
JPH0689913B2 (ja) 熱交換器の保持装置
JP7436027B2 (ja) 給湯装置用の排気アダプタ及び給湯装置
WO2024106351A1 (ja) 排気アダプタ
CN213988728U (zh) 风压开关组件及包括该风压开关组件的壁挂炉
CN212746531U (zh) 一种屋顶排烟装置
JPH0630466U (ja) エアクリーナ
JPH0330765Y2 (ja)
JP3534876B2 (ja) 燃焼装置
JP2560535Y2 (ja) パティキュレートフィルタのシール材冷却構造
JPH07190497A (ja) 燃焼室とその下流側に連設される缶体の結合構造
JPH05223305A (ja) 熱交換装置
JPH08100643A (ja) 触媒の保持構造
JPH09132027A (ja) 空気浄化装置
JP3928448B2 (ja) 燃焼装置及び燃焼装置の製造方法
JPH01310265A (ja) 温水ボイラ
JPS6311555Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980303

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees