JPH0728406Y2 - プラスチックの継合構造 - Google Patents

プラスチックの継合構造

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JPH0728406Y2
JPH0728406Y2 JP2146391U JP2146391U JPH0728406Y2 JP H0728406 Y2 JPH0728406 Y2 JP H0728406Y2 JP 2146391 U JP2146391 U JP 2146391U JP 2146391 U JP2146391 U JP 2146391U JP H0728406 Y2 JPH0728406 Y2 JP H0728406Y2
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fitting groove
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清一 深海
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プラスチックの継合構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】プラス
チックで家庭雑貨や建築雑貨などの色々なプラスチック
製品を製造する場合、A体にB体を取り付ける手段が多
用されている。
【0003】特に、A体にB体を回動自在に継合する手
段が種々提案され多用されているが、未だプラスチック
の係合構造としては、実用性に秀れた手段は得られてい
ない。
【0004】本考案は、従来の構造に比し、実用性に秀
れ、プラスチック体同志を回動自在に枢着する点に特に
秀れたプラスチックの継合構造を提供することが技術的
課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0006】プラスチック主体a側に短い棒状体1を突
設し、取付体b側に前記棒状体1が丁度嵌合される嵌合
孔2を設け、棒状体1の周面に嵌合溝3を設け、嵌合孔
2の外壁部の前記嵌合溝3に適合する位置に溝状窓4を
形成し、嵌合孔2に棒状体1を嵌合し、溝状窓4より嵌
合溝3に半環状の係止栓5を嵌合状態に付設したことを
特徴とするプラスチックの継合構造に係るものである。
【0007】
【作用】棒状体1の周面に設けた嵌合溝3に嵌合する半
環状の係止栓5を、嵌合孔2の外壁部に形成した溝状窓
4より前記嵌合溝3に嵌合せしめると、溝状窓4内縁に
係止栓5が係止されるため、プラスチック主体a側の棒
状体2は取付体b側の嵌合孔2より抜け脱不能となる。
【0008】例えば、実施例のように棒状体2の全周面
に嵌合溝3を形成すると、取付体b側の嵌合孔2に対し
てプラスチック主体a側の棒状体1は360度回動自在に
継合されることとなる。
【0009】
【実施例】本実施例は、オールプラスチック製の衣類ハ
ンガー7に本考案を適用したものである。
【0010】この衣類ハンガー7は、本出願人の考案に
係るもので、図3,図4に示すように吊部8を回動自在
に枢着したハンガー体9の左右杆10,10に略方形枠状の
リング杆11の左右部11',11'を枢着してハンガー体9に
対してリング杆11を回動自在に架設し、このリング杆11
にピンチ6を付設したものである。
【0011】本実施例は、この衣類ハンガー7の吊部8
とハンガー体9との枢着及びハンガー体9の左右杆10,
10とリング杆11の左右部11',11'との枢着の計3カ所に
本考案を適用したものである。
【0012】従って、図1,図2に示すように例えばハ
ンガー体9の左杆10とリング杆11の左部11'との枢着に
おいては、左杆10がプラスチック主体aであり、リング
杆11の左部11'が取付体bであることとなる。
【0013】図1,図2に基づき本実施例の要旨である
プラスチックの継合構造について詳述する。
【0014】プラスチック主体a側に短い円柱状の棒状
体1を一体突設形成する。
【0015】この棒状体1の基部に当接受面12を形成
し、棒状体1の略中程全周面に嵌合溝3を形成してい
る。
【0016】一方、取付体b側には、丁度前記棒状体1
に被嵌される円筒体13を形成して嵌合孔2を形成し、こ
の円筒体13(嵌合孔2の外壁部)に半環状の係止栓5を
挿入する溝状窓4を形成している。
【0017】この係止栓5は、この溝状窓4より挿入
し、嵌合溝3に嵌合溝3に沿って摺動自在に圧着嵌合す
るように設計し、厚みは嵌合溝3に嵌合した際、溝状窓
4の内縁に係止して円筒体13が抜け脱不能となるように
設計している。
【0018】本実施例は、前記棒状体1の基部の当接受
面12に円筒体13の先端面14を当接せしめて、円筒体13を
棒状体1に被嵌し、溝状窓4より嵌合溝3に係止栓5を
挿入嵌合してプラスチック主体aと取付体bとを360度
回動自在に抜け止め状態に継合せしめるものである。
【0019】本実施例では、この当接受面12に係合凸部
15を十字状に四カ所形成し、先端面14にこの係合凸部15
に係合する係合凹部16を形成し、回動する際は、この係
合凸部15を係合凹部16より乗り上げ次の係合凹部16に嵌
合するように回動せしめる構造とし、90度づつ回動し
た位置が係止固定されるように構成している。
【0020】
【考案の効果】本考案は、上述のように構成したから、
プラスチック主体側と取付体側とを、単に嵌合孔に棒状
体を嵌合し、溝状窓より嵌合溝に半環状の係止栓を嵌合
状態に付設するだけで、抜け止め状態に継合できるプラ
スチックの継合構造となる。
【0021】特に嵌合溝を棒状体の全周面に形成すれば
360度回動自在な継合構造となり、極めて簡易な構成し
て製作容易で、且つ、継合手段も容易な回動自在継合構
造を提供できるなど実用性に秀れたプラスチックの継合
構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の分解斜視図である。
【図2】本実施例の継合状態の断面図である。
【図3】本実施例の衣類ハンガーの使用状態の斜視図で
ある。
【図4】本実施例の偏平収納状態の正面図である。
【符号の説明】
1 棒状体 2 嵌合孔 3 嵌合溝 4 溝状窓 5 係止栓 a プラスチック主体 b 取付体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック主体側に短い棒状体を突設
    し、取付体側に前記棒状体が丁度嵌合される嵌合孔を設
    け、棒状体の周面に嵌合溝を設け、嵌合孔の外壁部の前
    記嵌合溝に適合する位置に溝状窓を形成し、嵌合孔に棒
    状体を嵌合し、溝状窓より嵌合溝に半環状の係止栓を嵌
    合状態に付設したことを特徴とするプラスチックの継合
    構造。
JP2146391U 1991-04-03 1991-04-03 プラスチックの継合構造 Expired - Fee Related JPH0728406Y2 (ja)

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