JPH07284017A - カット検出装置 - Google Patents

カット検出装置

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JPH07284017A
JPH07284017A JP6711594A JP6711594A JPH07284017A JP H07284017 A JPH07284017 A JP H07284017A JP 6711594 A JP6711594 A JP 6711594A JP 6711594 A JP6711594 A JP 6711594A JP H07284017 A JPH07284017 A JP H07284017A
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frame
predictive coding
cut
blocks
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JP6711594A
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Toshiaki Mori
敏昭 森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/85Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression
    • H04N19/87Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression involving scene cut or scene change detection in combination with video compression
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
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    • H04N19/142Detection of scene cut or scene change
    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 双方向予測符号化が用いられている動画像圧
縮データをフレーム画像まで複号化することなくカット
を検出する。 【構成】 フレーム境界検出器1に入力された動画像圧
縮データは、フレームに分割された後、フレーム符号化
法判定器2でフレームの予測符号化方法が判定され、ま
たブロック境界検出器3によりブロックに分割された
後、ブロック符号化法判定器4によりブロックの予測符
号化方法が判定される。この判定結果に基づいて、カウ
ンタ5とカウンタ6により双方向予測符号化フレーム内
の順方向予測符号化ブロック数と逆方向予測符号化ブロ
ック数が計数され、比較器31がそれらの少ない方を比
較器32に出力する。比較器32には、比較器31が出
力した数値データと閾値出力器21が出力した数値デー
タが入力され、比較器31が出力した数値データの方が
小さい場合にカット検出信号が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像を複数のシーン
に分割する際に、分割する位置を自動的に決定するカッ
ト検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープや磁気ディスク等の蓄積メ
ディアに記録されている動画像の中から、目的のシーン
を検索する作業を容易にする方法として、動画像を複数
のシーンに分割して管理する方法があり、このような分
割を自動的に行うための技術として、カット検出があ
る。従来のカット検出手法では、隣合うフレームの類似
度を反映する値として、各画素の輝度値の差分や、色に
関するデータの差分を求め、その値が大きく変化した位
置をカットとして検出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フレーム間
予測を用いて圧縮符号化された動画像に対して、同様の
方法でカット検出を行うためには、圧縮符号化された動
画像をフレーム画像まで複号化しなければならない。本
発明では、再生順で過去のフレームと未来のフレームの
両方を用いてフレーム間予測を行う双方向予測符号化が
用いられている動画像圧縮データをカット検出の対象と
し、圧縮符号化された動画像をフレーム画像まで複号化
することなくカットを検出するカット検出装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカット検出装置は、ブロックの符号化方法を
識別するブロック識別手段と、双方向予測符号化フレー
ム1フレーム内の順方向予測符号化ブロック数を求める
第1の計数手段と、双方向予測符号化フレーム1フレー
ム内の逆方向予測符号化ブロック数を求める第2の計数
手段と、第1、第2の計数手段の出力の小さい方の数
と、定められた数値の大小を比較した結果に基づきカッ
ト検出結果を出力する第1の判定手段を備えたカット検
出装置である。
【0005】
【作用】上記のカット検出装置によれば、動画像圧縮デ
ータに含まれる、フレーム内の各ブロックの予測符号化
方法に関するデータを用いるため、フレーム間の差分を
求めるなどの計算を再び行うことなくカットを検出する
ことができる。
【0006】
【実施例】本発明のカット検出装置に入力される動画像
圧縮データの一例を図7に示す。各フレームは再生時間
順に左から並んでいる。フレームは予測符号化方法によ
り、フレーム内符号化フレーム、順方向予測符号化フレ
ーム、双方向予測符号化フレームの3種類に分類され
る。フレーム内符号化フレームは、他のフレームからの
予測符号化が行われていない。順方向予測符号化フレー
ムは、再生時間で過去のフレームからの予測符号化が行
われている。双方向予測符号化フレームは、再生時間で
過去と未来の両方向からの予測符号化が行われている。
予測の基準となる予測画面には、符号化を行うフレーム
に最も近い、フレーム内符号化フレームあるいは順方向
予測符号化フレームが用いられる。
【0007】各フレームは複数ブロックに分割されてい
る。ブロックは予測符号化方法により、イントラブロッ
ク、順方向予測符号化ブロック、逆方向予測符号化ブロ
ック、内挿的予測符号化ブロックの4種類に分類され
る。イントラブロックは、予測符号化が行われていな
い。順方向予測符号化ブロックは過去のフレームのブロ
ックから、逆方向予測符号化ブロックは未来のフレーム
のブロックからの予測符号化が行われている。内挿的予
測符号化ブロックは、過去と未来の2つのブロックの平
均など、計算により得られたブロックからの予測符号化
が行われている。
【0008】フレーム内符号化フレームは全てイントラ
ブロックで構成されている。順方向予測符号化フレーム
は、イントラブロックと順方向予測符号化ブロックで構
成されている。逆方向予測符号化フレームは、4種類全
てのブロックで構成されている。順方向、双方向予測符
号化フレームにおいて、各ブロックの符号化方法は、そ
れぞれのブロックにおいて最も符号化効率の高い方法が
選択される。
【0009】本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は本発明のカット検出装置の第1の実施例のブロッ
ク図である。
【0010】1は入力された動画像圧縮データのフレー
ムの境界を検出するフレーム境界検出器、2は入力され
た動画像圧縮データの各フレームがフレーム内符号化、
順方向予測符号化、双方向予測符号化のうち、どの方法
で符号化されているかを判定するフレーム符号化法判定
器、3は入力されたフレームのブロックの境界を検出す
るブロック境界検出器、4は入力された動画像圧縮デー
タの各ブロックがフレーム内符号化、順方向予測符号
化、逆方向予測符号化、内挿的予測符号化のうち、どの
方法で符号化されているかを判定するブロック符号化法
判定器、5、6はブロック符号化法判定器4の結果に基
づき、それぞれ順方向予測符号化ブロック数、逆方向予
測符号化ブロック数を数えるカウンタ、11はブロック
符号化法判定器4の判定結果の出力先を切り替えるスイ
ッチ、21は予め設定された数値データを比較器32に
出力する閾値出力器、31はカウンタ5、6の出力であ
るブロック数を入力し、少ない方のブロック数を比較器
32に出力する比較器、32は比較器31の出力するブ
ロック数が閾値出力器21の出力する数値より小さい場
合にカット検出信号を出力する比較器である。
【0011】第1の実施例の具体的なカット検出動作を
説明する。動画像記録装置101に格納されている動画
像圧縮データは、フレーム境界検出器1に入力される。
フレーム境界検出器1によりフレームに分割された動画
像圧縮データは、フレーム符号化法判定器2に入力さ
れ、各フレームがフレーム内符号化、順方向予測符号
化、双方向予測符号化のどの方法で符号化されているか
が判定される。判定の結果はフレーム境界検出器1とブ
ロック符号化法判定器4に出力される。またフレーム境
界検出器1によりフレームに分割された動画像圧縮デー
タは、ブロック境界検出器3によりブロックに分割され
た後、ブロック符号化法判定器4に入力され、各ブロッ
クがフレーム内符号化、順方向予測符号化、逆方向予測
符号化、内挿的予測符号化のどの方法で符号化されてい
るかが判定される。この判定結果に基づいてスイッチ1
1が切り替えられ、ブロック符号化法判定器4により、
ブロックが順方向予測符号化されたものである場合はカ
ウンタ5に、逆方向予測符号化されたものである場合は
カウンタ6に、カウンタが計数している数値を1増加さ
せる信号が出力される。この信号は、フレーム符号化法
判定器2の出力であるフレーム符号化法の判定結果が双
方向予測符号化である場合にのみ出力される。
【0012】フレーム境界検出器1により双方向予測符
号化フレームの最後の位置が検出されると、カウンタ5
により計数された1フレーム内の順方向予測符号化ブロ
ック数と、カウンタ6により計数された1フレーム内の
双方向予測符号化ブロック数が比較器31に出力され、
比較器31は入力された数値データの少ない方を比較器
32に出力する。その後、カウンタ5、6内の数値デー
タは0にリセットされる。比較器32には、比較器31
が出力した数値データと閾値出力器21が出力した数値
データが入力され、比較器31が出力した数値データの
方が小さい場合にカット検出信号「1」を出力する。
【0013】図5は比較器31が出力する数値データの
時間変化の一例を示した図である。グラフの横軸は時間
であり、縦軸は比較器31が出力するブロック数であ
る。図中の閾値は閾値出力器が出力する数値データであ
り、比較器31が出力する数値データがこの値より小さ
くなった位置が、カットと判定される位置である。
【0014】この構成によれば、カットの判定に用いら
れた双方向予測符号化フレームに最も近い過去の順方向
予測符号化フレーム、あるいはフレーム内符号化フレー
ムから、最も近い未来の順方向予測符号化フレーム、あ
るいはフレーム内符号化フレームまでを検出の単位とし
たカット検出が可能となる。
【0015】図2は本発明のカット検出装置の第2の実
施例のブロック図である。本実施例では、第1の実施例
の比較器31が、カウンタ5とカウンタ6が出力した数
値データのうち小さい方の数値を出力する端子と、大き
い方の数値を出力する端子を備えた比較器30に置き換
わっており、小さい方の数値の出力端子が比較器32
に、大きい方の数値の出力端子が比較器33に接続され
ている。また、ブロック符号化法判定器4の結果に基づ
いて内挿的予測符号化ブロック数を数えるカウンタ7
と、カウンタ5の出力先を切り替えるスイッチ12と、
閾値出力器22〜24と、比較器30が出力する大きい
方の数値データが閾値出力器22の出力する数値より大
きい場合にデータ信号「1」を出力する比較器33と、
カウンタ7より出力されたブロック数が閾値出力器23
より出力された数値より小さい場合にデータ信号「1」
を出力する比較器34と、カウンタ5より出力されたブ
ロック数が閾値出力器24より出力された数値より小さ
い場合にデータ信号「1」を出力する比較器35と、比
較器32〜35の出力の論理積を出力する論理積器41
が付加されている。
【0016】第2の実施例の具体的なカット検出動作を
説明する。本実施例ではブロック符号化法判定器4によ
るブロック符号化法の判定結果は、フレーム符号化法判
定器2の出力であるフレーム符号化法の判定結果が順方
向予測符号化であるか、双方向予測符号化である場合に
のみ出力される。この判定結果に基づきスイッチ11が
切り替えられ、内挿的予測符号化されたものである場合
はカウンタ7に、また、順方向または逆方向予測符号化
されたものである場合は第1の実施例と同様にカウンタ
の数値を1増加させる信号が出力される。また、フレー
ム符号化法判定器2の判定結果に基づきスイッチ12が
切り替えられ、順方向予測符号化フレームの場合は比較
器35に、双方向予測符号化フレームの場合は比較器3
0に、カウンタ5内の数値データが出力される。
【0017】フレーム境界検出器1により順方向予測符
号化フレームの最後の位置が検出されると、カウンタ5
により計数された1フレーム内の順方向予測符号化ブロ
ック数が比較器35に出力され、比較器35はカウンタ
5より出力された数値データが閾値出力器24より出力
された数値データより小さい場合にデータ信号「1」を
出力する。その後、カウンタ5内の数値データは0にリ
セットされる。
【0018】また、フレーム境界検出器3により双方向
予測符号化されたフレームの最後の位置が検出される
と、比較器30はカウンタ5とカウンタ6より入力され
る数値データの小さい方を比較器32に、大きい方を比
較器33に出力する。その後、カウンタ5、6内の数値
データは0にリセットされる。そして比較器32は比較
器31より出力された数値データが、閾値出力器21よ
り出力された数値データより小さい場合にデータ信号
「1」を出力し、比較器33は比較器30より出力され
た数値データが閾値出力器22より出力された数値デー
タより大きい場合にデータ信号「1」を出力する。また
比較器34はカウンタ7より出力された1フレーム内の
内挿的予測符号化ブロック数が閾値出力器23より出力
された数値データより小さい場合にデータ信号「1」を
出力する。論理積器41はこの時点での比較器32、3
3、34、35の論理積をカット検出信号として出力す
る。このような構成により、双方向予測符号化フレーム
に含まれる順方向予測符号化、逆方向予測符号化、及び
内挿的予測符号化されたブロック数、さらに順方向予測
符号化フレームに含まれる順方向予測符号化されたブロ
ック数を考慮したカット検出が実現できる。
【0019】第2の実施例では、比較器32、33、3
4、35の出力の論理積をカット検出信号として出力し
たが、比較器32、33、34、35いずれか一つの出
力をカット検出信号として出力するようにしてもよい。
また、論理和を用いたり、2つあるいは3つを組み合わ
せた結果を用いるなど、比較器の出力からカット検出信
号への変換は、様々な方法が可能である。
【0020】図3は本発明のカット検出装置の第3の実
施例のブロック図である。本実施例では、第2の実施例
に、比較器30が出力する小さい方の数値データを累計
するカウンタ8と、比較器30が出力する大きい方の数
値データを累計するカウンタ9が付加されており、カウ
ンタ8の出力は比較器32に、カウンタ9の出力は比較
器33に接続されている。本実施例では、カウンタ7、
8、9内の数値データは、双方向予測符号化されたフレ
ームの最後の位置を検出した際でも、その次のフレーム
が双方向予測符号化フレームである場合はカウンタ内の
数値データが0にリセットされず、次のフレームが双方
向予測符号化フレーム以外の場合に、カウンタ7、8、
9内の数値データが出力され、その後リセットされる。
このような構成により、連続する双方向予測符号化フレ
ームにわたるブロック数の累計に基づくカット検出が実
現できる。
【0021】図4は本発明のカット検出装置の第4の実
施例のブロック図である。本実施例では、第1の実施例
に、カウンタ5、6と比較器32の出力に接続され、カ
ットが検出された際に、入力されるブロック数に基づき
そのカットの位置をフレーム単位で特定するカット位置
検出器51が付加されている。
【0022】表1はカット位置検出の原理を説明するた
めの図である。
【0023】
【表1】
【0024】フレーム200〜03は表示順で連続して
いる4フレームであり、各フレームの符号化法と、順方
向予測符号化ブロック数と、逆方向予測符号化ブロック
数が示されている。
【0025】カット位置直前の双方向予測符号化フレー
ムでは、過去のフレームの方が未来のフレームよりも相
関性が高いため、順方向予測符号化されたブロックが多
い。逆に、カット位置直後の双方向予測符号化フレーム
では、未来のフレームの方が過去のフレームよりも相関
性が高いため、逆方向予測符号化されたブロックが多
い。そこで、双方向予測符号化フレームの順方向予測符
号化ブロック数、逆方向予測符号化ブロック数の大小関
係を調べることにより、カット位置を検出できる。例え
ば表1で、フレーム201、202、203のいずれか
の直前でシーンが変化したことが検出されていたとす
る。
【0026】双方向予測符号化されているフレーム20
1では順方向予測符号化されたブロック数の方が多く、
逆にフレーム202では逆方向予測符号化されたブロッ
ク数の方が多い。従って、フレーム201はフレーム2
00との相関性が高く、フレーム202はフレーム20
3との相関性が高いため、カット位置はフレーム201
と202の間であることがわかる。また、もしフレーム
201の逆方向予測符号化ブロック数が順方向予測符号
化ブロック数より多ければ、カット位置はフレーム20
0と201の間であり、もしフレーム202の順方向予
測符号化ブロック数が逆方向予測符号化ブロック数より
多ければ、カット位置はフレーム202と203の間と
なる。この検出方法は、表1のように双方向予測符号化
フレームが2枚連続している場合だけでなく、1枚の場
合や3枚以上の場合にも適用することができる。
【0027】以上に示した検出方法に基づくカット位置
検出器51の動作を示すフローチャートを図6に示す。
カット位置検出器51には、表示順で連続している双方
向予測符号化フレームB1〜Bnの順方向予測符号化ブロ
ック数と逆方向予測符号化ブロック数が入力され、全て
のフレームで順方向予測符号化ブロック数が逆方向予測
符号化ブロック数より多ければ最後のフレームの直後が
カット位置であると判定し、それ以外の場合は、順方向
予測符号化ブロック数の方が多いフレームから、逆方向
予測符号化ブロック数の方が多いフレームに変化した位
置をカット位置と判定する。そして、比較器32がカッ
ト検出信号を出力した際に、カット位置検出器は判定結
果のカット位置を出力する。
【0028】なお、本実施例では第1の実施例にカット
位置検出器51を付加した例を示したが、第2、第3の
実施例のカウンタ5、6の出力にカット位置検出器51
を接続することにより、同様にカット位置検出を行うこ
とができる。
【0029】第1、第2、第3の実施例では、どのフレ
ームの直前でカットが変化したかを特定することができ
なかったが、このような構成によりカット位置をフレー
ム単位で検出できるようになる。
【0030】
【発明の効果】上記の本発明のカット検出装置によれ
ば、双方向予測符号化が行われている動画像圧縮データ
のカット検出において、動画像圧縮データをフレーム画
像にまで複号化せず、またフレーム間の差分データを求
めるなどの計算を再び行わないため、計算コストが低い
カット検出装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカット検出装置の第1の実施例のブロ
ック図
【図2】本発明のカット検出装置の第2の実施例のブロ
ック図
【図3】本発明のカット検出装置の第3の実施例のブロ
ック図
【図4】本発明のカット検出装置の第4の実施例のブロ
ック図
【図5】双方向予測符号化フレーム内の、順方向予測符
号化ブロック数と逆方向予測符号化ブロック数の小さい
方の数値の時間変化を示すグラフ
【図6】カット位置検出器の判定方法を示すフローチャ
ート
【図7】本発明のカット検出装置に入力される動画像圧
縮データのフレームの並びの一例の説明図
【符号の説明】
1 フレーム境界検出器 2 フレーム符号化法判定器 3 ブロック境界検出器 4 ブロック符号化法判定器 5、6、7、8、9 カウンタ 11、12 スイッチ 21、22、23、24、 閾値出力器 30、31、32、33、34、35 比較器 41 論理積器 51 カット位置検出器 101 動画像記録装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/32 H04N 7/137 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過去のフレームから予測された順方向予測
    符号化ブロックと、未来のフレームから予測された逆方
    向予測符号化ブロックが混在している双方向予測符号化
    フレームを含む動画像圧縮データから、シーンの境界で
    あるカットを検出する装置であって、ブロックの符号化
    方法を識別するブロック識別手段と、双方向予測符号化
    フレーム1フレーム内の順方向予測符号化ブロック数を
    求める第1の計数手段と、双方向予測符号化フレーム1
    フレーム内の逆方向予測符号化ブロック数を求める第2
    の計数手段と、前記第1、第2の計数手段の出力の小さ
    い方の数と、定められた数値の大小を比較した結果に基
    づきカット検出結果を出力する第1の判定手段を備えた
    ことを特徴とするカット検出装置。
  2. 【請求項2】過去のフレームから予測された順方向予測
    符号化ブロックと、未来のフレームから予測された逆方
    向予測符号化ブロックが混在している双方向予測符号化
    フレームを含む動画像圧縮データから、シーンの境界で
    あるカットを検出する装置であって、ブロックの符号化
    方法を識別するブロック識別手段と、双方向予測符号化
    フレーム1フレーム内の順方向予測符号化ブロック数を
    求める第1の計数手段と、双方向予測符号化フレーム1
    フレーム内の逆方向予測符号化ブロック数を求める第2
    の計数手段と、前記第1、第2の計数手段の出力の大き
    い方の数と、定められた数値の大小を比較した結果に基
    づきカット検出結果を出力する第2の判定手段を備えた
    ことを特徴とするカット検出装置。
  3. 【請求項3】過去のフレームから予測された順方向予測
    符号化ブロックと、未来のフレームから予測された逆方
    向予測符号化ブロックと、過去と未来両方のフレームか
    ら予測された内挿的予測符号化ブロックが混在している
    双方向予測符号化フレームを含む動画像圧縮データか
    ら、シーンの境界であるカットを検出する装置であっ
    て、ブロックの符号化方法を識別するブロック識別手段
    と、双方向予測符号化フレーム1フレーム内の内挿的予
    測符号化ブロック数を求める第3の計数手段と、前記第
    3の計数手段の出力数と、定められた数値の大小を比較
    した結果に基づきカット検出結果を出力する第3の判定
    手段を備えたことを特徴とするカット検出装置。
  4. 【請求項4】第1、第2の計数手段の出力の小さい方の
    数の累計を求める累算手段を設け、双方向予測符号化フ
    レームが複数連続している場合、前記累算手段が、連続
    する双方向予測符号化フレームの、前記第1、第2の計
    数手段の出力の小さい方の数の和を求め、第1の判定手
    段が、前記累算手段が求めた数値と定められた数値の大
    小を比較した結果に基づきカット検出結果を出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載のカット検出装置。
  5. 【請求項5】第1、第2の計数手段の出力の大きい方の
    数の累計を求める累算手段を設け、双方向予測符号化フ
    レームが複数連続している場合、前記累算手段が、連続
    する双方向予測符号化フレームの、前記第1、第2の計
    数手段の出力の大きい方の数の和を求め、第2の判定手
    段が前記累算手段が求めた数値と定められた数値の大小
    を比較した結果に基づきカット検出結果を出力すること
    を特徴とする請求項2記載のカット検出装置。
  6. 【請求項6】双方向予測符号化フレームが複数連続して
    いる場合、第3の計数手段の出力の累計を求める累算手
    段が、連続する双方向予測符号化フレームの内挿的予測
    符号化ブロック数の和を求めることを特徴とする請求項
    3記載のカット検出装置。
  7. 【請求項7】双方向予測符号化フレームと、予測符号化
    が行われていないフレーム内符号化ブロックと過去のフ
    レームから予測された順方向予測符号化ブロックが混在
    している順方向予測符号化フレームを含む動画像圧縮デ
    ータから、シーンの境界であるカットを検出する装置で
    あって、順方向予測符号化フレーム1フレーム内の順方
    向予測符号化ブロック数を求める第4の計数手段と、前
    記第4の計数手段の出力する数値と定められた数値の大
    小を比較した結果及び前記第1または第2または第3の
    判定手段の出力結果に基づきカット検出結果を出力する
    第4の判定手段を備えたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6記載のカット検出装置。
  8. 【請求項8】前記第1の計数手段と前記第2の計数手段
    の出力結果の大小関係に基づき、カットの位置を特定す
    るカット位置検出手段を備えたことを特徴とする請求項
    1、2、4、5、7記載のカット検出装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09322119A (ja) * 1996-05-30 1997-12-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 符号化映像カット検出方法
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