JPH072827U - 換気装置 - Google Patents

換気装置

Info

Publication number
JPH072827U
JPH072827U JP2733393U JP2733393U JPH072827U JP H072827 U JPH072827 U JP H072827U JP 2733393 U JP2733393 U JP 2733393U JP 2733393 U JP2733393 U JP 2733393U JP H072827 U JPH072827 U JP H072827U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
fan
connecting body
ventilation
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2733393U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2576159Y2 (ja
Inventor
健次 逢坂
洋典 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1993027333U priority Critical patent/JP2576159Y2/ja
Publication of JPH072827U publication Critical patent/JPH072827U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2576159Y2 publication Critical patent/JP2576159Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】施工現場における太陽電池と換気ファンとの結
線忘れを防止し、電気接続を確実に行う。 【構成】太陽電池5を配備したフード部1と、太陽電池
より電源供給される換気ファン7を設けたファン部2
と、水切り部3と、台部4とからなる太陽電池駆動式の
換気装置において、フード部の裏面には下方に第1の連
結体9を設けるとともに、ファン部にはその上面から上
方に前記第1の連結体と連結する第2の連結体10を配
設し、これら第1および第2の連結体9,10の連結時
に電気的に接続される一対の電極を第1および第2連結
体の先端部に配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、換気装置に関するものである。さらに詳しくは、この考案は、施 工現場における太陽電池と換気ファンとの結線忘れを防止し、電気接続を確実に 行うことができ、しかも施工を簡便かつ容易とすることのできる、太陽電池駆動 式の換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、太陽電池の開発とその応用拡大への期待から、換気装置の電力供給 として太陽電池を利用することが検討されてきている。 たとえばその一例として、図4および図5に例示した換気装置がこれまでに提 案されている。この換気装置は、住宅等の屋根面の野地板(ア)および瓦(イ) の設置面に設置固定されるものである。その頂部には、太陽電池(ウ)を備えて おり、この太陽電池(ウ)の起電力を受けて作動する換気ファン(エ)を装置底 部に設けた強制排気口(オ)の下端部に配設している。また、換気装置の側面部 には、屋内排気を排出するための排気口部(カ)を設けてもいる。
【0003】 このような構成を有する太陽電池駆動式の換気装置では、昼間等の日照時に太 陽光を受けて太陽電池(ウ)に起電力が発生し、これを駆動電源として換気ファ ン(エ)が作動して、屋内排気を換気ファン(エ)で強制換気口(オ)から吸い 上げ、排気口部(カ)より屋外に排出する。図5の換気装置では、強制換気口( オ)および換気ファン(エ)をそれぞれ2つずつ設けている。
【0004】 また、以上の換気装置は、一般に、図6に例示したように、太陽電池(ウ)を 表面部に有するフード部(キ)、強制換気口(オ)とその下端部の換気ファン( エ)を有するファン部(ク)、防水用の水切り部(ケ)、および木台(コ)から なる台部(サ)の4つに区分された部材構成を有している。換気装置を屋根面に 設置する場合には、野地板(ア)の開口部(シ)に、台部(サ)、水切り部(ケ )、ファン部(ク)、そしてフード部(キ)を順次配置し、固定している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、たとえば図6に示したような部材構成を有する従来の換気装置 の場合には、装置がフード部(キ)、ファン部(ク)、水切り部(ケ)および台 部(サ)の独立した四部材よりなるため、屋根面への換気装置の施工設置におい ては、電源供給のために、フード部(キ)の太陽電池(ウ)とファン部(ク)の 換気ファン(エ)とを結線する必要がある。この結線に当たっては、従来では、 太陽電池(ウ)および換気ファン(エ)にそれぞれ接続したリード線(ス)の一 端部に設けたコネクタ(セ)を連結するようにしているが、通常、このコネクタ (セ)の連結は、大工等の換気装置の施工者が施工現場において行うようになっ ており、必ずしも電気機器の取扱に習熟した者により行われるとは限らないとい う問題がある。場合によっては、結線忘れが発生する恐れもあり、施工後に換気 装置が作動しないという事態も考えられる。従って、太陽電池(ウ)と換気ファ ン(エ)との結線忘れを未然に防止し、確実に電気接続するための方策が望まれ ていた。
【0006】 この考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来の換気装置 の欠点を解消し、施工現場における太陽電池と換気ファンとの結線忘れを防止し 、電気接続を確実に行うことができ、しかも施工を簡便かつ容易とすることので きる、太陽電池駆動式の換気装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の課題を解決するものとして、太陽電池を配備したフード部 と、太陽電池より電源供給される換気ファンを設けたファン部と、水切り部と、 台部とをを備えた太陽電池駆動式の換気装置において、フード部の裏面には下方 に第1の連結体を設けるとともに、ファン部にはその上面から上方に第2の連結 体を配設し、この第1および第2の連結体の先端部に連結時に電気的に接続され る一対の電極を配設してなることを特徴とする換気装置を提供する。
【0008】
【作 用】
この考案の換気装置においては、フード部裏面より下方に第1の連結体を設け るとともに、ファン部上面から上方に前記第1の連結体と連結する第2の連結体 を配設し、これら第1および第2の連結体の連結時に電気的に接続される一対の 電極を第1および第2連結体に配設するため、施工現場においてファン部にフー ド部を接続する際に、前記の一対の電極が接触し、太陽電池と換気ファンとの電 気接続が完了する。人手によるコネクタ連結等の特別な電気接続のための作業は 不要となり、施工とともに電気接続が行われる。太陽電池と換気ファンとの結線 忘れが確実に防止され、換気装置の施工業者であっても結線ミスは発生しない。 太陽電気駆動式の換気装置の施工作業が簡便かつ容易ともなる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に沿って実施例を示し、この考案の換気装置についてさらに詳しく 説明する。 図1は、この考案の換気装置の一実施例を示した断面図である。 たとえばこの図1に例示したように、換気装置は、フード部(1)、ファン部 (2)、水切り部(3)および台部(4)の四部材からなる構成を有している。 フード部(1)の表面部には太陽電池(5)を設け、ファン部(2)には強制換 気口(6)が形成され、その下端部に換気ファン(7)を配設している。この換 気ファン(7)は、フード部(3)に設けた太陽電池(5)より電源供給される ものである。また、水切り部(3)は、換気装置の防水性を保持するためのもの であり、適宜な防水部材が配設されている。台部(4)には木台(8)を設けて いる。
【0010】 また、フード部(1)には、その裏面部に下方へと延びる連結体(9)を配設 してもいる。この連結体(9)は中空円筒状としている。一方、ファン部(2) の上面部には、上方へと延びる別の連結体(10)を配設している。これらの連 結体(9)(10)は、たとえば図中の拡大斜視図に示したように、フード部( 1)から延びる連結体(9)の内部に連結体(19)の先端部が差し込まれて連 結するような構造を有している。また、これら連結体(9)(10)の先端部に は、図2aおよび図2bの要部斜視図および要部断面図に例示したように、連結 時に相互に接触する電極を設けてもいる。
【0011】 すなわち、この図2aおよび図2bに示した例においては、フード部(1)の 裏面から下方に延びる連結体(9)の下端内部に、凹型の電極(11)を配設し ている。この凹型電極(11)は、図1に例示したように、フード部(1)表面 部に設けた太陽電池(5)にリード線(12)を介して接続している。リード線 (12)の一部は、連結体(9)の内部に挿入されている。凹型電極は、連結体 (9)の内部に配置されている。一方、ファン部(2)の上面部より上方に延び る連結体(10)の先端部には、連結体(9)(10)の連結時に、凹型電極( 11)の内表面と接触する表面を有する凸型の電極(13)を上下動自在に配設 している。この凸型電極(13)の下端部にはバネ(14)を接続しており、こ のバネ(14)によって、凸型電極(13)は上方へと押し上げられている。ま た、凸型電極(13)は、図1に例示したように、ファン部(2)の強制換気口 (6)下端部に設けた換気ファン(7)にリード線(15)を介して接続してい る。このリード線(15)と凸型電極(13)の一部は、連結体(10)内に挿 入されている。
【0012】 たとえば以上の構成を有する換気装置においては、施工時に、図1に例示した 野地板(16)の所定部位に開けた開口部(17)に、ファン部(2)を挿入し 、台部(4)および水切り部(3)を設置固定して、フード部(1)を取り付け る際に、フード部(1)に設けた連結体(9)にファン部(2)の連結体(10 )を差し込むだけで太陽電池(5)と換気ファン(7)との電気接続が完了する 。すなわち、この連結時の状態を図3に示したように、連結体(9)の先端内部 に連結体(10)の先端部を差し込んで連結体(9)(10)を相互に連結する と、連結体(10)の先端部に設けた凸型電極(13)が、連結体(9)先端内 部の凹型電極(11)の内表面に接触する。この接触によって電極(11)(1 3)は電気的に接続される。しかもこの接触は、連結体(10)の内部に設けた バネ(14)により凸型電極(13)を上方へと押し上げることで確実となる。 そして、連結体(9)(10)にそれぞれ設けた凸型電極(11)と凹型電極( 13)との接触により、図1に例示したフード部(1)に設けた太陽電池(5) とファン部(2)の換気ファン(7)とが電気的に接続される。なお、この例に おいては、図1に例示したように、連結体(9)の長さを短くし、もう一方の連 結体(10)を長くして、連結位置を高くしてもいる。こうすることで、防水性 が確保され、しかも連結体(9)(10)の連結部を暴露せずに済み、見栄えが 良好となる。
【0013】 このように、この考案の換気装置においては、その施工時に、フード部とファ ン部を連結部材を介して連結するだけで、太陽電池と換気ファンとの電気接続が 完了し、コネクタ接続等の特別の作業を必要としない。このため、電気機器に必 ずしも習熟していない大工等の換気装置の施工業者によって施工されても、結線 忘れが発生することはない。確実に太陽電池と換気ファンとを電気接続すること ができる。換気装置の施工がより一層簡便かつ容易となる。
【0014】 もちろんこの考案は、以上の例によって限定されるものではない。太陽電池の 構成および構造等の細部については様々な態様が可能であることはいうまでもな い。
【0015】
【考案の効果】
以上詳しく説明した通り、この考案によって、施工作業と同時に太陽電池と換 気ファンとの電気接続が完了する。コネクタ連結等の特別な電気接続作業が不要 となる。太陽電池と換気ファンとの結線忘れが確実に防止され、換気装置の施工 業者であっても結線ミスが発生することはない。換気装置の施工作業が簡便かつ 容易ともなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の換気装置の一実施例を示した断面図
である。
【図2】aおよびbは、各々、図1に例示した連結部材
を拡大して示した要部斜視図および要部断面図である。
【図3】連結部材連結時の状態を示した要部断面図であ
る。
【図4】従来の太陽電池駆動式の換気装置を示した断面
図である。
【図5】従来の太陽電池駆動式の換気装置を示した断面
図である。
【図6】従来の換気装置の部材構成を示した分解断面図
である。
【符号の説明】
1 フード部 2 ファン部 3 水切り部 4 台部 5 太陽電池 6 強制換気口 7 換気ファン 8 木台 9,10 連結体 11 凹型電極 12,15 リード線 13 凸型電極 14 バネ 16 野地板 17 開口部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池を配備したフード部と、太陽電
    池より電源供給される換気ファンを設けたファン部と、
    水切り部と、台部とを備えた太陽電池駆動式の換気装置
    において、フード部の裏面には下方に第1の連結体を設
    けるとともに、ファン部にはその上面から上方に第2の
    連結体を配設し、この第1および第2の連結体の先端部
    に連結時に電気的に接続される一対の電極を配設してな
    ることを特徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】 第1連結体の先端内部に第2連結体の先
    端部を差し込んで連結する請求項1の換気装置。
  3. 【請求項3】 第1連結体の先端内部に凹型電極を設
    け、第2連結体の先端部には連結時にその凹型電極と接
    触する凸型の電極を設けてなる請求項2の換気装置。
  4. 【請求項4】 凸型電極を上方に押圧する弾性部材を第
    2連結体に内蔵してなる請求項3の換気装置。
JP1993027333U 1993-05-25 1993-05-25 換気装置 Expired - Fee Related JP2576159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993027333U JP2576159Y2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993027333U JP2576159Y2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH072827U true JPH072827U (ja) 1995-01-17
JP2576159Y2 JP2576159Y2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=12218147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993027333U Expired - Fee Related JP2576159Y2 (ja) 1993-05-25 1993-05-25 換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2576159Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6181537U (ja) * 1984-11-01 1986-05-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6181537U (ja) * 1984-11-01 1986-05-30

Also Published As

Publication number Publication date
JP2576159Y2 (ja) 1998-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4025591B2 (ja) 屋外設置機器の筐体
JPH072827U (ja) 換気装置
JPH0684234U (ja) 換気装置
JP3652318B2 (ja) 太陽電池付き屋根材
CN217956199U (zh) 室温及用电计量采集器
JPH0739248Y2 (ja) 太陽電池の壁面敷設構造
JP4154702B2 (ja) 太陽電池配線用コネクタ
CN212299207U (zh) 一种空调室外机
JP4069834B2 (ja) 太陽光発電システム
JPH0552058U (ja) 屋根パネル
KR200359099Y1 (ko) 휴대단말기용 충전기
JPH0244356U (ja)
JPH055956U (ja) 棟部の換気装置
JPH1144070A (ja) ユニット式屋根パネル
CN2460754Y (zh) 一种电动吸水泵
JPH0296522U (ja)
JPH0233421Y2 (ja)
JPH044377Y2 (ja)
JPS6235266Y2 (ja)
JPH10152943A (ja) 屋根材
CN113595501A (zh) 光伏板结构、光伏瓦及光伏瓦组件
JPH046125Y2 (ja)
JPS6181537U (ja)
JPS62111180U (ja)
JPS581728Y2 (ja) 太陽熱集熱板取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees