JPH0684234U - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
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- JPH0684234U JPH0684234U JP2733293U JP2733293U JPH0684234U JP H0684234 U JPH0684234 U JP H0684234U JP 2733293 U JP2733293 U JP 2733293U JP 2733293 U JP2733293 U JP 2733293U JP H0684234 U JPH0684234 U JP H0684234U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】施工現場における太陽電池と換気ファンとの結
線作業を省略し、施工を簡便かつ容易とする。 【構成】太陽電池3を配備したフード部1と、太陽電池
より電源供給される換気ファン5を設けたファン部2
と、水切り部14と、台部13とからなる太陽電池駆動
式の換気装置において、フード部1とファン部2とを中
空管状の連結体6により接続一体化し、かつ連結体内部
に太陽電池と換気ファンとの接続配線7を収納する。
線作業を省略し、施工を簡便かつ容易とする。 【構成】太陽電池3を配備したフード部1と、太陽電池
より電源供給される換気ファン5を設けたファン部2
と、水切り部14と、台部13とからなる太陽電池駆動
式の換気装置において、フード部1とファン部2とを中
空管状の連結体6により接続一体化し、かつ連結体内部
に太陽電池と換気ファンとの接続配線7を収納する。
Description
【0001】
この考案は、換気装置に関するものである。さらに詳しくは、この考案は、施 工現場における太陽電池と換気ファンとの結線作業を省略することができ、施工 を簡便かつ容易とすることのできる、太陽電池駆動式の換気装置に関するもので ある。
【0002】
従来より、太陽電池の開発とその応用拡大への期待から、換気装置の電力供給 として太陽電池を利用することが検討されてきている。 たとえばその一例として、図3および図4に例示した換気装置がこれまでに提 案されている。この換気装置は、住宅等の屋根面の野地板(ア)および瓦(イ) の設置面に設置固定されるものである。その頂部には、太陽電池(ウ)を備えて おり、この太陽電池(ウ)の起電力を受けて作動する換気ファン(エ)を装置底 部に設けた強制排気口(オ)の下端部に配設している。また、換気装置の側面部 には、屋内排気を排出するための排気口部(カ)を設けてもいる。
【0003】 このような構成を有する太陽電池駆動式の換気装置では、昼間等の日照時に太 陽光を受けて太陽電池(ウ)に起電力が発生し、これを駆動電源として換気ファ ン(エ)が作動して、屋内排気を換気ファン(エ)で強制換気口(オ)から吸い 上げ、排気口部(カ)より屋外に排出する。図4の換気装置では、強制換気口( オ)および換気ファン(エ)をそれぞれ2つずつ設けている。
【0004】 また、以上の換気装置は、一般に、図5に例示したように、太陽電池(ウ)を 表面部に有するフード部(キ)、強制換気口(オ)とその下端部の換気ファン( エ)を有するファン部(ク)、防水用の水切り部(ケ)、および木台(コ)から なる台部(サ)の4つに区分された部材構成を有している。換気装置を屋根面に 設置する場合には、野地板(ア)の開口部(シ)に、台部(サ)、水切り部(ケ )、ファン部(ク)、そしてフード部(キ)を順次配置し、固定している。
【0005】
しかしながら、たとえば図5に示したような部材構成を有する従来の換気装置 の場合には、装置がフード部(キ)、ファン部(ク)、水切り部(ケ)および台 部(サ)の独立した四部材よりなるため、屋根面への換気装置の施行設置におい ては、電源供給のために、フード部(キ)の太陽電池(ウ)とファン部(ク)の 換気ファン(エ)とを結線する必要がある。この結線に当たっては、従来では、 太陽電池(ウ)および換気ファン(エ)にそれぞれ接続したリード線(ス)の一 端部に設けたコネクタ(セ)を連結するようにしているが、通常、このコネクタ (セ)の連結は、大工等の換気装置の施工者が施工現場において行うようになっ ており、必ずしも電気機器の取扱に習熟した者により行われるとは限らないとい う問題がある。場合によっては、結線忘れが発生する恐れもあり、施工後に換気 装置が作動しないという事態も考えられる。従って、太陽電池(ウ)と換気ファ ン(エ)との結線忘れを未然に防止し、確実に電気接続するための方策が望まれ ていた。
【0006】 この考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来の換気装置 の欠点を解消し、施工現場における太陽電池と換気ファンとの結線作業を省略す ることができ、施工を簡便かつ容易とすることのできる、太陽電池駆動式の換気 装置を提供することを目的としている。
【0007】
この考案は、上記の課題を解決するものとして、太陽電池を配備したフード部 と、太陽電池より電源供給される換気ファンを設けたファン部と、水切り部と、 台部とを備えた太陽電池駆動式の換気装置において、フード部とファン部とを中 空管状の連結体により接続一体化し、かつ連結体内部に太陽電池と換気ファンと の接続配線を収納してなることを特徴とする換気装置を提供する。
【0008】
この考案の換気装置においては、フード部とファン部とを中空管状の連結体に より接続し一体とし、かつ連結体内部に太陽電池と換気ファンとの接続配線を収 納するため、あらかじめ太陽電池と換気ファンとが電気的に接続されており、施 工現場での結線作業は一切不要となる。施工現場での結線忘れは確実に防止され る。また、太陽電池と換気ファンとの接続配線は外部に露出せず、見栄えが良好 となる。さらに、部材数が減少し、省施工な換気装置となる。
【0009】
以下、図面に沿って実施例を示し、この考案の換気装置についてさらに詳しく 説明する。 図1は、この考案の換気装置の一実施例を示した要部断面図である。 この図1の例は、フード部(1)およびファン部(2)の構成を例示したもの であるが、この例においては、表面部に太陽電池(3)を配設したフード部(1 )と、強制換気口(4)を有し、その下端部に換気ファン(5)を設けたファン 部(2)とを、連結部材(6)により接続し、一体としている。この連結部材( 6)は中空管状としている。また、フード部(1)に設けた太陽電池(3)とフ ァン部(2)の換気ファン(5)とは、リード線(7)により接続されている。 このリード線(7)は、中空管状の連結部材(6)の内部に収納されている。こ のため、リード線(7)が外部に露出することはなく、見栄えは良好となる。し かも防水性が確保される。
【0010】 またこの例においては、フード部(1)とファン部(2)とに管状連結部材( 6)を、その両端部に設けたフランジ部(8)を介してビス止め固定し、接続一 体化している。もちろんこの考案においては、連結部材によるフード部とファン 部との接続一体化の方式は、この図1に示した例に限定されることはなく、適宜 な方式を任意に採用することができる。
【0011】 さらにこの例においては、ファン部(2)の裏面にパッド(9)を設けてもお り、屋根部の野地板にファン部(2)を設置する際に、このパッド(9)により ファン部(2)を野地板に確実に押さえ付けることができ、収まり具合を良好と することができる。 図2は、この考案の換気装置の施工時を例示した分解断面図である。
【0012】 たとえばこの図2に例示したように、この考案の換気装置においては、野地板 (10)の所定部位に形成した開口部(11)に換気装置を設置する場合には、 木台(12)からなる台部(13)および防水性を確保する水切り部(14)を 設置固定し、ファン部(2)と一体のフード部(1)を設置するだけで施工が完 了する。すなわち、フード部(1)に設けた太陽電池(3)とファン部(2)の 換気ファン(5)とは、あらかじめリード線(7)により電気接続されているた め、施工現場での電気接続は一切不要となる。施工現場での結線忘れは確実に防 止される。また、フード部(1)とファン部(2)とが一体となっているため、 換気装置を構成する部材数が、従来装置の場合の4つから3つに減少し、電気接 続作業の省略と相まって換気装置が省施工なものとなる。施工が簡便かつ容易と なる。
【0013】 もちろんこの考案は、以上の例によって限定されるものではない。太陽電池の 構成および構造等の細部については様々な態様が可能であることはいうまでもな い。
【0014】
以上詳しく説明した通り、この考案によって、施工現場における太陽電池と換 気ファンとの結線作業が省略される。結線忘れは確実に防止される。また、太陽 電池と換気ファンとの接続配線が外部に露出せずに済み、見栄えが良好となる。 さらに、部材数が減少する。省施工な太陽電池駆動式の換気装置が提供される。
【図1】この考案の換気装置の一実施例を示した要部断
面図である。
面図である。
【図2】この考案の換気装置の施工時を例示した分解斜
視図である。
視図である。
【図3】従来の太陽電池駆動式の換気装置を示した断面
図である。
図である。
【図4】従来の太陽電池駆動式の換気装置を示した断面
図である。
図である。
【図5】従来の換気装置の部材構成を示した分解断面図
である。
である。
1 フード部 2 ファン部 3 太陽電池 4 強制換気口 5 換気ファン 6 連結部材 7 リード線 8 フランジ部 9 パッド 10 野地板 11 開口部 12 木台 13 台部 14 水切り部
Claims (1)
- 【請求項1】 太陽電池を配備したフード部と、太陽電
池より電源供給される換気ファンを設けたファン部と、
水切り部と、台部とを備えた太陽電池駆動式の換気装置
において、フード部とファン部とを中空管状の連結体に
より接続一体化し、かつこの連結体内部に太陽電池と換
気ファンとの接続配線を収納してなることを特徴とする
換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2733293U JP2548863Y2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2733293U JP2548863Y2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684234U true JPH0684234U (ja) | 1994-12-02 |
JP2548863Y2 JP2548863Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=12218118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2733293U Expired - Fee Related JP2548863Y2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548863Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP2733293U patent/JP2548863Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2548863Y2 (ja) | 1997-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |